提案募集要項 [PDFファイル: 599.2KB] - 綾瀬市

綾瀬市防犯灯LED化事業
提案募集要項
平成26年12月
綾瀬市
綾瀬市防犯灯LED化事業募集要項
目次
1.
募集の趣旨 .............................................................. 1
2.
事業概要 ................................................................ 1
3.
事業場所 ................................................................ 3
4.
契約者 .................................................................. 3
5.
優先交渉権者決定からサービス開始までのスケジュール(予定) .............. 3
6.
応募条件 ................................................................ 3
7.
応募に関する留意事項 .................................................... 5
8.
ESCO事業選定の流れ .................................................. 5
9.
ESCO事業全体スケジュール(予定) .................................... 6
10. 審査及び審査結果の通知 .................................................. 9
11. ESCO事業提案書における提示条件 ..................................... 10
12. 事業実施に関する事項 ................................................... 10
13. 契約に関する事項 ....................................................... 12
14. ESCO事業提案提出書類・作成要領 ..................................... 13
15. 配布資料 ............................................................... 15
16. 防犯灯具仕様 ........................................................... 15
17. 工事仕様 ............................................................... 16
18. 工事計画 ............................................................... 16
1. 募集の趣旨
綾瀬市(以下「本市」という。)には、現在約7,000灯の防犯灯が設置されている。
防犯灯具は蛍光灯とLED灯が混在しており、その形状、消費電力もまちまちである。
また、防犯灯の維持管理は各自治会が実施しているが、その費用(電気料金及び補修・
維持管理費用、新設防犯灯設置費用)は、本市が各自治会に対して直接的又は本市防犯協
会を通じて間接的に支出しており、年々増加する防犯灯数が本市の支出額を増加させてい
る。
一方、環境面においては、世界的に地球温暖化対策が進められるなか、本市では、平成
23年3月に「新時代 あやせプラン21 基本構想」を策定し、
“人と自然がふれあう環
境共生のまち”の実現に向け様々な取り組みを行っており、低炭素型まちづくりなどを推
進してきている。
本事業は、本市の負担軽減や防犯灯の適切な管理、環境負荷の軽減等から防犯灯の調査、
契約照合及びLED化を図るためのものであり、以上の目的に合致する民間事業者の一括
事業提案(以下「ESCO事業提案」という。)を受け、本市にとって最も優れていると考
えられる事業提案を選定するため、ESCO事業提案の募集を行うものである。
審査の結果、最も優れた提案を行った応募者(以下「優先交渉権者」という。)は、本市
とESCO事業契約の締結に向け協議を行い、合意に至った場合、本事業に係るESCO
事業契約を締結し、本事業を実施するものとする。
2. 事業概要
(1) 事業名称
綾瀬市防犯灯LED化事業
(2) 契約方式及び契約年数
シェアード・セイビングス契約 (民間資金活用型)
契約年数 10年間
(3) 事業者が行う業務範囲
事業者が行う業務範囲は以下のとおりとする。
1) 取得可能性があると判断される補助金に係わる公募申請及び交付申請並びに
実績報告業務
2) 現地調査
①既設防犯灯(既設LED防犯灯を含む。
)の位置の調査(設置場所、東電引
込柱番号、NTT柱番号など設備管理上必要となる各種情報の調査)
②既設防犯灯(既設LED防犯灯を含む。)の設備の調査(灯具の種類など具
体的な設備内容の調査)
3) 電力契約の調査・照合・申込
①電力会社と緊密な連携のもと、既設防犯灯に係わる電力契約の調査照合
②既設防犯灯に係わる電力契約の調査及び現地調査結果の突合
③電力契約と既設防犯灯の数量相違の把握・整合を毎年実施(防犯灯設備があ
って電力契約のないもの、電力契約があって防犯灯設置がないものを選別し、
それらについて電力会社及び本市と緊密な協議を行い、両者の整合を図る。)
