様式第4号 課長 補佐 工 事 起 工 (変 更) 概 要 書 20 年度 係 員 筑西合同庁舎執務棟屋上防水改修工事 工事名 執行年度 審 査 筑西 工事場所 市 郡 設計(変更)概要 町 村 施 執務棟屋上防水改修工事 工 設計書 大字 二木成 番地 工 事 番 号 第 方 請 負 法 契 履 約 年 行 月 期 日 年 月 日 年 月 日から 年 月 日まで 年 月 日から 90 日間 間 □ 変更なし 変 更 後 履 行 期 間 建物名称 執務棟 造 年 RC 造 5 階建 託 ㎡ 延べ面積 6,842.00 ㎡ ㎡ 日まで 日間 □ 延期 日間 □ 短縮 日間 所 者商 号 又 は 名 称 代 階建 ㎡ 建築面積 月 住 造 受 数 2 年間 保 証 期 間 1式 原 施 構 設 概 要 階 20-12-0020-002 号 費 表 者 目起 名 工第 1 回 変 更第 2 回 変 更増 減 ( △ ) 工 事 に 付 す る 額 又 は 請 負 額 建物名称 工 施 構 設 概 要 階 造 造 造 数 階建 階建 建築面積 ㎡ ㎡ 延べ面積 ㎡ ㎡ 変更理由 事 価 格 消 費 税 相 当 額 既 請 負 決 定 額 変更請負工事算定基準 起工時の請負決定額 変更工事価格 = 変更積算工事価格 × 起工時の請負に付する額 変更積算工事価格 請負比率 × 0-0 変更積算工事価格 = 様式第6号 番号 茨 城 県 名 称 品質・規格 数 量 単位 単 価 金 額 備 考 (総 括 表) A 直接工事費 1式 B 共 通 費 1式 合 計 消費税相当額 請負に付する額 0-1 茨 城 県 様式第6号(建築工事用) 本 工 事 費 用 内 訳 書 番号 名 称 品 質 ・ 規 格 数 量 単位 単 価 金 額 備 考 筑西合同庁舎執務棟屋上防水改修工事 A 直 接 工 1 直 接 仮 設 工 事 1.0 式 2 解 体 撤 去 工 事 1.0 式 3 防 水 工 事 1.0 式 4 塗 装 工 事 1.0 式 5 雑 事 1.0 式 工 事 費 計 ≒ -1 - 茨城県 様式第6号(建築工事用) 本 工 事 費 用 内 訳 書 番号 1 名 量 単位 235.0 ㎡ 183.0 ㎡ ネ ッ ト 状 養 生 シ ー ト 張 災害防止・防炎一類 235.0 ㎡ 仮 419.0 ㎡ 1.0 日 直 称 接 仮 設 工 組 本 足 場 枠 組 本 足 場 材 運 基本料・損料・掛払い・修理費共 竪枠巾1200 手摺先行据置型 2枚布 階段含 基本料・損料・掛払い・修理費共 竪枠巾900 手摺先行据置型 2枚布 搬 枠組本足場(手摺先行) ラフテレーンクレーン10t 荷 揚 げ 荷 下 ろ し 費 オペレータ共 小 数 単 価 金 額 備 考 事 枠 設 品 質 ・ 規 格 計 -2 - 茨城県 様式第6号(建築工事用) 本 工 事 費 用 内 訳 書 番号 2 名 量 単位 平場伸縮目地材撤去 1,196.0 m 立上りシーリング撤去 130.0 m 防水端部シーリング撤去 配管類廻りシーリング撤 去 744.0 m 63.7 m 解 ( 称 体 撤 撤 去 去 工 品 質 ・ 規 格 数 単 価 金 額 備 考 事 ) 横引きドレイン125∮ 横 引 き ド レ イ ン 撤 去 ドレイン廻り補修共 竪引きドレイン90∮ コ ー ナ ー ド レ イ ン 撤 去 ドレイン廻り補修共 プラスティツク製 架 台 基 礎 ( DT-21,22) 120□×H100×2 コンクリート製 架 台 基 礎 ( DT-25) W290×D250×H160×2 コンクリート製 架 台 基 礎 ( DT-26) W900×D150×H200 コンクリート製 架 台 基 礎 ( DT-27) W720×D270×H165 コンクリート製 架 台 基 礎 ( DT-28) W600×D210×H200 コンクリート製 架 台 基 礎 ( DT-29) W510×D210×H165 22.0 ヶ所 1.0 ヶ所 16.0 ヶ所 1.0 ヶ所 5.0 ヶ所 1.0 ヶ所 3.0 ヶ所 4.0 ヶ所 -3 - 茨城県 様式第6号(建築工事用) 本 工 事 費 用 内 訳 書 番号 名 称 品 質 ・ 規 格 コンクリート製 架 台 基 礎 ( DT-30) W400×D140×H200 コンクリート製 架 台 基 礎 ( DT-31) W320×D150×H200 数 量 単位 単 価 金 額 備 考 3.0 ヶ所 2.0 ヶ所 ( 積 込 み ・ 運 搬 費 ) 産 業 廃 棄 物 運 搬 費 4t車 ( 処 分 費 2.0 台 ) コ ン ク リ ー ト ガ ラ 中間処分 0.7 m3 解 体 系 混 合 廃 棄 物 最終処分 0.6 m3 鉄 0.1 小 く ず 中間処分 t 計 -4 - 茨城県 様式第6号(建築工事用) 本 工 事 費 用 内 訳 書 番号 3 名 称 品 質 ・ 規 格 防 水 工 事 平場・立上り ・笠木・アゴ 部 ・ 高 圧 洗 浄 10-15MPa 平 場 設 備 基 礎 下 樹 脂 モ ル タ ル 補 修 樹脂モルタル補修 笠 木 ・ ア ゴ 部 ・ 欠 ケ 鉄筋錆落し,エポキシシーラー 樹 脂 モ ル タ ル 補 修 樹脂モルタル補修 笠 木 ク ラ ッ ク 部 Uカット,エポキシシーラー 樹 脂 モ ル タ ル 補 修 樹脂モルタル補修 立 上 り 樹 脂 モ ル タ ル 薄 塗 り 下地調整、樹脂モルタルt=0.5~1mm ア ゴ 部 樹 脂 モ ル タ ル 薄 塗 り 下地調整、樹脂モルタルt=0.5~1mm 数 量 単位 2,029.0 ㎡ 2.0 ㎡ 価 金 額 備 考 28.0 ヶ所 5.4 m 230.0 ㎡ 47.2 ㎡ 笠木 樹脂モ ルタル薄塗り 下地調整、樹脂モルタルt=0.5~1mm 172.0 ㎡ 空梁 樹脂モ ルタル薄塗り 下地調整、樹脂モルタルt=0.5~1mm 27.6 ㎡ 設 備 等 荷 台 上 部 平場 樹脂モ ルタル薄塗り 下地調整、樹脂モルタルt=0.5~1mm 60.8 ㎡ 設 備 等 荷 台 立上り 