十 四 大 都 市 医 師 会 連 絡 協 議 会 が 横 浜 市 で 開 - 東京都医師会

1
都 医 ニュース
平成22年10月15日
都医
医
と
師
発行所■社団法人
医
師
会
を
ぶ
結
情
報
[昭和48年12月7日第3種郵便物認可] 第536号
平成22年10月15日/毎月1回15日発行
紙
十四大都市医師会連絡協議会開催
多摩ブロック医師会長・副会長連絡協議会 01
Vol.
536
ニュース
EWS
底流
久保嶋武仁監事旭日雙光章受章祝賀会
医学研究賞・グループ研究賞 募集 ほか 02
みどりの広場 ほか
03
ふれあいポスト
04
都医師会からのお知らせ ほか
05
地区医師会長からの一言
08
東京都医師会 〒 101–8328 東京都千代田区神田駿河台 2–5 TEL.03–3294–8821 ㈹ 編集兼発行人■新井祐司 定価■ 1 部 73 円
今月の場所:高尾山・薬王院
﹁
公
益
法
人日
制医
度常
改任
革理
へ事
のよ
対り
応
﹂
講
演
多摩ブロック医師会長・
副会長連絡協議会
み
と
し
て
、
来
月
は
多
摩
地
区
の
催
さ
れ
て
き
た
が
、
初
め
て
の
試
絡
協
議
会
は
こ
れ
ま
で
都
医
で
開
藤
副
会
長
が
﹁
地
区
医
師
会
長
連
で
遅
参
す
る
た
め
、
代
わ
っ
て
内
大
都
市
医
師
会
連
絡
協
議
会
出
席
あ
っ
た
。
鈴
木
都
医
会
長
が
十
四
願
っ
て
い
る
﹂
と
主
催
者
挨
拶
が
人
か
一
般
法
人
で
も
共
通
す
る
作
準
に
移
行
す
る
た
め
に
、
公
益
法
現
在
各
医
師
会
に
配
布
中
。
新
基
よ
る
講
演
会
が
開
催
さ
れ
た
﹁
。
日
し
て
、
今
村
聡
日
医
常
任
理
事
に
改
革
へ
の
対
応
に
つ
い
て
﹂
と
題
引
き
続
き
、
﹁
公
益
法
人
制
度
地
域
医
療
の
質
の
向
上
に
係
る
事
判
断
さ
れ
る
。
医
師
会
事
業
は
、
事
業
名
で
な
く
そ
の
事
業
内
容
で
医
は
参
考
に
D
V
D
を
作
成
し
、
閣
府
も
医
師
会
事
業
を
理
解
し
、
⑥
法
人
形
態
の
検
討
。
最
近
は
内
ン
グ
。
⑤
事
業
別
の
費
用
の
把
握
。
業
で
あ
る
。
④
事
業
の
グ
ル
ー
ピ
る
・
専
門
家
が
関
与
・
公
正
な
事
あ
る
医
療
を
展
開
す
る
こ
と
を
よ
り
よ
い
連
合
体
と
な
り
、
活
力
換
に
よ
っ
て
、
多
摩
ブ
ロ
ッ
ク
が
会
長
よ
り
﹁
協
議
会
で
の
情
報
交
医
師
会
の
佐
藤
秀
紀
多
摩
市
医
師
の
ホ
テ
ル
で
開
催
さ
れ
た
。
当
番
協
議
会
が
九
月
十
七
日
に
都
内
る
﹂
と
挨
拶
を
し
た
。
つ
い
て
も
予
算
に
盛
り
込
ん
で
あ
都
市
圏
の
医
療
体
制
の
再
構
築
に
を
説
明
し
た
。
そ
の
中
に
東
京
大
自
民
、
公
明
、
民
主
各
党
に
内
容
に
受
益
の
機
会
が
開
か
れ
て
い
を
判
断
。
不
特
定
か
つ
多
数
の
者
ポ
イ
ン
ト
に
よ
り
事
業
の
公
益
性
の
仮
区
分
。
③
十
七
の
チ
ェ
ッ
ク
会
計
に
分
け
た
表
に
基
づ
き
事
業
都
知
事
宛
に
予
算
要
望
を
提
出
。
業
会
計
、
収
益
事
業
会
計
、
法
人
立
川
で
開
催
す
る
予
定
。
ま
た
、
損
益
予
算
を
作
成
。
公
益
目
的
事
②
事
業
の
洗
い
出
し
、
事
業
別
の
い
。
会
員
へ
の
周
知
も
不
可
欠
。
会
が
開
催
さ
れ
た
。
で
に
済
ま
せ
る
こ
と
が
好
ま
し
活
発
な
質
疑
応
答
の
後
、
懇
親
局
長
会
議
が
行
わ
れ
た
。
午
後
二
議
、
庶
務
担
当
理
事
者
会
、
事
務
医
師
と
診
療
所
医
師
と
の
連
携
﹂
た
来
年
古
都
京
都
で
の
再
会
を
誓
き
は
、
平
成
二
十
四
年
七
月
頃
ま
業
が
必
要
で
あ
る
。
①
申
請
手
続
に
つ
い
て
そ
れ
ぞ
れ
熱
心
な
討
論
た
﹂
と
述
べ
ら
れ
た
。
業
で
一
括
す
る
考
え
方
も
出
て
き
い
閉
会
し
た
。
が
参
加
し
た
。
聰
男
会
長
を
始
め
と
す
る
十
五
名
た
。
東
京
都
医
師
会
か
ら
は
鈴
木
と
み
ら
い
に
お
い
て
開
催
さ
れ
市
医
師
会
の
主
催
で
横
浜
市
み
な
十
九
日
︵
日
︶
の
二
日
間
、
横
浜
理
﹂
、
第
三
分
科
会
で
は
﹁
病
院
検
診
受
診
率
向
上
並
び
に
精
度
管
言
﹂
、
第
二
分
科
会
で
は
﹁
が
ん
で
は
、
﹁
救
急
医
療
体
制
へ
の
提
の
分
科
会
に
分
か
れ
第
一
分
科
会
言
葉
を
述
べ
た
。
そ
の
後
、
三
つ
会
の
新
納
憲
司
副
会
長
が
歓
迎
の
会
が
、
九
月
十
八
日
︵
土
︶
、
務
地
医
師
会
と
し
て
横
浜
市
医
師
二
十
五
日
に
開
催
を
約
束
し
、
ま
会
長
が
来
年
の
九
月
二
十
四
日
と
回
主
務
地
の
森
洋
一
京
都
府
医
師
あ
り
、
最
後
の
閉
会
式
で
は
、
次
て
見
た
こ
と
、
考
え
た
こ
と
﹂
が
別
講
演
﹁
四
十
年
間
地
球
を
這
っ
大
学
教
授
の
関
野
吉
晴
先
生
の
特
て
医
師
で
探
検
家
・
武
蔵
野
美
術
一
日
目
は
、
午
前
中
に
会
長
会
﹁
で﹁
が3
熱病ん分
心院検科
な医診会
討師受﹁
論と診救
診率急
療向医
所上療
医並体
師び制
とに
精へ
の度の
連管提
携理言
﹂﹂﹂
十
四
大
都
市
医
師
会
連
絡
協
議
時
か
ら
全
体
会
議
が
行
わ
れ
、
主
分
科
会
報
告
が
行
わ
れ
た
。
続
い
二
日
目
は
、
全
体
会
議
と
し
て
川
県
医
師
会
長
が
挨
拶
