謹んで震災のお見舞い申し上げます このたびの東北地方及び関東地方における地震・大津波等により被害 を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早く復旧されますようにお祈りいたします。 会員各位におかれましては、電力不足による停電やガソリン不足による交通機関 の混乱を招き、ケアマネジメント業務においても、ご苦労されていること存じます。 また、川崎市内にも被災者が避難しております。親戚等を頼りに来られる方や、人 工透析等のために市内の医療機関等に来られた方もおります。今後、介護保険サー ビス等を必要とする方も少なからずいることと思われます。被災地から来られた 方々の介護保険制度利用の扱いについては厚生労働省、川崎市のホームページでも 事務連絡がありますので、ご覧いただき速やかに対応をお願いいたします。また、 緊急時等の対応においては、様々な問題が生じる可能性がありますので、随時本会 各区代表幹事を通じて報告連絡相談をお願いいたします。 被災者のケアマネジメントをご担当していただくにあたっては、心身とも衰弱し ている被災者のためにも、最大限ケアマネジャーとしての使命を果たしていただき たいと思います。本会としては行政・他団体等とも連携して、万全の体制で臨みた いと思いますので、会員皆様の温かいご支援を宜しくお願いいたします。 川崎市介護支援専門員連絡会 会 長 小 川 眞 悟 震災対応関連の情報 1 介護サービスの円滑な提供について(依頼)~川崎市より~ 川崎市からの東北地方太平洋沖地震と計画停電に関する連絡事項です。居宅サービス計 画を変更時のサービス担当者会議の開催についての重要な内容ですので、必ずご確認くだ さい。本会ホームページからも閲覧可能です。 また、介護保険課のホームページにも東北地方太平洋沖地震の関連情報は随時アップさ れるとのことですので、各自で随時チェックをお願いいたします。 http://www.city.kawasaki.jp/35/35kaigo/home/toppage.htm ≪3月18日までに掲載された情報の一例≫ ・東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による被災者に係る利用料等の取扱いについて ・東北地方太平洋沖地震の被災者に係る被保険者証の提示等について ※その他関係省庁等から地震関係の情報が出されていますので、会員の皆様等におかれまし ては情報の収集に努めていただきますようお願いいたします。 2 計画停電の実施に伴う定例会、幹事会、部会、係等の対応について(お願い) 3月15日に下記の内容で会長より各区連絡会、各部会、各係へ発令しました。 詳しい発令内容は本会ホームページからご覧できますので、ご確認ください。 今般の東北地方太平洋沖地震の影響による計画停電の実施に伴い、交通機関の運行休止等によ り介護支援専門員の通常業務、日常生活等に支障が生じることが懸念されるため、会員の安全確 保第一優先でのご配慮をお願いいたします。 各区定例会、幹事会、各部会、各係等の開催につきましては、その開催責任者間で十分な連絡 を取り合い、延期・変更・中止等の柔軟な検討をお願いいたします。また、開催の延期・変更・ 中止決定後は、各区幹事、各委員、会員等の参加者に対して迅速な連絡周知をお願いいたします。 迅速な連絡周知手段の一つとして各区ブログもご活用ください。なお、開催の延期・変更・中止 等が困難な場合は、くれぐれも安全確保にご留意されての開催でお願いいたします。また、開催 の判断に迷う等の個別のご相談は、下記の所管執行役員にご相談ください。 今後も状況等を考慮して、本会として緊急時の対応を調整会議委員等で検討し区幹事・部会委 員・係委員はじめ会員の皆様へ随時連絡いたします。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いい たします。 【所管執行役員一覧】 1 研修実行部会 居宅介護支援専門員向け研修係 地域包括支援センター職員向け研修係 リーダー事業研修係 → 増田副会長 2 調査・開発部会 → 小川会長 3 各区連絡会 → 中馬副会長 4 広報部会 → 山田総務 制度改正検討部会 組織運営部会 事務局 第10回研修会の報告 日 時 2月16日(水)18:45~20:45 場 所 てくのかわさきホール 内 容 居宅介護支援事業所と地域包括支援センターの協働を目指して 講演 第一部 主任介護支援専門員としての役割と実践 講師 水 村 美 穂 子 氏 (青梅市地域包括支援センターすえひろ 第二部 センター長) 東京都多摩地区主任介護支援専門員連絡会の成り立ちについて 大 川 潤 一 氏 (国立市健康福祉部高齢者支援課地域包括支援センター主査) 後 援 川崎市 社会福祉法人川崎市社会福祉協議会 社団法人かながわ福祉サービス振興会 参加者数 92名 久しぶりの夜の研修にかかわらず多数の方々が参加してくださいました。開会では、 川崎市健康福祉局長寿社会部の成田部長よりご挨拶をいただきました。