④LED化に伴う契約変更の申込み及び前項で把握した契約相違に係わる新
設又は減設申込みの実施
4) 既設及び新設防犯灯管理システムの構築・データ更新
①日本測地形データに基づくデジタルマップに、調査の結果を反映させた上で、
防犯灯設備の把握・管理が容易に可能な防犯灯管理システムの構築・年一回以
上のデータ更新(システム上で管理する必要項目は以下のとおり。
)
1
ア.位置情報(東電引込柱番号、NTT柱番号)
イ.設置年月、当初設置場所、移設年月、現行設置場所、目標物
ウ.設備概要(灯具仕様、柱形状、施行者名、設置開始年月日、事業者名等)
エ.電力契約情報(店所番号、契約名義、お客さま番号、請求番号、契約W
数、契約灯数、引込状況等)
オ.修繕及び移設等記録(作業年月、修繕内容及び移設情報等、施行者名等)
カ.その他(見取図、防犯灯写真等)
②ESCO事業開始後に本市が行う設備の修理依頼や新設・移設・撤去などの
異動連絡に係わるデータのシステムへの反映、及び地図データの定期的更新な
どの作業
5) ESCO設備の設置に係わる計画・施工及び施工管理
①LED化のメリットを最大限に享受できる施工計画の策定及び施工・施工管
理の実施
②近隣住民や交通に配慮した施工計画の策定及び施工・施工管理の実施
③作業者の安全に十分配慮した施工・施工管理の実施
6) 既設防犯灯設備の撤去・リサイクルならびに廃棄処分
①関係諸法規を遵守しつつ、撤去工事の施工・施工管理を行う。
②撤去した設備(灯具本体、ポール、根巻コンクリート等)については、環境
保護の観点から再利用を原則とし、撤去品を項目ごとにそれぞれリサイクルの
具体的な方法についても報告を行う。
7) ESCO設備の維持管理・保証(無償修繕等)
①事業者は、本市からの防犯灯の修繕依頼に基づきESCO設備の調査・修繕
を行う。
②事業者は、防犯灯に関する本市からの異動連絡(新設・移設・撤去)などを
受け付け、これに基づき防犯灯管理システムのデータを更新する。また前項の
修繕結果についても同様とする。
③事業者は、本市からの連絡受付のため、コールセンターを設置するとともに、
本市の依頼に基づいたESCO設備の修理ないし灯具交換を迅速に行うもの
とする。
④事業者は、ESCO設備について、自己の負担で保険に加入することとする。
但し、加入する種類、内容は本市と協議のうえ定めるものとする。
8) 省エネルギー量の計測・検証
①事業者は、提案により示した光熱費削減額及び削減保証額が確実に守られて
いることを証明するための適切な検証手法を本市に提示し、ESCO契約期間
中において、ESCOサービス導入によるコスト削減効果の検証を行うものと
する。
②事業者は、前項の検証の結果及び修理・交換等の記録を毎年本市に報告し、
本市は当該報告の内容を確認する。
9) 契約終了後のESCO設備の所有権の帰属
ESCO契約期間終了後の、事業者の設置したESCO設備の所有権の帰属に
ついては、契約に基づき履行すること。
10) その他
①開発行為等の土地利用行為にて原因者負担によるLED防犯灯の新設後、本
市に移管されたLED防犯灯についても維持管理及び防犯灯管理システムの
登録対象とすること。
②既設のLED防犯灯についても維持管理及び防犯灯管理システムの登録の
対象とすること。
2
③上記以外、事業者が独自に提案する業務
3. 事業場所
本市全域の防犯灯とする。
4. 契約者
綾瀬市
5. 優先交渉権者決定からサービス開始までのスケジュール(予定)
(1) 優 先 交 渉 権 者 の 決 定
平成27年 1月27日(火)
(2) 補 助 金 公 募 申 請
平成27年 5月上旬~平成27年 6月中旬
(3) 補 助 金 交 付 申 請
平成27年 7月下旬
(4) E S C O 契 約 の 締 結
平成27年 8月下旬
(5) 工事期間
平成27年 9月上旬~平成27年 12月下旬
(6) 補 助 金 実 績 報 告
平成28年 1月
(7) ESCOサービス開始
平成28年 1月
6. 応募条件
(1) 応募者の資格要件
1) ESCO事業を行う能力を有する単独企業又はグループ(複数の企業の共同体)
とする。
2) グループで応募する場合は、事業役割を担う代表者を1社選定し、その代表者
が本市との連絡窓口となり、事業の遂行の責を負うものとする。
3) 参加表明時は、応募者の構成員全てを明らかにし、各々の役割分担を明確にす
る。
4) 応募者は、応募を含むそれ以降の提案に関わる諸手続及び契約等に関わる諸手
続を行う。
5) ESCO事業提案提出後において、事業運営を目的とした特定子会社等を設立
することも可能とする。ただし、設立条件などに関しては、本市と協議した上
で合意を得る必要がある。
(2) 応募者の役割
1) 応募者は、次の役割を全て担い、グループの場合は各構成員が以下の役割を分
担するものとする。
①事業役割…本市の対応窓口となり、契約等諸手続を行い、事業遂行の責を負
う。
②設計役割…設計・計画・監理に関する業務を全て実施する。
③施工役割…施工に関する業務を全て実施する。
④その他役割…上記①~③以外の維持管理、金融、ESCO設備供給、防犯
灯の設置状況の把握などに関する業務を各々実施する。
2) 事業役割を担う応募者が複数の企業で構成される場合は、企業間の事業役割に
関する合意書を別途本市に提出すること。なお、その合意書には、事業役割の
構成企業全体が、本市に対し連帯責任を負う旨を示す条項を含むこと。
3) 下請負事業者又は協力事業者の選定に当たっては、本市内事業者を優先して選
定すること。
(3) 応募者の資格
