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2005.2
104
第
号
進めよう
!
「21世紀土地改良区創造運動」
平成1
6年度 2
1世紀土地改良区創造運動大賞受賞
水土里ネット天の川 写真「ニゴロブナ稚魚のお引越し」
CONTENTS
田んぼだいすき農村子供絵画コンクール受賞作品紹介……………2
年頭の挨拶
水土里ネット滋賀酒井会長…………………………3
年頭の挨拶
参議院議員 佐藤昭郎………………………………4
年頭の挨拶
参議院議員 段本幸男………………………………4
平成17年度農業農村整備事業予算概算決定のポイント……………5
水土里ネット滋賀の要望活動…………………………………………7
第2
7回 全国土地改良大会……………………………………………9
水土里ネット滋賀 環境保全課の活動………………………………1
0
平成16年度農村総合整備推進事業
近畿ブロック研修会……………………………………………………1
2
平成16年度土地改良管理指導・土地改良相談事例集作成
東海・近畿ブロック検討会……………………………………………1
4
農業集落排水処理施設維持管理研修会………………………………1
5
「農業農村の集い」ならびに
21創造運動全国セミナー…………………………………1
6
農業農村整備技術研修会
(農業農村整備技術強化対策事業一般研修)……………………1
7
技術ノート 農業土木技術者継続教育制度の概要…………………1
8
滋賀県2
1創造運動推進委員会
ならびに2
1創造運動大賞地区について…………………20
2
1創造運動大賞受賞地区
「水土里ネット天の川の概要」……………………………………2
3
2
1創造運動事例紹介……………………………………………………2
4
「水土里ネット滋賀」
は、滋賀県土
地改良事業団体連合会の愛称です。
〒5
2
1
‐
1
2
2
1 滋賀県神崎郡能登川町垣見1
0
2
5番地 TEL0
7
4
8
‐
4
2
‐
4
8
0
6
(代表)
FAX07
4
8
‐
4
2
‐
5
5
7
4 メールアドレス [email protected]
大津事務所
〒5
2
0
‐
0
8
0
7 滋賀県大津市松本一丁目2番2
0号 TEL0
7
7
‐
5
2
2
‐
1
1
7
4 FAX0
7
7
‐
5
2
3
‐
3
9
0
8
(滋賀県農業教育情報センター2階)
平成16年度 田んぼだいすきふるさと農村子供絵画コンクール受賞作品
平成1
6年度
田んぼだいすきふるさと農村子供絵画コンクールを県下の小学5
年生を対象に絵画募集を行い8
4
3点の応募があり、最終審査において次の12作品が
決定いたしました。
多数の作品をご応募いただきありがとうございました。
受賞者のみなさんおめでとうございます。
最終審査の様子
平成1
6年度「田んぼだいすきふるさと農村子供絵画コンクール」
受賞作品
知事賞
県教育長賞
県農政水産部長賞
水土里ネット滋賀会長賞
じょうずにきれるかな?
いつまでも大切にしたい風景 みんなの田んぼ大きくなったかな 緑がある町
守山市立守山小学校
能登川町立能登川東小学校
志賀町立小野小学校
安曇川町立本庄小学校
小島 大典さん
脇
ゆみさん
河野
翼さん
齊藤 一貴さん
水土里
水土里ネット滋賀 湖南支部長賞
水土里ネット滋賀 甲賀支部長賞
水土里ネット滋賀 東近江支部長賞
ト滋賀 大津・滋賀支部長賞
ネ
ッ
おばあちゃんの野菜
大津市立大石小学校
東出 実歩さん
水土里ネット滋賀 湖東支部長賞
子どもの楽しい田植え
田んぼととんぼ
うれしい豊作
草津市立笠縫東小学校
湖南市立三雲小学校
能登川町立能登川東小学校
大里 允彦さん
森 美桜花さん
清水 教信さん
水土里ネット滋賀 湖北支部長賞
水土里ネット滋賀 高島支部長賞
水土里ネット滋賀 特別賞
元気な稲
しっかり育て!
ふる里の田んぼ
わが家のおにぎり
高島町立高島小学校
秦荘町立秦荘西小学校
浅井町立浅井西小学校
朽木村立朽木東小学校
廣部 有咲さん
高橋 実咲さん
多賀 真さん
浦島 隼利さん
※小学校名称につきましては、表彰式(平成1
6年1
2月1
1日)時点の行政区で
表記しております。
■表彰式開催される
受賞作品の中から知事賞・県教育長賞・県農政水産部
長賞・水土里ネット会長賞・水土里ネット特別賞の表彰
式が、1
2月1
1日 大津市柳が崎の「びわ湖大津館」で開
催された「棚田シンポジウム in 大津」の会場において執
り行われました。
2
ご 挨 拶
水 土 里 ネ ット 滋 賀
(滋賀県土地改良事業団体連合会)
会
長
酒井研一
会員の皆様方には、新たな気持ちで新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
平素は、会員をはじめ関係機関の皆さまには、本会の運営に特段のご理解を賜っておりますと
ともに、農業農村整備事業の推進に多大のご尽力とご協力を頂いておりますことに対しまして厚
くお礼申し上げます。
昨年は、例年に比べて異常とも言える台風の上陸や、新潟県中越地震の発生によって、尊い人
命が失われる等、自然災害の多い一年でありました。
現在、復興に向けてがんばっておられる被災された地域や農家の方々に、心からお見舞い申し上
げます。
さて、国においては、昨年「三位一体改革の基本方針」が決定され、いよいよ地方分権が具体
的に進められることになりました。この中で私共の事業関係のうち経営体育成基盤整備事業と農
道整備事業が補助金廃止の対象となったことから、国に対して従来どおりの助成制度を継続して
いただくよう、各土地改良区等から強く要望していただいたお蔭で、当面は削減の対象から除外
することができましたことについて、感謝とお礼を申し上げます。
近年、社会が大きく変革するなかで、農業農村においても情勢は大きく変化し、農業従事者の
減少や高齢化、後継者の不足、さらにはコミユニケーションの希薄化による活力の低下等、いろ
いろな課題をかかえており、今後、これらの課題を解消していく努力と、安全で安心できる食料
を将来にわたって安定的に供給し、わが国の農業農村を良好な形で次代に引き継ぐことは、私た
ちに課せられた重要な責務でもあり、このような重大な使命を担う農業農村を健全に発展させる
とともに、やすらぎや、ゆとりとうるおいを感じられる地域特性を生かした活力に満ちた農業農
村づくりが必要であります。
農業農村整備事業は、水田農業を改革発展させるため、地域の実態に対応した担い手への農地
利用集積を図りながら、用排水施設の整備や、ほ場の大区画化、施設の計画的な更新等を進める
とともに、環境に配慮した農業施策を強力に推進していくことが重要です。特に、土地改良施設
の整備や更新にあたって、今後は地域の諸団体等との連携や支援を得ながら、ハード、ソフト両
面にわたる事業展開が求められております。
本会といたしましては今後共、土地改良区が担う地域資源、管理等への公的支援や各地域の要
請に基づく農業農村づくりの支援に果敢に取り組んで参りたいと考えておりますので、会員並び
に関係機関のより一層のご支援とご協力をお願いいたします。
最後になりましたが、会員皆様方のご健勝とご多幸を祈念いたしますとともに、今年一年が平
穏であることを心から願って、ご挨拶とさせていただきます。
3
変革の年こそ土地改良が基本
参議院議員
佐藤昭郎
昨年は、新潟県中越地震、日本上陸台風1
0個等、非常
に災害が多い年でありました。現在も再建に向けて頑張
っておられます被災者の方々に、まず衷心よりお見舞い
申し上げます。
私自身につきましては、皆様方に旧年中は大変お世話に
なりましたこと、特に昨年7月1
1日の参議院通常選挙で
の絶大なご支援に、改めて心から御礼申し上げます。
さて、本年の土地改良をめぐる内外の状況は、国内政
策では新食料・農業・農村基本計画の閣議決定が3月に
予定されています。自民党農水部会に於きましても、昨
年から幅広い観点からの検討が行われてきましたが、主
要検討課題は1.
経営所得安定対策 2.
担い手・農地制度
改革 3.
農村地域政策 に集約されます。党内での一番
の論点は 「意欲ある農業従事者・経営体への施策の集
中」
と
「多様な農村社会の維持発展」
、或いは
「産業政策」
と「地域政策」のバランスと範囲を如何にとるかです。
2
0
0
5年は食料・農業・農村をめぐる国際情勢において
も画期的な年になりそうです。農業分野を含むWTO国
際交渉は本年中の妥結を目指していますし、昨年メキシ
コと条約締結したFTA・EPAなどの二国間協定は、
今年はアセアン諸国、韓国などと交渉そして条約締結が
予定されています。 国際規律を守りながら、国境措置の
ハードルを低くしながら、同時に多様な我国農業・農村
の繁栄を図っていく、
そして安全・安心な食を求める消
費者・国民のニーズに応えていく、この困難な政策課題
に応えていかねばなりません。
地球環境問題では、京都議定書が、懸案であったロシ
アの批准が行われ、2
0
0
5年2月に発効します。我が国が
国際約束を果たすためには2
0
1
2年までにCO2等の温暖化
ガスを現在から1
2.
4%削減する必要がありますが、その
ためには民生・産業両分野での温暖化防止計画を強力に
推進していかなければなりません。
以上3点を国政上の主要課題として挙げましたが、本
年が昨年以上の変革・激動の年になること、そしてこの
極めて困難かつ重要な政策課題に応える鍵は、土地改良
にあることを強調したいと思います。特に、農業基盤で
あり、同時に農村地域資源である、農地・水の維持管理
対策、土地改良区対策の展開、そしてそれを中核として、
我が国の農業農村が健全な姿を維持発展させていくこと
が基本になると考えます。
最後に、本年は政策の「中身」もさることながら、内
閣・与党における「政策決定システム」のあり方が問わ
れる年になります。小泉内閣の特徴である、
「与党との調
整を経ずして内閣が政策決定を行い、予算や法律を国会
に提出する直前にゴタゴタする」手法は昨年の「三位一
体改革」において、高い授業料を払いましたし、国民に
とっても極めて解りにくく、賞味期限が切れつつあると
思います。
「郵政民営化」をはじめ、どの政策課題も、内
閣と与党が緊密な連携をとって、全力で対応しなければ、
「国を過つ」可能性があります。私も2
0
0
5年が土地改良
にとって極めて重要な年であることを自覚し、皆様方の
意を国政に生かすべく全力を尽くす所存です。本年が皆
様にとりまして素晴らしい年でありますように。
4
新たなるチャレンジの時
財務大臣政務官
参議院議員
段本幸男
昨年は、豪雨による水害、台風、地震と災害の大
変多い年となりましたが、皆様方にあっては、どの
ようなお正月をお迎えでしょうか。被災なさった
方々には心からお見舞い申し上げ、一日も早い復
興・復旧をお祈り申し上げます。
しかしこのように災害がうち続く背景には、地球
温暖化という大きな環境の変化があるのではないで
しょうか? 今年は、ロシアが批准することにより、
いよいよ地球温暖化防止をめざす『京都議定書』が
発効することになりそうですが、我々もこれまで以
上に「これに向き合っていかなければならない時が
来た」ということです。国会でも、
「環境税の導入」
等について賛否入り乱れて議論が行われていますが、
森林のみならず農村も、これにどう取り組んでいく
のか早期の検討が求められています。むしろこれを
機会に、これをどう農業・農村の活性化エネルギー
に変えていくのか、新たなる知恵が求められている
と言ってよいでしょう。
他方、目を転じてみると、昨年末「三位一体改革
の基本方針」が決定し、地方分権の第一歩が踏み出
されました。また今年はさらに、
「価格政策から所得
政策」へ農政の大転換が図られようとしています。
このことは、小泉内閣で始まった『構造改革』すな
わち21世紀の新しい社会システムづくりが、いよい
よ農業・農村にも及んできた、ということです。社
会変革づくりに、農業・農村だけがひとり埒外でい
るわけにはいかない、ということなのでしょう。
この時をバネに、新しい国民要請に応えた農村を
どのように創っていくのか、知恵の時代に入ってい
くのだろうと思います。例えば、土地改良事業の面
でみれば、単に整備するハードから、交流や自然共
生などソフトを加えた総合地域対策としての側面が
加速されなければならない、ということです。
これを単なる変革だと捕らえるだけでなく、むし
ろチャンスとして活かしてゆきたいと思います。す
でに建設会社や流通会社など異業種による農業参入
も全国各地でみられるようになっています。ベンチ
ャー企業にとって、農業・農村というところは大変
魅力あるところと映っているのです。
そんな年に、農業・農村の内なる一員としての土地
改良が、
21世紀の魅力ある位置取りをめざして、大い
なるエネルギーを爆発させていこうではないですか。
平成17年度農業農村整備事業予算 概算決定のポイント
農林水産省農村振興局整備部
●主要新規・拡充事項の概要
1.既存ストックの有効活用を重視した保全管推進
○農地・農業用水等の資源を適切に保全管理する施策体系の構築に
向けた調査・検討
○基幹水利施設等の保全管理対策の推進
資源保全実態調査事業【新規】8.