樹脂モルタル薄塗り 下地調整、樹脂モルタルt=0.5~1mm 23.5 ㎡ 設 備 等 荷 台 アゴ部 樹脂モルタル薄塗り 下地調整、樹脂モルタルt=0.5~1mm 4.5 ㎡ 1,436.0 ㎡ 27.5 ㎡ 平 場 ウ レ タ ン 塗 膜 防 水 X-1(機械固定工法) 排 水 溝 ウ レ タ ン 塗 膜 防 水 X-2 単 -5 - 茨城県 様式第6号(建築工事用) 本 工 事 費 用 内 訳 書 番号 名 称 立 上 ウ レ タ ン 塗 膜 防 ア ゴ ウ レ タ ン 塗 膜 防 品 質 ・ 規 格 り 水 X-2 部 水 X-2 笠 木 ウ レ タ ン 塗 膜 防水 X-2 空 梁 ウ レ タ ン 塗 膜 防水 X-2 設 備 等 荷 台 上 部 平 場 ウ レ タ ン 塗 膜 防水 X-2 設 備 等 荷 台 立上り ウレタン塗膜防水 X-2 設 備 等 荷 台 アゴ部 ウレタン塗膜防水 X-2 コンクリート荷台廻り 立 上 り 補 強 補強専用メッシュ貼り 脱 気 筒 ステンレス製 横引き125∮ 改 修 用 ド レ イ ン 塗膜防水用 竪引き90∮ 改 修 用 コ ー ナ ー ド レ イ ン 塗膜防水用 数 量 単位 230.0 ㎡ 47.2 ㎡ 172.0 ㎡ 27.6 ㎡ 60.8 ㎡ 23.5 ㎡ 4.5 ㎡ 122.0 ㎡ 単 価 金 額 備 考 35.0 ヶ所 22.0 ヶ所 1.0 ヶ所 平 場 目 地 跡 シ ー リ ン グ PU-2 20×10 1,196.0 m 立 上 り シ ー リ ン グ PU-2 20×10 ア ゴ 他 防 水 端 末 シ ー リ ン グ PU-2 15×10 130.0 m 744.0 m -6 - 茨城県 様式第6号(建築工事用) 本 工 事 費 用 内 訳 書 番号 名 量 単位 設 備 基 礎 架 台 防 水 端 末 シ ー リ ン グ MS-2 15×10 249.0 m 配 管 廻 り シ ー リ ン グ MS-2 15×10 63.7 m 丸 環 廻 り シ ー リ ン グ MS-2 15×10 5.4 m 避雷 針止めプレート 取 り 外 し 復 旧 シ ー リ ン グ MS-2 15×10 3.0 ヶ所 小 称 品 質 ・ 規 格 数 単 価 金 額 備 考 計 -7 - 茨城県 様式第6号(建築工事用) 本 工 事 費 用 内 訳 書 番号 4 名 塗 称 装 工 品 質 ・ 規 格 数 量 単位 価 金 額 備 考 事 2液系ポリウレタン樹脂エナメル塗り 第3種ケレン共 電 線 管 25 ∮ 変性エポキシ樹脂プライマー錆止め共 52.1 m 2液系ポリウレタン樹脂エナメル塗り 第3種ケレン共 電 線 管 40 ∮ 変性エポキシ樹脂プライマー錆止め共 107.0 m 2液系ポリウレタン樹脂エナメル塗り 第3種ケレン共 電 線 管 75 ∮ 変性エポキシ樹脂プライマー錆止め共 29.7 m 2液系ポリウレタン樹脂エナメル塗り 第3種ケレン共 設備支持ア ングル L-50 ×50 変性エポキシ樹脂プライマー錆止め共 27.2 m 2液系ポリウレタン樹脂エナメル塗り 第3種ケレン共 設備支持アングル □-75×40 変性エポキシ樹脂プライマー錆止め共 17.6 m 小 単 計 -8 - 茨城県 様式第6号(建築工事用) 本 工 事 費 用 内 訳 書 番号 5 名 称 雑 竪 工 樋 排 品 質 ・ 規 格 数 量 単位 価 金 額 備 考 事 水 受 皿 コンクリート既製品300□ 7.0 ヶ所 配 管 類 コンクリート架台下ゴムシート敷き ゴムシート t=5.0 9.5 ㎡ 配管類(ブロックのみ) コンクリート架台下ゴムシート敷き ゴムシート t=5.0 0.7 ㎡ 室 外 機 基 礎 下 コ ゙ ム シ ー ト 敷 き ゴムシート t=5.0 0.1 ㎡ パ ラ ボ ラ ア ン テ ナ 移 設 後 復 旧 2,900×2,900 1.0 ヶ所 VU管150φ 架 台 基 礎 ( DT-21,22) H200モルタル充填×2 VU管300φ 架 台 基 礎 ( DT-25) H200モルタル充填×2 型枠W900×D150×H300 架 台 基 礎 ( DT-26,27) モルタル充填 型枠W600×D150×H300 架 台 基 礎 ( DT-28,29) モルタル充填 型枠W400×D150×H300 架 台 基 礎 ( DT-30,31) モルタル充填 小 単 16.0 ヶ所 1.0 ヶ所 6.0 ヶ所 7.0 ヶ所 5.0 ヶ所 計 -9 - 茨城県 様式第6号(建築工事用) 本 工 事 費 用 内 訳 書 番号 名 称 通 品 質 ・ 規 格 数 量 単位 B 共 Ⅰ 共 通 仮 設 費 1.0 式 Ⅱ 現 場 管 理 費 1.0 式 Ⅲ 一 等 1.0 式 般 管 理 単 価 金 額 備 考 費 費 計 -10 - 茨城県 様式第6号(建築工事用) 本 工 事 費 用 内 訳 書 番号 Ⅰ 名 共 称 通 仮 設 品 質 ・ 規 格 Ⅱ 現 場 管 理 工事実績情報登録費用 小 価 金 額 備 考 1.0 式 1.0 式 1.0 式 1.0 式 1.0 式 計 般 管 理 費 等 一 般 管 理 費 等 契 小 単 費 現 場 管 理 費 ( 積 上 げ ) (登録作業費・登録料) 一 単位 計 現 場 管 理 費 ( 率 ) Ⅲ 量 費 共 通 仮 設 費 ( 率 ) 小 数 約 補 償 費 計 -11 - 茨城県 (H19.07.01 改定) 課 長 技佐・課長補佐 担 当 特 記 仕 様 書 (改修工事) Ⅰ 工 事 概 要 1. 工 事 名 筑西合同庁舎執務棟屋上防水改修工事 2. 工事場所 筑西市二木成 615 3. 敷地面積 24,600 ㎡ 4.建設工事その他概要(建物名称、構造、建築面積、各階床面積、延べ面積、備考等) (1) 工事範囲 筑西合同庁庁舎執務棟屋上防水改修工事 (2) 建物概要 RC造 5 階建 延面積 6,842 ㎡ (全体) 建物名称 筑西合同庁舎 1階 2階 3階 4階 5階 1499.114 1292.503 1292.503 1292.503 1292.503 PH 階 172.875 5.