耐候性 カーボグラスXL/XLW 促進曝露による黄変度 屋外曝露と

■熱貫流率(W/(m2・k))
技
術
サ
ポ
ー
ト
・
ご
注
意
板厚
ポリカーボネートシート
(ツインカーボを除く)
ツインカーボ
スタンダード
ツインカーボ
タフネス
3mm
6.0
ー
ー
4mm
ー
4.0
ー
5mm
5.7
ー
ー
6mm
5.5
3.5
ー
8mm
5.2
ー
ー
10mm
5.0
3.0
2.5
12mm
4.5
ー
ー
16mm
ー
2.4
2.0
25mm
ー
ー
1.6
33mm
ー
ー
1.4
■ 耐候性
●カーボグラスXL/XLW
野外曝露時間(年)
黄変度(⊿YI)
SWOMテスト結果
60
カーボグラス ポリッシュ
(一般シート)3ミリ
カーボグラス XL(耐候シート)3ミリ
50
:曝露後の黄色度
Ylo :試験用試料または試験片の初
野外曝露とSWOMテストの関係
●促進曝露による黄変度
70
YI
スト300∼500時間に相当すると考えられます。
期の黄色度
Yl=12.5 ×
3
2
1
×
Yl=7.5
従って⊿YIがプラスの量の場合は、黄色度が増
加したことを示します。
Yl=2.5
×
40
00
30
200
20
10
0
0
1000
2000
400
600
800
SWOMテスト時間(hr)
●カーボグラスSG-AH
●黄色度、黄変度
サンシャインウェザーメーターによる試験3000時間:
黄色度(YI)とは無色または白色から色相が黄色
黄変度 ⊿YI=5以内
3000
SWOM 照射時間(h)
●屋外曝露とSWOMテストの関係
方向に離れる度合いで、
プラスの量として表示さ
屋外曝露とSWOMテストとの関係は未だ統一的
れます。従って、黄色度がマイナスの値で表示さ
な評価基準が屋外での風や砂、雨等の影響もあ
れる時は色相が無色または白色から青色方向へ
り確立していませんが、黄色度にして比較を行う
移向することを示します。
と上図の様になり、屋外曝露の一年はSWOMテ
黄変度(⊿YI)とは光、
熱などの環境に曝露された
プラスチックの劣化の評価に用いられ、初期の黄
色度と曝露後の黄色度の差によって表示されま
す。黄変度は次の式によって計算されます。
⊿YI=YIーYlo
⊿YI :黄変度
■ 耐擦傷性※1
●カーボグラスSG-AH
テーバー摩耗試験(500g・100回):
ヘイズ値 18%以下
一般ポリカーボネートシート及びカーボグラス
SG-AHの耐擦傷性について、
JIS K 7204 に
準じた弊社試験方法を行い、その結果を他の材
料と比較して右に示しました。
※1:耐擦傷性に関する試験は、擦傷性物質と試材を摩擦
テーバー摩耗試験結果
させ、それによって生じた傷の程度を光学的に測定
し、ヘイズという量で表示します。
ヘイズ
(HAZE)
%=
拡散透過光量
全透過光量
※2:テーバー摩耗試験はすべり摩耗に伴う表面の耐摩擦
性を測定評価するもので、日本工業規格(JIS)及
び米国工業規格(ASTM)にも採用されている代
表的な試験方法です。
フラットに回転する試料面に2個の摩耗輪を圧着さ
せ荷重を加えて輪状に摩耗を行い、その程度をヘイ
ズで測定します。
※3:上記、テーバー摩耗試験のヘイズ値は社内補正値で
あり、保証値ではありません。
216
ガラス
一般ポリカーボネート
カーボグラスSG-AH