5億円
農地・農業用水等の資源や農村環境を保全する施策の導入に向け、
基礎調査を実施するとともに、保全手法等の検討に向け、一定の地
域ごとに資源や農村環境を適切に保全する計画を現地の実態に即し
て策定。
資源保全手法検討調査【新規】1.
5億円
資源や農村環境の保全に係る地域の多様な実態を分析し、保全管
理において取り組むべき内容等を示す活動指針や地域の実情に柔軟
に対応しうる効率的・効果的な資源保全手法等を検討。
国営造成施設管理体制整備促進事業
(管理体制整備型)【拡充】31億円
農業水利施設の有する多面的機能を適切に発揮するため、農家だ
けでなく地域住民やNPO等の参画による、管理組織の構築や、管
理の役割分担・連携を明確化した施設管理協定の締結などを促進し、
国営造成施設等の管理体制を整備。
水資源活用地域共生事業【拡充】0.
5億円
営農形態の変化や多様な用水需要に応じて、農業用水の転用が見
込まれる地域において、既存農業水利施設を活用しつつ、適正な農
業用水の確保ときめ細やかな転用水の創出のための計画を策定し、
水資源の有効活用を促進。
2.農業の構造改革を推進する生産基盤整備の実施
○構造改革加速化のためのハード整備とソフト対策の連携強化
○多様な担い手の参入条件の整備
経営体育成への支援(非公共)【新規】
元気な地域づくり交付金 466億円の内数
担い手への農地利用集積の一層の加速化・高度化のため、担い手
に集積かつ連坦化された面積の基盤整備事業の受益面積に占める割
合を、事業完了時より更に一定以上増加させる場合に、土地改良区
等が行う土地利用調整活動に対する支援を事業完了後も実施。
水田の畑利用促進への支援(非公共)【新規】
元気な地域づくり交付金 466億円の内数
地域水田農業ビジョンの実現を支援するため、麦・大豆・飼料作
物に限定した現行の事業対象に地域振興作物等を新たに加え、基盤
整備地区において生産団地を形成したものについて排水対策等のた
めの促進費を交付。
地域・企業協働基盤整備推進対策【新規】
農地の有効活用と新たな担い手の育成による地域農業の再生・強
化等を推進するため、官民パートナーシップの活用などにより、農
外企業の農業参入等を支援する基盤整備等を実証的に実施。
・経営体育成基盤整備事業【拡充】851億円の内数
・担い手育成農地集積事業(非公共)【拡充】154億円の内数
・農業参入促進基盤整備実証事
3.地域再生に賛する活力ある安全で美しいむらづくりの推進
○地域自らの発想による地域再生の支援
○国民共通の財産として景観や環境と調和した美しいむらづくりの推進
○災害に強い安全で安心な農村の形成
平成1
6年1
2月2
4日
施設及び漁業集落排水施設、公共下水道、浄化槽)の整備を効率的
に行うことができる「汚水処理施設整備交付金(仮称)」を創設。
道整備交付金(仮称)【新規】
(農道)100億円
地域再生を推進するため、地方公共団体が策定した地方道・農
道・林道をパッケージ化した計画について、関係省が連携して助成
を行う「道整備交付金(仮称)」を創設し、内閣府に予算を一括計上。
むらづくり交付金【拡充】100億円
農林水産業の持続的発展と農山漁村の総合的な発展を図るため、
農山漁村における生活環境に関する整備を農業生産基盤の整備と併
せて、総合的、一体的に実施できる仕組みを構築するとともに、生
活環境の整備に関する事業主体としてPFI事業者を追加。
バイオマスの環づくり交付金(非公共)【新規】
144億円の内数
地域で発生・排出されるバイオマス資源を、その地域で可能な限
り循環利用するバイオマスの総合的利活用システムを構築するため、
バイオマスの変換
・利用施設等の一体的な整備を実施し、バイ
オマスタウンの実現に向けた地域の創意工夫をこらした主体的な取
組を支援。
地域・企業協働基盤整備推進対策【新規】(再掲)
農地の有効活用と新たな担い手の育成による地域農業の再生・強
化等を推進するため、官民パートナーシップの活用などにより、農
外企業の農業参入等を支援する基盤整備等を実証的に実施。
・経営体育成基盤整備事業【拡充】(再掲)851億円の内数
・担い手育成農地集積事業(非公共)【拡充】(再掲)
154億円の内数
・農業参入促進基盤整備実証事業【新規】(再掲)0.
5億円
美の田園復興(非公共)【新規】
元気な地域づくり交付金46
6億円の内数
その他
0.
5億円
農村景観を活かした農村地域の振興を図るため、良好な農村景観
の再生・保全に向けた地域住民等の活動や土地改良施設等の改修を
支援し、その取組や景観形成の技術を普及啓発するなどにより、美
しい田園を復興。
環境保全型農業の取組への工法的支援(非公共)【新規】
元気な地域づくり交付金 466億円の内数
基盤整備の実施を契機として環境保全型農業の確立に取り組む地
域に対し、除草剤等の低減に必要な畦畔被覆等の工法を導入した際
に、従来工法に比して掛かり増しとなる経費への支援等を行い、環
境保全型農業を促進。
農地防災事業【拡充】396億円
水質悪化により農業生産や公共用水域に悪影響を及ぼしているた
め池の水質を改善するため、水質浄化施設の設置、しゆんせつ工事
等を実施。
4.事業の進め方の改革に向けた取組の推進
○施策連携の強化を通じた地方の裁量度の拡大
汚水処理施設整備交付金(仮称)【新規】
(農業集落排水施設)(再掲)10
0億円
地方の裁量により、省の枠を超えた汚水処理施設(農業集落排水
施設及び漁業集落排水施設、公共下水道、浄化槽)の整備を効率的に
行うことができる「汚水処理施設整備交付金(仮称)」を創設。
道整備交付金(仮称)【新規】(農道)(再掲)10
0億円
地域再生を推進するため、地方公共団体が策定した地方道・農
道・林道をパッケージ化した計画について、関係省が連携して助成
を行う「道整備交付金(仮称)」を創設し、内閣府に予算を一括計上。
むらづくり交付金【拡充】(再掲)100億円
農林水産業の持続的発展と農山漁村の総合的な発展を図るため、
農山漁村における生活環境に関する整備を農業生産基盤の整備と併
せて、総合的、一体的に実施できる仕組みを構築するとともに、生
活環境の整備に関する事業主体としてPFI事業者を追加。
処理施設整備交付金(仮称)【新規】
(農業集落排水施設)100億円
地方の裁量により、省の枠を超えた汚水処理施設(農業集落排水
5
農業農村整備事業 平成1
7年度予算概算決定額(国費)
(単位:百万円、
%)
H16年度予算額
H17年度概算決定額
農業農村整備事業
8
34,
5
42
795,
591
95.
3
(うち農村振興局)
815,
1
17
777,
073
95.
3
(農業生産基盤整備)
458,
7
06
451,
916
98.
5
2
22,
2
41
225,
618
1
01.
5
1
79,
8
15
191,
445
1
06.
5
9
1,
1
80
8
5,
117
93.
4
8,
0
29
9,
058
1
12.
8
2,
0
00
2,
400
1
20.
0
−
8
50
皆増
4.畑地帯総合農地整備
5
5,
4
61
5
1,
214
92.
3
5.国営農用地再編整備
2
1,
7
28
2
3,
128
1
06.
4
6.機構事業
29,
2
50
2
8,
085
96.
0
7.その他
30,
8
17
2
9,
697
96.
4
(農村整備)
256,
0
41
219,
724
85.
8
8.農道整備
71,
9
00
6
2,
538
87.
0
9.農業集落排水
6
2,
4
00
5
2,
200
83.
7
1
0.農村総合整備
18,
4
50
1
4,
802
80.
2
1
1.農村振興整備
32,
0
68
2
7,
303
85.
1
1
0,
0
00
1
0,
000
1
00.
0
1
2.中山間総合整備
56,
7
59
4
9,
977
88.
1
1
3.その他
14,
4
64
1
2,
904
89.
2
(農地等保全管理)
119,
7
95
123,
950
1
03.
5
1
4.防災保全
101,
5
50
105,
973
1
04.
4
5,
5
50
2,
888
52.
0
国営総合農地防災
3
9,
5
63
4
4,
060
1
11.
4
農地防災
36,
0
42
3
9,
614
1
09.
9
農地保全等
20,
3
95
1
9,
411
95.
2
13,
7
38
1
3,
599
99.
0
4,
5
07
4,
378
97.
