秦野市防犯灯LED化事業ESCO提案募集要項(PDF:259KB)

秦野市防犯灯LED化事業
(秦野市防犯灯の現地調査及び管理システム構築ならびにLED化事業)
ESCO提案募集要項
平成26年6月
秦野市防犯協会
秦野市防犯灯
秦野市防犯灯LED
市防犯灯LED化事業募集要項
LED化事業募集要項
目次
1.募集の趣旨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
2.事業概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
3.事業場所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
4.契約者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
5.優先交渉者決定からサービス開始までのスケジュール(予定) ・・・・
2
6.応募条件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
7.応募に関する留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
8.ESCO事業選定の流れ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
9.ESCO事業全体のスケジュール(予定) ・・・・・・・・・・・・・
6
10.審査及び審査結果の通知・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9
11.ESCO提案書における提示条件・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9
12.事業実施に関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
13.契約に関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15
14.ESCO提案提出書類及び作成要領・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15
15.配布資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
16.防犯灯具仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
17.工事仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19
18.工事計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19
1.募集の
募集の趣旨
秦野市には、現在約13,000灯の防犯灯が設置されており、管理は秦野市防犯協
会(以下「本協会」という。)が行い、本協会は防犯灯設備の管理や電力契約の把握なら
びに電気料金や灯具交換費用等の支出を行っている。本協会が管理する防犯灯の種類は
水銀灯、蛍光灯、LED灯様々であり、その形状、消費電力もまちまちである。
本協会では、毎年、住民の申請等に基づき防犯灯の新設も行っており、年々増加する
防犯灯数が、市の支出額を増加させている。
また、環境面においては、世界的に地球温暖化対策が進められる中、秦野市では、平
成23年3月に「秦野市環境基本計画(第2次計画)」を策定し、“恵み豊かな自然を守
り、育てながら、快適環境を目指すまち”の実現に向け様々な取り組みを行っており、
低炭素型まちづくりなどを推進してきている。
本事業は、市の負担軽減や防犯灯の適切な管理、環境負荷の軽減等から防犯灯の調査、
契約照合ならびにLED化を図るためのものであり、以上の目的に合致する民間事業者
の一括提案(以下「ESCO提案」という)を受け、本協会にとって最も優れていると
考えられる提案を選定するため、ESCO提案の募集を行うものである。
審査の結果、最も優れている提案を行った応募者(以下「優先交渉権者」という)は、
本協会とESCO事業契約の締結に向け協議を行い、合意に至った場合、本事業に係る
ESCO事業契約を締結し、本事業を実施するものとする。
2.事業概要
(1) 事業名称
秦野市防犯灯の現地調査及び管理システム構築ならびにLED化事業
(2) 契約方式及び契約年数
シェアード・セイビングス契約 (民間資金活用型)
契約年数 10年間
(3) 事業者が行う業務範囲
事業者が行う業務範囲は以下の通りとする。
1)既存防犯灯の現地調査及び調査結果の電力会社・本協会保有データとの照合業務
2)防犯灯管理デジタルマッピングシステムの構築・データ更新業務
3)ESCO設備の設置に係わる計画・設計・施工及び施工管理業務
4)既存防犯灯設備の撤去・リサイクルならびに廃棄処分業務
5)電力会社との契約変更手続き及びその関連業務
6)ESCO契約期間における設備の維持管理業務・修繕業務
7)ESCO契約期間内におけるエネルギー削減量の計測・検証業務