建築基準法に基づき定められた風速(V0)及び地表面粗度区分 風速(V0) 地表面粗度区分 ◎ 30 ・ Ⅰ ・ Ⅱ ・ 32 ◎ Ⅲ 6.別途工事 1 ・ 34 ・ Ⅳ ・ 36 計 6842.001 ㎡ Ⅱ 建 築 改 修 工 事 仕 様 1.共 通 事 項 図面及び特記仕様書に記載されていない事項は、全て国土交通省大臣官房官庁営繕部監修「公共建築改修 工事標準仕様書(建築工事編) (平成19年版) 」 (以下、 「改修標準仕様書」という。 )により、改修標準仕 様書に記載されていない事項は、国土交通省大臣官房官庁営繕部監修「公共建築工事標準仕様書(建築工事 編) (平成19年版) 」 (以下、 「標準仕様書」という。 )による。 2.特 記 事 項 (1)項目は、番号に のついたものを適用する。 (2)特記事項で※印、◎印、 ・印のある場合の適用は、下記による。 ◎印の付いたものを適用する。 ◎印の付かない場合は、※印の付いたものを適用する。 ◎印と※印の付いた場合は、共に適用する。 ・印のついたものは適用しない。 (3) 特記事項に記載の(改 ) 、 (標 )内表示番号は、それぞれ改修標準仕様書、標準仕様書の 当該項目、当該表又は当該図を示す。 (4) 製造所は、五十音順とし、 「株式会社」等の記載は省略する。 (5) 改修電気設備工事、改修機械設備工事は、別記各工事の標準仕様書による。 2 Ⅲ 特 記 仕 様 第1章 一 般 共 通 事 項 1.適 用 基 準 等 ※ 建築工事標準詳細図(国土交通省大臣官房官庁営繕部監修 平成17年版) ※ 建築鉄骨設計基準及び同解説(国土交通大臣官房官庁営繕部監修 平成10年度版) ※ 鉄筋コンクリート構造配筋標準図(茨城県土木部営繕課) ※ 鉄骨構造標準図(茨城県土木部営繕課) ※ 工事写真の撮り方(改訂第二版)建築編(国土交通省大臣官房官庁営繕部監修) 2.技 術 者 等 建築工事請負契約書並びに茨城県建設工事施工適正化指針の基づく現場代理人及び技術者(主任技術者・ 監理技術者・専門技術者)を選定する。 3.電気保安技術者 ※ 適用する (改 1.3.3) 4.施工数量調査 調査範囲 (改 1.5.2) ※ 図示 ・ 調査方法 ※ 図示 ・ 調査報告書の部数 ※ 2部 ・ 調査項目 調査のための破壊部分の補修方法 5.技 能 士 部 ・ 図示 ・ ※ 適用する (改 1.6.2) 適用工事種別 防水改修工事 適用技能士(1級) ・ アスファルト防水工事作業 ・ 合成ゴム系シート防水工事作業 ◎ 塗膜防水工事作業 ◎ シーリング防水工事作業 外壁改修工事 建具改修工事 内装改修工事 ・ タイル張り ・ 樹脂接着剤注入施工 ・ 左官 ・ サッシ施工 ・ ガラス施工 ・ 自動ドア施工 ・ 内装仕上げ施工( ・ プラスチック系床仕上げ工事作業 ・ ボード仕上げ工事作業 ・ 調整下地工事作業) ・ 表装 (壁装作業) ・ 建築大工 ・ 左官 ・ 塗装(建築塗装作業) 塗装改修工事 6.工事実績情報の登録 ※ 行う (付記事項参照)(改 1.1.4) 3 7.設計書の優先順序 (1)現場説明に対する質問回答書 (2)現場説明書 (3)特記仕様書 (4)図面 (5)改修標準仕様書 (6)標準仕様書 8.建築材料等 (1) 工事に使用する建築材料等は、設計図書に規定するもの又はこれらと同等のものとする。ただし、同 等のものとする場合は、監督職員の承諾を受ける。 なお、 「評価名簿による」と特記されたものについては、国土交通大臣官庁官房営繕部監修「建築材料・ 設備機材等品質性能評価名簿」による。 (2) 「茨城県リサイクル建設資材評価認定制度」で認定されたリサイクル建設資材については、茨城県リ サイクル建設資材率先利用指針により率先利用に努めるものとする。 (3) 国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法)により、県が定める「特定 調達品目」について環境負荷を低減できる材料を選定するよう努めるものとする。 (4) 上記の条件を満たすものが県産材で確保できる場合には、その優先使用に努めるものとする。 なお、県産材とは、 「茨城県内で生産されたもの、又は加工し製品化されたもの」とする。 9.化学物質を放散する建築材料等 本工事に使用する建築材料等は、設計図書に規定する所要の品質及び性能を有するものとし、次の(1) から(6)を満たすものとする。 (1)カーペット材、合板、木質系フローリング、構造用パネル、集成材、単板積層材、MDF、パーティクル ボード、その他の木質建材、ユリア樹脂板、仕上げ塗材及び壁紙は、ホルムアルデヒドを放散しないか、 放散が極めて少ないものとする。 (2)保温材、緩衝材、断熱材はホルムアルデヒド及びスチレンを放散しないか、放散が極めて少ないもの とする。 (3)接着剤はフタル酸ジ―n―ブチル及びフタル酸ジ―2―エチルヘキシルを含有しない難揮発性の可塑 剤を使用し、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼンを放散しな いか、放散が極めて少ないものとする。 (4)塗料はホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼンを放散しないか、放散が極めて少な いものとする。 (5) (1) 、 (3)及び(4)の建築材料等を使用して作られた家具、書架、実験台その他の什器等は、ホル ムアルデヒドを放散しないか、放散が極めて少ないものとする。 (6)室内清掃用ワックス及び基材はホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼンを放散しな いか、放散が極めて少ないものとする。 また、設計図書において、ホルムアルデヒド放散量が規定されている建築材料等については、以下を同等品 4 として使用することができる。 