究極の平滑塗膜で燃費を大幅に低減!

究極の平滑塗膜で燃費を大幅に低減!
環境対応加水分解型 船底防汚塗料
進化した燃費低減効果
環境対応加水分解型 船底防汚塗料
高度な摩擦抵抗低減技術により船舶の燃費低減を実現した「SEAFLO NEO シリーズ」が、
新たなステージへと進化を遂げます。FIR 理論を基に、摩擦抵抗低減のための多角度からの
研究により誕生した究極の超平滑防汚塗料「SEAFLO NEO Z」、
「SEAFLO NEO SL Z」。
防食塗料の超平滑化、超平滑塗膜の長期維持を加えた3つの技術革新「Triple Synergy
Technology」により、さらなる燃費低減を実現します。
Innovated Polyester
特殊ポリエステル樹脂系
SEAFLO NEO Z は、新規開発の高性能加水分解ポリマーを採用しており、
塗装直後から航海後の長期間に亘り極めて摩擦抵抗の少ない超平滑塗膜を
形成・維持し、船舶の燃費低減に貢献します。また、業界最高の低 VOC
を達成し、環境に配慮した防汚塗料です。
1.2 %
(※)超低 FIR 仕様の場合
380g/L
VOC 量
Volume Solid
59%
Advanced Silyl
発展型シリル樹脂系
SEAFLO NEO SL Z は、先進のシリルテクノロジーと最適な顔料配合によ
り、超平滑な塗膜表面と最高の加水分解性能を実現します。効率の良い防
汚剤溶出により、少ない使用量で長期間安定した防汚性能を発揮します。
また、シリル樹脂の特性である塗膜性状を大幅に向上しており、滑らかな
塗膜を維持します。
1.5 %
(※)超低 FIR 仕様の場合
VOC 量
Volume Solid
413g/L
54%
FIR 差:8∼10
*∼-
※当社製品比
船舶が運航時に船体に受ける抵抗のうち、60
∼ 80%が船体摩擦抵抗であると言われてお
期待燃費低減率︵%︶
期待燃費低減率
9
SEAFLO NEO Z シリーズを採用することにより、
5 ∼ 8%の燃費低減が期待できます。
8
7
5 ∼ 8%
6
5
4
3
2
1
0
1
2
3
り、摩擦抵抗の低減は燃費低減に寄与します。
SEAFLO NEO Z
SEAFLO NEO Z シリーズ の超平滑塗膜によ
FIR : 1.2%
り、従来型加水分解塗料と比較して塗装仕様
で最大8%の燃費低減が期待できます。
4
5
6
7
8
SEAFLO NEO
当社従来加水分解型
FIR : 5.4 %
SEAFLO NEO SL Z
9
10
FIR 値(%)
FIR : 10.7%
※従来型塗装仕様
FIR : 1.5%
※ 超低FIR型塗装仕様
燃費低減効果をより正確に検証する
FIR値が低い
低燃費
= 低摩擦抵抗
(特許出願)
当社は「FIR 理論」を指標として、
さらなる燃費低減のため進化を続けてまいります。
FIR(%) = 2.62 × Rz2 ÷ RSm
(摩擦抵抗の増加率)
(係数)
(粗度)
(波長)
摩擦抵抗には塗膜表面の粗度(山の高さ)と波長(山と山の
間隔)が大きく関与します(下図参照)。当社は数多くの試験
と検証をもとに、粗度と波長から摩擦抵抗の増加率を算出す
当社は東京理科大学、東京農工大学、海上技術安全研究所と
の共同研究の結果、塗膜表面の粗度と波長の測定・評価によ
り摩擦抵抗を推定する FIR 理論を構築し、より正確な燃費低
波長
水中摩擦抵抗
概略図
船底防汚塗料(塗膜断面)
粗度
減効果の検証を行っています。
る「FIR 理論」を構築しました。
二重円筒式抵抗測定装置
摩擦抵抗: (東京理科大学との共同開発)
乱流:
海水
トルクセンサー
海水、真水
試験板(内筒)
外筒
当社ではラボの試験データのほか実船の塗膜レプリカの採取方法も
確立し、実データの収集にも努めています。 本カタログではこれ
までに収集した実船塗装データをもとに FIR 値を記載しています。
インバーター
モーター
二重円筒式抵抗測定試験の他に、スーパー
コンピューターを用いた流体シミュレーショ
ン、超高精度平行平板による水槽試験など、
さまざまな試験を行っています。
樹脂を塗膜表面に押し付
け、
塗膜形状を転写。
ラボに持ち帰り、
レーザーで表面解析。
当社は海洋環境を想定した試験を行っておりますが、実際の海洋環境にお
ける諸条件や船型、運航状況により燃費低減の度合いが異なってまいりま
すことを、
あらかじめご了承ください。
適 用
Advanced Silyl (SEAFLO NEO SL)
実 績
VLCC
Gas Carrier
Container Carrier
