HP Insight Dynamics 6.0 リリースノート - Hewlett Packard

HP Insight Dynamics 6.0 リリースノート
HP 部品番号: 5992-5043
2010 年 2 月
第2版
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UNIX は、The Open Group の登録商標です。
Java は、Sun Microsystems, Inc. の米国の登録商標です。
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標です。
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出版履歴
マニュアル部品番号 ソフトウェ
アのバー
ジョン
サポート対象オペレーティングシステム
マニュアルの 出版日付
エディション
5992-5043 (英語版:
5992-5042)
A.06.01.00
『HP Insight Software 6.0 サポートマトリック
ス』 を参照してください。
2
2010 年 2 月
5992-5042 (英語版の A.06.01.00
み)
『HP Insight Software 6.0 サポートマトリック
ス』を参照してください。
1
2010 年 2 月
原典
本書は、『HP Insight Dynamics 6.0 Release Notes』 (HP Part No. 5992-5042) を翻訳したものです。
納入後の保証について
•
当社で定めたシステム製品については出張修理を行い、その他の製品については当社にご返却いただいた上での引取り修理となります。
当社が定める地域以外における出張修理対象製品の修理は、保証期間中においても技術者派遣費が有料となります。
•
ソフトウェア製品の保証は上記にかかわらず、下記に定める範囲とさせていただきます。
•
ソフトウェア製品およびマニュアルは当社が供給した媒体物の破損、資料の落丁およびプログラムインストラクションが実行でき
ない場合のみ保証いたします。
•
•
•
バグおよび前記以外の問題の解決は、別に締結するソフトウェアサポート契約に基づいて実施されます。
次のような場合には、保証期間内でも修理が有料となります。
—
取扱説明書等に記載されている保証対象外部品の故障の場合。
—
当社が供給していないソフトウェア、ハードウェア、または補用品の使用による故障の場合。
—
お客様の不適当または不十分な保守による故障の場合。
—
当社が認めていない改造、酷使、誤使用または誤操作による故障の場合。
—
納入後の移設が不適切であったための故障または損傷の場合。
—
指定外の電源 (電圧、周波数) 使用または電源の異常による故障の場合。
—
当社が定めた設置場所基準に適合しない場所での使用、および設置場所の不適当な保守による故障の場合。
—
火災、地震、風水害、落雷、騒動、暴動、戦争行為、放射能汚染、およびその他天災地変等の不可抗力的事故による故障の場合。
当社で取り扱う製品は、ご需要先の特定目的に関する整合性の保証はいたしかねます。また、そこから生じる直接的、間接的損害に対
しても責任を負いかねます。
•
当社で取り扱う製品を組み込みあるいは転売される場合は、最終需要先における直接的、間接的損害に対しては責任を負いかねます。
•
製品の保守、修理用部品の供給期間は、その製品の製造中止後 5 年間とさせていただきます。
本製品の修理については取扱説明書に記載されている最寄の事業所へお問い合わせください。
目次
1 拡張..................................................................................................................................7
説明.........................................................................................................................................................7
HP Insight Dynamics 6.0 ソフトウェアの新機能...................................................................................8
2 インストール、構成、およびライセンス...............................................................15
ダウンロード可能な最新バージョン....................................................................................................15
ライセンスをインストールする前のオンラインヘルプへのアクセス.................................................15
ソフトウェアをアップグレードする前の既存 CMS 構成のバックアップ...........................................16
ユーザーエクスペリエンスとアプリケーションパフォーマンス........................................................16
インストール後の構成..........................................................................................................................16
OpenSSH がインストールされていない Microsoft Windows サーバーの管理...................................17
Microsoft Windows Server 2008 Hyper-V システムを適切に管理するために必要なアップデー
ト...........................................................................................................................................................17
エイリアスが DHCP によって割り当てられている場合の Microsoft Hyper-V (または任意の MSCS)
クラスターの管理.................................................................................................................................18
その他のソフトウェア依存関係...........................................................................................................18
3 問題および推奨される操作.......................................................................................19
HP Insight Dynamics ソフトウェア.....................................................................................................19
Application Discovery..........................................................................................................................20
Capacity Advisor .................................................................................................................................20
HP Insight Orchestration......................................................................................................................21
HP Integrity VM Manager....................................................................................................................27
HP Storage Provisioning Manager.......................................................................................................27
Insight Managed System Setup Wizard...............................................................................................29
Instant Capacity Manager.....................................................................................................................31
論理サーバー管理.................................................................................................................................31
Process Resource Manager ...................................................................................................................36
4 サポートおよび他のリソース...................................................................................37
当社への連絡.........................................................................................................................................37
関連情報................................................................................................................................................39
目次
5
表目次
1-1
6
HP Insight Dynamics スイートライセンス....................................................................................8
表目次
第1章 拡張
説明
HP Insight Dynamics スイートは、物理リソースと仮想リソースの両方を同じ方法で分析およ
び最適化できる、高度なインフラストラクチャ管理ソフトウェアです。HP Insight Dynamics
で提供される強力なツールキットによって、複雑なテクノロジープロジェクトにかかる時間が
短縮され、日常的な操作が単純化されます。キャパシティと電力の継続したプランニング、イ
ンフラストラクチャの一貫したプロビジョニング、物理リソースと仮想リソース間のバランス
を実現できます。また、大規模なアプリケーションセットではコスト効率のよい高可用性が可
能になります。
HP Insight Dynamics for ProLiant、HP Insight Dynamics for non-HP servers、および HP
Insight Dynamics - VSE for Integrity は設計レベルで統合されているため、個別の機能を合わ
せた以上の性能を提供します。HP Insight Dynamics は、世界的に広く普及しているプラット
フォーム管理ツールである HP Insight Control や HP Systems Insight Manager (HP SIM) のよ
うな実績のある HP テクノロジーをベースとしています。HP Insight Dynamics は、HP Virtual
Connect を利用して物理環境を柔軟に仮想化できます。
HP Insight Dynamics for non-HP servers には、キャパシティプランニング、高度な仮想化、
論理サーバー管理、Insight Orchestration 機能 (自動設計およびプロビジョニング) が含まれま
す。HP Insight Dynamics for ProLiant には、これらの機能に加えて、高度な電力管理、パ
フォーマンス管理、サーバーデプロイメントのための HP Insight Control が含まれます。ま
た、HP Insight Dynamics for ProLiant には、ディザスタリカバリ機能のための Insight Recovery
が含まれます。さらに、HP Virtual Connect テクノロジーを使用して高度な仮想化管理が HP
サーバーブレードにも拡張されます。
HP Insight Dynamics - VSE for Integrity を HP Systems Insight Manager と統合すると、仮想
環境の集中管理が実現できます。HP Insight Dynamics のコンポーネントはシステムおよびア
プリケーションの管理作業のプランニングと自動化を支援します。これを使って業務の優先度
と SLO (サービスレベル目標) に応じて自動的に拡大縮小する仮想サーバーを作成することで、
サーバー使用率の最適化をリアルタイムに実現できます。また性能を犠牲にすることなく複数
のアプリケーションを単一サーバーに集約したり、クラスター群を単一エンティティとして管
理することができます。
HP Insight Dynamics スイートライセンス
次の表に示すように、管理対象のシステムのタイプの違いに合わせて、HP Insight Dynamics
スイートライセンスが用意されています。ソフトウェアは、Systems Insight Manager を実行
する中央管理サーバー (CMS) にインストールされます。Systems Insight Manager は、ブラウ
ザーベースのユーザーインターフェイスを提供します。1 台の CMS で、各種タイプのシステ
ムを管理できます。購入するスイートのライセンスの数や種類とは関係なく、ソフトウェア自
体は CMS に 1 度だけインストールします。
説明
7
表 1-1 HP Insight Dynamics スイートライセンス
スイートライセンス
HP Insight Dynamics suite for
ProLiant
HP Insight Dynamics suite for
non-HP servers
サポートされる管理対象システム
CMS プラットフォーム
• Microsoft Windows または Linux
を実行する HP ProLiant サーバー
• Microsoft Windows または Linux
を実行する HP BladeSystem
c-Class ProLiant サーバーブレー
ド
• HP ProLiant ホスト上の VMware • Microsoft Windows を実行する HP
ProLiant サーバー
ESX、VMware ESXi または
Microsoft Hyper-V で稼働する、 • Microsoft Windows を実行する HP
BladeSystem c-Class ProLiant サー
Microsoft Windows または Linux
バーブレード
を実行する仮想マシンおよび VM
ホスト
• HP ProLiant または一部の非 HP 製
ホスト上の VMware ESX または
• 一部の非 HP 製ホスト上の
Microsoft Hyper-V で稼働する、
VMware ESX、VMware ESXi ま
Microsoft Windows を実行する仮
たは Microsoft Hyper-V で稼働す
想マシン
る、Microsoft Windows または
Linux を実行する仮想マシンおよ
び VM ホスト
• Microsoft Windows または Linux
を実行する一部の非 HP 製サー
バー
• HP-UX、HP OpenVMS、Integrity
Linux、または Microsoft
Windows for Integrity を実行する
HP Integrity サーバー
• HP-UX、HP OpenVMS、Integrity
Linux、または Microsoft
Windows for Integrity を実行する
HP Insight Dynamics - VSE suite for
HP Integrity サーバーブレード
Integrity
• HP-UX、Integrity Linux、または
Microsoft Windows for Integrity
を実行する nPartitions
• HP Integrity Virtual Machines 環
境で稼働する仮想マシン
• vPars モニターで稼働する仮想
パーティション
• Microsoft Windows を実行する HP
ProLiant サーバー
• Microsoft Windows を実行する HP
BladeSystem c-Class ProLiant サー
バーブレード
• HP ProLiant または一部の非 HP 製
ホスト上の VMware ESX または
Microsoft Hyper-V で稼働する、
Microsoft Windows を実行する仮
想マシン
• HP-UX を実行する HP Integrity
サーバー
• HP-UX を実行する HP Integrity
サーバーブレード
• HP Integrity Virtual Machines 環境
で実行される HP-UX 仮想マシン
重要: このテーブルは、内容を大まかにまとめたものです。サポートされるハードウェア構
成およびソフトウェア構成についての具体的な情報は、http://www.hp.com/go/
insightcontrol-manuals の『HP Insight Software 6.0 サポートマトリックス』に記載されていま
す。
HP Insight Dynamics 6.0 ソフトウェアの新機能
HP Insight Dynamics 6.0 ソフトウェアでは、プラットフォームサポートが拡張され、強力な新
機能が提供されます。
ここでは、このリリースで利用可能な新機能を、HP Insight Dynamics の機能ごとにまとめて
示しています。
•
Insight Managed System Setup Wizard
Insight Managed System Setup Wizard はこのリリースの新機能です。これにより、多く
の Insight Software コンポーネントのシステム構成が容易になります。特に、このウィザー
ドは HP Insight Dynamics の構成に使用します。また、HP Insight Control と Systems
Insight Manager の機能の構成にも使用することができます。
8
拡張
Insight Managed System Setup Wizard が正常に完了すれば、指定した管理機能が選択し
たシステムに構成されます。
管理対象システムは、以下のように設定されます。
— 管理機能を有効にするために必要なすべてのエージェントが設定されます。
— 必要に応じてソフトウェアライセンスが適用されます。
— その他の構成手順が完了します。
このウィザードは、システムの構成や管理機能を変更するために必要に応じていつでも実
行できます。
•
スケーラビリティ
— CMS: x64 ビット 24G (以降) およびリモートデータベース (4 コア 16G 以降)
— 管理対象システム: 1500
— 同時ユーザー: 一般的な操作を実行する 15 名の同時ユーザーと 1 つの管理タスク
— 仮想マシン: 70 の VM ホスト (1 ホストでサポートされるゲスト数の詳細は VMware
技術マニュアル を参照)
— 監視: 2000 の監視対象ノードを同時に分析
— ディザスタリカバリ: 250 の論理サーバーのフェイルオーバーをサポート
— 論理サーバー: 1500 の管理対象ノード (1 論理サーバーごとに 60 オーバーラッププロ
ビジョン、5 論理サーバーごとに 6 オーバーラッププロビジョン)
— Capacity Advisor: 1500 の管理対象システムのキャパシティプランニングデータを収
集
◦
500 ワークロードの自動推奨は 15 分未満
◦
150 システムの詳細レポートは 15 分未満
◦
1000 システムの要約レポートは 10 分未満
•
インストール
HP Insight Dynamics 6.0 インストーラーおよび vseinitconfig では、64 ビット CMS
と 32 ビット CMS がサポートされます。
エージェントのインストールは、新しい Insight Managed System Setup Wizard を使用し
て実行します。エージェントのインストールのためのメニューオプションは削除されまし
た。
HP Insight Dynamics ソフトウェアで使用されるオープンソースコード (GPL および LGPL
