審査事務規程 4 - 61 第4章 新規検査及び予備検査 前部霧灯 4 - 6 1- 1 装備要件 自 動 車 の 前 面 に は 、 前 部 霧 灯 を 備 え る こ と が で き る 。 ( 保 安 基 準 第 33 条 第 1 項 ) 4 - 6 1- 2 ( 1) 性能要件(視認等による審査) 前部霧灯は、霧等により視界が制限されている場合において、自動車の前方を照らす照度を 増加させ、かつ、その照射光線が他の交通を妨げないものとして、灯光の色、明るさ等に関し、 視認等その他適切な方法により審査したときに、次の基準に適合するものでなければならない。 ( 保 安 基 準 第 3 3 条 第 2 項 関 係 、 細 目 告 示 第 43 条 第 1 項 関 係 、 細 目 告 示 第 121 条 第 1 項 関 係 ) ① 前部霧灯は、白色又は淡黄色であり、その全てが同一であること。 ② 前 部 霧 灯 は 、 ① に 規 定 す る ほ か 、 4 - 57- 2 - 2 ③ 及 び ④ の 基 準 に 準 じ た も の で あ る こ と 。 ( 2) 次 に 掲 げ る 前 部 霧 灯 で あ っ て 、 そ の 機 能 を 損 な う 損 傷 等 の な い も の は 、 ( 1) の 基 準 に 適 合 す る も の と す る 。 ( 細 目 告 示 第 121 条 第 2 項 関 係 ) ① 指定自動車等に備えられているものと同一の構造を有し、かつ、同一の位置に備えられた前 部霧灯 ② 法 第 75 条 の 2 第 1 項 の 規 定 に 基 づ き 装 置 の 指 定 を 受 け た 前 部 霧 灯 又 は こ れ に 準 ず る 性 能 を 有する前部霧灯 4 - 6 1- 3 ( 1) 取付要件(視認等による審査) 前部霧灯は、その性能を損なわないように、かつ、取付位置、取付方法等に関し、視認等そ の他適切な方法により審査したときに、次の基準に適合するように取り付けられなければなら な い 。 ( 保 安 基 準 第 33 条 第 3 項 ) この場合において、前部霧灯の照明部、個数及び取付位置の測定方法は、別添9「灯火等の照 明 部 、 個 数 、 取 付 位 置 等 の 測 定 方 法 」 に よ る も の と す る 。 ( 細 目 告 示 第 43 条 第 2 項 関 係 、 細 目 告 示 第 121 条 第 3 項 関 係 ) ① 前部霧灯は、同時に3個以上点灯しないように取り付けられていること。 ② 二輪自動車、側車付二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車以外の自動車に 備 え る 前 部 霧 灯 は 、 そ の 照 明 部 の 上 縁 の 高 さ が 地 上 800 ㎜ 以 下 で あ っ て 、 す れ 違 い 用 前 照 灯 の照明部の上縁を含む水平面以下(大型特殊自動車、小型特殊自動車及び除雪、土木作業そ の他特別な用途に使用される自動車で地方運輸局長の指定するものに備える前部霧灯でその 自 動 車 の 構 造 上 地 上 1200 ㎜ 以 下 に 取 り 付 け る こ と が で き な い も の に あ っ て は 、 そ の 照 明 部 の 上縁がすれ違い用前照灯の照明部の上縁を含む水平面以下となるように取り付けることがで き る 最 低 の 高 さ ) 、 下 縁 の 高 さ が 地 上 250 ㎜ 以 上 と な る よ う に 取 り 付 け ら れ て い る こ と 。 こ の 場 合 に お い て 、 次 に 掲 げ る 自 動 車 に あ っ て は 、 照 明 部 の 上 縁 の 高 さ を 地 上 1200 ㎜ 以 下 と読み替えて適用する。 ア 専 ら 乗 用 の 用 に 供 す る 自 動 車 で あ っ て 乗 車 定 員 10 人 以 上 の も の ( 三 輪 自 動 車 及 び 被 牽引自動車を除く。) イ 貨 物 の 運 送 の 用 に 供 す る 自 動 車 で あ っ て 車 両 総 重 量 3. 