1
8)ESCO契約終了後のESCO設備の所有権移転業務
9)上記以外、事業者が独自に提案する業務
3.事業場所
秦野市全域の防犯灯(20W以上~300W以下 約13,000灯)とする。
4.契約者
秦野市防犯協会 会長 古谷義幸
5.優先交渉者決定からサービス
優先交渉者決定からサービス開始
からサービス開始までのスケジュール
開始までのスケジュール(
までのスケジュール(予定)
予定)
(1)優秀交渉権者の決定
平成26年 7月下旬予定
(2)ESCO契約の締結
平成26年 9月下旬
(3)工事期間
平成26年10月上旬~27年1月下旬
(4)ESCOサービス開始期日
平成27年 4月1日
6.応募条件
(1)応募者の資格要件
1)ESCO事業を行う能力を有する単独企業あるいはグループ(複数の企業の共同
体)とする。
2)グループで応募する場合は、事業役割を担う代表者を1社選定し、その代表者が
本協会との連絡窓口となり、事業の遂行の責を負うものとする。
3)参加表明時は、応募者の構成員全てを明らかにし各々の役割分担を明確にする。
4)応募者は、応募を含むそれ以降の提案にかかわる諸手続及び契約等にかかわる諸
手続を行う。
5)ESCO提案提出後において、事業運営を目的とした特定子会社等を設立するこ
とも可能とする。ただし、設立条件などに関しては、本協会と協議したうえで合
意を得る必要がある。
(2)応募者の役割
1)応募者は、次の役割を全て担い、グループの場合は各構成員が以下の役割を分担
するものとする。
①事業役割…本協会の対応窓口となり、契約等諸手続を行い、事業遂行の責を負
うものとする。
②設計役割…設計・計画・監理に関する業務をすべて実施するものとする。
③施工役割…施工に関する業務をすべて実施するものとする。
④その他役割…上記①~③以外の維持管理、金融、ESCO設備供給、防犯
灯の設置状況の把握などに関する業務を各々実施するものとする。
2
2)事業役割を担う応募者が複数の企業で構成される場合は、企業間の事業役割に関
する、合意書を別途本協会に提出すること。なお、その合意書には、事業役割の
構成企業全体が、本協会に対し連帯責任を負う旨を示す条項を含むこと。
3)下請負業者または協力事業者の選定にあたっては、秦野市内業者を優先して選
定すること。
(3)応募者の資格
応募者の資格要件は、次のとおりする。なお、グループの場合、グループとして
これらの要件を満たすこと。
1)応募者は、参加表明書及び資格確認書類により、本実施要領の内容を充分に遂行
できると認められる者であること。
2)応募者は、各種対策により対象設備のエネルギー削減量を提案できる者であり、
削減量が達成できない場合は、保証措置を講じることができる者であること。
3)応募者は、ESCO設備導入後のエネルギー削減量及び削減金額を計測・検証す
ることができる者であること。
4)応募者は、事業運営、維持管理、システムサポートを円滑に行うため迅速に対応
ができる者であること。
(4)応募者の制限
次に掲げる者は、応募者の構成員となることはできない。
1)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当する
者
2)本募集要項の公告の日から、ESCO提案書提出日までの期間に「秦野市一般競
争入札の参加停止及び指名停止等措置基準」に基づく指名停止の措置を受けてい
る者
3)本募集要項の公告の日からESCO提案書提出日までの期間に建設業法(昭和2
4年法律第100号)第28条第3項若しくは第5項の規定による営業停止処分
を受けている者
4)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律77号)第3条
または第4条の規定に基づき都道府県公安委員会が指定した暴力団等の構成員
を、役員、代理人、支配人その他の使用人または入札代理人として使用している
者
5)秦野市暴力団排除条例(平成23年12月14日条例第18号)第7条の規定に
該当する者
6)民事再生法(平成11年法律第225号)第21条の規定による民事再生手続開
始の申し立てをしている者
7)会社更生法(平成14年法律第154号)第17条第1項または第2項の規定に
よる更正手続開始の申し立て(同法附則第2条の規定によりなお従前の例による
3
こととされている更正事件(以下「更正事件」という。)に係わる同法による改
正前の会社更生法(昭和27年法律第172号。以下「旧法」という。)第30
条第1項及び第2項の規定による更正手続開始の申し立てを含む。以下「更正手
続開始の申し立て」という。)をしている者または申し立てをなされている者。た
だし、同法第41条第1項の更正手続開始の決定(旧更正事件に係わる旧法に基
づく更正手続開始の決定を含む。)を受けた者がその者に係る同法第199条第
1項の更正計画の認可の決定(旧更正事件に係わる旧法に基づく更正計画認可の
決定を含む。)があった場合にあたっては、更正手続開始の申し立てをしなかっ
た者または更正手続の申し立てをなされなかった者とみなす。
