(財)大阪産業振興機構 - 大阪府

法
人
財団法人
名
法人所管課
大阪産業振興機構
商工労働部商工労働総務課
3人
役員数(常勤) ※H21当初に
常務理事1名削減
役員数(非常勤)
16人
うち府退職者
1人
理事長(府OB)、専務理事(府派遣)、常務理事(民間)
理事長〔府OB〕
常務理事〔民間〕
定数 監事 2名又は3名 民間・府OB
監事(府OB)
【財政再建プログラム案での方向性】
○ 存
続
・府と連携した販路開拓事業を中心に展開
・(社)大阪国際ビジネス振興協会と統合し、海外販路開拓事業も実施
・(財)大阪府産業基盤整備協会と統合
【府と法人の関係】
○
(財)大阪産業振興機構は、平成13年度、マイドームおおさかや中小企業支援センターの運営
を担う(財)大阪中小企業振興センター、法根拠事業である下請関連事業や小規模事業者設備貸
与事業を担う(財)大阪府中小企業振興協会、ベンチャー支援を担う(財)大阪府研究開発型企業振
興財団の3団体を統合し、大阪府との連携の下、産業振興を総合的に担う公益法人として設置。
○ 前身である諸団体は、府の産業振興施策の実施主体や法律に基づく中小企業支援機関として、
昭和39年以降順次設置された団体であり、府からの人的関与と補助金交付を受けながら、施策
目的の達成のための事業を実施してきたが、より効率的な執行体制とするためにこれまで統合
を進めてきたところ。平成13年度の統合以降も、大阪TLO事業、クリエイション・コア東大
阪、金融新戦略事業、おおさか地域創造ファンド事業など、大阪府の新たな産業振興施策を担
う機関として機能してきた。さらに平成20年度からは、(社)大阪国際ビジネス振興協会との統
合により、海外販路開拓も含めて、これまでの事業で培ったノウハウを活かし、ものづくり企
業の販路開拓事業を府と連携して実施。
○
特に、金融新戦略事業、おおさか地域創造ファンド事業、CMS事業などにおいて、大阪府
を始め、国、金融機関、他団体から多額の資金を受け入れており、資金運用や金融機関との協
議などの場では、公金管理の認識を持ち、常に公正・公平な立場で管理する能力が求められる。
○
府の出資額は 1,500 万円であるが、これは、団体が統合される際に、存続法人の分のみで
表記することとなる(廃止法人の分については、その廃止法人からの寄附との扱い)ためであ
り、実質的に約20億円の出資額である。
(出資比率8割強)
【役員の責務】(具体的に日々どういう業務を行っているのか)
○理事長:法人の理事の中で、法人を代表し、代表権を行使する理事であり、業務を総括する。
・当財団の経営方針・主要事業実施等の決定
・経済団体、商工団体、全国の中小企業支援法人等との連携・協議
・マイドームおおさか(都市型展示場)の支配人として、また、国内はもとより海外を含めた
販路開拓など法人業務の代表者としてのトッププロモーション
○専務理事:理事長を補佐し、法人の業務を処理する。
・法人の事業に関する総括的な指揮監督
(法人の会計(支出・収入・管理・運用など)にかかる実務面における総括責任者)
・危機管理(マイドームおおさかの建物全体)
・事業運営に関する重要又は異例な事項に係る個別指導、指示
・現場の実態を踏まえた府事業への提案や内容の調整など、府施策との連携に係る調整役
【役員に府関係者が不在となった場合の問題点】(具体的にどういう事象がおこるのか)
① 民間マインドと行政マインドを併せ持つ役員構成の必要性
・当財団は、先に述べたとおり、最大出資者である府(「中小企業の振興」が府の出資目的)と
連携しながら産業振興施策を担う公益法人であり、その業務執行にあたっては、リスク回避
や経済合理性のみならず、施策の意図・目的に添った公益の実現を目指す役割を担っている。
・当財団が大阪府と一体となって産業振興施策の執行機関としての役割を果たすためには、民
間出身の役員に偏るのではなく、商工労働行政の経験や産業振興施策の見識を有し、施策の
意図を的確に反映できる役員を配置することが不可欠である。
・財団の機動性を活かしながら、大阪産業の振興というミッションを果たしていくためには、
民間の経営感覚と行政の公益性を併せ持つ役員構成が必要。
② 公金の適正管理及び金融機関の与信の確保
・当財団の金融新戦略事業(451億円、うち府250億円)、地域創造ファンド事業(200億円、
うち府162億円)については、府から多額の資金を貸し付けし、基金を造成している。また、
