子どもは宝 明日への希望 それぞれの春 。卒業進級 - 京都府教育委員会

http:// www.kyoto-be.ne.jp/tanbahikari-es/
響 ひびき
学校だより No.16
発行:丹波ひかり小学校
E-mail: [email protected]
Tel. 0771-89-2353
Fax.0771-89-2670
平成23年3月23日(水)
子どもは宝 明日への希望
それぞれの春。卒業 進級おめでとう!!
校舎の周りの多様な樹々の新芽が膨らみを
見せ、窓から差し込む陽光も柔らかく感じま
す。思いのほか厳しかった冬を乗り越えて、
穏やかな春が巡って参りました。皆様にはご
健勝にてお過ごしのことと存じます。
日頃は、本校教育に温かいご理解とご協力
を賜りありがとうございます。お陰をもちま
して滞りなく今日を迎えることができました。
心より厚く御礼申し上げます。
さて本日は、お世話になりました多くのご
来賓の皆様にご臨席を賜り、54名の卒業生
は6年間に習得した力や中学校への夢や希望
を胸に卒業式に臨みました。
このように学校生活の中で「昨日より今日、
今日より明日」と一つ一つを乗り越えるごと
に見せてくれたよさは本校にとって大切な「宝
物」となりました。6年生を送る会で、その
よさが在校生にしっかりと引き継がれたので
はないかと思います。「鼓笛」を引き継いだ5
年生のきりりとした表情がそれを物語ってい
ました。
卒業生の皆さんが、それぞれの進学先で夢
の実現に向かってたゆまず歩んでくれること
を心から祈っています。
「昨日より今日、今日より明日。輝け!卒業生」
高学年としてあるべき姿の一モデルとして、
また明日24
この一年間、大きく成長した姿を見せてくれ
日には修了式並
た卒業生でした。例えば、
びに進級式を迎
○修学旅行で素早く集合するなど、丹波ひか
えます。自分の
り小学校の良さを示してくれた場面
よさを見つけな
○通学路を横断するときに、停まってもらっ
がらそれぞれの
た運転手さんに会釈したり安全に登校でき
持っている力を
るよう気を遣ってきた登校班リーダーとし
伸ばそうと歩ん
ての姿
できた在校生に
○運動会での鼓笛演奏で見せてくれた素晴ら
とって、それぞ
しい集中力や音楽祭での感動的な「アフリ
れの春に向かう
△鼓笛の引き継ぎ
カンシンフォニー」の演奏と表現
ための「節目と
○毎日の委員会活動で、例えば朝早くに昇降
なる式」です。
口の花に毎 「昨日より今日、今日より明日。進め!在校生」
日黙々と水
最後になりましたが、本校教育を支えて下
をやるなど
さいました保護者の皆様、学校運営協議会の
自分の役割
皆様、地域の皆様に改めて厚く御礼申し上げ
を責任を持
ますと共に、来年度も変わらぬご理解とご支
って果たし
援を賜りますようお願い申し上げ、年度末を
ていた行動
迎えるにあたっての挨拶といたします。
力
○一年生の配
膳を手伝っ
ているとき
校 長
法 貴 雅 男
△6年生児童による
の優しい眼
「クリーン作戦」
差し
平成22年度京丹波町立丹波ひかり小学校
学校評価
本校では、今年度も学校運営協議会の理事の皆様から学校関係者としての評価をいただきました。
理事の皆様には、祖父母参観、運動会、音楽祭といった学校行事のみならず、普段の授業など、
多くの機会に授業参観をしていただき、実際に教育活動への支援もしていただく中で、学校運営の
状況や教育課程(学校の教育計画全体の枠組みを「教育課程」と呼んでいます。)についても把握い
ただく機会を設けました。また、これまでに実施した児童へのアンケート結果も見ていただき、こ
れらの結果を踏まえて、学校関係者としてのご意見をいただきました。
この学校評価という制度は、学校外部の方々のご意見を取り入れながら、次年度の改善の方策を
考え、より開かれた信頼される学校づくりを進め、学校が元気になるような「組織の活性化の渦」
を生み出すことを趣旨とした制度です。皆様からいただきました評価、ご意見を十分に踏まえなが
ら、「昨日より今日、今日より明日」と、よりよい学校にしていきたいと考えております。
