ディスクロージャー誌 - JAグループ石川

ディスクロージャー誌
第25年度
平成25年1月1日~平成25年12月31日
私たちの活動をご理解いただくために
内浦町農業協同組合
目 次
ごあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・
1.経営理念・経営方針・・・・・・・・・・
2.経営管理体制・・・・・・・・・・・・・
3.社会的責任と貢献活動・・・・・・・・・
4.事業の概況(平25年度)・・・・・・・
5.リスク管理の状況・・・・・・・・・・・
6.事業のご案内・・・・・・・・・・・・・
【経営資料】
Ⅰ 決算の状況
1.貸借対照表・・・・・・・・・・・・・
2.損益計算書・・・・・・・・・・・・・
3.キャッシュ・フロー計算書・・・・・・
4.注記表・・・・・・・・・・・・・・・
5.剰余金処分計算書・・・・・・・・・・
6.部門別損益計算書・・・・・・・・・・
7.財務諸表の正確性等にかかる確認・・・
Ⅱ 損益の状況
1.最近の5事業年度の主要な経営指標・・
2.利益総括表・・・・・・・・・・・・・
3.資金運用収支の内訳・・・・・・・・・
4.受取・支払利息の増減額・・・・・・・
Ⅲ 事業の概況
1.信用事業
(1) 貯金
① 種類別貯金平均残高 ・・・・・・・
② 定期貯金残高 ・・・・・・・・・・
(2) 貸出金
① 種類別貸出金平均残高 ・・・・・・
② 貸出金金利条件別内訳残高 ・・・・
③ 貸出金担保別内訳残高 ・・・・・・
④ 債務保証見返額担保別内訳残高 ・・
⑤ 貸出金使途別内訳残高 ・・・・・・
⑥ 貸出金業種別残高 ・・・・・・・・
⑦ 主要な農業関係の貸出金残高 ・・・
⑧ リスク管理債権額 ・・・・・・・・
⑨ 金融再生法開示債権額 ・・・・・・
⑩ 金融再生法開示債権の保全状況 ・・
⑪ 元本補てん契約のある信託に係る貸
出金のリスク管理債権の状況・・・・
⑫ 貸倒引当金内訳 ・・・・・・・・・
⑬ 貸出金償却額 ・・・・・・・・・・
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(3) 内国為替取扱実績・・・・・・・・・ 31
(4) 有価証券・・・・・・・・・・・・・ 31
2.共済取扱実績
(1) 長期共済新契約高・長期共済保有高・
(2) 医療系共済の入院共済金額保有高・・
(3) 介護共済の介護共済金額保有高・・・
(4) 年金共済の年金保有高・・・・・・・
(5) 短期共済新契約高・・・・・・・・・
3.その他事業の実績
(1) 購買品取扱高・・・・・・・・・・・
(2) 受託販売品取扱高・・・・・・・・・
(3) 農業倉庫事業の収支内訳・・・・・・
(5) 利用事業取扱実績・・・・・・・・・
(7) 指導事業の収支内訳・・・・・・・・
Ⅳ 経営諸指標
1.利益率・・・・・・・・・・・・・・・
2.貯貸率・貯証率・・・・・・・・・・・
Ⅴ 自己資本の充実の状況
1.自己資本の状況・・・・・・・・・・・
2.自己資本の構成に関する事項・・・・・
3.自己資本の充実度に関する事項・・・・
4.信用リスクに関する事項・・・・・・・
5.信用リスク削減手法に関する事項・・・
6.派生商品取引及び長期決済期間取引の
取引相手のリスクに関する事項・・・・・
7.証券化エクスポージャーに関する事項・
8.出資等エクスポージャーに関する事項・
9.金利リスクに関する事項・・・・・・・
【JAの概要】
1.機構図・・・・・・・・・・・・・・・
2.役員・・・・・・・・・・・・・・・・
3.組合員数・・・・・・・・・・・・・・
4.組合員組織の状況・・・・・・・・・・
5.地区・・・・・・・・・・・・・・・・
6.沿革・歩み・・・・・・・・・・・・・
7.店舗等のご案内・・・・・・・・・・・
※ 信用事業を行う農業協同組合は農業協同組合法第54条の3の規定により、事業年度ごとに信用事業及び信
用事業に係る財産の状況に関する事項を記載したディスクロージャー誌を作成し、当JAの信用事業を行う
全事務所に備え置き、公衆の縦覧に供することが義務づけられています。
昨今の金融機関を巡る相次ぐ不祥事件が発生する中、金融機関にはこれまで以上に「透明性」「健全性」
が求められています。ディスクロージャー誌は組合員並びに地域の皆さまが安心して当JAを利用していた
だけるよう、当組合の経営方針、社会的責任及び経営内容を明らかにするものです。
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ごあいさつ
組合員ならびにお取引の皆様におかれましては、お健やかにお過ごしのこととお慶
び申し上げます。
平素はJA内浦町の各事業にわたり格別のご支援とご協力を賜り厚くお礼申し上げ
ます。
さて、日本経済は、デフレからの早期脱却と成長促進に重点をおいたいわゆるアベノミ
クス効果が徐々に経済指標にも現れてきておりますが、平成26年4月からの消費税引
き上げや、円安による原材料価格等の高止まり、新興国経済への不安等による個人消費
や企業業績の回復鈍化が懸念されています。
一方、水田農業政策については、平成26年産より生産調整や経営安定対策の見直
し、日本型直接支払制度の導入、それに加えて農地中間管理機構の創設等大転換が図ら
れたことから、生産現場では今後の営農に対して大きな不安が広がっています。さら
に、産業競争力会議では農業生産法人、農業委員会、JAのあり方について本年6月に
向けて検討されることになっており、その動向に引き続き注視する必要があります。ま
たTPP交渉についても平成26年の早い段階での交渉妥結を目標に各国間での交渉
が進められておりますが、日本にとっては自由化率の上積みを強く求められており、依
然として予断を許さない状況にあります。これは、我が国の農業を壊滅するだけでな
く、地域社会を根底から覆すものであり、当JAといたしましても、各界、各層と連携
しつつ、我が国農業と地域社会を守るよう取り組んで参りたいと存じます。
このような中、当JAにあっては、中期計画(平成25~27年度)の2年目を迎え
まさに要の年度となります。このことから、農業・JA経営をとりまく情勢変化への的
確な対応を含め、引き続き「食と農」を機軸とした地域に根差したJAらしい組織活動
の展開をはかると共に、より一層地域になくてはならない・愛されるJAを目指し、役
職員一丸となって事業に取り組んで参ります。
終わりに、組合員ならびに地域の皆様のより一層のご理解とご協力をお願いいたしま
すとともに、皆様の更なるご繁栄をご祈念申し上げ、ごあいさつといたします。
平成26年4月
内浦町農業協同組合
代表理事組合長 中谷 伸夫
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1. 経営理念
経営方針
定款で定められた各事業を行うことにより、農業生産の増大はもとより地域社会、住民の生活
の向上を図ると共に、雇用の増大にも貢献して参ります。
又、健康文化活動、ボランティア活動にも積極的に支援しながら地域社会に貢献をしてまいり
ます。
経営につきましては総合農協の特性を活かし、役職員個々の特性を発揮しながら健全経営を第
一の柱として内浦地区の中山間地を活かした町づくりを進めてまいります。
〔重点経営方針〕
(1)健全経営、財務内容の充実、自己資本比率の向上に努めます。
(2)経営の安定化のため、部門別損益管理の徹底により各部署による収支構造を分析把握し、段
階的な収支の改善に取り組みます。
(3)コンプライアンスの徹底と不祥事未然防止対策の強化を図ります。
(4)大切な農地の保全をはかり安全・安心・美味しい農産物のブランドづくりを目指します。
(5)組合員結集力を高めるため組織基盤の拡充を図ります。
(6)高齢化・過疎化集落が増える中、地域・集落に貢献出来るJAを目指します。
2. 経営管理
体
制
◇経営執行体制
〔理事会制度〕
当JAは農業者により組織された協同組合であり、正組合員の代表者で構成される「総代会」の
決定事項を踏まえ、総代会において選出された理事により構成される「理事会」が業務執行を行っ
ています。また、総代会で選任された監事が理事会の決定や理事の業務執行全般の監査を行ってい
ます。
組合の業務執行を行う理事には、組合員の各層の意思反映を行うため、各地区に加え女性理事
の登用を行っています。また、信用事業については専任担当の理事を置くとともに、農業協同組
合法第 30 条に規定する員外監事を設置し、ガバナンスの強化を図っています。
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3. 社会的責任と貢献活動
(1)農業振興活動及び地域貢献活動
当JAは、地域農業を守り組合員の社会的地位の向上と地域から愛されるJAを目指し、次の
事業を通じて地域社会に貢献しています。
① 学童体験農園(ふれあい農園)を通じ、子供たちや地域のみなさまに対して農業への理解を
深めています。
② 農業まつり等を通じ、食への理解とおいしく安全な食料をPRするとともに、その安定供給
に努めています。
③ 年金友の会をはじめ各種の友の会を結成し、地域の方々の交流と健康増進のお手伝いをして
います。
④ JAグループ全体で「年金友の会グランドゴルフ大会」等を開催し、参加者の技術向上と親
睦融和を図っています。
⑤ 年金アドバイザーによる年金相談を行っています。
また、子供たちや消費者に対して食と農と地域の関わりや食の大切さ、食を支える農業やJA
の役割について理解促進を図っています。
◇
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◇
◇
管内全小学校に対する「いしかわの農業」副読本の配布
小中学校に対する作文・図画・書道・ポスターコンクールの開催
郷土食や伝統料理の伝承活動
学校給食への地元産野菜の提供
(2)地域密着型金融への取組み
① 農山漁村等地域の活性化のための融資をはじめとする支援
(JAバンク石川の農業メイインバンク機能強化への取組み)
ア.農業融資商品の適切な提供・開発
各種プロパー資金を提供するとともに、農業近代化資金や日本政策金融公庫資金の取扱い
を通じて、農業者の農業経営と生活をサポートしています。
平成25年12月末時点において、農業関係資金残高67百万円を取り扱っております。
イ.担い手のニーズに応えるための体制整備
当JAは、地域の農業者との関係を強化・振興するための体制整備に取り組んでいます。
農業融資担当者が、営農・経済担当者がお聞きした情報も含めて把握し、農業融資に関す
る資金提案活動を実施しております。また、
「担い手金融リーダー」を設置し、農業融資担
当者の活動をサポートしています。
②経営の将来性を見極める融資手法を始め、担い手に適した資金供給手法の提供
ア.負債整理資金による軽減支援
農業者の債務償還負担を軽減し、経営再建を支援するため、負債整理資金を取り扱ってい
ます。
【平成 25 年度負債整理資金の貸出実績】
単位:件、百万円
平成 25 年 12
資金名
実行件数
実行金額
月末残高
畜産特別資金
0
0
19
合計
0
0
19
・畜産特別資金は、過去の負債の償還が困難な畜産経営者に対する長期・低利の借換資金で
あり、JAなどの融資期間において取り扱っています。
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4.事業の概況(平成25年度)
平成25年度の主な事業活動成果について次の通りご報告いたします。
信用事業につきましては、低金利が続く中で、組合員地域住民ニーズに応える機能を備えた金融体
制づくりに努め、年金相談会、年金口座指定キャンペーン、給振、やすらぎ積金の推進グラウンドゴ
ルフ大会といった活動を通じ、年金振込指定口座 1,000 件突破、貯金残高 103 億円、貸出金 13 億円
と皆様の信頼を背景に堅調に推移してまいりました。
共済事業につきましは、組合員・利用者の満足度向上を目指し、新契約高は長期共済 57 億円、年
金共済 1,180 万円、年度末保有高 562 億円となり組合員地域の方々の生命財産を守り安心して暮らし
ていただけるよう取り組んでまいりました。また、共済金のお支払いについては、8 億 4 千万円とな
り契約者の方々にとってお役立てた事と思います。
営農経済事業につきましては、食農教育の一環として学校・行政の協力のもと学童農園による田植
えから収穫までの一連の体験支援、学校給食への地元食材提供による食農教育活動の更なる推進を図
りました。また、JA内浦町ブランドの深層水を使ったトマト、玉ねぎは大変好評であり、一層広め
てまいりたいと思います。
特に「おくのといち」につきましては、安全・安心・新鮮さを求める消費者と消費者・生産者の交流
の場であるといった信念により運営してまいりました。
葬祭事業につきましても、高齢化で集落機能が低下する中で農協の大切な役割だと認識し、誠心誠
意お役に立ちたいと考えております。
以上、経済・農業ともに大変な中でありましたが、組合員・地域の皆様にご支援いただき進んでま
いりました。
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5.リスク管理の状況
◇リスク管理体制
〔リスク管理基本方針〕
組合員・利用者の皆さまに安心してJAをご利用いただくためには、より健全性の高い経営を確保し、信頼性
を高めていくことが重要です。
このため、有効な内部管理態勢を構築し、直面する様々なリスクに適切に対応すべく、認識すべきリスクの種
類や管理態勢と仕組みなど、リスク管理の基本的な体系を整備しています。
また、収益とリスクの適切な管理、適切な資産自己査定の実施などを通じてリスク管理体制の充実・強化に努
めています。
① 信用リスク管理
信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資産(オフ・バランスを含む。
)の価値が減少な
いし消失し、金融機関が損失を被るリスクのことです。当JAは、個別の重要案件又は大口案件については理
事会において対応方針を決定しています。また、通常の貸出取引については、本所に融資審査担当部署を設置
し、与信審査を行っています。審査にあたっては取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行
うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて与信判定を行っています。不良債権については管理・
回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金につい
ては「債権の償却・引当基準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
② 市場リスク管理
市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ファクターの変動により、資産・負債(オフ・
バランスを含む。
)の価値が変動し、損失を被るリスク、資産・負債から生み出される収益が変動し損失を被
るリスクのことです。主に金利リスク、価格変動リスクなどをいいます。金利リスクとは、金利変動に伴い損
失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存在している中で金利が変動することによ
り、利益が低下ないし損失を被るリスクをいいます。また、価格変動リスクとは、有価証券等の価格の変動に
伴って資産価格が減少するリスクのことです。
当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益
化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したAL
Mを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造
の構築に努めています。
③ 流動性リスク管理
流動性リスクとは、運用と調達のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、必要な資金確保が困難になる、又
は通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被るリスク(資金繰りリスク)
及び市場の混乱等により市場において取引ができないため、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なく
されることにより損失を被るリスク(市場流動性リスク)のことです。