設備資金事業についても、その原資として府が2分の1相当額の資金(最大18億円/年)を
貸し付けている。そのような公金を行政目的に沿って適正に管理・監督することは、府とし
て重要な課題であり、府民に対する責務であるが、府職員の身分を有する責任者が不在とな
った場合、このような責務を果たせない恐れがある。
・当財団は、複数の金融機関からも同様に貸付を受けている。金融機関にとっては府の損失補
償の約束とともに、役員に府職員が就任し、府のガバナンスと歩調を合わせながら、経費の
支出や管理及び監査を実施していることが、与信上の安心感につながっている。
【人的関与のあり方案】
○理事長(府OB・常勤)
府との連携・役割分担の下、自立的に産業振興に取り組む法人の「顔」として、民間人トッ
プへの振替を検討する。但し、人選については、府内産業の現状に対する十分な認識と中小・
零細企業に対する府施策の方向性に理解のある人材を充てる。
○専務理事(府現職・常勤)
最大出資者である府と連携しながら、民間的な経済合理性とバランスを保ちつつ、
「中小企業
振興」という府の出資目的に沿った事業展開を行っていくためには、府政のなかで行政マンと
して培ってきた経験を持ち、大阪府との的確なコミュニケーションが維持できる役員の配置が
必要である。
加えて、業務執行体制を大幅に見直す(平成21年度当初:府派遣職員40名⇒25名)中
で、今後も、大阪府との適切な連携と役割分担に基づく自立的運営体制の構築(法根拠事業で
ある下請関連や設備貸与の適正な執行、府と連携した販路開拓の展開等)など、団体のあり方
そのものを見直していく中で、実務責任者としての責務を担える役員の配置が必要である。
併せて、多額の公金を適正に管理する観点から、少なくとも基金存続期間中(最終:H30)
は、会計面での責任者として府職員の身分を有する役員が不可欠と考える(不適正な管理・運
用が行われた場合、府に多大な損失を与える恐れあり)
以上より、専務理事については、商工労働行政に通じた府現職の派遣が望ましいが、府派遣
職員の見直しの方針の下、商工労働行政に通じた府OBへの振替を検討する。
○監事(府OB・非常勤)
上記の公金の適正管理の観点から、チェック機能としての府関係者の監事は必要。但し、現
行の月額報酬から日額報酬への変更を検討。
【備考】
財団法人 大阪産業振興機構
【平成21年7月1日現在】 【役員名簿】
1.法人の概要
代表者名
理事長 池谷 成典
06(6947)4324
電話番号
昭和59年7月10日
設立年月日
所 在 地 大阪市中央区本町橋2-5
役職名
法人所管課
商工労働部商工労働総務課
HPアドレス
http://www.mydome.jp
理
2,342,180
基本金
主 な
出捐団体
千円
大阪府中小企業信用保証協会理事
(元大阪府収用委員会事務局長)
現任期終了
22.6.23
長
池谷 成典
専 務 理 事
寺田 勝史
大阪府商工労働部理事
〃
常 務 理 事
松本 哲
(大阪商工会議所理事・中小企業振興部長)
〃
岡本 楢雄
大阪府中小企業団体中央会会長
〃
〃
杉本 安史
大阪府商工労働部長
〃
〃
澤井 敬昌
東大阪市経済部長
〃
〃
西田 賢治
大阪商工会議所常務理事・事務局長
〃
大阪府内における産業振興のための事業を行うことにより、地場産業をはじめとする中小 理
設立目的 企業の健全な育成及び発展に貢献し、もって活力ある地域経済社会の形成、地域住民の
生活向上及び福祉の増大に寄与することを目的とする。
備考
事
現職名
氏名
事
大 阪 府
15,000
千円
0.6%
〃
植田 泰弘
東大阪商工会議所会頭
〃
大阪商工会議所
15,000
10,000
千円
0.6%
0.4%
〃
辻野 常彦
大阪府商工会連合会会長
〃
〃
田中 耕司
大阪中小企業投資育成㈱取締役
〃
1,000
2,301,180
千円
0.0%
98.2%
〃
花谷 修
(社)大阪府経営合理化協会理事
〃
〃
福田 尚好
(社)大阪中小企業診断士会理事長
〃
〃
佐々木 正
船井電機㈱顧問
〃
〃
橋本 豊嗣
はしもと経営研究所代表
〃
〃
南 努
大阪府立産業技術総合研究所長
〃
〃
伊藤 紀忠
(社)全国中小貿易業連盟理事長
〃
〃
奥野 武俊
公立大学法人大阪府立大学理事長・学長
〃
松本 隆
(社)おおさか人材雇用開発人権センター理事長
(元大阪府企画調整部人権室長)
〃
小山 榮一
大阪商工会議所監事
〃
大阪市
東大阪市