それぞれの地 域での地域包括支援センター主任介護支援専門員連絡会の取組みの実話を紹介してく れました。 木村会長(日本介護支援専門員協会) 講師 研修会当日の様子 八十名の募集でしが九二名の参加がありました 役員会、調整会議の報告 ①1月 5日(水)18:30~21:00 本会事務所 調整会議 ②1月21日(金)17:00~21:00 本会事務所 役員会 ③2月24日(木)18:30~21:00 本会事務所 調整会議 ②3月22日(火)14:00~17:00 本会事務所 役員会 各事業の進捗状況の確認、承認事項の決定、課題検討。来期の事業計画、予算等につ いて検討しました。 部会・係の活動の報告 1 広報・組織運営事業 1)広報部会 広報部会長 山田 準一 市民向け広報誌「よくわかる介護保険」第4号のテーマについて検討していま す。 会員の皆様に連絡会議や研修、各区定例会など最新情報のメール配信を実施し ています。新たに登録をご希望の会員は、各区広報部員までお尋ねください。 本会ホームページは、本会の活動がタイムリーに更新されています。 ブログホームページアドレス (http://www.kawasaki-caremane.jp/i/) パソコン版ホームページアドレス( http://www.kawasaki-caremane.jp ) 2) 組織運営部会 組織運営部会長 山田 準一 第10回総会・創立10周年式典と記念講演 会開催に向けて準備していま す。創立10周年でもあるため川崎市長もご出席予定です。詳しくは開催案内、 記念講演会チラシをご覧ください。 2 研修事業 1)研修実行部会 研修実行部会長 増田 貢 平成22年度第3回の部会を2月24日(木)18:30~19:30 本会事務所で の調整会議に各係長が一緒に参加して実施しています。今年度の反省と次年度に 向けて、係の目標等の確認をしています。 (1)居宅介護支援専門員向け研修係(旧連絡会研修実行部会) 係長 石川 孝子 11月に実施しました研修が好評でしたので、6 月25日に第二弾を実施する ことになりました。詳しくは研修会チラシをご覧ください。 (2)地域包括支援センター職員向け研修係 係長 赤沢 美代子 2月16日「居宅介護支援事業所と地域包括支援センターの協働を目指して」 部会・係の活動について の研修会を好評のうち終了にすることができました。 (3)リーダー事業研修係 係長 大塚 光男 3 月29日に川崎市ケアマネジメントリーダー事業名簿登録者向け研修会を開 催予定です。 2)調査・開発部会 調査・開発部会長 三橋 由佳 自己評価シートCDの PR を全区連絡会定例会にさせていただきました。お時 間を割いていただき本当にありがとうございました。次目標は各区から10枚の アンケート回収です。その結果を用いて、自己評価シートCDのメンテナンス、 自己評価シートCD ○匠 ア イ テ ム ケアマネップ、研修計画・研修履歴管理表の改良を実施予定を次年度予定してお ります。皆様のご協力をお願いいたします。 今年度管理者向け研修開催は、諸般の事情から次年度開催予定となりました。 ケアマネジメントに役立つツールの検討では、医師と介護支援専門員との連携 FAX 用紙を改良中です。 3 制度対策事業 1)制度改正検討部会 制度改正検討部会長 中馬 三和子 会員の皆様からいただいたご意見をしっかりと読み込みながら、①介護報酬関連 ②要介護認定関連③業務関連④利用者の意見関連と、大きく 4 項目に分けて平成 24年度介護報酬改定に向けての提言書をまとめています。 社会保障審議会介護保険部会の報告や各団体等から出された提言等によって、介 護保険改正が具体化されてきました。軽度者へのサービスや利用者負担額、24 時 間巡回型訪問サービス、そして地域包括ケア等様々な情報が飛び交っています。 ケアマネジメントリーダー活動等支援事業の報告 1 ケアマネジメントリーダー活動等支援事業運営協議会 1月28日(金)川崎市役所第4庁舎で開催しました。介護支援専門員連絡会議の 開催について、今後のリーダー事業等の話し合いをしました。 2 ケアプラン確認マニュアル活用研修会 3月11日(金)川崎市総合福祉センター7 階大会議室で第 2 回目を開催しまし た。44名の受講生が参加しました。環境新聞社月刊ケアマネジメント編集部、 行政等の見学参加もありました。しかし、東北地方太平洋沖地震により会場も大 揺れがあり館外避難となり全員無事でした。研修会は途中終了となりました。 研修会当日午前の様子 3 かわさきケアマネがんばっTEL 毎週水曜日13:00~16:00(祝日・年末年始を除く) TEL・FAX044(739)8724 日頃の活動の中で疑問に感じていること、悩みなどお気軽にご相談ください。 ※ケママネジャー以外の方々でも悩みなどお気軽にご相談ください。 