し
た
。
子
横
浜
市
長
、
大
久
保
吉
修
神
奈
本
医
師
会
長
を
始
め
と
し
て
林
文
わ
れ
、
来
賓
と
し
て
原
中
勝
征
日
分
科
会
終
了
後
、
懇
親
会
が
行
が
行
わ
れ
た
。
十
四
大
都
市
医
師
会
連
絡
協
議
会
が
横
浜
市
で
開
催
都 医 ニュース
第536号 [昭和48年12月7日第3種郵便物認可]
木
聰
男
東
京
都
医
師
会
長
が
祝
辞
つ
い
て
披
露
さ
れ
た
。
続
い
て
鈴
人
の
内
助
の
功
な
ど
に
豪
快
な
性
格
と
基
子
夫
の
輝
か
し
い
業
績
や
、
生
が
区
医
師
会
長
時
代
会
長
よ
り
、
久
保
嶋
先
石
川
辰
雄
葛
飾
区
医
師
場
は
和
や
か
に
な
っ
た
。
さ
ん
か
ら
花
束
が
贈
呈
さ
れ
、
会
た
。
続
い
て
先
生
の
四
人
の
お
孫
元
都
医
会
長
ら
が
祝
辞
を
述
べ
参
議
院
議
員
夫
人
、
佐
々
木
健
雄
勝
栄
衆
議
院
議
員
、
山
口
那
津
男
長
、
青
木
克
徳
葛
飾
区
長
、
平
沢
次
に
唐
澤
祥
人
前
日
本
医
師
会
会
長
の
ほ
と
ん
ど
が
出
席
し
て
お
の
発
声
で
行
わ
れ
た
。
地
区
医
師
乾
杯
は
福
井
光
壽
元
都
医
会
長
が
述
べ
ら
れ
た
。
ら
各
関
係
者
に
対
し
丁
寧
な
謝
辞
こ
れ
を
受
け
、
久
保
嶋
先
生
か
え
な
か
っ
た
。
指
導
を
賜
り
た
い
と
の
意
見
が
絶
久
保
嶋
監
事
に
は
こ
れ
か
ら
も
ご
の
同
志
で
、
各
テ
ー
ブ
ル
と
も
話
り
、
共
に
医
師
会
活
動
を
通
じ
て
険
医
療
機
関
の
新
規
追
加
お
よ
び
の
施
設
基
準
届
出
に
係
る
連
携
保
◎
出
席
者
に
よ
る
意
見
交
換
会
に
つ
い
て
。
︵
板
橋
区
医
︶
︵
八
︶
﹁
が
ん
治
療
連
携
指
導
料
﹂
①
第
十
五
回
板
橋
区
医
師
会
医
学
の
輪
が
広
が
り
盛
り
上
が
っ
た
。
Q
&
A
に
つ
い
て
。
︵
四
︶
城
北
ブ
ロ
ッ
ク
発
起
人
代
表
と
し
て
い
る
﹂
と
述
べ
た
。
■
問
い
合
わ
せ
先
☎ 東
0 京
3 都
・ 医
3 師
2 会
9 4 学
・
8 術
8 ・
2 教
1 育
︵ 課
代
︶
以
上
が
出
席
し
た
。
者
や
友
人
な
ど
二
百
名
開
か
れ
、
医
師
会
関
係
雙
光
章
受
章
祝
賀
会
が
は
な
く
目
で
指
導
さ
れ
感
謝
し
て
で
あ
る
久
保
嶋
先
生
か
ら
言
葉
で
事
に
考
え
実
行
す
べ
し
﹄
と
監
事
と
と
も
に
、
﹁
﹃
都
民
の
幸
せ
を
大
平
成
二
十
二
年
十
一
月
三
十
日
︵
火
︶
︵
期
日
厳
守
︶
■
都
医
の
締
切
期
日
旭
日
雙
光
章
受
章
祝
賀
会
応
募
方
法
所
属
す
る
地
区
医
師
会
経
由
で
提
出
す
る
。
容
を
証
明
し
得
る
資
料
を
添
付
の
う
え
、
代
表
者
の
応
募
用
紙
に
グ
ル
ー
プ
研
究
・
社
会
医
学
活
動
の
内
実
践
に
お
い
て
優
れ
た
業
績
を
あ
げ
た
グ
ル
ー
プ
化
さ
れ
、
客
観
化
さ
れ
て
は
い
な
応 表
募 彰
資
格 者
臨
床
な
ら
び
に
社
会
医
学
に
お
け
る
研
究
あ
る
い
は
都
医
会
員
が
所
属
す
る
グ
ル
ー
プ
一
∼
二
グ
ル
ー
プ
︵
助
成
費
五
十
万
円
︶
ご
協
力
に
つ
い
て
。
う
身
近
な
健
康
出
前
セ
ミ
ナ
ー
﹂
③
平
成
二
十
二
年
度
東
京
都
・
文
京
区
合
同
防
災
訓
練
参
加
に
つ
い
染
症
予
防
、
乳
幼
児
・
母
子
保
健
的
制
度
を
整
え
、
六
〇
年
代
に
感
一
九
五
〇
年
代
に
結
核
予
防
の
公
す
る
の
だ
と
論
じ
ら
れ
て
い
た
。
い
ま
だ
的
確
に
定
義
さ
れ
、
体
系
化
と
し
て
の
強
い
意
志
を
必
要
と
上
に
は
科
学
的
エ
ビ
デ
ン
ス
と
文
り
、
だ
か
ら
こ
そ
、
そ
の
維
持
向
健
シ
ス
テ
ム
は
脆
弱
な
も
の
で
あ
て
い
る
と
評
価
さ
れ
て
い
る
。
機
や
国
際
紛
争
に
直
面
す
れ
ば
保
本
の
G
P
﹂
は
国
内
に
お
い
て
も
界
は
知
り
た
が
っ
て
い
る
。
﹁
日
な
機
能
を
担
っ
て
き
た
の
か
を
世
な
理
念
で
維
持
さ
れ
、
ど
の
よ
う
の
よ
う
に
養
成
さ
れ
、
ど
の
よ
う
寄
与
す
れ
ば
そ
れ
に
勝
る
こ
と
来
、
あ
る
国
の
医
療
の
向
上
に
ん
の
医
療
連
携
シ
ス
テ
ム
が
、
将
ん
で
い
る
認
知
症
や
脳
卒
中
や
が
が
、
例
え
ば
私
た
ち
が
今
取
り
組
は
な
い
。
表
彰
対
象
︵
︵
︵
︵
︵
定 制
に 診
機 業
防
七 。
六 つ 受 五 関 小 四 接 三
度
︶
︶
︶
︶
︶
に 日 い 託 平 の 児 感 種 新
が
て
医
追
科
事
お 本
ん
成
染
型
け 医 。 療 二 加 お 症 業 イ
治
機
指
よ
に
る 師
療
関 十 定 び 発 つ ン
研 会
連
講 二 に 内 生 い フ
修 認
携
習 年 つ 科 動 て ル
会 定
指
会 度 い 定 向 。 エ
開 産
導
ン
の が て 点 調
催 業
料
ザ
開 ん 。 医 査
催 検
療 事
予 医
の
予
︵
︵
立 ② に ① 三 い 用 ② に ① 二 て
に ア つ 第 ︶ て の イ つ 第 ︶ 。
つ マ い 三 城 。 二 ン い 四 城
い チ て 回 西
十 フ て 回 東
て ュ 。 中 ブ
三 ル 。 江 ブ
。 ア
野
区 エ
東
無
医 ロ
で ン
区 ロ
ッ
ッ
線
療
の
ザ
ク ︵
︵ 同 ︵ フ ク ︵ 統 予 ︵ 医
師
杉 好 中 ォ
