じ翌三ヨ - 経済産業省

じ翌三ヨ
原子力安全の人材基盤
参考資料
参考 1
o
人材基盤を支える各種の基盤(概念図)
人材基盤
.
.
.
•••
•••
│施設基盤│
••
D
q
くを機関(大学
知識基盤│
熟練者
(→教育者、研修要員)
究機関(原研む
転責任者制
研修成果、形式知化された経験
(→教育園訓練・研修教材)
自社運転訓練・
保修研修設備
制度的基盤
教育の義務
資格認定
、
、
ー
/
¥}ノ
参考 1-2 安全に関する人材基盤の構成(概念図)
安全に関する人材基盤
産業界
規制当局等
経済省、文科省、原安委
電気事業者
支援機関 (NU P E C、原研、
しJN C、発電技研等
JNC
"
研究者
メーカー
f下請け事業者 1
ゼネコン
1
、等関係事業者/
、
、
.
/
¥}ノ
参考 1-3 安全基盤維持のために各機関が確保すべき人材
機
関
確保すべき人材
産
安全の根本に対する深い認識を
中立かつ科学的・技術的知見に
持ち、的確な判断能力を有する
基づく判断
者
原子炉の安全設計、運転管理等
に関する総合的な知識、判断力
原子炉のトータルな安全管理
を有する者
安全を支えているという強いモ
施設の適切な維持
フルを持って、日常の点検・保
守等に従事する者
業
設計(安全解析を含む)、建設
規制当局
事業者
。
。
期待される役割
界
メーカー・建設会社
修理・補修
協力会社・下請け会社 建設、補修
研究・教育機関
知識の提供、人材の提供
設計、建設に関する専門的な知
識、経験等を有する者
故障・トフブル等の要因を見極
め、適切な措置を行う能力等を
有する者
安全を支えているという強いモ
フルを持って、建設工事・補修
等に従事する者
先端性、専門性の高い科学的・
技術的知見を有する者
参考 2-1 電気事業者の運転訓練設備
運転訓練設備設
置者名
設置場所
シミルサ設備
(株) B W R運転 福島県双葉郡大熊町
フルスケール
新潟県刈羽郡刈羽村
フルスケール
福井県敦賀市
フルスケール
訓練セシター
(株)原子力発電
運転訓練センター
J
北海道電力(株)
j
白i
発電所構内
フルスケール
日本原子力発電側 総合研修センター(東海村)
コンパクト
東北電力(株)
原子力技術訓練センター(女川原子力発電所構内) コンパクト
フルスケール
東京電力(株)
福島第一原子力発電所構内
コン I~ クト
福島第二原子力発電所構内
フルスケール
柏崎刈羽原子力発電所構内
フルスケール
中部電力(株)
原子力研修センター(浜岡原子力発電所構肉)
フルスケール
北陸電力(株)
原子力技術研修センター(志賀原子力発電所構内) フルスケール
関西電力(株)
美浜発電所構内
コン I~ クト
高浜発電所構内
コンパクト
大飯発電所構内
コン I~ クト
中国電力(株)
研修センタ一大野研修所(大野町)
フルスケール
四国電力(株)
原子力保安研修所(松山市〉
フルスケール
伊方発電所構内
コン I~ クト
原子力訓練センター(玄海原子力発電所構内)
フルスケール
原子力訓練センター(川内原子力発電所構内)
フルスケール
戸
f
、
、
J't
九州電力(株)
4
参考 2-2 電気事業者の保修訓練センター
電気事業者名
名称
設置場所
北海道電力(株)
原子力訓練セン安一
泊発電所構肉
日本原子力発電(株)
総合研修センター
茨城県那珂郡東海村
東北電力(株)
原子力技術訓練センター
女川原子力発電所構肉
福島原子力技能訓練センター
福島第一原子力発電所構内
柏崎刈羽原子力技能訓練
柏崎刈羽原子力発電所構内
東京電力(株)
センター
中部電力(株)
原子力研修センター
浜岡原子力発電所構肉
北陸電力(株)
原子力技術研修センター
志賀原子力発電所構内
関西電力(株)
原子力保修訓練センター
福井県大飯郡高浜町
中国電力(株)
島根原子力発電所
島根原子力発電所構内
技術訓練センター
四国電力(株)
原子力保安研修所
愛媛県松山市
原子力訓練センター
玄海原子力発電所構内
原子力訓練センター
川内原子力発電所構内
九州電力(株)
5
参考 2-3 原子力メーカの訓練センター
訓練等の概要
訓練センター
東芝
(東芝総合人材開発繍)
研修センター
基盤技術研修、 I
T
技術研修等
テクニカルセンター
製造部門技能者の育成
日立製作所
BWR
予防保全技術センタ
炉内作業訓練
ABWR
インターナルポンプ試験センタ
l
インターナルポンプの分解組立作業訓練
原子力トレーニングスクール
制御棒駆動訓練、基礎技術教育等
バルブトーグ切
一般弁、電動弁、空気作動弁の操作・保守訓練
研修センター
技能者、監督者の育成
)
I
三菱重工業
原子力サービスセンター
各種定検作業の訓練
総合保全訓練センター
検査、補修、取替用装置の開発・検証、作業員の訓練
注:( )1ま関連会社
6
参 考 2-4 原 子 力 メ ー カ に お い て 社 内 資 格 認 定
を要求している例
【一般】
・内部品質監査
-調達先の品質保証体制等の審査
・ 公 的 資 格 ( 米 国 P E、 技 術 士 、 放 射 線 取 扱 主 任 者 、 危 険
物取扱等)の取得
プ
)
【特殊工程作業等】
且溶接作業
E
E
アンカーボルト設定作業
ライニンゲ補修作業
・ケーブル関係作業(端子圧着、コネクタ接続等)
・配管継手締付作業
-非破壊検査
【定検作業】
・原子炉開放閉鎖作業
各種炉内計測装置点検作業、取替作業
E
)
・制御棒取替作業、制御棒駆動機構点検作業
-炉内供用期間中検査作業
