麗澤大学 英語劇グループが 大同窓会を開催 た 「劇団FESTE」 (1982∼1993年) の最終公演から 英語劇グループのOB・OGが中心になって活動し 20年が経った今年、 『 写真で振り返る英語劇団フェ た。英語劇グループは本学で最も伝統のある活動 1993: An Illustrated History)』が刊行されまし のひとつであり、 この出版を機に、本学学長をはじめ て100名以上が参加した大同窓会が7月13日、 FESTEのOB・OGと現役の英語劇メンバー合わせ Reitaku Student Plaza “はなみずき” で開催。 会 場には、これ までの公 演の て き た シェイ ク ス ピア の 演 目 “The の1シーンを 再 現。観 客 を Tempest” 劇中に巻き込みながらの迫真の演技と 写真パネルや昔のシナリオやポス ター、パンフレットなども 展 示さ 先輩からは、今のような音響装置が 歌に会場は一気に盛り上がりました。 整う前は、太鼓一つで行っていたというエ さに当 時 を 思い起こしていまし ピソードや、現役メンバーが当たり前の れ、メンバーはそれぞれ、懐かし の上映に加え、新 た。また、過去の公演のスライド ショーや 法は、実は部 員が考 案したものだった ように行っている台 本へのマーキング方 という 思い出 話が披 露され、当 時を懐 旧メンバーの愉快なパネルトーク した。 前部長で今回のコーディネー 名の現役メ かしむ場面も見られました。 ポジウム﹂に引き続いて、本年も9月 日にボ 昨 年4月 開 催の﹁道 徳と社 会 的 責 任のシン ある道徳教育効果の測定に関する研究の中間 大 学 人 格と市 民 性センターとの共同 研 究でも 動︶ ﹂ ﹁エートス︵心的態度・道徳的規範︶ ﹂の 課題について発表し、﹁ロゴス ︵理論︶ ﹂﹁パトス ︵情 学とボストン大学との研究交流の歴史と今後の シンポジウムの冒頭では、中山学長が麗澤大 ラフ教授、水野修次郎教授等が参加しました。 ました。麗澤大学からは中山理学長、 ピーター・ メリカ﹂というテーマでシンポジウムが開催され 人格を強化するサービスラーニング 日本とア ストン大 学 教 育 学 部において﹁文 化 を 越 えて るその人のアイデンティティについて議論を展開 についてのコメントがあ り、主 体 的に奉 仕 を す について、フィリップ・テイト教授からは﹁犠牲﹂ 教 授から﹁サービスラーニングと人 格の向 上﹂ ボストン大 学からは、スコット・サイダー准 学習体験について紹介しました。 ング ― 内側からの展望﹂をテーマに発表し、自 身の経験から麗澤大学やモラロジー専攻塾での ンター研究員は、﹁日本におけるサービスラーニ さらに、同行した古川範和道徳科学教育セ 発表を行いました。 標に努 力していきます﹂ と熱い 控 えている学 内 公 演 成 功を 目 化で き るよ う、ま ず は 日々、真 剣 勝 負 をしていま す。 は家族のような存在。だからこ とって英語劇グループのメンバー 月に 11 ていました。 交 友 を 温め まで 新 旧の よ うに遅 く 惜 し む かの 変 え名 残 を 同 窓 会がお開 き 後 も、会 場 を 露 され、3時 間 半 を 超 える大 田次 郎 氏による演 奏や歌も披 や 英 語 劇の音 楽 に FESTE 長年携わった、永森久隆氏や澤 思いを語りました。 英語劇グループが更に発展・進 そ 本 気でぶつかり 合いながら、 すべてに品性を発達させる に積極的に実践することによって学習できると しました。その後、センター長のスティーブン・ いう確信が得られたことです。さらに、サービス た。 違いを 比 較 す るだ けでな ラーニングは人 格の向 上に大 きなインパクトが エレンウッド教授の司会による活発な質疑応答 く、異 なる文 化 を 結ぶ努 あるとの共 通 理 解 も 得られました。限られた 続いて、ラフ教授が﹁日 力の必要性を訴えました。 時 間ではあ り ましたが、今 後の発 展に期 待で 今 回のシンポジウムの成 果は、道 徳は体 験 的 ま た、水 野 教 授 が﹁道 きるテーマであり、実のあるシンポジウムとなり がありました。 徳教育のインパクト﹂と題 ました。 本とアメリカとの比較﹂に 学 教 育センターとミズーリ して発 表し、本 学 道 徳 科 ついて発 表し、文 化による 教 育の必 要 性 を 訴 えまし 重 み を一層 感 じ ま し た。私 に 先 輩たち を 見て 〝伝 統〟という した。当 時 を 生 き 生 き と語る 中で、記 念 すべき一日となり ま ﹁英 語 劇グループの長い歴 史の 交 流・国 際 協 力 専 攻4年︶ は、 ︵国 際 にあたり過去に何度も演じられ ト を した 根 本 元 気 さん ンバーも 参 加 し、先 輩 を 迎 える 大同窓会には約 60 で英 語 劇の歴 史 を 振 り 返 り ま D V D ボストン大学教育学部 ﹁品性・社会的責任センター﹂ でシンポジウムを開催 ステ (FESTE English Speaking Theatre 1982∼ 26 http://www.reitaku-u.ac.jp/ TOPICS 2013.10.18 ❷ 麗澤オープンカレッジ特別講演会 2013( 前期 ) ❹「研究奨励賞」「教育奨励賞」/父母懇談会 ❺ まんりょう/チャイナ・エアラインでインターンシップ ❻ 私たちのゼミ自慢(外国語学部・経済学部) ❽ SNS 利用「実名社会としてのインターネットの歩き方」 別科日本語研修課程秋学期入学式・特別聴講生開講式 留学生現地レポート/タイ・スタディツアー 平成 24 年度廣池学園決算概要 高校生対抗麗澤ビジネスコンテスト/ 1 泊 2 日の体験入学 全米模擬国連大会に挑戦/英語学習支援ボランティア 麗澤教育の理念 麗澤教育のめざす人間像 麗澤教育は、創立者廣池千九郎が提唱した道徳科学「モラロジー」に基づく知徳一体の教育 ①大きな志をもって真理を探求し、高い品性と深い英知を備えた人物 を基本理念とし、学生生徒の心に仁愛の精神を培い、その上に現代の科学、技術、知識を修 ②自然の恵みと先人の恩恵に感謝し、万物を慈しみ育てる心を有する人物 得させ、国家、社会の発展と人類の安心、平和、幸福の実現に寄与できる人物を育成する。 ③自ら進んで義務と責任を果たし、国際社会に貢献できる人物 「現場力が日本を動かす。」 森 民夫 氏 新潟県長岡市長・全国市長会長 ど 様 々 な 施 設 を 紹 介。 そ れ は、 「市 民は豊かな想像力を持っている。そ れを表現させる場をつくると、市民 もまちも成長する」と解説しまし 森講師はま ずに復興を遂げてこられたのは、“米 岡は困難に見舞われてきたが、諦め し、カタチにすることができる。地 で、現場(住民と市)の知恵を活か 言 及 さ れ、 「道州制を導入すること 日 聴講者/ 187名 ず、 地 元 長 岡 百俵の精神”という長岡魂があった 月 に は“ 米 百 俵 た。さらに地方分権問題についても の精神”とい では、お母さんたちの声から生まれ を舞台にした映画「この空の花─長 最 後 に、 長 岡 大 花 火 大 会 と 長 岡 れました。 が あ る こ と を 力 説。 そ の 精 神 と は 、 た「子育ての駅─てくてく」をはじ 続いて長岡市政における現場力 江戸末期、越後国長岡藩士の大参事 岡花火物語」を紹介。スクリーンに 「女性は奇跡を起こせるか?」 黒須 里美 氏 麗澤大学 大学院言語教育研究科長 日 聴講者/ 197名 起 こ せ る か? 冒 頭、「 奇 跡 を 黒須講師は めに、世代を超えて対話をしていき て来られた皆さんと奇跡を起こすた な奇跡)として高度経済成長を支え 日はエコノミックミラクル(経済的 月 ではなく、本当 たい」と述べ、 インタラクティブ(双 開催日/ は起こさなく 方向型)の形式で講演をスタートし 講師がこれまで研究してこられ ました。 てはならない時代に来ています。今 数々を紹介。 た人口学、社会学、歴史人口学の観 め、スポーツやコンサートができる 点で、 「ライフコース」 (年齢、時代、 であった小林虎三郎氏が提唱した 最 後 に、「 江 戸 時 代 の 素 晴 ら し 長 岡 花 火 の 映 像 が 映 し 出 さ れ る と、 さは、外 国か ら巻 き込まれ過 ぎず、 迫力のあるその光景に聴講者全員が 述べ、前回講演された田中優子講師 誕生年等)と、 「ジェンダー」 (社会 (法政大学 社会学部メディア社会学 的性差)による視点で議論したいと 欧 米 の 真 似 を す る だ け で な く、 日 独自の道を探し歩むことができた 本文化の持つ復活力を考える時期 しかしその“復活”は、一朝一夕で 換 を 迎 え、 “ 復 活 ” を 遂 げ ま し た。 な い 動 作 で す。 重 要 な 点 は、 そ れ 手を思いやる気持ちがないとでき や“ こ ぶ し 腰 浮 か せ ” な ど は、 相 し ぐ さ ” と い わ れ る“ 傘 か し げ ” い て 活 発 に な さ れ ま し た。 「 “江戸 質 疑 応 答 も「 江 戸 し ぐ さ 」 に つ ような、決して単純な家族関係では た時代であり、今の時代に思い描く めに必死になって最善を尽くしてき て、 「 そ の 貧 し い 時 代、 生 き 残 る た イフコースを紹介されました。そし 縁を繰り返した、ある農民女性のラ 黒須講師は江戸時代末期の結婚と離 ます。学生達もこれらの諸活動に関わり、日々の勉学と共に具 本学学生がほとんどの事業に企画から運営まで担っています。 体的・実践的な一般社会に触れることによって、貴重な成長の 今年 4 月は、地域振興のために企画から加わり「光ヶ丘商 糧にすることができています。少子高齢化や情報化など、生活 店会クーポンプロジェクト」がスタートしました。月末には第 4 環境が多様に変化する中で、地域活性化のあり方を検証しな 回「光ヶ丘ミュージック・フェスティバル」が開催され、全国 がら、さらなる官民産学の活動を展開していきたいと思います。 . 贈された百俵の米を、食べずに売却 「降りる思想」 行われたわけではなく、1603年 ら が 社 会 へ 出 る 中 で、 人 間 関 係 の ありませんでした」と解説し、家族 も深め、支援する本学学生団体の輪を広げていきたいと思い “ はなみずき ” が 1 年半前に開設されてからは一大拠点となり、 して学校の建設費などに充てたと 清楚な和服 年以 が「昔」からの単純な連続ではない 事業」です。地域に開かれた複合施設 Reitaku Student Plaza い う 逸 話 で す。「 そ の 後 の 戦 争 で の に身を包まれ に江戸幕府が開かれてから 距離感を自然につくりだすという、 科 教 授 ) の 講 演 会 に も 触 れ ま し た。 