2. 松戸市交通バリアフリー基本理念

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2. 松戸市交通バリアフリー基本理念
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資
料
2. 松戸市交通バリアフリー基本理念
2.
1
松戸市交通バリアフリー基本理念
2.1 上 位 ・ 関 連 計 画 等 に つ い て
本構想に関係する各種計画は、以下のとおりである。
2
交 通 バリアフリー法
国 の基 本 方 針
(交 通 バリアフリー法 第 3 条 )
上位計画
松戸市総合計画
基 本 構 想 ・前 期 基 本 計 画
交 通 バリアフリー法 趣 旨
高 齢 者 、身 体 障 害 者 等 の 公 共 交 通 機 関 を 利
用した移動の利便性・安全性の向上
・
・
松 戸 市 交 通 バリアフリー基 本 構 想
(交 通 バリアフリー法 第 6 条 )
移 動 制 約 をなくす
・ 移 動 円 滑 化 (段 差 等 の解 消 )
・ 施 設 (建 物 )のバリアフリー
・ 心 のバリアフリー
松戸市のバリアフリーの考え方・取り組み
鉄 道 駅 等 の 旅 客 施 設 及 び 車 両 に つ い て 、公 共
交通事業者によるバリアフリー化を推進
鉄道駅等の旅客施設を中心とした一定の地
区 に お い て 、市 町 村 が 作 成 す る 基 本 構 想 に 基
づ き 、旅 客 施 設 、周 辺 の 道 路 、駅 前 広 場 等 の
バリアフリー化を重点的・一体的に推進
松 戸 市 都 市 計 画 マスタープラン
(都 市 計 画 法 第 18 条 の 2)
全体構想
地域別構想
3
4
5
その他 の関 連 計 画
○ 松戸市障害者計画
○ 松戸市高齢者保健福祉計画等
市 民 の参 加
・市 民 公 募 による策 定 委 員 会 参 加
・障 害 者 団 体 ヒアリング
・まち歩 き点 検 、ワークショップ
・パブリックコメントによる意 見 募 集
6
7
松 戸 市 バリアフリー基 本 構 想 の理 念 ・目 標 ・整 備 方 針
バリアフリーを基 礎 にした安 全 なまちづくり
特定事業
・ 公共交通特定事業
・ 道路特定事業
・ 交通安全事業
・ その他事業
施 設 (建 物 )へ の 対 応
・ 松戸市人にやさしい
公共施設整備設計指
針
・ ハートビル法及び千
葉県福祉のまちづく
り条例の運用
ソフト施策の展開
・ 松戸市障害者計画、松
戸市高齢者保健福祉計
画の推進
( 市 民 意 識 の 醸 成 、福 祉 に
関 す る 教 育 、地 域 住 民 等
ボランティア活 動 の 推 進 )
8
資
図 2.1 松 戸 市 交 通 バリアフリー基 本 構 想 の位 置 付 け
2-1
料
2.2 基 本 的 な 考 え 方
本 構 想 の 内 容 は 、 目 標 年 度 平 成 2 2 年 ( 2010 年 ) ま で に 、 重 点 整 備 地 区 内
の 特 定 経 路 等 に お い て 、交 通 事 業 者 、道 路 管 理 者 等 の 関 係 者 が 実 施 す る 移 動 円
滑 化 の た め の 事 業 の 方 針 等 を 示 す も の で あ り 、そ の 計 画 段 階 は 実 施 計 画 に 近 い
ものとしている。
ここでは、本構想が対象とする場所と人を示す。
(1)
対 象 【場 所 】
松 戸 市 内 に は 、駅 が 2 3 駅 あ り 、乗 換 え 可 能 な 駅 等 を 1 つ の 地 区 と す る と 1
8 地 区 あ る 。 こ の う ち 、 構 想 の 策 定 対 象 と な る 法 要 件 ( 乗 降 客 数 が 5,000 人 /
日以上の駅)を満たす箇所は20駅15地区である。
構 想 を 策 定 す る 対 象 範 囲 は 、 基 本 方 針 で 駅 を 中 心 と し て 概 ね 徒 歩 圏 500∼ 1
km 程 度 の 地 区 を 規 定 し て い る 。 よ っ て 、 松 戸 市 は 下 図 に 示 す 徒 歩 圏 1 km を 採
用し、この範囲内の駅舎や駅から周辺施設までの経路を対象とする。
武蔵野線
乗 降 客 数 5,000 人 以 上 の 駅
を 中 心 と し た 1km 圏
乗 降 客 数 5,000 人 未 満 の 駅
を 中 心 と し た 1km 圏
東武鉄道
常磐線
東武鉄道
北総鉄道
(重点整備地区における特定経路の整備)
特 定 旅 客 施 設 (駅 )
特定経路
主 要 施 設 (公 共 公 益 施 設 )
整備対象目標
図 2.2 松 戸 市 交 通 バリアフリー基 本 構 想 の対 象 (場 所 )
2-2
2. 松戸市交通バリアフリー基本理念
表 2.1 乗 降 客 数
地区NO.