・燃料検査
・再循環ポンプ点検作業
.主蒸気隔離弁点検作業
-7./<圧式制御装置点検作業
【放射線管理 1
・放射線管理責任者、放射線管理員等
放射線防護に関する講師
E
7
¥/
¥t
ノ
参考 2-5 日本原子力研究所国際原子力総合技術センターの研修実績
(原子力エネルギー技術者関係
平成 11年度)
(単位:人)
原子炉工学
原子炉
工学課程
原子炉工学 原子炉工学
基礎課程
特別講座
原子力防災
専門課程
原子力
入門講座
保健物理・
放射性防護課程
核燃料工学 放射性廃棄物
短期講座
管理講座
原子力防災対策講座
(2日間)
原子力防災専門官
研修
出
合計
原子力防災入門講座
(21週間)
(8週間)
(4週間)
(1 0日間〕
(6週間〕
(3週間)
(2週間〕
(5日間)
14
企業
圏、政府関係機関
8
75
6
6
4
23
O
O
79
29
O
地方公共団体
合計
1
5
1
5
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4
11
9
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O
O
O
516
517
27
1
3
1
3
516
2
1 728
26
144
2
1 67
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参考 3-1 原子力メーカの原子力部門における技術系従業員の年齢構成
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劃
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参考 3-2 電気事業者の原子力部門における技術系従業員数
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0
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人
数
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北陸電力│
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東京電力
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人
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人
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年齢
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参考 3-3 原子力発電所の年齢別技術系従業員数
2
0
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│美浜 (2000年度末)
2
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I
│
福
一
1
5
0
1
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(1 990年度末)
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年齢
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人
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年齢
年齢
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参考 3-4 北陸電力志賀原子力発電所 1号機運転開始までの運転員養成実績
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6
3年度
6
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川
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ψ
1
抽
1
H
2年度
H
3年度
A
A
系統試験
受
電
5
(
特別訓練
‘'
/上級再訓訓融練 名)
当班長,副当車長
~・
特別訓練
燃
料
荷
装
c
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t
.:運転責任者試験〕
4
‘
(l~白)
‘'
‘'
再訓練/上級司練
トー
グループ
主機操作員
OJT
m(
5人)
ゲループW
4
特-別 司練
•・
(
4人〕
。
JT
OJT
特別訓樟
グループ V
(
6人〕
先 行 BWR
発電所試運転研修
。
JT
特別訓練
補償操作員
,( 5
OJT
人}
BWR運転訓融センター訓練
n
:当芭・副当直長,先行発電所の研修箇所10より区分
m
.IV:原子力運転経験者,司融時期により区分
グループ 1,
・特別訓擁・削輯封章者のエ}ズに合わせた訓練
グループ
-上紐訓練.当直長・副当直長レベルに対応した訓練
グループV 原子力運転未経世者
・再訓練
当直上位者レベルに対応した訓練
{
)
.