ライセンス) は、Insight Software DVD に zip 形式で格納されています。詳細は、http://
www.hp.com/go/insightsoftware/docs の『HP Insight Software 6.0 Release Notes』を参照
してください。
•
Application Discovery
Application Discovery は、ネットワーク内のアプリケーションの棚卸しを行います。これ
を使用するとアプリケーションアクティビティを集中監視することができます。Application
Discovery を HP Insight Virtualization Manager ソフトウェアと組み合わせて使うと、実
行中のプロセスを、ワークロードに追加することのできるアプリケーションにグループ化
できます。これにより、さらに包括的なリソース管理が可能になります。Application
Discovery は HP-UX CMS で稼働します。このリリースではスケーラビリティが向上し、
不具合が修正されています。
•
HP Insight Capacity Advisor ソフトウェア
Capacity Advisor は、サーバーリソースの使用率を最大化するために、仮想サーバー環境
全体でのワークロードの最適化に必要な変更を先取りするための、キャパシティ分析とプ
ランニングを行うソフトウェアです。このリリースの新機能は次のとおりです。
— エージェントまたはプロバイダーをインストールせずに Linux スタンドアロン x86/x64
サーバーから使用率データを収集する機能。ただし、Integrity システムでの自動電力
較正のために Utilization Provider は引き続き必要です。
HP Insight Dynamics 6.0 ソフトウェアの新機能
9
—
—
—
—
—
•
いくつかの新しいレポートにメトリックが追加されています。VM ホストおよびスタ
ンドアロンサーバー上のリソースのコスト割り当て、ピーク消費量、サーバー数、コ
ンソリデーション候補などです。
ほとんどのレポートを Excel CSV ファイルとしてエクスポートできる機能。
VMware DRS クラスターの認識、モデル化、その他の説明を行う機能。VMware ク
ラスターを 1 つのエンティティとして扱います。
モデル化をより正確に行うためのシナリオでシステムまたはワークロードを移動する
際に、業界標準ベンチマークを使用して CPU データを測定します。
シナリオを作成するための拡張ウィザード。
HP Insight Global Workload Manager (gWLM) ソフトウェア
gWLM は、共有コンピューティング環境内のワークロードのパフォーマンスとリソース使
用率の両方を改善します。gWLM では、nPartitions、仮想パーティション、仮想マシン、
pset、または fss グループでパーティション構成されているサーバーに対して、以下のタ
スクを実行できます。
—
—
—
各アプリケーションの監視
各アプリケーションに必要な CPU リソースの判断
最も必要度が高いパーティションに CPU リソースを自動的に移行。この移行処理に
より、要求のピーク時にアプリケーションで使用可能なリソース量が増え、アプリ
ケーションのパフォーマンスが改善されます。さらに、アイドル状態のリソースを実
行中のアプリケーションに移行させることでプロセッサーの使用率も向上します。
このリリースでは高機能のレポート作成ウィザードが提供され、不具合が修正されていま
す。
•
HP Insight Orchestration ソフトウェア
HP Insight Orchestration (Insight Dynamics infrastructure orchestration とも呼ばれる) は、
HP Insight Dynamics for ProLiant および HP Insight Dynamics for non-HP servers に含ま
れています。Insight Orchestration では、セルフサービスポータルを使用して、共有リソー
スプールのインフラストラクチャサービスの迅速なプロビジョニングおよび目的変更を行
うことができます。Insight Orchestration は、テンプレートを使った高度な設計やプロビ
ジョニング、および HP インフラストラクチャテクノロジーに基づいて構築されたマルチ
ノード、マルチティアのインフラストラクチャサービスの継続的操作を提供します。Insight
Orchestration は x86/x64 Windows CMS で稼働します。このリリースの新機能は次のとお
りです。
— Ignite-UX および HP Server Automation デプロイメントサーバーとの統合 (オプショ
ン)
— HP-UX 11i 対応 Integrity ブレードの自動プロビジョニング
— プログラミング可能な API およびスクリプト対応コマンドラインによる自動化
— 拡張されたリソースカレンダービュー、ダッシュボード、管理対象システムに対する
コンソールウィンドウの起動
— VMware ESX 4.x および Microsoft Windows Server 2008 Hyper-V 仮想マシンでのリ
ンククローンのサポート
— VMware ESX テンプレートを使った仮想マシンのプロビジョニング – VMware ESX 用
の Insight Control 仮想マシンテンプレートは不要
— 特定のテンプレートに対するユーザーアクセスの管理
— ストレージプールの構成とプロビジョニングの向上
— HP Insight Orchestration コンポーネントのインストールと構成の問題の ioassist
によるトラブルシューティング
— サーバーでのローカルディスク (直接接続ストレージ) のサポート
— サーバーの電源とブート (リブート) の制御
— サービスリース終了時の動作の構成
— サーバーグループのブート順序
10
拡張
—
—
—
•
VMware vSphere 4 のサポート
非 HP 製サーバーのサポート: Dell および IBM 上の VM ホスト
Windows 64 ビット CMS のサポート
HP Insight Recovery ソフトウェア
HP Insight Recovery (Insight Dynamics Recovery Management とも呼ばれる) は、HP
Insight Dynamics for ProLiant に含まれています。Insight Recovery では、論理サーバー
のディザスタリカバリソリューションが提供されます。また、HP Insight Dynamics の共
通管理インターフェイスが、物理サーバーまたは仮想サーバーで稼働している論理サー
バーのディザスタリカバリの分野まで拡張されます。Insight Recovery は x86/x64 Windows
CMS で稼働します。このリリースの新機能は次のとおりです。
—
—
—
—
•
XP 非同期モードを使用して長距離に対応する HP StorageWorks XP ストレージのサ
ポート
1 リカバリグループでの複数の論理サーバーのサポート
VMware vSphere 4.0
テクノロジープレビュー: Microsoft Windows Server 2008 Hyper-V および Microsoft
Windows Server 2008 Hyper-V R2 (非クラスター)
HP Insight Virtualization Manager ソフトウェア
Virtualization Manager では、仮想サーバー環境のシステムとワークロードをビジュアル
化するためのグラフィックフレームワークが提供されます。システムの階層関係とシステ
ムの現在の使用率メトリックを 1 つの画面で見ることができます。このリリースの新機能
は次のとおりです。
— VMware vSphere 4、Microsoft Hyper-V 2008、Microsoft Hyper-V Server 2008 R2 の
サポート
— SLES 11 x86 スタンドアロンサーバーのサポート
— ソケットベースライセンス、Dell および IBM の非 HP 製サーバーでの HP Insight
Dynamics ソフトウェアのライセンス
HP Insight Dynamics では、サポート対象のオペレーティング環境を実行している、
Dell (2000、6000、r800、r900) および IBM eServer e300 シリーズ、x300 および x3000
シリーズ、Blade HS および LS サーバーの x86 管理対象システムをサポートしていま
す。
—
—
•
操作を実行するためにユーザーを「root」ステータスに昇格させるが、監査目的で実
際のユーザー名を使用する機能
メーターに関するエラーメッセージの改善、ブレードのベイ番号の表示、エンクロー
ジャー内のブレードのソート、詳細情報のポップアップを含むハードウェアステータ
スアイコンの拡張など、[ビジュアル化] タブの新機能
HP Instant Capacity Manager
Instant Capacity (iCAP) Manager は、Instant Capacity 環境を監視するのに使用できる Web
ベースのインターフェイスです。iCAP Manager では、使用できる Instant Capacity リソー
スの概要を説明したホームページ、グループマネージャーについての詳細を説明する Global
Instant Capacity グループマネージャーのページ、および GiCAP グループ、iCAP コンプ
レックス、およびホストに関する詳細ページがあります。
•
テクノロジープレビュー: HP Storage Provisioning Manager (SPM)
HP Insight Dynamics 6.0 には、HP Storage Provisioning Manager (SPM) のテクノロジー
プレビューバージョンが含まれます。SPM は、Insight Dynamics ソフトウェア環境でスト
レージプロビジョニングを管理するオプションツールです。この SPM の初期リリースは、
EVA ストレージをサポートしており、テクノロジープレビューとして非本番稼働構成での
アーリアクセス使用を目的としています。サービス中心のセキュアな管理インターフェイ
スがストレージに提供されます。ストレージリクエストをストレージカタログの使用可能
HP Insight Dynamics 6.0 ソフトウェアの新機能
11
なストレージサービスによって処理することができ、ストレージアレイとの直接のイン
ターフェイスによりストレージ管理タスクをセキュアに自動化できます。
SPM は、その他のストレージデバイスや幅広い本番稼働使用事例をサポートするように今
後のリリースで拡張される予定です。
SPM テクノロジープレビューの詳細は、[email protected] (英語) に電子メール
で問い合わせてください。
•
Integrity Virtual Machines Manager
HP Integrity Virtual Machines Manager (VM Manager) は、Integrity VM リソースを管理
するためにブラウザーから使用できる GUI です。VM Manager では、仮想マシンを作成、
構成、評価し、VM ホストレベルでデータおよびリソースを監視、評価することができま
す。VM ホストのすべての仮想マシンと割り当てられたリソースを表示でき、特定の仮想
マシンまたは仮想スイッチに割り当てられたすべてのリソースを表示できます。たとえ
ば、VM Manager は、ネットワークおよびストレージデバイスの仮想から物理への対応の
グラフィカルビューが用意されているので、リソース使用率情報を含めた、I/O データを
表示できます。VM Manager は、Integrity VM リソースについての情報を、VM ホスト上
にインストールされている Web-Based Enterprise Management (WBEM) プロバイダーを
介して入手します。
VM Manager 4.1 はこのリリースの Insight Dynamics - VSE for Integrity に含まれており、
HP-UX CMS で稼働します。このリリースの新機能は次のとおりです。
—
—
—
—
—
•
HP Integrity VM バージョン 4.1 のサポート (引き続きサポートされている旧バージョ
ンの Integrity VM のサポートに追加)。
仮想マシンの移行 (オンラインおよびオフライン) の開始とそのステータスの監視のサ
ポート。仮想マシンのオンライン移行により、稼働中の仮想マシンをサービスを中断
することなくそのゲストオペレーティングシステム (OS) ならびにアプリケーション
とともに別の VM ホストに移動できます。サービスはそのまま使用でき、OS のリブー
トやアプリケーションの再起動も不要です。
HP Serviceguard の拡張サポート。VM Manager の特定のタブに、仮想マシンが HP
Serviceguard パッケージとして参加しているかどうかが表示されます。また、カーソ
ルを重ねると表示されるテキストには、アクティブに仮想マシン (Serviceguard ゲス
トパッケージ) を管理している VM ホストが表示されます。仮想マシンが Serviceguard
パッケージとして構成されている場合、VM Manager では、Integrity VM マルチサー
バー環境 (MSE) グループの名前が表示されます。複数の Integrity VM サーバーが
Serviceguard クラスターとしても構成されている場合、このグループが必要です。
Serviceguard パッケージとして構成されている仮想マシンは、Integrity VM MSE 内
の別のノードに自動的にフェイルオーバーされます。
仮想マシンからのネットワークまたはストレージデバイスの削除のサポート。
VM Manager は、HP Serviceguard パッケージとして構成されている仮想マシンを起
動、再起動、停止、および削除できるようになりました。VM Manager は、仮想マシ
ンが Serviceguard によって制御されているかどうかを検出する機能を使用したあと、
適切な Serviceguard コマンドを実行してこれらの操作を行います。
論理サーバー管理
HP Insight Dynamics for ProLiant および HP Insight Dynamics for non-HP servers に含ま
れる論理サーバーは、Virtualization Manager で管理されます。使用開始されると、ハイ
パーバイザーベースのソフトウェアを使用して仮想マシンの作成に適用されます。また
は、HP Virtual Connect テクノロジーを使用してベアメタルサーバーブレードに適用され
ます。論理サーバーは、強化されたテクノロジーサポートと使いやすい機能を提供するよ
12
拡張
うにこのリリースで拡張されています。Virtualization Manager の論理サーバー機能は
x86/x64 Windows CMS で稼働します。
—
テクノロジーサポートの拡張
◦
HP Integrity Virtual Machines 4.1 PK3: HP Integrity VM 論理サーバーのインポー
ト、ライブ移動、管理解除、電源オン/オフ。(Integrity VM 論理サーバーの他の
操作はこのリリースではサポートされません)
◦
ハイパーバイザー: VMware vSphere 4.0 および Microsoft Windows Server 2008
R2 Hyper-V
◦
BL2x220c マルチサーバーブレード
◦
テクノロジープレビュー: HP Storage Provisioning Manager (SPM) と SAN スト
レージの統合
—
Virtual Connect の新機能:
◦
マルチイニシエーター NPIV マルチブート
◦
Flex-10 (帯域の分割)
◦
VLAN トランキング。単一のネットワークリンク経由で複数の仮想ネットワーク
を送信できるようにします。
◦
複数のエンクロージャーがあるドメイン
◦
8Gb ファイバーチャネル
—
静的 (移植不能) な論理サーバーのサポート:
◦
ストレージがローカルディスクを使用するように構成されている、Virtual Connect
を実装しているサーバー上の論理サーバー
◦
OO (HP Operations Orchestration software) ワークフローを使用する DL 型物理
サーバーおよび非 HP 製物理サーバー上の論理サーバー
OO (HP Operations Orchestration software) ワークフローを使用して、DL 型サー
バーや非 HP 製サーバー上で論理サーバーを表示、使用開始、使用停止、削除、
管理解除したり、電源のオン/オフを切り替えたりすることができます (このリ
リースでは、作成、インポート、変更、移動などの操作は行えません)。
•
Partition Manager
Partition Manager は、HP サーバーシステム上の nPartitions を構成および管理する便利な
グラフィカルユーザーインターフェイス (GUI) をシステム管理者に提供します。Partition
Manager を使用すると、コマンドとパラメーターを覚えなくても構成タスクを実行できま
す。グラフィック表示の中から nPartitions、セル、I/O シャーシ、または他のコンポーネ
ントを選択し、次にメニューからアクションを選択します。
•
Virtual Server Environment Configuration Assistant (vseassist)
vseassist は、HP Insight Dynamics コンポーネントのインストールや構成の問題をトラ
ブルシューティングするときに役立ちます。このリリースの新機能は次のとおりです。
—
—
—
—
—
—
—
CMS の時刻と管理対象システムの時刻の差をチェックします。
Integrity VM と VM Provider のバージョンの競合をチェックします。
ESX と PSP のバージョンの競合および ESX アップデートをチェックします。
エージェントレスデータ収集構成をチェックします。
HP Insight Orchestration が構成されたときに、ioassist コマンドを CMS で使用し
て HP Insight Orchestration 関連のチェックを実行します。
管理対象システムで使用できるときに、wbemassist コマンドを使用して HP WBEM
Services 関連のチェックを実行します。
「SSH ポートチェック」は、Systems Insight Manager で構成されている非標準 SSH
ポート (22 以外) をサポートします。
HP Insight Dynamics 6.0 ソフトウェアの新機能
13
14
第2章 インストール、構成、およびライセンス
Microsoft Windows を実行している HP ProLiant および非 HP 製サーバーにおけるシステム要
件とインストール手順については、『HP Insight Software 6.0 インストール/コンフィギュレー
ションガイド』を参照してください。
HP-UX を実行している CMS におけるシステム要件とインストール手順については、『HP
Insight Dynamics - VSE 6.0: Integrity CMS インストール/構成ガイド』を参照してください。
これらのマニュアルおよび HP Insight Dynamics ソフトウェアのその他のマニュアルは、http://
www.hp.com/go/insightdynamics-manuals あるいは http://www.hp.com/go/
insightsoftware-manuals にあります。
重要: 以前のバージョンのソフトウェア (VSE Management Software 4.*) ですでに有効にされ
ていた Integrity トライアルライセンスは、現在のリリースにアップグレードするときに引き継
がれません。古い Integrity トライアルライセンスが適用されていた管理対象システムは、アッ
プグレード後はライセンスなしの状態になります。新しいトライアルライセンスを再度システ
ムに適用するには、Insight Managed System Setup Wizard、または vselicense コマンドを
使用します。
個々の構成に必要となる可能性がある、このリリースに含まれていない付加的なソフトウェア
については、「その他のソフトウェア依存関係」 (18 ページ) を参照してください。
ダウンロード可能な最新バージョン
HP Insight Dynamics - VSE for Integrity
HP Insight Dynamics - VSE for Integrity の最新バージョンは HP からダウンロードできます。
VSE-OE または DC-OE オペレーティング環境からバージョン A.6.0.0 をインストールする前
に、次の Web サイトで最新バージョンを調べます。
https://h20392.www2.hp.com/portal/swdepot/displayProductInfo.do?productNumber=vse
最新バージョンのソフトウェアをインストールすることをお勧めします。
HP Insight Dynamics for ProLiant および HP Insight Dynamics for non-HP
servers
HP Insight Dynamics for ProLiant および HP Insight Dynamics for non-HP servers の最新バー
ジョンは次の Web サイトにあります。
https://h20392.www2.hp.com/portal/swdepot/displayProductInfo.do?productNumber=HPID
ライセンスをインストールする前のオンラインヘルプへのアクセス
ライセンスを CMS にインストールする前に、以下の手順を実行して HP Insight Dynamics オ
ンラインヘルプにアクセスできます。
1.