会議等の出席の報告 1 川崎市 1)川崎市介護認定審査会(川崎、大師、田島、幸、中原、高津、宮前、多摩、麻生) 2)川崎市夜間対応型訪問介護事業者連絡協議会 3)川崎市地域ケア推進会議 4)区地域包括支援センター運営協議会(川崎、幸、中原、高津、宮前、多摩) 5)区地域福祉計画策定委員会(川崎) 6)区地域ケア運営委員会(川崎、幸、中原、高津、宮前、多摩、麻生) 2 特定非営利活動法人 神奈川県介護支援専門員協会 1)理事会 小川会長 2)県内各市町村連絡会代表会 小川会長 3)地域連携委員会 山田総務 地域連携部会 地域で活動する介護支援専門員、市町村、団体間の情報交換等を目的とし、広域 の地域連携ネットワークの形状を図る事業を行っています。 4)制度改正・調査研究委員会 中馬副会長 制度改正に向けた意見の集約や適切な対応の検討をしています。 5)生涯研修体系構築委員会基礎研修部会 武宮委員 介護支援専門員の資質向上を図ることを目的とした介護支援専門員実務従事者基 礎研修事業の企画、実施 区連絡会の特集 「ご利用者の方々に安心して生活していただくために」 麻生区広報部員 谷井 由香里 麻生区では『病院との連携』を見直すきっかけ作りとして、近隣病院のソーシャルワーカ ーさんと看護師さんとの意見交換会を開催しました。準備段階では幹事の会員が分担して地 域の病院に訪問し、意見交換会の呼びかけをしました。当日は13名のソーシャルワーカー さんと看護師さん、21名のケアマネジャーが集まり、円陣を組んで意見交換をしました。 話し合ってみてわかったのですが、病院側と介護事業所側とで、お互いに理解し合えていな かったことが結構あったのです。お互いに疑問に思うことを投げかけ、その疑問を解明して 共有し、「それなら、こうしてみてはいかがでしょう?」と提案し合う機会はとても大切だと 感じました。お互いのことを理解し合うところから、円滑な連携が可能になってくるのでは ないかと思います。そしてこの作業は、ご利用者の方々に安心して生活していただくための 大切な要素のひとつであり、ひとつずつ積み上げていくことが大事と実感しています。 まだまだこれから更に改善できることは沢山ありそうです。 周囲に未入会者、継続未入会者の方がいたら! ※2月21日現在の会員数533名 川崎区125名 幸 区 71名 中原区 76名 宮前区 多摩区 61名 麻生区 58名 58名 高津区 84名 ★まだ継続入会していない方、これから入会しようとしている方は、各区代表幹事まで ご連絡ください。未就業のケアマネジャーでも入会可能です。入会すると会からの情 報が定期的に届きます。(入会申込書は本会ホームページから) ★皆さんご存知ですか?日々、連携している専門職種の方々は、ケアマネジャー=介護 支援専門員連絡会会員と思い接しています。例えば、医師=医師会、病院=病院協会、 看護師=看護協会、薬剤師=薬剤師会、鍼灸マッサージ師=鍼灸マッサージ師会の会 員であると同じようにみています。まだ入会していないケアマネジャーはすぐに入会 しましょう! 本誌愛読者だけへの○ 秘 情報 川 崎 市 介 護 支 援 専 門 員 連 絡 会 主 催 研 修会 等 へ 所 属 事 業 所 業 務 扱 い で 参 加 し た 場合に、所属事業所が補助金をもらえることをご存じでしたか。 助成金名称は「 中小企業緊急雇用安定助成金 」です 就業 時間 中 に雇 用保 険 に加 入し て いる 従業 員 に半 日以 上 また は丸 1 日教 育訓 練 を受 けさ せた(外部研修ならば3時間以上)場合に、1人1日当たり最高10,505円(外部研修 ならば13,505円)が支給されるというものです。(※給料は100%支払う必要があ ります。) 注意点としましては訓練(研修会)受講日よりも前に、予め計画を管轄のハローワーク(川 崎市の場合は神奈川労働局)に提出しておくことが必要です。 主な要件としては ① 会社が6か月以上継続して雇用保険適用事業所であること ② 労働保険料の滞納がないこと ③ 直近3か月の売上高の平均が前年同期または最近3か月(直近3か月の前のこと、 つまり直近4~6か月前)の売上高の平均と比較して5%以上減少していること ※詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください 厚生労働省ホームページアドレス http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/pdf/jyoseikin01.pdf http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/a05-1.html 今回は川崎感動ストーリー、市民・読者から気になる介護保険の疑問募集記事をお休みさせていただきました。 編集後記 2011. 3.11 は日本国そして地球上において衝撃的な日となりました。皆様はあの時何を していましたか。直接被災を受けなかった私達に今できることは何かと問われています。それ はきっと震災・原発事故による風評に惑わされないこと。食品、水、ガソリン、乾電池等を買 い込まないことだと思います。一日も早い復興を祈ります(広報部会)
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