平成23年度も深いご理解と温かいご協力・ご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
(※注
評価 重点目標
○は成果
●は課題)
成 果 と 課 題 及 び 改 善 点
具 体 的 方 策
自
領域
記号について:
己
評
価
学校関係者評価
教育 特 色 あ る 新学習指導要領への円滑な移 ○月ごとに計画時数を提示し、進行管理 ○子ども 達が本
課程 学 校 づ く 行を踏まえ、標準時数以上を
に努めた。
の読み 聞かせ
りの推進 実施する。
○標準授業時数はほぼ確保できているが、
を楽し みにし
年間指導計画等を作成し、系
一部教科等で不足気味である。
ている と思う
統的計画的に実施する。
○週指導計画表(週案)の様式を見直し、
が高学 年は反
「ねらい等」を記入した週予
集計の方法を改善した。
応が少 ないの
定表を作成する。
○9割以上の児童が朝読書を楽しみにし
で高学 年への
「かがやきタイム」の内容を
ている。
読書支 援は難
改善し、基礎的な学力の定着 ○習熟の程度に応じた授業も含め、児童
しい。
を図る。
の学習意欲が上向いている。
●子ども の読書
学習 基 礎 基 本 習熟の程度に応じた少人数学 ●家庭学習の習慣化を図ること。
量につ いて調
指導 の 徹 底 に 習を実施する。
(5,6年生) ●児童の実態を踏まえ、
「かがやきタイム」
査して みては
よ る 学 力 年間1回以上の研究授業を行
の見直しを図る。引き続き足並みをそ
どうか。
の 充 実 ・ い、授業改善の工夫を図る。
ろえて実践することが大切である。
●外国語 活動も
向上
朝読書を実施し、読書への興 ●基礎・基本の徹底と授業改善による学
大事だ と思う
味関心を高める。
力の充実、向上を図る。
がその 基礎と
学習意欲を高めるとともに、 ●事前研究の仕方等を工夫し、指導技術
なる国 語の言
学習規律の徹底を図る。
の向上を図る。
葉の学 習にも
「家庭学習の手引き」を活用
さらに力を入
し、家庭学習の定着を図る。
れてほしい。
生徒
指導
・
人権
教育
人権を大
切にする
仲間づく
りの推進
担任と児童、児童相互の温か
い人間関係による学級づくり
を進める。
問題事象に組織的に対応し、
指導事例を交流する。
特別活動等や道徳等の指導を
通して、思いやりの心を育て
る。
人権旬間の趣旨を踏まえた取
組を日常化する。(自己肯定
感を高める。)
△4年生による1年生のなわとび支援
○児童の学校生活に一定の落ち着きが見
られる。
○報告・連絡・相談を工夫し、組織的に
連携して取り組めた。
○遅れずに集合するなど、一斉下校での
集合態度が良くなってきた。
○異年齢集団活動(遊び、清掃、給食、
縄跳び等)により、児童同士の人間関
係が良好になってきた。
●人権を大切にしようとする取組を年間
とおして日常化し、人権旬間の取組内
容を児童の実態を踏まえて見直してい
く。
●児童をしっかり見守り、変化のサイン
を見逃さない。(早期発見)
●児童がきちんと挨拶できるように取組
を進める。
●児童の頑張りを担任が見届けられるよ
うに学校行事の取組方を工夫する。業
間活動のスリム化と重点化を図る。
○ここ最 近の数
年間で 、年々
子ども が落ち
着いて きてい
る。
○ 校内でよく挨
拶が 返ってく
る。
○大人の 言うこ
とをな かなか
素直に はきか
ない子 どもも
いるし 、日々
の担任 のご苦
労は大 変なも
のだと思う。
評価
重点目標
領域
具 体 的 方 策
成 果 と 課 題 及 び 改 善 点
自
己
評
価
安全 安 心 安 全 安全計画を作成し、計画的系 ○登下校での大きな事故もなく、安全な
管理 な 学 校 づ 統的に実施する。(安全点検
学校生活を送れている。
くり
を含む)
○危険箇所マップの見直しができた。
実態を踏まえて、安全・防犯 ●安全点検を強める工夫が必要ではない
マップや安全マニュアルを改
か。
善する。
●防犯ベルの点検はできたが、装着率が
防犯教室、避難・防災訓練を
低い。(意識を高める防犯指導を工夫す