駅NO.
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6
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9
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20
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6
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9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
(2)
事業者名
路線名
JR東日本
常磐線
新京成
新京成線
JR東日本
常磐線
総武流山電鉄
総武流山線
JR東日本
常磐線
総武流山電鉄
総武流山線
JR東日本
常磐線
JR東日本
常磐線
JR東日本
武蔵野線
新京成
新京成線
新京成
新京成線
新京成
新京成線
東武鉄道
野田線
新京成
新京成線
新京成
新京成線
新京成
新京成線
新京成
新京成線
JR東日本
武蔵野線
北総鉄道
北総線
北総鉄道
北総線
北総鉄道
北総線
北総鉄道
北総線
総武流山電鉄 総武流山線
駅名
松戸
松戸
新松戸
幸谷
馬橋
馬橋
北小金
北松戸
新八柱
八柱
五香
常盤平
六実
元山
上本郷
みのり台
松戸新田
東松戸
東松戸
矢切
秋山
松飛台
小金城趾
乗降客数(人/日)
H14年度
206,366
112,506
76,280
7,630
54,008
6,390
53,354
43,862
41,258
40,390
32,391
18,607
16,436
18,231
7,120
7,890
5,264
18,292
10,992
6,340
3,988
3,672
1,853
1
2
3
4
対 象 【ひと】
本 構 想 に お い て は 、交 通 機 関 の 利 用 や 歩 行 空 間 等 の 外 出 行 動 に お い て 、何 ら
5
かのハンディキャップを持っている方を移動制約者とする。
交 通 バ リ ア フ リ ー 法 に お い て は 、高 齢 者 、身 体 障 害 者 、一 時 的 移 動 制 約 者 を
主 な 対 象 と し て い る が 、ノ ー マ ラ イ ゼ ー シ ョ ン の 理 念 を 市 民 に 理 解 し て も ら う
上 で も 、法 に お い て 主 に 対 象 と し て い る 方 の 他 に 知 的 障 害 者 、精 神 障 害 者 、子
ど も 、外 国 人 、子 ど も 連 れ (乳 幼 児 連 れ 、ベ ビ ー カ ー 利 用 等 )の 方 等 も 障 害 や 一
6
時 的 移 動 制 約 者 と 位 置 付 け 、松 戸 市 内 で 生 活 す る 全 て の 方 を 対 象 と し て 、歩 行
空間の移動円滑化を検討する。
松戸市民全体
7
移動制約者
高齢者
障害者
8
一時的
移動制約者
健康・元気
高齢者
妊産婦、子ども、けがをされてい
る方、スーツケース等の重い荷物
を持つ人、外国人等
図 2.3 松 戸 市 交 通 バリアフリー基 本 構 想 の対 象 (人 )
2-3
資
料
2.3 基 本 理 念
(1)
松 戸 市 交 通 バリアフリー基 本 構 想 の基 本 理 念
本 構 想 は、上 位 計 画 である総 合 計 画 や都 市 計 画 マスタープランが目 指 す都 市 像 及
び地 域 形 成 達 成 のための一 部 門 計 画 の役 割 を持 つものである。
