HP IT PERFORMANCE SUITE PERFORM BETTER. - ITpro

HP IT PERFORMANCE SUITE
PERFORM BETTER.
迅速な構築
シンプルな運用
プロアクティブなセキュリティ
効率的な格納
リアルタイムの対応
ソリューション概要
長年の実績、研究、
お客様の要望をベースに
HP IT PERFORMANCE SUITE
ソリューション概要
IT の役割は、根本から変化しつつあります。クラウドサービス、
仮想化、そしてモバイルデバイスは、新しい製品、サービス
提供手段、財務モデル、ビジネスモデルを生み出しています。
このような状況において、CIO は事業戦略への対応とビジネ
ス価値の実現にますます力を注ぐと同時に、極めて透過的な
方法でコストを削減する必要があります。
今、IT リーダーが必要としているのは、IT による効果を測定す
る為にきめ細かにチューニングされたパフォーマンスシステム
です。つまり、自動化され、ダッシュボード方式を採用した、
CIO ( 最高情報責任者 ) や部門レベルでもカスタマイズできる
包括的なテクノロジーソリューションを必要としており、これに
より、IT パフォーマンスをあらゆる側面から詳細に表示できる
ようになります。
一言でいうと、IT 全体を体系的に管理しつつ、IT 効果、効率、
価値をより具体的に示す手段を必要としているのです。
このようなニーズに対して HP が独自に対応した製品が HP IT
Performance Suite です。これは業界初の体系的なアプローチ
であり、
I
T管理全体の把握、測定、制御をデジタル化し、IT リー
ダーや担当者向けに 1 つの統合的なビューに集約します。HP
IT Performance Suite は、カスタマイズされた IT パフォーマン
スシステムの基盤となるもので、以下を実現できます。
• IT 管理下にある資産や投資を、業界で最も詳細かつ広範に
カバー
• ハイブリッドサービスを提供するための、安全かつ包括的な
運用環境を構築可能
• 経営陣に対し、ビジネス視点の IT に最適化された業界初の
カスケード型システムを提供。
HP Software にとって、IT パフォーマンスは当初から関心の的
となっています。長年にわたり、IT の重要機能に対するパフォー
マンスソリューションの開発、提供、サポート、機能強化を手
がけてきました。その結果が、業界をリードし、実績のあるソ
リューションで構成された包括的なソリューションであり、あら
ゆる重要なI
Tプロセスをその対象としています。
HP IT Performance Suite には、以下を目的とした包括的な製
品ファミリーが含まれています。
• 戦略、 計画、ガバナンス : 各種ツールとプロセスにより、
ビジネス投資の観点からの IT ポートフォリオ把握、財務評
価基準などのビジネス指標の監視、すぐに利用可能な重要
業績評価指標 (KPI) でビジネス視点の IT を管理し、IT の価
値を共有
• アプリケーションライフサイクル管理 : 高度な管理機能と自
動化機能を統合することにより、アプリケーションデリバリ
を自在にコントロール可能。どこで、どのような対応が必要
かを表示した上で、自動的に対応を実行し、その結果をシー
ムレスに管理画面にフィードバック
• IT 運用 : エンドユーザー、アプリケーション、インフラスト
ラクチャから、サービス停止につながる前の潜在的問題の
特定までを監視するビジネスサービス管理、各ビジネスサー
ビスのあらゆる要素における変更とコンプライアンスに対応
するビジネスサービス自動化、さらに計画から本番運用ま
でのサービスライフサイクル全体をオーケストレーションす
ることによりサービス統合を実現する IT サービス管理
• 情報管理 : 正しい情報を、必要なときに、適切な人物に提
供するツール。競争力をつけるだけでなく、法規制上の弊
害を回避
• セキュリティインテリジェンスとリスク管理 : すべてのセキュ
リティ情報を統合して表示、ログイベントとシステムイベン
トの統合、ビジネス情報との連携によりビジネスプロセスレ
ベルでリスクを表示
• 拡張性、オーケストレーション、 分析 : 業界で最も優れた
IT データモデルにより、スイート内のシステム全体と各製品
から送られてきたデータを収集および関連付け。初めて IT
全体で分析を関連付けることを可能にした、IT にとっての大
きな進歩
図 1. HP IT Performance Suite は、IT のあらゆる重要機能を対象とした、業界最高レベルのパフォーマンスソリューションを組み合わせており、こ
れらの機能を開発および管理ライフサイクルの中で統合しています。 さらにカスケード型かつ役割に応じて異なるスコアカードを使用することに