応募者の資格要件は、次のとおりとする。なお、グループの場合、グループとして
3
これらの要件を満たすこと。
1) 応募者は、参加表明書及び資格確認書類により、本募集要項の内容を充分に遂
行できると認められる者であること。
2) 応募者は、各種対策により対象設備のエネルギー削減量を提案できる者であり、
削減量が達成できない場合は、保証措置を講じることができる者であること。
3) 応募者は、ESCO設備導入後のエネルギー削減量及び削減金額を計測・検証
することができる者であること。
4) 応募者は、事業運営、維持管理、システムサポートを円滑に行うため迅速に対
応ができる者であること。
(4) 応募者の制限
次に掲げる者は、応募者又は応募者の構成員となることはできない。
1) 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該
当する者
2) 本募集要項の配布の日から、ESCO事業提案書提出日までの期間に「綾瀬市
入札参加資格者資格停止要綱」に基づく資格停止の措置を受けている者
3) 本募集要項の配布の日からESCO事業提案書提出日までの期間に建設業法
(昭和24年法律第100号)第28条第3項又は第5項の規定による営業停
止処分を受けている者
4) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律77号)第3
条又は第4条の規定に基づき都道府県公安委員会が指定した暴力団等の構成
員を、役員、代理人、支配人その他の使用人又は代理人として使用している者
5) 綾瀬市暴力団排除条例(平成23年綾瀬市条例第9号)第7条の規定に該当す
る者
6) 民事再生法(平成11年法律第225号)第21条の規定による民事再生手続
開始の申し立てをしている者
7) 会社更生法(平成14年法律第154号)第17条第1項又は第2項の規定に
よる更正手続開始の申し立て(同法附則第2条の規定によりなお従前の例によ
ることとされている更正事件(以下「旧更正事件」という。)に係わる同法に
よる改正前の会社更生法(昭和27年法律第172号。以下「旧法」という。)
第30条第1項及び第2項の規定による更正手続開始の申し立てを含む。(以
下「更正手続開始の申し立て」という。)をしている者又は申し立てをなされて
いる者。ただし、同法第41条第1項の更正手続開始の決定(旧更正事件に係
わる旧法に基づく更正手続開始の決定を含む。)を受けた者がその者に係る同
法第199条第1項の更正計画の認可の決定(旧更正事件に係わる旧法に基づ
く更正計画認可の決定を含む。)があった場合に当たっては、更正手続開始の
申し立てをしなかった者又は更正手続の申し立てをなされなかった者とみな
す。
8) 応募資格申請書に虚偽の記載をし、又は重要な事実について記載をしなかった
者
9) 不正な手段を用いて本事業を誹謗し、又は事業の公正な進行を妨げる者若しく
は妨げた者
10) 最近1年間の法人税、事業税、地方税を滞納している者
(5) 市内事業者の活用
応募者は、防犯灯の製品及び工事等において、可能な限り市内の事業者の活用を優
先的に行い、地域への経済波及効果を図ること。
4
7. 応募に関する留意事項
(1) 費用負担
応募に関する全ての書類の作成及び提出に係る費用は、応募者の負担とする。
(2) 提出書類の取り扱い・著作権
1) 提出書類の著作権は、それぞれの応募者に帰属するが、提出書類は返却しない。
2) 本市は、応募者に無断で本募集以外の目的で提出書類を使用し、又は情報を漏
らすことは行わない。
3) 提出書類は、綾瀬市情報公開条例(昭和62年綾瀬市条例第24号)第7条に
基づき開示請求されたときは、開示することにより当該法人等又は当該事業を
営む個人の権利、競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがあるものを
除き、開示する。
(3) 特許権
提案内容に含まれる特許権、実用新案権、意匠権、商標権等の日本国及び日本国以
外の国の法令に基づき保護される第三者の権利の対象となっている意匠、デザイン、
設計、施工方法、工事材料、維持管理方法等を使用した結果生じた責任は、応募者
が負うものとする。
(4) 本市からの提出書類の取扱い
本市が提供する資料は、応募者に係る検討以外の目的で使用してはならない。
(5) 応募者の複数提案の禁止
応募者は、1つの提案しか行うことができない。
(6) 複数の応募者の構成員等となることの禁止
応募者の構成員は、他の応募者の構成員となることはできない。
(7) 構成員の変更の禁止
応募者の構成員の変更は認めない。ただし、やむを得ない事情が生じた場合は、本
市と協議を行い、本市がこれを認めたときはこの限りでない。
(8) 提出書類の変更禁止
提出した書類の変更はできない。なお、本提出書類について後日参考資料を求める
ことがある。
(9) 虚偽の記載の禁止
参加表明書又はESCO事業提案書に虚偽の記載をした場合は、参加表明書又はE
SCO事業提案書を無効とする。
(10)その他
本要項における「ESCO」は「リース契約に附帯サービスを加えた方式」と読み
替えても差し支えないものとする。ただし、提案内容は会社法等関係法令に抵触し
ないよう留意すること。
8. ESCO事業選定の流れ
(1) 応募者の要件
本ESCO事業提案募集への応募者は、
「6.応募条件」で定める資格要件を満たす
者とする。
(2) 応募資格要件の確認及び提案要請
参加表明した者の応募資格要件を確認し、条件を満たした応募者に対し、提案書の
提出を文書で要請する。