計画的系統的に実施する。
る。)
緊急時の組織的対応マニュア
ルを策定し、模擬訓練等を実
施する。
保健 「食」の
指導 指導を核
とした命
を育む健
康・体力
づくり
保護
者・
地域
住民
との
連携
情報の発
信と学校
公開並び
にコミュ
ニティ・
スクール
事業の推
進
児童の良さを引き出す「食」
に関する指導を進める。
感謝の気持ちを持ち、給食を
残さず食べる子を育てる。(ゼ
ロの実現)
定期的な身体測定を行い、自
己の体の成長に関心を持たせ
る。
業間体育等、運動機会の拡充
を図り、体力づくりの取組を
実施する。
陸上記録会・駅伝競走大会等
での成績を向上させる。(競
技力の向上)
学校公開日や学校行事の機会
に、教育活動への意識調査を
実施する。
広報を充実する。(学校だよ
りの工夫、マスコミへの情報
発信、HP更新)
学年・学級の学習状況を情報
発信する。(学級だより、ブ
ログ等)
学期1回以上、学校公開を行
う。(授業公開、運動会、音
楽会等)
コミュニティ・スクール推進
事業を系統的計画的に実施す
る。
社 会 教 育 団 体 と連 携 を進 め
る。(読書活動、みのり会、老
人会、スポ少等)
他 校 種 連 他校種との連携を進める。
(出
携の推進 前授業等の実施、各連絡会の
充実)
保育参観並びに授業参観等に
よる職員研修を実施する。
次年度
以降の
取組の
改善点
学校関係者評価
○今年は 熊の出
没の対 策で鈴
の 購入をPT
A で も検 討 し
たり 、 保 護 者
が輪番 で登下
校の付 き添い
をした り、各
地域で 協力し
て安全 対策が
できたと思う。
○「お弁当の日」の取組で感謝の心が育 ● 煮豆や汁物は
ってきた。
食べ 残しが多
○給食の完食率は45%を超えている。
く、食 べるの
○工夫した虫歯予防指導で歯の健康に対
に時間 がかか
する児童の関心が高まった。
る。こ れは家
○わくわく教室での活動を楽しんだ。(追
庭で煮 豆や汁
い立てなくてもよい)
物を食 べる経
●給食を片づける時のマナーが良くない。
験が減 ってき
感謝の気持ちを育むことが大事である。
ている からで
●完食は特定の献立に偏る傾向が見られ
はないか。
る。
●麺類や カレー
●計画的に身体測定を行う。(測定時の態
ライス など噛
度や服装など指導を徹底)
まなく てよい
献立は 完食率
が高い。
○HPを全面リニューアルし、定期的計
画的に情報を更新するなど、最新の情
報発信に努めた。
○昨年度に比べて、さらに様々な内容の
教育支援を多くいただいた。(内容が豊
かになってきた)
○幼小中連携の一つとして、幼稚園教諭
を招いての授業研究会、中学校から講
師を招いての実技研修を実施した。
●コミュニティ事業の意義を再確認し、
より一層の活用を図る。
●他校種連携の内容を工夫し、対象を広
げる。(出前授業など)
△6年生と学校運営協議会理事との会食
○1年生 のポッ
プコー ンづく
りや2 年生の
味噌づ くりな
ど、子 どもた
ちも支 援する
側も楽 しみな
がら学 習し、
活動し ている
のがよい。
○来年度 はもっ
と様々な領域、
分野で教育活
動を支 援して
いきたい。
●面白い 本の紹
介など によっ
て本を 読まな
い子ど もに本
が読み たくな
るよう な仕掛
けや工 夫が大
切である。
・行事の精選と併せて効果的で有機的な関連(スリム化と重点化)を図りながら、学習指導要領
完全実施初年度の教育実践内容が計画的に系統的に推進できるよう教育課程の一層の改善を図
ります。
・授業では話し合う、聞き合う活動を大切にし、
「ことばの力」を高めるため、
「かがやきタイム」
の改善を図るなど指導方法を工夫改善し、基礎・基本を徹底し、学力の向上を図ります。
・「わくわく教室」の充実など体力づくりの取組を工夫し、運動の機会を増やし、体力や競技力を
高めます。
・第26回国民文化祭・京都は、各学年の成長発達に応じて京丹波町の伝統的古典芸能への理解を
深める機会とし、地域文化の継承への興味関心を高め、地元丹波への郷土愛を育む機会ととら