その他の団体
平成19年度
役 常勤役員
員 非常勤役員
管理職
職 一般職
員 常勤職員計
常勤以外の職員
千円
【各年度7月1日時点】
2.役職員の状況
千円
4
15
10
60
70
20
平成20年度
府派遣
府OB
1
1
7
37
44
2
1
0
0
0
1
4
14
8
52
60
18
平成21年度
府派遣
府OB
1
1
6
33
39
2
1
0
0
0
1
府派遣
3
16
6
38
44
26
府OB
1
1
0
0
1
2
4
20
24
0
3
法人職員(プロパー)の給与に関する状況(平成20年度)
年間給与手当支給額平均
7,765
千円
監
事
〃
役員の定数・選任方法・任期等
定数 任期
平均年齢
48.7
※ 平均年齢については、社団法人大阪国際ビジネス振興協会との統合前で集計。
歳
選任方法
理事
17 人
監事
2人
2年
役員は、理事会において選任
する。
3.主要事業の概要 財団法人 大阪産業振興機構
【事業規模(事業費)】
事 業 名
① 中小企業等金融新戦略事業
全事業合計に占める割合
② 施設運営事業
全事業合計に占める割合
③ 小規模企業等設備貸与事業
全事業合計に占める割合
④ 東大阪ものづくり支援事業
全事業合計に占める割合
⑤ ①~④以外の事業
全事業合計に占める割合
全事業合計
全事業合計に占める割合
平成18年度
551,409
15.2%
463,896
12.8%
1,115,770
30.8%
331,456
9.2%
1,158,683
32.0%
3,621,214
100.0%
平成19年度
1,710,531
39.5%
484,738
11.2%
369,383
8.5%
341,767
7.9%
1,424,977
32.9%
4,331,396
100.0%
(単位:千円)
平成21年度
平成20年度
予算
2,420,337
51.5%
579,773
12.3%
440,434
9.4%
371,019
7.9%
884,176
18.8%
4,695,739
100.0%
3,375,835
53.1%
576,400
9.1%
338,042
5.3%
265,880
4.2%
1,802,745
28.3%
6,358,902
100.0%
備 考
中小企業者等への資金供給策として、ポートフォリオ型融資及び成
長性評価融資事業を行うとともに、緊急再生支援事業に係る経営モ
ニタリングを行う。
「マイドームおおさか」の展示場及び会議室の運営を行う。
小規模企業者の経営基盤強化に必要な機械設備等を、長期かつ低
利で割賦販売又はリースを行う。
「クリエイション・コア東大阪」において、ものづくり関連企業の販路開
拓や産学連携等の支援を行う。
「国際ビジネス支援事業」「ベンチャー支援事業」など
【事業計画及び事業実績】
事 業 内 容
事 項
Ⅰ 施設の管理・運営に関する事業
1 展示場等施設運営事業
2 施設管理事業
Ⅱ ものづくり支援に関する事業
1 クリエイション・コア東大阪における事業
(1)常設展示事業
(2)相談事業(ワンストップ事業)
(3)ものづくり販路開拓事業
(4)インキュベータ事業
(5)大規模展示商談会事業
(6)産学連携促進事業
2 大阪TLO事業
3 おおさか地域創造ファンド事業
4 国際ビジネス支援事業
Ⅲ 資金・設備支援事業
Ⅳ 大阪府出資法人キャッシュマネジメント・
システム(CMS)事業
1 ベンチャー企業支援事業
2 中小企業等金融新戦略事業
3 中小企業等緊急再生支援事業
4 設備貸与事業
事 業 量 平成20年度事業量
平成21年度計画量
稼動件数:263件、稼働率:
67.3%
来館者数:1,355,891名
200ブース、来館者数:20,585名 200ブース
相談件数:2,310件
あっせん・成立件数:444件・67件
10室
1回開催、出展数:49社
フォーラム・セミナー等の開催
実施許諾契約締結数:16件
採択件数:80件
貿易・投資支援件数:1,437件
10室
2回開催
件数:82件、事業実績:1588百万円 事業額:36億円
参加数:24法人、
運用額:12,500百万円
参加数:19法人、
運用額:12,500百万円
備 考
4.大阪府の財政的関与の状況
区 分
平成18年度
平成19年度
1,126,158
1,033,856
570,784
449,475
105,666
0
4,397
0
93,315
473,305
