２２ 新交通ネットワークの整備推進について （国土交通省・総務省関係） 要望内容 新交通ネットワークの整備推進に対する支援拡充 （要 旨） 本市では，世界に誇れる「まち」の実現に向けた，活力とにぎわいを生み 出す基盤づくりとして，公共交通を中心とした都市内交通の円滑化を図るこ ととしており，ＪＲや路面電車，バス，アストラムラインなど公共交通の結 節点の整備をはじめ，利用者の利便性向上の観点に立った公共交通ネットワ ークの形成に取り組んでおります。 このうち，新交通ネットワークについては，平成 6 年 8 月，広域的な拠点 地区の形成を進めているひろしま西風新都と都心部を結ぶ約 18.4km のアス トラムラインが開業し，現在は，ネットワークの広域化を目指し，ＪＲ山陽 本線と結節する白島新駅の整備を平成 27 年春の開業を目指し推進しており ます。 また，広域公園前駅からの延伸整備（新交通・西風新都線）について， ひろしま西風新都を広島圏域全体の活力を生み出すための先導的な「ま ち」にしていくという視点に立って，ルート・構造等の見直しを進めてお ります。 国におかれては，平成 22 年度に「社会資本整備総合交付金」を創設され， 交通事業者が整備するインフラ外施設についても国庫補助の対象となり，交 通事業者の初期投資の低減を図ることができるようになりました。 このような制度を有効に活用するためにも，交通事業者が実施するインフ ラ外施設の整備に対して地方が負担する費用への地方債の充当を認めていた だくなど，新交通ネットワークの整備推進について，格別の御配慮をお願い いたします。 ‐54‐
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