本 構 想 では、「 み ん な で つ く ろ う
バリアのないまち
ま つ ど 」を基 本 理 念 と
し、目 標 の達 成 を目 指 す。
<松戸市交通バリアフリー基本構想
基本理念>
基本理念
みんなでつくろう
バリアのないまち
まつど
基本理念の考え方
みんなでつくろう
松 戸 市 で は 、こ れ か ら お 年 寄 り や 、様 々 な 国 か ら 訪 れ る 人 等 が ま す ま す 増 え て
きます。
一 方 、ま ち の な か に は「 つ ま ず き や す い 段 差 」「 す べ り や す い 路 面 」「 目 的 地 が
探 し に く い 案 内 」等 、ま つ ど を 訪 れ た 人 に と っ て 、け っ し て 歩 き や す い 環 境 に あ
るとはいえない状況にあります。
わ た し た ち は 、松 戸 市 民 な ら び に「 ま つ ど 」へ 訪 れ た 人 が 、安 全 で 安 心 に 歩 け
る ま ち を め ざ し 、み ん な が ゆ と り を 実 感 で き る 歩 行 空 間 や 公 共 交 通 機 関 の バ リ ア
フリー化等市民の移動を重視して整備を考えています。
と く に 、ま ち の バ リ ア を 作 り だ す 原 因 の 一 つ で あ る 放 置 自 転 車 や 、路 上 へ の 商
品 等 の 陳 列 等 は 、市 民 一 人 ひ と り の 小 さ な 気 づ か い や 、少 し の 思 い や り の 心 で 乗
越えられるものです。
し た が っ て 、松 戸 市 交 通 バ リ ア フ リ ー 基 本 構 想 で は 、ま ち な か に 思 い や り が あ
ふ れ 、互 い に 支 え あ え る 地 域 社 会 を 実 現 す る た め に 、市 民 、行 政 、事 業 者 が 相 互
に連携し、みんなでつくっていくことを目指します。
バリアのないまち
まつど
こ れ ま で も 松 戸 市 は 、ま ち づ く り の 基 本 方 針 と し て「 住 ん で よ い ま ち・訪 ね て
よいまち まつど」を目指してきました。
こ の 構 想 は 、松 戸 市 の ま ち づ く り の 基 本 方 針 を 外 出 し た く な る ま ち を 快 適 に
楽しく歩く ことで具体化させるものです。
そのためには、
「 バ リ ア の な い ま ち 」で あ る こ と を 目 標 に 掲 げ る こ と と し ま す 。
な お 、松 戸 市 交 通 バ リ ア フ リ ー 基 本 構 想 で は 、は じ め の 一 歩 と し て 重 点 的 に 取
り 組 む べ き 地 区 を 定 め バ リ ア の な い ま ち を 実 現 す る と と も に 、未 来 に む け て 松 戸
市全域にバリアのないまちが広がることを目指します。
2-4
2. 松戸市交通バリアフリー基本理念
1
2.4 目標の設定
本構想の目標は、松戸市の全ての計画において根幹の考え方となる「松戸市総合計画の
理念」と交通バリアフリー法の趣旨から、松戸市において求められる交通バリアフリーの
将来像を設定するものとした。
2
(1)
松戸市総合計画の理念の整理
・人権が尊重されすべての人が安心して暮らせるまち
・快適な環境の中で人と人とが支え合う地域社会のあるまち
・地球に優しい市民の交流を支える活力と魅力あるまち
(2)
3
交通バリアフリー法の趣旨の整理
交通バリアフリー法の趣旨は、次の3つに要約することができる。
・高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の利便性・安全性の向上
