2 独立避雷針、独立架空地線又はケージによる方法 一般避雷針の構造

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独立避雷針、独立架空地線又はケージによる方法
一般避雷針の構造によるほか、次の基準に適合させること。
(1) 独立避雷針に支線を設ける場合はこれを避雷導線とみて、支持点
において、引下げ導線に接続すること。
(2) 独立架空地線の各引下げ導線の単独接地抵抗は、10オーム以下と
すること。
(3) 独立架空地線と被保護物との間隔は、2メートル以上とすること。
(4) ケージは、網目を2メートル以下とし、接地極へ接続すること。
(5) ケージの網目の間に存在する金属体は、すべてケージ用導線と接
続すること。
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危険物製造所等に設置する避雷設備の構造
避雷設備の構造は、前記1及び2の一般避雷針の構造、独立避雷針、
独立架空地線による方法に定めるほか、次によること。
(1) 避雷針は可燃性ガスが発散するおそれがあるバルブ、ゲージ、排
気口などから1.5メートル以上離すこと。ただし、やむを得ず距離
が1.5メートル未満となる場合には、可燃性ガスが発散する部分を
銅又は黄銅等の金網でおおうなど、引火防止上有効な構造とするこ
と。
(2) 金属製の油そうなどにおいては、金属相互間を電気的に接続し、
また、すべての管、バルブなどを油そうなどに電気的に接続して通
電により火花を出さない構造とすること。
(3) 金属製の油そうなどの接地極の材料は、油そうなどに腐食の影響
を与えないものを用いなければならないこと。
なお、避雷導線の地中に埋設される部分は、絶緑被覆を施したも
のとする。
(4) 受雷部の保護角は、45度以下とすること。
(5) 厚さ3.2ミリメートル以上の金属板で構成され、かつ、密閉され
ているタンクについては、次の規定により簡略化してさしつかえな
いものであること。
ア
鉄骨又は被保護物をおおう金属板をもって突針部に替えること
ができるものであること。ただし、金属板相互をよく接続するこ
と。
イ
鉄骨又は被保護物をおおう金属板をもって避雷導線に替えるこ
とができるものであること。この場合、鉄骨又は被保護物をおお
う金属板は、断面積30平方ミリメートル以上の銅線で2箇所以上
の接地極に接続すること。
(6) 独立避雷針を設ける場合は、被保護物からの水平距離を2.5メー
トル以上とし、被保護物が金属製又は鉄骨造の場合、独立避雷針の
接地抵抗が10オーム以上のときは、被保護物に接続すること。
(7) 2基以上の独立避雷針を設ける場合は、内側(平面的にみて避雷
針を結ぶ中心線に対して両側30度の範囲)の保護角を60度以下とし
てさしつかえないものであること。
(8) 独立架空地線を設ける場合は、その保護角は45度以下とすること。
ただし、2条以上の独立架空地線ではさまれた部分の保護角は、
60度以下としてさしつかえないものであること。また、独立架空地
線と保護物との間隔は、3メートル以上とし、引下げ導線と被保護
物との水平距離は、2.5メートル以上とすること。
(9) ケージを設ける場合の網目は、1.5メートル以下とすること。
例1
例2
例3
図4-3-1
避雷針の保護範囲
図4-3-2
避雷針の保護範囲
図4-3-3
図4-3-4
突針およびその接続
導線の支持方法
図4-3-5
図4-3-6
導線と電極との接続
導線相互間の接続
例1
例2
図4-3-7
安全上支障がない場合の例