平成 23 年度 岐阜市医師会 准看護学校第 60 期生戴帽式 担当理事 江 﨑 俊 夫・梅 田 哲 正 平成 23 年 11 月 22 日(火)岐阜市文化センター 馬渕副学校長の式辞に続き、山口同窓会会長 において、岐阜市医師会准看護学校第 60 期生 から心のこもったお祝いの言葉をいただきまし の載帽式が行われました。 た。戴帽生代表の船戸千恵子さんが「今後、患 18 歳から 48 歳までの 42 名の戴帽生は、アメー 者さんを尊重した態度や声かけ、患者さんの目 ジンググレースの独唱によって醸し出される厳 線に立った援助を学んでいきたい。また、患者 かな雰囲気に包まれて、1人1人名前を呼ばれ、 さんには笑顔を絶やさず、謙虚な気持ちを忘れ 福井副学校長からナースキャップを被せてもら ることなく社会に貢献できる准看護師を目指し いました。その後戴帽生全員が順にローソクに ていきたい。」と誓いの言葉を述べました。 火を付け、舞台一面に看取りの灯火をかかげて 最後に全員で校歌および、ナイチンゲール賛 全員が声をそろえてナイチンゲール誓詞を読み 歌の斉唱をして、第 60 期生の載帽式が無事終 上げました。来年1月から始まる臨地実習を前 了しました。 にして決意を新たにしました。 馬渕愃之准看護学校副学校長式辞 60 期生の 42 名の皆様、戴帽おめでとうござ います。また、本日ご来賓としてご出席いただ きました皆様、ありがとうございます。 皆様方は、この戴帽式を終えられて、これか ら実際に実習病院へ出て実習ができるという資 格を得られたわけです。実習病院へ出られます と、実習病院の指導者の方々というのは、皆様 方を指導する、それに加えてご自分のお仕事を されながら、指導していただけるわけです。で すから皆様方は、感謝、尊敬の気持ちを持って 指導を受けていただくようお願いします。 そしてまた、皆様方が担当させていただく患 者様に対しても、思いやり、優しさの気持ちを 持って接して、患者様に対しても教えていただ くような気持ちで接していただく事が大切だろ うと思います。 今年は、皆様方もご承知のように、大震災が あり、現在もなお東北地方では大変な状況が続 いており、復興するまでにはまだまだ時間がか かると思います。 また、医療関係においても復興するには、大 変な時間が必要になろうかと思っております。 現在の医療というのは、非常な進歩をしてお ります。例えば医薬品をはじめ、検査の面、あ るいは手術の面。例えば手術ではロボットなど も導入されております。そういった発展をして おりますが、実際にそれを使ったり、動かした りするのは人です。つまり、皆様方がそういっ たことを行われる中心にいるわけです。皆様方 は、すでに本校に入校されて半年以上が経ち ます。入校された時には皆様方がそれぞれ、将 来どのような准看護師を目指すかという目的を 持って入学をされたと思います。今日のこの日 に、改めて目的意識を確認され、残りの一年数ヶ 月を過ごしていただき、そして、皆様全員が揃っ て卒業されることを望みます。 山口春子同窓会長祝辞 同窓会会長の山口春子でございます。 本日は 42 名の皆さん戴帽式おめでとうござ います。4月からの基礎学習を終えていよいよ 臨地実習が始まります。これからは、実際に患 者さん、医師や看護師さんをはじめ、いろいろ なスタッフの方々と向き合うことになります。 まず、現場に居る私が大切だと思うことは、 それは“あいさつ”だと思います。言葉使いと 見だしなみ、人間関係、そして今日このナイチ ンゲールの灯を胸に専門知識と技術の一つ一つ を積み重ねていただき信頼され愛される准看護 師を目ざして下さい。 さらに大事なことがあります。それは人を思 いやる心。目くばり、気配りができる准看護師 になること。これをお願いしたいと思います。 まずは自己管理をしっかりしていただき頑 張って下さい。簡単ですが、私のことばといた します。 本日はおめでとうございます。
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