ホルムアルデヒド放散量 F☆☆☆☆ F☆☆☆ 同 等 品 建築基準法の規制対象外とみなす大臣認定品 JAS による下記表示品 (合板、構造用パネル、集成材) 非ホルムアルデヒド系接着剤使用 (木質系フローリング) 接着剤等不使用 (単板積層材) 非ホルムアルデヒド系接着剤及びホルムアルデヒドを放散し ない塗装使用表示品 建築基準法の第三種ホルムアルデヒド放散建築材料とみなす大臣 認定品 旧 JIS 及び JAS による E0 及び Fc0 10.特別な材料の工法 改修標準仕様書及び標準仕様書に記載されていない特別な材料の工法は、当該製品の指定工法による。 11.発生材の処理等 付記事項参照。なお、撤去工事中に、アスベスト含有材の疑いがある場合は、監督員の指示に従い、適正に 処理すること。 12.下請人通知 建設工事請負契約書及び茨城県建設工事適正化指針の基づく下請人通知書2部を工事着工前に提出するも のとする。 13.施工図等の取り扱い 施工図等の著作権に係わる当該建築物に限る使用権は、発注者に委譲するものとする。 14.既存部分との取合い 工事中に取合部その他本工事範囲外の部分に汚損を生じた場合は、原型に復する。 15.設備工事との取合い 設備機器の位置、取合い等の検討のできる施工図を提出し、監督職員の承諾を受ける。 16.提出書類 提出書類は、下記による。 (※ 透明書類ケースに入れて提出する ・ ) ※ 写 真 適用 ◎ ◎ ◎ ・ 内 容 現況写真(着工前の建物の状況等) 工事写真(工程順、名称、日付等を記入) 完成写真(支払用:外観及び内観) 完成写真(・ 原版共 ) サイズ サービス 〃 〃 キャビネ 枚数 2枚以上 部数 1 1 1 1 2 ・ ◎ 工事写真の電子納品( 「茨城県土木部営繕工事電子納品の取扱い」による) ・ 完成写真(キャビネ)の撮影業者 ・ 監督職員の承諾する撮影業者 5 提出方法 スクラップブック 仝 上 A4版台紙 アルバム 指定台紙 ◎ 規格品証明書(原品証明書、同等品試験証明書、試験成績書等) ・ ガス圧接作業員技量資格証明書(写し) ・ ガス圧接試験証明書 ・ コンクリート強度試験報告書 ・ 杭打結果報告書 ・ 溶接工技量証明書(表・裏とも写し) ◎ 防水保証書(9-1.2.3は10年) ・ コンクリート計画調合表 ◎ コリンズ(工事カルテ)及び受領証の写し ◎ 火災保険等に加入したことを証明できる書類 ◎ 建設業退職金共済組合証紙購入状況報告書の写し ・ 施工体制台帳(下請契約台帳、再下請契約届出書施工体系図)…………現場備え付け(提出不要) ◎ 産業廃棄物処理関係書類(産業廃棄物運搬委託契約書及び許可書の写し、産業廃棄物処理委託契約書及 び許可書の写し、マニュフェストの写し等) ・ 維持保全に関する資料 ・ 内装材(下地を含む)に VOC 材料を使用した場合は、製品安全データシート(MSDS)及びホルムアルデヒ ド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、有機リン系の含有率のデータシート ・ 室内空気中に含まれる化学物質の濃度測定報告書(第9章参照) ・ 建設副産物実態調査に関するデータ保存 FD 及び出力調査票 ◎ その他 監督職員が必要と認め、指示した書類及び部数 17.完成図等 ※ 作成する (改 1.8.1~3) (改表 1.8.1) ・ 作成しない 提出するもの ・ 原図 完成図の原図サイズ ・ 青焼製本 1 部 ・ A1 ・ A2 ・ CAD データ ◎A3 ※ CD-R 完成図、内訳書、概要データシートをスキャナー(Tiff-G4 400dpi)で読み込んだもの、工事写真 及び完成写真ファイル管理シムテム(JPEG)の画像データ及び工事情報(所定の様式に工事名他を入力 したデータ)などを収録したもの-詳細の仕様は別紙による) ・ 施工計画書 ・ 施工図 ・ 維持保全に関する資料の部数 ※ 1部 6 18.引渡物 ※ 鍵は1カ所につき、3個を1組とし、プラスティック札に室名を記入して提出する。 ※ マスター鍵は、1組3個とし、木製及び金属製建具共通とする。 ※ スチール製キーボックス ・ 7 第2章 仮 設 工 事 1.監督職員事務所 ※ 設ける (改 2.4.1) ・ 既存建物内の一部を使用する ・ 構内に新設する (規模 仕上げの程度 ) ◎ 設けない 2.工事用水 構内既存の施設 ※ 利用できない ・ 利用できる(※ 有償 ・ 無償) 3.工事用電力 構内既存の施設 ※ 利用できない ・ 利用できる(※ 有償 ・ 無償) 4.仮囲い 材質 、高さ m、延長 m 5.工事用仮設道路 ・ (材質 コンクリート再生砕石(RB-40)厚さ 200 ㎜、幅 ・ (材質 覆工板 t=22 ㎜、幅 m、延長 m又は m) 枚) ・ (材質 ・ 撤 去 m、延長 ) ・ 含む ※ 含まない 6.足場等 (改 2.2.1) 枠組足場を設ける場合は、 「手すり先行工法に関するガイドライン」 (厚生労働省平成15年4月) により、 設置については同ガイドラインに基づく働きやすい安心感のある足場とし、二段手すりと幅木を有する部材 があらかじめ備えられた手すり先行専用足場型とするか、または改善措置機材を用いて手すり先行専用足場 型と同等の機能を確保するものとする。 ・ 内部足場(※ 脚立、足場板等 ・ ◎ 外部足場(※ A種 ・ C種 ・ B種 ) ◎ 保護シート等による養生(※ 適用する ◎ 材料、撤去材などの運搬(・ A種 ・ D種) (改表 2.2.1) ・ 適用しない) ※ B種 ・ C種 ・ D種 ・ E種) (改表 2.2.2) 7.養 生 ◎ 既存部分の養生(※ ビニールシート ・ 既存家具等の移動(※ 行わない ・ ) (改表 2.3.1) ・ 行う(図示) ) ・ 既存家具等の養生方法(※ ビニールシート ・ ) ・ 既存ブラインド、カーテン等 養生方法( ) 保管場所( ) 8 8. 仮設間仕切り 種別 ・ A種 (改 2.3.2) (改表 2.3.1) 下 地 ・ 木下地 ※軽量鉄骨 材 質 ※石膏ボード(※9.5 ・ ・ 合板(※9.0 ・ ) 単管下地 ※木製扉 ・ 鋼製扉 防炎シート ※合板張り程度 ・ ※片面フラッシュ程度 ・ 充填材 ) 厚さ m 塗 装 ・ 片面 ・ 両面 ・ B種 ※C種 仮設扉 ※ 無し ・ 有り 9.