た 田 中 講 師 は、 上もかけて大きな転換がなされ、努 独自の日本文化であることです」 ことを強調されました。 に来ています」と展開しました。 スライドを使 力の末に独特の江戸文化が築かれ と 述 べ ま し た。 更 に 敬 語 や 俳 諧、 優子 氏 用しながら江 たのです」と力強く解説しました。 玄関の上り框などを例に 出し、 「相 す か?」 と 会 場 に 投 げ か け ま し 「女性は奇跡を起こせると思いま でき、老若男女を超えて様々な人達が交流する場として定着し 6 法政大学 社会学部メディア社会学科教授 戸 時 代 の 印 象 に つ い て、「 一 般 に 江 演題の「降りる思想」について、 手の身になって考えるこ とで、 “付 た。 な か な か 奇 跡 を 起 こ す こ と が &新鮮朝市」では、来場者と出店者の人たちと親しい関係が た。 空襲や新潟県中越地震でも度々長 戸時代は鎖国制度によって閉鎖的な 「 “降りる”とは“下がる”ことでも き過ぎず、離れ過ぎない人間関係” で き な い 理 由 に つ い て、 2 0 1 2 並ぶようになり、やがて協同組合光ヶ丘商店会が組織されまし 日 聴講者/ 206名 国であり、その中から独自の文化が を つ く る こ と が で き ま す。 そ う し ガーデン&灯籠 ( ひかり ) まつり」が二夜連続で開かれ、光ヶ 月 生まれた、と単純に考えられていま に学び降りることです」と述べ、江 “ 落 ち る ” こ と で も な く、 江 戸 時 代 た 江 戸 時 代 の 文 化 は、 現 代 で も 通 遊びをして楽しみました。また、第 3 回「光ヶ丘サマーナイト 学生が夏休みの宿題をサポート「学びも遊びも全力で!」 開催日/ した。しかし、それをグローバルの 戸文化について多くの浮世絵を映 国」が行われ、地域の子ども達の宿題を支援。勉強の後は水 次 に こ の 講 演 の 本 題 に 言 及 し、 視点からみると、まったく違う江戸 し出しながら、油や着物などの資源 会 シ ス テ ム は、 1 9 3 3 年 に ア テ 賑わいの場を演出。 文化の本質が見えてくるのです」と、 ネ憲章によって「住む」 「働く」 「楽 代的ニュータウンとなる「光ヶ丘団地」を建設。インフラが整 今回の講演趣旨を説明。 髙辻講師は しむ」「移動する」と どもから大人まで両日で 2 千名を超える来場者があり、大変な 年 に 行 わ れ た「 世 界 経 済 フ ォ ー ラ ま ず「 成 熟 社 会 れ た が、 基 本 的 に は 現 在 も そ れ が の隣に日本住宅公団(現UR都市機構)が日本で初めての近 ム」において男女格差が135カ とは何か」との 踏襲されていると解説。つまり、「住 がら、光ヶ丘商店会加盟の飲食店が料理や飲み物を提供。子 用するのです」と締めくくられま 問 い に、「 そ れ む」=「住宅」 「働く」=「産業」 「楽 丘地域にて結成された音楽グループの JAZZ 演奏などを聴きな した。 は 一 言 で い え ば“ 消 費 需 要 が 飽 和 し しむ」=「消費・修養・交流・継承」 生 き る に は、 集 住 シ ス テ ム( 人 々 昭和 10 年に、麗澤大学の前身である道徳科学専攻塾が今 の柏市光ヶ丘の地に開設されて、22 年後の昭和 32 年、本学 を大切にして使い尽くす知恵と、ゴ た社会”と呼べる状態です」と解説。 「 移 動 す る 」 =「 交 通 」 で あ り、 こ の 生 息 地 の あ り 方 ) を 見 直 し、 政 猛暑が続いた夏、8 月の終わりには第 4 回「光ヶ丘子ども天 ミを出さない完全な循環型社会の 等にしなければ職場も平等になら そ の 消 費 需 要 に つ い て、「 衣・ 食・ の視点で都市開発が行われている し て、「 効 率 的・ 量 的 変 革 を 求 め る 府の政策に頼らずにアイデアを が開かれ、柏市ペタンク協会の協力を得て地域の生涯スポー 「 日 本 は 戦 国 時 代 と い う、 ど ん 底 ない”の言葉を紹介。「鍵を握るの 住・ そ の 他、 対 個 人 サ ー ビ ス で あ る と 述 べ ま し た。 更 に 東 京 都 と 柏 市 “プロセスイノベーション”も大切 持 っ た 人 々 が 集 ま り、 プ ロ ジ ェ ク ツの振興に尽力しました。 の時代から江戸時代という大きな転 ま し た。 そ し て、「 男 は 仕 事、 女 はこの会場にお集まりの皆さんで “ 私 的 財 ” は 充 実 し て い る が、 政 府 を比べながら、「住宅」および「産 だ が、 こ れ か ら は 新 し い 製 品 や 新 し また、5 月中旬には第 4 回「光ヶ丘ペタンクリーグ 春季大会」 「 皆 さ ん は 世 界 の 中 で、 こ れ ま で 誰 も 経 験 し た 事 が な い“ 超 高 齢 化 社会”に生きています」と言及さ 社の である Facebook S サ ン ド バ ー グ 氏 の、“ 家 庭 を 平 は 家 庭 だ と 思 っ て い ま す か?」 と す。 私 た ち か ら 奇 跡 を 起 こ し て い れ、 会 場 に 質 問 を 投 げ か け る と、 マ イ が 供 給 す る 道 路・ 公 園・ 橋 梁 な ど の 業 」 と い う 視 点 と、 こ れ か ら の 都 い サ ー ビ ス を 生 み 出 す“ プ ロ ダ ク ト だ と 述 べ ら れ、 講 演 後 は 活 発 な 質 ト志向でまちづくりを考えるべき 切になってくる」と提案。 しい演奏を披露しました。 国 中、 日 本 は 1 0 1 位 で あ る こ と 。 2013年 月に発行された“ The ”でも日本のジェンダー Economist に関しては、まだまだ低い評価だっ クを向けられた参加者の皆さんも き ま し ょ う 」 と 訴 え、 活 気 に 満 ち た講演を締めくくりました。 秀興 氏 “ 公 共 財 ” と、 人 々 が 共 同 し て 供 給 日 聴講者/ 167名 す る ク ラ ブ・ 組 合・ 都 市 再 開 発 事 業 最 後 に、 こ れ か ら の 成 熟 社 会 を 市計画と今後の方策について言及。 月 等 と い っ た“ 第 三 の 財 ” に 課 題 が あ つに分類さ る 」 と 指 摘 し ま し た。 こ の 打 開 策 と 開催日/ 麗澤大学 経済学部教授 髙辻 「成熟社会の 都 市 再 生 」 らに盛り上がりました。 様 々 な 意 見 を 述 べ ら れ、 会 場 は さ た こ と な ど、 数 々 の 資 料 を 紹 介 し 第2回 疑応答が行われ終了しました。 てきました。 本学の地域活性化のための連携活動として、現在最も活発 今後は地域活動を行う町会や自治会等の各種団体との交流 に展開しているのが光ヶ丘商店会と連携する「光ヶ丘地域連携 加えて、毎月の定期開催となった「光ヶ丘フリーマーケット 備されてくると、団地を取り囲むように様々な商業施設が立ち 3 30 大会出場でも有名な柏市立小・中学校の各吹奏楽部がすばら (後援:千葉県教育委員会、柏・流山・松戸・我孫子・野田 各市教育委員会、柏商工会議所) 次に都市開発について都市の社 田中 ことです」と言及され、 「私たちは、 アリーナ、市民が自由に使用できる 13 引き込まれました。 ナカドマ、市役所機能が一体となっ 7 た市民交流施設「アオーレ長岡」な 繁栄の基となる」という思想のこ 第3回 と。藩が困窮の極みであった時に寄 「 教 育 こ そ 人 材 を 育 て、 国 や ま ち の う誇れる教え 方分権が日本を再生する」と力説さ 開催日/ 11 からです」と説明しました。 5 8 8 商店会・学生・大学が連携した コミュニティ貢献活動 ROCK では本学教員および各界の著名人や専 門家を招いて、毎年、前期と後期の各4回にわ たり、「特別講演会」を開催しています。前期 に開催された講演会の要旨を紹介します。 イノベーション”という考え方が大 4 小学生の吹奏楽の演奏 が「光ヶ丘ミュージッ ク・ フ ェ ス テ ィ バ ル 」 を盛り立てる 地域社会活性化のための諸活動で “ まち ” が元気になっていく C O O 総合テーマ「復活 !!」 3 2 3 第1回 麗澤オープンカレッジ特別講演会2013(前期) 第4回 夏 に な る と、 て最も暑かった ある夏の日のこ と を 思 い 出 す。 甲子園が連日に 放映される少し 前 に、 全 国 高 校 総体が行われて イ」と呼ばれる高校生にとっ ては最も大きなスポーツイベ ン ト で あ る。 高 校 生 の 私 は、 ある夏の日にその場所に立っ ていた。 イ ン タ ー ハ イ は、 中 学 か らテニスを始めた私にとって 大きな目標であった。地元の インターハイの常連校が練習 をする市営のテニスコートに 行っては、その高校生のプレ イを見ていた。そんな高校生 の方は、中学生の私たちの憧 し か し、 私 の 中 学 に は テ れであった。 ニスコートすらなかった。近 所の企業のコートが空いてい る時に貸していただき、ロー 月 日、 Reitaku Stu“はなみずき”で dent Plaza 全学教職員懇親会を開催 。 中 山 理 学 長 は 開 会 挨 拶 で、 「将来構想検討委員会で検 討してきた麗澤大学の中期 計画が、ほぼ固まりました。 今後は、この計画の実現に 向けて教職員が一丸となっ て取り組んでいきましょ う」と、力強く述べました 。 懇 親 会 で は「 研 究 奨 励 賞 」 「 教 育 奨 励 賞 」の 表 彰 式 も 行われました 。 これらの賞は、麗澤大学に おける学術・研究・教育、社 会貢献の振興・奨励をはかる ために、顕 著 な 業 績 を あ げ た教 員に対して贈られるも ので、委員会の厳正かつ慎重 な 審 査の結 果、受 賞 者が選 考されます 。 平成 年度大学後援会と麗澤大 学の共 催 行 事「 父 母 懇 談 会 」が、 月 日の高 知 を 皮 切 りに 月 日 の柏 会 場 まで全 国 会 場で開 催さ れ、 盛況のうちに終了しました。 「 父 母 懇 談 会 」開 催の趣 旨は、父 母・保 証 人の皆 様に本 学の「 教 育の 理 念・麗 澤 教 育のめざす 人 間 像 」を ご理 解いただくとともに、大 学の現 況や学 生の学 業や大 学 生 活の状 況 をお知らせし、 かつ地 域の父 母の皆 様 方 相 互の親 睦 と交 流 を 図ること にあります。 