日 からの4 ペルー 南 部アンデスの町パウカル タンボでは、毎 年7 月 日 間 、町 全 体 を 舞 台にし た 盛 大 な 仮 面の祭 り が 行 わ れ る 。 種 類の た 人 全 員で 盛 り 上 が れる 、活 気 に が、 パウカルタンボの祭 り は、集 まっ 者でな け れば 踊 り 子 にはな れ ない ダンス合 戦 まである 。この町の出 身 忘れないようにと、墓 地で華やかな ま た 、生 前 に 踊 り 子 だった 先 祖 を 一 年の願いをかけられる日も ある。 あ れば、観 客 が 聖 女カルメンに触 れ 巻 き 込 んでプレゼント を 配 る日 も だ けでは ない。踊 り 子 た ち が 客 を 催しだが、観 客は遠 くから見ている めら れ た 聖 女 カルメンを た た え る 祭 り は 町のカト リック 教 会 に 納 に、誰もが引 き 込まれてしまう 。 独 特で時には滑 稽にも 見 える踊 り 観 客 は 圧 倒 され、き らびやかさ と、 んなことよ り も 強 烈 な 顔の作 りに バラエティーに富んでいる 。だが、そ ど 実に色 と り ど り 。踊 り も 衣 装 も やパン屋 、闘 牛 士 、黄 熱 病 病 原 菌 な ゾン部 族 、黒 人 奴 隷 、 アンデス庶 民 り、 アンデス高 地の商 人 、悪 魔 、 アマ 係のあ るものがモチーフとなってお 仮 面 は、 ペルーの歴 史や 風 土に関 踊り歩 く 。 ら 晩 まで 歌いながら 町 中の路 地 を 仮 面で着 飾った踊 り 子たちが、朝か 16 溢れた見 応 えのある祭 典だ。 フォトエッセイスト。ペルーを拠点に、環境問題、先住民の文化習慣など世界の情報をメディアを通して紹介している。著書に『アンデスの 祭り』、 『 世界遺産の町クスコで暮らす』 ( 共に千早書房) など。 文・写真=すずき ともこ 15 22 7月 聖女カルメンの祭り アンデス 仮面踊りの大行進
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