監督職員事務所に備え付ける備品 ・ 机 脚 ・ 製図板 ・ 懐中電灯 ・ 湯沸器 ・ 椅子 ・ 掛時計 ・ 案全体 ・ 掃除具 脚 施工箇所 m ※ なし (改 2.4.1) ・ ロッカー ・ 寒暖計 台 ・ ゴム長靴 ・ 請負人加入電話の子機 ・ その他( ・ 書棚 ・ 雨合羽 ・ 暖冷房機 台 ・ ホワイトボード ・ 保護帽 ・消化器 ) 9 第3章 防 水 改 修 工 事 1.アスファルト防水 (改 3.1.4) (改 3.3.3) (改表 3.3.3~10) 施工箇所 ・ ・ ・ ・ ・ アスファルトの種類 改修工法の種類 P1B P1BI ・ T1BI P2AI P2A M4C M3D ・ P0D P0DI ・ M3DI M4DI P1E ・ P2E ※ 3種 ・ 4種 保護コンクリートのコンクリートの種類 P0D、P0DI工法の二重ドレン 新規防水層の種類 ・B―1 ※B-2 ・BI-1※BI-2 ・AI-1※AI-2 ・A-1 ※A―2 ・C-1 ※C-2 ・D-1 ※D-2 ・DI-1※DI-2 考 ・E-1 ※E-2 ・ (改 3.3.2) ※無筋コンクリート (改 3.3.2) ・設ける (改 3.2.5) ※設けない 既存露出防水層表面の仕上げ塗装(M4C工法の場合) 端部押さえ金物 備 ・除去する ※ アルミニウム製 L-30×15×2.0 (改 3.2.6) ・ (改 3.3.2) 屋根保護防水断熱工法の断熱材 (改 3.3.2) ※ JIS A 9511(押出法ポリスチレンフォーム保温板) 3種b(皮付き) ・ (上記ポリスチレンフォーム保温板は、特定フロンを含まない物とする。 ) 厚さ ※ 25 ・ 防水層の立ち上がり部 (改 3.3.2) ※ 市販のれんが又はれんが形コンクリートブロック ・ 乾式保護材(※ 押出形成セメント板 ・ 2.改質アスファルトシート防水 施 工 箇 所 改修工法の種類 ・ M4AS ・ M3AS ・ P0AS ・ M3ASI ・ M4ASI ・ P0ASI ) (改表 3.1.1) (改 3.4.3) (改表 3.4.1~2) 新規防水層の種類 ・ AS-1 ・ AS-2 ・ AS-3 ・ AS-4 ・ AS-5 ・ AS-6 ・ ASI-1 ・ ASI-2 10 厚さ(㎜) 3.合成高分子系ルーフィングシート防水 施工箇所 改修工法の種類 ・ P0S ・ S4S ・ S3S ・ M4S ・ P0SI ・ S3SI ・ S4SI ・ M4SI (改表 3.1.1) (改 3.5.3) (改表 3.5.1) 新規防水層の 種類 ・S-F1 ・S-F2 ・S-M1 ・S-M2 ・S-M3 ・S-F1 ・S-F2 ・S-M1 ・S-M2 ・S-M3 ・SI-F1 ・SI-F2 ・SI-M1 ・SI-M2 ・SI-M3 厚 さ (㎜) ※1.2 ・ ※2.0 ・ ※1.5 ・ ※1.2 ・ ※1.2 ・ ※1.2 ・ ※2.0 ・ ※1.5 ・ ※1.2 ・ ※1.2 ・ ※1.2 ・ ※2.0 ・ ※2.0 ・ ※1.2 ・ ※1.2 ・ 仕上げ塗料塗り ・ シルバー ・ カラー 使用分類 ※ 非歩行 ・ 軽歩行 目地処理 PCコンクリートの場合( ) 4.塗膜防水 (改 3.5.4) (改表 3.1.1) (改 3.6.3) (改表 3.6.1) 施工箇所 改修工法の種類及び工程 P0X L4X 平場 立上り、排水溝、笠木 新設防水層の種類 ※X-1 ・ X-2 ※X-2 ・ X-1 仕上げ塗料塗り ※ カラー ・ シルバー 既存下地の補修及び処置 (改 3.2.6) L4X工法 既存塗膜防水表面の仕上げ塗料の除去 ・ デッキブラシで水洗い 5.脱気装置 ※ 設けない ◎ 高圧水洗浄 (改 3.3.3) (改 3.4.3) (改 3.5.3) ◎ 設ける 材種( ステンレス ) 設置数量( 50 ㎡あたり 1 箇所 ) 6.シーリング材料 (改 3.1.4)(改 3.7.1) シーリング改修工法の種類 (改表 3.1.2) ◎ シーリング充填工法 ・ シーリング再充填工法 ・ 拡幅シーリング再充填工法 ・ ブリッジ工法 シーリング材の施工箇所、種類 (改 3.7.2) (改表 3.7.1) 下記以外は、改修標準仕様書 3.7.1 を標準とする。 施 工 屋根平場目地 PC版打継目地 防水立上り目地 配管類接続部、その他 箇 所 シーリング材の種類(記号) ポリウレタン 2 液性(PU2) ポリウレタン 2 液性(PU2) 変性シリコン 2 液性(MS2) 変性シリコン 2 液性(MS2) 室内側についてはホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼンを放散しないか、放散が少な いものとする。 7.と い (改 3.8.2)(改表 3.8.1~5) 11 材 質 ・ 配管用鋼管 ・ 硬質塩化ビニル管(VP) ・ 建物排水用リサイクル発 泡三層硬質塩化ビニル管 (RFVP) ・ 径 外部縦樋受け金物 ・ 鋼製(亜鉛メッキ) 鋼管製といの防露 ※ 改表 3.8.5 による 施工箇所 備 考 ・ ステンレス製 ・ ロックウール保温筒及びグラスウール保温筒のホルムアルデヒドの放散量 ※ F☆☆☆☆ ・ F☆☆☆ ・ 次の箇所は行わない ・ アルミニウム製笠木 部材の種類 (改3.9.2) (改3.9.3) (改表3.9.1) ・ 100 形(板厚さ 1.5 ㎜) ・ 250 形 ・ 300 形 ・ 板材折曲げ形((ア)2.0) 幅= 表面処理 ※ A-1種又はB-1種 笠木の下地補修 ※ 行う(図示) 第4章 ・ 行わない 外 壁 改 修 工 事 第5章 第6章 ・ 建具改修工事 内 装 改 修 工 事 12 ・ 350 形 第7章 塗 装 改 修 工 事 1.材料 (改 7.1.3) 建物内部に使用するユリア樹脂等を用いた塗料のホルムアルデヒドの放散量 ※ F☆☆☆☆ ・ F☆☆☆ ただし、水廻りや湿度の高い箇所その他、付着力に問題が生じる可能性がある箇所については、特に、下 記の仕様によることとする (使用箇所 使用塗料 ) ※ 屋内の壁及び天井の塗装仕上げは、 防火材料又は建築基準法に基づき基材同等の指定又は認定を受けた ものとする 2.