今年度の地方会場では 会場 組 ( 外 国 語 学 部 組、経 済 学 部 組、 大学院 組) 103名が参 加され、 個別面談、 昼食懇親会、 また全体会 が行われ、 大学からの現状報告や参 加 者 自 身の自 己 紹 介および質 疑 応 答などで、 より深い情報交換や意見 交換が行われました。 本 学「 柏 会 場 」には爽やかな秋 晴 れの中 、 組( 外 国 語 学 部 組 、経 済学部 組) 118名の方が参加。 初めに全体会が開催され、 若林浩 司後援会副会長の挨拶に続き、 小野 宏 哉 副 学 長 からは大 学への教 育 活 動支援についての御礼と、 大学におけ る教 育が学 生に満 足 を 与 えるとい 森田健作知事が「教育立県ちば」 を 目 標 に 掲 げ る 千 葉 県 で は、 次 期 教育振興基本計画を策定するため に「光り輝く“教育立県ちば”を 推 進 す る 懇 話 会 」 を 設 置 し、 教 育 日に開催された第 回会 委員会からの依頼によって中山学 月 長が委員に就任。 合 で は、 森 田 知 事 も 出 席 す る 中、 名ほどの参加者が 千葉県職員に加えて傍聴する一般 市民も含めて 選されました。 回 う 意 味で教 育の質の向 上が重 要で あることの挨 拶がありました。その 後、下田健 人 経 済 学 部 長による「 互 敬と麗澤教育」と題して講演が行わ れ、 質疑応答ではご父母が熱心に質 問されていました。 昼 食は学 生 食 堂 ひ 「いらぎ で」立 食 形 式でのパーティーが和やかに開 かれ、午 後は学 部 別 懇 談 会、希 望 者 対象の個別面談、 内容別相談会(就 職・留 学・奨 学 金・履 修・授 業 関 係・学 生生活全般等) が行われました。 参 加いた だいた 皆 様 は 教 員 とコ ミュニケーションを 積 極 的に図 り、個 別の相談会でも熱心に質問をされて いました。 個 別 面 談では、学 生の所 属 す る 学 部 教 員と学 生の学 業 状 況や学 生 生 活について情 報 交 換が行われ、 ご 父 母 からの意 見や要 望 等はゼミ担 当教員やクラス担任と関係の部署に フィードバックされました。 本 懇 話 会 で は、 今 年 度 中 に の 会 合 を 開 催 し、 ①「 学 力 向 上 」 ②「いじめの防止」③「道徳教育 つ の充実」④「教員の資質向上」⑤ 「 幼 児・ 家 庭 教 育 の 推 進 」 の のテーマについて意見交換する予 定です。ここで出された意見は教 育委員会で論点整理され、それに 基 づ い て 来 年 度 一 杯 か け て、 次 期 教育振興基本計画が策定される予 定になっています。 疑応答の時間には参加者からの質問、意見などが飛び交いました。 あり、冒頭で中山学長が座長に互 した経緯や、麗澤高等学校での授業実践の各報告が行われ、質 います。 けないという 実 感が湧いてきたとい 広 く 活 躍の場 が あることに気 付 き ました。卒 業 後は社 会の一員として、 より一層の責 任 感 を 持たなければい をひとつ踏むことができたように感 じました」と述べました。 また、村 崎 さんは「 航 空 会 社の仕 事はクルーやグランドスタッフのよう に直 接 お 客 様 と関わる仕 事 しかイ メージで き ませんでしたが、様々な 部 署での仕 事 を知り、 この経 験を 通 して社 会 人として自 覚とマナーの重 要 性 を 勉 強 し ま した 」と 語 り ま し た。 今 回のインターンシップで二人は、 航 空 会 社に抱いていたイメージがが らりと変わり、航空業 界の中でも幅 が必要であると同時に、教師と学生・生徒とのかかわりの中で道徳 14 中国語専攻の学生が チャイナ・エアラインでインターンシップ 麗澤大学道徳科学教育センターと 中山理学長 「光り輝く“教育立県ちば”を推進する懇話会」の座長に就任 けて市営のテニスコートに 位になっ そんな中で中学の時に、岐 通っていたのである。 阜県ランキングで ていた私は、インターハイの 常連校からの誘いをいただい た が、 地 元 の 進 学 校 に 行 く。 そこには立派なテニスコート があった。それが嬉しくてな らなかったが、今度は、練習 日に 時間以内という制限があっ 時間は週末も含めて た。そのため、市営のテニス 年 コート通いは、高校生になっ ても続いた。 そんな私たちが高校 の夏に、インターハイに出場 する。後輩たちは県外の中学 から選手を集めている強豪校 を破り、団体戦でも出場を果 たす。夢が現実になった日で あった。それを実現させたの は、実は、その市営のテニス 年の時に赴任し コ ー ト で 知 り 合 っ た 指 導 者、 そして高校 てきてくださった監督の指導 教えを請う側の熱い想いと 力であった。 優 れ た 指 導 者 と の 出 会 い は、 中華航空( CHINA AIRLINES ) で 月 ~ 日にかけて、菊 池 主 税 さんと村崎未有さん (中国語専攻 年) の二人がインターンシップを 行い ました。 業務は英語と中国語が主で、 貨物 部・マーケティング部・営業部・コールセ ンターをはじめ、成田空港ではクルー のフライト直前のブリーフィングにも はじめ 教育奨励賞 ラ ー を 引 き、 草 む し り を し、 夢を実現させる。練習環境な しました。井出 元 学長補佐が知識として道徳を教える「狭義の道 著書『変貌する情報セキュリティマネジメント─技術・法令・倫理を基盤 ラインを引いてからはじめて どではない。教員となった今、 私は子供たちの夢を実現でき であり、そのための人格教育の必要性を述べ、講座の目的を紹介 として』により、企業や公共団体における情報戦略の領域において極 練 習 が 出 来 る 環 境 で あ っ た。 参加し貴重な経験をしました。 菊池さんは、「幸運にも2週間とい う長期間で、座学による知識吸収と 現 場 を 実 際に体 験でき たことは貴 中山理学長は、21 世紀に求められる汎用的能力の中核は人格力 河村茂雄氏(早稲田大学教育・総合科学学術院教授) 鈴木みゆき氏(和洋女子大学人文学群教授) 宮田 修氏(熊野神社宮司・元 NHK エグゼクティブアナウンサー) 芳沢光雄氏(桜美林大学リベラルアーツ学群教授) 要であると講演。その後、 『高校生のための道徳教科書』を作成 78 28 重な経験となり、社会人へのステップ 高校教員を対象とした「道徳教育講座」を 8 月 23 日に開催。 ●委員 を学ぶこと、つまり師弟同学が大切であるとして教員の人間力が重 13 を述べました。 吉田 健一郎 助教(経済学部) 自分自身にとっ 著書『福田恆存 人間は弱い』により、福田恆存研究の領域において極 週替わりで練習場所を探して るような指導者なのであろう かと考えさせられている。 員として自分自身の行動に責任を持って生活していきたい」と感想 めて有益かつ重要な見解を提示した。 いる。いわゆる「インターハ 川久保 剛 准教授(外国語学部) いた。そのため週末は早朝に 分か 感じることが出来た。すべての大人の行動が子供の人格形成に 5 49 大きな影響を与えていることを自覚し、子供の見本となる大人の一 1 「今回参加して教育者を目指す者としての責任の重さをより一層 14 研究奨励賞 仲間と一緒に自転車で た。 参加した鈴木美奈さん(国際交流・国際協力専攻 4 年)は、 2 5 1 45 89 講演する下田健人経済学部長 (柏会場) 7 ミズーリ大学 M. バーコビッツ博士が来学 4 5 教育で学校を変える!」をテーマに特別ワークショップを開催しまし 9 徳教育」と実践の場を通じて人間性を育てる「広義の道徳教育」 9 来学。共同研究の中間報告のための研究会と「エンパワーメント 新入生の基礎学力向上に大きく寄与した。 28 50 熱弁するバーコビッツ博士 院生の指導に尽力され、本学大学院の運営に大きく寄与した。 44 高校教員を対象に「道徳教育講座」を開催 3 バ ーコビッツ 博 士(Dr.Marvin W. 籠 義樹 教授(経済学部) 9 17 性・市 民 性センター)センター長の 大学院の日本語教育において学生に魅力のある授業を展開し、熱心に 父母・保証人と教職員が 熱心に情報交換 2 9 for Character & Citizenship( 品 大関 浩美 准教授(外国語学部) 25 品性教育の評価法についての共同研 12 攻の運営に大きく寄与した。 父母 懇談会 3 Berkowitz) が、8 月 19 ~ 20 日 に 中華航空日本支社長・鐘明志氏より研修修了証をいただく 2 1 中山座長と宮田副座長 究を進めているミズーリ大学の Center 熱意と工夫をもって入学前教育とリメディアル教育に取り組み、更には 2 熱意と工夫をもってオリエンテーションキャンプをはじめとする英語二専 9 北原賢一助教・佐藤繭香助教(外国語学部) 清水千弘 経済学部教授 めて有益かつ重要な見解を提示した。 30 共同受賞/犬飼孝夫教授・田中俊弘教授・磯達夫准教授 ある夏の暑い日 平成25年度 「研究奨励賞」 「教育奨励賞」を表彰 ゼミは、将来英語教師を目指す学生 ﹁英 語 教 育 研 究﹂と いう テ ー マの らがゼミの望月先生です。 ず学生を引き付ける先生、それが我 から親しまれ、いつも笑顔を絶やさ ﹁もっち ー﹂の 愛 称 で 多 く の 学 生 い! に 足 を 運 んで く だ さ す の で 是 非、大 学 祭 とを大いに発表しま こ れ まで に 学 ん だ こ 授 業 方 法 につ い て﹂ 。 る こ と ﹂。興 味 のあ る こ と ていない新しい発見をす 学 で こ れ まで に 挙 げ ら れ テ ー マ は﹁ 日 本 文 化・人 間 メ リ ハ リのあ る ゼミ で す。 先生。学びも遊びも真剣な 仏の よ う に 優 し い 川 久 保 スーツがとても似合う、 国 人 留 学 生の 多 さ。日 本 文 ンバー同士の仲の良さと外 川 久 保 ゼミの 魅 力 は 、メ しみたいと思っています! た ! 来 年の ゼ ミ 旅 行 も 楽 もっ と 大 好 き に な り ま し 行 に 行った こ と で 、日 本 が こ と が 出 来 ま し た。京 都 旅 が 木 谷 ゼ ミの 特 徴 。もち ろ ん 人 事 管 びの中にも﹁親しき仲にも礼儀あり﹂ ン な ど 楽 し く 活 動 し て いま す が 、遊 業 以 外 で も 飲 み 会 、レ ク リ エ ーショ ど 、自 分 自 身の 就 職 活 動 に も 活 か さ れ ま う れ ん そ う︵ 報 告・連 絡・相 談 ︶﹂ の徹底な 人に対するメールや電話の礼儀作法、﹁ほ とを叩き込まれました。言葉遣い、目上の が 、社 会 で は そ んな に 甘 く な い と いう こ などの映画、日本の神社 伊(勢神宮 、夏 ) 目 漱 石 な ど 幅 広 く 、各 自の テーマ につ 川久保ゼミで一緒に楽しみませんか? や食事会を開いてよく遊びますよ! 