→バリアフリーによる円滑な移動
4
・旅客施設(鉄道駅)及び車両等についてバリアフリー化を推進
→交通結節点のバリアフリー化
・旅客施設(鉄道駅)を中心とした一定の地区における旅客施設、周辺の道路、駅前広場等
のバリアフリー化を重点的・一体的に推進
5
→バリアフリーの一体的整備
(3)
目標の設定
法の趣旨
バリアフリーに
よる円滑な移動
交通結節点の
バリアフリー化
バリアフリーの
一体的整備
6
松戸市
総合計画理念
人権が尊重されすべての人
が安心して暮らせるまち
目標1
円滑な移動を支える
心のバリアフリーの醸成に
向けたソフト展開
快適な環境の中で人と人と
が支え合う地域社会のある
まち
7
目標2
目標3
交通結節点の
バリアフリー化
快適な歩行空間
の創出
8
地球に優しい市民の交流を
支える活力と魅力あるまち
資
料
2-5
2.5 目 標 に 基 づ く 整 備 方 針
前項で定めた目標に基づき整備方針を設定する。
今 後 、こ の 整 備 方 針 を 踏 ま え 、道 路 管 理 者 、公 安 委 員 会 、公 共 交 通 事 業 者 等
と 協 議 を 進 め 、設 定 さ れ た 重 点 整 備 地 区 内 に お い て 重 点 的・一 体 的 な バ リ ア フ
リー化の実現を目指し、事業を具体化するものである。
目標1 :円滑な移動を支える心のバリアフリーの醸成に向けたソフトの展開
方向性:重点整備地区内のバリアフリー化を推進し、ハード整備の側面として
ソ フ ト 施 策 は も と よ り 、こ の 整 備 を 生 か す た め 、人 が 行 動 し た こ と に よ
るバリアの発生の防止や市民がお互いに思いやりや助け合いの意識を
高めるソフトの展開を図る。
交 通 バリアフリー基 本 構 想 におけるソフト展 開 の方 向 性
重点整備地区内の道路不法占拠の防止強化
重点整備地区内の違法駐車、放置自転車の防止
バリアフリー情報の提供、PR
(バリアフリーマップ、広報、その他メディア等の活用)
ノーマライゼーションの基本理念の普及
内
容:重点整備地区内において商品や看板類の道路不法占拠の防止強化、違
法 駐 車 や 放 置 自 転 車 等 の 防 止 強 化 を 図 り 、歩 行 者 の 円 滑 な 通 行 を 確 保 す
る。
歩道に商品等の荷物や放置自転車があると、段差解消や誘導ブロック
等による重点整備地区のバリアフリー化が有効に機能しない。
したがって、歩行空間の移動円滑化が図られるためには、違法駐車や
放置自転車の防止等、市民一人ひとりが担う役割を理解し、モラルや
マナーの向上を図るためのソフト面の展開が必要である。
「広報まつど」等を通じ、ノーマライゼーションの基本理念の普及に
努めていく。これにより、市民の1人ひとりの迷惑行動を抑制し、市
民相互に思いやりやいたわりの意識が広がる地域社会の形成を目指す。
2-6
2. 松戸市交通バリアフリー基本理念
目標2 :交通結節点のバリアフリー化
1
方向性:松戸市内には、交通バリアフリー法の対象となる20駅15地区の交
通 結 節 点 が あ り 、日 常 生 活 に お い て 多 く の 市 民 が 利 用 し て い る 。こ れ ら
の 交 通 結 節 点 は 、高 齢 者 や 身 体 障 害 者 、ま た 、妊 産 婦 等 様 々 な 人 が 来 訪
2
する代表的な箇所である。
し た が っ て 、交 通 バ リ ア フ リ ー 法 に 基 づ き 重 点 整 備 地 区 を 選 定 し 、施 設
や 車 両 等 の バ リ ア フ リ ー 化 を 重 点 的 に 推 進 す る 。ま た 、利 用 の 円 滑 化 を
