平成１３年２月１３日各位株式会社三和銀行株式会社東海銀行東洋信託銀行株式会社ＵＦＪグループＩＴ事業の展開について株式会社三和銀行（頭取室町鐘緒）、株式会社東海銀行（頭取小笠原日出男）、東洋信託銀行株式会社（社長横須賀俊六）は、本年４月に、３行のシステム部門および関連のシステム開発･情報処理会社を結集し、ＵＦＪグループの新ＩＴ会社を発足させ、グループＩＴ事業を以下の通り展開することで基本合意いたしました。これにより、ＵＦＪグループの統合新システム構築や各種情報処理サービスにとどまらず、フィナンシャルワン提携各社および有力ＩＴ企業の協力を得て､グループ外にも広く「総合金融サービス」を先進的かつスピーディに提供するためのＩＴソリューション体制を他金融グループに先駆けて確立してまいります。１．グループＩＴ会社概要時期２００１年４月 ∼ セントラルシステムズ(株)（東海銀行連結子会社）をグループＩＴ会社として改組（新会社名へ変更予定）出資者・ＵＦＪグループ・関連各社で過半数を出資予定・他に株式会社日立製作所、日本アイ･ビー･エム株式会社､ＴＩＳ株式会社、日本オラクル株式会社、日本ﾋｭｰﾚｯﾄ･ﾊﾟｯｶｰﾄﾞ株式会社等有力ＩＴ企業を含め、広く出資を依頼していく予定従業員数発足時２､２００名（２００３年３月末３､０００名程度の見込）業務内容ＵＦＪグループ企業、ゲートウェイビジネス等のフィナンシャルワン提携事業、地銀を中心とする金融機関、一般企業・公共団体をも対象としたシステム開発・各種情報処理サービスを含むＩＴソリューションの提供２．グループＩＴ会社の狙いおよび業務展開ＵＦＪグループの統合新システム構築・各種情報処理サービスに加え、広く｢総合金融サービス」を先進的かつスピーディに提供するためのＩＴソリューションを展開し、当該分野での業界トップを展望してまいります。＜具体的内容＞ ○三和銀行、東海銀行、東洋信託銀行およびシステム子会社で行っているシステム関連業務を早期に再編･統合し、効率的かつスピーディなシステム企画・開発･運用管理を実現【統合スケジュール】 − ２００１年４月三和銀行システム部の開発･運用管理業務を当社へ移行（東海銀行のシステム開発･運用管理業務を含むセントラルシステムズ(株)の業務は継続） ∼商業銀行の統合新システムの構築も一体となって推進 − ２００２年１０月（目処）三和銀行および東洋信託銀行のシステム子会社である三和システム開発(株)、東洋システム開発(株)、東洋信オペレーションサービス(株)を当社に統合し、各社の業務を集約することを検討 ∼信託銀行のシステム開発・運用管理も一体化 ○有力ＩＴ企業との連携により、最新技術･高度なノウハウを積極的に取り入れ、グループ、提携各社、一般ユーザーへの新技術の提供力およびスピーディなＩＴ企画提案力を強化 ∼有力ＩＴ企業とは、出資･人材の受入れ等により緊密な連携を図る ○新しいビジネスモデル構築に向けたＩＴソリューションの提供 ∼フィナンシャルワンのゲートウェイビジネスや銀行・保険・証券等総合金融サービス全般をＩＴ面で強力にサポート以上＜ご参考＞ [各行システム子会社、システム部門の概要] 会社名東海銀行三和銀行ｾﾝﾄﾗﾙｼｽﾃﾑｽﾞ(株) 三和ｼｽﾃﾑ開発(株) 東洋信託銀行東洋ｼｽﾃﾑ開発(株) 東洋信ｵﾍﾟﾚｰｼｮﾝｻｰﾋﾞｽ (株) 設立 1970年7月 1983年8月 1984年8月 1998年12月本社名古屋市中区東京都千代田区東京都江東区千葉県印西市代表者田中富雄中川晃一秋元康男柴田和義資本金 13.1億円 5千万円 4億円 2千万円主要株主ﾐﾘｵﾝｶｰﾄﾞ･ｻｰﾋﾞｽ三和銀行 100% 東洋信託銀行 100% 東洋信託銀行 100% ｾﾝﾄﾗﾙ･ｷｬﾋﾟﾀﾙ東海銀行等従業員数約1,800名約400名約300名約70名売上高 402.5億円 91.7億円 91.9億円 9. 7億円 (2000/3月期) (2000/3月期) (2000/3月期) (2000/3月期) 東海銀行､ｸﾞﾙｰﾌﾟ三和銀行､ｸﾞﾙｰﾌﾟ東洋信託銀行の東洋信託銀行の各社のｼｽﾃﾑ開発･各社のｼｽﾃﾑ開発等ｼｽﾃﾑ開発等ｼｽﾃﾑ運用管理等業務内容運用管理等公共団体､一般企業のｼｽﾃﾑ開発･運用管理等三和銀行ｼｽﾃﾑ部（ｼｽﾃﾑ開発･運用管理）約400名 [今後の業務範囲イメージ図] 商業銀行信託銀行証券技術提供等ＩＴ企業グループＩＴ会社 ○○ 地銀等提携公共団体持株会社(ＵＦＪホールディングス) 一般事業法人提携各社ﾌｨﾅﾝｼｬﾙﾜﾝ提携各社