(3) 最優秀提案の選定
審査委員会により提案内容を審査し、最優秀提案 1 者を選定する。
(4) 詳細協議
最優秀提案をした者は優先交渉権者となり、電気料削減等の詳細判断、最終提案
5
書作成及び契約書を締結するまでの諸条件についての本市との詳細協議を進めるも
のとする。
(5) 事業者の選定
優先交渉権者は本市と協議を行い、協議が整えばESCO契約を締結し、契約事業
者となる。なお、契約までの費用については優先交渉権者の負担とする。
(6) 事務局
本ESCO事業提案募集に係る事務局は、次のとおりとする。
担当窓口
:綾瀬市 市民こども部 市民協働課 交通防犯担当
住
所
:神奈川県綾瀬市早川550番地
電
話
:0467-70-5687
F A X
:0467-70-5701
電子メール :[email protected]
ホームページ:http://www.city.ayase.kanagawa.jp/index.html
9. ESCO事業全体スケジュール(予定)
(1) ESCO事業は、次の日程(予定)で行う。
項
目
日
程
平成26年12月8日(月)
① プレスリリース
平成26年12月8日(月)
② 募集要項の配付(ホームページで公開)
募集要項に関する質問受付
平成26年12月8日(月)~16日(火)
③
随時ホームページで回答
④ 質問の回答
平成26年12月24日(水)~26日(金)
⑤ 参加表明書及び資格確認書類の受付
⑥ 応募者資格確認結果、提案要請書の通知 平成27年1月7日(水)
平成27年1月7日(水)~9日(金)
⑦ 提案書の受付
プレゼンテーション、選考、
平成27年1月19日(月)
⑧
最優秀及び優秀提案の選出
平成27年1月27日(火)
⑨ 優先交渉権者の決定
平成27年2月中旬
⑩ 基本協定書作成
平成27年2月下旬~4月下旬
⑪ 詳細協議、事業計画書作成
平成27年5月上旬~6月中旬
⑫ 補助金公募申請
平成27年7月下旬
⑬ 補助金交付申請
平成27年8月下旬
⑭ ESCO契約の締結
※補助金交付決定後
平成27年9月上旬~27年12月下旬
⑮ 工事期間
平成28年1月
⑯ 補助金実績報告
平成28年1月
⑰ ESCOサービス開始
(2) ESCO提案募集の手続き
1) 募集要項の配布
募集要項は、本市のホームページにて公表する。
2) 募集要項に対する質問受付・質問回答
3) 本要項及び資料に関する質問の受付及び回答は、次により行う。
①質問の方法
質問は、質問書(様式第1号)を使用すること。なお、受付は電子メー
ルのみとし、電話、FAX、持参等は不可とする。質問1件につき1枚提
出(送信)する。なお、電子メール送信の際は、件名を「綾瀬市防犯灯L
6
ED化事業質問書」と記載することとし、メール送信後、電話でメールの
到着を確認すること。
②受付期間
平成26年12月16日(火)午後5時まで(必着)
※土日・祝日は除く。
4) 質問への回答
提出された質問への回答は、平成26年12月24日(水)の午前9時まで
に随時ホームページで公表することとし、口頭による個別対応は行わない。
なお、回答は本募集要項と一体のものとして同等の効力を持つものとする。
(3) 参加表明書及び資格確認書類の提出
応募者は、次により参加表明書及び資格確認に必要な書類を持参する。
1) 受付期間
平成26年12月24日(水)~12月26日(金)
受付時間は、午前9時から正午まで及び午後1時から午後5時まで
2) 受付場所
綾瀬市 市民こども部市民協働課 交通防犯担当(綾瀬市役所窓口棟2階)
3) 参加表明時の提出書類
次の提出書類に各々書類符号を記した表紙とインデックスを付け、A4縦長フ
ァイルに綴じたものを2部(正1部、副1部)提出すること。
《参加表明作成要領》
①参加表明書(様式第2号)
グループで参加の場合は、代表企業名で作成し、提出すること。
②グループ構成表(様式第3号)
応募者の構成員全てを明らかにし、各々の役割分担(事業役割、設計役
割、建設役割、その他役割(分担名を記載のこと。
))を明確にすること。
グループとして応募する場合は、構成員の間で交わされた契約書又は覚
書等の内容を添付すること。
③印鑑証明書
所管法務局発行の証明書の正本で、受付日前3カ月以内に発行されたも
の。
④商業登記簿謄本
現に効力を有する部分の謄本で受付日前3カ月以内に発行されたもの
を綴じたもの。
⑤納税証明書
最新決算年度の確定申告分の法人税、法人事業税、法人市民税の納税証
明書を各1通ずつ綴じたものとし、事務所が複数箇所ある場合には、本
社所在地の官公庁で発行する納税証明書を提出すること。
⑥財務諸表
最新決算年度の賃借対照表、損益計算書、利益処分(損失処理)計算
書等の財務諸表を綴じたもの。なお、写しでも可とする。
また、本事業について、関係会社(親会社等)が履行保証を行う場合
は、その関係会社の財務諸表も添付すること。
⑦会社概要
A4判の大きさの用紙を使用し、企業設立年から現在までの営業の沿革
及び主要な営業経歴等、以下の項目を網羅したものを1部綴じたもの。
ア.設立年、代表者役職及び氏名、資本金、年間売上金額、営業所一覧、
従業員数(様式第4号の1)
7
イ.企業状況表(様式第4号の2)
ウ.有資格技術職員内訳表(様式第4号の3)
エ.各役割の責任者業務実績表(様式第4号の4)
オ.その他、本事業について、関係会社(親会社等)が履行保証を行
う場合は、その関係会社の会社概要も添付すること。なお、様式
を指定しているものであっても、上記の内容を含む応募者のパン
フレット等による代用も認める。
⑧特定建設業の許可証明書
