整形外科(手・肘・肩関節外科)の紹介小 - 多摩北部医療センター

(公財)
地
耳鼻科
公
平成 26 年 8 月
66
阿部和也
いつも患者様をご紹介いただき、ありがとうございます。
当院では、先生方からのご紹介をマンパワー不足でお断りすることがなくなるよう、医師の増員に努めてお
ります。7 月から神経内科には神谷信雄が、内分泌・代謝内科には中原広明が赴任いたしました。これで神経
内科は欠員１、内分泌・代謝内科は定員（2 名）充足となりました。とはいえ、各科の定員自体がそんなに多
くはありません。今後、院長ともども、公社本部とも相談しつつ医師の充実を図っていきたいと考えておりま
す。
前回もお伝えいたしましたが、がん患者さんのためのスピリチュアルケア提供を目指した「がん相談外来」
を開設しております。「相談」と銘打っておりますが、実態としては「傾聴と共感」が主体になると思います。
がん患者さんはすべて医療でも法律でも解決できない悩みを抱えていらっしゃると思いますが、ご希望のある
患者さんがいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。
〒189-8511 東京都東村山市青葉町 1 丁目７番地１電話番号 042-396-3811
http://www.tamahoku-hp.jp
整形外科 (手・肘・肩関節外科) の紹介小
整形外科
変形性関節症や関節リウマチなどによる関節症性疾患に対して、人工関節置換術(肩関節・肘関節）、
腱板断裂、反復性肩関節脱臼などの傷害に対しては、関節鏡視下手術を施行しております。また、骨
折、靭帯損傷、腱断裂、神経・血管損傷などの外傷や、手根管症候群・肘部管症候群などの絞扼性神
経障害、野球肩・肘などのスポーツによる障害、など上肢領域の疾患に対して幅広く対応致します。
私（鈴木志郎）の外来日は、毎週月曜日となっておりますが、骨折(特に小児)や神経・血管・腱損
傷など、比較的急を要する外傷に関しては、随時対応致しますので、そのような症例でお困りの際は、
ご相談いただけたら幸いです。
講座名：
「シンボーサイドーと言われたんだが・・・
～治療を要する不整脈のなかで最も多い病気の話～
治療を要する不整脈のなかで最も多い病気の話～」
日時：平成 26 年９月 1２日（金）
日（金）1４:０0～15:３
15:３0
※開場 13：
13：３0 受付開始
会場：東村山サンパルネコンベンションホール
講師：多摩北部医療センター循環器内科部長村﨑理史
その他：参加費無料
その他：参加費無料事前申し込み不要
変形性肩関節症に対する人工肩関節置換術
指神経損傷に対する縫合術（マイクロサージャリー）
紹介・予約のご案内
患者さんのご紹介にあたっては「紹介状（診療情報提供書）
「紹介状（診療情報提供書）」と「受診科のご予約」
」「受診科のご予約」をお願いします。
「受診科のご予約」
また、紹介状には受診科の明記をお願い致します。初診時に紹介状が無い場合は、選定療養費として診療代の他
に 1,239 円＋別途消費税が加算されます。
予約専用電話
042042-396396-3190
042042-396396-3511
予約受
予約受付日時
月～金曜日９時～１７時
土曜日９時～１２時
術前
術後
断に対する
縫合術
※お急ぎの受診予約希望や、受診に関してのご相談等の場合は、地域医療連携室までご連絡下さい。
（受付日時：月～金曜日９時～１７時）
各種検査予約
多摩北部医療センター代表電話番号：０４２－３９６－３８１１
０４２－３９６－３８１１
放射線
代表番号より下記へご連絡願います。
（受付日時：月～金曜日９時～１７時）
９時～１７時）
ＭＲＩ検査
：内線 2600
ＣＴ・一般Ｘ線検査：内線
内線 2236
ＣＴ・一般Ｘ線検査：
核医学検査
：内線 2240
放射線治療
：内線 2073・
2073・2169(地域医療連携室)
内視鏡
代表番号より内視鏡受付（内線：
（内線：7475
（内線：7475）
7475）へご連絡願います。
（受付日時：月・水・金曜日９時～１７時）
≪地域医療連携ニュース「たまほく」に関するお問合せ≫
地域医療連携室担当：福井、鈴木代表電話番号 042-396-3811
内線 2073
アンカーの挿入
断端への糸かけ
関節リマにる指・小指
術前
縫合
断に対する
手術(
術)
術
術後
小児
膵臓病外来の紹介
科
小児科仁科範子
柴田喜明
膵臓病外来では、近年、患者数の増加が著しい「膵臓疾患」を専門に診療しています。
糖尿病を除く膵臓疾患全般に対応していますが、特に、「膵固形腫瘍」「膵嚢胞性腫瘍」「膵管内乳
頭粘液性腫瘍（IPMN）」の診療を中心に、毎週火曜日午後に行っています。当院ではコンベックス型
超音波内視鏡検査システム一式を導入しています。超音波内視鏡検査（EUS）は、今日の膵疾患の診
