AGC_07章_1-1∼1-6_CID4.1 12.6.21 01:01 ページ149 ● は、面積1m 2 以下の防火戸その他の政令で 定める防火設備としなければなりません。 ④百貨店、マーケット、飲食店など 分にある居室 の場合、床面積100m 2 以内 3)延べ面積が1000m を超える建築物の居 2 室で、その床面積が200m を超えるもの。 ごとに防煙区画する。ただし50cm以上の 4)開放できる部分の面積の合計が当該居室の 防煙壁などを用いる。共同住宅の住戸の場 合は200m 2 以内とする。 床面積の1/50未満の居室及び開口部を有 2 1m 以内の法第2条第9号の2ロに規定する防 しない居室。 (2)地下街の場合の設置基準 (2)排煙設備設置義務の除外 (昭和44年建設省告示第1730号第2) (建築基準法施行令第126条の2) (3)避難階段に通じる扉 (建築基準法施行令第123条2項) 排煙設備 の代わりに設ける場合、特殊建築 物などを除く建築物 の高さ31m以下 の部 2 この距離が確保できない場合は、開口面積が 火設備ではめごろし戸としなければなりません。 ● る建築物(地下階も階数に算入)。 階段は、その階段に通じる出入口以外の開口部 から2m以上の距離に設けます。 ただし50cm以上の防煙壁などを用いる。 2)階数が3以上で、延べ面積が500m 2を超え (2)屋外に設ける避難階段の場合 (建築基準法施行令第123条2項) 積500m 2 以内ごとに防煙壁で区画する。 ③博物館、美術館、図書館など 階段室の屋内に面する壁に窓を設ける場合 ● 地 下 道 の 床 面 積 3 0 0 m 2以 内 ご と に 防 煙 前項2)∼4)に規定した建築物のうち、建築 区画する。ただし80cm以上の防煙壁な 階段に通ずる出入口には、法第2条第9号の2 物の高さが31m以下の部分にある居室で、 どを用いる。 ロに規定する防火設備で政令に規定する構造 床面積100m 2以内ごとに防煙壁によって区 ● としなければなりません(従来の乙種防火戸ま たは甲種防火戸)。 画されたもの。 ● (4)特別避難階段の場合 ● ● (建築基準法第44号) 公 共 用 歩 廊 そ の他 政 令で定 める建 築 物で特 ( 建 築 基 準 法 施 行 令 第 1 2 3 条 3 項 、昭 和 の2ロに規定する防火設備で区画された部 定行政庁が安全上、防火上及び衛生上他の建 44年建設省告示第1728号、平成12年 分で、その床面積が100m 2(共同住宅の住 築物の利便を妨げ、その他周囲の環境を害す 建設省告示第1435号) 戸にあっては、200m 2 )以内のもの。 るおそれがないと認めて許可した建築物の構 前項1)∼4)に規定した建築物のうち、階段 造は、次のように定められています。 に設ける避難階段の場合と同様です。 の部 分、昇 降 機 の昇 降 路( 乗 降ロビーも含 ● 階段室の付室、またはバルコニーに面する む)、その他これに類する部分。 ・主要構造部が耐火構造であること。 学校、体育館、ボーリング場、スキー場、スケ ・耐火構造とした床若しくは壁又は特定防火 階段室に設ける採光上有効な開口部は屋内 ● ● しとします。 ● 前項1 )の②に掲げた用途の特殊建物のう ち、準耐火構造の床若しくは法第2条第9号 部分に窓を設ける場合、この窓ははめごろ ● 8 道路内の建築制限とガラス 建築基準法施行令第145条 ート場、水泳場又はスポーツの練習場。 設備 のうち、次 の要件を満たすもので道路 機 械 工 場、不 燃 性 の物 品を保 管する倉 庫、 と区画されていること。 部分以外に、屋内に面して開口部を設けては その他これに類する用途に供する建築物で イ. 随時閉鎖若しくは作動した状態にあるか、 いけません。 主要構造部分が不燃材料で造られたもの。 屋内からバルコニーまたは付室に通じる出入 その他これらと同等の火災発生の恐れの少 口には所定の構造の特定防火設備を、バル ない構造のもの。 を 有し、かつ、常 時 閉 鎖 又 は作 動した 状 平成12年建設省告示第1436号に規定さ 態にあるもの以外 のものにあっては、火 れる火災が発生した場合の避難上支障のあ 災により煙が発生した場合に自動的に閉 階段室には、バルコニーおよび付室に面する コニーまたは付室から階段室に通じる出入 ● ● 口には所定の構造の防火設備を設けます。 煙設備の規定があります。排煙設備の規定は、 ・道 路 の 上 空 に設 けられ る 建 築 物 にあって は、屋外に面する部分には、ガラス(網入板 7 防煙壁の設置基準と構造 ガラスを除く) 、瓦、タイル、コンクリートブロ (1)建築物の場合の設置基準 一定の規模や特定用途(不特定多数の人が集 まる)の建築物には、発生した煙を速やかに屋 又は随時閉鎖若しくは作動をできるもの。 鎖又は作動するもの。 築物の部分。 (建築基準法施行令第126条の2、3) 建物の安全確保のための規定のひとつに、排 防 火 ・ 防 災 関 連 ロ. 避難上及び防火上支障のない遮煙性能 る高さまで煙又はガスの降下が生じない建 5 排煙設備、防煙壁とガラス 7 -1 ● ック、飾石、テラコッタ、その他これらに類す (建築基準法施行令第126条の2、3) る材 料を用いない。ただし、道 路 上に落 下 排 煙 設 備 の一 部 として設 ける場 合 、床 面 する恐れのない部分はこの限りではない。 外へ誘導排出する設備を設置することを義務 づけたものです。排煙設備の規定のなかで、 上階床 ガラスに関するものは、排 煙 窓と防 煙 壁に関 する規定です。 天井面 6 排煙設備の設置基準 50㎝ 以上 不燃材料 でおおう 不燃材料 (含むガラス) でつくる (1)建築基準法による排煙設備を要する建築物 (建築基準法施行令第126条の2) 扉 1)延べ面積500m 2を超える特殊建築物 床面 間 仕 切 壁 50㎝ 以上 段違い天井 低い天 井 面から 50㎝以上垂れ下 げる (法別表第一(い)欄(一)項から(四)項まで) ①劇場、映画館、演芸場、公会堂など ②病院、ホテル、旅館、共同住宅など 図6 防煙壁の構造(地下街を除く) (建築基準法施行令第126条の2) 7-1-6
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