塗装業者 ※ 日本塗装工業会の会員 ◎ 監督職員の承諾する業者 3.下地調整 (改表 7.2.1) (改表 7.2.4~5) (改表 7.2.7) 下地面の種類 木部 鉄面 亜鉛めっき面 亜鉛めっき面(鋼製建具) モルタル面及びプラスター面 コンクリート及びALCパネル面 コンクリート及び押出成形セメント板面 せっこうボード及びその他ボード面 下地調整の種別 塗替え 新規 ※RB種 ・ ・ RA種 ・ ※RB種 ・ ・ RA種 ※RB種 ・ ・ RA種 ※RB種 ・ ・ RC種 ※RB種 ・ ・ RA種 ・ ※RB種 ・ ・ RA種 ・ ・ ・ RA種 ・ ※RB種 ・ ・ RA種 ・ ひび割れ 部の補修 RB種 RB種 RB種 RB種 RB種 4.鉄鋼面(屋外)錆止め塗料の種別 種別 ※ A種 除去範囲 ・ 行う ・ 行う ・ 行う (改表 7.3.1) 錆止め塗料 鉛丹さび止ペイント シアナミド鉛さび止めペイント 変性エポキシ樹脂プライマー 種 類 ・ 1種 ・ 2種 ・ 1種 ・ 2種 ・ 1種 ◎ 2種 ・ 1種 ・ 2種 施工箇所 設備配管、架台支柱 5.床用塗料塗り 材質 ウレタン樹脂系塗料(※ 標準色 ・ ) 仕上種別 ※ 平滑仕上げ 塗布量 プライマー塗りのうえ主剤2回塗りとし、総塗布量は、0.5kg/㎡以上とする。 ・ 防滑仕上げ 6.防塵用塗料塗り 材質 水性アクリル系樹脂系塗料(※ 標準色 仕上種別 コーティング(ローラー刷毛塗り) 塗布量 主剤2回塗りとし、総塗布量は、0.25kg/㎡以上とする。 13 ・ ) 第8章 プ ー ル 改 修 工 事 第9章 耐震改修工事 第10章 その他 (H12.04.01 作成) (H13.10.01 改訂) (H15.06.01 改訂) (H15.09.01 改訂) (H16.05.15 改訂) (H17.05.15 改訂) (H17.10.01 改訂) 14 (H20.6.2 改定) 付記事項 1.適 用 (1) 本付記事項は,標準仕様書及び特記仕様書を補足するものである。 (2) 本付記事項,標準仕様書及び特記仕様書に規定する事項は,別の定めがある場合除き,請負者の責任 において履行すべきものとする。 (3) 本工事における工事数量は,別紙「本工事費内訳書」のとおりとする。 2.工事カルテの作成登録(CORINS) 請負人は,受注時又は変更時において工事請負代金額が 500 万円以上の工事について,工事実績情報サ ービス(CORINS)に基づき,受注・変更・完成時に工事実績情報として「工事カルテ」を作成し監督員の 確認を受けたうえ,受注時は契約後土日・祝日・年末年始を除く10日以内に,変更内容の変更時は変更 があった日から土日・祝日・年末年始を除く10日以内に,完成時は工事完了後土日・祝日・年末年始を 除く10日以内に(財)日本建設情報総合センターにフロッピーディスク等により登録しなければならな い。 ただし,工事請負代金額が 500 万円以上 2,500 万円未満の工事の場合は,受注時の登録のみで良いもの とする。 また, (財)日本建設情報総合センター発行の「工事カルテ受領書」が届いた場合は,その写しを直ちに 監督員に提出しなければならない。なお,変更時と完成時の間が土日・祝日・年末年始を除く10日間に 満たない場合は,変更時の提出を省略できるものとする。 なお,請負人が公益法人の場合はこの限りではない。 ※ 登録等の各種手続きに関する問い合わせ先 〒1070052 東京都港区赤坂7丁目10番20号 アカサカセブンアベニュービル6階 (財)日本建設情報総合センターCORINS センター TEL 0335050411 FAX 0335052665 3.本工事の発生土をストックヤードに搬出する場合 (1) 搬入建設発生土の種類 ① 第1・2・3・4種建設発生土(建設発生土利用技術マニュアルの土質区分基準)を搬入すること。 ② 有害異物が含まれていないこと。 ③ 廃棄物が混入していないこと。 ④ 品質管理については,必要に応じてコーン指数試験(ポータブルコーンペネトロメータ測定) ,粒 土試験,含水比試験を行い監督職員の確認を受けること。 (2) 利用時間 ① 利用日 月曜日~土曜日 8:00~17:00(但し,12:00~13:00 は除く。 ) ② 休日 日曜日,祝日(振替休日を含む。 ) ,年始年末,盆休み (3) 利用料金 (財)茨城県建設技術管理センターが指定する料金とする。 (4) 利用規程について 詳細については, 「ストックヤード利用規則」を参照し,利用手続きに従って所定の手続きを行う。 15 (5) その他 質疑が生じた場合には,監督職員と別途協議する。 (6) 問い合わせ先 (財)茨城県建設技術管理センター内 建設副産物リサイクルセンター TEL 029-227-5634 FAX 029-227-8558 (7) 土質区分基準 発生土の土質区分は,原則として,コーン指数と日本統一土質分類を指標とし, 表3-1に示す 土質基準によるものとする。なお,土質改良を行った場合には,改良後の性状で判定するものとする。 