知 る こ と が でき ま す。定 期 的 に 飲 み 会 で、日 本人以 外から見た 日本の印象 も いて皆で議論し、知識を深めていきま 沼沢 世羅︵国際交流・国際協力専攻4年︶ す。熱 く 議 論 し た 後 は 川 久 保 先 生 が 解 りやすく雑学を交えながら解説してく れ ま す。日 本 文 化 を 詳 し く 知 ら ない 人 に日本の良さを伝えられるのでお薦め です。 昨 年 、私 が カ ンボ ジ アで ボ ラ ンティ ア に 行った 時 に 様 々 な 日 本 文 化 を 伝 え、充実した国際交流を行うことが出 来ました。﹁外国の方に日本の良さを伝 だ の で 、そ の 目 標 も 達 成 す る こ え たい ﹂という 理 由 で この ゼミ を 選 ん とが出来ました! もっと触れるために夏休みにゼ そし て 、去 年 か ら 日 本 文 化 に 都へ行ってきました。京都の神 ミ旅行をしています。今年は京 社 や 街 並 み を 見 て 、﹁ 日 本っ 実 感 す る こ と が で き 、さ て こ ん な に 美 し いのか ﹂と イッチ切り替えで、私たちゼミ生を導 も 、授 業 と な れ ば﹁ オ ン・オ フ ﹂の ス カーでもあり、﹁アットホーム﹂ の中に 生 〟。実 は 優 し く 面 白 く 、ムー ドメー 貫 禄 が あ り、 一見 怖 そ う な〝 下 田 先 になって は しゃい だ り し て 、学 生 時 代 ありません。近くの川で全身ずぶ濡れ とが出来ます。仲間とは勉強だけでは ることで、また違った観点に気付くこ 仲間とアドバイスし合いディベートす 県 ︶での ゼ ミ 合 宿 で は 、論 文 につ い て 大 学 の 谷 川 セ ミ ナ ー ハウ ス︵ 群 馬 交流をより深める ら に メ ンバ ー 同 士 の 張って ゼ ミ で 研 究 し た 成 果 を 伝 え る いてくれます。 にし か 出 来 な い﹁ 青 春 ﹂を 謳 歌 し ま し ことが出来ました。 す。 一つ は ゼミの 雰 囲 気 が 良 く 、先 輩 このゼミを選んだ理由は二つありま た 。この ゼ ミ 合 宿 で は 、先 輩 後 輩 との ﹁ゼミは家族!﹂。これはゼミを選ぶ 仲が一段と縮まります。 きっか け と なった 先 生の 言 葉 で す。下 ま た 、﹁ 女 性 雇 用 ﹂につ い て 学 べ る こ と が 二つ 目の 理 由 で す。私 は 田 先 生 は ゼ ミ 生の こ と を 家 族の よ う たちの温かさです。 したが、今ある女性の現状や、結 女 性 雇 用 につ い て 研 究 し て き ま く 学 べま し た 。下 田 ゼ ミ で は 婚 後 も 働 き 続 け る に は どの よ ゼミがたくさんあり、多くを学ぶこと れます。もちろん麗澤大学には素敵な に 大 切 に 思い、親 身 になって 接 し て く ど こ に も 負 け ま せ ん 。学 生 と し て の うな制度や改善が必要かを深 ﹁勉強﹂と﹁青春﹂を満喫し、家族のよう ゼミです! な 存 在 に 出 会 う こ との 出 来 る 最 高の か れ た 際 に 、胸 を 大内 悠加︵経済学科4年 ︶ 張った こ と は ? ﹂と 聞 が出来ますが、その中でも﹁温かさ﹂は の 面 接 で﹁ 学 生 時 代 頑 3年次に卒業論文を 60 %ほ ど書きあげます。就職活動 経 月からは英語教 が集まって日々頑張っています。 育 に 関 す る テーマ を 理についての知識、 プレゼンテーショ した。 化に興味を持ってくれた人 今年は英語力の向上をゼミの目標 扱ったディベートを行 ンのノ ウ ハウ、チ ー ム ワ ー ク な ど 多 ま た 、3・4年 生 が一緒 に 授 業 を 受 け る が 国 籍 を 問 わ ず 集 ま るの に掲げていて、冒頭の時間に英検準 い ま す。こ れ ま で は くを学びましたが、やはり一番は社会 ことも を研究の題材 とします。例 1級の問題を解いています。翌週に ﹁中 学 校の 授 業 で 教 科 書 は 使った 方 が 人 に とって 必 要 な﹁ 礼 儀・マ ナ ー ﹂と と学年ごとに分かれるところもあります え ば﹁ 千 と 千 尋の 神 隠 し ﹂ は解いた問題の確認テストがあるの よいか﹂﹁小学生に英語の授業は必要 か、ま た ど の よ う な 授 業 を 行 え ば よ い か﹂な ど に つ い て 討 論 す る 上 で、 私 は ゼミの 時 間 で、 ﹁英 語 科 教 育 法 作成したり、実際の高校における英 ます。 Ⅰ∼Ⅲ﹂で 学 ん だ 指 導 法 な ど に 関 す 英語教育に関する専門書や論文を通 麗陵祭︵大学祭︶が近づくと総出 る 知 識の 確 認・定 着 を 図って いま す。 語授業の映像を参考に、授業の教材 で、ゼミ紹介展示の準備に取り掛か ゼミ生のモチベーションは高く、学生 同 士 の 話 し 合 い も 真 剣 で、様 々 な 意 見 か ら 気 付 か さ れ る こ と も 多 く、と ても有意義な時間だと思います。 また、英語の力も鍛えられています。 リ スニ ン グ を す る 機 会 は 以 前 よ り 多 のスコアもアップしま くなり、リーディング力も伸び、私自 身 した。 ゼミ生同士は、教育実習・介護体験、 教 員 採 用 試 験 な どの 情 報 交 換 が 頻 繁 に行われており、先生もそれらについ て 親 身 に 対 応 し て く れ ま す。英 語 教 師になりたいと思う人は望月ゼミで一 緒に頑張っていきましょう! 言えます。高校生まで野球一筋の体育 が、木谷ゼミでは少数精鋭で一人ひとりを 野々部 賢︵英語・英米文化専攻4年︶ 会 系 でき た 私 は 、人 並 み に 礼 儀 は き しっかり指導してくれます。先輩・後輩が 大成 翔平︵経営学科4年︶ ゼミの魅力です。 なことに関する相談が出来ることが木谷 距 離 が 近 く 、就 職 活 動 、学 業 、その 他 様々 こ と もた く さ ん あ り ま す。学 年 を 越 えて も し 易 く 、反 対 に 後 輩 か ら 刺 激 さ れ 学 ぶ 一緒 に 授 業 に 参 加 す る こ と で アド バイス ポ イ ン ト で す。ゼ ミ 生 が 多 い ち ん と し て い る と 思っ て い ま し た は真面目に取り組み、切磋琢磨し、授 け て 学 んで いく こ と 。それ 故 に 授 業 遊ぶときは遊ぶ!﹂と、メリハリをつ ゼ ミの 目 標 は﹁ や る と き は や る ! とを学びたい﹂と強く思いました。 感じ、﹁この先生からもっと様々なこ ださっていることを2年次の授業で 生の成長のために本気で指導してく です。厳しさの中にも愛情があり、学 そし て 二つ 目 は 、木 谷 先 生の 人 柄 た。 経営に繋がることを思い知りまし は人なり﹂というように、人の成長が ある仕事に興味を持ったこと。﹁企業 経営する上で最重要管理のひとつで 由。 一つ 目 は﹁ 人 事 管 理 ﹂という 、会 社 私 が この ゼ ミ を 選 ん だ 二 つの 理 ります。今年の展示内容は﹁英語の して準備中です。 を 聴い て 問 題 を 11 や 進 め 方 な ど を 話 し 合い 検 討 し 合い ある教材の で、毎回、気が抜けません。︵笑︶ 「楽しく学問、楽しく交流」がモットー! ゼミ内の温かさは大学一! 学びながら「青春」を謳歌!! C D 6 7 自慢 ミ 剛ゼ 保 久 川 部 学 語 国 外 自慢 ミ ゼ 部 人 学 済 健 田 下 P R 正道ゼミ 自慢 望月 ゼミ 自慢 木谷宏 T O E I C 部 語学 国 外 英語教員をめざす人、必見のゼミ。 ゼミ生は皆、同じ夢を持つ ライバルであり、仲間です! 学部 経済 「親しき仲にも礼儀あり」 ゼミで学んだ大人としての礼儀、 振る舞いが就職活動に活かされた! 1.法律と 人権を守る 実名社会 ソーシャルメディアの大き な特徴が、個人の特定のしや の として インターネットの歩き方 2.ソーシャルメディア 匿名社会 に実名登録を原則とする SNS もあり、最近では就職活動で 「ソーシャルメデ 関するガイドライン」 ィアの利用に で学ぶ 企業が採用候補者の SNS での発言を調査することも多く 1989 年に World Wide Web が誕生してから今日まで ラブルになる事例も発生しています。ふとした思いつきで勤 なっています。 に、Web は単なる情報源から日常のコミュニケーションに欠 務中にしたいたずらをおもしろがってソーシャルメディア 違法行為は当然処罰や批判の対象となります。「無免許 かせないメディアへと成長を遂げています。現在この変化の に投稿したことが社会的に大きな問題になったケースは記 運転なう」「未成年だけどお酒っておいしいな♪」 ─無自覚 中心にあるのが SNS (Social Networking Service) に代表 憶に新しいところです。結果として発信者が職を失ったり、 に書き込まれた SNS の投稿がいわゆる「炎上」の対象となっ される「ソーシャルメディア」です。通常の Web ページや 企業や店舗がこうむった損害の賠償を請求されたりする事 たり、大学や警察に通報され処罰されるケースがしばしば ブログは不特定多数のインターネットユーザーに向けて情報 態になっています。 起こっています。 を公開するのに対し、 ソーシャルメディアでは、 ユーザーは「友 2013年7月、廣池学園では「ソーシャルメディアの利用 また、自分が加害者になることもあります。例えば友達が 達」 「リンク」 「フォロー」といった形で自分のコミュニティを に関するガイドライン」を制定・公開しました。このガイ 写っている写真を無断で公開することで、友達と大きなトラ 作り、その中で情報のやりとりを楽しむことに特徴があります。 ドラインは麗澤大学を含む廣池学園の学生・生徒、教職員 ブルになってしまうことがあります。発信しようとしている画 こうしたソーシャルメディアの共有の楽しさを追求するあま に向けて作成されたものです。以下、ガイドラインの内容 像や動画、音声などのコンテンツが著作権、肖像権やプラ り、Web に公開することの危険やリスクを顧みず、深刻なト を中心にSNSの危険性と利用上の注意点を解説します。 すさで す。Facebook のよう 掲示板サービスなどにおいて匿名性は重要な特徴です が、匿名性を過信し、実名が出ていなければどのような 発言をしてもかまわないといった安易な姿勢をとること は禁物です。ソーシャルメディアにおいて、発言には実 社会と同じ配慮が必要です。 