建設業法第3条第1項に規定する「特定建設業」又はこれに類する許可
証明書を提出すること。なお、写しでも可とする。
ただし、担当業務内容により、審査を受ける必要のない場合はその旨を
明示すること。
⑨ESCO関連事業実績一覧表(様式第5号)
様式に従い、以下の項目を網羅した事業実績表を提出すること。なお、
事業実績には、有償の省エネルギー診断を含めることができる。
・事業件名:契約書上の正確な名称を記載すること。
・発注者:発注者名を記入すること。
・受注形態:単独又はグループ別を記入すること。
・契約金額:消費税相当額を含む金額の総額を記入すること。(千円単
位)
・契約年月日:契約締結日を記入すること。
・契約期間:契約始期及び終期を記入すること。
・施設概要:施設の主な用途、構造・規模面積、改修工事完了年月を記
入すること。
・主な契約内容:対象機器、省エネルギー率、保証の有無、計測・検証
の有無も明記すること。
⑩各資格者免許証の写し
有資格技術職員のうち、各代表1名分の資格者免許証(表・裏)の写し
を提出すること。
⑪監理技術者免許証の写し
施工役割会社における監理技術者免許証(表・裏)の写しを提出する
こと。
(4) 参加資格確認結果及び提案要請書の通知
参加資格の結果は、文書(電子メール)で本市から応募者(代表者)に通知する。
なお、提案書の提出者として資格が確認された者については、次のとおり提案要請
書及び資料を郵送する。
1) 通知日 平成27年1月7日(水)
2) 郵送日 平成27年1月7日(水)発送
(5) 提案書の提出
提案要請書を通知された応募者は、本市が提供する配布資料に示す資料を基に
「14.ESCO事業提案提出書類・作成要領」に従い、ESCO事業提案書を作
成し、事務局へ持参する。
1) 受付期間
平成27年1月7日(水)~1月9日(金)必着
受付時間 午前9時~午後5時まで(ただし正午から午後1時までを除く。
)
2) 提出書類
「14.ESCO事業提案提出書類・作成要領」によるものとする。
8
(6) 参加を辞退する場合
提案要請書を交付された応募者が以降の参加を辞退する場合は、ESCO事業
提案書受付の締切日の前日までに提案辞退届(様式第6号)を1部、事務局に持参又は
郵送で提出すること。
10. 審査及び審査結果の通知
(1) 審査
審査委員会は、事業資金計画、使用機器及び管理システム、維持管理、環境・安全
性への配慮、本市経済への寄与、機器や省エネ保証などの観点から総合的な審査を
行い、最優秀提案1者を選定する。なお、審査においては次の事項を重視する。
1) 本市の計画どおり事業実行が可能か、具体的に確認できること。
2) 市内の経済への活性化に貢献できる提案であること。
3) ESCOサービス料の内訳が明瞭かつ妥当であること。
4) 提案者の経営状況や資金調達計画が信頼できること。
5) ESCO事業以前及び以後に本市が独自にLED化した防犯灯の管理・保証に
ついても提案があること。
6) ESCO事業開始後に発生する防犯灯の新設・撤去等の工事について提案があ
ること。
7) ESCO契約期間終了後の対応について提案があること。
8) 提案に独自性があり、維持管理やデータ管理にも事業開始前及び終了後を見据
えた工夫がなされていること。
9) 既設防犯灯の現場調査の精度を高めることについて工夫又は独自の提案があ
ること。
10) 本市で管理している既設LED防犯灯を含むすべての防犯灯に対し、本市の
管理情報、電力会社の契約情報、事業者による現地調査にてクロスチェックを
行い、不整合を最小限とする提案があること。
11) 廃棄物の処理・再利用計画が具体的且つ充分であること。
12) LED防犯灯の設置実績のある国内メーカーの製品であること。
13) ESCOサービス料総額(本市の支出)が少ないこと。
14) 計画どおりに実行できない場合の光熱費削減保証が確実なこと。
15) 工事着工後に寿命を迎えた蛍光灯の優先的なLED化について提案がある
こと。
16) 提案が全体としてバランスが良く優れていること。
※ESCO締結のための詳細協議時には、平成25年度の新設改修費と維持
管理費及び直近の光熱費単価を参考にベースラインを設定する。
(2) 審査の流れ
ESCO事業提案の審査に当たっては、以下の要領で行う。
1) 応募者からの提案書類及びプレゼンテーションを基に、提案内容の実行能力を
審査する。
2) 審査結果、総評定点の最も大きい提案をした応募者を最優秀提案者とし、ES
CO事業契約に向けての優先交渉権者とする。また、次点を優秀提案者とし、
次選交渉権者とする。
(3) 審査結果の通知
1) 審査結果は、提案者に文書で通知する。電話等による問い合わせには応じない。
2) 審査結果に対する異議を申し立てることはできない。
3) 審査結果は、本市のホームページに掲載する。
9
(4) 失格
次のいずれかに該当する場合は、失格とする。
1) 提案期限を過ぎて提案書類が提出された場合
2) 提案書類に虚偽の記載があった場合
3) 審査の公平性に影響を与える行為があった場合
4) 本募集要項に違反すると認められる場合
11. ESCO事業提案書における提示条件
応募者は、以下の条件に基づき、ESCO提案書を作成する。
(1) ESCOシェアード・セイビングス契約を実施できること。なお、ここでいうシェ
アード・セイビングス契約とは、事業者の資金により省エネルギー改修を行い、本
ESCO事業によって得られた利益を契約で定めた方法によって、事業者と本市で
分かち合う契約のことを指す。
(2) 事業者の資金により省エネルギー改修を行い、毎年のESCOサービス料が本市の