8)応募資格申請書に虚偽の記載をし、または重要な事実について記載をしなかった
者
9)不正な手段を用いて本事業を誹謗し、または事業の公正な進行を妨げる者若しく
は妨げた者
10)最近1年間の法人税、事業税、地方税を滞納している者
(5)市内業者の活用
応募者は、防犯灯の製品ならびに工事等において、可能な限り市内の業者の活用
を優先的に行い、地域への経済波及効果を図ること。
7.応募に
応募に関する留意
する留意事項
留意事項
(1)費用負担
応募に関する全ての書類の作成及び提出に係る費用は、応募者の負担とする。
(2)提出書類の取り扱い・著作権
提出書類の著作権は、それぞれの応募者に帰属するが、提出書類は返却しないも
のとする。また、本協会は、応募者に無断で本募集以外の目的で提出書類を使用
したり、情報を漏らしたりすることはない。
(3)特許権
提案内容に含まれる特許権、実用新案権、意匠権、商標権等の日本国及び日本国
以外の国の法令に基づき保護される第三者の権利の対象となっている意匠、デザ
イン、設計、施工方法、工事材料、維持管理方法等を使用した結果生じた責任は、
応募者が負うものとする。
(4)本協会からの提出書類の取扱い
本協会が提供する資料は、応募者に係る検討以外の目的で使用してはならない。
(5)応募者の複数提案の禁止
応募者は、1つの提案しか行うことができない。
(6)複数の応募者の構成員等となることの禁止
応募者の構成員は、他の応募者の構成員となることはできない。
4
(7)構成員の変更の禁止
応募者の構成員の変更は認めない。ただし、やむを得ない事情が生じた場合は、
本協会と協議を行い、本協会がこれを認めたときはこの限りでない。
(8)提出書類の変更禁止
提出した書類の変更はできない。なお、本提出書類について後日参考資料を求め
ることがある。
(9)虚偽の記載の禁止
参加表明書またはESCO提案書に虚偽の記載をした場合は、参加表明書または
ESCO提案書を無効とする。
(10)その他
本要綱における「ESCO」は「リース」、「シェアード・セイビングス契約」は
「リース契約」と読み替えても差し支えないものとする。ただし、提案内容は会
社法等関係法令に抵触しないよう留意すること。
8.ESCO事業選定
.ESCO事業選定の
事業選定の流れ
(1)応募者の要件
本ESCO提案募集への応募者は、
「7.応募条件」で定める資格要件を満たす者
とする。
(2)応募資格要件の確認及び提案要請
参加表明した者の応募資格要件を確認し、条件を満たした応募者に対し、提案書
の提出を文書で要請する。
(3)最優秀提案の選定
選定委員会により提案内容を審査し、最優秀提案1者を選定する。
(4)詳細協議
最優秀提案をした者は優先交渉権者となり、電気料削減等の詳細判断、最終提案
書作成及び契約書を締結するまでの諸条件についての本協会との詳細協議を進め
るものとする。
(5)事業者の選定
優先交渉権者は本協会と協議を行い、協議が整えばESCO契約を締結し、契約
事業者となる。なお、契約までの費用については優先交渉権者の負担とする。
(6)事務局 本ESCO提案募集に係る事務局は、次のとおりとする。
担当窓口
:秦野市防犯協会事務局(秦野市役所くらし安全課)
住
所
:神奈川県秦野市桜町1丁目3番2号
電
話
:0463-82-9625(直通)
F A X
:0463-82-6793
電子メール :[email protected]
5
ホームページ:http://www.city.hadano.kanagawa.jp/
9.ESCO事業全体
.ESCO事業全体スケジュール
事業全体スケジュール(
スケジュール(予定)
予定)
(1)ESCO事業は、次の日程(予定)で行う。
項
目
日
程
①
プレスリリース
平成26年6月2日(月)
②
募集要項の配布(ホームページで公開)
平成26年6月2日(月)
③
募集要項に関する質問受付
平成26年6月2日(月)~6日(金)
④
質問の回答
平成26年6月11日(水)
⑤
参加表明書及び資格確認書類の受付
平成26年6月11日(水)~13日(金)
⑥
応募者資格確認結果、提案要請書の通知
平成26年6月18日(水)
⑦
提案書の受付
平成26年7月1日(火)~7日(月)
⑧
プレゼンテーション、選考
平成26年7月中旬予定
⑨
最優秀及び優秀提案の選出、結果通知
平成26年7月下旬予定
⑩
詳細協議、事業計画書作成
平成26年7月下旬~9月
⑪
ESCO契約の締結
平成26年9月下旬
工事期間
契約締結日~平成26年10月上旬~27年1月
調査・設備管理台帳作成
下旬
⑬
ESCOサービス開始
平成27年4月1日(水)
⑭
ESCO設備の維持管理等
平成27年4月1日(水)~契約期間
⑫
(2)ESCO提案募集の手続き
1)募集要項の配布
募集要項は、秦野市のホームページにて公表する。
2)募集要項に対する質問受付・質問回答
本要項及び資料に関する質問の受付及び回答は、次により行う。
①質問の方法
質問は、質問書(様式第1号)を使用すること。なお、受付は電子メールのみ
とし、電話、FAX、持参等は不可とする。質問1件につき1枚提出(送信)