当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の
確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置づけ、商
品ごとに異なる流動性(換金性)を把握した上で、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
④ オペレーショナル・リスク管理
オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくはシステムが不適切であること又は外生
的な事象による損失を被るリスクのことです。
当JAでは、収益発生を意図し能動的な要因により発生する信用リスクや市場リスク及び流動性リスク以外
のリスクで、受動的に発生する事務、システム、法務などについて事務処理や業務運営の過程において、損失
を被るリスクと定義しています。事務リスク、システムリスクなどについて、事務手続にかかる各種規程を理
事会で定め、その有効性について内部監査や監事監査の対象とするとともに、事故・事務ミスが発生した場合
は速やかに状況を把握して理事会に報告する体制を整備して、リスク発生後の対応及び改善が迅速・正確に反
映ができるよう努めています。
⑤ 事務リスク管理
事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより金融機関が損失を
被るリスクのことです。当JAでは、業務の多様化や事務量の増加に対応して、正確な事務処理を行うため事
務マニュアルを整備するとともに、自主検査・自店検査を実施し事務リスクの削減に努めています。ま
-5-
た、事故・事務ミスが発生した場合には、発生状況を把握し改善を図るとともに、内部監査により重点
的なチェックを行い、再発防止策を実施しています。
⑥ システムリスク管理
システムリスクとは、コンピュータシステムのダウン又は誤作動等、システムの不備に伴い金融機関
が損失を被るリスク、さらにコンピュータが不正に使用されることにより金融機関が損失を被るリスク
のことです。当JAでは、コンピュータシステムの安定稼動のため、安全かつ円滑な運用に努めるとと
もに、システムの万一の災害・障害等に備え、内部規程・マニュアルなどを策定しています。
〔リスク管理体制図〕
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◇法令遵守体制
〔コンプライアンス基本方針〕
利用者保護への社会的要請が高まっており、また最近の企業不祥事に対する社会の厳しい批判に鑑みれ
ば、組合員・利用者からの信頼を得るためには、法令等を遵守し、透明性の高い経営を行うことがますま
す重要になっています。
このため、コンプライアンス(法令等遵守)を経営の重要課題の一つとして位置づけ、この徹底こそが
不祥事を未然に防止し、ひいては組織の信頼性向上に繋がるとの観点にたち、コンプライアンスを重視し
た経営に取り組みます。
〔コンプライアンス運営態勢〕
コンプライアンス態勢全般にかかる検討・審議を行うため、代表理事組合長を委員長とするコンプライ
アンス委員会を設置するとともに、コンプライアンスの推進を行うため、本所各部門にコンプライアンス
推進委員会を設置しています。
基本姿勢及び遵守すべき事項を記載した手引書「コンプライアンス・マニュアル」を策定し、研修会を
行い全役職員に徹底しています。
毎年度、コンプライアンス・プログラムを策定し、実効ある推進に努めるとともに、統括部署を設置し、そ
の進捗管理を行っています。また、組合員・利用者の皆さまの声を真摯に捉え、前向きに事業に反映する
ため、苦情・相談等の専門窓口を設置しています。
〔個人情報保護方針〕
当JAでは組合員情報の保護管理を徹底するために、職員に対する周知及び保護管理状況の点検等を行
い、組合員が安心してご利用いただけるように、組合員情報の保護管理に万全を期すよう取り組んでいま
す。
〔情報セキュリティ基本方針〕
当JAでは情報資産保護の基本方針としてセキュリティポリシーを制定し、安全対策に万全を期してい
ます。
〔金融商品の勧誘方針〕
当JAは、金融商品販売法の趣旨に則り、貯金・定期積金、共済その他の金融商品の販売等の勧誘にあ
たっては、次の事項を遵守し、組合員・利用者の皆さまの立場に立った勧誘に努めるとともに、より一層
の信頼をいただけるよう努めてまいります。
1.組合員・利用者の皆さまの商品利用目的ならびに知識、経験、財産の状況及び意向を考慮の上、適
切な金融商品の勧誘と情報の提供を行います。
2.組合員・利用者の皆さまに対し、商品内容や当該商品のリスク内容など重要な事項を十分に理解し
ていただくよう努めます。
3.不確実な事項について断片的な判断を示したり、事実でない情報を提供するなど、組合員・利用者
の皆さまの誤解を招くような説明は行いません。
4.お約束のある場合を除き、組合員・利用者の皆さまにとって不都合と思われる時間帯での訪問・電
話による勧誘は行いません。
5.組合員・利用者の皆さまに対し、適切な勧誘が行えるよう役職員の研修の充実に努めます。
◇金融ADR制度への対応
① 苦情処理措置の内容
当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規則等を整備のうえ、その内容をホームページ・
チラシ等で公表するとともに、JAバンク相談所やJA共済連とも連携し、迅速かつ適切な対応に努め、苦
情等の解決を図ります。
当JAの苦情等受付窓口(電話:0768-72-1238(月~金 9 時~17 時))
② 紛争解決措置の内容
当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用しています。
・信用事業
金沢弁護士会紛争解決センター
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(信用事業の紛争解決措置利用にあたっては、①の窓口または石川県JAバンク相談所(電話:076-240
-5219)にお申し出下さい。)
・共済事業
(社)日本共済協会 共済相談所(電話:03-5368-5757)
(財)自賠責保険・共済紛争処理機構(電話:本部 03-5296-5031)
(財)日弁連交通事故相談センター(電話:本部 03-3581-4724)
(財)交通事故紛争処理センター(電話:東京本部 03-3346-1756)
(共済事業の紛争解決措置利用にあたっては、上記または①の窓口にお問い合わせ下さい。)
◇内部監査体制
当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設置し、経営全般にわたる管理及び各部門の業務
の遂行状況を、内部管理態勢の適切性と有効性の観点から検証・評価し、改善事項の勧告などを通じて業
務運営の適切性の維持・改善に努めています。
また、内部監査は、当JAの本所・事業所のすべてを対象とし、中期及び年度の内部監査計画に基づき
実施しています。監査結果は代表理事組合長及び監事に報告したのち被監査部門に通知され、定期的に被
監査部門の改善取組状況をフォローアップしています。また、監査結果の概要を定期的に理事会に報告す
ることとしていますが、特に重要な事項については、直ちに理事会、代表理事組合長、監事に報告し、速
やかに適切な措置を講じています。
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6.事業のご案内
(信用事業)
信用事業は、貯金・融資・為替決済などの金融サービスを提供することにより農業をはじめ地域
社会の発展に貢献しています。この信用事業は、JA・信連・農林中金という三段階の組織が有機
的に結びつき、JAバンクとして大きな力を発揮しています。
1.貯金業務
組合員はもちろん地域住民のみなさまや事業主のみなさまにお気軽にご利用いただけるよう
貯金の種類として当座貯金・普通貯金・貯蓄貯金・定期貯金・定期積金などの各種貯金を目的・
期間にあわせてご利用いただいております。
2.融資業務
組合員への融資を始め、地域のみなさまの暮らしや、事業に必要な資金をご融資しています。
また、地方公共団体・農業関連産業などへも融資し、地域経済の発展に貢献しています。さら
に、(株)日本政策金融公庫(旧農林公庫)等の融資の申し込みのお取り次ぎもしています。
3.為替決済業務
全国のJAをはじめ、すべての民間金融機関とオンライン提携し、送金・振込・代金取立等の
内国為替業務を行っております。
貯金ネットサービスは都銀・地銀をはじめとする民間金融機関とCDオンライン提携しており
全国の金融機関のCD・ATM利用が可能となっております。また、給与・年金等口座振替業務
についてもお取扱いしております。
(共済事業)
JA共済は、JAが行う地域密着型の総合事業の一環として、組合員・利用者の皆さまの生命・
傷害・家屋・財産を相互扶助によりトータルに保障しています。事業実施当初から生命保障と損
害保障の両方を実施しており、個人の日常生活のうえで必要とされるさまざまな保障・ニーズに
お応えできます。
JA共済では、生命・建物・自動車などの各種共済による生活総合保障を展開しています。
長期共済:終身共済、養老生命共済、こども共済、年金共済、建物更正共済、がん共済、定期
医療共済
短期共済: 火災共済、自賠責共済、自動車共済、傷害共済
(経済事業)
JAは信用・共済事業の他に、農業から生活までに関わるさまざまな事業を行っています。
1.農業に関わる事業
JAは肥料や農薬等の生産資材の販売、米や野菜などの農産物の生産・販売・ライスセンタ
ー・選果場の農業関連施設の利用事業、営農指導・相談を行っております。
2.生活に関わる事業
JAは日用品・プロパンガス・ガソリン・車など生活に関わる用品を販売しています。また、旅
行の手配も行っておりま
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【経営資料】
Ⅰ 決算の状況
1.貸借対照表
(単位:千円)
科目
(資産の部)
1.信用事業資産
(1) 現金
(2) 預金
系統預金
系統外預金
譲渡性預金
(3) 買入金銭債権
(4) 商品有価証券
(5) 金銭の信託
(6) 有価証券
(7) 貸出金
(8) その他の信用事業資産
未収収益
その他の資産
(9) 債務保証見返
(10) 貸倒引当金
2.共済事業資産
(1) 共済貸付金
(2) 共済未収利息
(3) その他の共済事業資産
(4) 貸倒引当金
3.経済事業資産
(1) 受取手形
(2) 経済事業未収金
(3) 経済受託債権
(4) 棚卸資産
購買品
その他の棚卸資産
(5) その他の経済事業資産
(6) 貸倒引当金
4.雑資産
5.固定資産
(1) 有形固定資産
建物
機械装置
土地
リース資産
建設仮勘定
その他の有形固定資産
減価償却累計額
(2) 無形固定資産
リース資産
その他の無形固定資産
6.外部出資
(1) 外部出資
系統出資
系統外出資
子会社等出資
資産
平成24年度
10,433,224
36,045
9,076,315
9,074,839
1,475
0
0
0
0
0
1,289,712
47,660
32,222
15,438
0
▲ 16,508
2,945
2,916
29
0
0
105,146
2,275
50,748
1,266
50,898
47,622
3,275
3,664
▲ 3,705
8,212
218,577
218,577
334,886
95,227
83,632
0
0
90,886
▲ 386,055
0
0
0
383,204
383,205
365,831
17,374
0
▲1
8,251
0
0
11,159,563
(2) 外部出資等損失引当金
7.繰延税金資産
8.再評価に係る繰延税金資産
9.繰延資産
資産の部合計
-10-
平成25年度
10,786,916
48,377
9,408,381
9,407,168
1,213
0
0
0
0
0
1,311,559
36,662
34,184
2,478
0
▲ 18,063
3,278
3,255
25
▲2
0
107,302
3,447
43,717
0
58,876
53,336
5,540
3,477
▲ 2,215
11,618
213,065
213,065
335,636
94,010
83,632
0
0
98,091
▲ 398,305
0
0
0
385,458
385,485
368,301
17,184
0
▲ 26
8,243
0
0
11,515,883
(単位:千円)
負債及び純資産
平成24年度
科目
(負債の部)
1.信用事業負債
(1) 貯金
(2) 譲渡性貯金
(3) 借入金
(4) その他の信用事業負債
未払費用
その他の負債
(5) 債務保証
2.共済事業負債
(1) 共済借入金
(2) 共済資金
(3) 共済未払利息
(4) 未経過共済付加収入
(5) 共済未払費用
(6) その他の共済事業負債
3.経済事業負債
(1) 支払手形
(2) 経済事業未払金
(3) 経済受託債務
(4) その他の経済事業負債
4.設備借入金
5.雑負債
(1) 未払法人税等
(2) リース債務
(3) 資産除去債務
(4) その他の負債
6.諸引当金
(1) 賞与引当金
(2) 退職給付引当金
(3) 役員退職慰労引当金
7.繰延税金負債
8.再評価に係る繰延税金負債
負債の部合計
(純資産の部)
1.組合員資本
(1) 出資金
(2) 回転出資金
(3) 資本準備金
(4) 利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
任意積立金
リスク管理積立金
農業経営基盤積立金
施設整備積立金
記念事業積立金
福祉事業積立金
税効果積立金
宅地等供給事業積立金
農業経営事業積立金
当期未処分剰余金(△損失金)
(うち当期剰余金(△損失金))
(5)処分未済持分
2.評価・換算差額等
(1) その他有価証券評価差額金
(2) 土地再評価差額金
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
-11-
平成25年度
10,062,672
10,047,144
0
2,532
12,996
7,095
5,901
0
89,006
2,916
49,816
29
35,059
805
379
79,904
0
78,414
565
924
0
30,214
8,697
0
0
21,516
31,777
2,303
27,523
1,950
0
0
10,293,575
10,398,735
10,385,215
0
1,899
11,620
4,892
6,728
0
97,677
3,255
59,306
25
33,900
776
412
68,851
0
66,742
979
1,129
0
29,009
8,285
0
0
20,723
32,677
2,131
27,776
2,769
0
0
10,626,951
865,987
157,557
0
0
708,895
315,072
393,823
351,035
178,783
888,932
157,311
0
0
731,981
315,114
416,867
369,471
190,728
42,787
22,576
▲ 465
0
0
0
865,987
11,159,563
47,396
25,106
▲ 360
0
0
0
888,932
11,515,883
2.損益計算書
科目
1.事業総利益
(1) 信用事業収益
資金運用収益
(うち預金利息)
(うち有価証券利息)
(うち貸出金利息)
(うちその他受入利息)
役務取引等収益
その他事業直接収益
その他経常収益
(2) 信用事業費用
資金調達費用
(うち貯金利息)
(うち給付補 備金繰入)
(うち借入金利息)
(うちその他支払利息)
役務取引等費用
その他事業直接費用
その他経常費用
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒引当金戻入益)
(うち貸出金償却)
信用事業総利益
(3) 共済事業収益
共済付加収入
共済貸付金利息
その他の収益
(4) 共済事業費用
共済借入金利息
共済推進費
共済保全費
その他の費用
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒引当金戻入益)
(うち貸出金償却)
共済事業総利益
(5) 購買事業収益
購買品供給高
購買手数料
修理サービス料
その他の収益
(6) 購買事業費用
購買品供給原価