たとえ匿名での投稿であっても、プロフィールなどの ユーザー情報や過去の投稿内容などから個人名や所属が 特定され、発言に対する批判として名前や写真、連絡先 が匿名の掲示板などを通じ、公表される事例も起こって います。このようなトラブルから、発信者やその家族が 社会的に修復の難しい傷を負ってしまう結果にもなりか ねません。 また、ネットワークを介したコミュニケーションでは、 イバシーといった人権を侵害していな 冗談やからかいの発言が相手を不快にさせ、中傷がエス いか、使用にあたって許諾を得てい カレートしたり、相手に るかを確認しましょう。 精神的な傷を負わせてし まったりすることがありま す。面と向かっていないコミュ 自分が麗澤の構成 員であることをプロ フィールなどに示し てコミュニケーショ ニケーションであることを踏ま 6.麗澤の一員 としての意識 え、相手を尊重した発言が求めら れます。 ン活動を行う場合、発言はしばしば 3.守秘義務・機密情報 の取り扱い 麗澤を代表したイメージで受け取ら れることを意識しましょう。自分の 発言が個人の見解であることを予め明確にしたうえで意見を述べ ることが望ましい場合もあります。 大学のロゴを勝手に使用してはいけません。発言が大学公 企業や組織がもつ機密事項が、不用意な発言や面白半分の投稿で漏 式のものであるかのような誤解を与え、結果とし 洩してしまうことがしばしばあります。また、 「□□が先週 ×× とデー て大学の印象を左右することにつながる トしてたヨ」といったプライベートな情報が面白半分でソーシャルメ ディアに掲載された結果、その個人の名誉を著しく傷つけ、発信者の 可能性があります。 ソーシャルメディアの利用は最終的には自己責任と 5.自身の プライバシー保護 なります。ユーザーの個人情報についても、どのよう な種類の情報が誰に向けて公開されるかは SNS ごと に異なりますので、自分が利用するサービスの特徴・ 機能をよく確認し、しっかり管理しましょう。 個人情報を収集され、サイバー犯罪に巻き込まれる可能性もあります。友達だけ に公開したはずの私的な内容が転送され、第三者に公開されてしまったり、友達登 録した人があなたの情報を悪用することも考えられます。一度流出した個人情報の 完全な回収は不可能です。 プライバシーの管理とともに重要なのがアカウントの管理です。自分がどんなに 投稿内容に気を配っても、アカウントを盗まれ「なりすまし」にあってしまっては意 味がありません。ユーザー ID とパスワードはしっかり管理し、パスワードは定期的 に変更しましょう。 9 4.正確な情報 社会的信用を大きく損なってしまうことになりかねません。 インターネット上には正しくない情報も数多く流 布しています。情報を的確に判断・評価し、ソーシャ ルメディアで情報を共有する際には発信者としての 責任を負う自覚が必要です。一旦流布してしまった 情報の修正は非常に難しく、当事者の名誉を傷つけ るだけでなく、発信者の社会的信頼をも大きく損 なってしまうことになりかねません。( 当然ですが、 自分が発信した情報の誤りはすみやかに修正し、謝 罪することが大切です ) 「ソーシャルメディアの利用に関するガイドライン」 は、廣池学園 ICT 委員会が制定し公開した最初のバー ジョンです。今後、事例集や学習教材などを整備し ガイドラインの定着と普及を図っていくとともに、 ガイドラインをよりよいものに改善してまいります。 ソーシャルメディアの利用に関して http://www.reitaku-u.ac.jp/socialmedia/ 8 年 月 日、平成 年度「別科日本語研修課 程 秋 学 期 入 学 式 」及び「 特 別 聴 講 生 開 講 式 」 が行われました 。別 科日本 語 研 修 課 程で、秋 入 学の学 生 を 受 け 入れるのは初めて 。学 部の 海 外 提 携 校から来 た 特 別 聴 講 生の開 講 式 も 催され、国際色豊かな場となりました 。 中 山 理 学 長 は 告 辞 で 麗 澤の語 義 に 触 れ、 「 常に相 手 を 尊 重し、互いに助 け 合いながら、 自己の品性を高めてほしい」と述べました 。ま た、留 学 生 活 を 送る Global Dormitory につい ても「まさに国境を越えたファミリーのような コミュニティです 。ファミリーの一員 として、ユニ ットの活 動に是 非 とも 協 力 してく ださい」と 触れ、 「皆さんがいろいろな問題と遭遇しても、 相 互 理 解につながるよう 教 職 員一丸となって支 続いて、正宗鈴香別科長(日本語教育センタ 援いたします」と結びました 。 も 大 切にしま す 。皆さんが麗 澤 大 学、そして ー長)から、 「日本では人と人との“縁”をとて 別科を選んでくださった“縁”を私達は大切に したいと思っています」と挨拶 。 新入生宣誓では韓国出身の李 信愛さんが、 文 化の理 解 に 努 力いた し ま す 」と 力 強 く 宣 「 多 くの友 人 との交 流 を 深め、日 本 語・日 本 誓 。また、 特別聴講生を代表して淡江大学(台 湾 )の冉 光 虹さんが、 「この素 晴らしいキャンパ スで、先 生 方や学 生の皆さんと一緒に美しい思 い出が作り出せると信じています」と挨拶 。 最 後に、在 学 別 科 生 を 代 表して黄 文 建さ ん( 台 湾 出 身 )から「一緒に頑 張って、お互いの 夢を実現させましょう」と歓迎の挨拶があり、 式は滞りなく終了しました 。 続いて、記 念パーティーが Reitaku Student 上げているので首が痛くなって で、会話をするときはいつも見 人は世界一平均身長が高い国民 余談になりますが、オランダ で溢れています。 “はなみず き ”にて 開 催され、おいしい Plaza 料理を囲みながら、和やかなパーティーとなり ました 。 オランダ フォンティス応用科学大学 経営学科 多田 麗香 (千葉県立千葉女子高校出身) しまいます。 (笑) 都会から離 沿いにある イツの国境 ランダとド この町はオ に 住 Venlo ん で い ま す。 オランダの 劣ではなく、相手を理解しよう ミュニケーションは言語力の優 過 ご す こ と が 出 来 ま し た。 コ り、非常に楽しいひと時を皆で いましたが、踊ったり、笑った 互いつたない英語で会話をして は当然会話ができないので、お ちろん、オランダ語と日本語で 以外全てオランダ人でした。も つ成長していきたいです。 情や想いに揉まれながら少しず 日を大切にして、たくさんの感 た彼女の友人達は私たち日本人 れた小さな とする姿勢や、自分の伝えたい 的な料理を作って一緒 に 食 べ た 語で会話をしたり、各 国 の 伝 統 な国から来ています。 彼 ら と 英 イタリア、ハンガリーなど、様々 くなったり、友達との時間が楽 しくなったり、褒められて嬉し す。毎日、上手く話せなくて悔 日々の経過が非常に早く感じま ですが、毎日の生活が濃いので 日から ベトナムのホーチミン市 人 文 社 会 科 学 大 学からの特 別 聴 講 生2 名 に日 本 に 来 た 感 想 と 今 後 の 抱 負をお聞きしました。 (写真右) ★レ・ホアン・キム・ガン さん 半年という短い期間ですが、麗 澤 大 学で 勉 強 す ることがで きて 嬉 し く 思いま す。 初めて 母国を離れ、来日当初 は生 活 習 慣の違いで 戸 惑 うこと も あ りましたが、徐々 に 自 宅 に 居 るよ うな感 覚が芽 生 え て き ま し た。 そ れ は 麗 澤の先 生 方 や スタッフ、 寮 の 友 達 も 皆 親 切で、 私のことを 気 にか けて く れているから だ と 思いま す。 子 供の頃 は 物 理 が 好きでしたが、大学ではじめて日 本 語 を 勉 強 し、 その美 しさに心 を 引 きつけ られ ま し た。 更に麗 澤では日 本 語の奥 深 さ を 感 じる ように勉強したいです。 日本への留 学はとても貴 重な時 外国語学部・経済学部 間です。このチャンスを生かして、 第二の故 郷 となる麗 澤で一生 懸 命 勉 強し、名 残 惜しいことがないよ うに生活するつもりです。 (写真左) ★リューティツウ・チン さん ホーチミン市 人 文 社 会 科 学 大 学で日 本 語の勉 強 を 始めた 時 か ら日 本に憧 れ、 その夢 が 実 現 したのは親や先 生 方、 友 達 の 援 助 と 激 励 のお か げ で す。 大 学で 学んだ日 本 を、 自 分の目で 確 かめることが 出 来る素 晴 らしいチャンスで す。 来 日 前 に あった 不 安 も、 麗 澤 大 学の先 生 方 が とて も 熱 心で親 切なのでなくなり ま し た。 寮 生 は日 本 人 と 様々な 国から来た学生の半々位で、国や 文 化の違いを 超 えて 仲 が 良 く 安 心 して生 活でき ま す。 大 学の勉 強環境は最新のものが用意されて いて、 とて も 便 利 で す。 半 年の 留学生活ですが日本語を一生懸命 勉 強 し、 多 くの留 学 生 とも 交 流 し数多くの体験をしたいです。 学期留学プログラムが開始161名の学生が世界各地へ 月 日のバウハウス・サマースクール、オー ストラリアの QIBA 語学研修への出発を 皮切りに、外国語学部 145 名、経済学 部 名の学生が世界各地に旅立ちました。 長期留学先として今年度初めて、ハワイ のリーワード・コミュニティカレッジ、韓 国の 得、グローバルな視 野や自 立して生 活 する 力の育成に絶好の機会です。高額な留学費 用を補てんするために各種奨学金も充実し ていま す。 麗 澤 大 学の留 学システムは、今 後 ま す ま す 求められるグローバル人 材の育 成に大いに貢献できることでしょう。 なお、 出 発に先 立 ち、 月 日に「 海 外での危機管理」や 「異文化ストレスとう まく付き合う方法」 などについての「留学 事前セミナー」 が開催されました。 釜 山 外 国 語 大 学 校、台 湾の実 践 大 学、中 国の蘇州大学、タイのパヤップ大学、サイア ム大 学、ソンクラー・ナカリン大 学プーケッ ト校、短期語学研修では台湾・淡江大学の 夏期語学研修が加わりました。 タイ、台湾、韓国への留学は授業料免除 解・尊重し合い、互いに良い影響 ようとすることで、その違いを理 ま、ある国の問題を一緒に解決し 色 々 な 価 値 観 が あ っ て、 た ま た 国があって、色々な文化があって、 成 瀬 教 授 は、 「世界には色々な があったと言います。 て初めて知るような発見や気付き 生たちは、それぞれに現地を訪れ を体験学習しました。参加した学 実態は果たしてどんなことなのか 制 度 が あ るた め、新たなクロ ス留 学 先 と し て 活 用 される で し ょ う。 