する。なお、電子メール送信の際は、件名を「秦野市防犯灯LED化事業質問
書」と記載することとし、メール送信後、電話でメールの到着を確認すること。
②受付期間
平成26年6月6日(金)午後5時まで(必着)
※土日・祝日は除く
3)質問への回答
回答は、提出された質問を取りまとめて、平成26年6月11日(水)にホー
ムページで公表することとし、口頭による個別対応は行わない。
6
なお、回答は本募集要項と一体のものとして同等の効力を持つものとする。
(3)参加表明書及び資格確認書類の提出
応募者は、次により参加表明書及び資格確認に必要な書類を持参または、郵送で
提出する。
なお、郵送の場合は受付期間内に必着とし、発送後であっても未着の場合の責任
は応募者に属するものとし、期間内の提出がなかったものとする。
1)受付期間
平成26年6月11日(水)~6月13日(金)午後5時(必着)
持参の場合の受付時間は、開庁日の午前9時から正午及び午後1時から午後5
時まで。
2)受付場所
秦野市防犯協会事務局 (秦野市役所3階 くらし安全課)
3)参加表明時の提出書類
次の提出書類に各々書類符号を記した表紙とインデックスを付け、A4縦長ファ
イルに綴じたものを2部(正1部、副1部)提出すること。
《参加表明作成要領》
参加表明作成要領》
①参加表明書(様式第2号)
グループで参加の場合は、代表企業名で作成し提出すること。
②グループ構成表(様式第3号)
応募者の構成員全てを明らかにし、各々の役割分担(事業役割、設計役割、建
設役割、その他役割(分担名を記載のこと)
)を明確にすること。グループとし
て応募する場合は、構成員の間で交わされた契約書または覚書等の内容を添付
すること。
③履行保証書(様式第4号)事業役割を担う応募者に、経営等の状況が良好であ
る関係会社(親会社等)がある場合、その関係会社による履行保証を明らかに
する書類を提出することができる。
④印鑑証明書
所管法務局発行の証明書の正本で、受付日前3カ月以内に発行されたもの。
⑤商業登記簿謄本
現に効力を有する部分の謄本で受付日前3カ月以内に発行されたものを綴じた
もの。
⑥納税証明書
最新決算年度の確定申告分の法人税、法人事業税、法人市民税の納税証明書を
各1通ずつ綴じたものとし、事務所が複数箇所ある場合には、本社所在地の官
公庁で発行する納税証明書を提出すること。
⑦財務諸表
7
最新決算年度の貸借対照表、損益計算書、利益処分(損失処理)計算書等の財
務諸表を綴じたもの。なお、写しでも可とする。
また、本事業について、関係会社(親会社等)が履行保証を行う場合は、その
関係会社の財務諸表も添付すること。
⑧会社概要
A4判の大きさの用紙を使用し、企業設立年から現在までの営業の沿革及び主
要な営業経歴等、以下の項目を網羅したものを1部綴じたもの。
ア.設立年、代表者役職及び氏名、資本金、年間売上金額、営業所一覧、従業
員数(様式第5号の1)
イ.企業状況表(様式第5号の2)
ウ.有資格技術職員内訳表(様式第5号の3)
エ.各役割の責任者業務実績表(様式第5号の4)
オ.その他、本事業について、関係会社(親会社等)が履行保証を行う場合は、
その関係会社の会社概要も添付すること。なお、様式を指定しているもの
であっても、上記の内容を含む応募者のパンフレット等による代用も認め
る。
⑨特定建設業の許可証明書
建設業法第3条第1項に規定する「特定建設業」
、またはこれに類する許可証明
書を提出すること。なお、写しでも可とする。
ただし、担当業務内容により、審査を受ける必要のない場合はその旨を明示す
ること。
⑩ESCO関連事業実績一覧表(様式第6号)
様式に従い、以下の項目を網羅した事業実績表を提出すること。なお、事業実
績には、有償の省エネルギー診断を含めることができる。
・事業件名:契約書上の正確な名称を記載すること。
・発注者:発注者名を記入すること。
・受注形態:単独またはグループの別を記入すること。
・契約金額:消費税相当額を含む金額の総額を記入すること(千円単位)
。
・契約年月日:契約締結日を記入すること。
・契約期間:契約始期及び終期を記入すること。
・施設概要:施設の主な用途、構造・規模面積、改修工事完了年月を記入する
こと。
・主な契約内容:対象機器、省エネルギー率、パフォーマンス契約の有無と種
類(ギャランティード・セイビングスまたはシェアード・セイビングス)
、保
証の有無、計測・検証の有無も明記すること。
⑪各資格者免許証の写し
8
有資格技術職員のうち、各代表1名分の資格者免許証(表・裏)の写しを提出
すること。
⑫監理技術者免許証の写し
施工役割会社における監理技術者免許証(表・裏)の写しを提出すること。
(4)参加資格確認結果及び提案要請書の通知
参加資格の結果は、文書(電子メール)で本協会から応募者(代表者)に通知す
る。なお、提案書の提出者として資格が確認された者については、次のとおり提
案要請書及び資料を配布する。
1)通知日
平成26年6月18日(水)
2)配布日
平成26年6月19日(木)
3)配布場所 秦野市防犯協会事務局(秦野市役所3階くらし安全課)
(5)提案書の提出
提案要請書を通知された応募者は、本協会が提供する配布資料に示す資料を基に