葛 一 防 江 会
小
並
野
飾
東
石
会
ー
化
接
医
区 の 区 ラ
区 に 種 区 学
川
医 設 医 ム
医 つ 費 医 会
医
︶
︶
︶
︶
︶
を
確
立
し
、
近
年
は
健
康
寿
命
に
■
グ ル ー プ *
研 筆
究 頭
著
賞 者
は
共
著
者
の
承
諾
を
得
る
。
総
会
に
お
け
る
プ
レ
企
画
﹁
学
ぼ
つ
い
て
。
︵
港
区
医
︶
︵
二
︶
第
二
十
八
回
日
本
医
学
会
︵
平
成
二
十
二
年
度
第
二
回
︶
に
応
募
方
法
加
し
た
。
世
界
の
大
半
は
、
医
療
論
じ
る
国
際
シ
ン
ポ
ジ
ウ
ム
に
参
国
際
貢
献
の
地
球
資
源
と
し
て
活
た
ち
は
、
な
ぜ
こ
の
シ
ス
テ
ム
を
は
極
め
て
高
い
。
世
界
の
専
門
家
い
て
日
本
の
世
界
に
占
め
る
地
位
は
ど
健
シ
ス
テ
ム
を
支
え
て
き
た
医
師
を
改
め
て
想
起
し
た
い
。
そ
の
保
保
障
〟
が
達
成
さ
れ
て
き
た
誇
り
の
関
心
を
引
い
た
こ
と
が
あ
る
安 維 か
持 つ
方 て
策 、
と 交
し 番
て シ
ア ス
ジ テ
ア ム
諸 が
国 治
の
具
現
化
が
問
わ
れ
て
い
る
。
て
き
た
が
、
医
療
崩
壊
の
中
で
そ
表
彰
対
象
応
募
資
格
た
ち
、
特
に
﹁
︵ 日
G 本
P の
︶
﹂
成
二
十
一
年
四
月
一
日
∼
平
成
二
十
二
年
三
月
表
さ
れ
た
方
。
原
著
論
文
は
平
成
二
十
一
年
度
︵
平
社
会
医
学
の
分
野
に
お
い
て
優
れ
た
原
著
論
文
を
発
臨
床
医
学
︵
臨
床
に
貢
献
し
た
基
礎
医
学
を
含
む
︶
、
都
医
会
員
で
あ
る
勤
務
医
師
︵
一
︶
第
二
十
八
回
日
本
医
学
会
◎
都
医
か
ら
の
伝
達
事
項
お
願
い
が
あ
っ
た
。
員
入
会
の
協
力
を
地
区
医
師
会
に
要
望
し
た
。
各
科
医
会
か
ら
非
会
携
、
特
に
民
間
病
院
の
活
性
化
を
要
望
書
と
併
せ
医
療
政
策
提
言
の
対
す
る
推
薦
な
ら
び
に
ア
ン
ケ
ー
①
参
議
院
議
員
選
挙
立
候
補
者
に
◎
地
区
医
師
会
か
ら
の
報
告
演
会
開
催
依
頼
に
つ
い
て
。
議
会
﹂
よ
り
地
区
医
師
会
で
の
講
冊
子
を
提
出
。
そ
の
中
で
医
療
連
︵
十
四
︶
﹁
東
京
都
C
C
U
連
絡
協
ラ
イ
ン
掲
載
の
み
の
場
合
は
こ
の
限
り
で
は
な
い
。
に
つ
い
て
。
総
会
に
お
け
る
ご
支
援
の
お
願
い
︵
中
央
区
医
︶
を
誰
で
も
自
由
に
安
価
に
享
受
で
三
十
一
日
︶
発
行
の
学
術
雑
誌
に
発
表
さ
れ
た
も
の
。
候
補
者
調
書
に
原
著
論
文
一
篇
を
添
付
の
う
え
、
所
ト
に
つ
い
て
。
き
る
保
健
シ
ス
テ
ム
と
は
無
縁
の
か
不
思
議
だ
と
い
う
。
財
政
危
に
生
き
て
い
る
。
そ
の
意
味
で
、
用
せ
ず
、
収
縮
さ
せ
よ
う
と
す
る
*
発
表
年
月
は
冊
子
体
の
も
の
を
適
用
と
す
る
。
オ
ン
属
の
地
区
医
師
会
経
由
で
提
出
す
る
。
②
時
局
対
策
講
演
会
の
拡
大
開
催
日
本
は
世
界
に
五
十
年
先
行
し
︵
一
︶
中
央
ブ
ロ
ッ
ク
感
染
の
発
生
に
つ
い
て
。
度 と 先
日
、
日
本
の
国
︵ 民
G 皆
H 保
︶ 険
を 制
で
き
た
の
か
を
知
り
た
が
っ
て
い
る
。
世
界
の
G
H
に
貢
献
し
得
る
と
期
療
先
進
国
と
し
て
〝
人
間
の
安
全
待
さ
れ
て
い
る
。
G
H
分
野
に
お
〝
ミ
ッ
シ
ョ
ン
〟
を
継
続
し
、
医
機
能
ハ
ン
ド
ブ
ッ
ク
〟
等
に
描
い
そ
の
自
画
像
を
〝
か
か
り
つ
け
医
社 会 東
の 京
G 都
P 医
機 師
能 会
を で
体 も
系 少
化 子
高
し 齢
、
著
者
に
対
し
奨
励
賞
を
贈
る
。
公
明
党
・
民
主
党
に
説
明
し
た
。
ク
タ
ー
・
バ
ウ
マ
ニ
に
よ
る
院
内
*
研
究
賞
以
外
の
優
秀
な
原
著
論
文
を
発
表
し
た
筆
頭
し
、
社
会
の
隅
々
ま
で
届
け
る
若
干
名
︵
助
成
費
二
十
万
円
︶
宛 に 来
提 年
出 度
。 予
そ 算
の 要
後 望
、 書
自 を
民 都
党 知
・ 事
︵
に
十 つ
三 い
︶ て
多 。
剤
耐
性
ア
シ
ネ
ト
バ
あ た 来
る 年
。 は
世
界 国
は 民
、 皆
な 保
ぜ 険
日 制
本 度
の 発
国 足
民 五
皆 十
保 周
険 年
と に
で
き
る
の
だ
と
思
う
。
し
伸
べ
続
け
る
こ
と
が
が
必
要
な
人
に
手
を
差
そ
、
ど
う
し
て
も
公
助
る
意
思
が
あ
っ
て
こ
求
で
き
る
社
会
を
支
え
自
由
や
生
活
の
質
を
追
分
の
人
が
自
立
し
個
の
の
言
葉
ど
お
り
、
大
部
で
も
あ
ろ
う
。
の
一
つ
で
あ
り
〝
公
益
性
〟
の
証
き
継
ぐ
こ
と
が
、
医
師
会
の
責
務
し
た
形
に
進
化
さ
せ
次
世
代
に
引
本
の
G
P
﹂
を
新
た
な
時
代
に
即
先
人
か
ら
伝
承
さ
れ
て
き
た
﹁
日
え
、
地
域
医
師
会
と
い
う
場
で
、
を
確
立
し
、
養
成
シ
ス
テ
ム
を
整
シ
ス
テ
ム
に
お
け
る
評
価
と
地
位
い
。
ま
ず
そ
こ
か
ら
始
め
、
保
健
■
医
学
研
究
賞
え
ご
応
募
く
だ
さ
い
。
を
行
い
ま
す
の
で
、
所
属
の
地
区
医
師
会
へ
要
綱
等
を
ご
確
認
の
う
医 師 東
会 京
グ 都
ル 医
ー 師
プ 会
研 で
究 は