1
事
項
1.かんがい排水
うち国営かんがい排水
2.経営体育成基盤整備
3.諸土地改良
うち新農業水利システム保全対策事業
うち資源保全実態調査事業
うちむらづくり交付金
直轄地すべり
1
5.土地改良施設管理
1
6.その他
対前年伸率
/
注1:百万円単位に四捨五入のため、計が合わない場合があります。
注2:「H1
7年度概算決定額」には、省庁連携強化に係る交付金化措置額(農道整備1
0
0億円、農業集落排水1
0
0億円)を含む。
6
平成17年度 農業・農村振興活動ならびに県予算編成に関する要望
本省への要望活動
平成1
7年度 農業・農村振興活動に関する要望
平成1
6年6月1
6日に本会会長をはじめ県農政水産部耕地
課・農村整備課ならびに国営農業水利事業滋賀協議会等の関
係団体2
3名が、農業農村整備事業を積極的に推進するため予
算枠の拡大と新規採択枠確保等の下記施策について、本省の
農村振興局長はじめ関係各課に要望を行いました。
記
1.農業農村整備事業を積極的に推進するため、予算枠の拡
大と新規採択枠の確保を図るとともに、農業経営の安定を
図るため、農家負担の軽減措置の拡大を図る。
ある。そのため、同事業の終期である平成1
6年度以降にお
いても、そのような体制確立のための公的な支援を図られ
たい。
平成1
6年6月1
6日
滋賀県
滋賀県土地改良事業団体連合会
滋賀県農業農村整備事業推進協議会
滋賀県農業集落排水事業推進協議会
国営農業水利事業滋賀協議会
県への要望活動
平成1
7年度 県予算編成に関する要望
平成1
6年1
1月1
0日に本会会長ならびに土地改良区理事長・
国営農業水利事業滋賀協議会等の関係団体2
2名で県予算編成
について下記の項目を県知事はじめ県議会ならびに関係各課
に要望しました。
2.昨年から、土地改良管理指導センターの見直し作業が全
土連を中心に検討されております。土地改良推進対策とし
て、センター業務の新たな役割は、農地・水等の地域資源
を将来にわたり適切に保全していくことです。土地改良施
設の適切な管理、計画的な更新を確実なものにするため、
現行の土地改良管理指導センター機能の充実強化を図る。
3.国土保全や防災などの公共的、公益的機能を有している
農業用施設をはじめ、農村の文化、景観等多面的機能の発
揮に不可欠な農地、水等の地域資源の適切な管理を行うた
め、土地改良区の法的位置づけを明確化するとともに、こ
れらの社会的役割を担う土地改良区に対して、公的支援制
度を創設する。
4.環境との調和に配慮した事業推進が不可欠な中で、事業
費負担の適正化を図るとともに、住民参加による環境保全
活動や保全整備にかかる調査研究、啓発指導等持続的な活
動を支援するための、
(仮称)農村環境保全センター機能を
付与する支援制度を創設する。
5.農業集落排水事業施設の整備が進んでいるなか、施設の
適切な維持管理等に関する技術的な診断、予防保全および
維持管理にかかる諸課題に関しての指導助言により、農業
集落排水事業の円滑な推進を図るため、
(仮称)農業集落排
水管理指導センター機能を付与する支援制度を創設する。
6.農用地の集団化および経営体への農地利用集積を図るた
め、経営体育成促進換地等調整事業や、担い手育成基盤整
備関連流動化促進事業など、農用地の集団化事業を積極的
に進めています。事業の実施状況から事業計画を円滑に進
めるための、予算措置や換地センターの充実を図る。
7.国営造成施設管理体制整備促進事業(管理体制整備型)
により、土地改良施設の有する多面的機能の維持・向上に
一定の成果を上げているところであるが、多面的機能の持
続的な発揮のためにはより広範な支援体制の確立が必要で
記
1.三位一体改革関連に係る「国庫補助負担金に関する改革
案」について
1)農業農村整備事業に関する国庫補助負担金について
国庫補助負担金削減対象事業に経営体育成基盤整備事
業(ほ場整備事業等、国庫補助額8
9
5億円)
、農道整備事
業(同4
8
1億円)などの農業農村整備事業が掲げられてお
ります。
これらの事業が補助金廃止・税源移譲等に伴い財政力
格差により地域間での整備の不均衡を生じることが必至
で、本県においても持続的な農業・農村の発展に支障が
生じるとともに、食料の安定供給のみならず、良好な農
村景観や自然環境の保全に果たす本県農業の重要な役割
を考えると、そのような事態を強く憂慮します。
地方分権を進めるには、行政分野において国との役割
分担を見直すことが重要であると認識しておりますが、
食料の安定供給等国の責務についての十分な議論もなく、
また、財源措置についても不確定な要素を抱えた今回の
補助金削減、税源移譲案に大きな戸惑いを持ちます。
従って、従来どおり必要な事業を必要なときに重点的
に実施できるようご配慮を願うとともに、補助金廃止に
見合う財源確保が担保されない限り、現行の国庫補助負
担金制度の存続と併せ、今後共この改革が農家負担に転
嫁されることのないよう要望します。
2)国直轄事業に対する地方公共団体の負担について
国営かんがい排水事業等の実施に関して、地方公共団体
7
に財政負担を課している
「国直轄事業負担金」
について廃
止するとありますが、これについても仮に廃止された負
担金について国が負担を行わない場合、農家負担に転嫁
されるのではないかという重大な懸念を有しております。
今日の米価等の下落傾向を考えると、国営事業の農家
負担がこれ以上増嵩することは、農家経済の破綻に直結
します。従って国直轄事業負担金についても、それを農
家負担に転嫁することのないよう、地方公共団体による
負担制度等について、ご配慮をお願いします。
2.安全・安心な食料供給、食料自給率の向上に不可欠な農
地や農業用施設の整備・保全や農村地域の振興に向けた農
業農村整備事業の積極的な推進のための新規採択と予算確
保
1)国営かんがい排水事業等の推進
新愛知川、新湖北 期、同 期、野洲川 期、同 期、
神崎川下流各地区
2)県営、団体営事業の推進
3)農地、農業用施設の防災、予防保全事業の推進
4)土地改良施設管理事業の推進
3.土地改良区等の育成強化対策の推進
1)国営造成施設管理体制整備促進事業
(管理体制型)
制度
の存続・拡充
2)農地・農業用水等の地域資源の適切な保全管理に資す
る支援制度の創設
3)滋賀県土地改良管理指導センターの存続と充実強化
4)滋賀県換地センターの存続と充実強化
4.環境保全対策事業に係る制度の拡充と新規制度の創設
1)
「滋賀県環境こだわり農業推進条例」に係る環境直接支
払制度に関連し、農業排水の濁水対策について、流域単
位での軽減対策を図る観点から、用排水管理に係る土地
改良区機能を最大限に活用するための技術開発支援と財
政支援
2)滋賀県が有する自然的地形条件から、農山村地域の保
全再生を図るため、ため池や里山を核とした地域ぐるみ
の保全活動に係る新たな制度の創設
平成1
6年1
1月1
0日
滋賀県土地改良事業団体連合会
代 表 土 地 改 良 区
滋賀県農業農村整備事業推進協議会
滋賀県農業集落排水事業推進協議会
国営農業水利事業滋賀協議会
上記の他に行った要望活動
平成1
6年7月2
3日
要望先:農林水産省近畿農政局
平成1
6年7月2
8日
要望先:農林水産省
農業・農村の振興に関する要望
土地改良区の強化対策等に関する要望
換地関係業務に関する要望
要望団体:近畿水土里ネット連合協議会
近畿換地センター連合協議会
平成1
6年9月9日
要望先:関西電力株式会社
農事用電力基本料金の軽減に関する要望
要望団体:近畿水土里ネット連合協議会
近畿農事用電力料金軽減要請運動
推進会議
上記により要望した結果、
平成1
6年1
2月1
6日付けで関西電力
株式会社より回答があり内容は次のとおりとなっています。
「現在、明年4月の本格的な料金改定に向けて作業に入っ
ており、電気料金引き下げの内容など、詳細につきまして
は未定ではございますが、ご要望いただいた内容を十分に
踏まえながら、検討を進めて参りたいと存じます。
」
平成1
6年1
0月1
3日
要望先:内閣総理大臣をはじめ各大臣
三位一体改革に関する要望といたしまして、先般1
0月5
日新潟県において開催されました第2
7回全国土地改良大会
で下記の緊急決議に沿った形で農業農村整備事業が確実に
実現されるよう要望いたしました。
要望団体:近畿水土里ネット連合協議会
記
全国土地改良大会緊急決議
現在、進められている三位一体の改革において、
「国の
礎」となる「農」や「食」にかかわる重要政策は、国の責
務として確実に推進されるよう、次の項目を強く要請する。
一、経営体育成基盤整備事業や農道整備事業など、農業農
村整備事業については、必要な事業が必要な時に重点的
に実施できるよう、補助事業として継続すること。
一、安全・安心な食料の供給、食料自給率の向上に不可欠
な農地や農業用水の整備・保全や農村地域の振興に必要
な施策については、国において確実に実施すること。
水土里ネット滋賀のホームページとメールアドレス変更について
本会では、会員ならびに一般住民の方々へのPRに努め、諸活動を理解していただく
ため、従来のホームページに大幅な改良を加え、新たなホームページを平成1
7年4月
より公開する予定です。アドレスは下記のとおりとなります。
ご利用下さい。 http://www.midorinet-shiga.com
つきましては、独自ドメイン取得とインターネット接続回線
(ADSL)
の変更に伴い、
メールアドレスを下記により変更し運用することになりました。
メールソフトのアドレス帳を変更していただきますよう、お願い申し上げます。
8
総務企画課
(企画関係) [email protected]
農 村 下 水 道 課
[email protected]
総務企画課
(総務関係) [email protected]
環
課
[email protected]
経
理
課
[email protected]
技
術
課
[email protected]
管
理
課
[email protected]
換
地
課
[email protected]
境
保
全
第2
7回 全国土地改良大会(新潟大会)
1
0月5日 、6日 の2日間にわたり、新潟市朱鷺メッセ
「ウェーブマーケット」を式典会場とし、
『トキめく未来、水
土里のふるさと』の大会テーマの下、全国から4、3
0
0名を超
える土地改良関係者が参集し全国土地改良大会新潟大会が開
催されました。
新潟県では、集中豪雨が洪水被害をもたらし、大会直後の
1
0月2
3日には新潟県中越地震が発生し、深い爪痕を残しまし
た。
被災された皆様に、心よりお見舞い申しあげます。
地震とその後の余震によって、かけがえのない命が奪われ
てしまいました。心よりお悔やみ申しあげます。
また、けがをされた方々のご回復と、避難生活をされてい
る方々の生活が一日も早く復旧することを願っております。
■大会・式典
今大会は、農業農村整備の重要性はもちろん、地域資源管
理者である「水土里ネット」の役割を広く国民にアピールす
るとともに、土地改良関係者の更なる意識高揚を図った。
国民が環境保全への関心を高める中、農業の基盤である水、
土、里を次代に引き継ぐとともに、朱鷺が再び大空を舞うよ
うな白然豊かな環境と、若者が将来に夢を持てる農業とが調
和したふるさとをつくろう、というメッセージが大会テーマ
に込められ、その実現に向け熱意と技を結集し邁進すること
を、水土里ネットの若者が高らかに宣言した。 また、緊急決
議が採択され、経営体育成基盤整備事業等の継続や農地・用
水等の地域資源の保全、農村振興は国の責務であることを確
認した。
記念コンサートでは、本
拠地を佐渡に置く「鼓童」
の太鼓の迫力が感動を呼ん
だ。
さらに、併催行事や事業
視察などを通じ、新潟の農
業農村整備の姿を紹介した。
■大会テーマ「トキめく未来、水土里のふるさと」
近年、我が国の農業農村を取り巻く社会経済環境はグロー
