社会福祉法人 緑の風後援会 第 38 号 麦の会 会報 2014 年 1 月 毎年 1 月,5 月,9 月発行 ■「麦の会」11 年目を迎えて 麦の会 会長 滝鼻 卓雄 「麦の会」の会員の皆様、明けましておめでとうございます。 新しい年を迎え、会員の皆様にご挨拶申し上げます。「麦の会」は今年 6 月で活動を始めてから 11 年目を迎えます。 その間、皆様にはご支援とご理解をいただき、社会福祉法人「緑の風」を後押しする運動を続けてきました。 会員数は 680 名を数え、今年度もご支援いただいた会費や各種の収益金を「緑の風」に拠出することができまし た。心より感謝申し上げます。 「緑の風」は、若いスタッフの積極的な行動と創意によって、利用者さんの就業支援、生活支援を着実に進めていま す。その結果、昨年 1 月から 12 月までの間に、5 人の利用者さんを事業所から送り出し、近隣の職場での勤務や実習を 始めました。5 人という数字は少ないかもしれませんが、一人ひとりの生活を考えますと、質の高い数字でもあります。 皆様のご支援があったからこその実績であります。 障碍者の就業や生活を支援する「緑の風」は、社会的コストという考え方から言いますと、公的な資金を期待してき ました。しかし、財政の脆弱、時代の変化などの波をかぶり、皆様の貴重なご支援によって、運営の一部を賄うのが現実 です。ご理解いただければ幸いです。 ところで、「麦の会」の大切なイベントとして、今年度もチャリティーコンサートを開きます。世界にはばたくヤングア ーティストシリーズの第 2 回として、「珠玉のモーツァルト」公演を 3 月 2 日(日)に津田ホールで開催します。 昨年 2 月の「若きミューズの競演」では、会員の皆様の多大なご支援をたまわり、「緑の風」の貴重な活動資金が生 まれました。今年のコンサートにつきましても、ご協力いただければ幸いです。 今年も「麦の会」は会員の皆様とともに歩んでまいります。 ♪ チャリティーコンサートへのお誘い 今年度のチャリティーコンサートは、3 月 2 日(日)14 時 30 分から例年と同じ津田ホールで開催されます。昨年からス タートした「世界にはばたくヤングアーティストシリーズ」の第 2 回目の今回は、岡山潔(麦の会評議員)プロデュースに よる『珠玉のモーツァルト』と題して、全ステージモーツァルト作品をお届けいたします。 若い演奏家によると、おなじみの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」も、一味ちがう予感が・・・・・・。 続くピアノ協奏曲(KV414)は、五味田さんのソロ、そして最後は、昨年に続いて出演のヴァイオリンの森岡さん、ヴィオラ の伊藤さんによる協奏交響曲(KV364)です。いずれのステージでも、いつものように若々しい演奏家が集うチェンバ ーオーケストラ・緑の風が共演するという、素晴らしいプログラムが組まれております。若さあふれる演奏が期待でき ますね。是非、お友達をお誘いのうえ、コンサートにお出かけいただきますよう、お願いいたします。 (麦の会 水野 明) = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = 曲目・演奏者等の詳細は、同封の チラシをご覧ください。 皆さまのご来場をお待ちしています。 チケットご希望の方は下記までご連絡ください。 麦の会事務局 担当:五十嵐 TEL: 03-3556-3056 (月~金: 10:00~16:00) 緑 の風 ・麦 の会 から ~ 長坂センターより ~ 緑の風ホームページ http://www.midorinokaze.jp ~ 千代田センターより ~ 新年明けましておめでとうございます 新年の寿ぎを申し上げます 麦の会のみなさまには日頃より緑の風の事業をご支援 千代田センターが千代田区より運営委託を受けているジ ョブ・サポート・プラザちよだ(JSPちよだ)は、指定管理2 いただき厚く御礼申し上げます。 麦の会の皆さんと共に開所11年目となる長坂センター 期目に入り、明らかに新しいステージに上がった感があり は、利用者のみなさんとともに、障碍のある人たちの社会 ます。何よりも、利用者の皆さんの自覚、主体的参加の姿 参加に向けて、様々なチャレンジを続けております。 勢が顕著になってきました。最初に 2〜3 人の方たちが、仕 長坂センターでは、昨年までの間に 18 名もの方々が、 事意識を向上させ、責任を自覚し、社会人としてのコミュ 就労を含めた社会の様々な場面での次のステージでの ニケーションを心がけることができるようになってきて、 それを機にそのことの、その人たちの醸し出す雰囲気が 活躍をめざして巣立っていただきました。 また、就労以外のニーズを持った生活介護の利用者のみ なさんも施設周辺において社会参加の機会を増やしてい ただき、ますます元気な緑の風長坂センターです。(実は 高齢のみなさんのパワーがスゴイ) 今後は、就労された方々への継続的な応援や地域での 新たな役割など、新しい事業を模索する方向で次の10年 の計画を立てているところです。 障碍があっても社会で普通の暮らしができるよう支援 を続ける緑の風、今後ともどうぞよろしくお願いいたしま す。 (緑の風長坂センター長 藤村 出) 利用者さんみんなに、また職員にも伝播し、JSPちよだの 人格を成長させ、文化を育ててきてくれています。個々人 は、毎日目の前のことに一生懸命取り組んでいるだけで、 その懸命さは目立たないのですが、強い伝播力がありま す。 とかく売り上げのことが話題の中心になりがちのJSP ちよだの事業ですが、肝心な日々の支援は、このような形 で、事業所の人格を豊かなものに育むこと、その過程が 個々の人生に寄与していくという方法で取り組まれてい ます。 利用者の皆さんが就労して行くにしろ施設に留まるにし 農業用トラクターが導入されました。 ろ、どんな場合も社会から退出させられることなく生きて 緑の風施設開設時、寄贈いただいた農業用トラク も皆様の暖かいご支援を期待して止みません。 いくための支援ができる施設になってきました。これから (千代田センター長 ターも、年月を重ね、故障しがちとなっておりました。 この度、丸紅基金社会福祉 麦の会総会のお知らせ 助成金をいただき、新しい農 業用トラクターを導入するこ 2014 年度麦の会総会は、 4 月 19 日(土) とができました。 本部事業「農と福祉プロジ 午後 3 時から、 緑の風・長坂センター会議室にて開催予定です。 ェクト」の新たな戦力として、 当日は午前 10 時から、緑の風のサンクスデーが むぎ焼酎プロジェクトや無農 始まりますので、併せてご来場ください。 薬大豆づくり等に活躍するこ とが期待されます。 緑の風本部プロジェクトマネージャー 鈴木 正明) 芳我 かわいいイラストの カレンダー販売中です! 編集後記 新年明けましておめでとうございます。 これまで同様これからも、末永く緑の風を応援してくださいますよう、改めてよろしくお願い申し上げます。 チャリティーコンサートは、素晴らしい演奏できっと皆様を楽しませてくれることと思います。お楽しみに! なお、カレンダーはまだ余裕がありますので、季節のご挨拶などにもご利用ください。 ご注文お待ちしております。 (麦の会 事務局) 務 局 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町 3-7-1 ニュー九段ビル 5F ㈱緑風舎 気付 TEL:03-3556-3056 FAX:03-3556-3057 会費等の振込先 郵便振込 00160‐1-613953 「麦の会」 銀行振込 三菱東京 UFJ 銀行 神保町支店 (普)2224536 「麦の会」 発行元: 麦の会 事
© Copyright 2024 ExpyDoc