2.
トップメニューから[ヘルプ]→[HP Systems Insight Manager のヘルプ] を選択します。
ブラウザーのアドレスバー (有効になっている場合) で、次の 1 行目の URL を 2 行目の
URL に変更します。
https://{CMS-FQDN}:50000/mxhelp/mxportal/ja/help-welcome.html
https://{CMS-FQDN}:50000/mxhelp/vsemgmt/ja/licenses.html
3.
{CMS-FQDN} は、CMS の完全修飾ドメイン名です。
Enter キーを押すと、HP Insight Dynamics ライセンス管理トピックが表示されます。ここ
で、HP Insight Dynamics スイート全体に対応するヘルプトピックから任意のトピックを
選択できます。HP Insight Dynamics の各コンポーネント固有のヘルプについては、[関連
ダウンロード可能な最新バージョン
15
情報] トピックを選択し、[関連製品のヘルプ] セクションでいずれかのリンクを選択しま
す。
ソフトウェアをアップグレードする前の既存 CMS 構成のバックアップ
アップグレードのプロセスを行うと、元に戻すことはできません。HP Insight Software 6.0 へ
のアップグレードをいったん開始してから、完了しないことを決めた場合、CMS をアップグ
レード前の状態にリストアするために 6.0 以前の環境のバックアップコピーが必要になります。
ソフトウェアをアップグレードする前に環境のバックアップを作成することをお勧めします。
詳しいバックアップとリストアの手順については、http://www.hp.com/go/
insightsoftware-manuals にある『HP Insight Software 6.0 インストール/コンフィギュレーショ
ンガイド』を参照してください。
重要: アップグレードプロセスが正常に終了した後にも、深刻な障害が発生した際に正常時
の状態に環境をリストアできるように、アップグレード済み 6.0 構成のバックアップを実行す
る必要があります。これは、管理対象リソースが 6.0 CMS で変更されていても、CMS をバッ
クアップからリストアする必要が生じた場合に管理対象リソースを引き続き管理できるように
するために必要です。
HP Insight Software DVD 6.0 Windows CMS のバックアップ手順については、http://
www.hp.com/go/insightsoftware/docs にある『Backing up and Restoring HP Insight Software
v6.0 Central Management System (Windows)』ホワイトペーパーを参照してください。
ユーザーエクスペリエンスとアプリケーションパフォーマンス
HP Insight Dynamics は Web クライアントサーバーテクノロジーに基づいています。パフォー
マンスの感じ方は、中央管理サーバーの稼働状況、ネットワークの輻輳および遅延時間、クラ
イアント側の装置やブラウザーなど、多くの外部要因から影響を受けます。
多様なサーバー環境において複数のブラウザーの下で最高のユーザーエクスペリエンスを実現
するために、パフォーマンスと機能のバランスを取るための工夫がデフォルト設定に加えられ
ています。このようなデフォルト設定の変更により、アプリケーションのレスポンスに逆効果
が生じることがあります。ブラウザーによっては特に顕著になります。たとえば、Internet
Explorer 7 および 8 では大規模な環境で発生する可能性のあるメモリの問題が知られています。
ユーザーエクスペリエンスを向上し、最新のセキュリティ脅威から環境を守るために、選択す
るブラウザーに関係なく最新のリリースとアップデートを使用することをお勧めします。
インストール後の構成
Microsoft Windows を実行している HP ProLiant および非 HP 製サーバーにおけるインストー
ル後の構成の手順については、『HP Insight Software 6.0 インストール/コンフィギュレーショ
ンガイド』を参照してください。
HP-UX を実行している CMS におけるインストール後の構成の手順については、『HP Insight
Dynamics - VSE 6.0: Integrity CMS インストール/構成ガイド』を参照してください。
エージェントレス収集が構成されている x86/x64 システムからの Utilization
Provider のアンインストール
以前のインストールをアップグレードする場合 (または既存の管理対象システムを再構成する
場合)、x86/x64 システムでは Utilization Provider が不要になります。これらのシステムでは
Utilization Provider をアンインストールすることをお勧めします。
Utilization Provider はいつでもアンインストールできます。アップグレードまたは再構成の前
にアンインストールする必要はありません。Utilization Provider をインストールしたままで使
用しないと、Insight Managed System Setup Wizard によって警告メッセージが発行されます。
この推奨事項は以下のシステムに適用されます。
• Utilization Provider が前にインストールされていた x86/x64 Linux システム
16
インストール、構成、およびライセンス
•
Utilization Provider が前にインストールされていた x86/x64 Windows システム
注記: Integrity システムでは、Utilization Provider をそのままにしておく、つまりインストー
ルしておく必要があります (Utilization Provider がサポートされていない SUSE 11 は除く)。
Integrity システムでの Utilization Provider のインストール
Insight Dynamics 6.0 ソフトウェアは、Windows システムや Linux システムからの使用率デー
タの収集に Utilization Provider を使用しませんが、以下の機能を使用するために Utilization
Provider を Integrity システムにインストールすることができます。
•
•
Integrity システムでの Insight Dynamics の自動電力較正
Integrity システムでの Insight Power Manager からの CPU 使用率の表示
Utilization Provider は以下の OS ディストリビューションに含まれています。
•
•
•
HP-UX
Integrity Windows
Integrity Linux (SUSE 11 以外)
または、HP Web サイトから Utilization Provider をダウンロードできます。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
http://www.hp.com にアクセスします。
[Support & Drivers] をクリックします。
[Step 1] の下で [Download drivers and software (and firmware)] を選択します。
[Step 2] の下で、サーバーモデル番号を入力し、[Go] をクリックします。
ご使用のオペレーティングシステムを示すリンクをクリックします。
Windows の場合は、HP WMI Utilization Provider をダウンロードします。
Linux の場合は、HP Integrity Essentials Foundation Pack for Linux - Smart Setup CD をダ
ウンロードします。
Utilization Provider for HP-UX は、Insight Managed System Setup Wizard を使用してアップ
デートされます。
OpenSSH がインストールされていない Microsoft Windows サーバーの
管理
製品マニュアルでは OpenSSH が必須であると記載されていますが、HP Insight Dynamics で
は OpenSSH を実行していない Microsoft Windows 環境がサポートされます。ただし、OpenSSH
がない Microsoft Windows システムの場合、エージェントのインストールとトラブルシュー
ティングにいくつかの制限があります。
OpenSSH を実行していない Microsoft Windows システムで HP Insight Dynamics を使用する
方法の詳細は、次の Web サイトで入手できる『HP Insight Dynamics 6.0 software without
OpenSSH on HP ProLiant and Integrity Servers Running Microsoft Windows』ホワイトペー
パーを参照してください。
http://www.hp.com/go/insightdynamics/docs
Microsoft Windows Server 2008 Hyper-V システムを適切に管理するた
めに必要なアップデート
Microsoft Windows Server 2008 Hyper-V システムを管理するためには Microsoft のパッチがい
くつか必要です。これらのアップデートを Hyper-V ホストにインストールする必要がありま
す。ホストにアップデートをインストールした後、アップデートしたホストから各 VM ゲスト
に Hyper-V Integration Services をインストールまたはアップデートします (念のためにこのよ
うにします – すべてのパッチがゲスト上の Integration Services に影響するわけではありませ
ん)。
OpenSSH がインストールされていない Microsoft Windows サーバーの管理
17
詳細は、『Managing Microsoft Windows Server 2008 Hyper-V with HP Insight Dynamics』 テ
クノロジー概要を参照してください。
Microsoft Windows Server 2008 R2 Hyper-V では以下のパッチが必要です。
•
多数の同時仮想マシン操作が行われるホストサーバーでのハング: http://
support.microsoft.com/kb/980081
Microsoft Windows Server 2008 Hyper-V では以下のパッチが必要です。
•
•
•
•
•
•
Windows Server 2008 での Perflib メモリリークの修正: http://support.microsoft.com/kb/
961730
Hyper-V RTM アップデート: http://support.microsoft.com/kb/950050
バックアップジョブで使用されない Hyper-V VSS ライター: http://support.microsoft.com/
kb/956697
フェイルオーバークラスタリングのアップデート: http://support.microsoft.com/kb/951308
ディスクパフォーマンスカウンターのパッチ: http://support.microsoft.com/kb/956589
論理プロセッサー数の増加: http://support.microsoft.com/kb/956710
エイリアスが DHCP によって割り当てられている場合の Microsoft
Hyper-V (または任意の MSCS) クラスターの管理
Windows Server 2008 Failover Clusters では、クラスターエイリアスが DHCP を使用して割り
当てられている場合、DNS 内のクラスターエイリアスの PTR (逆引き) レコードが正しくなく
なり、クラスターが Systems Insight Manager で誤って検出される原因になります。
この問題を修正するには、クラスターオブジェクトを Systems Insight Manager から削除し、
Microsoft のナレッジベースアーティクル (http://support.microsoft.com/kb/969049 ) の手順を
実行してクラスター DNS の動作を変更し、その後、Systems Insight Manager でクラスターを
再検出します。
その他のソフトウェア依存関係
HP Insight Dynamics - VSE for Integrity ソフトウェアに関連するその他の依存関係は次のとお
りです。
• Instant Capacity Manager を使用するには、HP-UX 管理対象システムに iCAP バージョン
8.02 以降がインストールされている必要があります。
• HP Insight Dynamics - VSE for Integrity では、Microsoft SQL Server での複数のデータ
ベースインスタンスのホストがサポートされます。システムに複数の SQL Server データ
ベースインスタンスをセットアップする方法は、Microsoft SQL Server のマニュアルを参
照してください。
18
インストール、構成、およびライセンス
第3章 問題および推奨される操作
このリリースの問題および制限事項は以下のとおりです。HP Insight Dynamics の機能ごとに
まとめて示しています。以下のカテゴリが使用されます。
制限事項
実装された機能の制限事項。
重大な問題
機能性や有用性に大きな影響を与える可能性がある問題。
軽微な問題
機能性または有用性に大きな影響はないが注目すべき問題。
HP Insight Dynamics ソフトウェア
制限事項
リモート Microsoft SQL Server データベースを含む Insight Dynamics を構成する
SQL Server データベースに接続するために Insight Dynamics によって Windows シングルサイ
ンオンが使用されるため、コマンドまたはサービスを実行するユーザーアカウントに関連する
認証情報がこのリモートデータベースに接続するために使用されます。このため、データベー
スにアクセスする Insight Dynamics ソフトウェアの実行に使用されるユーザーアカウントは、
以下の条件を満たす必要があります。
•
•
インストール時に CMS アクセスとデータベースアクセスのために指定されるユーザー認
証情報が同じであることが必要です。また、CMS とデータベースシステムの両方で使用
可能な信頼されるドメイン認証情報であることが必要です。
データベースアクセスに関してインストール時に指定されるユーザー認証情報には、デー
タベースのアクセスパーミッションが必要です。
ドメインユーザーではないユーザーとして、またはリモートデータベースのデータベースアク
セスパーミッションを持たないユーザーとして CLI コマンドを実行すると、データベースアク
セスが必要な CLI コマンドは失敗します。
重大な問題
QLogic HBA を実装している Microsoft Hyper-V VM ホストで詳細なディスク情報を取得できな
い
QLogic HBA ドライバーの問題のために、VM ホスト上の仮想マシンを管理するために QLogic
HBA カードで認識されているディスクの詳細なディスク情報が得られません。
このドライバーがないと、仮想マシン論理サーバーを作成するときに SAN ディスクをストレー
ジとして選択できません。このため、仮想マシンを Microsoft Hyper-V クラスター内で移動で
きなくなります。
推奨される操作
QLogic HBA の Windows ドライバーを 9.1.8.25 以降にアップデートします。
ドライバーを探してダウンロードするには、以下の手順を実行します。
1.