「15.ESCO事業提案提出書類・作成要領」に従い、ESCO事業提案書を
作成し、事務局へ持参する。
1)受付期間
平成26年7月7日(月)まで
受付時間 午前9時~午後5時まで(ただし土日は除く。)
2)提出書類
「15.ESCO事業提案提出書類・作成要領」によるものとする。
(6)参加を辞退する場合
提案要請書を交付された応募者が以降の参加を辞退する場合は、ESCO事業提
案書受付の締切日の前日までに提案辞退届(様式第7号)を1部、事務局に持参また
は郵送で提出すること。
10.審査及
審査及び審査結果の
審査結果の通知
(1)審査
選定委員会は、事業資金計画、使用機器及び管理システム、維持管理、環境・安
全性への配慮、秦野市経済への寄与、機器や省エネ保証などの観点から総合的な
審査を行い、最優秀提案1者を選定する。なお、審査においては次の事項を重視
する。
1)本協会の計画どおり事業実行が可能か、具体的に確認できること。
2)秦野市内の経済への活性化に貢献できる提案があること。
3)ESCOサービス料の内訳が明瞭かつ妥当であること。
4)提案者の経営状況や資金調達計画が信頼できること。
5)ESCO事業以前に本協会が独自にLED化した防犯灯の管理・保証について
9
も提案があること。
6)ESCO事業開始後に発生する防犯灯の撤去・新設等の工事について提案があ
ること。
7)ESCO契約期間終了後の対応について提案があること。
8)提案に独自性があり、維持管理やデータ管理にも事業開始前・事業期間中及び
終了後を見通した十分な工夫がなされていること。
9)電力契約の調査・照合及び申請(変更申請含む)を電力会社の協力のもと円滑
に進めることについて提案があること。
10)廃棄物の処理・再利用計画が具体的且つ充分であること。
11)LED防犯灯の設置実績のある国内メーカーの製品であること。
12)ESCOサービス料総額(本協会の支出)が少ないこと。
13)計画どおりに実行できない場合の光熱費削減保証が確実なこと。
14)工事着工後に寿命を迎えた蛍光灯の優先的なLED化について提案があること。
15)提案が全体としてバランスが良く優れていること。
※ESCO締結のための詳細協議時には、平成25年度の修繕費用と直近の光熱費
単価を参考にベースラインを設定する。
(2)審査の流れ
ESCO提案の審査にあたっては、以下の要領で行う。
1)応募者からの提案書類及びプレゼンテーションをもとに、提案内容の実行能力
を審査する。
2)審査結果、総合得点の最も高い提案をした応募者を最優秀提案者とし、ESC
O事業契約に向けての優秀交渉権者とする。また次点を優秀提案者とし、次選
交渉権者とする。
(3)審査結果の通知
1)審査結果は、提案者に文書で通知する。電話等による問い合わせには応じない。
2)審査結果に対する異議を申し立てることはできない。
3)審査結果は講評としてまとめて秦野市のホームページに掲載する。
(4)失格
次のいずれかに該当する場合は、失格とする。
1)提案期限を過ぎて提案書類が提出された場合
2)提案書類に虚偽の記載があった場合
3)審査の公平性に影響を与える行為があった場合
4)本募集要項に違反すると認められる場合
10
11.ESCO提案書
.ESCO提案書における
提案書における提示条件
における提示条件
応募者は、以下の条件に基づき、ESCO提案書を作成する。
(1)ESCOシェアード・セイビングス契約を実施できること。なお、ここでいうシ
ェアード・セイビングス契約とは、事業者の資金により省エネルギー改修を行い、
本ESCO事業によって得られた利益を契約で定めた方法によって、事業者と本
協会で分かち合う契約のことを指す。
(2)事業者の資金により省エネルギー改修を行い、毎年のESCOサービス料が本市
の希望する金額以下であること。
(3)提案どおり光熱費削減が出来ない場合はその分を保証できること。
(4)本協会が定めた防犯灯仕様に合った製品を使用すること。
(5)本協会の計画に基づき工事を遂行できること。
(6)
「10.ESCO事業の全体のスケジュール」における本協会の定めた工期が未完と
なった場合、防犯灯LED化工事が完工するまで、電気料金の差額を事業者が負
担すること。
(7)防犯灯維持管理計画書を提出し、本協会の承諾した維持管理計画に基づいて維持
管理を行う。維持管理にかかる経費は原則として事業者の負担とする。
(8)毎年新設予定のLED防犯灯50灯の設置と維持管理を含めた旨をESCO契約
の内容に含めること。また、開発行為等による寄付を受けた新設防犯灯(第16
項で示す防犯灯具仕様と同様のものとする)についても他のESCO対象機器と
同様、防犯灯管理システムに反映し契約終了まで維持管理を行うこと。
(9)契約終了後、ESCO事業対象となるLED防犯灯を、本協会に所有権移転する
こと。
(10)市名及び管理番号等を表記のプレート設置の提案をすること。
(11)土日祝日及び夜間などの閉庁時の事故等においても緊急対応の体制がなされてい
ること。
(12)その他、この要項に定めることのほか、ESCO提案等の募集等の実施に当たり