バル化が進展し、国民は安全・安心で安定した食の供給を求
める一方、地域の環境保全への関心を高め、環境と調和した
農業・農村のあり方を求めている。
日本は「豊葦原の瑞穂の国」と古事記に記述されていると
おり、農業が我が国の国土、自然環境、伝統文化を培ってき
た。こうした農業の基盤である水、土(国土)、里(緑)を次
代に引き継ぐとともに、朱鷺が再び大空を舞うような自然豊
かな環境と、若者が将来に夢を持てる近代的農業が調和した
ふるさとをつくっていきたいとの意が込められています。
■土地改良事業功労者表彰式
全国で農林水産大臣表彰6名・農林水産省農村振興局長表
彰1
7名・全国土地改良事業団体連合会会長表彰4
7名の方々が
受賞され、滋賀県からは本県の農業農村整備に貢献された水
土里ネット安曇川沿岸理事長 渕田
氏が受賞されまし
た。
全国土地改良事業団体連合会長表彰
水土里ネット安曇川沿岸(安曇川沿岸土地改良区)
理事長 渕田
氏
渕田氏は土地改良区の理事長として、絶大なる指導力と人
望により、かんがい用水ならびに地域用水の安定供給はもと
より、事業の円滑な推進を図り、また、土地改良区の事務の
合理化、経費の節減に鋭意努力され、
土地改良区の健全な財政運営に努め
られた功績は計り知れないものがあ
ります。
■21創造運動大賞
受賞した水土里ネットは、いずれも地域の特性に応じた身
の丈にあった運動に取り組み、なかでも特に優良な取り組み
を行っている全国の水土里ネットの中から、九つの水土里ネ
ットが2
1創造運動大賞を受賞しました。
滋賀県からは近畿ブロックの代表として「水土里ネット天の
川」が大賞を受賞しました。
水土里ネット天の川
受賞者代表(理事長 徳田 満夫 氏)
2
1創造運動が地域全体に広く浸透し共感を呼んでいること
から、大賞を受賞すると共に、運動の特徴を踏まえて副題と
して【環境・生物フロンティア】の称号をいただきました。
(P2
3で詳しく紹介しています。
)
ここに受賞の栄に浴された皆様に心よりお慶びを申し上げます。
■大 会 宣 言
大会宣言では、水土里ネット西蒲原の後藤慎一さん、水土
里ネット亀田郷の越山直子さんが力強く宣言文を朗読、
「水」
「土」
「里」という農村の地域資源を守り、育み、次世代に引
き継いでいくことの役割を担う私たちが、地域住民や関係団
体とともに、2
1創造運動を通じ、積極的に発信し、行動して
ゆこうではないかと訴え、ここで、主催者より緊急の提案が
あり、国の礎となる「農」や「食」に関わる重要政策は、国
の責務として確実に推進されるよう強く要請することの決議
を、満場一致で採択した。
大会旗引継では、水土里ネット新潟の磯部会長から全国水
土里ネットの野中会長へと大会旗が手渡され、そして、野中
会長から水土里ネットやまがたの岡崎敏比古会長へとしっか
りと手渡され、次期開催県挨拶の中で、山形大会のテーマ、
「生命の最上川(いのちのみず)うるおう大地に夢かがやい
て」を紹介、土地改良の原点に立ち返り、
「水」、
「土」、
「里」
を中心に農業農村整備の役割を広く国民にアピールできるよ
う鋭意準備に努める、と述べられた。
続いて、今大会の成功を祝し、併せて、第2
8回山形大会が
盛大に開催されることを祈念し、原田一實・全国水土里ネッ
ト副会長の発声により万歳三唱が行われた。
最後に、徳茂徳一・水土里ネット新潟副会長が閉会の挨拶
を行い、
「是非とも、水土里ネットの総力を結集し、我が国の
農業・農村を守るため、皆様のご支援、ご協力を賜るようお
願いする」と述べ、大会が無事、盛会裡に終了しました。
(今回、
本文の作成にあたり土地改良新聞から一部引用させていただきました。)
9
生物環境アドバイザーの人材育成をめざして
水土里ネット滋賀では、滋賀県、滋賀自然環境研究会の共
催ならびに関西自然保護機構の後援により8月2
2日 ∼2
3日
と2
9日 ∼3
0日 の4日間、守山市立埋蔵文化財センター
ならびに琵琶湖博物館を会場として2
2名が参加し生物環境ア
ドバイザー研修会(植生コース、動物コース)を開催しまし
た。
豊かな田園空間を創造する地域の実情に応じた個性ある地
域づくりや農村環境を保全、住民活動を積極的に推進するた
め、生物環境アドバイザーの人材育成として、昨年度から県
農村振興支援事業の一環として行っています。農業農村整備
事業を担当する職員や各種機関の環境保全担当者等を対象に、
講義だけでなく室内実習や、野外での実習を効果的に設け、
生物環境に関わる基礎的な知識や調査技法の習得を目的に実
施しました。
動物コース(社寺林の土壌動物)
植生コース
(室内での実習)
本研修は、全日程とも午前8時から午後7時3
0分までで、
受講生にとってはかなりのハードなスケジュールとなりまし
た。
植生コースは、室内で講義の後、重装備に着替えて(特に
ヤブ蚊などが多く)野洲川の河畔林や社寺林、水田周り等で
植物の群落識別実習を行い、その後室内で、現地での植生調
査票による群落抽出法を研修しました。
動物コースは、社寺林や琵琶湖の湖辺域で生態系の分解者
である土壌動物と消費者であるほ乳類(ネズミ類)の調査法
を習得するとともに、生物環境アドバイザーと生態系インタ
ープリター(解説者)に関わる基礎理論を研修しました。
水土里ネット滋賀では、生物環境アドバイザーの人材育成
をめざし、次年度以後も引き続き実施していく予定をしてい
ます、興味をお持ちの方は参加されてはどうでしょうか。
班別による群落調査
湖辺域でのネズミの巣を確認
滋賀県みずすましセンターの業務について
滋賀県では、環境と調和した農業の推進と琵琶湖の保全を目的として、平成8年度に県民の主体的な参加を土台とした
「みずすまし構想」が策定しました。この構想を推進するため、平成1
3年度において水土里ネット滋賀に「滋賀県みずす
ましセンター」
を設置し農村地域を中心に行われる地域住民主体の環境保全のための活動を支援するため、専門家の登録・
派遣や地域リーダーの育成、調査研究、啓発普及などを行っています。
業務内容は
活動団体の運営指導等では、みずすましコーディネーター
農村環境の保全整備に関する調査研究
が動植物の環境教育に関する専門的知識を有する指導者とし
地域リーダー及び専門家の育成
てお手伝をし、農村地域における環境保全活動のリーダーと
専門家の登録・派遣
して今後も活動を継続しようとする人「みずすましリーダ
農村環境の保全整備にかかる啓発普及
ー」を育成しています。
その他必要な支援活動
センター活動の一部を紹介しますと、1
5地区で行われた生
を実施しています。
き物観察会等に、みずすましコーディネーターを派遣し、住
具体的には
民活動や取り組み状況の情報発信ネットワークづくりとして、
●むらづくりワークショップにおける専門分野からの指
田園空間整備事業やグラウンドワークしがの推進(マキノ町、
導・助言
山東町)や棚田地域保全対策などを行っています。
●集落周辺の水田地帯や水路等における動植物調査、水
質調査等手法の指導・助言
●生態系保全、水質浄化対策、景観保全対策工法等に対
する指導・助言
●新たに農村環境保全活動を行おうとする団体に対する
先進的な取り組み事例の紹介
●活動団体の運営方法の指導等です。
専門家の登録・派遣では、
「みずすましアドバイザー制度」
により地域住民主体の環境保全活動を支援するため、いろい
ろな分野の専門家を登録し希望される水土里ネット・市町村
お問い合わせは 水土里ネット滋賀 環境保全課 まで
等(地域組織や集落等)へ派遣しています。
eメール:[email protected]
1
0
「棚田復元・保全」
に地域通貨を導入
中山間地域の棚田保全に、ボランティアで取り組む「棚田
復元プロジェクト」が1
0月2
4日 、平尾中山間地域農業推進
協議会が主催し、県ならびに水土里ネット滋賀が後援し、大
津市仰木平尾で初めて棚田の保全活動を行いました。ボラン
ティアの公募に応じた県内外からの参加者5
8名が、地元住民
と協働し、高齢化や後継者不足などで荒廃した休耕田
(4反)
を復田するための除草・搬送作業を4班に分かれ行いました。
昼食時には、棚田米と市販の
お米で作ったおにぎりを食べ比
べました。そして、今後の作業
の進め方についてボランティア
の方々と地元住民で意見交換を
行いました。
午後の作業終了後には地元集 4班に分かれての除草作業
落から、参加頂いた方に本日作業を行った田んぼで獲れた棚
田米と交換できる地域通貨をお渡ししました。
「棚田復元プロジェクト」
作業前の集合写真
今後は、ボランティアと地元住民の意見を聞きながら運営
内容を検討し、皆さんにお知らせします。
参加者の声
・思ったよりハードワークであったがとても楽しく次回も
参加したいと思います。
・棚田農家の人の苦労が良くわかりました。
・仰木の里に住んでいます。長年都会で生活をしていまし
たが仰木が大好きです。
出来ることならワサビ作りを勉強したいです。
・仰木棚田の風景を見てすばらしいと感じ、その棚田を保
全して欲しいと思う一人として、このような行事に出来
るだけ参加したいと考えています。
2
0
0
4
「棚田シンポジウム in 大津」
∼守ろう 生かそう 近江の棚田∼
棚田の保全活動を考えた「棚田シンポジウム in 大津」を、
地元平尾中山間地域農業推進協議会関係者をはじめ、棚田復
元ボランティア参加の皆さん、県市町村職員、都市住民、農
家ら約1
2
0名が参加し1
2月1
1日 、大津市柳が崎の「びわ湖大
津館」で開催いたしました。
県農政水産部農村整備課 泉 峰一課長が主催者を代表し
開会の挨拶を行い、引き続き本年度実施した「田んぼだいす
きふるさと農村子供絵画コンクールの受賞作品」ならびに
「土
地改良施設愛護標語優良作品」について表彰式を執り行いま
した。
表彰式の後、日本総合研究所副主任研究員 嵯峨生馬氏か
ら「地域通貨を活用した都市と棚田の交流について」と題し
て基調講演をお願いしました。
引き続き行われたパネルディスカッションでは、コーディ
ネーターに京都府立大学
助手中村貴子氏、アドバ
イザーに基調講演をお願
いした嵯峨生馬氏にお願
いし、パネリストとして
平尾中山間地域農業推進
協議会会長 西村義一氏、
ボランティア活動参加者
代表の松本進吾氏、
地域通貨おうみ委
員会元理事長 金
澤恵美氏、県農村
整備課参事 加藤
雅治氏の4氏によ
り、
「地域通貨を活
用した棚田保全活
動について」をテ
ーマとして中山間
地域の活性化や今後の取り組みについて、パネルトークが行
われ参加者も交えて活発な意見が出された。
最後に、参加者にアンケート調査を実施し、シンポジウム
の感想・棚田保全活動・地域通貨導入などについて貴重なご
意見を伺いました。調査にご協力いただいた方々には棚田で
作った棚田米をプレゼントし、シンポジウムが盛会裡に終わ
ることができました。参加していただいた皆様には改めて感
謝申し上げます。
なお、棚田の保全活動へのご質問・ご意見等が、ございま
したら、水土里ネット滋賀 環境保全課のメールアドレスま
でお願いいたします。
eメール:[email protected]
1
1
平成16年度農村総合整備推進事業
近畿ブロック団体営事業支援・農村計画・調査計画研修会
農村総合整備事業の実施主体である市町村、土地改良
第2日目 1
0月1
3日
区等の担当者の農村総合整備事業に関する技術向上を図
コスト構造改革プログラム
ることを目的として、近畿水土里ネット連合協議会の主
−性能設計−
催で毎年開催されています。
近畿農政局土地改良技術事務所
平成1
6年度は「水土里ネット京都」が当番県で実施さ
企画情報課
原山昭彦
建設副産物及び木材利用の取組
れました。
京都府ならびに兵庫県の北部では、集中豪雨による洪
水被害をもたらし、地域に深い爪痕を残しました。
現在も再建に向けてがんばっておられる被災された地
−木橋施工事例−
丹後広域振興局農林商工部
農林整備室担当
高奥信也
係長
域や農家の方々に、心からお見舞い申し上げます。
