平成26年度機構改革について 高 知 県 警 察 第1 基本方針 1 将来にわたる高知県の安全の確保 2 将来に向けた高知県警察の在り方プランの実現 第2 改革要点 1 社会情勢の変容の中で、将来にわたり「安全・安心」を確保する (1) 「少子・高齢化社会の進展」への対応 ア 特殊詐欺事件へ的確に対応するため広域知能捜査班の設置(捜査第二課) イ 認知症検査等の実施のため運転適性検査体制の強化(免許センター) ウ 高齢者事故を抑止するための交通機動隊の体制の強化(交通機動隊) (2) 「犯罪空間のサイバー化への進展」への対応 ○ サイバー犯罪対策室の設置及び教養体制の確立(生活環境課) (3) 「刑事司法プロセスのち密化への要請の高まり」への対応 ア 捜査支援室の設置及び体制の強化(刑事企画課) イ 交通事故鑑識体制の強化(交通指導課) ウ 初動警察体制の強化に向けた本部自動車警ら隊の新設(地域課) (4) 「南海トラフ地震への危険性の高まり」への対応 ア 災害対策課(仮称)の新設(警備部) イ 災害交通規制対策班の強化(交通規制課) (5) 「地方分権化の進展に伴う警察制度の変容の可能性」への対応 ○ 企画立案機能の強化のための警務課企画係の体制を強化(警務課) 2 県民と価値観を共有し、将来に向けて警察への信頼を高める (1) 「県民の視点に立った警察活動の実施への要請の高まり」への対応 ア 警察官の資質の改善 ○ 優秀な人材の確保に向けた警務課人事係の体制の強化(警務課) ○ 初任科教養の充実に向けた警察学校の体制の強化(警察学校) イ 不祥事を起こしがたい職場環境の整備 ○ 会計事務の適正処理に向け会計指導体制等の確立(会計課) ○ 予防監察等の推進に向けた監察課の体制の強化(監察課) ○ 許可等事務の過誤及び非違事案防止に向けた事務担当者育成制度の構築 (生活安全企画課) ウ 人身安全関連事案の部門横断的な対処体制の確立(生活安全部・刑事部) (2) 「警察に対する民主的な監督の強化への要請の高まり」への対応策 ア 公安委員会事務局機能の充実強化(総務課) イ 県民への説明責任を果たす体制の確立 ○ 独立した広報官及び議会担当補佐の配置(総務課) 第3 今後の展望 都度、治安情勢を分析し、必要な合理化を推進するとともに、中・長期的な展 望に立って各部の定員を見直し、課の新設など体制の強化を図る。
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