シンクライアント導入の課題を解決する コンポジット型シンクライアントソリューションを販売開始 2008 年 1 月 22 日 昭和電線ホールディングス株式会社 株式会社アクシオ SWCCグループ(持株会社:昭和電線ホールディングス㈱ 取締役社長 富井俊夫)において、 ネットワーク・ソリューション事業を展開する株式会社アクシオ(東京都港区、代表取締役社長:江西 和彦)は、情報漏えい対策としてシンクライアントを導入する際の課題であった、導入コストやマルチユー ザ環境に対応しないアプリケーションなど問題を解決するコンポジット型(複合型)のシンクライアントソリ ューション(*1)の販売を開始します。 シンクライアント端末とサーバの接続管理を行う「コネクション・ ブローカ」の無償提供も行います。 最近では、シンクライアントにおいて端末やソリューションの選択肢が増えて、情報漏えい対策と してシンクライアントの導入を検討する企業や自治体が多くなっています。しかし、依然として導入 コストやマルチユーザ環境に対応しないアプリケーションの問題、動画への対応といった課題により、 導入に至らない場合もあります。また、画面転送方式(*2)、仮想 PC 方式(*3)やネットブート方式(*4) などのシンクライアント環境を構成する方式によってもその課題が異なり、お客様もどの方式を採用 すれば良いのか判断できない状況です。そこで、多くのお客様の環境に対応するためには、同一方式 ではなく複合型のシンクライアント構成が要求されるのです。 アクシオでは、2006 年 4 月から自宅からのアクセス用も含めて全社の PC をシンクライアントに置 き換えて運用しており、シンクライアントを利用するユーザの立場でこれらの課題を理解してきまし た。そこで、画面転送方式 [Citrix Presentation Server(CPS)と Windows Terminal Service(WTS) との併用] と仮想 PC 方式を複合的に利用するコンポジット型シンクライアントを採用することで、こ れらの課題を克服しています。 (*1)シンクライアントソリューション:ハードディスクを持たない PC でシステム構成することにより、データをサー バ側で一括管理でき、OS やアプリケーションの設定をサーバ側あるいはセンター側で集中的に管 理可能となり、管理コストの低減を実現する。 (*2)画面転送方式:アプリケーションの実行はすべてサーバ側で処理され、クライアント端末にはその処理結果が画像 として表示される方式である。代表例として CPS、WTS 技術によるものがある。 (*3)仮想 PC 方式:仮想化技術を利用してクライアント端末は、仮想サーバのゲスト OS の上でアプリケーションを実 行する。 (*4)ネットブート方式:起動時に OS やアプリケーションをネットワーク経由でクライアント側にダウンロードして実 行する方式 【コンポジット型シンクライアント概要】 コンポジット型シンクライアントでは、リモートアクセスの有無やネットワーク帯域、利用アプリ ケーションなどの利用環境を考慮して、画面転送方式と仮想 PC 方式を複合的に構成します。今回、無 償提供する接続管理ツールである「コネクション・ブローカ」により、ユーザ ID から個人毎の設定フ ァイルを自動的にシンクライアントに反映することで、各方式のサーバへの接続管理を行うことが可 能となります。このように複合的なシンクライアント構成が可能となり、低コストながらアプリケー ションの対応などの課題をクリアしたシンクライアント環境が構築できます。 また、Wyse Technology 社の TCX(Thin Client Extension)技術の採用により、画面転送方式時の動 画再生の問題や USB デバイスの接続問題もクリアできます。 【販売価格】100 ユーザのシンクライアント環境の例) WTS 60 ユーザ、CPS 30 ユーザ、仮想 PC 10 ユーザとして構成した場合では、 1 ユーザ当り¥99,800~(*5)と従来価格のほぼ半額の価格(*6)で構成できることとなります。 (*5)本価格は、サーバ側、クライアント側のハードウェアおよびソフトウェアライセンス費用の合計額であ り、ディスプレイ、構築費用は含みません。また、環境により大きく変わる場合がございます。詳細は お問合わせください。 (*6)当社比較 【セミナー】 下記日程にて 「コンポジット型シンクライアント紹介セミナー」を開催します。 開催日時:2 月 21 日(木)14:00~16:30 会場:東京コンファレンスセンター品川 4F 401 号室 定員:30 名 参加費:無料(事前登録制) お申込み:弊社ホームページのお申込みページから可能です。 http://www.axio.co.jp/event/seminar/080221/summary.html 【株式会社アクシオについて 】 アクシオは創業以来「Standing on your Viewpoint」をスローガンにお客様の多様なニーズに対して、お客 様の視点で IT を考え最適なソリューションを提案しています。内部統制ソリューションとして注目されるアクセ ス管理の前提となる統合型 ID 管理(IDM:アイデンティティマネジメント)の構築実績を多く持ち、最近では認 証ネットワークとシンクライアント事業にも注力しています。 代表取締役社長:江西 和彦 設立:1991 年 12 月 資本金:2 億 6000 万円 売上高:38 億 7500 万円(2007 年 3 月期) 従業員数:166 名(2007 年 4 月) URL:http://www.axio.co.jp/ 所在地:東京都港区虎ノ門 1-1-18 東京虎ノ門ビル 5F 【報道関係のお問い合わせ先】 昭和電線ホールディングス株式会社 総務統括部広報課 電話 03-5532-1911 【製品に関するお問い合わせ先】 株式会社アクシオ プロダクツ推進室 田村 e-mail: [email protected] 電話 : 03-5501-0940(平日 10:00~17:30 土日祝日、年末年始を除く) Fax : 03-5501-0954 〒105-0001 東京都港区虎ノ門 1-1-18 東京虎ノ門ビル 5F 掲載の会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
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