管路の損失水頭計算
主
京都府農林水産部耕地課・水土里ネット京都
催:近畿水土里ネット連合協議会
当 番 県:水土里ネット京都
パイプライン(送水管)の設計(演習)
共
京都府農林水産部耕地課・水土里ネット京都
催:
水土里ネット大阪・水土里ネット兵庫・水土里ネット奈良
水土里ネット和歌山・水土里ネット滋賀
協力機関:近畿農政局、京都府耕地課
農業農村整備技術強化対策事業として、今年度は次の
とおり、近畿ブロックの県・市町村・土地改良区・県土
連の職員を対象に研修会が実施されました。
農業農村整備技術強化対策事業
団体営事業支援研修会
(施工技術研修)
開催日時:平成1
6年1
0月1
2日∼1
3日
開催場所:ルビノ京都堀川(京都市)
コスト構造改革プログラム
り演習課題に取り組んだため苦労しましたが、この研
修会において構造計算の概念を判っていただいたと思
います。
農業農村整備技術強化対策事業
近畿ブロック農村計画研修会
開催日時:平成1
6年1
0月2
5日∼2
6日
開催場所:2
6日
2
7日
ルビノ京都堀川(京都市)
現地研修 京都府美山町∼亀岡市
第1日目 1
0月2
5日
巨椋池ワークショップの取り組み活動について
京都教育大学教育学部
−新しい積算方式−
坂東忠志
近畿農政局整備部設計課
積算施工係
当日は、計算プログラムを使用せず全て手計算によ
事業計画における環境への配慮と
第1日目 1
0月1
2日
前野恭成
係長
助教授
植物学的見地から見
環境への調和に配慮した施工事例
た環境への配慮や、ワ
−阿厳是池−
ークショップの取り組
京都府中丹土地改良事務所
建設課
中嶋弘二
課長
農道の擁壁安定計算及び舗装設計について
京都府農林水産部耕地課・水土里ネット京都
農道の設計
−擁壁の安定計算及び設計CBR−(演習)
み活動について講義が
行われました。
第2日目 1
0月2
6日
美山町「かやぶきの里」見学と
町地域振興課上田利之課長による、村おこしの取り
組みについて説明していただきました。
京都府農林水産部耕地課・水土里ネット京都
美山町ホームページより
1
2
課長
亀岡市「国営農地再編整備事業−亀岡地区−」
とが可能で、中性域で生物の生育を妨げない。固化後、
国営亀岡農地整備事業建設所
母材の土色を保持し水浸しても崩壊しない。破壊すれ
あいにくの雨模様で、バスの中からの説明となりま
ば土に戻すことが可能であり、用途としては、土壌硬
したが、環境配慮の取り組みとして、環境と景観に配
化剤(畦畔・ため池の法面「堆積土+マグホワイト」
)
・
慮した「お宝マップ」の作成や環境と景観に配慮した
高分子凝集材併用による脱水、固化・赤土の流失防
ゾーニングプランならびに希少動植物の引越し、環境
止・重金属類の安定化(カドミウム汚染水田の土壌改
に配慮した工法の導入等が紹介されました。
良)・木質舗装(木質チップ+マグホワイト)・雑草
農業農村整備技術強化対策事業
近畿ブロック調査計画研修会
対策(植物休眠効果)としての利用などが紹介されま
した。引き続き、地下灌漑システム[FOEAS]につい
て紹介があり、大規模水田輪作体系を可能とする圃場
開催日時:平成1
6年1
1月2
5日∼2
6日
基盤条件について(湧水処理技術)ベースドレーン工
開催場所:丹後あじわいの郷
法・BF装着弾丸暗渠形成装置等について講義が行わ
れました。
京都府丹後・中丹管内
地域住民の労力提供による、ため池修繕工事について
第1日目 1
1月2
5日
農免農道(大江南域
期)
−南谷池修繕工事−
−環境との調和に配慮した法面保護工法の採用−
丹後広域振興局
企画調整室
水口裕一郎
主任
中丹土地改良事務所
丹後広域振興局
農林整備室
河北
技師
西村
中丹土地改良事務所
寿
所長
建設課
中嶋弘二
課長
能希
侵食された「ため池」前法面の補修工事を、地元労
力活用手法により実施した事例が報告されました。
生態舗装工「バイオ
フ ァ ル ト」BF緑 化 工
土壌改良剤としてマグホワイトを使用し、池底堆積
法・ポケチップ吹付け
土を堤体用土としてリサイクルを行い、請負工事の3
植栽工法が紹介さまし
分の1の費用で、参加者にケガもなく完成されました。
午後からは、上記
た。
で施工された現地を
両者とも現地で発生
実際に見学しました。
する、樹木や樹木の根
をチップ処理し法面に吹きつけ施工するものでした。
施工後1年を経過
環境との調和に配慮した事業実施のための調査設計
した現場で、池の水
近畿農政局農村計画部事業計画課
は抜かれており、施
水利防災係
舘野太蔵
工面である前法面が
係長
ミティゲーション5原則(環境配慮の5原則)や事
見られるようにしていただだいておりました。施工面
業各段階における環境配慮の流れと検討事項について
は、機械施工のような仕上がりではありませんが、崩
環境配慮施設の維持管理、モニタリング等について講
壊、変形は認められず問題はないと思われました。
また、池底において、マグホワイトと池底堆積土混
義が行われました。
農村生活環境整備の費用便益分析−CVM−
合した影響から、池底が硬化していました。
近畿農政局農村計画部事業計画課
林道「奥寄線」視察 “間伐材を利用した木橋施工”
農村計画第1係
松下
勝
係長
従来の直接法では算定困難な効果を、受益者に対す
丹後広域振興局農林整備室担当
の中で地産地消を目
整備の説明責任を明確にすることが可能であるCVM
的とした、木材利用
アンケート調査の手順・質問形式・バイアス(ゆが
の取り組みについて
み)
・辞書的選好の排除・抵抗回答の排除等につい講
「木橋施工事例」と
義が行われました。
して講義があった現
環境に優しい土質改良 “マグホワイト”
係長
今回、冒頭で紹介しました、団体営事業支援研修会
るアンケート調査から直接聞き出すと共に、生活環境
第2日目 1
1月2
6日
高奥信也
地を実際に訪れて見
学をしました。
(独)
農業工学研究所農地整備部
水田整備研究室
藤森新作
室長
マグホワイトの特
徴・施工例について
講義が行われ、特徴
としては、国内の大
部分の土を固めるこ
昨年、京都北部で発生した災害の査定設計を作成され
ている大変お忙しい中、研修会を企画していただきあり
がとうございました。
農村総合整備事業に関する技術向上を図る上で、とて
も有意義な研修となりました。
「水土里ネット京都」の皆様には、大変お世話になり
感謝いたします。ありがとうございました。
1
3
平成16年度 土地改良管理指導・土地改良相談事例集の作成に係る
東海・近畿ブロック検討会
今回で、2
7回目を迎える
「土地改良管理指導・土地
改良相談事例集の作成に係
る東海・近畿ブロック検討
会」が平成1
6年1
1月2
5・2
6
日の2日間、滋賀県近江八
幡市ウェルサンピア滋賀に
おいて、全国水土里ネットの三田所長ならびに東海・近畿農
政局の関係者をはじめ、東海3県・近畿2府4県の府県職員
ならびに各府県水土里ネット職員が一堂に会し検討会が開催
されました。本検討会は、全国水土里ネットが作成する事例
集に掲載するため、土地改良管理指導事例ならびに土地改良
相談事例を東海・近畿ブロックとして2∼3例の事例を選定
することになりました。
初日、全国水土里ネット三田所長、近畿農政局農村計画部
藤田土地改良管理課長が開会の挨拶を行い、開催県として水
土里ネット滋賀の田中専務理事が歓迎の挨拶を行いました。
事例発表では、各府県から次の事例が順次発表されました。
岐 阜 県:既設開閉機利用によるゲートの電動化
兵 庫 県:ハウス栽培に適した送水機能の改善を指導
愛 知 県:ほ場整備区域内における産業廃棄物の違法投棄について
奈 良 県:土地改良事業計画の作成工事の実施に関する指導助言
三 重 県:ポンプのオーバーホールについて
(電蝕防止対策)
和歌山県:分水現場盤の設備改善について
京 都 府:腐食がすすんだ扉体の補修
滋 賀 県:ボルトの腐食・老朽化に伴う転倒した取水塔の補修
大 阪 府:溜池の地山法面の崩壊について
事例を選考するにあたり、質疑応答ならびに意見交換会が
行われた。全国水土里ネット、東海・近畿農政局、水土里ネ
ット滋賀で構成する選考委員8名により、全国に提出する事
例選考が行われ、その結果は下記のとおり決まりました。
施設管理指導事例「三重県・京都府」
土地改良相談事例「大阪府」
1日目の最後には、平成1
7年度における事例集作成検討会
ならびに管理指導等研修会の開催県を決定し初日の検討会を
閉会しました。その結果は下記のとおり決まりました。
事例集作成検討会「三重県」
管理指導等研修会「愛知県」
二日目は、参加者の見聞を広めるため現地視察を行いまし
た。はじめに、近畿農政局野洲川沿岸農地防災事業所にご協
力いただき工事中の石部頭首工
を視察し、続いて湖南地域振興
局田園整備課にご協力いただき
水質保全対策事業浮舟地区の視
察を行いました。
その後、琵琶湖博物館で昼食を
取り博物館展示物の見学を行い
検討会の全日程を終了しました。
土地改良施設の管理ならびに農業農村整備事業に関するご
相談等がございましたら、水土里ネット滋賀の各支部(各地
域振興局田園整備課内)ならびに水土里ネット滋賀管理課ま
でご相談下さい。
TEL:0
7
4
8
‐
4
2
‐
7
1
0
1 FAX:0
7
4
8
‐
4
2
‐
5
5
7
4
eメール:[email protected]
平成16年度「土地改良施設愛護啓発ポスター」標語入選作品紹介
滋賀県と水土里ネット滋賀が連携し、9月1日から9月3
0
日までの1ヶ月間を土地改良施設愛護月間と定め、農業者が
一斉参加のもとに、土地改良施設の点検整備、草刈り、水路
の浚渫等を行うことによって、適正な維持管理がなされるよ
うに指導に努めているところです。本年も、水土里ネット滋
賀で実施した標語募集の審査で最優秀賞に選ばれた標語を採
用して、啓発ポスターを作
成し、県下の土地改良区お
よび農業集落で掲示してい
ただき、啓発に努めていま
す。
今回、応募のあった標語
の中から最優秀賞・優秀賞
ならびに佳作に選ばれた標語を紹介いたします。
最優秀賞 「水環境 守る施設に 潤う大地」
日 野 町 中西 岩吉 氏
優 秀 賞 「守り継ぐ 施設はみんなの 宝物」
五個荘町 山脇 昭二 氏
1
4
佳 作(5点)
「守ります 豊かな湖国 育くむ施設」
虎 姫 町 野口 成人 氏
「守ります この施設 碧い琵琶湖と地域の輪」
八日市市 井田あさみ 氏
「守ります メダカもホタルも すむ施設」
近江八幡市 南
英市 氏
「守りあう 水土里の施設に 豊かな稔り」
大 津 市 本田 秀雄 氏
「豊作の かげに施設と 守る汗」
近 江 町 能勢
治 氏
受賞作品の中から最優秀賞・優秀
賞については、1
2月1
1日 大津市柳
が崎の
「びわ湖大津館」
で開催された
「棚田シンポジウム in 大津」の会場
において表彰式が執り行われました。
土地改良施設愛護標語を募集しています。
応 募 先:水土里ネット滋賀管理課 FAX:0
7
4
8
‐
4
2
‐
5
5
7
4
eメール:[email protected]
農業集落排水処理施設維持管理担当者講習会
8月3
0日
午前1
0時より、水土里ネット滋賀3F研修
排水事業の現状と課
室ならびに能登川町の栗見農業集落排水処理施設におい
題」、引き続き「農業集
て、滋賀県農業集落排水事業推進協議会の主催により、
落排水事業の推進に向
「農業集落排水処理施設維持管理担当者講習会」を市町
けて」、そのあと「農業
村の処理施設維持管理担
集落排水の維持管理と
当者を対象に開催いたし
予防保全について」と
ました。
題し、それぞれのテ−
マ−で維持管理に対する技術的な講演を行いました。
汚水処理施設は適正な
午後からは、栗見農業集落排水処理施設において処理
運転管理によって処理能
槽の構造と機能の説明及び水質測定を実習しました。
力を常時保持する必要が
当日は、大型台風の上陸も伝えられておりましたが、
あります。