2.
3.
4.
5.
http://www.hp.com にアクセスし、画面の一番上の [Support & Drivers] をクリックしま
す。
[Download drivers and software (and firmware)] を選択します。
製品の製品番号を入力します (たとえば、AE312A は HP StorageWorks FC1242SR 4 Gb
PCIe HBA の製品番号です)。
実行しているオペレーティングシステムを選択します。
「Storport Driver Component for QLogic FC HBAs and QLogic-based FC Mezzanine HBAs」
(9.1.8.25 以降) をダウンロードします。
HP Insight Dynamics ソフトウェア
19
Application Discovery
重大な問題
インストール後に Application Discovery サービスを再起動する
DVD のインストール後に Application Discovery サービスが正常に起動しません。すべての機
能を実行できるようにするには一度サービスを再起動する必要があります。
推奨される操作
サービスを再起動します。
Application Discovery サービスが最初の起動時にメモリ不足になる場合がある
大規模なシステム (64 ビット CMS) では、Application Discovery サービスがメモリ不足にな
り、最初の起動時にメモリ不足のエラーが表示されることがあります。メモリ割り当てを増や
すように構成ファイルを変更するとこの問題を修正できます。
推奨される操作
1.
2.
以下の手順を実行してヒープサイズパラメーターを増やします。
デフォルトの場所 (C:\Program Files\HP\VirtualServer Environment\conf\
hp_ad_service.conf) にある構成ファイルを変更します。
wrapper.java.maxmemory=768 の値を増やします。値を 1536 にすることをお勧めしま
す。
Capacity Advisor
制限事項
SUSE 11 オペレーティングシステムを実行する Integrity Linux システムの自動電力較正がサポー
トされない
HP Insight Dynamics 6.0 ソフトウェアでは、SUSE 11 オペレーティングシステムを実行する
Integrity Linux システムの自動電力較正はサポートされません。
推奨される操作
Integrity Linux SUSE 11 システムの電力較正を手動で行います。
Linux システムでサブ OS ワークロードがサポートされない
x86 および Integrity Linux システムでは、Linux のサブ OS ワークロードの作成またはモデル
リングができません。また、サブ OS ワークロードデータを収集することもできません。
以前に Utilization Provider がインストールされ、サブ OS ワークロードが定義されていた Linux
システムでは、それらのサブ OS ワークロードは Virtualization Manager に表示されなくなり
ます。アップグレードプロセスによって、Linux システムのそのようなサブ OS ワークロード
の定義が Virtualization Manager から削除されます。サブ OS ワークロードが Insight Dynamics
Global Workload Manager (gWLM) で使用されないためです。Capacity Advisor および
Virtualization Manager でもサポートされません。
24 時間以内に 3 つ以上の異なるホスト間で移行した VM または OS ワークロードに関して収
集されたデータが無効とマークされる場合がある
VM またはオペレーティングシステムインスタンスが、Capacity Advisor の最後のデータ収集
後に、クロック速度が違う 3 つ以上の VM ホストまたはサーバー間で移行したとき、Capacity
Advisor の一部の履歴パフォーマンスデータは [invalid] とマークされます (Profile Viewer では
表示されません)。デフォルトでは、無効なデータは Capacity Advisor の計算に含められませ
ん。
推奨される操作 異なる VM ホストまたはサーバー間の移行が計画されている場合は、移動
と移動の間に Capacity Advisor データを少なくとも 1 回は必ず収集し、移行した構成ごとに有
効なデータサンプルを取得します。あるいは、3 つ以上の異なるホストまたはサーバー間で VM
または OS の頻繁な移行を行わないようにします。このような操作が不可能な場合 (たとえば、
異なるホストを含むクラスター内の自動移行の場合など)、厳密には正規化されていなくても、
20
問題および推奨される操作
複数回の移行の結果として無効になったデータを検証して、履歴パフォーマンスデータの推定
値として使用できます。
注記: Integrity VM では、移行の前に必ずデータを収集する必要があります。そうしておか
ないと、間違ったデータの収集や、移行前の最後の収集が行われた時点から VM が移行された
時点までのデータの空白が生じます。
無効なデータの表示と有効化 (オプション) の詳細は、http://www.hp.com/go/
insightdynamics-manuals にある『HP Insight Capacity Advisor 6.0 Software: ユーザーガイド』
を参照してください。
軽微な問題
Microsoft Windows 2003 および HP-UX 11 v2 (IA および PA) システムで、ソケットお
よびコア数が正確ではない
Windows 2003 および HP-UX 11 v2 (IA および PA プラットフォーム) オペレーティングシステ
ムは、マルチコア/ハイパースレッディング環境では、プロセッサーソケットの数を正しく報告
しません。
推奨される操作
•
•
この問題を解決するには、次のパッチが必要です。
Windows 2003 では、KB932370 パッチを適用します。詳細については、http://
support.microsoft.com/kb/932370/ を参照してください。
HP-UX 11 v2 では、PHKL_37803 パッチを適用します。このパッチは、ftp://
us-ffs.external.hp.com/hp-ux_patches/s700_800/11.X/PHKL_37803 からダウンロードでき
ます。ダウンロード後、sh PHKL_37803 コマンドを実行し、生成されるデポファイルを
インストールします。
Windows 2008 や HP-UX 11 v3 ではパッチは不要です。
この情報は、HP-UX 11 v1 には該当しません。
[ワークロード] タブのメニューオプションを使用してサブ OS ワークロードの使用率
上限や予測モデル属性を調整できない
HP Virtualization Manager の [ワークロード] タブに表示されているサブ OS ワークロードにつ
いて、メニュー選択を使用して使用率上限や予測モデル属性を設定しようとすると、エラー
メッセージが返されます。
この問題は、Integrity/HP-UX 管理対象ノードを管理している Windows と HP-UX CMS の両
方に該当します。
推奨される操作 [ワークロード] タブの使用率メーターにデータが表示されるサブ OS ワーク
ロードの場合は、メーターをクリックするとそのワークロードとメトリックの Capacity Advisor
プロファイルビューアーが開きます。次に、[予測モデルの編集...] または [使用率上限の編集...]
リンクをクリックして、それらの機能を変更します。
HP Insight Orchestration
HP Insight Orchestration は x86/x64 Windows CMS で稼働します。
制限事項
1 論理サーバーにプロビジョニングされるネットワークの数
Insight Dynamics インフラストラクチャテンプレート Designer では、1 論理サーバーグループ
に接続できるネットワーク数は制限されません。実際は、仮想論理サーバーに接続できるネッ
トワークは 4 つのみです。また、HP c-Class サーバーブレードで稼働するように設計された物
理論理サーバーには 32 のネットワークを接続できます。このような実際の制限値は、Virtual
Connect およびハイパーバイザーが拡張されると増加します。
HP Insight Orchestration
21
インフラストラクチャテンプレートでこうした制限が超過されると、そのテンプレートを使用
するプロビジョニング操作が失敗します。
推奨される操作 1 論理サーバーグループへのネットワーク接続数を、仮想論理サーバーでは
4、物理論理サーバーでは 32 に制限します。
プロビジョニングの前に ProLiant DL/ML サーバーの SAN ブートパスを手動で構成する
Insight Orchestration を使用してデプロイされた Insight Control Rapid Deployment ソフトウェ
アジョブフォルダーに含まれるジョブ「Deploy ProLiant System Configuration (BL BFS)」を使
用して、ProLiant DL/ML ターゲットサーバーを構成することはできません。このジョブで構
成されるのは ProLiant/Integrity BL ターゲットサーバーです。このジョブを使用して ProLiant
DL/ML サーバーを構成しようとすると、リクエストが失敗します。
推奨される操作 以下のように、SAN ブートパスを手動で構成してから、Insight Orchestration
を使用して SAN ブート LUN で ProLiant DL/ML ターゲットサーバーをプロビジョニングしま
す。
1. 「Deploy ProLiant System Configuration (BL BFS)」ジョブを含まないサーバーデプロイメ
ントジョブフォルダーを作成します。
2. ProLiant DL/ML サーバーのブートコントローラー順序を変更し (ROM ベースセットアッ
プユーティリティを使用)、ブート順序の最初にファイバーチャネルポート (HBA) を選択
します。
3. HBA ベンダーのユーティリティを使用して、必要な SAN ブート LUN からブートするよ
うに HBA のブートパスを構成します。
4. ブートコントローラー順序と HBA のブートパスが正しく構成されたら、ターゲットサー
バーの電源を切ります。
マルチイニシエーター NPIV データディスクにアクセスするために HBA ファームウェアと OS
ドライバーが必要である
HP ブレードのマルチイニシエーター NPIV 機能を使用すると、Virtual Connect ファイバー
チャネルモジュールに接続している 1 つの HBA に対して複数の WWN を構成できます。Insight
Dynamics によって構成が自動化されますが、いずれかのターゲット BL サーバーに対して構
成されているマルチイニシエーター NPIV データディスクにアクセスするためには特定のバー
ジョンの HBA ファームウェアとドライバーが必要です。
推奨される操作 マルチイニシエーター NPIV データディスクをサポートするには、以下のオ
ペレーティングシステムに対して示す HBA ファームウェアとドライバーが必要です。
• QLogic HBA (BIOS バージョン 2.07 以降)
RHEL 5.3 以降
SLES 11 以降
SLES 10 SP3 以降
Windows 2003/2008: QLogic ドライバー 9.1.7.29 以降
•
Emulex HBA (BIOS バージョン 3.11a3 以降)
RHEL 5.4 以降
SLES 10 SP3 以降
SLES 11 in-box ドライバーはまだ使用できません。out-of-box Emulex ドライバーのバー
ジョン 8.2.8.32 が必要です。
Windows 2003/2008: Emulex ドライバー 5.00.17.06-2 以降
HP-UX または HP OpenVMS を実行する Integrity ブレードではマルチイニシエーター N-Port ID
Virtualization (NPIV) 機能がサポートされない
HP Insight Dynamics 6.0 がリリースされた時点で、HP-UX または HP OpenVMS を実行する
Integrity ブレードでは、Insight Dynamics および Virtual Connect Enterprise Manager で使用
されるマルチイニシエーター NPIV 機能はサポートされていません。ProLiant サーバーと
HP-UX または HP OpenVMS を実行する Integrity ブレードの両方がエンクロージャーに含ま
22
問題および推奨される操作
れる場合は、ストレージプールエントリーを定義するときに NPIV 機能を使用しないでくださ
い。
注記: 2010 年後半には Integrity ブレード上の HP-UX および HP OpenVMS で NPIV がサポー
トされるようになり、この制限はなくなります。
推奨される操作 ブートボリュームと 1 つの物理サーバーに割り当てられる予定のデータボ
リュームを合わせて、1 つのストレージプールエントリーを作成します。これは以下のいずれ
かの方法で行います。
•
•
このようなコンポジットストレージプールエントリーをいくつでも事前にプロビジョニン
グして、SAN ボリュームの物理サーバーへの完全自動割り当てを可能にします。
ブートボリュームのみを含むストレージプールエントリーを事前にプロビジョニングしま
す。インフラストラクチャサービステンプレートでデータディスクが指定されていると、
オペレーティングシステムがデプロイされた後で、自動プロビジョニングリクエストが一
時停止します。サーバーに割り当てられたストレージプールエントリーを変更してデータ
ボリュームを追加してから、リクエストを続行します。
NPIV が HP-UX および HP OpenVMS を実行する Integrity ブレードでサポートされると、ブー
トボリューム用と同一物理サーバーに割り当てられる予定のデータボリューム用に別のスト
レージプールエントリーを定義できるようになります。これにより、ブートボリュームのみを
含むストレージプールエントリーやデータボリュームのみを含むその他のエントリーからなる
柔軟性の高い管理モデルが実現します。Insight Dynamics では、1 つのサーバーで使用するた
めにこれらを組み合わせることができます。
インストール後に Hyper-V 上の Windows 2003 ゲストのカスタマイズのために Microsoft Sysprep
ツールをインストールする
Microsoft System Preparation (Sysprep) ツールは、Microsoft Hyper-V 上の Windows 2003 ゲ
ストのカスタマイズに必要ですが、Insight Software を以前のバージョンからアップグレード
すると CMS からなくなります。このようなツールがないと、Hyper-V 上の Windows 2003 ゲ
ストのカスタマイズが失敗します。
推奨される操作 Hyper-V での Windows 2003 ゲストのカスタマイズを可能にするには、
Insight Software 6.0 のインストールまたはアップグレードの後で Microsoft Sysprep ツールを
CMS のフォルダー C:\Program Files\HP\Insight Control virtual machine
management\Sysprep\2003 にインストールします。
プロビジョニングされた仮想サーバーへのオペレーティングシステムとブラウザーからのコン
ソールアクセス
VMware ESX 3.5、ESX 4、ESXi 3.5、ESXi 4 VM ホストで稼働しているプロビジョニング済み
仮想サーバー (VM) に対するコンソールの起動がサポートされています。これには、Windows
XP および Windows 2003 オペレーティングシステム上で実行する Microsoft Internet Explorer
および Mozilla Firefox ブラウザーを使用します。
ユーザーインターフェイスのブラウズにはデフォルトの Systems Insight Manager ポートが必要
である
HP Systems Insight Manager はデフォルトポート 50000 で JBoss コンテナーにインストールさ
れます。Insight Orchestration のユーザーインターフェイス、たとえば Designer をブラウズす
るときは、このポート値を使用します。
推奨される操作 JBoss コンテナーにおける Systems Insight Manager のデフォルトポート
50000 を変更しないでください。
HP Insight Orchestration
23
重大な問題
CMS の構成に IE の自動プロキシ構成スクリプトが含まれると、Insight Control server deployment
を使用する物理サーバープロビジョニングが最後のパーソナライズ手順で失敗する
HP Insight Control server deployment を介して物理サーバーデプロイメントに対して Insight
Orchestration を使用すると、最後のパーソナライズ手順で失敗します。これが発生するのは、
Microsoft Internet Explorer に設定された自動構成スクリプトの通信に問題または遅延があると
きです。この問題は Windows .NET にあり、プロキシ構成は IE と.NET で共有されています。
失敗したデプロイメントの Insight Orchestration ログには、以下のような行が含まれます。
ERROR com.hp.hpio.sbapi.tasks.CreatePhysicalServerTask.execute - Error
personalizing OS with host uuid: 38C77BED-9FAE-4886-8C06-0F536BA46507
com.hp.hpio.sbapi.exception.AresAdapterException: Deployment server did not
accept customization data.