賞 ﹁
﹂ 東
を 京
設 都
け 医
て 師
お 会
り 医
ま 学
す 研
。 究
本 賞
年 ﹂
度 ﹁
も 東
募 京
集 都
学 を こ
磨 の
き 国
、 で
人 先
に 人
適 が
用 医
表
彰
者
研
究
賞
・
若
干
名
︵
助
成
費
五
十
万
円
︶
、
奨
励
賞
・
五国
十民
周皆
年保
と険
制
へ
度
の
発
貢
献
足
保
健
シ
ス
テ
ム
が
成
功
し
、
長
年
に
わ
た
り
維
持
Global Health
飾
区
医
師
会
の
役
員
が
発
起
人
と
東
京
都
医
師
会
久
保
嶋
武
仁
監
事
お
い
て
も
最
高
水
準
を
達
成
し
て
Global Health
な
り
、
久
保
嶋
武
仁
先
生
の
旭
日
い
る
。
そ
の
経
験
と
ノ
ウ
ハ
ウ
が
〝
天
は
自
ら
助
く
る
者
を
助
く
〟
General
九
月
十
一
日
︵
土
︶
、
都
内
の
practitioner
200人以上が出席し
華やかに
ホ
テ
ル
に
て
東
京
都
医
師
会
と
葛
2
平成22年10月15日
﹁
グ
ル
ー
プ
研
究
賞
﹂
を
募
集
﹁
医
学
研
究
賞
﹂
東
京
都
医
師
会
地区医師会長
連絡協議会報告
平成 22 年 9 月 17 日(金)
別
実
施
報
告
︵
第
一
四
半
期
分
︶
難
病
患
者
訪
問
診
療
地
区
医
師
会
︵
十
二
︶
平
成
二
十
二
年
度
在
宅
る
一
部
改
正
通
知
等
に
つ
い
て
。
︵
十
一
︶
地
域
支
援
事
業
に
関
す
に
つ
い
て
。
応
力
向
上
フ
ォ
ロ
ー
ア
ッ
プ
研
修
︵
十
︶
か
か
り
つ
け
医
認
知
症
対
︵
三
回
目
以
降
︶
に
つ
い
て
。
ロ
ー
ア
ッ
プ
研
修
の
開
催
日
程
︵
九
︶
認
知
症
サ
ポ
ー
ト
医
フ
ォ
届
出
内
容
の
変
更
等
に
つ
い
て
。
3
都 医 ニュース
平成22年10月15日
隅田川散歩道
趣 味 の 散 歩
桜
橋
を
渡
っ
て
か
ま ジ て メ は
す ョ 合 ー こ
︵ 。 ギ 計 ト の
浅
ン 約 ル コ
草
グ 四 の ー
医
コ キ 自
師
ス
ー ロ 宅
会
ス メ 往 に
・
に ー 復 約
滝
口
し ト を 二
て ル 加 キ
明
い を え ロ
︶
を
見
る
こ
と
も
で
き
ま
す
。
私
発
行
▼
医
歯
薬
出
版
︵
株
︶
常
に
ス
カ
イ
ツ
リ
ー
ま
す
。
こ
の
部
分
は
さ
れ
て
い
る
家
族
も
活
用
で
き
る
一
冊
で
あ
る
。
懐
メ
ロ
C
D
付
。
川
の
西
岸
を
南
下
し
臨
床
医
、
リ
ハ
ビ
リ
職
の
み
な
ら
ず
、
介
護
職
や
在
宅
介
護
を
ラ
ム
が
紹
介
さ
れ
て
い
る
。
実
践
に
役
立
つ
イ
ラ
ス
ト
も
豊
富
。
楽
し
く
な
る
よ
う
な
筆
者
考
案
の
ユ
ニ
ー
ク
な
リ
ハ
ビ
リ
プ
ロ
グ
し
ま
す
。
東
武
浅
草
駅
前
周
す
る
散
歩
道
を
ご
案
内
で
、
い
つ
も
た
く
さ
ん
の
人
が
イ
ツ
リ
ー
の
撮
影
ス
ポ
ッ
ト
く
と
枕
橋
で
す
。
枕
橋
は
ス
カ
吾
妻
橋
を
渡
っ
て
左
手
に
行
ル
に
映
っ
た
も
の
は
﹁
ゴ
ー
ル
リ
ー
が
ア
サ
ヒ
ビ
ー
ル
本
社
ビ
見
え
て
き
ま
す
。
ス
カ
イ
ツ
と
ア
サ
ヒ
ビ
ー
ル
本
社
ビ
ル
が
専
用
の
橋
で
す
。
す
。
桜
橋
は
歩
行
者
持
ち
の
良
い
道
で
並
木
の
下
を
歩
く
気
え
て
桜
橋
ま
で
は
桜
橋
か
ら
言
問
橋
を
越
カ
メ
ラ
を
構
え
て
い
ま
す
。
枕
こ
こ
で
は
遊
覧
船
﹁
ヒ
ミ
コ
﹂
見
え
て
く
る
と
ゴ
ー
ル
で
す
。
ま
す
。
吾
妻
橋
の
船
乗
り
場
が
所
で
春
に
は
花
見
客
で
賑
わ
い
ま
す
。
こ
の
あ
た
り
は
桜
の
名
ラ
ー
ツ
リ
ー
﹂
と
呼
ば
れ
て
い
ド
ス
カ
イ
ツ
リ
ー
﹂
と
か
﹁
ミ
ク
ダ
ン
ス
・
カ
ニ
歩
き
体
操
﹂
な
ど
、
タ
イ
ト
ル
を
見
た
だ
け
で
ク
ニ
ッ
ク
が
紹
介
さ
れ
て
い
る
。
後
半
は
﹁
だ
ら
け
体
操
﹂
﹁
チ
ー
﹁
広
瀬
中
佐
発
見
﹂
な
ど
高
齢
者
の
心
を
つ
か
む
話
題
提
供
の
テ
関
係
を
築
き
上
げ
る
コ
ツ
と
し
て
、
﹁
大
日
本
帝
国
に
入
り
込
む
﹂
さ
れ
て
い
る
。
前
半
は
、
そ
の
た
め
に
必
要
な
治
療
者
︱
患
者
本
書
に
は
や
る
気
を
引
き
出
す
さ
ま
ざ
ま
な
ア
イ
デ
ア
が
満
載
い う 在
患 宅
者 医
自 療
身 ・
の リ
や ハ
る ビ
気 リ
を を
い 成
か 功
に さ
し せ
て る
引 鍵
き は
出 、
す 回
か 復
で し
あ た
る い
。 と
な
が
ら
隅
田
川
沿
い
を
一
ス
カ
イ
ツ
リ
ー
を
眺
め
十
五
分
の
コ
ー
ス
で
す
。
と
三
十
分
、
ジ
ョ
ギ
ン
グ
だ
と
鉄
橋
を
く
ぐ
る
と
墨
田
区
役
所
言
問
橋
を
過
ぎ
て
東
武
鉄
道
の
た
。
同
期
の
入
局
者
は
十
名
近
く
な
外
科
医
局
を
選
択
し
呼
吸
器
、
内
分
泌
を
扱
う
ま
さ
に
び
に
課
題
、
目
標
を
ク
リ
ア
し
て
の
で
あ
っ
た
。
そ
し
て
移
動
の
た
積
め
る
意
味
で
魅
力
を
感
じ
た
も
ど
も
あ
っ
た
が
、
貴
重
な
経
験
を
島
、
海
洋
船
舶
へ
の
医
師
派
遣
な
取
り
組
め
た
と
思
う
。
そ
の
間
離
に
つ
け
ら
れ
る
こ
と
に
集
中
し
て
由
で
消
化
器
一
般
、
心
臓
血
管
、
は
な
く
、
焦
ら
ず
そ
の
施
設
で
身
急
医
療
︵
外
傷
含
め
︶
な
ど
に
対
般
外
科
手
術
、
癌
化
学
療
法
や
救
消
化
管
、
肝
胆
膵
、
呼
吸
器
、
一
当
院