このためには、維持管理技術の向上と維持管理体制の
研修生3
0名全員、熱心に維持管理技術の習得に努められ、
大いに成果が得られました。
整備が緊要であります。
このような状況を踏まえ午前中は、最初に「農業集落
農業集落排水処理施設の維持管理と
資源循環に関する研修会
午後1時より、水土里ネット滋賀3F研修
る関係から、人との出
室において、滋賀県農業集落排水事業推進協議会の主催
会い、触れ合いを大切
により、
「農業集落排水処理施設の維持管理と資源循環に
にしておられ、感動的
関する研修会」
を、
農村下水道維持管理組合の役職員を主
な出会いの数々を話し
体とした6
4名の受講者を集め研修会を開催いたしました。
て頂きました。
1
2月2日
最後に、平成1
5年度
農業集落排水処理施設から発生する処理水や汚泥、更
には、家庭から発生する生ゴミ等の有機性資源をいかに
に優良維持管理組合と
有効利用し、資源循環に寄与して行くかの実行と認識に
して協議会長表彰を受賞した地区の事例発表を行いまし
努める事が必要であります。
た。最初に、長浜市役所の田中亮平氏より泉国友下之郷
このことから、まず始めに、
地域資源循環技術セン
タ−の集落排水部長安
農村下水道管理組合について、維持管理の実際を解りや
すく説明していただききました。
楽敏氏より「農業集落
つづいて、合併されて間もない甲賀市役所の田中賢一
排水処理施設における
氏より八田・春日地区農業集落排水処理施設の維持管理
維持管理の適正化に向
について将来的考察も交えて説明がありました。
けて」と題して講演が
あり、市町村と業者に
よる施設の維持管理の
現状と、全般的な傾向から施設の清掃と処理対応につい
て踏み込んだ話をしていただき、更に、下水道法施行令
の改正に伴う処理施設の定期的診断業務を踏まえて、機
能維持管理適正化事業の具体的運用について説明されま
した。
また、処理機能の品質保証に遠方監視システムの構築
に努力されている事についても話をしていただきました。
引き続き、毎日新聞社大津支局長の塩田敏夫氏より「わ
たしが湖国で出会った人達」と題して講演があり、同氏
は滋賀県の水と土保全対策委員会の委員も兼任されてい
通常総会・協議会総会のお知らせ
下記の日程により開催しますので、会員ならびに関係各
位にお知らせいたします。
○平成1
7年3月2
3日
滋賀県農業教育情報センター
水土里ネット滋賀通常総会 1
0:0
0∼
滋賀県農業農村整備事業推進協議会 1
3:0
0∼
滋賀県農業集落排水事業推進協議会総会 1
4:3
0∼
○平成1
7年3月2
9日
全国水土里ネット通常総会
13:0
0∼ 日本青年館国際会議室
土地改良功労者表彰式
14:3
0∼ 日本青年館大ホール
1
5
“農 業 農 村 整 備 の 集 い”
― 補助事業の堅持、
予算の確保等を決議 ―
1
1月1
8日 午後1時から、東京都千代田区平河町のシ
ェーンバッハ砂防において、
“農業農村整備の集い”が、
全国水土里ネットの主催により、来賓出席者を合わせ約
1,
0
0
0名が参加し開催されました。
午後1時から始まった
第1部の講演会は、山形
県在任中農民詩人、星寛
治さんから、
「農から明日
を創る」をテーマに行わ
れた。
星氏は、
「まほろばの
里」と呼ばれる山形県高畠町で三十年近く有機農業を実
践し、
「農の復権」を唱えてこられ、1
9
7
3年に「高畠町有
機農業研究会」を創設し、農法改革と生産者消費者の提
携を推進され、
1
9
7
5年には町教育委員に就任、
1
9
8
3年から
1
9
9
9年までは委員長を務められ、山形県総合開発審議会
委員など各種委員も歴任されている。星氏は、自分が歩
んできた道、経験を語りながら、
「今後はふたたび農が主
役になる日が来る」と熱っぽく聴衆に語りかけられた。
午後2時からの大会では、冒頭、全国水土里ネット野
中会長から「経済財政改革、三位一体の改革、農業の基
本政策の見直しなど農業農村をとりまく情勢は大変革の
時期を迎えている。こうした状況であるからこそ、原点
に立ち返り私たちの使命を再認識し、国のあり方、農業
のあり方を大局に立って考えなければならない」と力強
く挨拶が行われた。
川村秀三郎農村振興局長から来年度予算要求の概要に
ついて説明が行われた後、国会から駆けつけた島村宜伸
農林水産大臣から「三位一体の問題が山場にさしかかっ
てきたが、国の責任で農林水産施策は実施して行くこと
が大事で、合わせて地方が創意工夫できる仕組みに改革
したい。引き続き最大限の努力をして参りたいのでご協
力をよろしくお願いしたい」と祝辞が述べられた。
駆けつけられた1
0
3名の国会議員紹介の後、議事に入り、
吹田全国水土里ネット副会長を議長に選出した。
山口県大和土地改良区事務局長の土井健生さん及び宮
城県大崎土地改良区管理課長補佐の青木幹さんから意見
発表が行われ、それぞれ事業推進の必要性、維持管理で
の苦労などが報告された。
続いて決議案文を水土里ネット北海道の川本保雄専務
理事が朗読し、満場一致で採択されて大会は閉会した。
退陽する国会議員には、出口で待ちかまえた各地の水
土里ネットから支援をお願いするとともに、終了後、代
表者により財務省、農林水産省に要請活動が行われた。
記事作成にあたり週刊NNニュースより、一部を引用させてい
ただきました。
2
1世 紀 土 地 改 良 区 創 造 運 動
全 国 セ ミ ナ ー
1
2月1日から2日にかけて東京国立オリンピック記念
青少年総合センターにおいて、全国の関係者(農政局、
都道府県、都道府県水土里ネット、水土里ネット)約1
8
0
名が集い、
「2
1世紀土地改良区創造運動全国セミナー」が
開催されました。
2
1創造運動を展開し、実情に応じ継続的に前進してい
る全国の水土里ネットをたたえる「2
1創造運動大賞」を
受賞した水土里ネットの輝かしい運動を広く全国に紹介
すると共に、情報交換を行うことにより関係者相互の情
報の共有化を図ることをねらいとし「2
1創造運動大賞」
受賞の事例を学び意見交換を行いました。
初日の基調講演では、
農林水産省仲家資源保全
検討室長より「農地・農
業用水等の資源の重要性
やこの保全のための施策
や課題について」講演が
あり、つづいて、自然環
1
6
境研究センター小林副理事長より「農業と環境問題、農
村の四季を通じた景観とそこに棲む生物と環境の調和に
ついて」それぞれ講演が行われた。
次に、平成1
5年度大賞を
受賞された「水土里ネット
い な ば、水 土 里 ネ ッ ト 大
菊」から大賞受賞後の継続
的な活動状況について紹介
があり、続いて平成1
6年度
大賞受賞した水土里ネット
からそれぞれ参考になる運動が多く紹介された。
二日目はアドバイザーと受賞地区発表者によるパネル
形式で行われた質疑応答では、昨今の農業を取り巻く状
況の再認識や、将来へ向けてこれから水土里ネットが向
かうべき方向性などについて語られ、真剣に聞き入る出
席者の熱気で場内は満たされました。
記事の作成にあたり週刊NNニュースより、一部を引用させてい
ただきました。
農業農村整備技術研修会
(農業農村整備技術強化対策事業一般研修)
農村地域は、食料の安定供給とともに、自然環境の保
全、緑豊かな景観の保持、水質保全、生態系の保全など
多面的機能を有しており、滋賀県では、環境と調和した
農業・農村の実現を目指して、
「みずすまし構想」を基本
に、住民との連携のもと水質や生態系、景観の保全に配
慮した農業農村整備事業が推進されているところであり
ます。
また、土地改良法の改正により「環境との調和への配
慮」が事業実施の原則に位置付けられたことから、国に
より環境との調和に配慮した調査・計画・設計のための
指針づくりが進められており、平成1
6年5月に『環境と
の調和に配慮した事業実施のための調査計画設計の手引
き(ほ場整備(水田・畑)
)
』が示されたところであります。
そこで、水土里ネット滋賀では、
「農業農村整備と環境
との調和」をテーマとし、これからの農業農村整備につ
いて考える研修会を開催いたしました。
研修会には関係機関より、多数の方々が参加して下さり
農業農村整備と環境との調和について講義を受け、大変
有意義な研修会が開催できましたことを心より感謝申し
上げます。
1.開催日時
平成1
6年1
2月8日 9時3
0分∼1
6時3
0分
2.開催場所
滋賀県立文化産業交流会館
午後 現地視察(木之本町・高月町)
3.研修内容
○環境との調和に配慮した事業実施のための
調査計画設計について(ほ場整備を中心にして)
農村環境整備センター 鹿嶋主任研究員
現地視察
○黒田地区県営ほ場整備事業(担い手育成型)
・ビオトープ池
・生態系配慮型水路
湖北地域振興局田園整備課 河瀬主幹
○木之本南部地区県営ほ場整備事業(担い手育成型)
・生態系配慮型水路
湖北地域振興局田園整備課 谷澤主幹
○高月 期地区水質保全対策事業(一般型)
・水質保全池・浄化水路
・循環かんがいパイプライン
湖北地域振興局田園整備課 西村副主幹
4.参 集 者
5.主 催 者
県・市町村・土地改良区 4
0名
水土里ネット滋賀
滋賀県農業農村整備事業推進協議会
■「環境との調和に配慮した事業実施のための調査計画
設計の手引き」発行のお知らせ
このたび、
「環境との調和に配慮し
た事業実施のための調査計画設計の
手引き(第1編・第2編・第3編)
」
が発刊されております。
版型、ページ数、販価は下記のとお
りです。ご希望の方は下記あてお申
し込み下さい。
環境との調和に配慮した事業実施のための調査
計画設計の手引き(第1編)
『総論』
1.版型 A4判
2.ページ数 約2
1
0ページ
3.販価 3,
5
0
0円(税込・送料学会負担)
環境との調和に配慮した事業実施のための調査
計画設計の手引き(第2編)
『ため池、農道及び移入種』
1.版型 A4判
2.ページ数 1
3
0ページ
3.販価 2,
6
0
0円(税込・送料学会負担)
環境との調和に配慮した事業実施のための調査
計画設計の手引き(第3編)
『ほ場整備(水田・畑)
』
1.版型 A4判
2.ページ数 2
0
0ページ
3.販価 3,
6
0
0円(税込・送料学会負担)
申し込み・問い合わせ先
〒1
0
5
‐
0
0
0
4 東京都港区新橋5
‐
3
4
‐
4
農業土木学会事務局
TEL:
0
3
‐
3
4
3
6
‐
3
4
1
8 FAX:
0
3
‐
3
4
3
5
‐
8
4
9
4
1
7
農業土木技術者継続教育制度の概要
技術領域の拡大、新たな国際化時代を担う技術者
の育成のため、技術者の日常の研鑚を評価し、ま
農業土木技術者継続教育
(CPD)
制度の概要
た支援していくことを目的としています。それら
を実施するため、農業土木技術者を擁する関係機
関・団体等が連携して、農業土木技術者継続教育
機構を第三者機関として設立しました。
−新たな国際化時代の要請に応える
技術者育成を支援するために−
制度の概要
■
この制度は、技術者の技術力向上を支援するた
め、次の4項目の業務を行います。
継続教育プログラムの評価・認定
水土里ネット滋賀では、農業農村整備に携わる技
関係機関が主催する研修会・発表会等で、
術者を対象に各種の研修会を実施していることから
CPD対象を希望する場合、企画の内容を評価・
特別会員として、この機構の運営に主体的に参加し
認定し、継続教育として与えるCPD単位数を定
ています。
めます。
全国水土里ネットならびに水土里ネット滋賀で行
継続教育プログラムの情報提供・支援
っている技術研修会は、全て農業土木技術者継続教
当機構が認定した研修会等の情報を提供する
育プログラムとして申請し、評価・認定を受け実施
とともに、倫理教育、新技術等の不足している
しています。
分野の研修企画・実施や講師派遣の支援も行い
会員の皆様から農業土木技術者継続教育(CPD)
ます。
制度について、ご質問があり今回技術ノートとして
継続教育の記録及び管理