希望する金額以下であること。
(3) ESCO契約どおり光熱費削減が出来ない場合はその分を保証できること。
(4) 本市が定めた防犯灯仕様に合った製品を使用すること。
(5) 本市の計画に基づき工事を遂行できること。
(6) 「9.ESCO事業全体スケジュール」に示した工事期間内に工事が未完となった場
合、防犯灯LED化工事が完了するまで、電気料金の差額を事業者が負担すること。
(7) 防犯灯維持管理計画書を提出し、本市の承諾した維持管理計画に基づいて維持管理
を行う。維持管理に係る経費は原則として事業者の負担とする。
(8) 毎年新設予定のLED防犯灯50灯の設置と維持管理を含めた旨をESCO契約の
内容に含めること。また、開発行為等による寄付を受けた新設防犯灯についても、
他のESCO対象機器と同様、維持管理を行い防犯灯管理システムへ登録すること。
(9) 契約終了後、ESCO事業対象となるLED防犯灯を本市へ無償譲渡すること。
(10)その他、この要項に定めることのほか、ESCO事業提案の募集等の実施に当たっ
て必要な事項が生じた場合には、応募者に通知する。
12. 事業実施に関する事項
(1) 誠実な業務遂行
1) 事業者は、募集要項、配付資料及び契約書に基づく諸条件に沿って、誠実に業
務を遂行する。
2) 業務遂行に当たって疑義が生じた場合には、本市とESCO事業者の両者で誠
意をもって協議する。
(2) ESCO契約期間中の事業者と本市の関わり
ESCO事業者は、事業者の責により遂行され、本市はESCO契約に定められた
方法により、事業実施状況について確認を行う。
(3) 本市と事業者との責任分担
1) 基本的な考え
ESCO提案が達成できないことによる損失は、原則として、事業者が負担す
る。ただし、天災や経済状況・運営状況の大幅な変動など、事業者の責に帰さ
ない合理的な理由がある場合は、別途協議を行うものとする。
2) 予想されるリスクと責任分担
本市と事業者の責任分担は、原則として次表の「ESCO事業の予想されるリ
スクと責任分担表」(以下「分担表」という)によることとし、応募者は負担
すべきリスクを想定したうえでESCO事業提案を行うものとする。なお、分
10
担表に該当しない事項が発生した場合には、別途協議を行うものとする。
3) 事業の継続が困難となった場合における措置
優先交渉権者が詳細診断実施後、ESCO契約が締結される前に、以下の措置
を講ずるものとする。
① ESCO提案書と防犯灯維持管理計画書の内容が大きく乖離した場合など、
優先交渉権者の責により契約できない場合は、本市はそれまでに要した費用
を請求できるものとする。
② 本市の指示により事業が中止された場合は、事業者は提案書で提示した金額
を上限に、本市と協議の上、合意した金額を請求できるものとする。ただし、
綾瀬市議会において本事業の予算が承認されず、予算配当がなされない場合
を除く。なお、ESCO契約後に事業の継続が困難となった場合の措置につ
いては、ESCOサービスに係わる契約書において定めるものとする。
予想されるリスクと責任分担表
共
通
リスクの種類
リスク内容
募集要項の誤り
E S C O事 業 提案 の 誤 り
第三者賠償
安全性の確保
環境の保全
制度の変更
保険
募集要項の記載事項に重大な誤りのあるもの
ESCO事業の提案が達成できない場合
調査・工事による騒音・振動等による場合
工事・維持管理における安全性の確保
工事・維持管理における安全性の確保
法令・許認可・税制の変更
維持管理期間のリスク保証をする保険
本市の指示
周辺住民等の反対による事業の中止・延期
施設建設に必要な許可等の遅延によるもの
事業者の事業放棄、破綻によるもの
本市の事業放棄、破綻によるもの(綾瀬市議会において
本事業の予算が承認されなかった場合を除く)
天災などによる設計変更・中止・延期(詳細は契約書に
よる)
急激なインフレ・デフレ
(設計費に対して影響のあるもののみを対象とする)
本市の提示条件、指示の不備によるもの
事業者の指示・判断によるもの
必要な資金の確保に関すること
工事における第三者への損害賠償義務
天災などによる設計変更詳細は契約書による
急激なインフレ・デフレ
資材置き場の確保
本市の指示条件、指示不備によるもの
事業者の指示、判断の不備によるもの
本市の責による工事遅延・未完工による引き渡しの遅延
事業者の責による工事遅延・未完工による引き渡しの遅 延
本市の指示、承諾による工事費の増大
事業者の指示、判断によるもの
事業の中止・延期
計
画
・
設
計
段
階
工
事
段
階
不可抗力
物価
設計変更
資金調達
第三者賠償
不可抗力
物価
用地の確保
設計変更
工事遅延・未完工
工事費増大
11
負担者
事業者
本市
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
性能
一般的改善
支
払
関
連
支払遅延・不能
金利
瑕疵担保
計画変更
立ち入りの許可
維持管理費の上昇
維
持
管
理
関
連
ESCO設備の
損傷
施設損傷
瑕疵担保
不可抗力
機器の不良
光熱費単価
エネルギー消費量
計
測
・
検
証
保
証
関
連
要求仕様不適合
引き渡し前に工事目的物などに関して生じた損害
引き渡し前に工事に起因し施設に生じた損害
支払いの遅延・不能によるもの(下記以外)
省エネ保証に係る省エネ保証行為の不履行
市中金利の変動
隠れた瑕疵等の担保責任 ※
用途の変更等、本市の責による事業内容の変更
事業者が必要と考える計画変更
必要な施設への立ち入りの許可が下りない場合の事業未
遂行