必要な事項が生じた場合には、応募者に通知する。
12.事業実施に
事業実施に関する事項
する事項
(1)誠実な業務遂行
1)事業者は、募集要項、配布資料及び契約書に基づく諸条件に沿って、誠実に業
務を遂行すること。
2)業務遂行に当たって疑義が生じた場合には、本協会とESCO事業者の両者で
誠意をもって協議することとする。
(2)ESCO契約期間中の事業者と本協会の関わり
11
ESCO事業者は、事業者の責により遂行され、本協会はESCO契約に定めら
れた方法により、事業実施状況について確認を行う。
(3)本協会と事業者との責任分担
1)基本的な考え
ESCO提案が達成できないことによる損失は、原則として、事業者が負担す
る。ただし、天災や経済状況・運営状況の大幅な変動など、事業者の責に帰さ
ない合理的な理由がある場合は別途協議を行うものとする。
2)予想されるリスクと責任分担
本協会と事業者の責任分担は、原則として別添の「表1
ESCO事業の予想
されるリスクと責任分担」
(以下「分担表」という)によることとし、応募者は
負担すべきリスクを想定したうえでESCO提案を行うものとする。なお、分
担表に該当しない事項が発生した場合には別途協議を行うものとする。
3)事業の継続が困難となった場合における措置
優先交渉権者が詳細診断実施後、ESCO契約が締結される前に、以下の措置
を講ずものとする。
①ESCO提案書と防犯灯維持管理計画書の内容が大きく乖離した場合など、優
先交渉権者の責により契約できない場合は、本協会からそれまでに 要した費用
を請求できるものとする。
②本協会の指示により事業が中止された場合は、事業者は提案書で提示した金額
を上限に、本協会と協議のうえ合意した金額を請求できるものとする。なお、
ESCO契約後に事業の継続が困難をなった場合の措置については、ESCO
サービスに係わる契約書において定めるものとする。
4)税制
税制のリスクの負担関係については、下記のとおりとする。
①消費税
増減に関するリスクはサービスを受ける本協会が負担する。
②税の新設
税の新設された場合、当該新税がサービスを享受する者が支払うべきものであ
れば本協会が負担し、地域社会の中で収益を目的に事業を行う者が支払うべき
税である場合には事業者が負担する。なお、どちらにも該当しない場合は別途
協議のうえ負担者を決定する。
12
表-予想されるリスクと責任分担
負担者
リスクの種類
リスク内容
本協 事業
会
募集要項の誤り
募集要項の記載事項に重大な誤りのあるもの
ESCO提案の
ESCO事業の提案が達成できない場合
○
○
誤り
共
通
第三者賠償
調査・工事による騒音・振動等による場合
安全性の確保
工事・維持管理における安全性の確保
○
環境の保全
工事・維持管理における安全性の確保
○
制度の変更
法令・許認可・税制の変更
保険
維持管理期間のリスク保証をする保険
事業業の中止・
延期
負荷効力
計
画
・
設
物価
設計変更
計
段
者
○
○
○
○
○
本協会の指示
○
周辺住民等の反対による事業の中止・延期
○
○
施設建設に必要な許可等の遅延によるもの
○
○
事業者の事業放棄、破綻によるもの
○
本協会の事業放棄、破綻によるもの
○
天災などによる設計変更・中止・延期(詳細は契約書による)
○
○
○
○
急激なインフレ・デフレ
(設計費に対して影響のある者のみを対象とする)
本協会の提示条件、指示の不備によるもの
○
事業者の指示・判断によるもの
○
必要な資金の確保に関すること
資金調達
○
階
第三者賠償
工事における第三者への損害賠償義務
不可抗力
天災などによる設計変更詳細は契約書による
○
物価
急激なインフレ・デフレ
○
用地の確保
資材置き場の確保
○
本協会の指示条件、指示不備によるもの
○
工
事
設計変更
段
階
工事遅延・未完工
工事費増大
○
事業者の指示、判断の不備によるもの
本協会の責による工事遅延・未完工による引き渡しの遅延
事業者の指示、判断によるもの
13
○
○
○
事業者の責による工事遅延・未完工による引き渡しの遅延
本協会の指示、承諾による工事費の増大
○
○
○
○
性能
一般的改善
支
支払遅延・不能
払
要求仕様不適合
○
引き渡し前に工事目的物などに関して生じた損害
○
引き渡し前に工事に起因し施設に生じた損害
○
支払いの遅延・不能によるもの(下記以外)
○
省エネ保証に係る省エネ保証行為の不履行
○
○
関
金利
市中金利の変動
連
瑕疵担保
隠れた瑕疵等の担保責任 ※1
○
用途の変更等、本協会の責による事業内容の変更
○
計画変更
事業者が必要と考える計画変更
立ち入りの許可
必要な施設への立ち入りの許可が下りない場合の事業未遂行
維持管理費の
計画変更以外の要因による維持管理費用の増大
上昇
ESCO設備の
本協会の故意・過失または施設に起因するESCO設備の損傷
損傷
事業者の故意・過失に起因するESCO設備の損傷
維
持
施設損傷
計
瑕疵担保
不可抗力
損傷
○
○
○
光熱費単価
光熱費単価の変動
○
エネルギー
機器の使用状況・稼働率等の変動や運転管理方法の顕著な変更
○
消費量
