平成21年度学校だより第7号

目黒区立目黒中央中学校
目黒中央中だより
平成21年11月17日
平成21年度第7号
発行:校長 伊藤 俊典
教育目標
国際社会が進展する21世紀の担い手として、たくましく生きる力を培い、互いのよさを
尊重し合い、進んで社会に貢献できる人間の育成を図ることをねらいとして、次の教育目標を
を掲げる。
「自立と共生」
☆ 本校のホームページを是非ご覧ください。 ☆
「目黒中央中学校」で検索してください。
「キャリア教育」はなぜ必要か?
本校では、毎年、2年生が1月に5日間通しで職場体験を行います。今年は、1月18日(月)~22日(金)の5日間、
主に区内の約70の事業所にご協力をいただいて実施いたします。
事前指導の一環で、現在、2年生全員と職場体験に向けた校長面接を校長室にて実施しています。面接では、
「どうして
その職場を選んだのか?体験を通して学びたいことは?(目的意識)
」
「どういうことを心がけるのか?(勤労意欲、社会人
としての態度)
」などを聞いて職場体験への意識を高め、言葉遣いなどの礼儀やマナーなども指導しているところです。
ではなぜ、こうした5日間にわたる職場体験を始めとしたキャリア教育を本校では重視して実施しているのでしょうか?
それは、
「キャリア教育は、一人一人の社会的・職業的自立に向けて必要な能力等を育てる」からです。本校の生徒一人一
人が、将来の進路と日々の教育活動の意義とを結びつけ、自分と社会をつなぎながら、力強く未来を拓く力を獲得できるよ
う、キャリア教育に力を入れて実施しているのです。将来の自己実現に必要な活動だと考えています。2年生には、1月の
職場体験を実りあるものにするために、事前の準備をしっかりと行って欲しいと思っています。
「税についての作文・標語」に6名が入選いたしました
目黒区納税貯蓄組合連合会からの募集である「税についての作文・標語」への応募作品の中から、6名が入選いたしまし
た。税は、国や地方自治体にとってきわめて重要な財源であり、私たちが社会生活を営むうえで欠くことのできない大切な
ものです。こうした税の大切さを正しく理解して作文や標語に表したことは立派だと思います。惜しくも入選は逃しました
が、3年生が税について正面から考えてくれたことは、これからの人生に必ず役にたつものと思います。
【入選者】
(作文の部)
○ 全国納税貯蓄組合連合会優秀賞
3年 「知らなかった税金の活用法」
○ 東京国税局管内納税貯蓄組合連合会優秀賞
3年 「5%の重み」
○ 目黒区長賞
3年 「税を学んで」
○ 目黒区納税貯蓄組合連合会優秀賞
3年 「税への感謝」
【入選者】
(標語の部)
○ 目黒区納税貯蓄組合連合会会長賞
3年
「納税は 『幸せ』経由 『未来』行き」
○ 目黒区納税貯蓄組合連合会優秀賞
3年
「明日のため みんなで納税 きらめく笑顔」
【全国納税貯蓄組合連合会優秀賞作文の紹介】 「知らなかった税金の活用法」 3年
わたしの父は、子供服店を経営しています。その経理を担当しているのが、母です。先日、お店の帳簿の整理をしていた母が、
一枚の紙を眺めながら、こんなことを呟きました。
「税金って、こういう使い方も、あるってことか・・・・・・なるほどなるほど」ん?
母が税金を使う?