えて参加します。(大会リハーサルの見学等)
たくさんの教育支援をいただき、ありがとうございました
保護者の皆様、地域の皆様、そして学校関係者の皆様に温かく支えていただき、本年度も
子ども達は、伸びやかに生き生きとして瞳を輝かせ、しかも落ち着いて学校生活を過ごしまし
た。深く感謝を申し上げます。おかげをもちまして、この1年間、子ども達は心身ともに逞し
く大きく成長しました。
今後とも本校の教育推進に忌憚のないご意見、ご批正をいただき、丹波ひかり小学校のかけ
がえのない子ども達、そして保護者や学校関係者の皆様とともに、これからも力強く、太く歩
んで行きたいと思います。
「お弁当の日」 4月29日(金)
1(金)
4(月)
5(火)
7(木)
8(金)
11(月)
12(火)
13(水)
14(木)
15(金)
20(水)
21(木)
22(金)
25(月)
26(火)
27(水)
28(木)
29(金)
人事異動発令、転任者着任
離任式(右下参照)
PTA本部役員会 19:30~
着任式・始業式 短縮3校時
11:30~ 一斉下校
入学式 短縮3校時
地域児童会 短縮3校時
平常授業開始、給食開始
PTA専門委員会 19;30~
さわやか集会
ひかり子育て相談日
学力診断テスト(国)4年
安全点検
学力診断テスト(算)4年
PTA合同役員会 20:00~
さわやか集会
短縮4校時 家庭訪問Ⅰ
子ども会代表者会議(交流協)19:30~
短縮4校時 家庭訪問Ⅱ
13:30~ 一斉下校
短縮4校時 家庭訪問Ⅲ
短縮4校時 家庭訪問Ⅳ
短縮4校時
短縮4校時 家庭訪問Ⅴ
【昭和の日】
平常授業 お弁当の日
5校時授業参観 13:00~
PTA総会 13:50~
学年PTA 15:20~
◇学習指導要領の完全実施に伴う授業時数の確保
のため、来年度も授業参観、PTA総会、学年
PTAを午後開催とする予定です。ご理解、ご
協力いただきますようお願いします。
◇給食がありませんので、「お弁当の日」として
弁当、水筒を持たせてください。
≪5月当初の予定≫
2(月) 代休日(4/29の振替)
3(火) 【憲法記念日】
4(水) 【みどりの日】
5(木) 【子どもの日】
6(金) 短縮4校時 家庭訪問予備日
~子どもと一緒にお弁当を作りましょう~
子どもが自分で料理を作れるようになった
とき、これまで毎日自分のために料理やお弁
当を作ってくれていた親の苦労を初めて知り、
本当の意味で感謝するようになるものだと思
います。
親に感謝の気持ちをもてる子どもは、他者
を思いやる心をもった人になるでしょう。
他者のために料理やお弁当を作れる子ども
は、自分が相手の役に立っている喜びを知っ
ているので、生活が自立し、自分に対する自
信を持つことができるのだと思います。
家族のために、自分のために、ほんの一品
でもいいので、自分で料理を作れる子どもに
育てたいと思うのです。お父さん、お母さん、
お弁当を子どもと一緒に作りませんか。
本校では、平成18~20年度に京都府教育委
員会の「食に関する指導普及推進事業」の指
定を受け、学校運営協議会の食育部会を中心
に地域の方々に支えられながら、「食育」の教
育実践を進めてきました。実践を通して子ど
も達は「食」に対する関心を高め、命を育む
「食」の大切さを学んできています。
来年度も、学期に2回程度、土曜日又は日
曜日に開催する学校行事の日を「お弁当の日」
と定め、「食」に関する取組を通して子ども達
に、親や地域の方々への信頼、愛情、そして
感謝の気持ちを学年に応じて育んでいきたい
と考えています。
「お弁当の日」の趣旨をご理解いただき、
保護者の皆様はじめ、学校関係者の皆様のご
協力、ご支援をどうかよろしくお願い申し上
げます。
4/4(月)離任式について
8:30
9:00~
10:00~
10:30
通常の登校
離任式(体育館)
学級指導
一斉下校(10:40バス発)
※ 4月からの定期券は、すでに配布しましたの
で、現1~5年生のバス通学児童は定期券を
利用してください。
※ 卒業生については、バス代は実費負担となり
ますのでご留意ください。