計画変更以外の要因による維持管理費用の増大
本市の故意・過失又は施設に起因するESCO設備の損
傷
事業者の故意・過失に起因するESCO設備の損傷
事業者の故意・過失又はESCO設備に起因する施設・
設備の損傷
不可抗力以外のその他の原因による施設・設備の損傷
ESCO設備に関する隠れた瑕疵の担保責任
火災・天災・戦争などの不可抗力による設備・ESCO設
備等の損傷
ESCO機器が所定の性能を達成しない場合
光熱費単価の変動
機器の使用状況・稼働率等の変動や運転管理方法の顕著
な変更
上記以外の変動要因の場合
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
ESCO設備が所定の性能を達成しない場合
光熱費単価
光熱費単価の変動
○
機器の使用状況、稼働率の変動や運転管理方法の変更
○
天候が大きく変動し、当初の機器仕様の動作温度を超え
ESCO設備が所定の性能を達成しない場合
○
上記以外の変動要因の場合
○
性能
○
○
要求仕様不適合(施工不良を含む)
仕様不適合による施設・設備への損害、施設運営・業務
への障害
※ESCO事業遂行に当たって障害となる、ESCO事業範囲外の不具合
13. 契約に関する事項
(1) 契約の手順
本業務に係わる契約締結は、綾瀬市議会において本事業の予算が承認され、予算配当
がなされることを条件とするものである。
12
○
○
○
設備の不良
ベースラインの
調整
○
○
○
○
(2) 契約の時期
平成27年8月下旬(予定)
(3) 契約の概要
募集要項、防犯灯維持管理計画書に基づき、契約が成立した場合に締結するものであ
り、事業者が遂行すべき工事及び運転、維持管理に関する業務内容や省エネルギー保
証、支払方法などを定めるものとする。
また、本市と事業者の役割と責任及び遵守事項を明確化し、相互の確認事項や方法及
び時期等について明記するものとする。
14. ESCO事業提案提出書類・作成要領
(1) ESCO事業提案時の提出書類
次の提出書類に各々の書類符号を記した表紙とインデックスを付け、A4縦長ファイ
ルにとじたものを12部(正1部、副11部)提出すること。
1) 提案書提出届(様式第7号)
2) 提案書類表紙の記載方法(様式第8号)
3) 現地調査及び電力契約の調査・照合に関する提案書(様式第9号)
4) 提案総括表(様式第10号の1、第10の2)
5) 使用機器提案書(様式第11号)
6) 事業資金計画表(様式第12号の1~第12号の5)
7) 維持管理等提案書(様式第13号の1~第13号の2)
8) 工事の対応・廃棄計画書(様式第14号)
9) 計測・検証計画書(様式第15号)
10) 契約終了後の対応(様式第16号)
11) 本市経済波及効果(様式第17号)
(2) 作成要領
1) 一般的事項
① 使用言語は日本語、通貨は日本国通貨、単位は測量法に定めるものとし、全
てを横書きとする。なお、原則としてフォントはMS明朝体12ポイントで
統一し、文字数の制限のある様式については、句読点や記号を含む文字数を
様式の右下にある文字数記載欄に記載すること。
② 各提案書類には、会社名、住所、氏名、ロゴマーク等、応募者を特定できる
表示は一切付してはならない。
③ 提案書提出届(様式第7号)により提出書類の構成を示した上で、各提出書
類に提出書類表紙(様式第8号)をそれぞれ付し、A4縦長ファイルにとじ
たもので提出すること。なお、A4版以外の様式については、A4版サイズ
に折り込むこと。
④ エネルギーに関する換算値
エネルギーに関する計算においては、次の換算値で行うこと。
エネルギー種別
1次エネルギー換算
CO2排出係数
電気
9.76(MJ/kWh) 0.464(kg-CO2/単位)
2) 提案書提出届(様式第7号)
3) 提案書類表紙の記載方法(様式第8号)
4) 現地調査及び電力契約の調査・照合に関する提案書(様式第9号)
既設防犯灯に係わる位置や設備の調査方法、電力契約の照合方法等について記
載すること。
5) 提案総括表(様式第10号の1、第10号の2)
13
① 改修提案項目一覧表(様式第10号の1)
省エネルギー実施の項目ごとに光熱費削減額、維持管理費削減額、年間削減
額、工事他投資額、単純回収年について記載すること。
② ESCO事業契約内容提案書(様式第10号の2)
削減予定額、削減保証額、ESCOサービス料、ESCO事業契約期間につ
いて記載すること。
6) 使用機器提案書(様式第11号)
使用機器の詳細について、詳細検討に基づき使用する機器の図、当該機器に関
するエネルギー消費状況の評価内容、その他、灯具仕様に基づいた内容説明、
数値的根拠について記載すること。
7) 事業資金計画表(様式第12号の1~第12号の5)
① 事業収支計画書(様式第12号の1)
契約期間中における、本市の事業全体に関する収支計画を作成すること。
(用
紙はA3版横書き)
② 事業者収支計画書(様式第12号の2)
ESCO事業契約期間中の事業収支(事業者分)について記載すること。
(用
紙はA3版横書き)
③ 資金計画書(様式第12号の3)
資金調達に関する考え方、外部借入の内訳、金利設定、その他資金調達手法
として検討している事項を記入すること。
④ 工事予算等経費計画書(様式第12号の4)
初期投資に係る費用を記入の上、内訳を添付すること。なお、詳細協議(防
犯灯設置調査費)には、ESCO事業計画書作成の費用も含める。
⑤ 補助金関係提案書(様式第12号の5)
対象となる補助金の名称及び概要と取得可能性等について記載すること。
8) 維持管理等提案書(様式第13号の1~第13号の2)
