岐柔協第12号 平成25年6月7日 各地区柔道協会長 殿 岐阜県柔道協会 会長 中田喜代司 昇段審査に関する改正事項について 平成25年6月2日に開催した岐阜県柔道協会審議会の決定事項につき、下記のとおり運用さ れたい。 記 1 試合審判規定の変更について 岐阜県柔道協会では、これまで昇段審査を「講道館柔道試合審判規定」に依って行ってきた が、本年度より初段から5段までの審査を「国際柔道連盟試合審判規定」で行う。 なお、 「全国・東海・県(中)高段者大会」は従来通り「講道館柔道試合審判規定」で行う。 〈変更理由〉 ○ 「講道館」においては都道府県の昇段審査の審判規定に関して、国際規定でも「可」とし、 どちらを採用するかは各都道府県の裁量に任せることになったこと。 ○ 現行、柔道公式試合のほとんどが国際規定で行われており、昇段を目指す子供たちが理解 し取り組みやすいようルールを統一する。 2 形審査の変更 本年度から3段からを指導者とする「柔道指導者資格制度」が導入されたものの、県内では 2段、3段への昇段受験者が年々減少し、将来の柔道指導者不足が懸念される。 受験者減少の要因のひとつに形習得の困難性が挙げられることから、下表のとおり形の受験 項目を緩和することとし、10月以降の昇段審査に適用するが、本年度中は現行方式と併用し 受験者の選択とするので周知方願う。 現 行 改 正 女 子 左同 二段 男 子 投の形(手・腰・ 足) 投の形 三段 投の形・固の形 左同 四段 五段 投の形・固の形 極の形・柔の形 初段 3 左同 固の形・柔の形 左同 男 子 女 子 投の形(手・腰・足 柔の形(第一教)と投 のうち一技) の形(腰技) 投の形(手・腰・足) 柔の形(第二教まで) と投の形(足技) 投の形 固の形 極の形・柔の形 柔の形(第三教まで) と投の形(手技) 左同 左同 抜群昇段について 「初段受験者で2回連続して一本勝ちで全勝した者」については従来通り、抜群昇段として 扱うので、審査員にあっては「優勢勝ち」か「一本勝ち」かの試合記録を正確に記載すると ともに受験者が「会員手帳」及び「推薦書」に記録する際も区別して記載するよう周知され たい。 以上
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