5t 超 の も の ( 三 輪 自 動 車 及 び 被牽引自動車を除く。) ウ ③ 三輪自動車及び被牽引自動車 二輪自動車、側車付二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車に備える前部霧 灯は、その照明部の中心がすれ違い用前照灯の照明部の中心を含む水平面以下となるように 審査事務規程4-61(46) -1- 審査事務規程 第4章 新規検査及び予備検査 取り付けられていること。 ④ 前 部 霧 灯 の 照 明 部 の 最 外 縁 は 、 自 動 車 の 最 外 側 か ら 400mm 以 内 ( 大 型 特 殊 自 動 車 、 小 型 特 殊自動車及び除雪、土木作業その他特別な用途に使用される自動車で地方運輸局長の指定す る も の に 備 え る 前 部 霧 灯 で そ の 自 動 車 の 構 造 上 400mm 以 内 に 取 り 付 け る こ と が で き な い も の にあっては、取り付けることができる最外側の位置)となるように取り付けられていること。 た だ し 、 4 - 5 7- 3 (1)① た だ し 書 の 自 動 車 に 備 え る 前 部 霧 灯 に あ っ て は 、 こ の 限 り で な い 。 ⑤ 大型特殊自動車(ポール・トレーラを除く。)及び小型特殊自動車以外の自動車に備える前 部霧灯の照明部は、前部霧灯の中心を通り自動車の進行方向に直交する水平線を含む、水平面 よ り 上 方 5 °の 平 面 及 び 下 方 5 °の 平 面 並 び に 前 部 霧 灯 の 中 心 を 含 む 、 自 動 車 の 進 行 方 向 に 平 行 な 鉛 直 面 よ り 前 部 霧 灯 の 内 側 方 向 10°の 平 面 及 び 前 部 霧 灯 の 外 側 方 向 45° の 平 面 に よ り 囲 まれる範囲においてすべての位置から見通すことができるように取り付けられていること。こ の場合において、「すべての位置から見通すことができる」とは、別添9 2.4.の 規 定 に よ り 審 査 し た と き に 、 審 査 の 対 象 と な る 照 明 部 の う ち 4 - 61- 2 で 規 定 す る 部 分 を 見 通 せ る こ と を い う ( 4 - 61、 4 - 63 か ら 4 - 6 7 ま で 、 4 - 69 か ら 4 - 73 ま で 、 4 - 76 か ら 4 - 79 ま で 及 び 4 - 81 に お い て 同 じ 。 ) 。 ただし、自動車の構造上、すべての位置から見通すことができるように取り付けることが できない場合にあっては、別添9 2.4. の 規 定 に よ り 審 査 し た と き に 、 可 能 な 限 り 見 通 す こ と が で き る 位 置 に 取 り 付 け ら れ て い る こ と ( 4 - 61、 4 - 63 か ら 4 - 67 ま で 、 4 - 69 か ら 4 - 7 3 ま で 、 4 - 7 6 か ら 4 - 7 9 ま で 及 び 4 - 81 に お い て 同 じ 。 ) 。 ⑥ 前部霧灯の点灯操作状態を運転者席の運転者に表示する装置を備えること。 ⑦ 前 部 霧 灯 は 、 4 - 6 1 - 3 ( 1 ) ① か ら ⑥ に 規 定 す る ほ か 、 4 - 57 - 3 (1) ④ 及 び ⑨ の 基 準 に 準じたものであること。 ⑧ 前部霧灯は、走行用前照灯及びすれ違い用前照灯の点灯状態にかかわらず、点灯及び消灯 できるものであること。 ⑨ 前部霧灯は、車幅灯、尾灯、前部上側端灯、後部上側端灯、番号灯及び側方灯が消灯して い る 場 合 に 点 灯 で き な い 構 造 で あ る こ と 。 た だ し 、 道 路 交 通 法 第 52 条 第 1 項 の 規 定 に よ り 前 照灯を点灯しなければならない場合以外の場合において、専ら手動により前部霧灯を短い間 隔で断続的に点滅する、又は交互に点灯させる場合にあっては、この限りでない。 ⑩ 前部霧灯は、点滅するものでないこと。ただし、⑨ただし書の場合にあっては、この限り でない。 ⑪ 前部霧灯の直射光又は反射光は、当該前部霧灯を備える自動車及び他の自動車の運転操作 を妨げるものでないこと。 ⑫ 前 部 霧 灯 は 、 灯 器 の 取 付 部 に 緩 み 、 が た が な い 等 4 - 61 - 2 (1) に 掲 げ る 性 能 を 損 な わ な い ように取り付けられていること。 ( 2) 次 の 各 号 に 掲 げ る 前 部 霧 灯 で あ っ て そ の 機 能 を 損 な う 損 傷 等 の な い も の は 、 ( 1) の 基 準 に 適 合 す る も の と す る 。 ( 細 目 告 示 第 121 条 第 4 項 関 係 ) ① 指定自動車等に備えられたものと同一の構造を有し、かつ、同一の位置に備えられた前部霧 灯 ② 法 第 75 条 の 2 第 1 項 の 規 定 に 基 づ き 灯 火 器 及 び 反 射 器 並 び に 指 示 装 置 の 取 付 装 置 に つ い て 装置の指定を受けた自動車に備える前部霧灯と同一の構造を有し、かつ、同一の位置に備えら 審査事務規程4-61(46) -2- 審査事務規程 第4章 新規検査及び予備検査 れた前部霧灯又はこれに準ずる性能を有する前部霧灯 4 - 6 1- 4 (1) 適用関係の整理 昭 和 3 5年 9 月 3 0日 以 前 に 製 作 さ れ た 自 動 車 に つ い て は 、 4 - 61- 5 ( 従 前 規 定 の 適 用 ① ) の 規 定 を 適 用 す る 。 ( 適 用 関 係 告 示 第 30 条 第 3 項 第 1 号 関 係 ) (2) 昭 和 5 0年 3 月 3 1日 以 前 に 製 作 さ れ た 自 動 車 に つ い て は 、 4 - 61- 6 ( 従 前 規 定 の 適 用 ② ) の 規 定 を 適 用 す る 。 ( 適 用 関 係 告 示 第 30 条 第 3 項 第 2 号 関 係 ) (3) 平 成 1 7年 12月 3 1日 以 前 に 製 作 さ れ た 自 動 車 に つ い て は 、 4 - 61- 7 ( 従 前 規 定 の 適 用 ③ ) の 規 定 を 適 用 す る 。 ( 適 用 関 係 告 示 第 30 条 第 1 項 、 第 2 項 第 1 号 、 第 3 項 第 3 号 、 第 4 項 関 係 ) 4 - 6 1- 5 従前規定の適用① 昭 和 35 年 9 月 30 日 以 前 に 製 作 さ れ た 自 動 車 に つ い て は 、 次 の 基 準 に 適 合 す る も の で あ れ ば よ い 。 ( 適 用 関 係 告 示 第 30 条 第 3 項 第 1 号 関 係 ) 4 - 6 1- 5 - 1 装備要件 4 - 6 1- 7 - 1 に 同 じ 。 4 - 6 1- 5 - 2 (1) 性能要件 前部霧灯は、次の基準に適合するものでなければならない。 ① 光 度 は 、 10,000cd 以 下 で あ る こ と 。 ② 照 射 光 線 の 主 光 軸 が 前 方 30 m か ら 先 の 地 面 を 照 射 す る も の は 、 そ の 自 動 車 の す れ 違 い 用 前 照灯を点灯している場合には、点灯しない構造であること。 ③ 照射光線の主光軸は、下向きであること。 ④ 照 射 光 線 の 主 光 軸 ( 前 方 30 m か ら 先 の 地 面 を 照 射 す る も の に 限 る 。 ) は 、 自 動 車 の 右 外 側 線より右方の地面を照射しないものであること。 ⑤ 前 部 霧 灯 は 、 ① か ら ④ に 規 定 す る ほ か 、 4 - 57- 5 - 2 (1)④ 及 び ⑤ の 基 準 に 準 じ た も の で あ る こ と 。 こ の 場 合 に お い て 、 4 - 57- 5 - 2 (1) ④ 中 「 の 灯 光 の 色 は 、 白 色 又 は 淡 黄 色 で あ り 、 そ の す べ て が 」 と あ る の は 「( そ の 照 射 光 線 の 主 光 軸 が 前 方 30m か ら 先 の 地 面 を 照 射 す る も の に 限 る 。 ) の 灯 光 の 色 は 、 走 行 用 前 照 灯 の 灯 光 の 色 と 」と 読 み 替 え る も の と す る 。 (2) 灯 器 が 損 傷 し 、 又 は レ ン ズ 面 が 著 し く 汚 損 し て い る も の は 、 (1)の 基 準 に 適 合 し な い も の と す る。 