PCC
Container Carrier
LNGC/25ヶ月
VLCC
LNGC
Product Carrier
Chemical
Bulk Carrier
General Cargo
超平滑塗膜のための3つの技術革新
超低 FIR 防汚塗料
IG>EA:HNC:G<NI:8=CDAD<N
超低 FIR 防食塗料
+
超低 FIR 防食塗料
+
従来型防食塗料
+
従来加水分解型防汚塗料
Rz:42μm RSm:3980μm
Rz:46μm RSm:3665μm
Rz:111μm RSm:3024μm
FIR : 1.2 %
FIR : 1.5 %
FIR : 10.7 %
■ 摩擦抵抗増加率、約9割低減
■ 長期間継続する優秀な防汚性能
■ 多数の実績が示す安心の性能
(SEAFLO NEO, SEAFLO NEO SL)
※防食塗料1回塗りの場合。2 回塗りは 1.8%。
超低 FIR 防食塗料
※防食塗料1回塗りの場合。2 回塗りは 2.0%。
バンノー Z シリーズ
従来型防食塗料
Rz:50μm RSm:2291μm
Rz:119μm RSm:2470μm
■ 超平滑な防食塗料との組み合せでさらに低摩擦
■ ハイソリッドタイプで環境にやさしい
■ 優れた防食性能
FIR : 2.9 %
FIR :15.0 %
※AC1 回塗りの場合。2 回塗りの最低 FIR は 3.6%。
■ スムーズで均一な防汚剤溶出
■ 経時の加水分解で平滑化が加速
■ 長期継続する超平滑塗膜
運航後の FIR 値 経時変化
FIR 値(%)
超低 FIR の長期継続
12.0
10.0
従来型 AF
8.0
6.0
4.0
天然海水中での運航シミュレーション
試 験により、加 水 分 解 作 用による低
FIR の継続が確認されています。
2.0
0.0
SEAFLO NEO Z シリーズ
0
1
2
3
4
5 Year
Innovated Polyester (SEAFLO NEO)
実 績
Bulk Carrier
Bulk Carrier /30ヶ月
燃費低減実績の一例
練習船
海上公試
馬力低減
船種
造船所1
4.0%
Bulk Carrier
造船所2
0.5 ∼ 3.5%
造船所3
3.5%
Bulk Carrier
造船所4
2.0 ∼ 2.8%
Bulk Carrier
就航船
燃費低減率
船種
PCC
船主 A
17.1%
PCC
船主 B
14.3%
PCC
船主 C
4.4%
RORO
船主 D
5.0%
Container
船主 E
3.0%
Bulk Carrier
高速フェリー/10ヶ月
防汚塗料・防食塗料の塗膜をより平滑にする技術
CZlEdanbZgIZX]cdad\n
塗装直後
塗膜表面
特殊セルフレベリング効果
溶剤
特殊ポリマーによるレオロジー調整技術
塗膜形成時に最適なレベリング性を発揮
SEAFLO NEO Z シリーズ
溶剤揮発後
低粗度・長波長の非常に滑らかな塗膜を形成
Jc^fjZE^\bZciVi^dc
顔料とポリマーの最適バランス
従来型船底防汚塗料
Unique Pigmentation と
整列加水分解の概念図
顔料・ポリマーの最適バランス技術、分散技術
加水分解時の均一で安定した防汚剤溶出
長期にわたり超平滑塗膜を維持
EVgi^XaZ8dcigdaIZX]cdad\n
SEAFLO NEO Z
従来型船底防汚塗料
塗装粒子制御技術/塗装現場での超平滑化
ハイソリッド組成で塗装粒子の直進性が向上
スプレーダストが大幅低減
超平滑塗膜を実現
環境や人体への影響も少なく安心
溶剤分が少ないため、スプレー時の溶剤揮発が少なく、ダストにな
りにくい設計です。
環境対応加水分解型 船底防汚塗料
塗料中のVOCと、燃費低減によるCO2 排出量を削減。
“塗料”
に出来る温暖化対策に「SEAFLO NEO Zシリーズ」を、ぜひご選択ください。
当 社 製 品を安 全にお取り扱いいただくために、
製 品 説 明 書 、S D S 、
製 品 容 器に貼 付 の 警 告ラベルなどを良く読んでご使 用 下さい。
www.cmp.co.jp/
■製品仕様は改良のため予告なく変更する場合がございます。
■製品に関するお問い合わせは、当社ホームページの「お問い合わせ」
フォームをご利用下さい。
■本カタログ記載内容の無断転用を禁じます。
当社は(一社)日本塗料工業会が推進
する
『コーティング・ケア(環境・安全・健
康に関するプログラム)』を実施してい
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