購買供給費
修理サービス費
その他の費用
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒引当金戻入益)
(うち貸倒損失)
購買事業総利益
(7) 販売事業収益
販売品販売高
販売手数料
その他の収益
(8) 販売事業費用
販売品販売原価
販売費
その他の費用
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒引当金戻入益)
(うち貸倒損失)
販売事業総利益
(9) 農業倉庫事業収益
(10) 農業倉庫事業費用
農業倉庫事業総利益
平成24年度
252,838
75,175
70,383
34,312
0
23,953
12,117
2,154
0
2,638
19,932
9,671
9,317
353
0
0
1,138
0
9,122
0
▲ 3,652
0
55,243
112,549
104,045
75
8,428
13,485
75
2,509
0
10,900
0
0
0
99,063
858,856
845,177
0
7,006
6,671
768,234
736,607
0
0
31,627
2,767
0
0
90,621
7,323
0
5,302
2,021
2,347
0
0
2,347
0
▲1
0
4,976
491
0
491
-12-
(単位:千円)
平成25年度
257,533
76,157
70,206
36,466
0
20,891
12,848
2,295
0
3,656
23,943
8,393
8,058
274
0
60
1,166
0
14,383
1,554
0
0
52,214
115,503
108,513
71
6,917
13,140
71
2,605
0
10,463
0
0
0
102,362
868,768
857,606
0
6,555
4,607
774,004
748,089
0
0
25,915
0
▲ 1,489
0
94,764
7,027
0
4,879
2,148
2,089
0
0
2,089
0
0
0
4,937
366
47
319
科目
(11) 加工事業収益
(12) 加工事業費用
加工事業総利益
(13) 利用事業収益
(14) 利用事業費用
利用事業総利益
(15) 宅地等供給事業収益
(16) 宅地等供給事業費用
宅地等供給事業総利益
(17) その他事業収益
(18) その他事業費用
その他事業総利益
(19) 指導事業収入
(20) 指導事業支出
指導事業収支差額
2.事業管理費
(1) 人件費
(2) 業務費
(3) 諸税負担金
(4) 施設費
(5) その他費用
事業利益
3.事業外収益
(1) 受取雑利息
(2) 受取出資配当金
(3) 賃貸料
(4) 償却債権取立益
(5) 雑収入
4.事業外費用
(1) 支払雑利息
(2) 貸倒損失
(3) 寄付金
(4) 賃貸費用
(5) 雑損失
(うち貸倒引当金繰入額)
(うち貸倒引当金戻入益)
経常利益
5.特別利益
(1) 固定資産処分益
(2) 一般補助金
(3) その他の特別利益
6.特別損失
(1) 固定資産処分損
(2) 固定資産圧縮損
(3) 減損損失
(4) その他の特別損失
税引前当期利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期剰余金
当期首繰越剰余金
リスク管理積立金取崩額
税効果積立金取崩額
当期未処分剰余金
平成24年度
0
0
0
7,825
4,886
2,939
0
0
0
1,783
38
1,745
3,478
5,721
▲ 2,242
227,744
185,879
10,046
6,608
24,868
340
25,094
6,900
0
5,339
36
15
1,509
▲5
0
0
0
0
▲5
0
0
31,999
0
0
0
0
156
156
0
0
0
31,843
9,765
▲ 499
9,266
22,576
20,210
0
0
42,787
-13-
(単位:千円)
平成25年度
0
0
0
9,374
4,742
4,632
0
0
0
1,834
32
1,801
3,173
6,671
▲ 3,498
230,465
190,791
10,025
6,835
22,500
313
27,067
8,223
0
6,537
36
13
1,636
326
0
0
300
0
0
0
0
34,965
0
0
0
0
229
229
0
0
0
34,735
9,620
8
9,629
25,106
20,225
2,055
8
47,396
3.キャッシュ・フロー計算書
科
目
1 事業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期利益(又は税引前当期損失)
減価償却費
減損損失
貸倒引当金の増加額
賞与引当金の増加額
退職給付引当金の増加額
その他引当金等の増加額
信用事業資金運用収益
信用事業資金調達費用
共済貸付金利息
共済借入金利息
受取雑利息及び受取出資配当金
支払雑利息
為替差損益
有価証券関係損益
固定資産売却損益
外部出資関係損益
(信用事業活動による資産及び負債の増減)
貸出金の純増減
預金の純増減
貯金の純増減
信用事業借入金の純増減
その他信用事業資産の増減
その他信用事業負債の増減
(共済事業活動による資産及び負債の増減)
共済貸付金の純増減
共済借入金の純増減
共済資金の純増減
その他共済事業資産の増減
その他共済事業負債の増減
(経済事業活動による資産及び負債の増減)
受取手形及び経済事業未収金の純増減
経済受託債権の純増減
棚卸資産の純増減
支払手形及び経済事業未払金の純増減
経済受託債務の純増減
その他経済事業資産の増減
その他経済事業負債の増減
(その他の資産及び負債の増減)
その他資産の増減
その他負債の増減
未払消費税の増減額
-14-
平成24年度
(単位:千円)
平成25年度
31,843
15,215
0
▲ 886
200
909
▲5
▲ 70,383
9,671
▲ 75
75
▲ 5,339
0
0
0
156
0
34,735
13,537
0
64
▲ 172
1,072
25
▲ 70,206
8,393
▲ 71
71
▲ 6,537
0
0
0
229
0
72,580
▲ 400,000
217,723
▲ 633
▲ 12,475
2,337
▲ 21,847
▲ 250,000
338,071
▲ 633
12,348
941
105
▲ 105
9,281
0
▲ 410
▲ 338
338
9,490
2
▲ 1,154
16,397
▲ 1,266
2,709
12,692
▲ 2,465
372
41
5,858
1,266
▲ 7,978
▲ 11,671
413
187
204
3,817
▲ 505
▲ 382
▲ 2,362
▲9
▲ 782
平成24年度
70,298
▲ 14,471
74
▲ 74
0
(単位:千円)
平成25年度
68,856
▲ 10,710
74
▲ 74
0
▲ 42,976
5,339
0
▲ 4,443
111,632
6,537
0
▲ 10,032
事業活動によるキャッシュ・フロー
2 投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の取得による支出
有価証券の売却等による収入
金銭の信託の増加による支出
金銭の信託の減少による収入
固定資産の取得による支出
固定資産の売却による収入
補助金の受入による収入
外部出資による支出
外部出資の売却等による収入
▲ 42,081
108,137
0
0
0
0
▲ 6,189
0
0
▲ 8,596
5,895
0
0
0
0
▲ 8,214
0
0
▲ 8,805
6,526
投資活動によるキャッシュ・フロー
3 財務活動によるキャッシュ・フロー
設備借入れによる収入
設備借入れの返済による支出
出資の増額による収入
出資の払戻しによる支出
回転出資金の受入による収入
回転出資金の払戻しによる支出
持分の取得による支出
持分の譲渡による収入
出資配当金の支払額
▲ 8,890
▲ 10,494
0
0
6,486
▲ 5,712
0
0
▲ 465
411
▲ 2,007
0
0
2,022
▲ 2,268
0
0
▲ 390
495
▲ 2,020
▲ 1,287
0
▲ 52,259
344,036
291,776
▲ 2,161
0
95,481
291,776
387,258
科
目
信用事業資金運用による収入
信用事業資金調達による支出
共済貸付金利息による収入
共済借入金利息による支出
事業分量配当金の支払額
小計
雑利息及び出資配当金の受取額
雑利息の支払額
法人税等の支払額
4
5
6
7
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増加額(又は減少額)
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期末残高
-15-
4.注記表(平成25年度)
1.重要な会計方針に係る事項に関する注記
(1) 次に掲げる資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法
・その他有価証券
時価のないもの……移動平均法による原価法
② 棚卸資産の評価基準及び評価方法
・購買品……最終仕入原価法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)
(2) 固定資産の減価償却の方法
有形固定資産
定率法(ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)については定額法)を
採用しています。
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっています。
(会計方針の変更)
法人税法の改正に伴い、当事業年度より平成25年1月1日以後に取得した有形固定資産について、改正
後の法人税法に基づく減価償却方法に変更しています。
これにより、従来の方法と比べて、当事業年度の事業管理費が337,350円減少し、事業利益、経常利益、
税引前当期利益が同額増加しています。
(3) 引当金の計上基準
① 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定の基準、経理規程及び資産の償却・引当規程に則り、次
のとおり計上しています。
正常先債権及び要注意先債権(要管理債権を含む)については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入
限度額のいずれか多い金額を計上しています。なお、この基準に基づき、当期は租税特別措置法第57条の
9により算定した金額に基づき計上しています。
破綻懸念先債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、
その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を引当てています。このうち
債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権につ
いては、当該キャッシュ・フローを当組合の貸出シェアで按分した金額と債権の帳簿価額から担保の処分
可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額との差額を引当てています。
実質破綻先債権及び破綻先債権については、債権の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による
回収可能見込額を控除し、その残額を引き当てています。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、管理共済課(貸出2次審査部署等)が資産査定を実施
し、当該部署から独立した内部監査及び監事の監査を受けており、その査定結果に基づいて、上記の引当
を行っています。
② 賞与引当金
職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当事業年度負担分を計上しています。
③ 退職給付引当金
職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当
事業年度に発生していると認められる額を計上しています。
なお、当組合は職員数300人未満の小規模企業等に該当するため、「退職給付会計に関する実務指針(中
間報告)」(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第13号 平成11年9月14日)により簡便法を採用して
います。
④ 役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支給に備えて、役員退職慰労金支給規程に基づく期末要支給額を計上しています。
⑤ 外部出資等損失引当金
当組合の外部出資先への出資に係る損失に備えるため、出資形態が株式のものについては有価証券の評
価と同様の方法により、株式以外のものについては貸出債権と同様の方法により、必要と認められる額を
計上しています。
(4)リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引で、会計基準
適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっ
ています。
(5)消費税及び地方消費税の会計処理の方法
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。
-16-
2.貸借対照表に関する注記
(1) 有形固定資産に係る圧縮記帳額
有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は300,957,542円であり、その内訳は次のとおりで
す。
140,908,707 円
① 建物
141,950,250 円
② 機械装置
6,379,042 円
③ 土地
1,555,204 円
④ 車両・運搬具
262,589 円
⑤ 器具・備品
9,901,750 円
⑥構築物
(2)担保に供した資産
担保に供している資産
種類
期末帳簿価額
定期預金
500,000
(単位:円)
担保に係る債務
内容
公金収納保証
期末残高
500,000
(3)理事および監事に対する金銭債権の総額
―円
(4)理事および監事に対する金銭債務の総額
―円
(5)貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳
貸出金のうち、破綻先債権額は10,695,795円、延滞債権額は31,188,881円です。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は
利息の取立又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分
を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令第96条第1項第3号のイから
ホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金です。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図
ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金です。
破綻先債権額、延滞債権額の合計額は41,884,676円です。
なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。
3.金融商品に関する注記
(1)金融商品の状況に関する事項
① 金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体などへ貸付け、
残った余裕金を石川県信用農業協同組合連合会へ預けています。
② 金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金であり、貸出金は、組合
員等の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒されています。
③ 金融商品に係るリスク管理体制