383,480
127,125
80,740
64,221
0
37,673
340,617
197,229
102,253
70,142
53,706
37,793
29,414
80,247
132,676
46,034
31,739
29,131
11,184
0
38,256
6,453
3,651
238
353
624
5,829
591
3,060
238
0
補 助 金
中小企業支援センター(現 中小企業取引振興)事業費
(
東大阪ものづくり支援拠点施設整備推進事業費
大阪産業振興機構運営費
内
訳 ベンチャービジネス支援事業費
国際ビジネス支援事業人件費補助金
)
コンテンツ産業振興インキュベータ管理運営事業費
(
その他
委 託 料
企業育成支援事業委託料
その他
)
内
訳
(単位:千円)
平成21年度
平成20年度
予算
【各年度7月1日時点】
補助金、委託料等の内容
289,020 貸 付 金
その他(分担金・負担金・出捐金等)
計
26,858,570
35,631
28,026,812
42,830,691
42,922
43,911,120
25,794,196
83,897
26,449,115
府損失補償・債務保証契約に係る債務残高(期末)
府借入金残高(期末)
8,744,113
15,777,832
11,983,921
30,562,122
5,595,515 27,637,644 下請取引振興事業及び販路開拓事業等に対する補助
ものづくり支援拠点であるクリエイション・コア東大阪の事業運営補助
管理部署の職員人件費対する補助
ベンチャー企業への資金支援や経営支援に対する補助
海外販路開拓支援等事業部署の職員人件費に対する補助
コンテンツ産業振興インキュベートの運営に対する補助
小規模企業者等設備資金貸付事業 等
353 産技研インキュベータの入居者育成の委託
0 官公庁向け新商品電子カタログ業務委託料
26,800,000 中小企業金融新戦略貸付金 等
3,064,640 国際ビジネス支援事業負担金 等
30,154,013
財団法人 大阪産業振興機構
5.財務状況
(単位:千円) 資産合計
流動資産
現金預金
未収金
その他の流動資産
固定資産
基本財産
特定資産
うち退職給付引当資産
貸
負債合計
借
流動負債
対
照
表
その他固定資産
短期借入金
未払金
その他流動負債
固定負債
長期借入金
各種引当金
うち退職給付引当金
その他固定負債
正味財産合計
指定正味財産
一般正味財産
うち基本財産充当額合計
一般正味財産増加額(正味財産増加額)
経常収益
経常外収益
正
味 一般正味財産減少額(正味財産減少額)
財
経常費用
産
経常外費用
の 一般正味財産増減額(正味財産増減額)
状
指定正味財産増減額
況
当期正味財産増減額
正味財産期末残高
平成18年度
92,739,514
24,399,868
1,070,963
689,042
22,639,863
68,339,646
2,337,776
60,960,929
4,000
5,040,941
84,876,489
40,307,142
39,253,212
293,349
760,581
44,569,347
40,832,465
1,721,712
94,019
2,015,170
7,863,024
3,616,296
4,246,728
2,337,776
平成19年度
106,385,653
21,763,065
1,698,573
477,768
19,586,724
84,622,588
2,339,514
78,078,433
8,213
4,204,641
99,259,092
34,996,971
34,016,663
616,665
363,643
64,262,121
59,797,569
1,973,118
107,321
2,491,434
7,126,561
3,454,333
3,672,228
2,339,514
6,622,992
6,247,582
375,410
8,590,607
7,651,564
939,043
-1,967,615
236,370
-1,731,245
7,863,024
7,276,422
6,771,940
504,482
7,850,922
7,535,679
315,243
-574,500
-161,963
-736,463
7,126,561
平成20年度 前年度比増減 増減率
資産状況に関する分析・評価