Insight Control server deployment を駆動するコネクターソフトウェアのログ C:\Program
Files\HP\Systems Insight Manager\logs\Alc1_0.0.log では、カスタマイズを実行
する操作がタイムアウトしていることが示されます。
推奨される操作 1 自動構成スクリプトを使用せずに、明示的なプロキシサーバーアドレスと
適切な例外を指定して Internet Explorer を構成します。サーバーデプロイメントサーバーが
CMS 上にある場合は、[ローカルアドレスにはプロキシサーバーを使用しない] をチェックしま
す。そうでない場合は、プロキシサーバーを構成するための [詳細設定] で [例外] フィールドに
サーバーデプロイメントサーバーのアドレスを指定します。
推奨される操作 2 Insight Control server deployment と通信するアプリケーションのため
に.NET 構成ファイルを用意して、アプリケーションがシステムデフォルトプロキシを使用し
ないようにします。以下の内容を含むファイル C:\Program Files\HP\Systems Insight
Manager\bin\alc-rdpaccess.config を作成します。
<configuration>
<system.net>
<defaultProxy>
<proxy usesystemdefault = "false" />
</defaultProxy>
</system.net>
</configuration>
HP Operations Orchestration を手動アップグレードした後でシステムプロパティがデフォルト
値にリセットされる
HP Insight Orchestration 1.0 (Insight Software DVD 3.10) から Insight Orchestration 6.0 (Insight
Software 6.0 DVD) にアップグレードした後で、HP Operations Orchestration をバージョン 7.20
から 7.51 に手動でアップグレードする必要があります。
手動アップグレードが完了すると、Insight Orchestration との統合に必要なすべてのシステム
プロパティがデフォルト値にリセットされます。このため、Operations Orchestration が Insight
Orchestration に対して正常に機能しなくなります。
推奨される操作 Operations Orchestration をアップグレードする前に、CMS 上で Operations
Orchestration Central にアクセスし、[システムプロパティ] フォルダーに移動します。以下の
プロパティの値を書き留めます。
HpioApprovalRecipients
HpioApprovalSender
HpioCmsIp
HpioConfDir
HpioDebug
HpioDefaultPort
HpioManualOsDeploymentRecipients
HpioManualOsDeploymentSender
HpioManualStorageProvisioningRecipients
HpioManualStorageProvisioningSender
HpioNotificationRecipients
HpioNotificationSender
HpioServiceActionRecipients
HpioServiceActionSender
HpioSmtpHost
HpioSmtpPort
Operations Orchestration のアップグレードが完了したら、Operations Orchestration Central
を開き、前もって書き留めた値でデフォルトのシステムプロパティを置き換えます。
24
問題および推奨される操作
軽微な問題
CMS にインストールされた Operations Orchestration Central に対してリモート
Operations Orchestration Studio インストールを指定する
リモートレポジトリ (たとえば、CMS 上の Operations Orchestration Central 7.51) を指定して
Operations Orchestration Studio 7.51 にログインしようとすると、[Failed Login] エラーメッ
セージが表示されます。
推奨される操作 CMS の rc_keystore ファイルのバックアップを作成します。次に、CMS
にインストールされている rc_keystore ファイル
(OO-studio-installation-path-on-CMS\conf\rc_keystore) をリモート Operations
Orchestration Studio システムの同じパスにコピーします。
同時プロビジョニングリクエストが多いときにリクエストの完了が遅れる
論理サーバーの起動リクエストとオペレーティングシステムのデプロイメントリクエストは、
先入れ先出し (FIFO) の順序で処理されます。CMS が多数の同時リクエストを処理する場合、
論理サーバー起動リクエストは他のオペレーティングシステムデプロイメントリクエストが完
了した後でキューに入れられるため、サービスリクエストの完了が遅れます。
サービスリクエストを削除すると「clean-me」論理サーバーが残る
Ignite-UX を使用して Integrity ブレードを正常にプロビジョニングした後で、プロビジョニン
グ解除時にディスクを消去できるように手動の手順を実行する必要があります。Integrity サー
ビスのプロビジョニング解除 (削除リクエスト) が正常に処理されると、ディスクが消去されま
す。
ディスクが消去されない場合は、削除サービスリクエストが失敗した可能性があり、「clean
me」論理サーバーが残ることになります。この場合、手動のクリーンアップ手順が必要です。
(クリーンアップ手順は、「推奨される操作」を参照してください)
Insight Orchestration から削除リクエストを開始する前に、以下の手順を実行します。
1.
2.
Integrity サービスが正常にプロビジョニングされた (Integrity サービスが実行している) こ
とを確認します。
Systems Insight Manager から、IP アドレスを使用して Integrity サービスが実行している
Integrity ブレードを検出します。Integrity ノードの識別情報には UUID と UUID (論理)
が含まれています。ブレードの検出は以下のいずれかの方法で行います。
a. Systems Insight Manager のメニュー選択[オプション]→[検出...] を使用します。
b. Systems Insight Manager のコマンド mxnode -a <ip-address> -w を使用しま
す。
<ip-address> は、プロビジョニングの後で Integrity ブレードに割り当てられた IP
アドレスです。
Integrity ブレードの root ログインを追加します。これには、Systems Insight Manager
のメニュー選択[オプション]→[セキュリティ]→[認証]→[グローバル認証...] を使用し
ます。
3.
CMS と Integrity ブレードの間に SSH 接続を設定するには、コマンド mxagentconfig
-a -n <ip-address> -u <username> -p <root password> を入力します。
推奨される操作 Integrity サービスの削除リクエストを開始する前に前述の手順を実行しな
かった場合、自動削除サービスは完全には成功しません。その場合、Integrity ブレードに対応
する論理サーバーをクリーンアップしてディスクを手動で消去する必要があります。
1.
2.
サーバーブレードの電源を入れます。(削除サービスが完了または失敗したときにブレード
の電源が切られています)
前述の手順 2 と 3 を実行します (削除リクエストを開始する前に実行しなかった場合)。
HP Insight Orchestration
25
3.
ディスクを消去するために、CMS から以下のコマンドを入力します。
mxexec -t "Ignite Erase Disks" -n <ip-address>
Telnet 接続を起動すると IE 7 と IE 8 でナビゲーションエラーが発生する
Insight Orchestration ユーザーインターフェイスからデプロイ済みサーバーに対する Telnet 接
続を起動しようとすると、Internet Explorer にポップアップウィンドウが開いて、安全に送信
されるコンテンツのみを表示するかどうかを確認されます。[Yes] をクリックすると、ナビゲー
ションエラーページが表示されます。
この問題が発生するのは Internet Explorer 7 と 8 のみです。
推奨される操作
ポップアップウィンドウで [No] をクリックすると Telnet が起動します。
選択したネットワークを選択解除しても Designer のテンプレートが無効にならない
Insight Orchestration Designer では、有効な設計内の以前に選択されていたネットワークを
アーキテクトが選択解除しても、[Validation Status] が [Valid] から [Warning] に変更されませ
ん。
推奨される操作 各ネットワークオブジェクトの構成に、選択されたネットワークが設定され
ていることを確認します。
コンソールの [Authorization failed] エラーによって最新の Adobe Flash Player が必要に
なる
Adobe Flash Player 10.0.22.87 以前を実行しているブラウザーでは、Insight Orchestration コン
ソールに以下のエラーが表示されることがあります。
The Insight Orchestration tool cannot be displayed.
Problem:
Authorization failed for user dr7he05qdxix.