記事に取り上げることになりました。
認定された研修会等への各会員の参加の記録、
そこで、農業土木技術者継続教育(CPD)制度につ
各会員が行った講師記録、技術論文の作成記録
いて概要を紹介いたします。
や日常の技術的業務の記録等を長期間にわたり
この制度は、農業土木技術者継続教育機構として
データ管理します。
国、農工研、都道府県、全国水土里ネット、都道府
継続教育記録の証明
県水土里ネット、各種団体、農業土木技術士会など
毎年各会員が研鑚した記録を機構として証明
の関係するすべての組織が参画し、運営しています。
します。この証明は技術士やAPECエンジニア
の継続教育など広い範囲の活用が期待されます。
目
■
的
農業農村整備に携わる技術者にとって、発注者
■
これらの支援により、個人のみならず、各機関
における組織としての技術力の向上を計画的に進
めることができます。
及び受注者責任を明確に果たしていく必要があり
ます。
その前提として、技術力の維持・向上が不可欠
です。
この制度の対象者は、主として「農業農村整備に
技術の急速な進歩と経済活動のグローバル化が
携わる技術者」です。具体的には、国、都道府県は
進む中で、学校教育から社会人教育にわたる一貫
もとより市町村、公団、全国ならびに各都道府県水
した技術者継続教育の制度化が各分野で進んでい
土里ネット、水土里ネット(土地改良区)、民間コン
ます。
サルタント、建設関係等の技術者を対象としていま
■
■
これらの時代の要請に対応するため、農業土木
分野として農業土木技術者継続教育制度(CPD
制度)を創設しました。農業農村整備の多様化、
1
8
会員対象となる技術者
す。
本制度の活用方法
本制度の活用については組織により多少の相違が
ありますが、主に次のようなものが考えられます。
■
80∼1
29人
2,
300円
130∼179人
2,
200円
180∼229人
2,
100円
230人∼
2,
000円
民間企業(建設業や設計コンサルタント)
、都道
府県水土里ネットなどの受注機関における技術力
の評価・証明
○今後の業務では技術力の評価が重視されること
継続教育記録の登録
認定プログラムへの参加(会員証持参)
が予想され、従来の資格、実務経験に加え、日
白動登録
頃の技術研鑚の取組み状況が加味されるように
なってきており、継続教育等の実績を活用する
認定プログラム以外の継続教育(自己記録)
ことが考えられます。
○技術者個人や組織としての計画的な技術力向上
記録ノートをホームページからダウンロード
対策を図ることができます。
■
継続教育記録を入力
発注機関における技術力の評価・証明
(県・市町村・水土里ネット「土地改良区」
)
○どのような技術力を有する技術者が業務を担っ
年度4月に機構事務局にデータで送付
ているかを対外的に評価・証明する必要が予想
されていますが、これへの活用が考えられます。
○技術者個人や組織としての計画的な技術力向上
対策を図ることができます。
○技術的な業務の研鑚と継続教育の実績を活用す
本ページの作成にあたり農業土木技術者継続教育
機構から発行されているパンフレットから引用させ
て い た だ き ま し た。農 業 土 木 技 術 者 継 続 教 育
(CPD)制度ならびに機構の詳しい内容をお知りに
なりたい方は、下記のホームページをご覧下さい。
ることができます。
(http://www.jsidre.or.jp/cpd/)
入
会
最後に水土里ネット滋賀では全職員が個人会員と
■個人会員
○入
して機構に登録し、技術者個人や組織としての計画
会
的な技術力向上を図っています。
水土里ネット滋賀に備え付けの応募用紙、ま
今年度、農業土木技術者継続教育プログラムとし
た ホ ー ム ペ ー ジ(http://www.jsidre.or.jp/cpd
て申請し、評価・認定を受けた研修会は次のとおり
/)
に掲載されている申し込み様式に必要事項を
となっています。
記入の上、機構までお申し込みください。後日
機構から会員証が送付されます。
○会
費
○生物環境アドバイザー研修会(植生基礎コース)
○生物環境アドバイザー研修会(動物コース)
年会費は、2,500円必要です。この他、入会時
に入会金として1,
00
0円が必要となります。
会員証と一緒に、請求書と振替用紙が送付さ
○農業集落排水処理施設の維持管理と資源循環に関
する研修会
○農業農村整備技術強化対策事業団体営支援研修
れます。
(一般研修)
会員が3
0名以上になる機関で、窓口を一本化
【問い合わせ窓口】
すれば、会費の割引があります。
水土里ネット滋賀
・継続教育機構団体割引
直通電話 0748‐42‐4806 担当
人数区分
年会費
1∼ 2
9人
2,
50
0円
3
0∼ 79人
2,
40
0円
総務企画課
松田
eメール:[email protected]
1
9
滋賀県21世紀土地改良区創造運動
滋賀県2
1世紀土地改良区創造運動
推
進
委
員
会
平成1
6年8月3
0日水土里ネット会議室において、2
1創
造運動推進委員を委嘱しています、県耕地課、県農村整
備課、水土里ネットの方々により、滋賀県2
1世紀土地改
良区創造運動推進委員会を開催しました。
議 題
2
1創造運動の取り組みについて
2
1創造運動自己診断の結果について
水土里ネットレポーターの選出について
「土地改良電子博物館」の資料収集について
ふるさと淡海快適農村カレンダーについて
2
1創造運動実施状況についての情報交換
以上について協議いただきました。
今回の委員会では、県農村整備課田中主査にお願いし
て「魚のゆりかご水田プロジェクト」の取り組みについ
て講演をしていただきました。
また、地域のちょっとしたいい話を拾い上げて、全国
の水土里ネットに情報を発信していただく水土里ネット
レポーターとして、推進委員の皆様の中かから3名の
方々にお願いし了承していただきました。
委員会の最後には、2
1世紀土地改良区創造運動地方大
賞選考会において、大賞を受賞した水土里ネット天の川
さん、優秀賞を受賞した水土里ネット日野川流域さんか
ら運動の概要や、運動を展開して良かったこと、苦労し
た点などお話いただき、委員の皆様と共に今後の展開方
向について情報交換を行い、委員会を終了しました。
ここであらためて滋賀県2
1世紀土地改良区創造運動推
進委員会の委員として活動をおねがいしている方々の所
属のみ紹介します。
滋賀県農政水産部耕地課・農村整備課
水土里ネット上仰木
水土里ネット野洲川下流
水土里ネット野洲川
水土里ネットえちがわ
水土里ネット日野川流域(水土里ネットレポーター)
水土里ネット琵琶湖干拓大中の湖
水土里ネット愛西(水土里ネットレポーター)
2
0
水土里ネット犬上沿岸
水土里ネット湖北
水土里ネット天の川(水土里ネットレポーター)
水土里ネット姉川左岸
水土里ネット安曇川沿岸
以上の皆様に滋賀県2
1世紀土地改良区創造運動推進委
員をお願いしています。
2
1世紀土地改良区創造運動にどのように取り組んだら
いいのか迷われている水土里ネットのみなさん、水土里
ネット滋賀ならびに、近くの推進委員に気軽におたずね
下さい。
2
1創造運動大賞表彰制度について
創造運動展開中のみなさん
活動内容をお知らせください
表彰制度について
平成1
3年にはじまった2
1世紀
土地改良区創造運動(以下「2
1
創造運動」という。
)の取り組み
も3年目に入り、全国各地で多
様な取り組みが展開されるとと
もに愛称の普及も順調に進むな
ど、2
1創造運動は着実に浸透し
ております。
こうしたなか、全国で模範と
なるような2
1創造運動を展開し
ている水土里ネットを表彰し、
全国に紹介するとともに、表彰
を通じた関係者間の情報交換や
国民への広報の展開にもつなげることにより、水土里ネ
ット関係者の運動意欲の高揚を図り、もって2
1創造運動
の更なる発展と新たな展開に資することを目的に制度が
創設されました。
平成1
6年度からは、近畿地方大賞表彰制度が創設され、
従来の中央大賞に加え、地方大賞・優秀賞の3賞が選定
されることになり、あわせて個々の運動の特徴を踏まえ
た副題(称号)が与えられることになりました。
つきましては、2
1創造運動に積極的に取り組んでおら
れる水土里ネットの皆様、さらなる2
1創造運動の発展に
つなげるため、日頃取り組んでおられる活動内容を調書
ならびにパワーポイントにまとめ、お知らせください。
なお、複数の水土里ネットが連合して運動を展開され
ている場合でも構いませんので、あわせてお知らせくだ
さい。
ご相談・お問い合わせ窓口
水土里ネット滋賀
総務企画課
担当:松田
0
7
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8
‐
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eメール
[email protected]
平成16年度 21世紀土地改良区創造運動
近 畿 地 方 大 賞 決 定
近畿ブロック各府県水土里ネットから推薦された、水
土里ネットが一同に会し、2
1創造運動大賞近畿地方選考
委員会がホテル「ルビノ京都堀川」で開催され、滋賀県
からは、水土里ネット天の川ならびに水土里ネット日野
川流域の2
1創造運動担当者が出席しました。
選定委員会では、近畿農政局整備部次長の挨拶の後、
事務局より2
1創造運動の概要説明に引き続き各府県から
推薦された水土里ネットが2
1創造運動内容のプレゼンテ
ーションを行い選定委員からの質問の後選考が始まり、
午後には地方大賞が決定され次のとおり地方大賞が決定
しました。
2
1創造運動大賞 地方選考委員会の選考結果
受賞された皆様おめでとうございます
1.地方大賞
水土里ネット新町(奈良県)
水土里ネット天の川(滋賀県)
水土里ネットしんあん(大阪府)
*委員の意見では3地区とも甲乙付けがたいとのこ
とであったので3地区が地方大賞を受賞しました。
2.中央選考委員会への推薦地区
○中央選考委員会への推薦地区は、決選投票をするこ
とになり次のとおり決定しました。
水土里ネット新町(奈良県)
水土里ネット天の川(滋賀県)
3.優秀賞
水土里ネット日野川流域(滋賀県)
水土里ネット丹後(京都府)
水土里ネット洛西(京都府)
水土里ネット岩浦(兵庫県)
水土里ネット天野(和歌山県)
水土里ネット南紀用水(和歌山県)
4.副題(称号)
水土里ネット日野川流域(滋賀県)
【子ども教育プランナー】
水土里ネット天の川(滋賀県)
【環境教育パイオニア】
水土里ネット丹後(京都府)
【里づくりプランナー】
水土里ネット洛西(京都府)
【地域教育チャレンジャー】
水土里ネットしんあん(大阪府)
【地域交流エキスパート】
水土里ネット岩浦(兵庫県)
【地域協働クリエーター】
水土里ネット新町(奈良県)
【里の環クリエーター】
水土里ネット天野(和歌山県)
【地域創造プランナー】
水土里ネット南紀用水(和歌山県)
【夢クリエーター】
5.選考結果
本県の受賞地区のみ、原文どおり紹介します。
■水土里ネット天の川
本年度の2
1創造運動大賞の候補地区として推薦された
9地区において、水土里ネット天の川の運動は、他の水
土里ネットの模範となる特に優れた運動との評価がなさ
れました。
特に、水土里ネット天の川が取り組んでいる2
1創造運
動は、琵琶湖の健全な生態系を保全・回復するなど農地、
農業用水の多面的機能の学習と位置づけ、小学校と連携
し「ニゴロブナ稚魚放流学習」に取り組み、自然と人が
共生する田園環境の創造に向けた取り組みを積極的に行
っているとともに、農家のみならず地域住民に対して、
農業用施設や農業用水の多面的機能との関わりを説明し
運動の理念が明確に伝わるような取り組みを行っている
ことから運動として誠にすばらしいものであり、大賞と
して決定されました。また、その取り組み内容から【環
境教育パイオニア】として本委員会で付されました。