療において必要不可欠なものです。内視鏡の先端に特殊な小型超音波プローブが装着してあり、胃や
十二指腸から消化管ガスの影響を受けることなく膵臓を詳細に観察することが可能です。さらに、コ
ンベックス型超音波内視鏡では EUS-FNA（超音波内視鏡下穿刺吸引法）による細胞診・組織診やそ
れを応用した様々な治療手技が可能です。
当院には、MDCT、MRCP に加え、ERCP（内視鏡的逆行性膵管胆管造影検査）、EUS（超音波
内視鏡検査といった膵疾患の診察に必要な全てのツールが揃っています。早期発見が困難とされる膵
臓がんの早期診断に尽力し、微力ながら地域の膵がん診療に貢献すべく日々努力して参りますので、
患者さんのご紹介をよろしくお願い申し上げます。
今回は、小児科の内分泌代謝外来を紹介させていただきます。外来診療は、毎週水曜日の午前午後
に小児科外来にて診療しています。当外来では次のような訴えのある患者さんを診療しています。
〇身長、体重
〇思春期
〇外性器
〇甲状腺
〇甲状腺
〇皮膚
〇糖尿病
〇生活習慣病
〇その他
：増えない・増えすぎる
：乳腺発達・恥毛など（早い・遅い）
：形が気になる
：甲状腺が腫れている（機能亢進・機能低下）
：色が黒い、多毛がある
：多飲・多尿がある。糖尿がある
：肥満、コレステロールが高い
：低血糖がある。くる病などのカルシム代謝異常など
この中で、当院通院中の患者さんで特に多い「
「低身長」
「1 型糖尿病」
低身長」と「
型糖尿病」ついてご紹介します。
＜対象疾患＞
〇
〇
〇
〇
科の紹介
膵臓腫瘍
膵のう胞
胆管の異常
膵臓の異常陰影など
ひとことに低身長と言っても、治療が必要な病的な低身長はごくわずかです。多くは「体質性低
身長」、「家族性低身長」、「思春期遅発に伴う低身長」で心配ない低身長です。当外来では何か
身長の伸びない原因がないかを確認するため、診察・必要な検査等を行います。
受診される際は、今までの成長の記録（母子手帳、保育園・幼稚園、学校の身体測定の記録など）
を持参してください。その記録をもとに成長曲線（図①）を付けます。この成長曲線が低身長の診
断に最も重要な情報です。
＜図①＞
治療
受診
＜検査科のご紹介＞
検査科
＜家族性低身長＞
・成長曲線に沿って
伸びている
・病的ではない低身長
星野
検査科では、細胞検査士 3 名、超音波検査士 2 名、認定輸血検査技師 1 名、糖尿病療養指導士 1 名等、臨床検査
の各分野に学会認定技師を配置し、質の高い検査結果を迅速に提供、診療貢献しております。
＜最近の取り組み＞
〇尿沈渣検査法指針 GP1-P4(2010)に則り、糸球体型赤血球とその判定の報告を始めました。
〇介護保険施設入所中の閉塞性尿路疾患患者の血液培養より検出された「Oligella urethralis」の症例を日本臨床微
生物学会で報告しました。
〇「Oligella urethralis」は泌尿生殖路の片利共生菌で、臨床分離株の多くは尿由来です。国内で本菌が尿より分離
された例はいくつか報告されていますが、血液培養からの分離報告例は本症例を合わせて 2 例のみです。本菌はキ
ノロン耐性が多く報告され、本例においてもキノロン耐性でした。
本例の菌血症の原因として、前施設での膀胱洗浄とレボフロキサシン投与の結果、菌が選択され、逆行性感染を起
こしたと推測されます。本来、共生菌である Oligella urethralis が菌血症の起炎菌となるには、膀胱洗浄など特殊な
条件が介在している可能性あります。このような報告例の少ない、まれな細菌による感染症にも対応できるよう、検
査内容の充実に努めております。
血液寒天培地上のコロニー
血液寒天培地上のコロニー
グラム染色像
グラム染色像
＜成長ホルモン分泌不全による低身長＞
・矢印の部分で成長曲線から身長が離れて
しまっている。
・成長ホルモン注射治療をすることで身長
がよく伸びるようになっている。
病
ひとことに糖尿病と言っても、子供に多いタイプの 1 型糖尿
病はよく耳にする肥満などの生活習慣病で起こってくるタイプ
の糖尿病とは原因が全く異なります。
1 型糖尿病はインスリンという唯一の血糖を下げるホルモン
を作っている細胞が壊されてしまうことによってインスリンが
出なくなってしまうタイプのものです。自分でインスリンを出
せなくなってしまうので外からインスリンを何らかの方法で補
充する必要があります。補充する方法は、インスリン皮下注射
とインスリンポンプがあります。
当外来では積極的にインスリンポンプ（図②）を導入し、
ここに定期的な持続血糖測定モニターを併用し、よりオーダー
メイドの治療を目指しています。
図②
お子様の好みのシールが貼れます！

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