成功裡に終了した特別展「八王子の春の蝶」展示会 2014 年 5 月 3 日-5 月 6 日のゴルデンウイークに八王子市大横町のサ イエンスドームで、高尾の自然科学博物館を考える会主催、グルー プ多摩虫、八王子市西南部地区環境市民会議、はちおうじ自然体験 実行委員会の協力の下、特別展「八王子の春の蝶」を題材に開催さ れました。 一昔前、高尾山が採集地として、全国的に有名だったギフチョウの 標本やウスバアゲハ、オオムラサキ、テングチョウ等の春を代表す る幼虫や幼虫の食草、標本の展示し、蝶の変態をこどもたちに理解 して貰うように努めました。更にいろいろな種類の蝶を収めた 30 箱 の標本を蝶の同好会であるグループ多摩虫の会員の方々より提供し て頂き、展示協力を受けました。 又、市内在住の学生大谷理貴君より、温暖化の影響でナガサキアゲ ハ、ツマグロヒョウモン、ムラサキツバメ等の南の蝶が八王子で採 集された標本や、ホソオチョウ、アカボシゴマダラ等の外来種が八 王子で採集された標本も大谷コレクションとして展示されました。 蝶の羽の美しさを保存する方法として、カードに蝶の羽の模様を転 写する「りんぷん転写法」や蝶の標本を具体的に作製する「展翅方 法」の実技指導も取り入れられ、開催期間中で延べ 893 名(高校生 以下のこども 416 名、大人 477 名)の多くの人が来館され、こども たちにとって親子で楽しい思い出となるゴルデンウイークを過ごし てもらいました。以下はその時の模様の記録です。 お詫び 特別展「八王子の春の蝶」展示会ではお子様、保護者の方々並びに一般の蝶愛 好家の方々がたくさん来場されました。事務局では来場者の方々の写真を撮ら せていただき、ここにお断りなく紹介させていただいております。もしご都合 が悪い方は下記までご一報いただければ、すぐに取り下げさせていただきます。 高尾の自然博物館を考える会 代表 大河原 敏男 八王子市北野台 5-29-4 TEL&FAX 042-635-6278 準備 最初に標本箱を設置するための架台を組み立てます 展示用標本が次から次へと配置されていきます 「八王子の春の蝶」を編集した映像コーナも設営されました 幼虫が食べる食草と蝶の種類ごとの生きた幼虫も展示されました 標本も設置され、蝶の解説と提供者のラベルもはられました 会場への案内、受付も準備できました 実習会場も整備され開館を待つのみになりました 開館 親子連れでドンドン集まってきます 生まれて初めて見る蝶に、食い入るように標本を見ていました ウスバアゲハの幼虫はどこにいるかな? カラムシの葉を丸めて中にいるアカタテハの幼虫をみつけました イチモンジチョウの幼虫を夢中で写真に撮ります 将来、科学者になるの、モンシロチョウの卵を観察します 館内に放たれたウスバアゲハとおともだちになれてご満悦です わたしって、虫愛ずる姫君になれそう 映像コーナでも「八王子の春の蝶」の生態が映し出されています 「りんぷん転写」コーナの実技のにぎわい 親子で「りんぷん転写」がきれいにできました。 僕もギフチョウがきれいに転写できました わたしもギフチョウが転写できました キベリタテハがきれいに転写できました お母さんのほうがはまっちゃった バンザイ、ぼくもわたしもできたよ!! 家族そろってできました テレビカメラも取材に入りました 福田晴男先生から蝶の標本作り(展翅)を教わりました ぼくもアサギマダラを展翅しました 女性に一番人気のミヤマカラスアゲハの展翅をはじめます 昆虫少年の指導で展翅(てんし)がうまくできました グループ多摩虫の皆さんや他の人の協力で開催されました お疲れ様でした お子様にとっては、楽しい思い出ができた 5 月のゴルデンウイーク で、喜ばれた内容の特別展だったと思います。 グループ多摩虫の会員のみなさん、八王子市西南部地区環境市民会 議の皆さん、はちおうじ自然体験実行委員会のみなさん、高尾の自 然科学博物館を考える会の皆さん、ご協力ありがとうございました。 主催者を代表してお礼を申し述べさせて頂きます。 高尾の自然科学博物館を考える会 代表 大河原 敏男
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