で
は
、
日
常
的
に
上
部
下
部
る
な
か
、
だ
ろ
う
。
一
人
前
の
外
科
医
に
な
ゆ
っ
く
り
と
考
え
て
み
た
ら
ど
う
し
、
目
先
の
こ
と
に
と
ら
わ
れ
ず
あ
る
が
、
そ
の
気
持
ち
を
大
事
に
足
は
深
刻
に
な
り
そ
う
で
あ
る
。
も
重
々
承
知
し
て
い
る
つ
も
り
で
な
外
科
医
不
多
い
は
ず
で
あ
る
。
現
在
の
制
度
ブ
の
先
輩
の
勧
誘
な
ど
と
い
う
理
な
科
、
教
授
の
人
と
な
り
や
ク
ラ
た
た
め
、
将
来
に
対
し
て
の
不
安
こ
と
で
経
験
は
平
均
化
さ
れ
て
い
医
局
の
配
慮
に
よ
り
学
年
を
経
る
え
、
臓
器
別
へ
と
専
門
化
し
て
い
減 少 さ
が て
問 、
題 昨
と 今
外
な 科
っ 医
て 志
い 望
る 者
う の
て
い
る
。
て
い
る
で
あ
ろ
う
し
、
い
わ
ゆ
る
が 患 医
者 師
さ と
ん な
を っ
助 た
け か
た ら
い に
と は
思 誰
っ も
な
科
へ
と
考
え
る
学
生
は
全
身
を
診
ら
れ
る
よ
う
な
け
た
。
私
の
場
合
は
、
外
科
系
で
に
よ
り
医
師
と
し
て
の
教
育
を
受
の
医
局
へ
入
局
し
、
そ
こ
の
体
制
わ
り
当
時
は
、
ほ
と
ん
ど
が
母
校
な る 外
。 科
医 医
師 と
に な
な っ
っ て
た 二
昭 十
和 数
の 年
終 に
間
で
の
手
術
症
例
数
に
格
差
が
あ
派
遣
で
あ
る
。
教
育
面
で
は
施
設
ほ
ど
あ
る
研
修
・
関
連
病
院
へ
の
初
期
研
修
を
終
え
る
と
二
十
施
設
か
乗
り
切
っ
た
も
の
で
あ
っ
た
。
続
け
て
い
る
大
き
な
要
因
と
な
っ
り
不
公
平
感
は
あ
っ
た
。
し
か
し
、
の
経
験
が
、
現
在
ま
で
外
科
医
を
者
さ
ん
の
温
か
さ
や
励
ま
し
な
ど
す
る
達
成
感
や
、
そ
の
土
地
の
患
ス
テ
ッ
プ
ア
ッ
プ
し
た
こ
と
に
対
の
で
あ
る
は
ず
は
な
い
と
思
う
。
も
の
が
そ
れ
ほ
ど
魅
力
の
な
い
も
こ
な
し
て
い
る
。
外
科
医
と
い
う
前
の
ご
と
く
生
き
生
き
と
仕
事
を
医
は
そ
の
使
命
感
か
ら
か
当
た
り
る
。
し
か
し
、
当
院
の
外
科
常
勤
遠
す
る
条
件
が
整
っ
た
状
況
で
あ
知ってますか?
要介護3・4・5の人のための
やる気がでる在宅リハビリ
「なつかしの国」の扉を開けよう
飯島 治著(江東区医師会)
レスパイト
レスパイト
(respite)とは「一時
中断、小休止、一時 預かり」など
の意味で、最近在宅医療介護の現
場で使われます。在宅療養で疲弊
した家族、介護者に一時休養でリ
フレッシュしていただくため患者さ
んを入院あるいは施設で預かるこ
とで、介護崩壊を防ぐねらいがあ
ります。レスパイト入院、レスパイ
トケアといった使い方をします。
36
一
外勤般
科務
医医市
二
中
十か
数ら病
年
院
を若
振手外
り医科
返
っ師
て
│
岩
村
太
郎
一
般
的
な
若
手
医
師
が
外
科
を
敬
医
療
法
人
社
団
直
和
会
平
成
立
石
病
院
副
院
長 │
へ
科 以 応
で 外 し
〟
︵ の て
も い
の る
は ほ
だ 〝 か
か と 、
ら り 各
︶ あ 専
と え 門
い ず 分
う 外 野
に
辛
い
、
き
つ
い
、
危
険
と
い
っ
た
扱
い
に
な
る
こ
と
も
多
い
。
ま
さ
じ
る
こ
と
が
で
き
る
で
あ
ろ
う
感
、
達
成
感
、
充
実
感
等
︶
を
感
ら
外
科
医
と
し
て
の
魅
力
︵
緊
張
る
。
そ
の
時
間
と
経
験
の
中
か
る
に
は
時
間
が
か
か
る
の
で
あ
い
な
い
。
あ
る
仕
事
で
あ
る
こ
と
に
は
間
違
る
こ
と
で
あ
ろ
う
。
や
り
が
い
の
ン
ス
の
と
れ
た
良
い
医
師
に
な
れ
し
、
人
間
的
に
も
成
長
し
、
バ
ラ
general
ら
吾
妻
橋
ま
で
隅
田
価
格
▼
三
、
五
七
〇
円
を
眺
め
な
が
ら
歩
く
の
吾
妻
橋
か
ら
ス
タ
ー
お
り
、
研
修
医
の
体
力
的
、
精
神
general
こ
と
が
で
き
ま
す
。
ト
し
て
桜
橋
を
往
復
す
的
、
金
銭
的
に
辛
い
時
代
は
、
同
major
スカイツリーを眺めながら
る
コ
ー
ス
で
す
。
歩
く
じ
釜
の
飯
を
食
う
仲
間
と
し
て
助
major
ゴールドスカイツリー
け
、
励
ま
し
合
い
な
が
ら
な
ん
と
general
スペーシアとスカイツリー
[昭和48年12月7日第3種郵便物認可] 第536号
都 医 ニュース
第536号 [昭和48年12月7日第3種郵便物認可]
ふれあい ポスト
玉川医師会
工富道子
平成22年10月15日
4
各地区会報から
私の健康法
冷たい湿った鼻の触感が頬にあたり、朝が始まる。まだ薄暗い
これが私の唯一の健康法かもしれません。当分の間、どこにも旅
4 時半か 5 時、我が家の愛犬に起こされ、頭の中はまだ寝たまま散
行に行けそうもありません。
歩に出発。犬も年をとると、だんだん朝早起きになるようです。こ
(玉川医師会報 第 538 号から抜粋)
の間まで子犬だったのに、とっくに私の年を追い越し、老
犬になってしまいました。子犬のとき、大雪のなか医師会
までついて来て、全身雪だるまのようになっていたのが昨
日のようです。
クリニックの上に自宅があるため、10 段以上階段の上
り下りがあり、玄関のテラスに出ると『腰が痛くて下りら
れません』と、
行きつ戻りつ躊躇しています。仕方ないので、
エイヤッと両腕に 14 キロの老犬を抱き、一歩一歩下ろす
ことになります。チラッと“二人で落ちたらシャレになら
ない”との考えがよぎります。駅の階段にあるような折り
たたみできる電動の椅子があれば良いのにと、毎日“二人”
でため息が出ます。友達の犬たちもそれぞれに年を重ね、