-1.2% 流動資産が約29億円、流動負債が約36億
105,151,370 -1,234,283
2,881,652
13.2% 円増加したが、これはCMS事業特別会計
24,644,717
-409,029
-24.1% において大阪府住宅供給公社の短期貸付
1,289,544
-281,543
-58.9% 金(流動資産)が32億円増加したことから、
196,225
3,572,224
18.2% 短期借入金(流動負債)も連動して32億円
23,158,948
-4.9% 増加となった。
80,506,653 -4,115,935
1,770
0.1% さらに、一般会計において貸与設備の申
2,341,284
-2.4% 込みが大きく減少したために、流動資産の
76,215,640 -1,862,793
-3,235
-39.4% 割賦設備残高が約6億円減少した。
4,978
-53.6% 次に、固定資産が約40億円、固定負債が
1,949,729 -2,254,912
97,826,027 -1,433,065
-1.4% 約50億円減っているが、これは金融新戦
3,605,056
10.3% 略事業での損失補償による基金(固定資
38,602,027
3,918,516
11.5% 産)の取崩し、ベンチャー支援事業での投
37,935,179
-257,464
-41.8% 資有価証券(エンゼルファンド等)の売却
359,201
-55,996
-15.4% や減損処理などに伴う基金等の特定資産
307,647
-7.8% (固定資産)の取崩し、大阪府借入金(固
59,224,000 -5,038,121
-5.5% 定負債)の返済によるもの。なお、固定負
56,499,686 -3,297,883
-87.7% 債の減少額が約10億円多いのは、金融新
242,409 -1,730,709
20,810
19.4% 戦略事業での引当金を取崩したことによ
128,131
-9,529
-0.4% る。
2,481,905
7,325,343
198,782
2.8% この結果、負債の減少に伴い一般正味財
-122,673
-3.6% 産が増加し、約9億円損益改善が進んだ。
3,331,660
321,455
8.8%
3,993,683
2,341,284
-10,917
-0.2% 損失補償引当金繰入、貸倒引当金繰入、投資
7,265,505
213,720
3.2% 有価証券評価損などの費用が減少したことに
6,985,660
-224,637
-44.5% より、平成19年度と比較し約9億円の収益が改
279,845
6,944,050
-906,872
-11.6% 善し、平成20年度の一般正味財産増減額が3
億円のプラスに転じた。また、指定正味財産増
-616,027
-8.2% 減額については、受入補助金や減価償却費の
6,919,652
-290,845
-92.3% 計上(経常収益への振替)、つまり一般正味財
24,398
895,955 -156.0% 産への振替額が約3.7億円あったことから、指
321,455
39,290
-24.3% 定正味財産増減額はマイナス約1.2億円となっ
-122,673
198,782
935,245 -127.0% た。
0.0%
7,325,343
事業活動収入
基本財産運用収入
特定資産運用収入
入会金収入・会費収入
事業収入
受託補助金等収入
うち府受託収入
うち補助金等収入
負担金収入
寄付金収入
その他の収入(受取利息収入等)
事業活動支出
事業費
管理費
収
役員人件費
支
職員人件費
の
状 事業活動収支差額
投資活動収入
況
基本財産取崩収入
特定資産取崩収入
固定資産売却収入
その他の収入
投資活動支出
基本財産取得支出
特定資産取得支出
固定資産取得支出
その他の収入
投資活動収支差額
財務活動収入
財務活動支出
財務活動収支差額
当期収支差額
主要経営指標
収益事業比率
人件費比率
管理費比率
自己収入比率
流動比率
借入金比率
収益事業費/当期総支出
人件費/事業活動支出
管理費/当期支出合計
自己収入/事業活動収入
流動資産/流動負債 借入金残高/負債・正味財産合計 ※平成18年度短期借入金の財務活動支出を除いた収益事業比率
平成18年度
7,430,809
37,855
719,160
28,370
5,208,515
1,402,817
0
1,246,939
7,879