イ.信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定しています。また、
通常の貸出取引については、本所に管理共済課を二次審査部署として設置し、与信審査を行っています。
審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基
準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上
を図るため、資産の自己査定を厳格に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、
資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については資産の償却・引当
規程に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
-17-
ロ.市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、
収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視
したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔
軟な財務構造の構築に努めています。
市場リスクに係る定量的情報
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当組合において、
主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出金、貯金及び借入金で
す。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅
を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しています。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる金利が 0.1%
上昇したものと想定した場合には、経済価値が2,985,672円減少するものと把握しています。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の
相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能
性があります。
ハ.資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流動
性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置
付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行ってい
ます。
④ 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合
には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の算定においては
一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもありま
す。
(2)金融商品の時価等に関する事項
① 金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず③に記載して
います。
(単位:円)
貸借対照表計上額
時価
(A)
(B)
9,408,381,053
9,393,215,193
預金
1,311,559,467
貸出金
△ 18,063,461
貸倒引当金
1,293,496,006
1,312,394,051
貸倒引当金控除後
10,701,877,059
10,705,609,244
資産計
10,385,215,550
10,375,011,070
貯金
10,385,215,550
10,375,011,070
負債計
(注) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
差 額
(B)-(A)
△ 15,165,860
18,898,045
3,732,185
△ 10,204,480
△ 10,204,480
② 金融商品の時価の算定方法
【資産】
イ.預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっていま
す。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、円Libor・スワップレートで割り引
いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。
ロ.貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行
後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっています。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額を円Li
bor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定してい
ます。
また、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時
価に代わる金額としています。
-18-
【負債】
イ.貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしています。また、
定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローを円Libor・スワッ
プレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。
③ 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは①の金融商品
の時価情報には含まれていません。
(単位:円)
貸借対照表計上額
外部出資
385,485,456
外部出資等損失引当金
△
26,750
外部出資等損失引当金控除後
385,458,706
(注)外部出資のうち、市場価格のない株式については、時価を把握することが極めて困難であると認められるた
め、時価開示の対象とはしていません。
④ 金銭債権の決算日後の償還予定額
(単位:円)
1年超
2年以内
1年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
預金
9,408,381,053
貸出金
174,065,613 104,611,535 110,991,172 85,446,503 77,173,791 748,575,058
合計
9,582,446,666
(注1)貸出金のうち、当座貸越38,601,925円については「1年以内」に含めています。また、期限のない劣後特約付
ローンについては「5年超」に含めています。
(注2)貸出金のうち3ヶ月以上延滞債権・期限の利益を喪失した債権等10,695,795円は償還の予定が見込まれないた
め、含めていません。
⑤ 有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:円)
1年超
2年超
3年超
4年超
1年以内
5年超
2年以内
3年以内
4年以内
5年以内
貯金
9,274,655,900 499,663,965 526,671,916 30,939,141 44,535,217
8,749,411
合計
9,274,655,900 499,663,965 526,671,916 30,939,141 44,535,217
8,749,411
(注) 貯金のうち、要求払貯金については「1年以内」に含めて開示しています。
4.退職給付に関する注記
(1)退職給付制度の概要
従業員の退職給付に充てるため、職員退職給与規程に基づき、退職一時金制度に加え同規程に基づき退
職給付の一部に充てるため、全国農林漁業団体共済会との契約に基づく退職金共済制度を採用しています。
なお、退職給付債務・退職給付費用の計上にあたっては「退職給付に係る会計基準の設定に関する意見
書」(平成10年6月16日 企業会計審議会)に基づき、簡便法により行っています。
(2)退職給付債務の額及びその内訳
退職給付債務
特定退職金共済制度
未積立退職給付債務
退職給付引当金
△
△
△
(単位:円)
141,975,100
114,198,856
27,776,244
27,776,244
(3)退職給付費用の内訳
勤務費用
退職給付費用計
(単位:円)
853,967
853,967
(4)特例業務負担金の将来見込額
人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るた
めの農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第57条の規定に基づき、旧農林共済組合(存
続組合)が行う特例年金給付等の業務に要する費用に充てるため拠出した特例業務負担金2,450千円を含め
て計上しています。
なお、同組合より示された平成25年3月現在における平成44年3月までの特例業務負担金の将来見込額
は37,236千円となっています。
-19-
5.税効果会計に関する注記
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳
(単位:円)
当期
貸倒引当金繰入限度超過額
1,458,002
7,717,513
765,443
1,340,391
11,281,349
△ 2,186,586
9,094,763
851,216
851,216
8,243,547
退職給付引当金繰入限度超過額
役員慰労退職引当金繰入限度超過額
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
全農統合に係る合併交付金
繰延税金負債合計
繰延税金資産の純額
(2)法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
(単位:%)
当期
法定実効税率
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当等永久に益金に算入されない項目
評価制引当額の増減
住民税均等割
税額控除
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
29.4
0.9
△ 2.7
0.8
0.9
△ 0.8
△ 0.8
27.7
6.その他の注記
当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、組合員等からの融資実行の申し出を受け
た場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けることを約す
る契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は、215,253,075円であります。
-20-
5.剰余金処分計算書
(単位:千円、%)
平成25年度
平成24年度
項目
1.当期未処分剰余金
42,787
47,396
3.剰余金処分額
22,561
27,025
(1) 利益準備金
42
0
(2) 任意積立金
20,499
25,000
リスク管理積立金
14,000
25,000
6,000
0
499
0
2,020
2,025
( 1.3 %)
( 1.3 %)
20,225
20,370
特別積立金
税効果積立金
(3) 出資配当金
(年率)
4.次期繰越剰余金
(注) 1.次期繰越剰余金には、教育、生活・文化改善の事業に充てるための繰越額
2,000千円が含まれています。
2.任意積立金における目的積立金の積立目的及び積立目標額、取崩基準等
は次のとおりです。
種類
リスク管理積立金
税効果積立金
積立目標額
または積立基準
積立対象資産期末帳簿価額の
貸出金等不良債権の貸倒損失
等、有価証券運用の評価損・処分 100/1000に達する額
損、預け金の損失、固定資産の減
損損失、損害賠償義務に伴う損
失、訴訟等に伴う費用、地震・火
災等の災害に伴う修繕費用、資本
的支出に備える。
積立目的
取崩基準
積立目的の事象が発生し
た場合に限り、目的に
沿った取崩しとして取崩
す。
繰延税金資産の当年度増加分を 毎事業年度に算定される税効果 当期において過年度に
自己資本に充当。
相当額の増加額。
積み立てた税効果相当
額が減少する場合。
-21-
6.部門別損益計算書
平成25年度
区 分
事業収益 ①
事業費用 ②
事業総利益③(①-②)
事業管理費④
(うち減価償却費⑤-1)
(うち人件費⑤-2)
※うち共通管理費⑥
(うち減価償却費⑦-1)
(うち人件費⑦-2)
事業利益 ⑧
(③-④)
事業外収益 ⑨
※うち共通分 ⑩
事業外費用 ⑪
※うち共通分 ⑫
経常利益⑬(⑧+⑨-⑪)
特別利益 ⑭
※うち共通分 ⑮
特別損失 ⑯
※うち共通分 ⑰
税引前当期利益⑱
(⑬+⑭-⑯)
営農指導事業分配賦額⑲
営農指導事業分配賦後
税引前当期利益⑳
(⑱-⑲)
計
信用事業
共済事業
(単位:千円)
農業関連事 生活その他 営農指導事 共通管理費
業
事業
業
等
262,312
625,058
3,174
232,898
548,276
6,413
29,414
76,782
▲ 3,239
43,171
80,329
6,196
5,857
5,272
638
34,419
68,897
5,297
7,414
14,881
651 ▲ 63,154
41
89
7
▲ 376
4,546
9,027
309 ▲ 38,561
1,082,205
824,671
257,534
230,466
13,538
190,791
76,158
23,943
52,215
48,561
868
41,108
15,724
93
9,570
115,503
13,141
102,362
52,210
903
41,071
24,484
146
15,109
27,068
8,224
3,654
3,188
65
85
85
6,757
50,152
2,745
94
121
121
52,776
84
84
▲ 13,757
2,220
32
40
40
▲ 11,577
30
30
▲ 3,547
69
61
80
79
▲ 3,558
58
58
▲ 9,435
2
2
▲ 9,433
-
6,699
52,692
-
▲ 11,607
9,433
▲ 3,616
-
▲ 9,433
-
6,699
52,692
▲ 21,040
▲ 3,616
326
34,965
-
-
230
58
58
34,735
34,735
※ ⑥⑩⑫⑮⑰は、各課に直課できない部分。
(注)
1.共通管理費及び営農指導事業の他部門への配賦基準等
(1) 共通管理費等
事業総利益割 60%、要員割 40%により各場所部門別に配賦
(2) 営農指導事業
農業関連事業に 100%配賦
2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)
(単位:%)
区 分
共通管理費等
営農指導事業
農業関連事 生活その他
信用事業
共済事業
業
事業
25%
38%
12%
24%
100%
-
-22-
営農指導
事業
1%
-
計
100%
100%
▲ 255
▲ 325
▲ 230
平成24年度
区 分
事業収益 ①
事業費用 ②
事業総利益③(①-②)
事業管理費④
(うち減価償却費⑤-1)
(うち人件費⑤-2)
※うち共通管理費⑥
(うち減価償却費⑦-1)
(うち人件費⑦-2)
事業利益 ⑧
(③-④)
事業外収益 ⑨
※うち共通分 ⑩
事業外費用 ⑪
※うち共通分 ⑫
経常利益⑬(⑧+⑨-⑪)
特別利益 ⑭
※うち共通分 ⑮
特別損失 ⑯
※うち共通分 ⑰
税引前当期利益⑱
(⑬+⑭-⑯)
営農指導事業分配賦額⑲
営農指導事業分配賦後
税引前当期利益⑳
(⑱-⑲)
計
信用事業
共済事業
(単位:千円)
農業関連事 生活その他 営農指導事 共通管理費
業
事業
業
等
248,335
628,034
3,390
220,864
554,750
5,614
27,471
73,284
▲ 2,224
42,204
74,984
5,811