人間と同じような病を得る“子”達が多くなりました。最
近は癌にかかる“子”が多くなったように思います。環境
のため、それとも食事のためなどあるのでしょうか? 一
番の友達のバセットハウンドの“ワラちゃん”も首に大き
な腫瘍ができ、老犬のため手術できないとのこと。でも毎
日我が家のグートに会いに散歩帰りに寄ってくれます。二
人で大好物のドライチキンをおいしそうに食べるのが唯一
の楽しみのようです。そのしぐさがいじらしく、いつまで
こうやって“二人”で遊べるのかと、2 匹を見ると何とも
言えない気持ちになります。
動物は痛くても何も言わず、じっと耐えています。ヒト
よりずっと健気だと思ってしまいます。
こうして私の朝は、犬の世話に 3 時間以上費やしてやっ
と診療時間になります。グートは日曜日がわからないので、
日曜祭日も同じ 365 日このペースです。
古城(ユトレヒト)水彩画
練馬区医師会
小林 茂樹
都 医 ニュース
ら
﹁
医
師
不
足
に
対
し
て
医
学
部
の
定
員
を
葉
は
存
在
し
な
い
ら
し
い
︶
厚
生
労
働
省
か
習
会
﹂
の
中
で
、
︵
﹁
医
療
崩
壊
﹂
と
い
う
言
医
師
会
で
開
催
し
た
﹁
社
会
保
険
指
導
者
講
実
の
様
相
で
あ
る
。
さ
ら
に
八
月
末
に
日
本
基
本
診
療
料
に
対
し
て
も
手
が
入
る
の
は
確
保 険対
とし
のて
ダ、
ブ次
ル期
改診
訂療
と報
な酬
りの
、改
そ訂
のが
際介
は護
待
﹂
を
表
明
し
て
い
る
。
資
と
医
師
確
保
の
政
治
方
針
の
維
持
の
期
う
。
日
医
の
原
中
会
長
も
﹁
医
療
資
源
の
増
治
に
期
待
し
て
い
る
と
い
う
こ
と
で
あ
ろ
は
と
り
も
な
お
さ
ず
、
国
民
が
菅
首
相
の
政
た
選
択
が
な
さ
れ
た
結
果
と
の
こ
と
。
こ
れ
で
﹁
三
カ
月
で
は
短
す
ぎ
る
か
ら
﹂
と
い
っ
イ
メ
ー
ジ
﹂
と
い
う
理
由
の
四
倍
ほ
ど
の
差
報
道
に
よ
る
と
、
﹁
金
銭
的
に
ク
リ
ー
ン
な
氏
が
再
選
を
果
た
し
た
。
マ
ス
メ
デ
ィ
ア
の
終 わ今
っの
た政
。権
小政
沢党
一、
郎民
氏主
が党
破の
れ党
、首
菅選
直挙
人が
な
っ
て
い
る
と
小
生
は
考
え
て
い
る
︵ 。
つ
な
が
る
政
策
が
﹁
医
師
不
足
﹂
の
一
因
に
結
局
、
医
師
負
担
の
増
加
や
医
療
費
削
減
に
に
検
討
し
て
い
た
だ
き
た
い
。
こ
う
い
っ
た
酬
に
戻
す
﹂
と
い
う
こ
と
の
な
い
よ
う
慎
重
︵
明
ら
か
に
仕
事
量
を
増
や
し
て
︶
元
の
報
現
場
の
混
乱
を
無
視
し
、
﹁
条
件
を
付
け
て
診
療
明
細
書
発
行
体
制
加
算
な
ど
と
い
っ
た
療
料
を
下
げ
て
お
い
て
、
地
域
貢
献
加
算
や
に ﹂後
と者
いの
う診
感療
は報
否酬
めに
な関
いし
。て
支は
払、
い﹁
側つ
にい
と
は
危
険
で
あ
る
と
考
え
る
。
そ
の
と
き
の
対
応
を
考
え
ず
に
舵
を
取
る
こ
だ
ろ
う
が
、
人
口
の
減
少
が
確
実
で
あ
り
、
あ
ろ
う
し
、
長
期
的
に
は
そ
れ
で
も
良
い
の
つ
な
が
る
に
は
か
な
り
の
時
間
を
要
す
る
で
生
を
増
や
し
て
も
現
場
の
医
師
不
足
解
消
に
け
で
な
く
叫
ば
れ
て
い
る
。
実
際
に
、
医
学
な
い
ま
ま
﹁
医
師
不
足
﹂
が
医
療
界
の
中
だ
る
と
言
わ
れ
て
い
た
の
が
、
そ
ん
な
実
感
も
坪
田
︶
都医師会からの
は
、
前
回
の
改
訂
の
よ
う
に
基
本
的
に
は
診
お知らせ
年
ほ
ど
前
ま
で
は
﹁
医
師
過
剰
時
代
﹂
が
来
INFORMATION
都
府
県
か
ら
五
一
件
、
B
型
は
四
県
か
県
か
ら
三
三
件
、
A
H
3
亜
型
が
十
六
月
十
五
日
︶
で
は
A
H
1
p
d
m
が
九
三 十 最
六 近
週 の
の 二
五 〇
週 一
間
︵ 〇
八 年
月 第
九 三
日 十
∼ 二
九 ∼
明
一
三
件
︶
報
告
さ
れ
て
い
る
。
一
一
二
件
、
山
形
系
統
六
件
、
系
統
不
B
型
が
一
三
一
件
︵
ビ
ク
ト
リ
ア
系
統
日
本
の
二
〇
一
〇
/
二
〇
一
一
シ
ー
発
生
が
報
告
さ
れ
て
い
る
。
て
新
学
期
開
始
早
々
に
学
校
で
の
集
団
が
報
告
さ
れ
て
い
た
が
、
九
月
に
入
っ
3
型
と
も
に
学
校
以
外
で
の
集
団
発
生
八 月 ま
に た
A 、
H 患
1 者
p 発
d 生
m の
、 少
B な
型 い
、 五
A 月
H ∼
出
さ
れ
て
い
る
。
推
定
さ
れ
て
い
る
。
一
、
八
〇
〇
万
人
が
接
種
を
受
け
た
と
中
心
に
二
〇
一
〇
年
六
月
ま
で
に
ワ
ク
チ
ン
は
優
先
接
種
対
象
者
を
回
接
種
の
場
合
︶
が
使
用
さ
れ
、
パ
ン
︵
文
責
山
下
和
予
︶
㈶日本国際医学協会
第9回インスリン治療フォーラム 第50回国際
治療談話会総会
ノボノルディスクファーマ㈱
問 東京ブロックオフィス
日独交流150年記念
(医学・薬学)
合
新しい糖尿病診断基準の重要性
▼
▼
代謝内科教授)
テーマ講演 「BOT の限界とインスリン治療の強
化について」蔵田英明(東京慈恵会医科大学准教授)
パネルディスカッション 「インスリン療法治療強
▼
化のタイミングとその方法」
パネリスト 渥美義仁(東京都済生会中央病院糖尿病
臨床研究センター所長)、菅原正弘(菅原医院院長)、
船山秀昭(船山内科院長)、蔵田英明(東京慈恵会医
▼
科大学准教授)
取得単位 日医生涯教育制度 2 単位
▼ ▼
▼
▼
̶糖尿病の自然史を見据えた早期介入の戦
略̶」門脇 孝(東京大学大学院医学系研究科糖尿病・
▼
▼
基調講演 「新しい糖尿病診断基準の重要性