推奨される操作 http://get.adobe.com/flashplayer で入手できる最新の Adobe Flash Player に
アップグレードします。次に、ブラウザーを再起動し、Systems Insight Manager および Insight
Orchestration コンソールをブラウズします。
[Server Recovery] が [Any] に設定された論理サーバーでは ioexec 操作が失敗する
サービステンプレートの Designer で [Server Recovery] が [Any] に設定された論理サーバーを
照会するために ioexec コマンドを使用すると、[Operation failed] エラーメッセージが表示さ
れます。エラーが発生するのは、デフォルトの出力モードを使用する「get service」、「get
logicalserver」、「get logicalservergroup」、「find logicalserver」操作です。
推奨される操作 Designer で [Server Recovery] に [Recoverable] または [Not Recoverable] を
選択するか、ioexec raw 出力モードを使用します。
ホスト名とサービス名の文字制限が超過すると、ioexec での仮想マシンのプロビジョ
ニングがサービス作成中に失敗する
ioexec コマンドを使用して新しいサービスを作成する場合、サーバーホスト名が 13 文字を超
えるかサービス名が 16 文字を超えると、仮想マシンのプロビジョニング障害が発生すること
があります。
推奨される操作
13 文字以内のホスト名と 16 文字以内のサービス名を入力します。
HP Insight Rapid Deployment ソフトウェアの名称が HP Insight Control server deployment
に変更された
HP Insight Control server deployment は、以前は HP Insight Rapid Deployment ソフトウェア
と呼ばれていました。RDP という略称が使用されることもありました。Insight Orchestration
アプリケーションおよび関連するヘルプトピックには、これら 2 つの旧名が出現しています。
このような古い名称は将来のバージョンでは置き換えられる予定です。
26
問題および推奨される操作
推奨される操作 Insight Orchestration アプリケーションおよび関連するヘルプトピックを使
用するときは、名称の変更に注意してください。
サービス名に日本語の文字を使用すると承認されたメールメッセージが文字化けする
ブラウザーの言語が日本語に設定されているときに、新しい仮想プロビジョニングテンプレー
トを作成してメール設定を構成すると、承認または拒否の電子メールに含まれるサービス名が
文字化けします。
ラテン言語ロケールでは 12 時間形式の時刻表示で AM/PM がローカライズされない
Insight Orchestration Portal およびコンソールでは、[Submit]、[Start]、[End] のタイムスタン
プの 12 時間形式において AM または PM がローカライズされずに表示されます。
HP Integrity VM Manager
HP Integrity VM Manager は HP-UX CMS で稼働します。
重大な問題
VM が変更されたが必要なリブートがまだ行われていない場合に VM のオンライン移行が失敗
する
VM Manager を使用して仮想マシンを変更するときに、一部の変更内容は仮想マシンがリブー
トされるまで保留されることがあります (たとえば、メモリ、vCPU カウント、I/O デバイスの
変更)。仮想マシンがこのような保留状態のときにオンラインで移行しようとすると、移行が失
敗します。
この問題は、Systems Insight Manager と HP SMH スタンドアロンの VM Manager に影響しま
す。
推奨される操作 1 仮想マシンをリブートしてメモリ保証量の変更を適用してから、移行操作
を再試行します。
推奨される操作 2 次のコマンドを VM ホストで実行して、保留中のメモリの制御に関する変
更を廃棄します。
/opt/hpvm/bin/hpvmmodify -U -P <VM Name>
その後、移行操作を再試行します。
HP Storage Provisioning Manager
HP Storage Provisioning Manager は x86/x64 Windows CMS で稼働します。
制限事項
Storage Provisioning Manager テクノロジープレビュー
HP Insight Dynamics 6.0 には、HP Storage Provisioning Manager (SPM) のテクノロジープレ
ビューバージョンが含まれます。SPM は、Insight Dynamics ソフトウェア環境でストレージプ
ロビジョニングを管理するオプションツールです。この SPM の初期リリースは、EVA スト
レージをサポートしており、テクノロジープレビューとして非本番稼働構成でのアーリアクセ
ス使用を目的としています。サービス中心のセキュアな管理インターフェイスがストレージに
提供されます。ストレージリクエストをストレージカタログの使用可能なストレージサービス
によって処理することができ、ストレージアレイとの直接のインターフェイスによりストレー
ジ管理タスクをセキュアに自動化できます。
SPM は、その他のストレージデバイスや幅広い本番稼働使用事例をサポートするように今後の
リリースで拡張される予定です。
SPM テクノロジープレビューの詳細は、[email protected] (英語) に電子メールで問
い合わせてください。
HP Integrity VM Manager
27
テクノロジープレビューの機能を使用する場合に出現する可能性がある個別の問題を以下に示
します。
SPM での読み取り専用ボリュームの使用に関する考慮事項
SPM がボリュームプレゼンテーションを実行すると、ボリュームに読み取り/書き込みアクセ
スを付与します。読み取り専用ボリュームを使用している場合は、この制限事項に注意して、
以下の操作を検討してください。
推奨される操作 1 すべてのグループとユーザーについて、プレゼンテーションを変更できる
機能を読み取り専用ボリュームでオフにします。SPM では、ボリュームプロパティ画面で
[Security] タブを選択します。ボリュームの「VolumeModifyPresentation」アクセス権を無効
にします。
推奨される操作 2 読み取り専用ボリュームが存在するデバイスを、SPM カタログに非管理
アレイとして作成できます。(このアレイのすべてのボリュームは管理されなくなり、ボリュー
ムプレゼンテーションの自動化機能がなくなります)
推奨される操作 3 SPM カタログストレージで処理されない読み取り専用ボリュームのため
にストレージプールエントリーを作成します。または、ストレージ管理者と相談した上で、ス
トレージプールエントリーにストレージの詳細を手動で入力します。
XP アレイで HP Operations Orchestration ストレージワークフローを使用するときに適切な SAN
ID を指定する
EVA アレイとは異なり、XP アレイではターゲットポートを個別に LUN にマップできます。
このマッピングは、ボリュームの作成時に実行されます (XP アレイデバイスマネージャーを使
用)。SPM が Insight Dynamics からのサービスリクエストを適切に処理できるようにするに
は、ターゲットポートが実際にファブリックに接続されている方法を正しく反映する SAN ID
をスイッチゾーニングを考慮して SPM に作成することが不可欠です。作成できないと、SPM
が不適切な候補ストレージサービスを Insight Dynamics に提供することがあります。たとえ
ば、SPM が Insight Dynamics に提示するストレージサービスの候補が、サービスリクエスト
で指定されたイニシエーターで認識できないことがあります。
推奨される操作 ストレージボリューム割り当て (XP アレイデバイスマネージャー UI を使用)
の際に、デバイスポートがボリュームにどのようにマップされているかに注意します。次に、
アレイが SPM カタログに追加された後で、以下の手順を実行します。
1. SPM [Catalog Properties] ダイアログの [Define SAN IDs] タブで、アレイが 1 つ以上のポー
トを介して接続されている各 SAN の SAN ID を作成します。
2. SPM [Array Properties] ダイアログの [Connectivity] タブで、手順 1 で作成した SAN ID
を使用して、アレイのすべてのターゲットポートの [SAN/Network Connectivity] プロパ
ティを設定します。
軽微な問題
EVA アレイの変更の SPM カタログへの表示が遅れる
ストレージ管理者が EVA CommandView 管理ユーティリティを使用して EVA アレイを変更
すると (たとえば、新しいボリュームの作成や任意のタイプのボリュームマッピングの実行)、
それらの変更が SPM ストレージカタログに反映されるまで最長で 30 分近くかかることがあり
ます。
推奨される操作 SPM ユーザーは、CommandView を使用して EVA の変更を行った後で、
変更が SPM に表示されるまで最長で 30 分待つか、アップデートされた EVA 情報を EVA が
キャッシュからリリースするように手動で操作する必要があります。
更新するには、HP StorageWorks CIM Object Manager を手動で再起動し、SPM でアレイまた
はボリュームの情報を更新します (CommandView で行われた EVA 変更のタイプによって異
なります)。たとえば、EVA アレイに新しいボリュームが作成され、そのボリュームを SPM で
確認したい場合は、CIM Object Manager を再起動し、SPM を起動して、アレイの情報を更新
します。また、必要であれば、新しいボリュームをカタログにインポートします。
28
問題および推奨される操作
Insight Managed System Setup Wizard
制限事項
権限昇格ツールがパスワードを必要とする権限昇格構成がサポートされない
Insight Managed System Setup Wizard で権限昇格がサポートされるのは、権限昇格ツール (su
および sudo など) でパスワードが必要とされないように権限昇格が構成された CMS において
のみです。権限昇格がオンになっているがパスワードが必要な状態で機能を構成しようとする
と、ウィザードの実行出力にエラーが表示されることがあります。
推奨される操作 権限昇格のパスワード要件のために機能を正常に構成できなかった場合は、
Managed System Setup Wizard を使用せずにその機能を構成してください。
パスワードの要件をオフにするには、Systems Insight Manager の[オプション]→[セキュリ
ティ]→[権限の昇格] メニューを使用し、[この権限の昇格ツールでパスワードを要求] チェック
ボックスのチェックを外します。CMS によって管理されるシステムは、この構成変更を反映
するように再構成する必要があることに注意してください。
HP Integrated Lights-Out 3 (iLO3) がサポートされない
Insight Managed System Setup Wizard の現在のリリースでは HP Integrated Lights-Out 3 (iLO3)
はサポートされません。ただし、iLO3 はターゲットとしては除外されていません。iLO3 をター
ゲットとして使用すると、ライセンスは適用できず (lmSetILOKey メソッドが戻りコード 26
で失敗する)、シングルサインオンは iLO3 との信頼関係を構成できません。これらの問題はい
ずれも iLO または iLO2 には影響しません。
推奨される操作 1
iLO3 ファームウェアの将来のバージョンを確認してください。SSH 出力
が変更されてライセンスが機能するようになり、シングルサインオンサポートが組み込まれる
予定です。
推奨される操作 2 iLO ユーザーインターフェイスまたは set コマンドを使用してライセン
スを手動で割り当てます。詳細は、iLO のマニュアルを参照してください。
SSO を使用せずに iLO にログインします。
HP Integrity rx2620 がサポートされない
このリリースでは、Insight Managed System Setup Wizard を使用した HP Integrity rx2620 サー
バーの構成はサポートされていません。
推奨される操作
HP Integrity rx2620 サーバーを手動で構成します。
HP-UX CMS では Insight Managed System Setup Wizard が 6.0.0 から 6.0.1 にアップグレード
しない
Insight Managed System Setup Wizard 6.0.0 は 6.0.1 にアップグレードされません。このアップ
グレードを HP-UX CMS で行うと、保存済み管理機能のデータベースが失われます。6.0.0 の
Managed System Setup Wizard を使用して管理対象ノードの構成を実行した場合、その時点で
構成は保存されています。6.0.0 が 6.0.1 にアップグレードされると、選択した機能がデータベー
スに残りません。
アップグレードが完了したら、Managed System Setup Wizard が各システムから最初に実行さ
れるときに管理機能を手動で選択する必要があります。その後は、新たに選択した機能がデー
タベースに保存されます。
この制限事項が該当するのは、HP-UX CMS 上の Insight Managed System Setup Wizard のみ
です。
Insight Managed System Setup Wizard
29
重大な問題
Integrity VM 4.1 以降および 11.31 HA-OE または DC-OE を実行する Integrity VM ホストを登
録するためにパッチが必要である
Insight Managed System Setup Wizard は、Integrity VM 4.1 以降と 11.31 High Availability
Operating Environment (HA-OE) または 11.31 Data Center Operating Environment (DC-OE)
を実行している HP Integrity VM ホストを登録できません。
推奨される操作
パッチ PHSS_40784 を HP-UX 11i v3 Integrity VM ホストに適用します。
このパッチは、Serviceguard がインストールされているが、Serviceguard クラスター内でアク
ティブになっていないシステムで必要です。Serviceguard は HP-UX 11i v3 HA-OE および
DC-OE に含まれます。
このパッチは、ftp://us-ffs.external.hp.com/hp-ux_patches/s700_800/11.X/PHSS_40784 からダウ
ンロードできます。
軽微な問題
Insight Managed System Setup Wizard がバージョン 4.1 HP Integrity VM プロバイダー
を VM ゲストシステムにインストールできない
Insight Managed System Setup Wizard は、バージョンが 4.1 を上回る HP Integrity VM で稼働
している VM ゲストシステムに、バージョン 4.1 HP Integrity VM プロバイダーのインストー
ルを試行します。VM ゲストの VM プロバイダーのバージョンがホストの HP Integrity VM
バージョンよりも低い場合、Managed System Setup Wizard は VM ゲスト上の VM プロバイ
ダーをアップデートしようとします。
以下の 2 つのシナリオでは、VM プロバイダーが VM ゲストにインストールされません。
• VM ホストの Integrity VM バージョンが 4.1 を超えるバージョンに手動でアップデートさ
れ、VM ゲストの VM プロバイダーがアップデートされていない場合、Managed System
Setup Wizard は、すでに VM ゲストで実行しているバージョンに関係なく VM ゲスト上
の VM プロバイダーを 4.1 バージョンでアップデートしようとします。このとき障害は発
生しませんが、ユーザーがその VM ゲストシステムで Insight Dynamics 機能を構成しよ
うとするたびに、Managed System Setup Wizard が VM プロバイダーのインストールを試
行します。
• VM ホストの Integrity VM バージョンが 4.1 を超えるバージョン (たとえば 4.3) に手動で
アップデートされ、VM ゲストの VM プロバイダーも、4.1 を超えるが Integrity VM ホス
トよりは低いバージョン (たとえば 4.2) にアップデートされた場合、Managed System Setup
Wizard は VM プロバイダーのバージョン 4.1 を VM ゲストにインストールしようとしま
す。それ以降のバージョンの VM プロバイダーがすでに VM ゲストにインストールされて
実行しているため、このインストールは失敗します。この失敗は無視することができま
す。