4 - 6 1- 5 - 3 (1) 取付要件 前 部 霧 灯 は 、 4 - 61 - 5 - 2 に 掲 げ る 性 能 を 損 な わ な い よ う に 、 か つ 、 次 の 基 準 に 適 合 す る ように取り付けられなければならない。この場合において、照明部の取扱いは、別添9「灯火 等の照明部、個数、取付位置等の測定方法」によるものとする。 ① 前部霧灯は、同時に3個以上点灯しないように取り付けられていること。 ② 二輪自動車、側車付二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車以外の自動車に 備 え る 前 部 霧 灯 の 照 射 光 線 の 主 光 軸 は 、 前 方 25m に お け る 地 面 か ら の 高 さ が 1.2m を 超 え な いこと。 ③ 二輪自動車、側車付二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車に備える前部霧 灯 の 照 射 光 線 の 主 光 軸 は 、 前 方 25m に お け る 地 面 か ら の 高 さ が 1.2m を 超 え な い こ と 。 審査事務規程4-61(46) -3- 審査事務規程 ④ (2) 第4章 新規検査及び予備検査 前部霧灯の灯器の取付部及びレンズ取付部に緩み、がた等がないものであること。 指定自動車等に備えられたものと同一の構造を有し、かつ、同一の位置に備えられたものは、 ( 1 )の 基 準 に 適 合 す る も の と す る 。 4 - 6 1- 6 従前規定の適用② 昭 和 50 年 3 月 31 日 以 前 に 製 作 さ れ た 自 動 車 に つ い て は 、 次 の 基 準 に 適 合 す る も の で あ れ ば よ い 。 ( 適 用 関 係 告 示 第 30 条 第 3 項 第 2 号 関 係 ) 4 - 6 1- 6 - 1 装備要件 4 - 6 1- 7 - 1 に 同 じ 。 4 - 6 1- 6 - 2 (1) 性能要件 前部霧灯は、次の基準に適合するものでなければならない。 ① 光 度 は 、 10,000cd 以 下 で あ る こ と 。 ② 照 射 光 線 の 主 光 軸 が 前 方 30 m か ら 先 の 地 面 を 照 射 す る も の は 、 そ の 自 動 車 の す れ 違 い 用 前 照灯を点灯している場合には、点灯しない構造であること。 ③ 照射光線の主光軸は、下向きであること。 ④ 照 射 光 線 の 主 光 軸 ( 前 方 30 m か ら 先 の 地 面 を 照 射 す る も の に 限 る 。 ) は 、 自 動 車 の 右 外 側 線より右方の地面を照射しないものであること。 ⑤ 前 部 霧 灯 は 、 ① か ら ④ に 規 定 す る ほ か 、 4 - 57- 8 - 2 (1)④ 及 び ⑤ の 基 準 に 準 じ た も の で あ る こ と 。 こ の 場 合 に お い て 、 4 - 57- 8 - 2 (1) ④ 中 「 の 灯 光 の 色 は 、 白 色 又 は 淡 黄 色 で あ り 、 そ の す べ て が 」 と あ る の は 「( そ の 照 射 光 線 の 主 光 軸 が 前 方 30m か ら 先 の 地 面 を 照 射 す る も の に 限 る 。 ) の 灯 光 の 色 は 、 走 行 用 前 照 灯 の 灯 光 の 色 と 」と 読 み 替 え る も の と す る 。 (2) 灯 器 が 損 傷 し 、 又 は レ ン ズ 面 が 著 し く 汚 損 し て い る も の は 、 (1)の 基 準 に 適 合 し な い も の と す る。 4 - 6 1- 6 - 3 (1) 取付要件 前 部 霧 灯 は 、 4 - 61 - 6 - 2 に 掲 げ る 性 能 を 損 な わ な い よ う に 、 か つ 、 次 の 基 準 に 適 合 す る ように取り付けられなければならない。この場合において、照明部の取扱いは、別添9「灯火 等の照明部、個数、取付位置等の測定方法」によるものとする。 ① 前部霧灯は、同時に3個以上点灯しないように取り付けられていること。 ② 二輪自動車、側車付二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車以外の自動車に 備える前部霧灯は、その照明部の中心がすれ違い用前照灯の照明部の中心を含む水平面以下 となるように取り付けられていること。 ③ 二輪自動車、側車付二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車に備える前部霧 灯は、その照明部の中心がすれ違い用前照灯の照明部の中心を含む水平面以下となるように 取り付けられていること。 ④ (2) 前部霧灯の灯器の取付部及びレンズ取付部に緩み、がた等がないものであること。 指定自動車等に備えられたものと同一の構造を有し、かつ、同一の位置に備えられたものは、 ( 1 )の 基 準 に 適 合 す る も の と す る 。 4 - 6 1- 7 従前規定の適用③ 平 成 17 年 12 月 31 日 以 前 に 製 作 さ れ た 自 動 車 に つ い て は 、 次 の 基 準 に 適 合 す る も の で あ れ ば よ い 。 ( 適 用 関 係 告 示 第 30 条 第 1 項 、 第 2 項 第 1 号 、 第 3 項 第 3 号 、 第 4 項 関 係 ) 4 - 6 1- 7 - 1 装備要件 審査事務規程4-61(46) -4- 審査事務規程 第4章 新規検査及び予備検査 自動車の前面には、前部霧灯を備えることができる。 4 - 6 1- 7 - 2 (1) 性能要件 前部霧灯は、次の基準に適合するものでなければならない。 ① 光 度 は 、 10,000cd 以 下 で あ る こ と 。 ② 照 射 光 線 の 主 光 軸 が 前 方 40 m か ら 先 の 地 面 を 照 射 す る も の は 、 そ の 自 動 車 の す れ 違 い 用 前 照灯を点灯している場合には、点灯しない構造であること。 ③ 照射光線の主光軸は、下向きであること。 ④ 照射光線の主光軸は、自動車の右外側線より右方の地面を照射しないものであること。 ⑤ 前 部 霧 灯 は 、 ① か ら ④ に 規 定 す る ほ か 、 4 - 57- 8 - 2 (1)④ 及 び ⑤ の 基 準 に 準 じ た も の で あること。 (2) 灯 器 が 損 傷 し 又 は レ ン ズ 面 が 著 し く 汚 損 し て い る も の は 、 (1)の 基 準 に 適 合 し な い も の と し て 取り扱うものとする。 4 - 6 1- 7 - 3 (1) 取付要件 前 部 霧 灯 は 、 4 - 61 - 7 - 2 に 掲 げ る 性 能 を 損 な わ な い よ う に 、 か つ 、 次 の 基 準 に 適 合 す る ように取り付けられなければならない。この場合において、照明部の取扱いは、別添9「灯火 等の照明部、個数、取付位置等の測定方法」によるものとする。 ① 前部霧灯は、同時に3個以上点灯しないように取り付けられていること。 ② 二輪自動車、側車付二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車以外の自動車に 備える前部霧灯は、その照明部の中心がすれ違い用前照灯の照明部の中心を含む水平面以下 となるように取り付けられていること。 ③ 二輪自動車、側車付二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車に備える前部霧 灯は、その照明部の中心がすれ違い用前照灯の照明部の中心を含む水平面以下となるように 取り付けられていること。 ④ (2) 前部霧灯の灯器の取付部及びレンズ取付部に緩み、がた等がないものであること。 指定自動車等に備えられたものと同一の構造を有し、かつ、同一の位置に備えられたものは、 ( 1 )の 基 準 に 適 合 す る も の と す る 。 審査事務規程4-61(46) -5-
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