海 外 留 学は専 攻 言 語の運 用 能 力 を 高 める だ け で な く、 第 二外 国 語の習 日間行われたタ タイ・スタディツアー 月 イ・スタディツアーには、成瀬猛 教 授( 外 国 語 学 部 ) と 麗 澤 海 外 名の学生が参加。タイの文 開発協会の小林霞職員引率のも と、 化に触れるだけでなく、タイ北部 の少数民族の教育支援をしている 「メーコック財団」 「ルンアルン・ プロジェクト」などの活動視察と 交流を通じて、言葉として理解し て い る つ も り の「 国 際 協 力 」 が、 を与え合う活動を永続させること …これを国際協力と言う」と、今 回のスタディツアーを振り返りま した。 参 加 し た 金 娜 永 さ ん( 日 本 語・ 日 本 文 化 専 攻 3 年 ) は、「 今 も タ イで出会った子供たちの笑顔が忘 れられない。豊かな生活にも拘ら ず、文句ばかりを言っていた自分 を 振 り 返 っ た と き、“ 幸 せ ” と い う本当の意味を知らされた。限ら れた食事を子供たちは大事に思 い、美味しく食べていた。忘れか けていた家族の大切さを感じるこ とができた」 と感想を述べました。 月 第 一 週 目 に「 Study 」 を 開 催 し、 Abroad Week 7 私 は 今、 田 舎 町 で す。 ことを身振り手振り使って伝え 日 そのため、フォンティ ス 応 用 科 ようとすることが大切だと身を これからの留学生活も 学大学にはドイツ人の 学 生 が 多 オランダに暮らして約 カ月 もって実感した瞬間でした。 り、各国の言語を教え 合 っ た り しかったりと、いろいろな感情 タン、チェコ、台湾、香港、韓国、 と、充実した日々を過 ご し て い ます。また、どの国の 友 人 も 日 本のことをよく知って い て 、 有 名 な 漫 画 や 侍 の 話、 電 機 メ ー カーの質の高さを嬉し そ う に 話 してくれるので、日本 の 素 敵 な 部分を改めて感じまし た 。 そ し て同時に、日本人はそ の よ う な 日本文化に対してもっ と 誇 り を 持つべきだと再確認す る こ と が できました。 先日、サマースクー ル で 友 達 になった、オランダ人 の 女 の 子 の誕生パーティーに参 加 し て き た。 日間で延 りました。 い機会とな を考える良 体的に留学 とっては具 参加学生に く れ ま し た。 子を伝えて 学生活の様 充実した留 の交流など 留学生同士 ム ス テ イ、 イフやホー が 映 像 を 交 え、 キ ャ ン パ ス ラ 説明会は本学の留学経験者 べ100名以上の学生が参加。 向 け た 説 明 会 で、 ら長期留学を希望する学生に これは主に来年度 学期か メリカ)の説明会を開きまし ル大学/レッドランズ大学(ア ン タ ー( イ ギ リ ス ) 、フットヒ カ) 、リーズ大学ランゲージセ イェーナ大学 ド ( イ ツ )、 セ ン ト・ マ ー チ ン ズ 大 学( ア メ リ 10 1 日本への留学という夢が実現 一生懸命勉強して、貴重な時間を過ごしたい 2 10 く在籍しており、他に カ ザ フ ス 2013/10/01 ました。しかし、招待 さ れ て い Study Abroad Week を開催 1 10 10 11 21 6 20 1 4 8 2 別科日本語研修課程秋学期入学式・ 特別聴講生開講式を行う e to Welcom ! u Reitak 25 「真の国際協力とは何か」を肌で知った10日間 8 16 タイの小学校で食事を一緒に 2 9 2 国際交流 http://www2.reitaku-u.ac.jp/koho/gp/information/report/ 平成24年度 学校法人廣池学園 決算概要 学校法人廣池学園の平成24年度決算は監事及び公認会計士の監査を 支出の部では、人件費は40億4,184万円で、前年度より8,485万円増加 金繰入額の減少により、前年度比6,307万円減少したことと、資産処分差 経て、平成25年5月25日開催の理事会で承認されました。その決算概要 しています 。これは主に退職者の増により退職金支出が1億2,381万円 額が前年度より1億3,529万円の大幅な減少となったことによります 。一方 について各収支計算書を前年度との比較で説明します 。 増加したことによります 。 教育研究経費は291万円の微増、管理経費は出向者関連の退職金分担 教育研究経費は13億775万円で、前年度より3,498万円減少していま 分の増加による影響もあり、前年度比5,190万円の増加となっています 。 す 。但し、前年度は臨時的に建物取壊し費支出が発生しており、これを 当年度の実質的な収入合計を示す帰属収入から消費支出の部合計を 法人の教育研究活動に関連する全ての活動の収入と支出を明らかに 除いてみた場合に、逆に554万円の増加となっています 。 差し引いた、いわゆる帰属収支差額は8,459万円となり、消費支出比率は する資金収支計算書における法人全体の決算額は、119億5,485万円とな 管理経費は10億3,586万円で、前年度より5,188万円の増加となってお 98.9%となりました。 りました。 り、同じく前年度に臨時的に発生した建物取壊し費支出を除いてみると 基本金組入額は5,029万円となっており、第3号基本金の麗澤国際交 収入の部では、学生生徒等納付金収入が 42億2,969万円となり、前年 6,255万円の増加となっています 。 流基金に計画通り5,000万円を組み入れています 。これらの結果、当年度 度より7,102万円減少しました。これは麗澤中高において生徒数が定員増 施設関係支出は12億5,094万円で、そのうち約10億円が麗澤大学の学 消費収入超過額は3,429万円となり、翌年度繰越消費収入超過額は6億 厚く御礼申し上げます。平成 24 年度より廣池学園が 等により増加したものの、麗澤大学においては新入生や募集停止学部・ 生寮建設に係るものです 。 9,664万円と、収入超過の状態を保っています 。 学科の在学生の減少により授業料収入等が減少したことが主な要因で 設備関係支出は1億4,580万円で、そのうち麗澤大学の学生寮に係るも 募集する寄付金は「麗澤教育充実資金」の名称で行っ す。 のが約4,400万円含まれています 。 寄付金収入は4億3,281万円で、そのうち特別寄付金(受配者指定寄 資産運用支出は21億4,103万円で、前年度より9億7,685万円の減少と 付金含む)は1億515万円で、前年度より1億4,395万円の減少となりました。 なっています 。これは、前年度に比して償還期限前に売却(その他の収 は、資産総額は589億6,636万円で、負債総額42億6,818万円を差し引い 一般寄付金は殆どが公益財団法人モラロジー研究所からの学校教育助 入に計上) した債券が少なく、それに伴う再運用の繰り入れが減少したこ た純資産(基本金+消費収支差額)は546億9,818万円となり、前年度より 成金で、前年度より2,500万円減の3億2,500万円を受け入れました。 とによります 。 8,459万円増加しました。 (1)資金収支計算書 費補助金は4億4,338万円です 。補助金全体では前年度より4,312万円の 平成25年3月31日現在の法人の財政状態をあらわした貸借対照表で 価益を確保しています 。 負債の部については、前年度より1億4,244万円減少しています 。これ 700万円です 。資産売却収入は、有価証券の売却による555万円の計上 収入の合計は、73億4,280万円となりました。 は固定負債が1億556万円の減で、退職給与引当金が減少したことと、流 となっています 。 今年度の帰属収入合計は、前年度より2億8,976万円減少しており、学 動負債も前受金等の減により3,688万円減少したことによります 。なお、借 事業収入は8億93万円で、前年度より375万円減少しました。これは補 生生徒等納付金、寄付金、事業収入の落ち込みが影響しています 。 入金等の外部負債はありません。 助活動の寄宿舎収入の減が影響しており、麗澤瑞浪中高の寮生の数が 一方消費支出合計は73億850万円で、前年度より1億4,314万円の減少 減少したことによります 。 となっています 。その要因は、人件費が教員人件費及び退職給与引当 1.資金収支計算書 (単位:千円) 決算 4,229,693 77,098 432,811 1,196,953 473,049 723,904 519,918 5,557 800,932 112,743 0 1,676,887 2,518,084 △ 1,735,203 2,119,378 11,954,851 差異 △ 24,645 △2 157,419 △ 17,549 0 △ 17,549 △ 38,529 0 24,094 10,934 0 △ 42,777 △ 64,045 101,093 0 105,993 科目 人件費支出 教育研究経費支出 管理経費支出 借入金等利息支出 借入金等返済支出 施設関係支出 設備関係支出 資産運用支出 その他の支出 予備費 資金支出調整勘定 次年度繰越支払資金 支出の部合計 支出の部 予算 4,053,707 1,419,505 1,065,083 0 0 1,326,270 157,022 2,141,039 30,317 [10,957] 9,043 0 1,858,858 12,060,844 決算 4,041,841 1,307,755 1,035,867 0 0 1,250,945 145,809 2,141,039 112,831 差異 11,866 111,750 29,216 0 0 75,325 11,213 0 △ 82,514 9,043 △ 73,954 1,992,718 11,954,851 2.消費収支計算書 科目 学生生徒等納付金 手数料収入 寄付金 補助金 国庫補助金 地方公共団体補助金 資産運用収入 資産売却差額 事業収入 雑収入 帰属収入合計 基本金組入額合計 消費収入の部合計 73,954 △ 133,860 105,993 (単位:千円) 消費収入の部 予算 4,205,048 77,096 596,535 1,179,404 473,049 706,355 481,389 5,557 825,026 123,677 7,493,732 △ 113,891 7,379,841 決算 4,229,693 77,098 436,505 1,196,953 473,049 723,904 519,918 19,257 800,932 112,744 7,393,100 △ 50,295 7,342,805 差異 △ 24,645 △2 160,030 △ 17,549 0 △ 17,549 △ 38,529 △ 13,700 24,094 10,933 100,632 △ 63,596 37,036 今後も、学生・生徒の教育・研究活動の充実と有 為な人材の育成を目的とし、麗澤各校の教育研究施設 の整備と奨学金制度の充実に努めてまいります。 