推奨される操作
VM ホストの Integrity VM バージョンと一致するように VM ゲストシステ
ムの VM プロバイダーを手動でアップデートします。これが終了すると、Managed System
Setup Wizard は VM プロバイダーを VM ゲストに再度インストールしようとしなくなります。
アイドル/最大電力の自動較正のために Insight Managed System Setup Wizard がハン
グすることがある
Insight Managed System Setup Wizard はパフォーマンスデータ収集を構成しているとき、管
理対象システムのアイドル/最大電力を較正しようとします。まれですが、このタスクがハング
する場合があり、その際にはウィザードがタスクの完了をいつまでも待機することになりま
す。
推奨される操作 Insight Managed System Setup Wizard を開いたまま、[タスク & ログ]→[タ
スク結果の表示....] に移動します。[Collect Capacity Advisor Command Line] と表示されてい
る実行時間が長いタスクを見つけて選択し、[停止] をクリックします。
30
問題および推奨される操作
タスクを取り消すか抹消するかを指定するように求められたら、[Kill] と [OK] を選択します。
この操作により、アイドル/最大電力の自動較正が中断され、Insight Managed System Setup
Wizard での操作を進められます。ウィザードが完了した後で、もう一度ウィザードを実行し
てみるか、アイドル/最大電力較正の別の方法について『Capacity Advisor ユーザーガイド』を
参照してください。時間に余裕がある場合は、夜間のデータ収集を自動的にスケジュールして
電力較正情報を収集することができます。
Instant Capacity Manager
制限事項
権限昇格において実行されたコマンドにより、Instant Capacity Manager が管理対象ノードを
監視するが制御しなくなる場合がある
一部の HP-UX セキュリティ設定のために、ユーザーがログインするたびに出力が生成される
ようになります。これが発生するのは、たとえば、コマンドを HP-UX 管理対象ノードで実行
するために Systems Insight Manager 権限昇格モードで sudo を使用したときです。このとき、
無関係に見える出力が stderr に生成されることがあります。この出力は、権限昇格において
実行される Instant Capacity (iCAP) Manager の一部の機能によって、上記のコマンドのエラー
出力として解釈される場合があります。
このエラーのような出力が発生すると、影響を受ける iCAP Manager の機能が失敗します。こ
の状態では、iCAP Manager は、構成に従って管理対象ノードを制御するのではなく、監視の
ためにしか使用できません。
推奨される操作 HP-UX 管理対象ノードを構成して、sudo コマンドが実行されたときに無
関係な出力が生成されないようにします。
詳細は、以下の HP-UX マニュアル を参照してください。
•
•
•
•
『HP-UX 11i Security Containment Administrator’s Guide』
『HP-UX システム管理者ガイド: 構成の管理』 (HP-UX 11i v3)
『HP-UX Servers and Workstations – HP-UX Standard Mode Security Extensions』 (HP-UX
11i v2)
マンページ man 4 security (特に DISPLAY_LAST_LOGIN の説明)
論理サーバー管理
論理サーバー管理は x86/x64 Windows CMS で稼働します。
制限事項
ハイパーバイザーとして稼働する論理サーバーへの操作の実行
HP Insight Dynamics は、ハイパーバイザーを実行する物理サーバーである論理サーバー (スト
レージがローカルディスクを使用するように構成された Virtual Connect 上の論理サーバーや、
非 HP 製サーバー上の論理サーバーを含む) をサポートします。また、その物理サーバー上の
ゲスト VM である論理サーバーをサポートします。VM ゲストを不注意な操作から保護するた
めに、ハイパーバイザーを実行する物理サーバーである論理サーバーには次の制約がありま
す。
•
•
ハイパーバイザー論理サーバーに対する、使用停止、移動、電源オフ、および削除の各操
作は、そのハイパーバイザー論理サーバー上にゲスト VM 論理サーバーが存在する場合に
はサポートされません。上記のような操作をハイパーバイザー論理サーバーで行う前に、
ハイパーバイザー論理サーバーからゲスト VM 論理サーバーを移動する必要があります。
ハイパーバイザー論理サーバーに対する、使用停止、移動、電源オフ、および削除の各操
作は、VM ゲスト論理サーバーでジョブが実行中の場合はサポートされません。また、ハ
イパーバイザー論理サーバーで結果としてそこに VM ゲストを作成する、または存続させ
るジョブが実行中の場合もサポートされません。
Instant Capacity Manager
31
論理サーバーとしての CMS の管理がサポートされない
中央管理サーバー (CMS) ソフトウェアを実行するシステムは論理サーバーとして管理しないこ
とを強くお勧めします。これには、Insight Dynamics CMS や Insight Dynamics CMS によって
管理される他の CMS が含まれます。
論理サーバー管理によって、CMS を論理サーバーとして管理できなくなるのではないことに
注意してください。たとえば、Insight Dynamics では、CMS を含む任意の管理対象ノードを、
移動やその他の論理サーバー操作で選択できます。ただし、予期しない結果が発生することが
あります。
Microsoft Hyper-V R2 ホストから Hyper-V R1 ホストへの論理サーバーの移動がサポートされな
い
Microsoft の制限事項により、仮想マシン論理サーバーを Microsoft Hyper-V R2 ホストから
Hyper-V R1 ホストに移動する (すなわち再度使用開始する) ことはできません。この操作を試
行するとエラーメッセージが表示されます。
Hyper-V R1 ホストから Hyper-V R2 ホストに仮想マシン論理サーバーを移動すなわち再度使
用開始することはできます。
注記: Hyper-V ホストのバージョンは、論理サーバーターゲットを使用開始あるいは移動す
るのに使用される画面の [利用可能なターゲットホスト] テーブルの [プラットフォーム] 列に表
示されます。ホストバージョンが 6.0 で開始する場合 (たとえば、Windows 2008 Server –
Hyper-V SP1 または Windows 2008 Server – Hyper-V SP2 の 6.0.6001 または 6.0.6002)、そのホ
ストは Hyper-V R1 ホストです。ホストバージョンが 6.1 で開始する場合 (たとえば、Windows
Server 2008 R2 の 6.1.7077)、そのホストは Hyper-V R2 ホストです。
推奨される操作 Microsoft Hyper-V R1 から R2 への論理サーバーの移動すなわち再度使用開
始が必要であることを確認してから、操作を完了します。操作が完了した後では、論理サー
バーを Hyper-V R1 に移動すなわち再度使用開始することはできません。
使用開始の前に複数ストレージポートに対して論理サーバーストレージを構成する
ストレージエントリーを変更してポートを追加したときに (ストレージのマルチパスを実装す
るため)、関連する Virtual Connect 論理サーバーを再度使用開始しようとすると、使用開始が
エラー「No such fabric in VCEM」で失敗し、論理サーバーは使用開始できなくなります。こ
の問題が発生するのは、ストレージエントリーが論理サーバーに関連付けられており、論理
サーバーが前に使用開始されている場合のみです。
この問題を回避するために、論理サーバーを使用開始する前に論理サーバーのストレージを複
数ポートに対して構成すること、さらに SAN ゾーニングまたはストレージプレゼンテーショ
ンを使用して、必要に応じて、サーバーのアクセスを単一パスに制限することをお勧めしま
す。1 つのポートを含む論理サーバーを構成して、その論理サーバーを使用開始した後で、さ
らにポートを追加する必要が生じたときは以下の手順を実行します。
推奨される操作
1.
論理サーバーのストレージエントリーがストレージプールに挿入されるようにします。
プールエントリーは、[変更]→[論理サーバーストレージプール...] を選択すると表示され
る [ストレージプールエントリー] テーブルにリストされます。
論理サーバーのストレージエントリーがプールエントリーかどうか不明な場合は、論理
サーバーを選択してから、[変更]→[論理サーバー...] メニュー選択を使用し、[ストレージ]
タブを選択します。[ストレージ割り当て] テーブルに、その論理サーバーのストレージエ
ントリーが表示されます。[変更] ボタンが使用できない場合 ([表示] ボタンのみが表示さ
れる)、ストレージエントリーはすでにストレージプール内にあるため、手順 2 に進むこと
ができます。[変更] ボタンが使用できる場合は [変更] をクリックして次の画面を表示しま
す。画面の一番上の [ストレージエントリーをプールに挿入] チェックボックスをチェック
して、[保存] をクリックします。
32
問題および推奨される操作
2.
3.
4.
5.
6.
論理サーバーが現在アクティブになっている場合は使用停止します。[ツール]→[論理サー
バー]→[使用停止...] を使用します。
[削除]→[論理サーバーの削除...] を使用して、論理サーバーを削除します。ストレージプー
ルエントリーは削除されません。(手順 5 では論理サーバーを再作成します)
[変更]→[論理サーバーストレージプール...] 画面を使用して、ストレージプールエントリー
を変更します。手順 1 で確認したストレージプールエントリーを選択し、[変更] ボタンを
押します。必要に応じてポートを追加してストレージプールエントリーを変更し、[保存]
をクリックします。
[作成]→[論理サーバー...] 画面を使用して、論理サーバーを再作成します。[ストレージ] 画
面で、手順 1 で確認したストレージプールエントリーを [プールエントリーの選択] ドロッ
プダウンメニューから選択し、[プールエントリーの挿入] ボタンを押します。新たに作成
した論理サーバーは、削除した論理サーバーと同一ではないことに注意してください。新
しい論理サーバーを作成して使用開始すると、新しい MAC アドレスが割り当てられま
す。Virtual Connect 仮想識別子を使用している場合、新しい Virtual Connect プロファイ
ルに新しいシリアル番号と UUID が割り当てられます。
[ツール]→[論理サーバー]→[使用開始...] メニュー選択を使用して、新しい論理サーバーを
使用開始します。
複数のストレージプールエントリーがある仮想マシン論理サーバーがサポートされない
HP Insight Dynamics では、複数のストレージプールエントリーがある仮想マシン論理サーバー
はサポートされません。論理サーバーの作成、論理サーバーへの複数のストレージプールエン
トリーの関連付け、論理サーバーの使用開始を行うことはできますが、その後、論理サーバー
を再度使用開始すなわち移動しようとすると、操作が失敗することがあります。
クラスターディスクボリューム上に作成された論理サーバーを使用開始すると 1 つの Microsoft
Hyper-V ターゲットが表示される
Microsoft Hyper-V R1 には、ハイパーバイザーが Hyper-V クラスターの必須情報を論理サー
バー管理に提供できなくなるという制限事項があります。この結果、クラスターディスクボ
リュームに作成されるように構成した仮想マシン論理サーバーを使用開始しようとすると、1
つのターゲットしか表示されません。Hyper-V R1 では、高可用性 (HA) 対応の論理サーバーは
クラスターディスクボリューム上にしか構成できません。
推奨される操作 Hyper-V R2 にアップグレードします。R2 では、Microsoft によって問題が
修正されており、クラスターディスクまたはクラスター共有ボリューム上に作成されるように
構成された仮想マシン論理サーバーを使用開始すると、ターゲット画面にクラスターのすべて
の Hyper-V ホストがリストされます。
HP-UX または HP OpenVMS を実行する Integrity ブレードでのマルチイニシエーター N-Port ID
Virtualization (NPIV) 機能
ストレージプールエントリーの定義に関する制限事項は、「HP-UX または HP OpenVMS を実
行する Integrity ブレードではマルチイニシエーター N-Port ID Virtualization (NPIV) 機能がサ
ポートされない」 (22 ページ) を参照してください。
ユーザー定義ポータビリティグループにデフォルトポータビリティグループと同じ名前を付け
られない
デフォルトポータビリティグループまたは環境内の別のユーザー定義ポータビリティグループ
と同じ名前のユーザー定義ポータビリティグループを作成すると、そのユーザー定義ポータビ
リティグループは [論理サーバー ID の作成] 画面の使用可能なポータビリティグループのリス
トに表示されません。このため、そのユーザー定義ポータビリティグループに論理サーバーを
作成することができません。
ご使用のシステムにリソースがある場合、デフォルトのポータビリティグループは、各 Virtual
Connect ドメイングループ、すべての ESX ハイパーバイザー、すべての Hyper-V ハイパーバ
イザー、すべての Integrity VM ハイパーバイザーです。
論理サーバー管理
33
推奨される操作 ユーザー定義ポータビリティグループの名前が、デフォルトポータビリティ
グループまたは環境内の既存のユーザー定義ポータビリティグループの名前と異なるようにし
ます。同じ名前のグループを作成した場合は、ポータビリティグループの名前を変更してか
ら、論理サーバーを再作成します。新しいポータビリティグループがドロップダウンメニュー
に表示されます。
重大な問題
QLogic HBA を実装している Microsoft Hyper-V VM ホストで詳細なディスク情報を取得できな
い
Windows 対応の QLogic HBA ドライバーのダウンロードの詳細は、「QLogic HBA を実装し
ている Microsoft Hyper-V VM ホストで詳細なディスク情報を取得できない」 (19 ページ) を
参照してください。このドライバーがないと、論理サーバー管理は、QLogic ドライバーを実
装している Hyper-V クラスター共有ボリュームおよびクラスターボリュームで正常に機能で
きません。
大規模なシステムで LSA サービスがメモリ不足になる場合がある
大規模なシステム (64 ビット CMS) では、HP Logical Server Automation サービスがメモリ不
足になり、/logs/hp_lsa_service.log ファイルにメモリ不足のエラーが表示されること
があります。次のようなエラーです。
INFO | jvm 1 | 2010/03/08 19:15:14 |
java.lang.OutOfMemoryError: GC overhead limit exceeded
推奨される操作
1.
2.
以下のように構成ファイルを変更してメモリ割り当てを増やします。
デフォルトの場所 (C:\Program Files\HP\VirtualServer Environment\conf\
hp_lsa_service.conf) にある構成ファイルを変更します。
wrapper.java.maxmemory=1024 の値を増やします。値を 2048 にすることをお勧めし
ます。
軽微な問題
ESX 4x VM ホストで作成された論理サーバーを ESX 3x VM ホストに再度使用開始し
て移動する
ESX 4 仮想ハードウェアの新バージョンでは、ESX 4x VM ホストで最初に使用開始された仮想
マシン論理サーバーを ESX 3x VM ホストに移動すなわち再度使用開始することができません。
ESX 4x では、仮想ハードウェアバージョン 4 およびバージョン 7 の VM ゲストがサポートさ
れますが、ESX 3x ではバージョン 4 の VM ゲストしかサポートされません。
ESX 3x で最初に使用開始された仮想マシン論理サーバーは、ESX 4x VM ホストに移動するこ
とができます。
推奨される操作 論理サーバーが ESX 4x VM ホストで最初に使用開始され、SAN ストレージ
を指定している場合は、以下のようになります。
•
•
SAN 移動またはライブ移動の場合、有効な ESX 4x ターゲットホストのみが [利用可能な
ターゲットホスト] テーブルに表示されます。ESX 3x ターゲットはフィルター処理されて
表示されません。
論理サーバーを再度使用開始すると、ESX 3x と ESX 4x ホストの両方が有効なターゲット
として表示されます。ESX 4x ターゲットのみを選択します。ESX 3x ターゲットには、VM
を移動するときに注意を促す以下のソフトエラーが表示されます。
VM Host {target-host} may not support the virtual hardware version of VM Guest {vm-guest}.