上記以外の変動要因の場合
○
設備の不良
ESCO設備が所定の性能を達成しない場合
光熱費単価
光熱費単価の変動
○
機器の使用状況、稼働率の変動や運転管理方法の変更
○
ベースラインの
天候が大きく変動し、当初の機器仕様の動作温度を超えESC
検
調整
O設備が所定の性能を達成しない場合
証
上記以外の変動要因の場合
保
要求仕様不適合(施工不良を含む)
性能
○
○
ESCO機器が所定の性能を達成しない場合
・
関
○
ESCO設備に関する隠れた瑕疵の担保責任
火災・天災・戦争などの不可抗力による設備・ESCO設備等の
○
○
機器の不良
測
証
○
の損傷
不可抗力以外のその他の原因による施設・設備の損傷
関
連
○
事業者の故意・過失またはESCO設備に起因する施設・設備
管
理
○
○
○
○
○
○
○
○
仕様不適合による施設・設備への損害、施設運営・業務への障
○
害
連
※1 ESCO事業遂行に当たって障害となる、ESCO事業範囲外の不具合
14
13.契約に
契約に関する事項
する事項
(1)契約の手順
本協会と優秀交渉権者は、本協会の所定の手続き後にESCO契約締結のための
手続きを行う。
(2)契約の時期
平成26年9月下旬(予定)
(3)契約の概要
募集要項、防犯灯維持管理計画書に基づき、契約が成立した場合に締結するもの
であり、事業者が遂行すべき工事及び運転、維持管理に関する業務内容や省エネ
ルギー保証、支払方法などを定めるものとする。
また、本協会と事業者の役割と責任及び遵守事項を明確化し、相互の確認事項や
方法及び時期等について明記するものとする。
14.ESCO提案提出書類及
.ESCO提案提出書類及び
提案提出書類及び作成要領
(1)ESCO事業提案時の提出書類
次の提出書類に各々の書類符号を記した表紙とインデックスを付け、A4縦長
ファイルにとじたものを12部(正1部、副11部)提出してください。
1)提案書提出届(様式第8号)
2)提案書類表紙の記載方法(様式第9号)
3)提案書類の体裁(様式第10号)
4)提案総括表(様式第11号の1、第11号の2)
5)使用機器提案書(様式第12号)
6)事業資金計画書(様式第13号の1~第13号の4)
7)維持管理等提案書(様式第14号の1、第14号の2)
8)工事の対応・廃棄計画書(様式第15号)
9)省エネ効果計測・検証計画書(様式第16号)
10)契約終了後の対応(様式第17号)
11)秦野市経済波及効果(様式第18号)
(2)作成要領
1)一般的事項
①使用言語は日本語、通貨は日本国通貨、単位は測量法に定めるものとし、全て
を横書きとする。なお、原則としてフォントはMS明朝体10.5ポイントで
統一すること。
②各提案書類には、会社名、住所、氏名、ロゴマーク等、応募者を特定できる表
示は一切付してはならない。
③提案書提出届(様式第8号)により提出書類の構成を示した上で、各提出書類
15
に提出書類表紙(様式第9号)をそれぞれ付し、A4縦長ファイルにとじたも
ので提出すること。なお、A4版以外の様式については、A4版サイズに折り
込むこと。
④エネルギーに関する換算値
エネルギーに関する計算においては、次の換算値で行うこと。
1次エネルギー換算
CO2排出係数
9.76(MJ/kWh)
0.464(kg-CO2/単位)
エネルギー種別
電気
2)提案書提出届(様式第8号)
3)提案書類表紙の記載方法(様式第9号)
4)提案書類の体裁(様式第10号)
5)提案総括表(様式第11号の1、第11号の2)
①改修提案項目一覧表(様式第11号の1)
省エネルギー改修の項目ごとに光熱費削減額、維持管理費削減額、年間削減額、
工事他投資額、単純回収年について記載すること。
②ESCO事業契約内容提案書(様式第11号の2)
削減予定額、削減保証額、ESCOサービス料、ESCO事業契約期間につい
て、事業年度毎に記載すること。
6)使用機器提案書(様式第12号)
使用機器の詳細について、詳細検討に基づき使用する機器の図、当該機器に関
するエネルギー消費状況の評価内容、その他、灯具仕様に基づいた内容説明、
数値的根拠について記載すること。
7) 事業資金計画書(様式第13号の1~第13号の4)
①事業収支計画書(様式第13号の1)
契約期間中における、本協会の事業全体に関する収支計画を作成すること。
(用紙はA3版横書き)
②事業者収支計画書(様式第13号の2)
ESCO事業契約期間中の事業収支(事業者分)について記載すること。
(用紙
はA3版横書き)
③資金計画書(様式第13号の3)
資金調達に関する考え方、外部借入の内訳、金利設定、その他資金調達手法と
して検討している事項を記入すること。
④工事予算等経費計画書(様式第13号の4)
初期投資に係る費用を記入の上、内訳を添付すること。なお、詳細協議(防犯
灯設置調査費)には、ESCO事業計画書作成の費用も含める。
8)維持管理等提案書(様式第14号の1、第14号の2)
16
①維持管理計画書(様式第14号の1)
ⅰ.維持管理計画
ESCO設備の維持管理業務に関する計画内容を記載すること。また、コ
スト削減及びサービス水準の向上等の視点で工夫している点があれば、併