十
二
∼
三
十
六
週
︵
三
月
二
十
二
日
∼
報
告
さ
れ
て
い
る
。
二
〇
一
〇
年
第
性
の
A
H
3
亜
型
、
B
型
が
毎
週
少
数
国
、
オ
ー
ス
ト
ラ
リ
ア
な
ど
イ
ン
フ
ル
系
統
株
一
件
︶
は
、
東
南
ア
ジ
ア
、
中
H
3
亜
型
一
二
件
、
B
型
ビ
ク
ト
リ
ア
ち
一
九
件
︵
A
H
1
p
d
m
六
件
、
A
二
、
〇
三
九
万
人
分
︵
成
人
一
人
二
ズ
ン
に
は
、
季
節
性
用
ワ
ク
チ
ン
な
お
、
二
〇
〇
九
/
二
〇
一
〇
シ
ー
造
さ
れ
、
十
月
か
ら
接
種
開
始
さ
れ
る
。
の
三
株
か
ら
な
る
3
価
ワ
ク
チ
ン
が
製
日 時 11 月 25 日(木)17 時∼21 時 30 分
場 所 東京プリンスホテル・プロビデンスホール(港区芝公園 3-3-1)
特別講演 「近世から近代へ̶日独交流における医学と医療」ヴォル
フガング・ミヒェル(日本医史学会常任理事、九州大学名誉教授)
石橋記念講演 「脳疾患に対するガンマ̶ナイフロボットマイクロ手
術 ̶考え方と結果」ミハエル・チェルノフ(東京女子医科大学先端生命
医科学研究所特任助教)
医学・薬学講演 ①「ベルツ、スクリバによる日本医学育成と後世へ
の影響」都築正和(東京大学名誉教授、㈶日本国際医学協会会長)②「日本
における薬学教育、研究の黎明期」山川浩司(日本薬史学会会長)
感 想 「いのちの尊さを考える ̶『死への準備教育』とは」アル
フォンス・デーケン(上智大学名誉授教)
懇親会会費 会員 8 千円、非会員 1 万円(田原・アショフシンポジウム参加
者は無料)
取得単位 日医生涯教育制度 3 単位
▼
▼ ▼
日 時 11 月 4 日(木)19 時 20 分∼21 時 20 分
場 所 新 宿・明治安田生命ホール(明治安田生
命ビル B1F)
九
月
十
五
日
︶
に
A
H
1
p
d
m
が
問 ㈶日本国際医学協会 TEL:03-5486-0601 FAX:03-5486-0599
合
先 E-mail:[email protected] URL:http://ww.imsj.or.jp/
▼
FAX:03-3661-6292
▼
先 TEL:03-3661-6259
デ
ミ
ッ
ク
︵
H
1
N
1
︶
二
〇
〇
九
二
五
四
件
、
A
H
3
亜
型
が
一
三
〇
件
、
エ
ン
ザ
流
行
地
域
へ
の
渡
航
者
か
ら
検
十
二
週
以
降
は
A
H
1
p
d
m
、
季
節
︵
37
%
︶
を
上
回
っ
て
い
る
。
こ
の
う
リ
ア
系
統
の
が
96
%
を
占
め
た
が
、
二
〇
一
〇
年
第
フ
ル
エ
ン
ザ
ウ
イ
ル
ス
A
H
1
p
d
m
イ ン 二
フ 〇
ル 〇
エ 九
ン /
ザ 二
の 〇
流 一
行 〇
は シ
新 ー
型 ズ
イ ン
ン の
の
70
%
を
占
め
、
A
H
1
p
d
m
3
型
が
分
離
・
検
出
例
全
体
︵
九
〇
件
︶
系
統
不
明
株
一
件
︶
報
告
さ
れ
、
A
H
A
H
1
亜
型
、 は
新
A 型
、 H の
B 3
型 亜
は
ビ 型
ク は
ト
ら
六
件
︵
ビ
ク
ト
リ
ア
系
統
株
五
件
、
ズ
ン
用
イ
ン
フ
ル
エ
ン
ザ
ワ
ク
チ
ン
は
、
感
染
症
豆
知
識
︵
感
染
症
予
防
検
討
委
員
会
東
京
都
医
師
会
︶
労働衛生コンサルタント
保健衛生口述試験
受験準備講習会
問
合
・
申
込
先
㈳日本労働安全衛生コンサルタント会
TEL:03-3453-7935
FAX:03-3453-9647
URL:http://www.jashcon.or.jp
日 時 12 月 2 日(木)12 時 25 分∼17 時
場 所 世界貿易センタービル 38 階 フォ
ンテーヌ(港区浜松町 2-4-1)
科目・講師 ①「口述試験受験の心得」後
藤博俊(㈳日本労働安全衛生コンサルタント会
顧問・労働衛生コンサルタント)②「労働衛生
のポイント」加部 勇(古河電気工業㈱産業
医・労働衛生コンサルタント)③「合格体験発
表」前年度合格者(医師、歯科医師)
定 員 120 名 受講料 2 万円
申込期限 11 月 30 日(火)
▼
増
や
し
て
お
り
、
そ
の
数
は
十
校
増
や
し
た
A/California/
A/
7/2009pdm
Victoria/210/2009
B/Brisbane/60/2008
の
に
等
し
い
増
加
で
、
新
し
い
大
学
の
設
立
インフルエンザ 2010年9月現在
▼
は
考
え
て
い
な
い
﹂
と
言
わ
れ
た
。
つ
い
十
政治に期待すること
▼ ▼
無 声 拝 聴
[昭和48年12月7日第3種郵便物認可] 第536号
▼
平成22年10月15日
▼
5
都 医 ニュース
第536号 [昭和48年12月7日第3種郵便物認可]
6
平成22年10月15日
日本医師会生涯教育講座
日 時 平成22年11月18日
(木)
講 演
場 所 新宿明治安田生命ホール
( TEL : 03-3342-6705 )
新宿区西新宿 1-9-1
日本医師会生涯教育制度 3.5 単位
カリキュラムコード 5、
12、
13、
19、
65、
71、
82
日本内科学会認定
総合内科専門医更新単位 2 単位
と
見
積
も
ら
れ
る
。
疫
学
デ
ー
タ
に
よ
盤
臓
器
脱
の
生
涯
罹
患
率
は
10
∼
13
%
の
一
は
腹
圧
性
尿
失
禁
を
保
有
し
、
骨
能
を
低
下
さ
せ
る
。
経
産
女
性
の
四
分
層
に
集
中
す
る
傾
向
が
あ
る
。
診
者
は
一
定
の
要
件
を
満
た
す
中
高
年
ジ
と
生
活
の
ゆ
と
り
に
支
配
さ
れ
、
受
受
療
行
動
は
全
般
的
な
ボ
デ
ィ
イ
メ
ー
も
骨
盤
底
障
害
は
珍
し
く
な
い
。
一
方
、
出
産
は
骨
盤
底
の
支
持
力
と
神
経
機
生
殖
期
以
降
、
い
ず
れ
の
年
齢
層
に
不
可
欠
で
あ
る
。
し
て
働
い
て
い
る
。
学
評
価
、
超
音
波
検
査
は
こ
の
領
域
に
す
る
も
の
が
多
く
、
産
婦
