~中部教育局生涯学習推進だより 平成21年9月30日発行~ 2日(金) 第5回公民館職員・社会教育主事等企画能力向上研修(倉吉体育文化会館) 15日(木)~16日(金) 全国公民館研修大会(東京国際フォーラム) 19日(月) 鳥取県社会教育振興大会(まなびタウンとうはく) 23日(金) 市町村合同研究協議会(生涯学習)(北栄町役場) 30日(金) 市町村合同研究協議会(生涯学習・人権教育)(湯梨浜町役場) 9月9日(水)湯梨浜町中央公民館にて「平成21 (2009)年度第3回中部地区人権教育懇談会」を開催 しました。 鳥取県人権教育アドバイザー 大下修一さんに「生活の 中にある人権課題を把握し、人権尊重のまちづくりをどう 進めるか」と題して講演いただきました。 参加者が減っている小地域懇談会を「どんなまちをつく るか」という視点でいま一度見直してみることが大事であ り、そのためには、事前研修会が重要であるといったお話 がありました。また、自身の実践例として、小地域懇談会 を「心の健康診断」と位置づけ、年1回必ず参加するよう 呼びかけたり、男性だけでなく、女性、高齢者などの多く の視点(人権の視点)で見直し、改修した公民館の事例に ついてもお話がありました。 また、実践発表として、北栄町教育委員会人権同和教育 課 清水直樹さんから、北栄町であった差別問い合わせ事 象や町民意識調査等から分析した根強い差別を地域課題と 捉え、いかに小地域懇談会に反映するかについて実施方法、 取組み状況について報告がありました。 倉吉市社地区同和教育推進協議会 由井洋之助さんから は、実態調査を実施し、他の地区と比較し、社地区の課題 を浮かび上がらせ、町内学習会(小地域懇談会)に向けて 運営委員会で協議するなど準備の重要性を訴える内容の報 告がありました。 分散会においても多くの意見交換が行われ、参考になっ たという感想が多い一方、分散会の時間が短すぎると言っ た運営への課題もありました。 鳥取県人権教育アドバイザー 大下 修一さん 北栄町教育委員会人権同和教育課 清水直樹さん 倉吉市社地区同和教育推進協議会 由井洋之助さん 「ともに地域を育む」ための社会教育の技法について学びませんか? きたる平成21年11月13日(金)に、東部総合事務所講堂を会場として「第6回公民館職員・ 社会教育主事等企画能力向上研修」を開催します。 今年度の公民館職員等企画能力向上研修のテーマは、鳥取県公民館振興プランの基本目標にそった 内容で実施しており、今回は「地域づくりの中核となる公民館・社会教育の充実」としています。 公民館が社会教育施設として地域づくりに果たしてきた役割を確認し、今後の公民館のあり方を含 め、生涯学習・社会教育をどう推進していくのかを学ぶ研修会です。 今回は、講師に宇都宮大学生涯学習教育研究センター 准教授 佐々木 英和氏をお迎えして、講演 だけでなく、ワークショップ、さらに東部地区での実践事例の紹介も行います。ぜひ御参加ください。 テーマは「生涯学習がはぐくむ まちづくり・人づくり」です。 きたる平成21年11月12日(木)に、湯梨浜町の活性化センターはまなすを会場として、鳥取 県東伯郡社会教育協議会・中部地区各市町教育委員会の主催事業「中部地区生涯学習実践交流会」を 開催します。元双海町教育長 若松進一さんを迎えた基調講演の後、中部地区を代表するまちづくり、 人づくりに活躍している方々とパネルディスカッションをしていただきます。御期待ください。 基調講演 演題「まちづくりの新しい風」 若松進一さんプロフィール 愛媛県の地域づくりリーダー。愛媛県伊予郡双海町 講師 人間牧場主 若松進一さん 下灘(現伊予市)出身。同町役場で「夕日のまちづくり」 (夕日のミュージアム名誉館長) を主導してきた。地域振興課長、教育長などを歴任。 パネルディスカッション 退職後、双海町の人間牧場で人材育成を実践してい ○ パネラー(予定) る。2003 年観光カリスマ百選選定、えひめ地域づくり研 遠藤玉恵さん(NPO法人まちづくりネット理事長) 究会議代表運営委員。 小谷友幸さん(成美小学校PTA会長) 著書に「昇る夕日でまち 御舩孝義さん(元気が出るプロジェクト「白狼をこし」代表) づくり」「今やれる青春」 古川哲次さん(東郷湖ドラゴンカヌー大会実行委員長) などがある。 ○ コーディネーター 若松進一さん 中部教育局生涯学習推進係 電話番号:23-3253 ファクシミリ:23-5203 担当 新川 大本 ホームページ http://www.pref.tottori.lg.jp/chubukyoiku/ 【あとがき】 公民館訪問ですが、倉吉市は訪問が終わり10月か らは町の公民館を訪問します。各公民館の取組にユ ニークなものが多く勉強になります。お伺いしたこ とは、今後の県の教育行政にしっかり活かしたいと 思っています。 (大本)
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