より、 IT リーダーは IT が影響をおよぼす範囲について徹底的かつエンドツーエンドで可視化し、コントロールできるようになります。
戦略、計画、ガバナンス
セキュリティインテリジェンスとリスク管理
アプリケーション
ライフサイクル管理
IT運用管理
拡張性、オーケストレーション、分析
サービスとサポート
2
情報管理
ITIL などのベストプラクティスフレームワーク、さらにはソフトウェアの開発、
管理における HP のライフサイクルアプローチに基づいて、
これらのパフォー
マンスツールを統合しており、
コミュニケーションやコラボレーションの向上、
コスト削減、再利用率の向上、冗長性の排除、管理の集約化を実現します。
また、プロフェッショナルサービス、柔軟なサポートプラン、SaaS
(Software-as-a-Service) などのオプションを利用することにより、HP IT
Performance Suite は一層充実します。
徹底的な可視化と制御を実現する 3 層アプローチ
IT の可視化を実現する上で CIO が直面する主な課題の 1 つが、IT 環境に
ありがちな断片化です。水平方向では、IT 機能は他部門と連携をとらない
ようなサイロで運用されます。一方で、垂直方向では主に以下の 3 層にお
よびます。
• 資産層 : サーバー、ストレージなど IT の物理リソースおよび論理リソース
が属する
• 運用層 : サービス品質 (QoS)、稼働時間、サービス時間 (MTTR)、アプリ
ケーションパフォーマンス、他主要 IT 測定項目に対してそれぞれの IT チー
ムが作業
• 最適化層 : 経営陣がビジネスと向き合い、CAPEX ( 資本支出 ) と OPEX ( 運
用コスト ) の関係性、スタッフ効率、法規制への準拠、コスト削減、さら
にはイノベーションの実現など、ビジネスの発展につながる重要課題に対
処
これが、単に優れた IT 管理ソフトウェアの寄せ集めよりも HP IT
Performance Suite の方がはるかに優れている理由です。3 層アプローチに
より、上位経営陣とあらゆるレベルの IT チームリーダーは、3 つの層すべ
てにおける徹底的かつ詳細な洞察を得られます。
資産および投資と、その計測 : 通常、IT 支出は 70 パーセントがインフラス
トラクチャ、20 パーセントがアプリケーション開発とサポート、10 パーセン
トが管理に分類されます。HP IT Performance Suite を使用すると、次のよ
うな項目を管理および実装できます。
• データセンター、クライアントおよび周辺装置、ヘルプデスク、データ /
音声ネットワークなどの広範な IT インフラストラクチャ
• アプリケーションライフサイクル全体における、開発からサポートまでの
アプリケーション投資
• 管理コストに対する包括的な IT 投資の追跡および分析
さらに、
データ損失および復旧ポイントにおける目標達成、セキュリティ脅威、
システム中断、モバイルデバイスのマルウェア、ネットワークリスクなどの
リスクサービスレベルについての詳細情報を提供します。
最適化 : HP IT Performance Suite を通じて、IT バリューチェーンのあらゆる
面に関するデータが収集され、業界で最も充実した IT データモデルとして
格納されます。これにより、CAPEX 対 OPEX、または内部I
Tで提供するサー
ビスと外部調達分の比率など、新たな複合評価基準を作成でき、IT パフォー
マンスを測定する KPI アプローチを提供します。
標準で用意されているカスタマイズが可能な
役割ベースのアプローチ
IT リーダーのパフォーマンスシステムではすべて、ビジネスと組織における
独自のニーズに合わせる必要があるため、特定の利用者に特化した HP IT
Performance Suite のエディションを開発しましたが、手始めに CIO Edition
をご用意しました。
このエディションは、CIO が IT 組織における財務およびポートフォリオの健
全性について全体像を捉えるのに欠かせない重要機能を組み合わせていま
す。50 を超える重要業績評価指標 (KPI) が収録されており、IT 価値、顧客
満足、運用上の卓越性、今後の方向性につながる情報と分析をただちに利
用できます。
CIO Edition の基盤となるのが、分析およびデータの組み込みプラットフォー
ムです。このプラットフォームにより、IT エグゼクティブは、あらかじめ構築
されたデータの抽出と、コンポーネントソリューションから IT データモデル
へのロードが可能になり、スイート全体で測定した結果をビジネスの測定尺
度および KPI のベストプラクティス統合します。