表3-1 土質区分基準 区 分 (建設省令) 土質区分 第1種建設発生土 第1種発生土 (砂,礫及びこれら に準ずるもの) 第1種改良土 第2種建設発生土 第2a 種発生土 (砂質土,礫質土及 第2b 種発生土 びこれらに準ずるも 第2c 種発生土 の) 第2d 種発生土 第 3a 種発生土 第3種建設発生土 (通常の施工性が確 第 3b 種発生土 保される粘性土及び これに準ずるもの) 第 3c 種発生土 第 4a 種発生土 第4種建設発生土 (粘性土及びこれに 第 4b 種発生土 準ずるもの(第3種 発生土を除く) ) 第 4c 種発生土 泥土a (泥土)※1 (通常の施工性が確 泥土b 保出来ないもの) 泥土c コーン 指 数 qc※3 - 日本統一土質区分 中分類 土 質 {G} {S} 礫 砂 備 含水率 (地山) wn(%) - (改良土)※6 {GF} 8以上 4以上 2以上 2未満 {SF} 礫質土 砂質土(Fc=25~50%) 砂質土(Fc=25~50%) (改良土) {SF} 砂質土(Fc=25~50%) {M}{C} シルト,粘性土 {V} 火山灰質粘性土 (改良土) {SF} 砂質土(Fc=25~50%) {M},{C} シルト,粘性土 {V} 火山灰質粘性土 {O} 有機質土 (改良土) SF 砂質土(Fc=25~50%) {M}{C} シルト,粘性土 {V} 火山灰質粘性土 {O} 有機質土 Pt 高有機質土 - - 30%程度以下 - 30~50%程度 40%程度以下 - - - 40~80%程度 - 40~80%程度 - - 80%程度以上 - 80%程度以上 - 考※2 掘削方法 ・排水に考慮 するが,降水, 浸出地下水等 により含水比 が増加すると 予想される場 合は,建設省令 の1ランク下 の区分とする。 ・水中掘削等に よる場合は,建 設省令の2ラ ンク下の区分 とする。 ※1 泥土のうち建設汚泥は,廃棄物処理法に定められた手続きが必要である。 ※2 計画段階(掘削前)において土質区分を行う必要があり,コーン指数を求めるために必要な資料を得られない場合には,日本統一土質分類と 備考欄の含水比(地山) ,掘削方法から概略の土質区分を選定し,掘削後,所定の方法でコーン指数を測定して,土質区分を決定する。 ※3 所定の方法でモールドに締め固めた試料に対し,ポータブルコーンペネトロメータで測定したコーン指数。 (表 3-3参照) ※4 表中の第1種~第4種改良土は,土(泥土を含む)に固化材を混合し,化学的に性状を改良したものである。例えば,第3種改良土は,第4 種発生土又は泥土を安定処理し,コーン指数4以上の性状に改良したものである。 ※5 含水比低下,粒度調整など物理的な処理を行った場合には,処理後の性状で再度判定し,改良土としてでなく,発生土として土質区分を判定 する。 ※6 第1種改良土は,礫,砂状を呈する。 4.排出ガス対策型建設機械使用の原則化 下記の建設機械は排出ガス対策型を使用することとする。 ① ブルドーザ,バックホウ,トラクタショベル ② ホイルクレーン,マカダムローラ,タイヤローラ,振動ローラ搭載されているエンジンから排出される 16 ガス成分及び黒煙の量は下表の値以下のものであること。 対象物質 HC NOx CO 黒煙 出力区分 (g/kW・h) (g/kW・h) (g/kW・h) (%) 7.5~ 15kW未満 2.4 12.4 5.7 50 15 ~ 30kW未満 1.9 10.5 5.7 50 30 ~272kW以下 1.3 9.2 5.0 50 なお,地域条件などにより調達が困難である場合は,監督職員と協議を行うこととする。 5.リサイクル関係書類 (1) 再生資源利用計画書 下記の工事については,着工に先立ち作成し施工計画書に添付する。 ① 建設リサイクル法の対象工事 ② 土砂を100m3以上搬入する工事 ③ 砕石(再生砕石を含む)を50t以上搬入する工事 ④ 加熱アスファルト20t以上搬入する工事 (2) 再生資源利用促進計画書 下記の工事については,着工に先立ち作成し施工計画書に添付する。 ① 建設リサイクル法の対象工事 ② 建設発生土を100m3以上搬出する工事 ③ 廃棄物全体で20t以上搬出する工事 (3) 廃棄物処理計画書 下記の工事については,着工に先立ち作成し施工計画書に添付する。 ① 建設リサイクル法の対象工事 (4) 再生資源利用実施書 下記の工事については,完成書類に添えて発注者に提出する。 作成部数等は,発注者へ一部提出,実態調査用に FD を提出,請負者一部保管(工事竣工後 1 年間) ① 土砂,砕石,アスファルト混合物を使用する全ての工事 (5) 再生資源利用促進実施書 下記の工事については,完成書類に添えて発注者に提出する。 作成部数等は,発注者へ一部提出,実態調査用に FD を提出,請負者一部保管(工事竣工後 1 年間) ① 建設発生土,コンクリート塊,アスファルトコンクリート塊,建設発生木材,建設汚泥,建設混合 物を搬出する全ての工事 (6) 廃棄物処理実施書 下記の工事については,完成書類に添えて発注者に提出する。 発注者へ一部提出,請負者一部保管(工事竣工後5年間) 17 ① 建設リサイクル法の対象工事 6.VOC(揮発性有機化合物)の室内濃度の測定 設計図書等に,室内濃度の測定を明記した室のVOC(揮発性有機化合物)の室内濃度を測定し,厚生労 働省が定める指針値以下であることを確認すること。 ただし,指針値を超えた場合は,監督員と協議し所要の対策を講じること。 揮発性有機化合物 室内濃度指針値 ホルムアルデヒド 100μg/m3 (0.08 ppm) トルエン 260μg/m3 (0.07 ppm) キシレン 870μg/m3 (0.20 ppm) エチルベンゼン 3800μg/m3 (0.88 ppm) スチレン 220μg/m3 (0.05 ppm) 注)ppm:100 万分の1 (参考) パラジクロロベンゼン 240μg/m3 (0.04 ppm) 7.セメント及びセメント系固化材の地盤改良への使用及び改良土の再利用に関する措置 普通ポルトランドセメント,高炉セメント,セメント系固化材,石灰系固化材を使用した改良土から条 件によっては,六価クロムが土壌環境基準を超える濃度で溶出する恐れがあるため,施工にあたっては下 記のとおり取り扱う。 ① セメント及びセメント系固化材を地盤改良に使用する場合,監督職員の承諾した方法により,現地土壌 と使用予 定の固化材による六価クロム溶出試験を実施し,土壌環境基準を勘案して必要に応じ適切な措 置を講じる。 ② セメント及びセメント系固化材を使用した改良土を再利用する場合,監督職員の承諾した方法によ 六価クロム溶出試験を実施し,六価クロム溶出量が土壌環境基準以下であること確認する。 8.不正軽油使用禁止 ① 現場で不正軽油を使用しないこと。 ② 現場で不正軽油を使用させないこと。 ③ 不正軽油を購入しないこと。 ④ 取引関係にある運送事業者等が不正軽油を使用している場合は,早急に不正状態を解消する措置を 講じること。 ⑤ 下請契約の相手方又は燃料購入業者を選定するにあたっては,不正軽油を使用する者又は不正軽油 を販売する者を排除すること。 ⑥ 現場で県税事務所職員が行う使用燃料の抜き取り調査に協力するとともに,調査の際は現場代理人 が立ち会うこと。 ⑦ 当該工事に関して,法令(地方税法)に違反していることが判明した場合は直ちに監督員に報告する こと。 ※ 不正軽油とは,地方税法第700条の22の2の規定による知事の承認を得ないで行われた 次のものをいう。 1.軽油と軽油以外の炭化水素油(重油,灯油等)を混和したもの 2.軽油以外の炭化水素油(重油,灯油等)と軽油以外の炭化水素油(重油,灯油等)を混和し て製造された軽油 3.自動車の燃料として譲渡・消費される燃料炭化水素油(重油,灯油等) 18 り, 9.低入札価格調査制度における調査対象工事の監督体制等の強化 請負人は,1件の請負に付する額1億円以上の工事の発注にあたっては,次の各号に掲げる内容に応じ なければならない。 ① 請負人は,調査基準価格を下回る価格で落札した場合においては,茨城県建設工事施工適正化指針及 び建設工事請負契約約款に定める下請人通知書,施工体制台帳,再下請通知書及び施工体系図の提出に 際し,発注者からその内容について,ヒアリングを求められた場合は,応じなければならない。 ② 請負人は,共通仕様書に基づく施工計画書の提出に際し,発注者からその内容についてヒアリングを 求められた場合は,応じなければならない。 ③ 請負人は,監督員が当該工事の監督業務を行う際に,監督員の指示により主任技術者又は監理技術者 を立ち合わせなければならない。 10.茨城県土木部工事成績評定要領(1件の契約金額が100万円以上の請負工事を対象とする。 )における「高 度技術」 , 「創意工夫」 , 「社会性等」 請負者は,工事施工において自ら立案実施した創意工夫や技術力に関する項目,又は,地域社会への貢 献として評価できる項目に関する事項について,工事完成時までに所定の様式により提出することができ る。 11.公共事業労務費調査に対する協力 請負人は,当該工事が発注者の実施する公共事業労務費調査の対象工事となった場合には,次の各号に 掲げる協力をしなければならない。又,工期経過後においても同様とする。 ① 調査票等に必要事項を正確に記入し,発注者に提出する等必要な協力をしなければならない。 調査票等を提出した事業所を発注者が,事後に訪問して行う調査・指導の対象になった場合には,その 実施に協力しなければならない。 ② 正確な調査票等の提出が行えるよう,労働基準法等に従い就業規則を作成すると共に賃金台帳を調 製・保存する等,日頃より使用している現場労働者の賃金時間管理を適切に行われなければならない。 ③ 対象工事の一部について下請契約を締結する場合には,当該下請負工事の受注者(当該下請工事の一 部に係る二次以降の下請負人を含む。 )が前号と同様の義務を負う旨を定めなければならない。 12.過積載による違法運行の防止対策について 工事施工にあったての注意事項 ① 積載重量制限を超過して工事用資材等を積み込まず,また積み込ませないこと。 ② 過積載を行っている資材納入業者から,資材を購入しないこと。 ③ 資材等の過積載を防止するため,建設発生土の処理及び骨材の購入等にあたっては,下請事業者及び 骨材等納入業者の利益を不当に害することのないようにすること。 ④ さし枠装着車,物品積載装置の不正改造をしたダンプカー及び不表示車等に土砂等を積み込まず,ま た積み込ませないこと。並びに工事現場に出入りすることのないようにすること。 ⑤ 過積載車輛,さし枠装着車,不表示車等から土砂等の引渡しを受ける等,過積載を助長することの ないようにすること。 ⑥ 取引関係のあるダンプカー事業者が過積載を行い,又はさし枠装着車,不表示車等を土砂等運搬に 使用している場合は,早急に不正状態を解消する措置を講ずる。 ⑦ 土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法」 (以下「法」という。 )の 目的に鑑み,法第12条に規定する団体等の設立状況を踏まえ,同団体等への加入者の使用を促進する 19 こと。 ⑧ 下請契約の相手方又は資材納入業者を選定するにあったては,交通安全に関する配慮に欠ける者,又 は業務に関しダンプトラック等によって悪質かつ重大な事故を発生させた者を排除すること。 13.隣接工事における諸経費調整について 隣接追加工事を,現工事の請負人を含む指名競争入札,条件付き一般競争入札又は政府調達に関する 協定(WTO)に係る一般競争入札により発注する場合は,下記による。 ・ 本工事を 工事(現工事の工事番号及び工事名称)の工事請負人と同一 の者が落札した場合は,施工計画の内容により共通仮設費(共通仮設費率に含まれる部分を除く。 )につ いて調整する場合がある。 また,現工事の請負人が落札した場合は,監督員は速やかに請負人から提出された施工計画書及び工 程表等に基づき施工計画についてヒアリングを行い,その結果,共通仮設費(共通仮設費率に含まれる 部分を除く。 )に関して施設等の現工事との共有あるいは積算上の重複がある場合は,茨城県建設工事請 負契約書第19条の規定に基づき当該部分を減額する設計変更を行うものとする。 14.暴力団関係者の排除について 契約の履行にあたっての注意事項 ① 暴力団又は暴力団関係者等が経営又は運営に実質的に関与していると認められる会社等(以下, 「暴力 団等」という。 )と下請契約をしてはならない。 ② 暴力団等から資材,原材料等を購入したり,暴力団等が関与する廃棄物処理施設を使用してはならない。 ③ 暴力団等から不当要求を受けた場合は毅然として拒否するとともに,その旨直ちに監督職員等に報告し, 併せて所轄の警察署に届け出ること。 20
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