① 維持管理計画書(様式第13号の1)
ⅰ.維持管理計画
ESCO設備の維持管理業務に関する計画内容を記載すること。また、
既設LED防犯灯の保証、毎年新設予定の防犯灯についての提案、加入
する賠償保険など、コスト削減及びサービス水準の向上等の視点で工夫
している点があれば、併せてA4版1枚以内、かつ1,000字以内で
記載すること。
ⅱ.維持管理見積書
毎年要する費用と、その算定根拠を示すこと。なお、別途作成する内訳
がある場合は添付すること。
② 緊急時対応提案書(様式第13号の2)
提案の安全性・信頼性・災害時を含む緊急時対応方法の考え方について記載
すること。
(A4版1枚以内、1,000字以内で記載)。
9) 工事中の対応・廃棄計画書(様式第14号)
工事施工に当たり、安全管理・工程管理などにおいて特に重要と判断する事項
及び品質管理、工事完了期限、ESCO設備の引き渡し、市内業者の活用方法
に関する内容、既設設備撤去後の処理方法を記載すること。
また、工事着工後に寿命を迎えた蛍光灯や劣化の著しい自立柱の建替えについ
て提案がある場合は、記載すること。
(A4版3枚以内、3,000字以内で記
載)
14
10) 計測・検証計画書(様式第15号)
① エネルギー削減効果の測定・検証方法
エネルギー削減保証量が確実に達成されていることを証明するための適切
な計測・検証方法を示すこと。
② 計測・検証見積書
毎年要する経費と、その算定根拠を示すこと。なお、別途作成する内訳があ
る場合は添付すること。
③ その他
計測・検証業務を行う上で、コスト削減及びサービス水準の向上等の視点で工
夫している点があれば記載すること。
(A4版1枚以内、1,000文字以内
で記載)
11) 契約終了後の対応(様式第16号)
ESCO事業契約期間終了後の対応、ESCO設備の取り扱いについて記載す
ること。(A4版1枚以内、1,000文字以内で記載)ESCO提案時の提
出書類
12) 本市経済波及効果(様式第17号)
本事業の調査、物品調達、工事、維持管理における商流等を記載すること。
15. 配布資料
(1) 配布資料の内容
ESCO事業提案要請書と併せて応募者に配布する資料は次のとおりとする。
1) 既設防犯灯の概要
2) 防犯灯電気料金の年度額(平成25年度分)
3) 防犯灯新設改修費及び維持管理費用の年度額(平成25年度分)
(2) 配布要領
上記の資料は、次の要領で配布する。
1) 配布方法
参加表明書及び資格確認に必要な書類を提出した応募者に無償で配布する。
2) 配布期間
平成26年12月24日(水)~12月26日(金)
受付時間は、午前9時から正午まで及び午後1時から午後5時までとする。
3) 配布場所
綾瀬市 市民こども部市民協働課 交通防犯担当(綾瀬市役所窓口棟2階)
16. 防犯灯具仕様
(1) 防犯灯具の仕様
自動点滅器が付いていること。
(2) LED灯の性能等
1) 17m間隔で設置した場合にクラスB基準を満たすこと。
2) 直下4.5mにおける初期照度が 10 ルクス以上であること。
3) 照明は白色系とし、色温度は、4,500K から 8,000K までとする。
4) 入力電圧 100Vに対応できること。
(入力電圧 200Vについては個別に協議の上、
対応方法を検討)
5) 消費電力は、10W/灯以下のもの(電力会社申請時の入力VAが10VA/
灯以下のもの)又は20W以下のもの(電力会社申請時の入力VAが40VA
/灯以下のもの)とする。なお、安定器及び電源装置を使用する場合は、これ
による消費電力も含む。
15
6) 動作保証温度は-10℃~35℃を満たすこと。
7) 定格寿命(光源の初期の光束が70%まで減衰するまでの時間)は 60,000 時間
以上であること。
8) 製品の製造業者は、ISO9001 認証を取得していること。
9) 製品に形式・ロットナンバーが明記され、製品の管理がなされていること。
10) 製品に使用されているLEDチップは、製造業者を明確にできること。
11) 防水・防滴仕様はIP43基準を満たしていること。
12) フリッカーが発生しないこと、又はフリッカー対策をしていること。
(3) 防犯灯具
1) 通常の使用方法において、LEDの定格寿命期間は、安全な使用が可能である
こと。
2) 積雪があっても自動点滅器が正常に作動すること、又は積雪による自動点滅器
への影響があった場合であっても、形状など影響を最小限とする工夫がなされ
ていること。
3) 電柱、防犯灯ポールなどに既設の防犯灯と置き換えて設置できること。また、
外壁等に設置されている場合であっても、設置出来るもの。
17. 工事仕様
(1) 契約後、工事計画を迅速に作成し、本市と事前に調整を図ること。
(2) 工事を行うに当たっては、本市内の事業者を優先的に使用すること。
(3) 取り外した灯具の取扱いについては、本市が方法を指定した場合は、それに従うこと。
(4) 工事に係る瑕疵については契約に基づき、ESCO事業者の責任とすること。
18. 工事計画
工事に当たっては、次の事項の基準で実施すること。なお、具体的な工事計画につい
ては工事着手前に本市と協議すること。
(1) 工事の優先順位
1) 既設の防犯灯で故障が発生した箇所
2) 通学路の箇所
3) その他、本市が優先と判断した箇所
(2) 工事方法
設置するLED防犯灯については、本市の指定する方法・仕様等を守りつつ、照度に
おいて既設防犯灯の性能と同等のものに交換する。ただし既設防犯灯の消費電力が4
0Wを超えるものについては、別途、本市と協議のうえ決定したLED防犯灯に交換
する。
16