0
26,213
6,716,286
6,415,953
300,333
55,241
760,830
714,523
1,256,831
82,159
837,420
0
337,252
2,284,920
82,073
2,178,220
2,738
21,889
-1,028,089
3,685,235
27,524,293
-23,839,058
-24,152,624
平成19年度
8,112,604
39,759
1,028,248
25,720
5,043,772
1,150,627
0
1,140,477
9,460
0
815,018
7,453,614
7,126,009
327,605
47,922
738,853
658,990
5,828,750
0
5,412,994
12,962
402,794
23,096,838
0
22,619,427
295
477,116
-17,268,088
23,075,191
5,667,082
17,408,109
799,011
(単位:千円) 平成20年度 前年度比増減 増減率
収支状況に関する分析・評価
7,044,213 -1,068,391
-13.2% 大阪府中小企業支援センターの必要な機
40,683
924
2.3% 能をものづくり支援本部に移管したうえで
1,172,915
144,667
14.1% 廃止したことなど事業の見直しや出向職員
43,216
17,496
68.0% の減少に伴い、大阪府からの補助金、損
4,783,528
-260,244
-5.2% 失補償金など事業活動収入が平成19年度
627,371
-523,256
-45.5% と比較し約11億円減少したが、事業費の
減、投資活動収入(基金等の取崩し)の増
0
0
574,352
-566,125
-49.6% により、平成20年度の当期収支差額はプ
ラスとなった。
3,589
-5,871
-62.1%
なお、投資活動支出が大きく減少(マイナ
143,916
143,916
ス187億円)しているが、平成19年度に「お
228,995
-586,023
-71.9% おさか地域創造ファンド」を200億円組成し
7,065,724
-387,890
-5.2% たことによる。
6,731,979
-394,030
-5.5%
333,237
5,632
1.7%
44,528
-3,394
-7.1%
638,700
-100,153
-13.6%
-680,501 -103.3%
-21,511
2,238,063
38.4%
8,066,813
0
0
1,641,078
30.3%
7,054,072
-10,710
-82.6%
2,252
607,695
150.9%
1,010,489
4,429,615 -18,667,223
-80.8%
0
0
4,310,812 -18,308,615
-80.9%
1,768
1,473
499.3%
117,035
-360,081
-75.5%
3,637,198 20,905,286 -121.1%
2,190,000 -20,885,191
-90.5%
5,781,661
114,579
2.0%
-3,591,661 -20,999,770 -120.6%
-774,985
-97.0%
24,026
平成18年度
平成19年度
平成20年度
前年度比増減
6.8%
11.7%
0.8%
82.7%
60.5%
86.4%
6.5%
10.2%
0.9%
85.5%
62.2%
88.2%
-19.4%
9.3%
1.9%
91.3%
63.8%
89.8%
-25.9%
-0.9%
1.0%
5.8%
1.7%
1.6%
6.8%
2.3%
5.1%
2.8%
経営指標に関する分析・評価
収益事業比率のマイナスは、次期繰越収支差額の
欠損額が当期支出合計額を上回ったことによる。
平成20年度当期支出合計 17,277,000千円
次期繰越収支差額 -22,492,134千円
当期総支出 - 5,215,134千円
次期繰越収支差額の欠損は、決算期に金融機関で
つなぎ融資している府借入金(250億円)について、
平成18年度、長期借入金から短期借入金に振り替
えたことより、財務活動支出としてその金額を計上し
たため発生したものである。この府借入金を除いた
平成20年度の次期繰越収支差額は2,507,866千円、
収益事業比率は5.1%になる。