促 進 す る 情 報 提 供 施 設 は 、誰 に で も わ か り や す い 施 設 と な る よ う 配 慮 す
る。
3
交 通 バリアフリー基 本 構 想 における施 策 展 開 の方 向
駅構内、駅前広場等の交通結節点でのバリアフリー化
誰にでもわかりやすい情報提供施設(案内板・サイン等)の充実
4
誰もが利用しやすい鉄道やバスの車両のバリアフリー化
内
容:これまで松戸市は、駅のエスカレーターやエレベーターの設置に対し
て支援を目的に補助を実施して、バリアフリー化に努めてきた。
重点整備地区に位置付けられる地区の交通結節点では、公共交通事業
5
者、道路管理者等が連携することで、特定旅客施設(鉄道駅)と駅前
広場等とを一体的に整備し、連続したバリアフリー化を図る。
特定旅客施設内は、エレベーター、エスカレーター、スロープ等の段
差解消や車両とホームとの間隔解消等を図る。また、身体障害者の方
6
でも利用しやすい券売機や多目的トイレ、情報提供施設(案内板)等
移動円滑化のために必要な施設を整備する。
情報提供施設は、原則として誰もが理解し易いものでなくてはならな
い。
7
したがって、わかりやすい案内板やサイン等の提供を検討する。
これまで松戸市は、バス事業者がノンステップバスを導入する際に支
援を行い、車両のバリアフリー化に努めてきた。
ま た 、本 構 想 に よ り 重 点 整 備 地 区 は 、概 ね 1 km の 徒 歩 圏 を 対 象 と し た
8
が現状では幅員や勾配が支障となり、駅から目的となる施設まで徒歩
での移動が難しい施設もある。バス交通は、このような施設へのアク
セス方法として利便性も含め、重要な交通手段である。したがって、
今後も目標に向けてバス事業者への支援を継続して行っていく。公共
交通事業者は、誰もが利用しやすいように職員教育によるサービスの
資
向上を図っていく。
料
2-7
目標3 :快適な歩行空間の創出
方向性:住み慣れた地域で自立した生活が送れる社会を形成するため、快適に
過 ご せ る 歩 行 空 間 を 創 出 し 、都 市 機 能 を 実 感 で き る ま ち づ く り を 展 開 す
る 。特 に 、今 後 、高 齢 化 社 会 の 進 行 に 伴 い 、公 共 交 通 機 関 が 重 要 な 交 通
手 段 と な る こ と か ら 、鉄 道 駅 等 の 旅 客 施 設 か ら 目 的 の 施 設 ま で の 歩 行 空
間のバリアフリー化を推進する。
交 通 バリアフリー基 本 構 想 における施 策 展 開 の方 向
特定経路の移動円滑化の推進
歩行空間としてネットワーク化された経路の整備
特定経路における交通安全施設の整備・充実
内
容 :特 定 経 路 は 、歩 車 分 離 を 原 則 と し 、有 効 幅 員 の 確 保 の た め 電 柱 、標 識 、
信 号 、案 内 、掲 示 板 等 の 統 合 や 設 置 位 置 を 再 検 討 し 、移 動 円 滑 化 を 推 進
す る 。特 に 、交 差 点 部 に お い て は 、安 全 性 と 快 適 性 の 確 保 の た め 、段 差
解消や誘導用ブロックを敷設する。
また、例えば松戸地区のように、駅を中心とした徒歩圏内に目的とな
る主要施設が多い地区は、施設間の移動も考慮し、経路のネットワー
ク化を調整する。
交通安全施設については、高齢者、身体障害者等による道路の横断の
安全を確保するための機能を付加した信号機(音響信号等)の設置や
分かりやすく見やすい標識や道路標示への改良、歩行者動線の実態に
合わせた横断歩道の設置等を推進する。
2-8