ますが、全体では時価が貸借対照表計上額(簿価)を上回っており、評 (2)消費収支計算書 入の合計が73億9,310万円で、基本金組入額5,029万円を控除した消費 科目 学生生徒等納付金収入 手数料収入 寄付金収入 補助金収入 国庫補助金 地方公共団体補助金 資産運用収入 資産売却収入 事業収入 雑収入 借入金収入 前受金収入 その他の収入 資金収入調整勘定 前年度繰越支払資金 収入の部合計 学校教育にあたり、日ごろから多大なご協力をいただき、 引き続きご協力いただきますようお願い申し上げます。 資産運用収入は5億1,991万円で、そのうち金融資産の運用収入は3億 収入の部 予算 4,205,048 77,096 590,230 1,179,404 473,049 706,355 481,389 5,557 825,026 123,677 0 1,634,110 2,454,039 △ 1,634,110 2,119,378 12,060,844 澤教育に声援を送ってくださる皆様には、廣池学園の ております。 (3)貸借対照表 単年度における法人の財務状況を示す消費収支計算書では、帰属収 減少となりました。 麗澤各校の卒業生の皆様、保護者の皆様及び麗 その他の固定資産は各種引当資産で主として有価証券で運用してい 補助金収入は11億9,695万円で、国庫補助金のうち私立大学等経常 13 「麗澤教育充実資金」 募金のお願い 科目 人件費 教育研究経費 (うち減価償却費) 管理経費 (うち減価償却費) 借入金等利息支出 資産処分差額 徴収不能引当金繰入額等 予備費 消費支出の部合計 当年度消費収入超過額 当年度消費支出超過額 前年度繰越消費収入超過額 基本金取崩額 翌年度繰越消費収入超過額 消費支出の部 予算 3,990,639 2,228,984 809,479 1,247,339 182,256 0 0 3,980 [10,277] 9,723 7,480,665 0 100,824 662,348 251,312 812,836 決算 3,953,964 2,121,613 813,858 1,211,621 174,328 0 17,731 3,580 差異 36,675 107,371 △ 4,379 35,718 7,928 0 △ 17,731 400 9,723 7,308,509 34,296 0 662,348 0 696,644 172,156 3.貸借対照表 科目 固定資産 有形固定資産 土地 建物 その他の有形固定資産 その他の固定資産 各種引当資産 その他の固定資産 流動資産 現金預金 その他の流動資産 資産の部合計 科目 固定負債 長期借入金 退職給与引当金 その他の固定負債 流動負債 短期借入金 前受金 その他の流動負債 負債の部合計 科目 第一号基本金 第二号基本金 第三号基本金 第四号基本金 基本金の部合計 科目 翌年度繰越消費収入超過額 消費収支差額の部合計 科目 負債の部・基本金の部及び 消費収支差額の部合計 (単位:千円) 資産の部 本年度末 56,914,726 29,010,452 5,442,639 19,780,487 3,787,326 27,904,274 27,414,449 489,825 2,051,642 1,992,718 58,924 58,966,368 負債の部 本年度末 2,460,626 0 2,447,991 12,635 1,807,555 0 1,676,887 130,668 4,268,181 基本金の部 本年度末 42,962,116 367,064 10,202,363 470,000 54,001,543 消費収支差額の部 本年度末 696,644 696,644 本年度末 58,966,368 前年度末 56,815,147 28,602,220 5,442,639 18,965,825 4,193,756 28,212,927 27,703,449 509,478 2,209,079 2,119,378 89,701 59,024,226 増減 99,579 408,232 0 814,662 △ 406,430 △ 308,652 △ 289,000 △ 19,653 △ 157,437 △ 126,660 △ 30,777 △ 57,858 募集要項 ●募金の名称:麗澤教育充実資金 ●募金の目的:麗澤各校の教育・研究の充実 ●使 途:教 育・研究に要する経常的経費、 教育設備の充実、奨学金・研究助 成金の充実 ●募金目標額:3億円(平成25年度) ●募 金 期 間:平成25年4月1日から平成26年3月 31日(毎年度継続) ●応 募 方 法 ・個人寄付は一口1000円で、1000円単位でお願いいたし ます。なお、2000円を超える寄付金は寄付金控除の対象 となります。 ・法人寄付は特に金額を定めておりません。 ●税制上の優遇措置 ・個人の場合は文部科学省が認定する「特定公益増進法 人である証明書」 「税額控除に係る証明書」 と廣池学園 発行の「領収書」 で確定申告による寄付金控除の適用が 受けられます。 ・法人の場合は日本私立学校振興・共済事業団(以下、 「私 前年度末 2,566,186 0 2,535,869 30,317 1,844,443 0 1,693,900 150,543 4,410,629 増減 △ 105,560 0 △ 87,878 △ 17,682 △ 36,888 0 △ 17,013 △ 19,875 △ 142,448 前年度末 41,910,464 1,418,421 10,152,363 470,000 53,951,248 増減 1,051,652 △ 1,051,357 50,000 0 50,295 前年度末 662,348 662,348 前年度末 増減 34,296 34,296 増減 59,024,226 △ 57,858 学事業団」)発行の「寄付金受領書」により事業年度の損 金に算入いただける、受配者指定寄付金制度を利用い ただけます。廣池学園にいただいた寄付金を一旦私学 事業団に入金(入金日が寄付金受領日)いたします。約一 か月後「寄付金受領書」を郵送いたします。 (決算月はご 注意下さい) (私学事業団提出「寄付申込書(様式1-1)」 は廣池学園法人HPよりダウンロード可) 〒 277-8686 千葉県柏市光ヶ丘 2-1-1 学校法人 廣池学園 財務部財務課 募金事務局 Tel:04-7173-3553 FAX:04-7173-3566 E-Mail: [email protected] 12 「全米模擬国連大会」にベトナムを代表して挑戦 チームの顧問であるマクヴェイ,ポールC.教授や、ロディコ,マ 月 日、 中 国の北 京 市で 「 全 日 本 青 少 年 中 国 語 カラオ ケ大会 」の決勝大会が行われ、 国 際 交 流・国 際 協 力 専 攻 年 の寺 下 澪 さんが 出 場 。 決 勝 大 会には 組 が 出 場 し、 会 場 と なった 中 国 伝 媒 大 学の学 生 に 加 え、 近 隣 大 学に留 学に来て いた日 本 人 学 生 も 観 戦に訪 れ 300名 を 超 える 聴 衆で 埋 ま りました。 「 現 地では、 中 国 伝 媒 大 学 荒谷友碩 さ ん( 中 国 語 専 攻 1 年 ) が、 マ レーシアの クアラルン プールで 月 ~ 月 日に 開 催 さ れ る「 第 回 世 界 武 術 選手権大会」に日本代表選手 として出場することが決定。 月 ~ 日 に日 本 代 表 選 手 最 終 選 考 会 も 兼ねて開 催され た 「第 回全日本武術太極拳大 会」で、 「自選難度競技部門」の の日 本 語 専 攻の学 生ボランティ アがサポートについてく れま し た。 歌 だ けでな く 中 国 語の発 音についてもアドバイスを 受 け たり、一緒に外 出 を するなどし て、 思いが け ず 現 地の学 生 と 密 な 交 流 を す ることがで き ま した」 と寺下さん。 日 本 最 終 予 選 で は「 青 蔵 高 原 」 を 歌った 寺 下 さ ん は、 決 勝 大 会では同 じ 歌 手が歌 う 「 天 路 」 を 選 択 。 キーを う ま く 合 わせ き れ ず、 満 足のいく 歌 唱が出 来 ず 悔 しがり ました が、難しいことで定 評のあるこ の歌 を 選 択 し たことが 結 果 と して審査員から評価され、「優 秀賞」 が授与されました。 「 もっと歌と中 国 語 を 勉 強し て、次回の大会にも挑戦したい で す 」 と 次 なるチャレンジへの 意欲を見せていました。 「自選太極剣」 と 「自選太極拳」 の 競技に出場 。9・ 、9・ という 高 得 点 を 獲 得 して総 合 位となり、世界選手権への切符を 手にしました。 「太極剣も太極拳も難度動作 で ミ ス が あ り、 そ の 点 は 改 善 しないといけないのですが、そ れ以外は最高の出来だったと 思います。次回はシニアになっ て初めての国際大会なのでベ ストを尽くすのみです」と荒 谷さんは意気込みを述べまし た。 づく良い機会だった」 (参観の保 護者)。 「忘れかけていた ・ 年の補 習授業が出来たこと 。また、難解 なところも優しく解りやすく教 えてくれたのでとても嬉しかっ た」 (参加生徒・中3) 。 小金中学校の学習支援ボラン ティアは今年で3年目となり、今 まで受け継がれたものを維持し つつ、少人数指導といった新たな 試みもありました 。 参 加 者 の 一 人、名 渕 綾 さ ん( 英 語・英米文化専攻3年)は、 「英語 を教える大変さや楽しさを実感 。 同時に自身の英語力向上といっ た課題も見出すことが出来、今後 も教員を目指して努力を続けな がら来年の採用試験に向けて準 備していきます」と語りました 。 2 18 伝統的な中国の民族衣装で歌う寺下澪さん 4 コーヒーがタイ山岳民族の子供たちを繋ぐ架け橋に タイでは中学までが義務教育で すが、山岳の少数民族にとって町の 学校へ通うには、家を出なければな らない子供も多く、継続的なサポー トが必要とされています 。 プアンで代表を務める石井千晃 さん(英語コミュニケーション専攻 年)は、 年次の夏にタイ・スタデ ィツアーに参加 。山岳民族の現状を 視 て、 「日本からでも子供たちのた めに何かしたいと考えてプアンに 入 り ま し た 」と 。そ の 後、日 本 人 が 現地でタイ山岳民族の教育支援ボ ランティアをする「ルンアルン・プ ロジェクト」でフェアトレードコー 33 8 校長や英語科の先生方との打ち 合わせを重ねました 。