5,702
6,514
622
34,402
62,253
4,836
7,808
14,436
670 ▲ 64,782
197
362
5
▲ 1,614
4,732
8,745
382 ▲ 39,219
1,067,484
814,646
252,838
227,744
15,215
185,880
75,176
19,933
55,243
41,956
1,373
41,352
17,506
439
10,604
112,549
13,486
99,064
54,789
1,004
44,024
24,361
611
14,756
25,094
6,900
5,287
3,463
406
▲1
▲1
8,752
44,275
2,084
564
▲2
▲2
46,361
46
46
▲ 14,734
987
180
▲1
▲1
▲ 13,746
15
15
▲ 1,699
341
334
▲1
▲1
▲ 1,357
49
27
▲ 8,035
24
24
▲ 8,013
2
2
8,707
46,315
-
▲ 13,761
8,013
▲ 1,405
-
▲ 8,013
▲ 8,013
8,707
46,315
▲ 21,773
▲ 1,405
▲5
31,999
-
-
156
44
33
31,843
31,843
※ ⑥⑩⑫⑮⑰は、各課に直課できない部分。
(注)
1.共通管理費及び営農指導事業の他部門への配賦基準等
(1) 共通管理費等
事業総利益割 60%、要員割 40%により各場所部門別に配賦
(2) 営農指導事業
農業関連事業に 100%配賦
2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)
(単位:%)
区 分
共通管理費等
営農指導事業
農業関連事 生活その他
信用事業
共済事業
業
事業
27%
38%
12%
22%
100%
-
-23-
営農指導
事業
1%
-
計
100%
100%
▲ 1,509
5
▲ 124
7.財務諸表の正確性等にかかる確認
確認書
1.私は、当JAの平成25年1月1日から平成25年12月31日までの事業年度にかかるディスクロージャー
誌に記載した内容のうち、財務諸表作成に関するすべての重要な点において、農業協同組合法施行規
則に基づき適正に表示されていることを確認いたしました。
2.この確認を行うに当たり、財務諸表が適正に作成される以下の体制が整備され、有効に機能している
ことを確認しております。
(1) 業務分掌と所管部署が明確化され、各部署が適切に業務を遂行する体制が整備されております。
(2) 業務の実施部署から独立した内部監査部門が内部管理体制の適切性・有効性を検証しており、重
要な事項については理事会等に適切に報告されております。
(3) 重要な経営情報については、理事会等へ適切に付議・報告されております。
平成26年3月26日
内浦町農業協同組合
代表理事組合長 中谷 伸夫 印
Ⅱ 損益の状況
1.最近の5事業年度の主要な経営指標
(単位:千円、口、人、%)
種類
経常収益
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
986,241
995,140
1,014,104
1,067,484
1,082,205
信用事業収益
97,387
83,002
75,895
75,176
76,158
共済事業収益
104,957
108,717
111,979
112,549
115,503
農業関連事業収益
265,630
237,304
239,808
248,335
262,312
その他事業収益
517,612
562,463
583,755
631,424
625,058
30,261
13,983
28,382
31,999
34,966
経常利益
当期剰余金
27,219
11,374
17,675
22,576
25,106
157,119
157,536
156,783
157,557
157,311
出資口数
52,373
52,512
52,261
52,519
52,437
純資産額
820,129
829,618
844,698
865,987
888,932
総資産額
10,805,418
10,586,465
10,899,064
11,159,563
11,515,883
貯金残高
9,737,785
9,503,383
9,829,420
10,047,144
10,385,215
貸出金残高
1,429,603
1,446,470
1,362,292
1,289,712
1,311,559
0
0
0
0
0
剰余金配当金額
1,990
2,029
2,007
2,020
2,025
出資配当金
1,990
2,029
2,007
2,020
2,025
0
0
0
0
0
出資金
有価証券残高
事業分量配当金
職員数
単体自己資本比率
41
41
39
42
41
25.47%
25.20%
24.50%
24.77%
25.10%
-24-
2.利益総括表
(単位:千円、%)
項目
平成24年度 平成25年度
増減
資 金 運 用 収 益
70,383
70,206
▲ 177
役 務 取 引 等 収 益
2,154
2,295
141
その他信用事業収益
2,638
3,656
1,018
合
計
75,175
76,157
982
資 金 調 達 費 用
9,671
8,393
▲ 1,278
役 務 取 引 等 費 用
1,138
1,166
28
その他信用事業費用
9,122
14,384
5,262
合
計
19,932
23,943
4,011
信 用 事 業 粗 利 益
55,243
52,214
▲ 3,029
信用事業粗利益率
0.52
0.48
▲ 0.04
事 業 粗 利 益
252,838
257,533
4,695
事 業 粗 利 益 率
2.26
2.24
▲ 0.02
(注)1.信用事業粗利益率=信用事業総利益/信用事業資産(債務保証見返を除く)平均残高×100
2.事業粗利益率=事業総利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100
3.資金運用収支の内訳
項目
資金運用勘定
預金
有価証券
貸出金
資金調達勘定
貯金・定期積金
借入金
総資金利ざや
平均残高
10,089,840
8,737,024
1,352,816
9,785,737
9,782,627
3,109
平成24年度
利息
70,383
46,429
23,953
9,670
9,670
利回
0.70
0.53
1.77
0.10
0.10
0.00
0.19
平均残高
10,511,903
9,175,715
1,336,188
10,155,305
10,152,823
2,481
(注)総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価(資金調達利回り+経費率)
4.受取・支払利息の増減額
項目
受取利息
預金利息
有価証券利息
貸出金利息
その他受入利息
支払利息
貯金利息
給付補てん備金繰入
譲渡性貯金利息
借入金利息
その他支払利息
差し引き
平成24年度増減額
▲ 529
1,029
▲ 1,559
452
▲ 4,034
▲ 3,889
▲ 144
0
0
0
3,505
(単位:千円)
平成25年度増減額
▲ 177
2,153
▲ 3,061
730
▲ 1,277
▲ 1,258
▲ 79
0
0
0
1,100
(注)増減額は前年度対比です。
-25-
(単位:千円、%)
平成25年度
利息
利回
70,206
0.67
49,314
0.54
20,891
1.56
8,332
0.08
8,332
0.08
0
0.00
0.12
Ⅲ 事業の概況
1.信用事業
(1)貯金
① 種類別貯金平均残高
種類
当座性貯金
当座貯金
普通貯金
貯蓄貯金
通知貯金
別段貯金
その他の貯金
定期性貯金
定期貯金
財形貯蓄
積立定期貯金
定期積金
その他の貯金
譲渡性貯金
合
計
平成24年度
2,189
1
2,105
79
0
3
0
7,594
7,244
15
57
276
2
0
9,783
平成25年度
2,282
4
2,200
76
0
3
0
7,871
7,507
15
53
294
2
0
10,153
(単位:百万円)
増減
93
3
95
▲3
0
0
0
277
263
0
▲4
18
0
0
370
平成24年度
7,362
7,362
0
平成25年度
7,607
7,607
0
(単位:百万円)
増減
245
245
0
② 定期貯金残高
種類
定期貯金
うち固定金利定期
うち変動金利定期
(2)貸出金
① 種類別貸出金平均残高
手
証
当
金
割
種類
形 貸 付
書 貸 付
座
貸
融 機 関 貸
合
計
引
手
平成24年度
金
金
越
付
形
1
1,133
53
165
1,353
0
2
1,125
44
165
1,336
0
(単位:百万円)
増減
1
▲7
▲9
0
16
0
平成24年度
977
311
1,289
平成25年度
1,029
282
1,311
平成25年度
② 貸出金金利条件別内訳残高
種 類
固定金利貸出
変動金利貸出
合 計
-26-
(単位:百万円)
52
52
▲ 29
22
③ 貸出金担保別内訳残高
種 類
貯金
担 有価証券
保 動産
不動産
その他担保
計
保 農業信用基金協会保証
証 その他保証
計
信 用
合 計
(単位:百万円)
平成24年度 平成25年度
増減
45
37
▲8
0
0
0
0
0
0
0
0
0
90
84
▲6
135
122
▲ 13
208
209
0
0
0
0
223
230
6
930
959
29
1,289
1,311
21
④ 債務保証見返額担保別内訳残高
種 類
貯金等
有価証券
動産
不動産
その他担保
計
信 用
合 計
平成24年度
0
0
0
0
0
0
0
0
(単位:百万円)
平成25年度
増減
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
⑤ 貸出金使途別内訳残高
種 類
設 備 資 金
運 転 資 金
合 計
(単位:百万円)
平成24年度 平成25年度
増減
244
232
▲ 12
1,045
1,079
34
1,289
1,311
22
(注)運転資金には、「農業運転」、「事業運転」、「生活関連(自動車ローンを除く)」が該当します。
-27-
⑥ 貸出金業種別残高
種類
業 ・ 林
産
造
農
業
水
業
製
業
鉱
業
法
建
設
業
不
動
産
業
電気・ガス・熱供給・水道業
運 輸 ・ 通 信 業
卸売・小売・飲食業
人
サ ー ビ ス 業
金 融 ・ 保 険 業
地
方
公
共
団
体
そ
の
他
個 人
合 計
平成24年度
14
0
0
0
0
0
0
0
0
0
165
618
0
491
1,289
構成比
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
13
48
0
38
100
平成25年度
11
0
0
0
0
0
0
0
0
0
165
671
0
464
1,311
構成比
(単位:百万円、%)
増減
1
▲3
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
13
51
53
0
0
35
▲ 27
100
22
(注)従来は個人に対する貸出金を含め表示していましたが、今年度作成した資料より個人を分けて表示しています。
⑦ 主要な農業関係の貸出金残高
1) 営農類型別
種類
農業
穀作
野菜・園芸
果樹・樹園農業
工芸作物
養豚・肉牛・酪農
養鶏・養卵
養蚕
その他農業
農業関連団体等
合
計
平成24年度
87
14
5
0
0
20
0
0
46
0
平成25年度
67
11
4
0
0
19
0
0
32
0
(単位:百万円)
増減
▲ 20
▲3
▲1
0
0
▲1
0
0
▲ 14
0
87
67
▲ 20
(注)1. 農業関係の貸出金とは、農業者、農業法人および農業関連団体等に対する農業生産・農業経営に必要な資金や、農産物の生産・
加工・流通に関係する事業に必要な資金等が該当します。
なお、上記⑥の貸出金の業種別残高の「農業」は、農業者や農業法人等に対する貸出金の残高です。
2. 「その他農業」には、複合経営で主たる業種が明確に位置づけられない者、農業サービス業、農業所得が従となる農業者等が含ま
れています。
3. 「農業関連団体等」には、JAや全農とその子会社等が含まれています。
-28-
2) 資金種類別
〔貸出金〕
プ
農
合
種類
ロ パ ー 資 金
業 制 度 資 金
うち農業近代化資金
うちその他制度資金
計
平成25年度
平成24年度
26
41
19
21
67
39
47
24
23
87
(単位:百万円)
増減
▲ 13
▲6
▲5
▲2
▲ 20
(注)1. プロパー資金とは、当組合原資の資金を融資しているもののうち、制度資金以外のものをいいます。
2. 農業制度資金には、①地方公共団体が直接的または間接的に融資するもの、②地方公共団体が利子補給等を行うことでJAが低
利で融資するもの、③日本政策金融公庫が直接融資するものがあり、ここでは①の転貸資金と②を対象としています。
3. その他制度資金には、農業経営改善促進資金(スーパーS資金)や農業経営負担軽減支援資金などが該当します。
〔受託貸付金〕
種類
日本政策金融公庫資金
そ
の
他
合
計
平成25年度
平成24年度
0
0
0
0
0
0
(単位:百万円)
増減
0
0
0
⑧ リスク管理債権額
項目
破綻先債権額(A)
延滞債権額(B)
3ヶ月以上延滞債権額(C)
貸出条件緩和債権額(D)
リスク管理債権合計額(E)=(A)+(B)+(C)+(D)
平成24年度
10
26
0
0
37
平成25年度
10
31
0
0
41
(単位:百万円)
増減
0
5
0
0
4
平成24年度
11
25
0
36
1,252
1,289
平成25年度
10
31
0
41
1,274
1,315
(単位:百万円)
増減
▲1
6
0
5
22
26
平成24年度
37
13
24
平成25年度
39
13
26
(単位:百万円)
増減
2
0
2
100
95
▲5
⑨ 金融再生法開示債権額
項目
破産更生債権及びこれらに準ずる債権(ア)
危険債権(イ)
要管理債権(ウ)
小計(金融再生法開示債権合計額)(A)=(ア)+(イ)+(ウ)
正常債権(エ)
債権額合計(ア)+(イ)+(ウ)+(エ)
⑩ 金融再生法開示債権の保全状況
項目
保全額(B)
貸倒引当金
担保・保証等による保全額
保全率(B)/(A)
⑪ 元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況
該当する取引はありません。
-29-
○ 不良債権に関わるディスクロージャーとして、農業協同組合法に基づくもの(リスク管理債権)と金融
機能の再生のための緊急措置に関する法律(以下、「金融再生法」という。)に基づくもの(金融再生法
開示債権)があり、自己査定に基づいて決定された債務者区分に従って開示区分が決定されます。なお、
当JAは金融再生法の対象とはなっていませんが、参考として同法の定める基準に従い債権額を掲載して
おります。
○ 金融再生法開示債権の用語説明
破綻構成債権及びこれらに準ずる債権
破産などの事由により経営破綻に陥っている先
に対する債権やこれらに準ずる債権
○
リスク管理債権の用語説明
破綻先債権
未収利息を計上していない貸出金のうち、破産
法などの法的手続きが取られている先や手形交
換所で取引停止処分などを受けた先に対する貸
出金
延滞債権
未収利息を計上していない貸出金であって、破
綻先債権及びお取引先の経営再建や支援を図る
ために利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出
金
3カ月以上延滞債権
元本や利息の支払いが約定支払日の翌日から3
カ月以上遅延している貸出金で、「破綻先債権」
「延滞債権」に該当しないもの
貸出条件緩和債権
お取引先の経営再建や支援のために、金利の減
免、元本の支払猶予、債権放棄など、お取引先
に有利な取り決めを行った貸出金で、「破綻先
債権」「延滞債権」「3カ月以上延滞債権」に
該当しないもの
危険債権
経営破綻の状態には至っていないが、財政状態
や経営成績が悪化して、契約に従った債権の元
本の回収及び利息の受取りができない可能性の
高い債権
要管理債権
3カ月以上延滞債権と貸出条件緩和債権で、