せてA4版1枚以内、かつ1,000字以内で記載すること。
ⅱ.維持管理見積書
毎年要する費用と、その算定根拠を示すこと。なお、別途作成する内訳が
ある場合は添付すること。
②緊急時対応提案書(様式第14号の2)
提案の安全性・信頼性・災害時を含む緊急時対応方法の考え方について記載す
ること。(A4版1枚以内、1,000字以内で記載)
9)工事中の対応・廃棄計画書(様式第15号)
工事施工に当たり、安全管理・工程管理などにおいて特に重要と判断する事項
及び品質管理、工事完了期限、ESCO設備の引き渡し、市内業者の活用方法
に関する内容を記載すること。また、既存設備撤去後の処理方法について記載
すること。
(A4版3枚以内、3,000字以内で記載)
10)計測・検証計画書(様式第16号)
ⅰ.省エネルギー削減効果の測定・検証方法
ⅱ.エネルギー削減保証量が確実に達成されていることを証明するための、適
切な計測・検証方法を示すこと。
ⅲ.計測・検証見積書
毎年要する経費と、その算定根拠を示すこと。なお、別途作成する内訳が
ある場合は添付すること。
ⅳ.その他
計測・検証業務を行う上で、コスト削減及びサービス水準の向上等の視点で
工夫している点があれば記載すること。
(A4版1枚以内、1,000文字
以内で記載)
11)契約終了後の対応(様式第17号)
ESCO事業契約期間終了後の対応、ESCO設備の取り扱いについて記載す
ること。(A4版1枚以内、1,000文字以内で記載)ESCO提案時の提出
書類
12)秦野市経済波及効果(様式第18号)
本事業の調査、物品調達、工事、維持管理における商流等を記載すること。
17
15.配布資料
(1)配布資料の内容
ESCO事業提案要請書と併せて応募者に配布する資料は次のとおりとする。
1)既存防犯灯の概要
2)防犯灯電気料金の年度額(平成25年度分)
3)防犯灯修繕料金の年度額(平成25年度分)
4)防犯灯新設料金の年度額(平成25年度分)
(2)配布要領
上記の資料は、下記の要領で配布する。
1)配布方法
提案要請を受けた応募者に無償で配布する。
2)配布場所
事務局にて直接配布する。
3)配布期間
平成26年6月11日(水)~平成26年6月13日(金)午後5時まで
16.防犯灯具仕様
(1)防犯灯具の仕様
自動点滅器が付いていること。
(2)LED灯の性能等
1)17m間隔で設置した場合にクラスB基準を満たすこと。
2)直下4.5mにおける初期照度が7ルクス以上であること。
3)照明は白色系とし、色温度は、4,500K から 8,000K までとする。
4)入力電圧 100Vに対応できること。
(入力電圧 200Vについては個別に協議のう
え対応方法を検討)
5)消費電力は、10W/灯以下のもの(電力会社申請時の入力VAが10VA/
灯以下のもの)または20W以下のもの(電力会社申請時の入力VAが20V
A/灯以下のもの)とする。なお、安定器及び電源装置を使用する場合は、こ
れによる消費電力も含む。
6)動作保証温度は-10℃~35℃を満たすこと。
7)定格寿命(光源の初期の光束が70%まで減衰するまでの時間)は 60,000 時間
以上であること。
8)製品の製造業者は、ISO9001 認証を取得していること。
9)製品に形式・ロットナンバーが明記され、製品の管理がなされていること。
10)製品に使用されているLEDチップは、製造業者を明確にできること。
11)防水・防滴仕様は、IP43基準を満たしていること。
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12)フリッカーが発生しないこと、またはフリッカー対策をしていること。
(3)防犯灯具
1)通常の使用方法において、LEDの定格寿命期間は、安全な使用が可能である
こと。
2)積雪があっても自動点滅器が正常に作動すること、または積雪による自動点滅
器への影響があった場合であっても、形状など影響を最小限とする工夫がなさ
れていること。
3)電柱、防犯灯ポールなどに既存の防犯灯と置き換えて設置できること。また、
外壁等に設置されている場合であっても設置出来るもの。
17.工事仕様
(1)契約後、工事計画を速やかに作成し、本協会と事前に調整を図ること。
(2)工事を行うに当たっては、秦野市の業者を優先的に使用すること。
(3)取り外した灯具の取扱いについては、本協会が方法を指定した場合は、それに従
うこと。
(4)工事に係る瑕疵については契約に基づき、ESCO事業者の責任になる。
18.工事計画
工事に当たっては、次の事項の基準で実施すること。なお、具体的な工事計画につ
いては工事着手前に本協会と協議すること。
(1)工事の優先順位
1)既存の防犯灯で故障が発生した箇所
2)通学路及び通園路の箇所
3)その他、本協会が優先と判断した箇所
(2)工事方法
設置するLED防犯灯については、本協会の指定する方法・仕様等を守りつつ、
照度において既設防犯灯の性能と同等のものに交換する。ただし既存防犯灯の消
費電力が40W以上のものについては、別途、本協会と協議のうえ決定したLE
D防犯灯に交換する。
以 上
19