英語に苦手 意識を持っている中学年生に対 し、ワークブックや自主作成教材 を用いながら、文法事項を中心と した授業を実施 。今年の活動の特 徴として、3年生への少人数指導 を新たに導入しました 。 中学校側から「学習支援ボラン ティア」に対しご意見を頂きまし た。 「普段の授業では細かな部分ま でフォローすることは難しく、3 年 生 の 授 業 を 少 人 数 指 導 に、1・ 2年生の復習から進めたことは とても効果的であった」 (小金中 学校英語科教員) 。 「生徒のやる気を引き出させる 学生が多く好感が持てた 。生徒に とって自分の苦手なところに気 6 で しょう 」 と 総 評 し ま し た。 参 加 し た 高 校 生 は 企 業 財 務に関 す る 知 識 を 身 に付けるとともに学ぶこと の楽 し さ、 経 営 学の醍 醐 味を味わうことができたこ とでしょう 。 い魅力の一つです 。 1日 目に開 催 したオリエン テーリング形 式のキャンパス見 学では、突 然の雨に見 舞われ ましたが、このハプニングで参 加 者 た ちの絆 が 深 ま り、 和 気 あいあいとした雰 囲 気に包 まれていました。 2 日 目 のフィナ ーレで は、 前 日に 撮 影 し た 記 念 写 真 と 学 生アドバイザーたちが心 を 込めて綴ったメッセージ入 りの 記 念アルバムを、一人ひとりに 贈 呈 。 学 生アドバイザーによ る“花道”を通りながら、「帰 りた く ない」 と涙 ぐ む 姿や、 「 麗 澤で学びたい」 と満 面の 笑みで帰 路につく 高 校 生の姿 が印象的でした。 教職課程を履修している外国 語 学 部 の 学 生 及 び 科 目 等 履 修 生、 計 名が参加 。望月正道教授(外 国語学部)の指導の下、教材分析・ 教材作成、小金中学校の阿曽祐康 11 12 28 7 行 わ れ、 個 人の成 績 で 競 う 財 務 報 告の部( 決 算 書 類の作 成 順 )、企 業 業 績の 部(当期純利益の高い順)、 そ し て チ ームの 成 績 で 競 う 経 営 総 合の部の三 部 門 の優 秀 者 が 表 彰 さ れ ま し た。 プログラムを 進 行した 吉 田 健一郎 助 教 は、「 利 益の計 算 な どのテクニ カルな 内 容 だ け で な く、“ 経 営 者 ” という 立 場 から 組 織 を 捉 え た 今 回の体 験は、 皆 さんにとって 貴 重 な 経 験になった 「1泊2日の体 験 入 学 」 が 8 月 4・5日に 開 催 さ れ、 首 都 圏 を は じ め 大 阪、 京 都、 山 口 な ど 全 国 か ら 名の高 校 生 が 集い、 教 職 員 や 「 学 生アドバイザー」 と呼ばれる 在 学 生スタッフとの交 流 を 深 めました。 外 国 語・ 経 済 の 両 学 部 の 紹 介 や、 参 加 者・ 教 員・ 学 生たちが膝を交えて懇談する 「スクランブル・コミュニケーショ ン」、 体 験 授 業、 学 生アドバ イザーや教 職 員 とのテーマ別 相 談 会、入 試 対 策 講 座など、 2日 間にわたるプログラムを 通 して 濃 密 な 人 間 関 係 を 築 けるのは、通常のオープンキャ ンパスではなかなか 味 わ え な 88 月 ~ 日、「 第 4 回 高 校 生 対 抗 麗 澤 ビジ ネスコンテスト(旧 企業経 営チャレンジ )」 を開 催 。 これは 経 済 学 部の授 業 科 目である「ビジネスゲーム」 を、高 校 生 向 けにアレンジ したプログラムです 。 ゲームは 順にサイコロを 振 り、 出 た 目の「 意 思 決 定 表 」 に 基 づき、 書 類 に 取 引 内 容 を 記 載 し ま す。 コンテストは、 計 算 処 理の スピードや企 業 業 績による 表 彰 がかかっていること も あ り、 白 熱 し た 戦いが 展 開 さ れ ま し た。 ゲ ーム終 了 後 には 書 類のチェックが パー」 (代表国の政策提案書)も本部に提出し、大会を目前に最後 30 23 10 5 30 ヒーを取り扱っていることを知り、 加えて 月からコーヒーの販売を 開始 。石井さんは「フェアトレード プアンでは、少数民族の民芸品に 「プアンの活動を通して協力を思い つき、やっと念願のコーヒーの取り 扱いを始めることができて嬉しい」 と笑顔で話してくれました 。 山岳民族の方々が丹精込めて栽 培したコーヒーは、ルンアルン・プ ロジェクトで焙煎され日本に送ら れます 。このコーヒーの販売利益は 子供たちへの教育支援、農業環境向 上のために使われます 。 2 7 1 ~国際協力ボランティアサークル「プアン」でフェアトレードを開始~ 「プアン」とはタイ語で「仲間」の 意 。タイを中心に東南アジアの文化 に触れ、国際協力を学びながらタイ 民芸品などを日本で販売し、売上金 の一部で少数民族を教育支援する ことを目的とし活動しているボラ ンティアサークルです 。 3 1 「全日本青少年中国語カラオケ大会」 決勝大会で 「優秀賞」 「第12回世界武術選手権大会」 日本代表選手に決定 外国語学部の寺下澪さん 荒谷友碩さん 外国語学部 麗澤大学で英語教員を目指している学生による 「学習支援ボランティア」が、松戸市立小金中学校 で計6日間実施 。 ホームステイでお世話になった 山岳民族のご家族と ~高校生が企業経営の醍醐味を競い合う〜 ウロ助教の両先生(外国語学部)の下で作成した「ポジションペー 21 21 や 国 際 問 題 に 関 す る 知 識 を、よ り 深めるきっかけとしていきたい」と、 新たな抱負を語りました 。 14 15 12 2 10 松戸市立小金中学校で英語学習支援ボランティア 8 20 の準備を進めています 。 また、麗澤大学が今年の6月に加盟した国連アカデミックイ ンパクトの下、桜美林大学や南山大学と連携を組み、ASPIRE (Action by Students to Promote Innovations and Reform through Education)という組織を立ち上げ、来年6月に横浜で開 かれる世界学長会議への参加を企画しています 。 「学生のイノベ ーションが、どんどんと求められて 中山学長、マクヴェイ教授を囲んで きている 。興味を持った学生には是 ワシントンD.C.で開催される「全米模擬国連大会」 (National 非とも参加してもらいたい」と、齋 Model United Nations,10月25 ~ 27日)に第3期の麗澤MUNチー 藤さんは熱い想いを付け加えまし ムの学生が挑戦 。今年のチームは外国語学部3名、経済学部2名、 た 。 大学院言語教育研究科の留学生1名からなる6名で、国交樹立40 ●メンバー 齋藤 祐介(代 表/英語コミュニケーション専攻4年) 周年となるベトナムを代表して「軍縮と国際安全保障」 「国際的な 石井 千晃(書記担当/英語コミュニケーション専攻3年) 経済社会」 「国際人口開発会議」の3つの委員会に参加します 。 井上裕香子(企画担当/経営学科 IMCコース3年) 今年の大会は世界から80以上の大学が参加、代表の齋藤祐介 齊藤 瑠奈(会計担当/経済学科 IMCコース3年) さんは「麗澤の学生として誇りを持ち、チーム一丸となり活動し、 加藤 卓 (広報担当/国際交流・国際協力専攻3年) 学外にも活動の輪を広げたい」と抱負を述べました 。 束 午 (情報管理担当/大学院英語教育専攻1年) を開催 第25回「1泊2日の体験入学」 第4回 高校生対抗 麗澤ビジネスコンテスト」を開催 真夏のキャンパスに88名の高校生が集う! 麗澤大学 学生活動 I N F O R M A T I O N テーマ 麗陵祭で学ぶ 「経営学基礎演習」 とは これまで、そして今から 11 月 2 3 4 (土) (日・祝) (月) 開催時間 10:00∼19:00 No.101 2013(平成25)年10月18日発行(1986年8月創刊) 編集・発行/麗澤大学 〒277-8686 千葉県柏市光ヶ丘2-1-1 TEL.04-7173-3030 協力/麗澤大学後援会 麗澤大学経済学部経営学科では、クラス一丸となって麗陵祭 (大学祭)に出店する授業を行っています。また、 「ビジネスゲー ム」や「社会貢献活動」などを通じて座学だけではない実践教 育を進めており、この授業もその一貫です。 授業は株式会社を疑似体験する形で行われ、事業計画を立て、 それを多くの人々の前で発表し株主を募ります。その後、食材 や資材の調達、レシピの開発、宣伝活動や店舗デコレーション などを経て麗陵祭に出店し、終了後には「財務諸表」(貸借対 照表、損益計算書)を作成。さらに、計画とのズレと改善案に ついて話し合い資料にまとめます。そして、それらの財務諸表 と資料を元に解散株主総会を開き、株主に事業活動について説 明し、配当や残余利益の分配などについて決議を行います。 「経営理論」を学ぶだけではなく、実際に経営に携わることで、 理論に対する深い理解が生まれます。講義形式での授業と違い、 実際に自分で活用してみると理解が深まります。例えば、「利 益が8万円出た」。その利益を株主に配当として分配するといっ た時に、 「じゃあ、株主が出資したお金は返ってこないんですか」 という質問が学生から出ます。いつの間にか利益だけを会社の 資産(財産)として考えてしまっているわけです。自らがお金 を出す、受け取るという立場になって初めて真剣に考え、「複 式簿記」の考え方を現実のものとして捉えるようになるのです。 11 月 2 ∼ 4 日に行われる麗陵祭では、パンケーキ、ラスク、 キムチ鍋などを販売します。また、11 月 25 日、12 月 2 日に 開かれる解散株主総会も一般に公開予定ですので、麗澤大学企 画広報室(04-7173-3030 E-mail:[email protected])まで お問い合わせください。 これまでに麗陵祭の歴史を刻んで きた、たくさんの人たちの想いを自 分たちの想いや感謝と共に麗陵祭 の歴史を皆で繋ぐ。そして今から新 たな一歩を踏み出し、第50回麗陵祭 麗陵祭HP を史上最高のものにする。 麗陵祭 検索 Twitter@reiryosai50 第10回 ホームカミングデイ 11 3 2013 (日) 麗陵祭と“こころ”をひとつに! 教職員一同、皆さんのお帰りをお待ちしています !! ※参加者全員に記念品をプレゼント! ※詳しい情報は麗澤大学公式サイトに順次掲載されます。 お問合せ先 麗澤大学ホームカミングデイ委員会 E-mail:[email protected] ホームカミングデイ公式サイト http://www.reitaku-u.ac.jp/hcd
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