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」「危
険債権」に該当しないもの
正常債権
財政状態及び経営成績に特に問題がないものと
して、「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」
「危険債権」「要管理債権」以外のものに区分
される債権
○ 自己査定と金融再生法開示債権、リスク管理債権との関係
自己査定債務者区分
( 総 与 信 ベ ー ス )
金
融
再
生
法
開
(単位:百万円)
示
債
権
(信用事業与信額ベース、要管理債権は貸出金元金)
破綻先
10
破産更生債権及びこれらに準ずる債権(ア)
リ
ス
ク
管
理
債
権
( 貸 出 金 元 金 ベ ー ス )
破綻先債権(A)
(注3)
10
延滞債権(B)
31
実質破綻先
(注1)
破綻懸念先
要管理先
31
危険債権(イ)
(注1)
(注3)
0
要管理債権(ウ)
3ヶ月以上延滞債権(C)
貸出条件緩和債権(D)
0
0
(注2)
要注意先
(注1) 経済未収金等信用事業以外の債権による差額
その他の要注意先
(注2) (C)又は(D)以外の他の貸出金及び貸出金以外の
1,274
正常債権(エ)
正常先
債権による差額
(注3) 総与信と貸出金元金の差額
(注1)
合計(ア)+(イ)+(ウ)+(エ)
1,315
41
開示債権合計額(ア)+(イ)+(ウ)
(正常債権○○百万円を除く)
-30-
リスク管理債権計(A)+(B)
+(C)+(D)
41
⑫ 貸倒引当金内訳
(単位:千円)
平成24年度
種目
期首残高
4,828
16,272
21,100
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
合
計
期中減少額
目的使用
期中増加額
4,508
15,705
20,213
0
0
その他
4,828
16,272
21,100
期末残高
4,508
15,705
20,213
平成25年度
種目
期首残高
期中増加額
4,508
15,705
20,213
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
合
計
4,250
13,813
18,063
期中減少額
目的使用
0
0
その他
4,508
16,272
21,100
期末残高
4,250
13,813
18,063
⑬ 貸出金償却額
項目
貸出金償却額
(単位:千円)
平成25年度
0
平成24年度
0
(3)内国為替取扱実績
(単位:件、千円)
平成24年度
種類
送金・振込為替
代金取立為替
雑為替
合
計
仕向け
件数
金額
1,482
413,158
0
0
264
225,147
1,746
638,306
平成25年度
被仕向け
件数
金額
12,666 2,153,802
0
0
165
13,676
12,831 2,167,478
(4)有価証券
当組合では、有価証券の運用は行っていません。
-31-
仕向け
件数
金額
1,539
456,047
0
0
297
170,442
4,509
626,489
被仕向け
件数
金額
12,849 2,169,271
0
0
158
9,992
13,007 2,179,263
2.共済取扱実績
(1)長期共済新契約高・長期共済保有高
種類
終
身
共
定 期 生 命 共
生
養 老 生 命 共
命
うちこども共
総
医
療
共
合 が
ん
共
共 定 期 医 療 共
済 介
護
共
年
金
共
建 物 更 生 共
合
済
済
済
済
済
済
済
済
済
済
計
平成24年度
新契約高
保有契約高
2,348,354
20,839,104
5,000
204,800
261,873
8,118,919
17,000
2,014,200
311,000
896,950
0
27,500
0
194,500
0
227,500
2,875,300
26,181,663
5,801,528
56,690,937
(単位:千円)
平成25年度
新契約高
保有契約高
2,084,706
20,912,618
25,000
189,800
343,754
7,462,146
43,000
2,002,200
62,000
831,450
0
27,500
0
167,300
0
213,500
3,250,500
26,477,439
5,765,951
56,281,754
(注)金額は、保障金額(がん共済はがん死亡共済金額、医療共済及び定期医療共済は死亡給付金額(付加された定期特約
金額等を含む)、年金共済は付加された定期特約金額)を表示しています。
(2)医療系共済の入院共済金額保有高
項目
医
が
定
合
療
ん
期 医
共
共
療 共
済
済
済
計
平成24年度
新契約高
保有高
1,345
4,262
45
320
0
297
1,390
4,879
(単位:千円)
平成25年度
新契約高
保有高
971
5,112
65
365
0
260
1,036
5,737
(注)金額は、入院共済金額を表示しています。
(3)介護共済の介護共済金額保有高
項目
介
護
共
済
平成24年度
-
(単位:千円)
平成25年度
1,000
(注)金額は、介護共済金額を表示しています。
(4)年金共済の年金保有高
項目
年
年
合
金
金
開
開
始
始
前
後
計
平成24年度
新契約高
保有高
5,834
169,666
0
39,376
5,834
209,043
(単位:千円)
平成25年度
新契約高
保有高
11,805
163,782
0
39,738
11,805
203,521
(注)金額は、年金金額(利率変動型年金にあっては、最低保証年金金額)を表示しています。
(5)短期共済新契約高
種類
火
災
共
自
動
車
共
傷
害
共
団 体 定 期 生 命 共
定 額 定 期 生 命 共
賠 償 責 任 共
自
賠
責
共
合
済
済
済
済
済
済
済
計
平成24年度
4,369
80,492
633
0
0
72
16,951
102,519
(単位:千円)
平成25年度
4,865
82,861
705
0
0
61
18,164
106,658
(注)金額は受入共済掛金を表示しています。
-32-
3.その他事業の実績
(1)購買品取扱高
平成24年度
項目
生
生
合
産
活
資
物
供給高
487,150
358,026
845,177
材
資
計
手数料
48,698
59,871
108,570
(単位:千円)
平成25年度
供給高
手数料
495,790
47,375
361,815
62,141
857,606
109,517
(2)受託販売品取扱高
平成24年度
項目
販売高
59,867
91,225
112,279
263,403
米
米 以 外 の 農 産 物
畜
産
物
合
計
手数料
3,421
1,879
0
5,302
(単位:千円)
平成25年度
販売高
手数料
49,512
3,012
89,306
1,866
117,536
0
256,355
4,879
(3)農業倉庫事業の収支内訳
収
益
費
用
項目
保
管
荷
役
検 査 手 数
そ の 他 の 収
倉 庫 材 料
倉 庫 労 務
そ の 他 の 費
差
引
料
料
料
益
費
費
用
平成24年度
461
0
0
30
0
0
0
491
(単位:千円)
平成25年度
336
0
0
30
0
0
47
319
(4)利用事業取扱実績
種類
ラ イ ス セ ン タ ー
葬
祭
そ
の
他
合
(単位:千円)
平成25年度
平成24年度
取扱数量・金額
手数料
取扱数量・金額
手数料
378t
3,817
355t
3,522
32件
3,433
44件
5,065
575
785
7,824
計
(5)指導事業の収支内訳
収
入
支
出
項目
賦
課
指導事業補助
実
費
収
そ の 他 の 収
営 農 改 善
生活文化事業
教 育 情 報
協力団体育成
農 政 活 動
相 談 活 動
差
引
平成24年度
金
金
入
入
費
費
費
費
費
費
0
635
0
2,843
5,462
0
58
200
0
0
▲ 2,242
(単位:千円)
平成25年度
0
815
0
2,358
6,413
0
58
200
0
0
▲ 3,498
-33-
9,374
Ⅳ 経営諸指標
1.利益率
(単位:%)
項目
平成24年度
平成25年度
増減
総資産経常利益率
0.28
0.27
▲ 0.01
資本経常利益率
3.69
3.69
0.00
総資産当期純利益率
0.20
0.19
▲ 0.01
資本当期純利益率
2.60
2.60
0.00
(注)1.総資産経常利益率=経常利益/総資産(債務保証見返を除く)平均残高×100
2.資本経常利益率=経常利益/純資産勘定平均残高×100
3.総資産当期純利益率=当期剰余金(税引後)/総資産(債務保証見返を除く)×100
4.資本当期純利益率=当期剰余金(税引後)/純資産勘定平均残高×100
2.貯貸率・貯証率
(単位:%)
区分
貯貸率
平成24年度
期
期
貯証率
中
期
平
平成25年度
増減
末
12.83
12.62
▲ 0.21
均
13.82
13.16
▲ 0.66
末
-
期 中 平 均
(注)1.貯貸率(期 末)=貸出金残高/貯金残高×100
2.貯貸率(期中平均)=貸出金平均残高/貯金平均残高×100
3.貯証率(期 末)=有価証券残高/貯金残高×100
4.貯証率(期中平均)=有価証券平均残高/貯金平均残高×100
-
-
-
-
Ⅴ 自己資本の充実の状況
1.自己資本の状況
◇自己資本の充実の状況
当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニーズに応えるため、財務
基盤の強化を経営の重要課題として取り組んでいます。内部留保に努めるとともに、不良債権処理及
び業務の効率化に取り組んだ結果、平成25年12月末における自己資本比率は、25.10%となりました。
◇経営の健全性の確保と自己資本の充実
当JAの自己資本は、組合員の普通出資によっています。
○ 普通出資による資本調達額 157百万円 (前年度 157百万円 )
当JAは、 「自己資本比率算出要領」 を制定し、適正なプロセスにより正確な自己資本比率を
算出して、当JAが抱える信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応
した十分な自己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めて
います。
-34-
2.自己資本の構成に関する事項
(単位:百万円、%)
項 目
平成24年度
出資金
うち後配出資金
平成25年度
157
157
0
0
回転出資金
0
0
再評価積立金
0
0
資本準備金
0
0
利益準備金
315
315
リスク管理積立金
192
215
8
8
170
170
20
20
0
0
税効果積立金
特別積立金
次期繰越剰余金
(又は次期繰越損失金▲)
処分未済持分(▲)
その他有価証券の評価差損(▲)
―
―
営業権相当額(▲)
0
0
企業結合により計上される無形固定資産相当額(▲)
0
0
証券化取引により増加した自己資本に相当する額(▲)
0
0
863
886
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%相当額
0
0
一般貸倒引当金
4
4
負債性資本調達手段等
0
0
基本的項目(A)
負債性資本調達手段
0
0
期限付劣後債務
0
0
0
0
補完的項目不算入額(▲)
補完的項目(B)
自己資本総額(A+B) (C)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
4
4
868
891
0
0
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
0
0
期限付劣後債務及びこれに準ずるもの
0
0
非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用いる保証又は
クレジット・デリバティブの免責額に係る控除額
0
0
基本的項目からの控除分を除く、自己資本控除とされる証券化エクスポー
ジャー(ファンドのうち裏付資産を把握できない資産を含む。)及び信用補完機
能を持つI/Oストリップス(告示第223条を準用する場合を含む。)
0
0
控除項目不算入額(▲)
0
0
控除項目(D)
0
0
自己資本額(C-D) (E)
資産(オン・バランス項目)
オフ・バランス取引等項目
868
891
2,974
3,009
0
0
530
541
3,505
3,550
基本的項目比率(A/F)
24.64%
24.97%
自己資本比率(E/F)
24.77%
25.10%
オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た値
リスク・アセット等計(F)
(注)1.平成18年3月28日金融庁・農林水産省告示第2号「農業協同組合等がその健全性を判断するための基準」に定められた算式に基づき算出し
たものです。
2.当JAは、信用リスク・アセット額の算出にあたっては標準的手法、適格金融資産担保の運用については信用リスク削減手法の簡便手法を、
オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用しています。
3.当JAが有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。
-35-
3.自己資本の充実度に関する事項
信用リスクに対する所要自己資本の額及び区分ごとの内訳
(単位:百万円)
平成24年度
平成25年度
リスク・アセッ 所要自己資本 エクスポー リスク・アセッ 所要自己資本
エクスポー
ト額
額
ト額
額
ジャーの期末
ジャーの期末
残高
残高
a
b=a×4%
a
b=a×4%
我が国の中央政府及び中央銀行
向け
我が国の地方公共団体向け
0
0
0
0
0
0
620
0
0
673
0
0
地方公共団体金融機構向け
0
0
0
0
0
0
我が国の政府関係機関向け
0
0
0
0
0
0
地方三公社向け
0
0
0
0
0
0
9,243
1,981
79
9,575
2,048
81
法人等向け
20
20
0
10
10
0
中小企業等向け及び個人向け
39
16
0
34
13
0
抵当権付住宅ローン
金融機関及び第一種金融商品取引業
者向け
36
12
0
32
10
0
不動産取得等事業向け
0
0
0
0
0
0
三月以上延滞等
0
0
0
4
2
0
208
20
0
209
20
0
2
0
0
3
0
0
信用保証協会等及び(株)企業再生機
構による保証付
共済約款貸付
383
383
15
385
385
15
複数の資産を裏付とする資産(所謂ファン
ド)のうち、個々の資産の把握が困難な資
産
0
0
0
0
0
0
証券化
0
0
0
0
0
0
出資等
上記以外
合計
オペレーショナル・リスクに対する所要
自己資本の額
<基礎的手法>
625
540
21
608
519
20
11,179
2,974
118
11,536
3,009
120
オペレーショナル・リスク相当 所要自己資 オペレーショナル・リスク相当 所要自己資
額を8%で除して得た額
額を8%で除して得た額
本額
本額
a
530
リスク・アセット等(分母)計
総所要自己資本額
a
3,505
b=a×4%
21
総所要自己
資本額
a
541
リスク・アセット等(分母)計
b=a×4%
140
a
3,550
b=a×4%
21
総所要自己
資本額
b=a×4%
142
(注)1.「リスク・アセット額」の欄には、信用リスク削減効果適用後のリスク・アセット額を原エクスポージャーの種類ごとに記載しています。
2.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具体的には貸出金や有価証券等が該当します。
3.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「金融機
関及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。
4.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産に係る信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポージャーに階層化し、その一部