税金は、わたしたち国民が国に納めるものであって、使うのは、国のはず。
「お母さん、それ、どういうこと?」
わたしは、母の手にしていた「納税証明書」を覗き込み、興味津々に、聞いてみました。
「うん。子供服の仕入れって、いつも半年先に仕入れるでしょう?春夏ものは、セールが終わったらすぐに、冬の終わりにはお店
に並んでいなくちゃいけない。秋冬物も同じで、夏の終わりには、もうお店に並んでいる・・・・・・。今は、雑誌の宣伝も、早くなっ
ているから、半年前には、わたしたち店舗は、商品を買い取っていなくちゃいけないの、わかるよね?」
「もちろん!だから、展示
会は、いつも春夏と秋冬が逆転しているものね。
」
「その通り。だけど、そうなるとシーズンのはじめは、まだ一枚も商品の子供服
を売っていないのにも関わらず、先に、ブランドから商品を買い取った支払いをしなくちゃいけない。売る前に、ブランドメーカ
ーへの支払いが、先になる・・・・・・そんなとき、どうするか?」
「どうするの?」
「そこで、わたしたちが納めてきた『納税証明書』
が、役に立つの」
母が説明してくれたのは、そんな、お店の資金繰りが足りないときは、半年間だけ、銀行から、お金を借りることができるのだ
そうです。そのときに、
「この会社と、会社の代表取締役にお金を貸しても、いい」と、大事な”信用の資料”となるのが、その『納
税証明書』というものなのだそうです。
「この会社と代表は、きちんと税金を納めています」という、役所で発行してもらえる公的
な証明書によって、銀行の審査から信用されて、半年間お金を借りることができるのだそうです。
「なるほど!そういう意味で、納
税者のお母さんが、
”信用される”という意味で、便利に”使える”と、言ったんだね?」
「そういうこと。国民の義務というだけ
あって、ちゃんと納税をしていれば”信用”を形にしてもらえるのよね。だからこそ、がんばって売って、銀行に完済をしなくち
ゃね」
そう言うと、母は鼻歌まじりで『納税証明書』をしまい、また帳簿をつけはじめました。
この出来事で、まだ中学生のわたしには、税金の意味が詳しくわかっていないことがいっぱいなんだな・・・・・・と感じ、もっとも
っと納税の意味を知りたいな、と考えさせられました。とても貴重な税金の体験ができたように感じて、今度は母のお手伝いと社
会勉強もかねて、一緒に納税しに行ってみたいと思いました。
「平成21年度 児童・生徒の携帯電話使用等に関わる標語」の入選作品を紹介いたします
《第1学年》
学年代表作品〔B〕組
学級代表作品〔A〕組
学級代表作品〔A〕組
学級代表作品〔B〕組
学級代表作品〔C〕組
学級代表作品〔C〕組
学級代表作品〔D〕組
学級代表作品〔D〕組
《第2学年》
学年代表作品〔D〕組
学級代表作品〔A〕組
学級代表作品〔A〕組
学級代表作品〔B〕組
学級代表作品〔B〕組
学級代表作品〔C〕組
学級代表作品〔C〕組
学級代表作品〔D〕組
学級代表作品〔E〕組
学級代表作品〔E〕組
《第3学年》
学年代表作品〔C〕組
学級代表作品〔A〕組
学級代表作品〔A〕組
学級代表作品〔B〕組
学級代表作品〔B〕組
学級代表作品〔C〕組
学級代表作品〔D〕組
学級代表作品〔D〕組
学級代表作品〔E〕組
学級代表作品〔E〕組
《しいの木学級》
学年代表作品〔1年〕
学級代表作品〔1年〕
「やめようよ 携帯中毒 なる前に」
「勇気出し チェーンメール せき止めよう」
「裏サイト 遊び心で 手を出さない」
「着信音 みんなにしては 雑音だ」
「携帯電話 ますます便利になる けれど、 あなたのマナーは大丈夫」
「ケータイは 人をきずつける 道具じゃない」
「気をつけて 携帯電話 持つ時、持つ場所、使う場所」
「考えよう 電源切る時 どんな時?」
「メールで 伝わる思いもあるけど 伝わらない思いもあるよ」
「携帯電話 使いすぎず 正しく使おう」
「迷惑です チェーンメール いりません」
「そのボタン 押す押さないで 未来が変わる」
「やめてくれ 知らないメアド 受け取らない」
「チェーンメール 長くのばさず チェーンを切ろう」
「自分の気持ち 発信するとき メールじゃないよ 口で言おうよ 勇気をもって」
「携帯の マナーを守って 楽しく使おう」
「言葉は直接伝えよう!」
「そこから始まる 犯罪がある」
「便利さの 裏に隠れる 暗い闇」
「考えよう ルールとマナーと 人の気持ち」
「守ろうよ 安全大事 みんなの携帯」
「ケータイと マナーをいっしょに 持ち歩こう!」
「そのメール うのみにするな 知らぬ人」
「携帯が 便利か危険か 自分しだい」
「やっちゃダメ 携帯もったら 正しい判断」
「トラブルが おこる前に アクセス制限」
「そのボタン 本当に押しても大丈夫?」
「使いすぎる 携帯電話に 忍びよる ハイテク犯罪 悪魔の手」
「つかいかた まちがえるなよ きみのけいたい」
「へんなサイト 見ないようにしよう あぶないことがある」
♪2年生、目黒区立中学校連合音楽会で素晴らしい歌声を響かせました♪
11月4日(水)に2年生が、目黒区立中学校連合音楽会(めぐろパー
シモンホール)に参加し、見事な歌声を披露いたしました。
☆曲
目☆
「時の旅人」
(深田じゅんこ 作詞
橋本祥路 作曲)
「そのひとがうたうとき」(谷川俊太郎 作詞
木下牧子作曲)
☆合同吹奏楽☆(第一中、第三中、第十一中、東山中、目黒中央中)
「INVICTA」(James Swearingen 作曲)
※ ご鑑賞いただきました大勢の保護者の皆様に感謝を申し上げます。