CIO Edition の IT Executive Scorecard には、測定で使用する KPI が搭載さ
れており、一部はリアルタイムに対応します。
• コスト削減 : ソフトウェアライセンスの使用割合、ビジネスサービスのコ
スト削減、管理下にあるプロジェクトおよび資産の割合に基づいたコスト
削減
• IT 投資の管理 : 不適切なプロジェクト予算のリスクの割合、予定されたコ
ストに対する実際のコストの割合、顧客 1 人あたりに提供するI
Tの平均コ
スト、企業の総収益に対する IT の計画状況の割合
• ビジネス戦略の調整 : ビジネス目標に関連づけられたプロジェクトの割
合、資本支出と運用コストの比較、イノベーションの到達度
運用管理 : HP IT Performance Suite は、新たなビジネスプロセスの統合お
よび実装を自動化およびオーケストレーションすることにより、ビジネスサー
ビスの迅速な導入と管理向上を実現します。運用およびセキュリティに関す
る数千のリアルタイム評価基準を、運用サービスレベルで対応可能な詳細
情報にまとめます。具体的には以下の情報が含まれます。
• プロジェクト進行状況 : 予定通りに進んでいるプロジェクトタスクおよび
プロジェクトの割合、未解決かつ緊急の課題を有するプロジェクトの割合、
予定作業時間からの逸脱の割合、不調となっているプロジェクトの割合
• ユーザー満足度
• サービス依存関係
• 資産活用状況 : メンテナンス中の資産の割合、ハードウェア資産の平均
年数
• 変更
• スタッフの満足度 : 従業員の配置転換、満足している従業員の割合
• 本番環境でのパフォーマンス管理
• スタッフの効率性 : 従業員の稼働率、フルタイム従業員の割合、優れた
リーダーシップを有する従業員の割合、外部リソースにより実施されたプ
ロジェクトの割合
• ネットワークの管理および最適化
• 統合アプリケーションにおけるトランザクション管理
• 対応スピード : 新規製品 / サービスの市場投入にかかる時間、プロジェク
トを開始するまでの平均時間、調達までの平均時間
•トポロジベースのイベント相関処理を使用した、ネットワーク、データセ
ンター、クラウド全体におけるインシデントとボトルネックの特定
3
戦略、計画、ガバナンス
Executive Scorecard
プロジェクト
ポートフォリオ管理
IT財務管理
アプリケーション
ポートフォリオ管理
従業員とベンダー管理
セキュリティインテリジェンスとリスク管理
セキュリティ情報と
イベント管理
Software Security
Assurance (SSA)
アプリケーションの
ライフサイクル管理
アプリケーション
品質管理
アプリケーション
ガバナンス
要件管理
パフォーマンス
検証
開発管理
アプリケーション
セキュリティ
検証
ネットワークセキュリティ
運用管理
データセンターの
自動化
情報管理
アプリケーションの
可用性と
パフォーマンス
ITサービス管理
システム管理
クライアント
自動化
データ
プロテクション
情報アーカイブ
資産管理
ネットワーク管理
企業業績管理
構成管理システム
拡張性、オーケストレーション、分析
サービスとサポート
アセスメント
サービス
マネージドサービス
コンサルティング
サポート
教育
図 2. CIO Edition のコア機能には、 HP IT Executive Scorecard、 financial planning and analysis、プロジェクトポートフォリオ管理、 資産管理など
があります。
この結果、CIO および IT をリードするチーム全体が、業界ベ
ンチマークとともにそれぞれのゴールに向けた運用ができる
ため、IT パフォーマンスの測定や、ベストプラクティスの構築
が可能となります。 また、I
T価値、顧客満足、優れた運用に
対するビジネスへの期待に応え、今後に向けて万全の態勢で
備えることができます。
今すぐ、IT パフォーマンスシステムを
構築しましょう
包括的なパフォーマンスシステムの構築、カスタマイズ、実装
により、IT エコシステムの自在なコントロールと、大規模で活
用度の高い投資に対するリアルタイムの可視化を検討される
場合には、HP までご連絡ください。
詳細については、
www.hp.com/jp/hpsoftware をご覧くだ
さい。
お問い合わせはカスタマーインフォメーションセンターへ
03-6416-6512
月∼金 9:00 ∼ 19:00
土 10:00 ∼ 17:00 ( 日、祝祭日、年末年始、および 5 月 1 日を除く)
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4AA3-4778JPN、2011 年 5 月作成