ミニ卒論研究テーマ 英文による日本の防災関係機 関の情報公開の実態 小山研究室 3081-6030 和田 翔二朗 研究の目的 日本の政府・自治体や関連機関の Webページは充実してきたが、外国語 による情報公開についてはお寒い状況 にある。本研究は、とくに防災関連情 報と英文に絞って、Webページによる 情報公開の現状について調査した上で、 日本語のものと比較し、課題の把握に つとめる。 研究の方法 地方自治体(市町村)の公式ホーム ページにおいて、英語での地震・火山 防災に関係する情報発信の現状を調査 し、英語における防災情報の問題点や 地域性を調べたい。今回の研究では、 静岡・東京・兵庫・北海道・三重・岩 手・宮城の7つの自治体を対象にしよ うと思っている。 研究手順 1:英語での記述内容の調査をする。 A 地震防災関連情報とともにその土地 特有の地震、火山、断層、津波などに ついての記述がある。 B 一般的な地震防災関連情報のみの記 述がある。 C 防災関連情報はあるものの地震につ いては特に言及がない。 D 防災についての記述がない。 研究手順 2:同じ調査対象での英語表記と日本 語表記の違い及び問題点を調べる。 3:違う調査対象と比較して特徴をま とめる。 4:できれば、自治体によって英語で の情報公開差がなぜあるのかも調べた い。 英語による防災関係の情報公開の例 出典:http://www.pref.mie.jp/KOKUSAI/HP/index.htmより 英語による防災シートの例 出典:http://www.pref.mie.jp/KOKUSAI/HP/index.htmより 調査対象以外の現状 新潟県:防災関連情報のみ 鹿児島県:防災関連情報のみ 青森県:防災関連情報のみ 大阪府:防災関連情報のみ 千葉県:防災県連情報のみ 石川県:防災についての記述がない 京都:一般的な地震防災関連情報しか ない。 茨城:防災関連情報のみ
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