事務局としましては、今後の運動の更なる発展を期待
しております。
選考理由
水土里ネット天の川は、小学校の総合学習と連携し
水生生物観察会は定着し、本年度は水質検査及び透視
度調査を実施するなど取り組みが発展・拡大している
こと。
また、地元子供会及び2校の小学校と連携し、水田
で成長したニゴロブナの稚魚の放流について、稚魚放
流学習会に取り組み、自然と人が共生する田園環境の
創造に向けた取り組みを積極的に行っていること。
さらに地元のウオーキング活動と連携し、農業用施
設、農業用水の地域用水としての利用について地域住
民に説明し、地域の中で様々な人との関わりを大切に
していること。
■水土里ネット日野川流域
優秀賞として決定されるとともに、運動の取り組み内
容から【子ども教育プランナー】として本委員会で付さ
れました。
選考理由
水土里ネット日野川流域の運動につきましては、中学
生の職場体験学習や小学生の川の生き物調査及び日野川
流域の探検隊は農業用施設の役割の広報活動を展開され
ていますが、運動の理念が地域住民や広く国民に明確に
伝わるような取り組みを今後期待したいとの評価がなさ
れ、今回大賞には至らなかったものであります。
しかしながら、中学生の職場体験学習は毎年2校から
3日間の受入の実施やNPOと連携しての農業用施設の
広報活動など、先進的な優れた取り組みが行われており、
今後は、基本理念を組合員とも共有できるような体制づ
くりなど、本年度の中央での大賞地区の取り組みなどを
参考に、さらなる運動の発展・展開に向けた取り組みが
望まれます。
事務局としましては、水土里ネット日野川流域の今後
の運動が、他の水土里ネットの2
1創造運動の模範となれ
るよう切に祈念致しております。
2
1
待しております。
平成16年度 21世紀土地改良区創造運動
大
賞
決
定
選考理由
ニゴロブナを活用した地域固有生物の再生活動への
協力により、水質保全や環境保全型農業への取り組み
近畿ブロックの代表として推薦された水土里ネット天
を啓発するとともに、これらの活動と連携した総合学
の川は、9月3日に開催された2
1創造運動大賞中央選考
習の支援に取り組むことで、小学生を始め地域住民に
委員会において栄えある2
1世紀土地改良区創造運動大賞
も環境保全や生態系保全への意識を高める活動に取り
に決定いたしました。
組んでいること。
水土里ネットが管理する施設を活用した総合学習へ
21創造運動大賞中央選考委員会の最終選考結果
の支援や地域住民を巻き込んだウオークラリーの開催
水土里ネット天の川ならびに受賞された
により、農業や農業用水の役割、重要性とともにその
皆様おめでとうございます
多面的機能の啓発活動を展開しており、これらが広く
住民に理解されていること。
1.2
1世紀土地改良区創造運動大賞
滋賀県
受賞地区
水土里ネット天の川
【環境・生物フロンティア】
北海道
群馬県
水土里ネットほっかい
新潟県
石川県
愛知県
大分県
今年度の2
1創造運動大賞は、去る9月3日の中央選考
委員会において4時間3
0分にもわたる審査を経て決定さ
水土里ネット群馬用水
れました。
中央選考委員会において決定された選考基準にあるよ
水土里ネット印旛沼
うに、2
1創造運動はそれぞれの「身の丈に応じた成果」
【循環型社会チャレンジャー】
が得られるような取り組みであることや、今よりも「一
水土里ネット西蒲原
歩を踏み出した」取り組みであることなどの観点が、審
【地域づくりチャレンジャー】
査の上で重視されています。
水土里ネット七ヶ用水
また、選考基準や選考の方法については、既に公表し
【水プロジェクトエキスパート】
ていますが、選考過程をマスコミが取材参加するなど、
水土里ネット明治用水
選考の透明性の確保にも留意しています。
【地域づくりエキスパート】
徳島県
(全国水土里ネット2
1創造運動表彰事務局)
【大規模ネットワークのパイオニア】
【農業振興パイオニア】
千葉県
3.2
1創造運動大賞の結果について
本年度は、表彰制度が創設されて2年目であることや、
水土里ネット吉野川北岸
新たに地方大賞が創設されたことも併せ、中央選考委員
【地域用水プランナー】
会に推薦された水土里ネットは、いずれも地域の特性に
水土里ネットあさじ
応じた身の丈にあった運動に取り組んでおり、全国でも
【意識改革チャレンジャー】
特に優良な取り組みを行っている水土里ネットとして高
く評価されています。
2.選考結果
また、
「2
1創造運動大賞」は、水土里ネットの皆さん自
本県の受賞地区のみ、原文どおり紹介します。
らが目指されるものですが、この大賞を選定する過程は、
本年度の2
1創造運動大賞の候補地区として推薦された
全国水土里ネット、都道府県水土里ネットにとっての創
運動において、水土里ネット天の川の運動は、全国の模
範となる、特に優れた運動との評価がなされました。
造運動でもあると位置づけています。
全国各地で取り組まれている運動がさらに発展してい
特に、水土里ネット天の川が取り組んでいる2
1創造運
くこと、そして全ての水土里ネットが2
1創造運動大賞の
動は、ニゴロブナを活用した「魚のゆりかご事業」に取
候補となるような運動が展開されることを期待致してお
り組むとともに、これを活用して総合学習の支援を展開
ります。
し、また、排水路から水田に入れるような排水路の整備
に取り組むなど、環境保全や生態系保全に積極的に取り
組んでいます。こうした取り組みが、環境保全型の農業
の推進にも貢献し、地域全体に広く浸透し共感を呼んで
いることから、大賞として決定するとともに、運動の特
徴を踏まえて【環境・生物フロンティア】を付させてい
ただきました。
今回の受賞を糧として、今後の運動の更なる発展を期
2
2
水と土の里 全国ネットワーク
平成1
6年度 2
1世紀土地改良区創造運動大賞
受賞地区の概要 水土里ネット天の川【環境・生物フロンティア】
1)地区の概要
滋賀県の東北部、琵琶湖東岸の湖北地域に位置し、西は琵琶湖、東は標高3
0
0 前
後の山地に囲まれています。
その山間地から中央を流れる一級河川天野川沿いに広がる近江町、米原町にまた
がる受益面積7
1
0ha、
組合員数1,
8
6
4名、
役員数2
7名、
職員数7名の水土里ネットです。
地区内に新幹線の米原駅、
高速道路のICがあり、
交通の要衝にもなっています。
2)2
1創造運動の概要と受賞ポイント
地域固有生物のニゴロブナ再生活動「魚のゆりかご水田推進事業」に取り組むとともに、これを活用して体験学習などの支援
を展開しています。
また、排水路から水田に魚が入れるような排水路の整備に取り組むなど、環境保全や生態系保全に積極的に取り組んでいます。
水土里ネットが管理する施設を活用した総合学習への支援や地域住民を巻き込んだウオークラリーを開催し、農業や農業用水の
役割、重要性とともにその多面的機能の啓発活動を展開しています。
こうした取り組みが、小学生を始め地域住民や農家にも環境保全や生態系保全の意識が高まり、環境保全型農業の推進にも貢
献するなど、地域全体に広く浸透し共感を呼んでいます。
3)具体の活動事例
運 動 の 理 念
魚のゆりかご
◆水土里ネットの状況
・農業情勢は厳しく、これまでの事業推進や 運営の方法では、
更なる発展が望めない。
◆21世紀創造運動の積極的な取組み
・地元と行政の中間コーディネーター役のノウハウを活かす
・組織に活力が生まれる
・交流の無かった組織との連携
ニゴロブナ親魚放流
ニゴロブナ稚魚のお引越し
水の生き物観察会
ウォーキング活動
◆地域とともに歩む水土里ネットへ
・活動の幅が広がる
・本来の土地改良事業の推進に対してプラス効果
・地域での認識の向上、存在意義の昂揚
4)2
1世紀土地改良区創造運動大賞を受賞して(水土里ネット天の川)
この度の、2
1世紀土地改良区創造運動全国大賞受賞は、水
土里ネット天の川にとりましてこの上ない喜びであり、特に
設立5
0周年という記念すべき年に頂けたということで喜びも
ひとしおであります。
昨年度、大賞を受賞した地区の概要を見せともらいました
が実際のところ、この賞は我が土地改良区には縁遠いものだ
と思っていました。ただ、その時始めていた取り組みを更に
工夫しながら積極的に取り組んでいこうという考えでした。
幸いな事に当地区では実施中のソフト事業が創造運動につ
ながり、地域用水機能増進事業により集落と一緒に行ってい
る活動や、
みずすまし協議会との連携による取り組み、
そして
昨年度から振興局田園整備課の委託を受けた魚のゆりかご水
田推進事業や、今年度新たに農村整備課の全面魚道施設の調
査を当水土里ネット管内で実施される事になるなど、どの活
動も地域住民や小学校をはじめ関係機関との連携のもと、進
めることが出来ました。今思うとこれらが強力な追い風にな
ったと深く感謝しています。
また、
タイミング良く水土里ネッ
ト滋賀に推薦していただいたことから始まり、近畿、全国と
あれよあれよという間に大賞を受賞していたという感じです。
県下に、そして全国に
先進的なすばらしい運動
を展開されている土地改
良区がある中で、今回運
良く大賞を受賞したこと
が少しでも良い刺激とな
り、各地で益々キラリと
光る運動の輪が広がればと願っています。
今回の大賞受賞は、ほんの数年前までは踏み込んでいなか
った領域へと一歩踏み出し、身の丈にあった運動として積極
的に取り組んだ事が認められたものだと思います。どこと、
どう比較するというような運動ではありませんし、これから
土地改良区がどのようにして地域とともに歩みながら、如何
に適正な維持管理や運営を行なっていくかということが重要
だと思いますので、現在の積極的な姿勢を崩さずに更に一歩
前へ進めて行きたいと考えているところです。
天の川沿岸土地改良区 理事長 徳田満夫
職員一同
2
3
1世紀土地改良区創造運動
2
土地改良区の活動事例紹介
水土里ネットの皆様におかれましては、平成1
7年度版
マキノ町土地改良区
「ふるさと淡海快適農村カレンダー」に使用する写真を
農業体験学習
多数御提供下さり感謝申し上げます。
マキノ南小学校の4年生2
4人が、琵琶湖逆水ポンプ場
水土里ネットならびに事業をPRするイベント等の写
や配水槽などの土地改良施設を見学しました。
真がありましたら御提供いただき、2
1世紀土地改良区創
造運動事例を今後も紹介していきたいと考えております。
紙面の都合により全て紹介できません、あらかじめご
了承下さい。
永源寺町市原土地改良区
ふ
る
さ
と
めぐみ
育みの大地∼田園風景の恩恵に感謝して∼
関係8集落営農組合と地域営農法人、土地改良区が地
域営農ネットワークを組み田園空間環境保全活動を行っ
ています。
水土里ネットえちがわ
永源寺ダム放流・警報活動
流入量の多い今回は4門の洪水吐ゲートを全て開け、
愛知川へ放水しました。それに先立ち、ダムより下流地
域に向かって警報活動を実施しています。
水土里ネット野洲川下流
小学校児童の施設見学会開催
「農業用水の大切さや土地改良区の役割について」施
設見学会を平成1
4年度から管内の小学生を対象に開催し
ています。
水土里ネット木浜
南部浄化池に集まれ
(植樹とサカナつかみ)
水質保全対策事業で建設された用水循環型施設の見学
会を実施しました。
水土里ネット野洲川
「ウォーター・アドベンチャー」
水生生物観察会を行い水生生物の特徴や水生生物から
わかる野洲川の水質について学習しました。
水土里ネット日野川流域
「日野川流域の探検隊'0
4」
私たち一人一人に「琵琶湖や日野川の環境と水の利用、
大雨のときの川」がどのようにかかわっているか学習し
ました。
水土里ネット姉川左岸
大井川の生き物調査と姉川左岸用水機場の見学会
夏休み親子で、土地改良区の役割と身近な生き物調査
を実施し、環境問題に取り組みました。
水土里ネット天の川
水質と環境学習会
子供達の家の近くや、用水路の水質がどのようなもの
かを知り、水の役割や水の大切さを勉強しました。