8ページ 〔PDF/153KB〕 - 鈴鹿市

今回は鈴鹿市に多く残る軍施設の遺構の
中から、三畑町に残る戦闘機の格納庫(隠
蔽施設)、
「掩体壕」を紹介します。
昭和18年、爆撃による被害を最小限にす
るため、軍は複合的な基地計画を変更し、
施設の分散を図るようになりました。これを
受け、追分町から椿一宮町にかけて東西
1.5km、南北2kmにも及ぶ十字型の滑走路
が造られ始め、その周辺に少なくとも37カ所
の掩体壕が分散して設けられました。
掩体壕は土製でコの字型のものがほとんど
でしたが、三畑町に残るものは、幅29.6m、奥
行き23.1mのコンクリート製で、巨大なかまぼ
こ形をしています。周辺にこのようなものはほ
いん
ぺい
えんたいごう
かになく、爆撃にも強い構造で、天井に吊り
下げ金具が取り付けられていることから、戦
闘機の補修用に建設され、特に重要な施設
であったと推測されています。また、発見当時
は内部に土が詰まったままの状態であり、完
成間近で終戦を迎えたと考えられています。
土製掩体壕については、造成や戦後の開
墾によりすべて消滅したと思われていましたが、
最近になって11カ所(椿一宮町周辺に9、三
畑町2)現存していることが判明しています。
戦後58年が経過した今日、当時の様子
を伝える資料、遺構が次第に失われつつあ
る中、掩体壕は大戦末期の記憶を秘め、農
場に静かにたたずんでいます。
掩 体 壕
Vol.06
このコーナーでは、
市政メールモニターさんに訪問者になっていただき、
文化財の関係者などが、
市内の文化財や鈴鹿市にゆかりのある人物などを紹介します。
■訪問者
メールモニター
●三畑町
今 津 博 二 さん(中)
■ナビゲーター 岩 脇 彰 さん(左)
辻 重 正 さん(右)
■今津さんの感想
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インフォメーション
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コンクリート製掩体壕は県内では三畑町
でしか確認されていません。現在は、農家
の納屋として使用されています。今後、戦
争遺跡として後世に引き継いで行くために、
国の登録有形文化財への登録手続きが進め ଊ࠽୞੮
られています。
問い合わせ 社会教育課 8 2 - 9 0 3 1
すずか
データ
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[8月31日現在]
8
月
掩
体
壕
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٣࣭੮
火 災 件 数/ 4 件、
うち建物2 件
(8 1 件、
3 7 件減)
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市内には数多くの軍施設跡が
残っているとは聞いていましたが、
実際に目にする機会はありませ
んでした。
今回訪れた施設も、県内唯一
のコンクリート製掩体壕というこ
とですが、このような施設跡が
戦後50数年を経た現在も、その
形をとどめていることに驚きました。
救 急 出動数/ 4 5 5 件
(3 ,4 5 0 件、
1 2 6 件増)
うち人身事故1 1 3 件(4 ,5 8 1 件、2 8 4 件増)死者数/ 2 人(1 3 人、5 人減)傷者数/ 1 5 0 人(1 ,0 6 5 人、4 8 人増)
交 通 事故数/ 6 6 5 件、
(−1 7 人)男性/ 9 7 ,8 5 5 人
(−3 6 人)女性/ 9 7 ,4 8 3 人
(+1 9 人)世帯数/ 7 1 ,6 5 5 世帯
(+0 世帯)
人口・世帯数 人口/ 1 9 5 ,3 3 8 人
( )内の数字は1 月からの累
計とその前年との比較です。
( )内の数字は前月との比較です。
広報すずか 2 0 0 3 年9 月2 0 日号
キ
ー
ボ
ー
ド
収穫の秋。食欲の秋です。
秋といえば「新米」ですが、今年
は冷夏の影響で作柄が悪く、富山県
の方では、早稲種の新米価格が30%
あまり高かったそうです。日本人の
お米離れに拍車がかからないかと心
配しています。
わ せ しゅ
これからは、季節の変わり目。朝
夕の冷え込みが徐々に増してきます。
たくさん食べて体力をつけ、風邪な
どひかないよう注意しましょう。
あの炊き上がったご飯の香り、「い
い匂いがしてきました」(N)
祭
表
紙
撮影場所
写
真 撮 影 日
撮 影 者
り の 夜
弁天山公園
平成15年8月2日
小林 豊(平田本町二丁目)
■発行/鈴鹿市 〒513‐8701 鈴鹿市神戸一丁目18番18号 0593‐82‐1100(代表)
ht t p:/ / www.cit y.suzuka.mie.jp/
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ています。この冊子は資源ごみの
「新聞」に分別してください。