または全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。
5.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の公共部門向け・国債開発銀行
向け・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。
6.当JAでは、オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、基礎的手法を採用しています。
〈オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)〉
(粗利益(正の値の場合に限る)×15%)の直近3年間の合計額
直近3年間のうち粗利益が正であった年数
÷8%
-36-
4.信用リスクに関する事項
① 標準的手法に関する事項
当JAでは自己資本比率算出要領にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法により算出しています。
また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウェイトの判定にあたり使用する格付等は次のとおりです。
(ア) リスク・ウェイトの判定にあたり使用する格付は、以下の適格格付機関による依頼格付のみ使用し、非依頼格付は
使用しないこととしています。
適格格付機関
株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ)
株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody’s)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)
フィッチレーテティングスリミテッド(Fitch)
(注)「リスク・ウェイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出するための掛目のことです。
(イ)リスク・ウェイトの判定にあたり使用する適格格付機関の格付又はカントリー・リスク・スコアは、主に以下のとおりです。
エクスポージャー
適格格付機関
カントリーリスク・スコア
金融機関向けエクスポージャー
法人等向けエクスポージャー
(長期)
法人等向けエクスポージャー
(短期)
日本貿易保険
R&Ⅰ,Moody’s,JCR,S&P,Fitch
R&Ⅰ,Moody’s,JCR,S&P,Fitch
② 信用リスクに関するエクスポージャー(地域別、業種別、残存期間別)及び三月以上延滞エクスポージャーの期末残高
(単位:百万円)
平成24年度
平成25年度
うち貸出金等
三月以上延滞
エクスポー
ジャー期末残
高
三月以上延滞 信用リスクに関するエクスポージャーの残高
エクスポー
ジャー期末残
うち貸出金等
うち債券
高
信用リスクに関するエクスポージャーの残高
うち債券
農業
14
14
0
0
11
11
0
0
林業
0
0
0
0
0
0
0
0
水産業
0
0
0
0
0
0
0
0
製造業
0
0
0
0
0
0
0
0
鉱業
0
0
0
0
0
0
0
0
建設・不動産業
0
0
0
0
0
0
0
0
水道業
0
0
0
0
0
0
0
0
運輸・通信業
0
0
0
0
0
0
0
0
金融・保険業
9,242
法
人 電気・ガス・熱供給・
166
0
0
9,574
166
0
0
卸売・小売・飲食・
サービス業
日本国政府・地方公
共団体
0
0
0
0
0
0
0
0
620
620
0
0
673
673
0
0
上記以外
0
404
20
0
0
396
10
0
個 人
476
473
0
0
458
455
0
4
その他
422
0
0
0
911
0
0
0
業種別残高計
11,179
1,294
0
0
12,025
1,315
0
4
1年以下
9,133
56
0
9,471
62
0
1年超3年以下
89
89
0
68
68
0
3年超5年以下
147
147
0
54
54
0
5年超7年以下
36
36
0
74
74
0
7年超10年以下
164
164
0
135
135
0
10年超
752
752
0
876
876
0
856
47
0
854
43
0
11,179
1,294
0
11,536
1,315
0
期限の定めのないもの
残存期間別残高計
(注)1.信用リスクに関するエクスポージャーの残高には、資産並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額を含みます。
2.「貸出金等」とは、貸出金のほか、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランスシート・エクスポージャーを含んでいます。「コミットメント」とは、契約した期間及び
の範囲でお客様のご請求に基づき、金融機関が融資を実行する契約のことをいいます。「貸出金等」にはコミットメントの融資可能残額も含めています。
3.「店頭デリバティブ」とは、スワップ等の金融派生商品のうち相対で行われる取引のものをいいます。
4.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエクスポージャーをいいます。
5.「その他」には、ファンドのうち個々の資産の把握が困難な資産や固定資産等が該当します。
6.当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しています。
-37-
③ 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:百万円)
平成24年度
区分
期首残高
期中増加
額
平成25年度
期中減少額
期中減少額
期首残高 期中増加額
期末残高
目的使用
その他
期末残高
目的使用
その他
一般貸倒引当金
4
4
4
4
4
4
4
4
個別貸倒引当金
16
15
16
15
15
15
15
15
④ 業種別の個別貸倒引当金の期末残高・期中増減額及び貸出金償却等の額 (単位:百万円)
平成24年度
区分
平5年度
期中減少額
期中減少額
期首残高 期中増加額
期末残高 貸出金償却 期首残高 期中増加額
目的使用
その他
期末残高 貸出金償却
目的使用
その他
農業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
林業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
水産業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
製造業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
鉱業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
法
建設・不動産業
人
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
電気・ガス・熱供
給・水道業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
運輸・通信業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
金融・保険業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
卸売・小売・飲食・
サービス業
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
上記以外
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
16
15
0
16
15
0
15
15
0
15
15
0
16
15
0
16
15
0
15
15
0
15
15
0
個人
業種別残高計
(注) 当JAでは国内の限定されたエリアで事業活動を行っているため、地域別の区分は省略しています。
⑤ 信用リスク削減効果勘案後の残高及び自己資本控除額
(単位:百万円)
平成24年度
格付なし
格付あり
リスク・ウェイト0%
信 リスク・ウェイト10%
用
リ リスク・ウェイト20%
ス
ク
リスク・ウェイト35%
削
減
効 リスク・ウェイト50%
果
勘 リスク・ウェイト75%
案
後 リスク・ウェイト100%
残
高 リスク・ウェイト150%
平成25年度
計
格付あり
格付けなし
計
0
659
659
0
777
777
0
200
200
0
201
201
0
9,077
9,077
0
9,409
9,409
0
35
35
0
32
32
0
0
0
0
0
0
0
22
22
0
17
17
20
1,105
1,125
0
1,097
1,097
0
0
21
0
0
0
0
556
556
0
0
0
自己資本控除額
0
0
0
0
0
0
計
20
11,656
11,677
0
11,536
11,536
その他
(注)
1. 「格付あり」にはエクスポージャーのリスク・ウェイト判定において格付を使用しているもの、「格付なし」にはエクスポージャーのリスク・ウェイト判定に
おいて格付を使用していないものを記載しています。なお、格付は適格格付機関による依頼格付のみ使用しています。
2. 自己資本控除額には、非同時決済取引に係る控除額、信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・デリバティブの免責額に係る控除額
があります。
-38-
5.信用リスク削減手法に関する事項
① 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額の算出において、エクスポージャーに対して一定の要件
を満たす担保や保証等が設定されている場合に、エクスポージャーのリスク・ウェイトに代えて、担保や保証人に対するリスク・ウェイトを
適用するなど信用リスク・アセット額を軽減する方法です。
当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出要領」にて定めています。
信用リスク削減手法として、「適格金融資産担保」、「保証」、「貸出金と自組合貯金の相殺」を適用しています。
適格金融資産担保付取引とは、エクスポージャーの信用リスクの全部又は一部が、取引相手又は取引相手のために第三者が提供す
る適格金融資産担保によって削減されている取引をいいます。当JAでは、適格金融資産担保付取引について信用リスク削減手法の簡
便法を用いています。
保証については、被保証債権の債務者よりも低いリスク・ウェイトが適用される中央政府等、わが国の地方公共団体、地方公共団体金
融機構わが国の政府関係機関、外国の中央政府以外の公共部門、国際開発銀行、及び金融機関又は第一種金融商品取引業者、これ
で長期格付がA-又はA3以上の格付を付与しているものを適格保証人とし、エクスポージャーのうち適格保証人に保証された被保証部
分について、被保証債権のリスク・ウェイトに代えて、保証人のリスク・ウェイトを適用しています。
貸出金と自組合貯金の相殺については、①取引相手の債務超過、破産手続開始の決定その他これらに類する事由にかかわらず、貸
出金と自組合貯金の相殺が法的に有効であることを示す十分な根拠を有していること、②同一の取引相手との間で相殺契約下にある貸
出金と自組合貯金をいずれの時点においても特定することができること、③自組合貯金が継続されないリスクが監視及び管理されてい
ること、④貸出金と自組合貯金の相殺後の額が、監視及び管理されていること、の条件をすべて満たす場合に、相殺契約下にある貸出
金と自組合貯金の相殺後の額を信用リスク削減手法適用後のエクスポージャー額としています。
担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価の見直しを行っています。なお、主要な担保の
種類は自組合貯金です。
② 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
(単位:百万円)
区分
平成24年度
適格金融
資産担保
平成25年度
適格金融
資産担保
保証
保証
地方公共団体金融機構向け
0
0
0
0
我が国の政府関係機関向け
0
0
0
0
地方三公社向け
0
0
0
0
金融機関及び第一種金融商品取引業者向
け
0
0
0
0
法人等向け
0
0
0
0
中小企業等向け及び個人向け
0
0
0
0
抵当権付住宅ローン
0
0
0
0
不動産取得等事業向け
0
0
0
0
三月以上延滞等
0
0
0
0
証券化
0
0
0
0
上記以外
0
0
2
0
合計
0
0
2
0
(注)1.「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、主なものとしては貸出金や有価証券等が該当します。
2.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「金融機関及び第
一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」等においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。
3.「証券化(証券化エクスポージャー)」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポージャーに階層化し、その一部または全
部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。
4.「上記以外」には、現金・外国の中央政府及び中央銀行向け・国際決済銀行等向け・外国の中央政府等以外の公共部門向け・国際開発銀行向け・取立
未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれます。
5.「クレジット・デリバティブ」とは、第三者(参照組織)の信用リスクを対象に、信用リスクを回避したいもの(プロテクションの買い手)と信用リスクを取得した
い者(プロテクションの売り手)との間で契約を結び、参照組織に信用事由(延滞・破産など)が発生した場合にプロテクションの買い手が売り手から契約
に基づく一定金額を受領する取引をいいます。
6.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
該当する取引はありません。
7.証券化エクスポージャーに関する事項
該当する取引はありません。
-39-
8.出資等又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
① 出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
「出資等」とは、主に貸借対照表上の有価証券勘定及び外部出資勘定の株式又は出資として計上されているものであり、当JAにおいては、
これらを①子会社及び関連会社株式、②その他有価証券、③系統及び系統外出資に区分して管理しています。
①子会社及び関連会社については、経営上も密接な連携を図ることにより、当JAの事業のより効率的運営を目的として、株式を保有しています。
これらの会社の経営については毎期の決算書類の分析の他、毎月定期的な連絡会議を行う等適切な業況把握に努めています。
②その他の有価証券については中長期的な運用目的で保有するものであり、適切な市場リスクの把握及びコントロールに努めています。具体的
には、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及びポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会で運用方針を定めるとともに経営層で
構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は理事会で決定した運用方針及びALM
委員会で決定された取引方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引については企画管理部門が
適切な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
③系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、日常的な協議を通じた連合会等の財務健全化を求めて