人
科
的
な
理
殖
現
象
、
種
々
の
内
性
器
疾
患
が
関
与
は
、
骨
盤
底
弛
緩
の
ほ
か
性
周
期
や
生
女
性
の
場
合
、
膀
胱
・
尿
道
の
不
具
合
さ
せ
、
腹
圧
性
尿
失
禁
の
発
症
機
転
と
が
腹
圧
に
依
存
す
る
排
尿
様
式
を
成
立
麻
、
排
出
力
の
低
下
、
骨
盤
底
弛
緩
な
ど
の
経
過
が
あ
る
。
産
褥
期
の
尿
意
の
鈍
禁
の
発
症
ま
で
に
は
一
般
に
五
∼
十
年
女
性
の
骨
盤
底
・
る
と
、
最
初
の
出
産
か
ら
腹
圧
性
尿
失
下
部
尿
路
障
害
中
田
真
木
先
生
み
な
ら
ず
、
蓄
尿
症
状
に
も
有
効
で
あ
る の 腺 男
α 悪 肥 性
1 さ 大 で
︶ 症 は
ブ も に 過
ロ 多 よ 活
ッ い る 動
カ 。 排 膀
ー 第 尿 胱
は 一 症 に
排 選 状 加
尿 択 ︵ え
症 薬 尿 て
状 で の 前
の あ 出 立
部
尿
路
の
解
剖
学
的
性
差
は
大
き
く
、
12
・
4
%
に
認
め
ら
れ
る
。
し
か
し
下
胱
と
い
い
、
四
十
歳
以
上
の
男
女
の
性
尿
失
禁
を
認
め
る
病
態
を
過
活
動
膀
ば
尿
意
切
迫
感
の
た
め
に
頻
尿
、
切
迫
な
下
部
尿
路
症
状
が
出
現
す
る
。
例
え
男
女
と
も
に
加
齢
に
よ
り
さ
ま
ざ
ま
て
述
べ
る
。
が
高
い
こ
と
、
ま
た
5
α
来
尿
閉
や
手
術
が
必
要
に
な
る
リ
ス
ク
き
い
症
例
は
肥
大
の
進
行
に
つ
れ
て
将
療
で
き
る
。
一
方
、
前
立
腺
体
積
が
大
ら
、
よ
り
積
極
的
に
過
活
動
膀
胱
を
治
で
排
尿
症
状
の
増
悪
を
回
避
し
な
が
り
、
さ
ら
に
抗
ム
ス
カ
リ
ン
薬
の
併
用
講
演
で
は
最
新
の
診
断
と
治
療
に
つ
い
減
少
す
る
こ
と
が
明
ら
か
に
さ
れ
た
。
阻
害
薬
の
併
用
に
よ
り
そ
の
リ
ス
ク
が
還
元
酵
素
男
性
下
部
尿
路
症
状
と
尿
失
禁
髙
橋
悟
先
生
産
婦
人
科
/
中骨
盤
田底
婦
人
真科
医
長
三
井
記
念
病
院
午後1時30分∼4時30分
泌
尿
器
科
学
髙系
主
橋任
教
授
日
本
大
学
医
学
部
座
長
東
京
都
医
師
会
小理
事
林
木
悟
弘
先
生
先
生
幸
尿
失
禁
の
診
断
と
治
療
学術映画 午後 1 時 00 分∼1 時 30 分
『 ロイコトリエンの働きと
キプレス錠 』
監修:メルク社
共催
東 京 都 医 師 会
杏 林 製 薬 株 式 会 社
都 医 ニュース
第536号 [昭和48年12月7日第3種郵便物認可]
医 師 と
医師会を結ぶ
情報紙
都医 EWS
平成22年10月15日
ニュース
20 10
Vol.
536
地区医師会長からの一言
連携について思うこと
府中市医師会長 都筑康夫
『AERA』2010 年 3 月 7 日号に、
「住み心地」を調査する 2008
療する。私はこのように、医師会の診療所(病院)と都立基幹病
年度「東京都内生活者実感ランキング」でトップに立った府中市
院との間に分担のすみ分けを決めることが必要で、病診連携とは
の「東京・府中市に住みたい理由」が掲載された。府中市は武蔵
然るべきものと考えている。そのためには医師会員のさらなる診
国府の遺跡、大國魂神社、天然記念物のケヤキ並木等が歴史的に
療努力も必要だが、東京都は市民に対して医療のすみ分け(分担)
有名だが、近年は市民のための文化センター、美術館、博物館、
について理解を求めて、市民の短絡的な動線を変えるように努力
3 ホールのある大劇場等が整備され、人口は急増し小学校児童も
すべきであろう。
増えている。府中市医師会は行政と協力して 「住み心地」 をトッ
連携パスには、現在東京都のがん診療連携拠点病院等のがん共
プへ押し上げる一翼を担って活動している。
通地域連携パス、武蔵野赤十字病院・杏林大学・三鷹市医師会・
府中市医師会は A 会員 155 名、
B 会員 136 名、
診療所 135 施設、
武蔵野市医師会の脳卒中・肝炎等のパス、榊原記念病院の循環器
病院 9 施設、市内には都立多摩総合医療センター、都立小児総合
パス等が使用され始めているが、いずれの医療機関でも共通に使
医療センター、都立神経病院および都多摩がん検診センターがあ
用できる使い勝手の良いものに統一されていくべきであろう。
り、近隣の市には武蔵野赤十字病院、杏林大学などがある。
昨年の新型インフルエンザ流行時に、休日夜間診療所体制を急
市民にとって恵まれた医療環境ではあるが、患者の動線を見る
遽 3 名に増員した。多くの医師会員が即座に呼応してくれたこと
につけ「問題あり」と感じている。医師会員の診療努力にもかか
に強い使命感と連帯感を感じとり心強く思う。
わらず、都立の両医療センター ER には疾病の軽重や時間を問わ
また震災時対策については、医師会、行政、地区町内会など各
ず患者が殺到し、常時満杯で待たされたり後回しにされる患者が
組織での従来の縦割り対策から、各組織間の横の連携を強めて具
多い。結果、病院勤務医は過重労働を強いられることになり、市
体的な協力体制を強力にする必要がある。
民にとっても医師にとっても大変不幸なことであると思う。東京
終わりに会員同士の連携について一言。医師会は単に学問的・
都は都立病院を三多摩地区全体の総合・小児・周産期医療等の基
専門的医師の集合体としてだけではなく、人と人とのつながりを
幹病院として再構築したが、このような現状で良いのだろうか。
大切にする集団でありたい。特に新入会員や若い会員が定例会、
見解はいろいろあろうが、地元市民の健康・医療については先
新年会、四季のレクリエーションや病診連携懇親会等の会合に
ず最初に地区医師会の診療所(病院)が管理することが第一で、
馴染みやすく参加しやすくする工夫や会員同士の呼びかけが必要
その次に疾病・重症度・緊急性等の観点から、地区医師会の診療
で、そこから会員の心の中に強い連帯感や使命感が育っていって
所(病院)の能力範囲を超えたケースについて都立基幹病院が診
欲しいと願っている。
8