ESX 3x ホストを選択すると、再度使用開始が失敗します (新しいハイパーバイザーの登録
は成功しますが、仮想マシンに電源が入りません)。ESX 3x ホストでの再度使用開始が失
敗した後で、ESX 4x ホストでの論理サーバーの再度使用開始は成功します。
34
問題および推奨される操作
•
論理サーバーが ESX 4x VM ホストで最初に使用開始され、ローカルストレージを指定し
ている場合は、以下のようになります。
— コピー移動と再度使用開始を行うと、ESX 3x と ESX 4x ホストの両方が有効なター
ゲットとして表示されます。ESX 4x ターゲットのみを選択します。ESX 3x ターゲッ
トにはソフトエラーが表示されます。
— ESX 3x ホストへのコピー移動を試行すると、失敗してエラーが表示されます。
Unable to move Virtual Machine (vm-guest}. (The host {vm-host} does not support the virtual hardware
version of virtual machine.)
—
ESX 3x ホストへのコピー移動が失敗した後で、ESX 4x ホストへのコピー移動は成功
します。
ESX 3x ターゲットでの再度使用開始の試行は失敗します (現在の ESX 4x ハイパーバ
イザーでの登録は成功しますが、ESX 3x ハイパーバイザーへのコピー移動は失敗し、
仮想マシンはそのハイパーバイザーから登録解除されます)。その後、ESX 4x ハイパー
バイザーで使用開始すると成功します。
論理サーバーが ESX 3x VM ホストで最初に使用開始された後で ESX 4x VM ホストに移動
された場合に、論理サーバーを再び戻そうとすると、ESX 3x ターゲットによってソフト
エラーが表示されます。VM バージョンは ESX 3x VM ホストと互換性があるため、この
場合のエラーは無視できます。
論理サーバーの操作の Virtualization Manager 以外からの実行
Virtualization Manager 以外のツールを使用して論理サーバーを管理する場合、論理サーバー
管理によって管理されている基本リソースに対する変更は論理サーバーにすぐに反映されませ
ん。
たとえば、論理サーバー管理の外部で管理対象リソースの電源状態を変更すると、論理サー
バー管理がそのデータをリセットするまで論理サーバーの電源状態が間違って表示されます。
推奨される操作 論理サーバーがデータをリセットするまで数分待機するか、[ツール]→[論理
サーバー]→[更新...] を使用して手動でサーバーリソースを更新します。
検証が正常終了するとストレージ検証ステータスに誤ったホストモード情報が表示さ
れる
Virtual Connect 論理サーバーのストレージエントリーまたはストレージプールエントリーを検
証するとき、表示される検証情報にはホストモードが含まれます。ホストモードは、ストレー
ジエントリーに対して選択したオペレーティングシステムによって決まります。Linux を除く
すべてのオペレーティングシステムで、検証が正常に終了したとき、誤ったホストモードや指
定されていないホストモードが検証テーブルに表示されます。その他の検証は正しく表示され
ます。
推奨される操作
検証テーブルのホストモード情報を無視します。
ファイルベースのストレージプールエントリーを再利用すると使用開始が失敗する
Insight Dynamics 6.0 では、ファイルベースのストレージプールエントリーを ESX または
Hyper-V ポータビリティグループに作成できます。ファイルベースのストレージプールエント
リーには、一度に 1 つの論理サーバーを関連付けることができます。論理サーバーの管理を解
除するか削除すると、そのストレージプールエントリーを他の論理サーバーが使用できるよう
になります。
ただし、使用可能になったファイルベースのストレージプールエントリーを 2 つ目の論理サー
バーが再利用すると、その論理サーバーが正常に使用開始しなくなります。これは、ストレー
ジプールエントリーに元の論理サーバーの情報が残っており、その後のどの論理サーバーもそ
のストレージプールエントリーを使用できないようになっているためです。
推奨される操作 ファイルベースのストレージプールエントリーを再利用しないでください。
関連付けられていた論理サーバーを削除または管理解除したら、[変更]→[論理サーバースト
論理サーバー管理
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レージプール...] 画面の 削除ボタンをクリックして、ファイルベースのストレージプールエン
トリーを削除します。
ファイルベースのストレージプールエントリーがすでに 2 つ目の論理サーバーに関連付けられ
ている場合は、[変更]→[論理サーバー...] 画面の [ストレージ] タブの ストレージの削除ボタン
をクリックして、ストレージプールエントリーを論理サーバーから削除します。次に、[変
更]→[論理サーバーストレージプール...] 画面を使用して、新しいファイルベースのストレージ
プールエントリーを作成し、論理サーバーに新しいエントリーを関連付けます。このために
は、論理サーバーを変更して、[ストレージ] タブの プールエントリーの挿入ボタンをクリック
します。
論理サーバー管理プロパティファイルを表示または編集すると LSA サービスに障害が
発生することがある
lsa.properties ファイルを表示または編集すると、HP Logical Server Automation サービ
スが実行しているときに、ファイルが書き込みロックされることがあります。これによって
サービスに深刻な障害が発生する場合があります。
推奨される操作 Emacs、メモ帳または Textpad など、ファイルをロックしないテキストエ
ディターを使用します。
日本語では論理サーバーストレージプールが Systems Insight Manager の [最適化] メ
ニューの下に表示される
ブラウザーの言語が日本語に設定されている場合、[論理サーバーストレージプール] メニュー
選択の [Systems Insight Manager] メニューの場所は、ブラウザーが英語に設定されているとき
に表示される場所とは異なります。
日本語ブラウザーでは、Systems Insight Manager の[最適化]→[Logical Server Manager]→[論
理サーバーストレージプール...] メニュー選択を使用します。
英語ブラウザーでは、Systems Insight Manager の[Configure]→[Insight Dynamics Logical
Servers]→[Logical Server Storage Pools...] メニュー選択を使用します。
Process Resource Manager
制限事項
権限昇格が有効のときに構成ファイルの作成と変更がサポートされない
権限昇格が Systems Insight Manager で有効になっている場合、Process Resource Manager
(PRM) を監視できますが、PRM 操作を実行するときに問題が発生することがあります。特に、
PRM 構成ファイルの作成と変更では、操作がハングしていても正常終了が報告される場合が
あります。
推奨される操作 権限昇格が有効になっているときに、PRM ユーザーインターフェイスを使
用して PRM 構成ファイルを変更しないでください。
36
問題および推奨される操作
第4章 サポートおよび他のリソース
当社への連絡
ご連絡の前にご用意いただく情報
ご連絡いただく前に、次の情報をお手元にご用意ください。
•
•
•
•
•
•
ソフトウェア製品名
ハードウェア製品モデル番号
オペレーティングシステムの種類とバージョン
該当するエラーメッセージ
サードパーティ製のハードウェアまたはソフトウェア
テクニカルサポートの登録番号 (ある場合)
HP テクニカルサポートへのご連絡方法
次の方法で HP のテクニカルサポートに問い合わせてください。
•
米国では、以下の「Customer Service / Contact HP United States」Web サイトを参照して
ください。
http://welcome.hp.com/country/us/en/contact_us.html
•
•
米国では、1-800-HP-INVENT (1-800-474-6836) に電話で問い合わせてください。このサー
ビスは、休日なしで 24 時間ご利用いただけます。品質改善のため、通話は録音またはモ
ニターされることがあります。
他の地域では、「Contact HP Worldwide」の Web サイトで問い合わせ方法を確認してく
ださい。
http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact.html
ソフトウェアテクニカルサポートとアップデートサービスへの登録
HP Insight Software 製品には、1 年間の 24 時間 x7 日間のソフトウェアテクニカルサポートお
よびアップデートサービスが含まれます。このサービスは、ソフトウェアの実装および操作に
関する問題を解決するための支援情報についての HP テクニカルリソースへのアクセスを提供
します。
このサービスはさらにソフトウェアアップデートおよびリファレンスマニュアルへのアクセス
を提供します。HP から、電子形式のデータとして入手することも、物理的なメディアとして
入手することもできます。電子ライセンスの使用権を購入した場合、電子アップデートのみが
利用できます。
このサービスで、HP Insight Software をご使用のお客様は、ソフトウェアアップデートの通知
と入手だけでなく効率の良い問題解決も受けることができます。このサービスの詳細は、次の
Web サイトを参照してください。
http://www.hp.com/services/insight
登録方法は、次の 2 通りがあります。
•
•
ライセンス権利証明が届いた場合、ライセンス証明/ライセンスキーをオンラインで引き換
えた時点で、自動的にこのサービスに登録されます。
送付された製品のライセンス情報にソフトウェアテクニカルサポートおよびアップデート
サービスの登録方法が記載されている場合は、その指示に従って登録すると、電話による
サポートおよび製品のアップデートサービスの権利を得ることができます。
当社への連絡
37
ソフトウェアテクニカルサポートとアップデートサービスの使用方法
登録後、カスタマーサービスの電話番号と Service Agreement Identifier (SAID) を含むサービ
ス契約書がメールで送付されます。テクニカルサポートに連絡する場合は、SAID が必要です。
また SAID を使用して、ソフトウェアアップデートマネージャー (SUM) の Web ページから、
オンラインでの契約内容の確認や、製品アップデートの取得が可能です。
保証情報
HP は購入日から 90 日以内であれば、問題のある配布メディアを交換します。この保証は、す
べての HP Insight Software、HP Systems Insight Manager、および ProLiant Essentials 製品に
適用されます。
HP の世界各地のカスタマーサービスの連絡先
HP の世界各地のカスタマーサービスの連絡先は、次の Web サイトを参照してください。
http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.html
HP が所有していないソフトウェアコンポーネントについてのセキュリティ報告お
よびアラート ポリシー
HP 製品には、オープンソースソフトウェア (OpenSSL など) や他社製ソフトウェア (Java など)
が含まれることがあります。HP では、HP Insight Dynamics のエンドユーザー使用許諾契約
書 (EULA) にリストされている HP が所有していないソフトウェアコンポーネントが HP Insight
Dynamics とともに収録されていることを明らかにしています。
EULA を表示するには、テキストエディターを使用して HP-UX CMS の/opt/vse/src/README
ファイル、または Windows CMS の installation-directory\src\README ファイルを
開きます。(Windows CMS のデフォルトのインストールディレクトリは C:\Program Files\
HP\Virtual Server Environment ですが、インストール時にこのディレクトリを変更す
ることもできます)
HP では、EULA でリストされているソフトウェアコンポーネントのセキュリティ報告につい
て、HP 製品に対するサポートと同レベルのサポートで対応しています。
また、セキュリティ上の問題の削減に取り組み、そのような問題が発生してもユーザーがその
リスクを軽減できるよう支援しています。HP は、セキュリティ上の問題が発見された場合に
備え十分定義されたプロセスを用意しており、その成果がセキュリティ報告の公開です。セ
キュリティ報告には、問題に関する高レベルでの説明とセキュリティ上の問題を軽減するため
の方法の解説が掲載されています。
セキュリティ報告の購読
HP からセキュリティ情報 (報告とアラート) を受け取るには、以下の手順に従ってください 。
1. ブラウザーを起動して、HP のホームページにアクセスします。
http://www.hp.com
2.
3.
4.
5.
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[Support & Drivers] タブをクリックします。
右側のナビゲーションペインの [Additional Resources] の下に表示されている [Sign up:
driver, support, & security alerts] をクリックします。
[Business & IT Professionals] を選択して Subscriber's Choice Web ページを開きます。
次のいずれかを実行します。
• 登録済みのお客様の場合はサインインします。
• 電子メールアドレスを入力して、ここで登録します。次に、[Driver and Support
alerts] の横のボックスを選択し、[Continue] をクリックします。
サポートおよび他のリソース
HP 製品販売店
最寄りの HP 製品販売店は、次の方法で調べることができます。
•
米国では、「HP U.S. service locator」の Web サイトを参照してください。
http://www.hp.com/service_locator
•
他の地域では、「Contact HP worldwide」の Web サイトを参照してください。
http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact.html
マニュアルについてのご意見・ご質問
このマニュアルについてのお客様のご意見をお待ちしています。製品マニュアルに関するご意
見、ご提案は、以下のアドレスまでお寄せください。
[email protected](英語)
コメントや誤訳、改善に関する提案がございましたら、マニュアルのタイトルおよび製造製品
番号とともにお知らせください。お客様からのご意見はすべて当社にとっての貴重な資産とな
ります。
関連情報
HP Insight Dynamics および関連製品のマニュアルならびにホワイトペーパーの最新バージョ
ンは、HP の Web サイトからダウンロードできます。HP Insight Dynamics ソフトウェアのマ
ニュアルは、http://www.hp.com/go/insightdynamics/docs (英語) にあります。一部のマニュア
ルについては、日本語マニュアルを http://www.hp.com/go/insightdynamics-manuals からご
利用頂けます。
HP Insight Dynamics および関連製品やそのソリューションについては、以下の HP の Web サ
イトを参照してください。
• HP Insight Software: http://www.hp.com/go/insightsoftware
• HP Insight Dynamics: http://www.hp.com/go/insightdynamics
関連情報
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