おり、系統外出資についても同様の対応を行っています。
なお、これらの出資等の評価等については、①子会社及び関連会社については、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当
金を、②その他有価証券については時価評価を行ったうえで、取得原価との評価差額については「その他有価証券評価差額金」として純資産の部
に計上しています。③系統及び系統外出資については、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて外部出資等損失引当金を設定しています。また、
評価等重要な会計方針の変更等があれば、注記表にその旨記載することとされています。
② 出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価
(単位:百万円)
平成24年度
貸借対照表計上額
上場
平成25年度
時価評価額
貸借対照表計上額
時価評価額
0
0
0
0
非上場
383
383
385
385
合計
383
383
385
385
(注) 「時価評価額」は、時価のあるものは時価、時価のないものは貸借対照表計上額の合計額です。
③ 出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益
(単位:百万円)
平成24年度
売却益
平成25年度
売却損
0
償却額
0
売却益
0
売却損
0
償却額
0
0
④ 貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額(保有目的区分をその他有価証券としている株式・出資の
評価損益等)
(単位:百万円)
平成24年度
評価益
評価損
0
平成25年度
評価益
評価損
0
0
0
⑤ 貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額(子会社・関連会社株式の評価損益等)
(単位:百万円)
平成24年度
評価益
評価損
0
平成25年度
評価益
評価損
0
0
0
-40-
9. 金利リスクに関する事項
① 金利リスクの算定方法の概要
金利リスクは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが
存在する中で金利が変動することにより、利益が減少ないし損失を被るリスクをいいます。
当JAでは、金利リスク量を計算する際に基本的な事項を「金利リスク量計算要領」に、またリス
ク情報の管理・報告に係る事項を「余裕金運用リスク管理規程」に定め、適切なリスクコントロー
ルに努めています。
具体的な金利リスクの算定方法、管理方法は以下のとおりです。
・市場金利が上下に2%変動した時(ただし0%を下限)に発生する経済価値の変化額(低下額)
を金利 リスク量として毎月算出しています。
・要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求によって随時払
い出される要求払貯金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する貯金をコア貯
金と定義し、①過去5年の最低残高、②過去5年の最大年間流出量を現残高から差し引いた
残高、 ③現高の50%相当額のうち、最小の額を上限とし、0~5年の期間に均等に振り分け
て(平均残存2.5年)リスク量を算定しています。
・金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。
金利リスク=運用勘定の金利リスク量+調達勘定の金利リスク量(▲)
算出した金利リスク量は毎月経営層に報告するとともに、四半期ごとにALM委員会及び理事会
に報告して承認を得ています。また、これらの情報を踏まえ、四半期ごとに運用方針を策定してい
ます。
② 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
(単位:百万円)
平成24年度
金利ショックに対する損益・経済価値
の増減額
平成25年度
18
-41-
19
【JAの概要】
1.機構図
-42-
2.役員(平成25年12月末)
役職名
氏名
代表権の有無
役職名
氏名
理
代表権の有無
代 表 理 事 組 合 長中
谷
伸
夫
有
事濱
崎
達
夫
理
事吉
村
安
弘
無
〃
西
中
宏
美
無
〃
小
路
政
敏
無
〃
神
子
無
〃
新
出
吉
弘
無
〃
中
司
無
代
表
監
島
美
佐
真
〃
藤
原
哲
雄
無
事喜
多
忠
男
無
〃
松
本
良
雄
無
〃
中
橋
政
久
無
〃
尾
上
繁
翁
無
〃
向
井
孝
美
無
(注)監事中橋は農協法第30条第12項に定める員外監事であります。
3.組合員数
(単位:人)
種類
平成24年度
正 組 合 員 数
個
人
法
人
准 組 合 員 数
平成25年度
増減
902
892
▲ 10
899
887
▲ 12
3
5
2
526
521
▲5
514
510
▲4
個
人
法
人
12
11
▲1
合
計
1428
1413
▲ 15
4.組合員組織の状況
(単位:人)
組織名
JA内浦町女性部
集落組織
JA内浦町直売所生産者部会
JA内浦町遊休農地対策部会
施設部会
田
無
構成員数
組織名
構成員数
53 カボチャ部会
35
39集落 西瓜部会
9
300 キャベツ部会
2
9 ブロッコリー部会
13
10
5.地区
松 波 地 区
木 郎 地 区
秋 吉 地 区
宮 崎 地 区
小 木 地 区
-43-
6.沿革・歩み
昭和37年8月28日県下では初の一郡一農協として、旧松波、木郎、宮崎の三農協が合併し、内浦町農協として
発足、昭和47年12月農協会館(本館)の新築、同時に、くみあいマーケットを開店、平成7年ライスセンター新設
平成12年農産物集出荷施設、営農拠点施設を新設、平成18年農産物直売所(おくのといち)を開店し農業振興
に努めている。
7.店舗等のご案内
(単位:台)
所在地の住所
店舗・施設の名称
本
所 〒927-0602 鳳珠郡能登町松波10-54甲1
店舗外CD・ATM設置場所
所在地の住所
本 所 〒927-0602 鳳珠郡能登町松波10-54甲1
-44-
電話番号
CD・ATM設置台数
0768-72-1238
ATM1台
CD・ATMの区別
営業日(平日・土・日)
ATM
平日・土
自己資本比率の算定に関する用語解説一覧
用語
自己資本比率
内容
自己資本比率の額をリスク・アセット等の総額(信用リスク・アセット額及び
オペレーショナル・リスク相当額)で除して得た額。国内基準を採用する金融
機関では4%以上が必要とされていますが、JAバンクでは自主的な取り決め
により8%以上が必要とされています。
基本的項目(Tier Ⅰ)
自己資本比率を算出する際の概念のひとつで、自己資本の中心となるものであ
り、出資金や資本準備金、利益準備金などが該当します。
補完的項目(Tier Ⅱ)
自己資本比率を算出する際の概念のひとつで、自己資本のうち基本的項目を補
完するものであり、一般貸倒引当金や負債性資本調達手段などが該当します。
控除項目
自己資本比率を算出する際の概念のひとつで、自己資本から除くものであり、
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額や証券化エクスポージャー
の一部などが該当します。
エクスポージャー
リスクを有する資産並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引(以下「資産
等」といいます。)の与信相当額のことです。
リスク・ウェイト
リスクを有する資産等を保有するために必要な自己資本額を算出するためのリ
スクの大きさに応じた掛目のことです。
信用リスク・アセット額
エクスポージャー(リスクを有する資産等)に対して、信用リスク削減手法を
適用後、対応するリスクの大きさに応じた掛目(リスク・ウェイト)を乗じて
算出したものです。
所要自己資本額
リスクを有する資産等を保有するのに必要となる自己資本の額のことです。国
内基準では各リスク・アセットに4%を乗じた額となります。
オペレーショナル・リスク
金融機関の業務において不適切な処理等により生じるリスクのことを指し、不
(相当額)
適切な事務処理により生じる事務リスクやシステムの誤作動により生じるシス
テムリスクなどが該当します。なお、自己資本比率の算出にあたっては、一定
の手法によりオペレーショナル・リスクを数値化した額をオペレーショナル・
リスク相当額として分母に加算します。
基礎的手法
新BIS規制においてオペレーショナル・リスク相当額を算出する最も簡易な手
法です。1年間の粗利益に0.15を乗じた額の直近三年間の平均値によりオペレ
ーショナル・リスク相当額を算出する方法です。1年間の粗利益は、事業総利
益から信用事業に係るその他経常収益、信用事業以外の事業に係るその他の収
益、国債等債券売却益・償還益、補助金受入額を控除し、信用事業に係るその
他経常費用、信用事業以外の事業に係るその他の費用、国債等債券売却損・償
還損・償却、役務取引等費用及び金銭の信託運用見合費用を加算して算出して
います。
抵当権付住宅ローン
住宅ローンのうち、抵当権が第1順位かつ担保評価額が十分であるもののこと
です。
コミットメント
契約した期間・融資枠の範囲内で、お客さまのご請求に基づき、金融機関が融
資を実行することを約束する契約における融資可能残額のことです。
証券化エクスポージャー
証券化とは、原資産に係る信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポ
ージャーに階層化し、その一部又は全部を第三者に移転する性質を有する取引
のことであり、証券化エクスポージャーとは証券化に伴い第三者に移転する資
産のことです。
-45-
用語
店頭デリバティブ
内容
株式や金利、為替などの通常の取引から派生した比較的小さな金額で仮想的に
大きな原資産を取引する金融商品取引のうち、金融機関や証券会社の店頭で相
対で行われる取引のことです。
クレジット・デリバティブ
信用リスクをヘッジ(回避・低減)するために、債務者である会社等の信用力
を指標に将来受け渡す損益を決める取引です。
カレント・エクスポージャ
派生商品取引及び長期決済期間取引を時価評価することにより算出する再構築
ー方式
コスト(同一の取引を取引の相手方において取引の継続的履行が不可能となっ
たような場合に、同一の取引を市場で再構成する場合に必要となるコスト)に
当該取引の想定元本(取引にかかる利息等を計算するための名目の元本)に取
引内容や期間に応じた一定の掛目を乗じて算出される金額を加算することで与
信相当額を算出する方法のことです。
プロテクションの購入及び
プロテクションの購入とは、クレジット・デリバティブ取引において信用リス
提供
クをヘッジ(回避・低減)するための取引をいい、プロテクションの提供とは、
保証を与える取引を指します。
信用リスク削減手法
金融機関が保有している信用リスクを軽減する措置であり、新BIS規制では、
貯金や有価証券など一定の要件を満たす担保や保証がある場合には、担保や保
証人のリスク・ウェイトに置き換えることができます。
想定元本
投資元本がない金融派生商品において、金利計算等を行うための名目上の元本
のことです。
再構築コスト
同一の取引を市場で再度構築するのに必要なコスト(ただし0を下回らない)
をいいます。
派生商品取引
有価証券取引等から派生し、原資産の価格によりその価格が決定される商品の
ことであり、先物、オプション、スワップ取引等が該当します。
オリジネーター
証券化の対象となる原資産を元々所有している立場にあることを指します。
信用補完機能を持つ1/Oス
信用補完機能を持つI/Oストリップスとは、原資産から将来において生じるこ
トリップス
とが見込まれた金利収入等の全部又は一部を受ける権利であって、金融機関が
留保又は譲り受けた他に劣後しているものをいいます。
金利ショック
保有している資産や負債等に金利の変化をあてはめることです。
上下200ベーシスポイント
金利リスクの算出において、市場金利が一律2%(0.01%が1ベーシスポイン
の平行移動
ト)上昇あるいは低下した場合の現在価値の変化額を算出する方法のことです。
1パーセンタイル値・99パ
金利リスク量の算出において、各期間ごとの金利の1年前との変化幅のデータ
ーセンタイル値
を最低5年分集め、小さい方から大きい方へ並べて、データ数の1%目もしく
は99%目の値を変化幅として使用する方法のことです。
アウトライヤー基準
金融機関が保有する金利リスク量が自己資本(基本的項目と補完的項目)に対
して20%を超える経済価値の低下が生じる場合にアウトライヤーとし、当局が
早期警戒制度の枠組みの中でモニタリングを行います。
-46-
ディスクロージャー開示項目対比掲載ページ
<概況及び組織に関する事項>
g.貯貸率の期末値及び期中平均
1.業務の運営の組織・・・・・・・・
42~44
値・・・・・・・・・・・・・・
2.理事及び監事の氏名及び役職名・・
43
④ 有価証券に関する指標
3.事務所の名称及び所在地・・・・・
44
a.商品有価証券の種類別の平均
残高・・・・・・・・・・・・・
<主要な業務の内容>
4.主要な業務の内容・・・・・・・・
別の残高・・・・・・・・・・・
該当なし
c.有価証券の種類別の平均残高・
該当なし
d.貯証率の期末値及び期中平均
5.直近の事業年度における事業の概
値・・・・・・・・・・・・・・
34
4
6.直近の5事業年度における主要な
業務の状況を示す指標・・・・・・・
該当なし
b.有価証券の種類別の残存期間
9
<主要な業務に関する事項>
要・・・・・・・・・・・・・・・・
34
<業務の運営に関する事項>
8.リスク管理の体制・・・・・・・・
5
7.直近の2事業年度における主要な
9.法令順守の体制・・・・・・・・・
7~8
事業の状況を示す指標
10.中小企業の経営の改善及び地域の
① 主要な業務の状況を示す指標
活性化のための取組の状況・・・・・
11.苦情処理措置及び紛争解決措置の
該当なし
内容・・・・・・・・・・・・・・・
7~8
a.事業粗利益及び事業粗利益率・
24
25
b.資金運用収支、役務取引等収
支及びその他事業収支・・・・・
25
c.資金運用勘定並びに資金調達
<直近の2事業年度における財産の状況>
勘定平均残高、利息、利回り及
12.貸借対照表、損益計算書及び剰余
び総資金利ざや・・・・・・・・
25
金処分計算書・・・・・・・・・・・
d.受取利息及び支払利息の増減・
25
13.貸出金にかかる事項
e.総資産経常利益率及び資本経
常利益率・・・・・・・・・・・
34
f.総資産当期純利益率及び資本
当期純利益率・・・・・・・・・
10~21
① 破綻先債権に該当する貸出金・・
29
② 延滞債権に該当する貸出金・・・
29
③ 3カ月以上延滞債権に該当する
34
貸出金・・・・・・・・・・・・・
29
② 貯金に関する指標
④ 貸出条件緩和債権に該当する貸
a.流動性貯金、定期性貯金、譲
出金・・・・・・・・・・・・・・
29
渡性貯金、その他の貯金の平均
14.自己資本の充実の状況・・・・・・
34~41
残高・・・・・・・・・・・・・
26
15.次に掲げるものに関する取得価額
b.固定金利定期貯金、変動金利
又は契約価額、時価及び評価損益
定期貯金及びその他の区分ごと
① 有価証券・・・・・・・・・・・
該当なし
② 金銭の信託・・・・・・・・・・
該当なし
③ 貸出金等に関する指標
③ 金融先物取引等・・・・・・・・
該当なし
a.手形貸付、証書貸付、当座貸
16.貸倒引当金の期末残高及び期中の
の定期貯金の残高・・・・・・・
越及び割引手形の平均残高・・・
26
26
b.固定金利及び変動金利の区分
ごとの貸出金の残高・・・・・・
26
c.担保の種類別の貸出金残高及
び債務保証見返額・・・・・・・
27
d.使途別の貸出金残高・・・・・
27
e.主要な農業関係の貸出実績・・
28
f.業種別の貸出金残高及び当該
貸出金残高の貸出金の総額に対
する割合・・・・・・・・・・・
28
増減額・・・・・・・・・・・・・・
31
17.貸出金償却額・・・・・・・・・・
31
内浦町農業協同組合
〒 927-0602 石川県鳳珠郡能登町字松波 10 字 54 番甲 1
TEL.0768-72-1238
FAX.0768-72-1014
ホームページアドレス
http://www.is-ja.jp/uchiura/