試運転
/上級再制訓樟練
先 行 BWR
発電所試運転研修
グループ n(8人
〕
"
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H
5年度
T
先 行 BWR
発電所試運転研修
(
6人)
H
4年 度
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H121
1
1
A
着
工
志賀原子力発電所工程
グループ 1
H
元年度
開
世
転
業
選抽
参考 3-5 日 本 原 子 力 産 業 会 議 人 材 問 題 小 委 員 会 に お け る 議 論
│糊原子力問の増設数の減少
ト
0現状の問題点
・人材の確保が困難になることが予見
されているが、対応が十分でない。
.メーカーでは技術者を原子力に配置
しにくくなっている.
-メンテナンスでは繰り返しであり、
)
達成感が与えにくくなっている。
燃料サイクルの重要性が増大しつつあ
発電所だけでなく燃料サイクル・処
る
。
分、加速器、核融合も視野に入れた育
一
一
一
' 成が必要になっている。
発電所や関連施設では、原子力分野以外
-放射線など専門的な教育をこれらの
の出身者が多くなっている。
人に十分与えていない。
自由化でコストダウンが求められてい
-全国的には量的に余力があり、オーバ
る
。
ーラップしている.まだ労働集約的な部
分が多い。
-新規性だけでは物作りの伝承ができ
ない。
電力、メーカー以外に工事会社、地場の
1+
中小企業等、大勢の作業者がいる。
-地場,零細企業がついてこれない面が
ある。
1
3
寸
.
O問題点の背景
O現状の問題点
I.保修,運転などがまだ労働集約的で,技
術集約的になっていない。
も に 、 人 材 難 が 進 ん で い る 。 - - " 0 -I
生産性向上が求められているとと
一
一
一
一
ー
'
0
E
従来,質より量の問題として捉えら・質の向上にフいて具体的内容が不明確な
れることが多かった.
一.
.
.
.
ため対応が進まない。
-原子力に夢を抱く高校生,文学生が減っ
原子力を取り巻く状況が過去主比
較して大変厳しくなっている.
ている。必要とする機械、電気等も採用が
難しい。
大学には殆ど実習の場がない。
一
一
一
J
砂
PA以外の対応も必要.
大学で現場教育実施は困難で、学生に興味
を持たせる機会が少ない.
原子力の将来に不透明なところが
多い。
-見通しが立たない中で、原子力に興味と
期待を持たせるのは難しい。新たな目標を
置く必要がある。
)
14
参考3-6 各国の原子力安全規制当局の人員比較
国
日本
機関
人員
経済産業省
約 260人
文部科学省
約 70人
原子力安全委員会
約 100人
合計
約 430人
指定機関=支援機関
約 230人
NRC
約 2900人
(うち、規制に従事する者)
(
約 2000人)
(うち、地方部局)
(
約 900人)
N
I
I
約 250人
DSIN
約 110人
DRIRE
他
約 110人
IPSN
約 350人
CEA
約 300-400人
合計
約 870"""970人
ノ)
米国
英国
仏国
15
¥)ノ
¥J
参 考 3-7 原子力安全・保安院原子力安全規制担当課技術系職員の
原子力安全規制及び関連業務の経験年数別人数
1
5
1
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原子力安全規制及び関連業務の経験年数
2
6
2
8
3
0
3
2
3
4
(注) ,.原子力発電安全審査察、原子力発電検査謀、新型炉等規制謀、核燃料サイクル規制謀、放射性廃棄物規制課及び原子力防災課の本省勤務技術系
職員が対象。
2
. 経験年数については 1年未満切り捨て。
3. 経験年数には、研究機関において安全研究に従事した年数、中途採用者の原子力関係業務の経験年数を含む。
参考 4-1 人材に関する近年の国際的な議論の例
I
.Fu値目 NuclearR
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9
9
9
)
から要約
0大多数の園の原子力産業が停滞している中で、次世代の原子力技術者(事業者と規制当局)を
どのように確保できるか。
0従業員の削成頻繁な異動、他産業への流出、退職等により、事業者の技術力が低下している
ことは、より差し迫った問題。
0施設の経年化に関しては、機器・構造の物理的経年化のみならず、当初設計の関連書類等技術
知識・データの保存も課題。
2
.原子力安全条業副愉国第 1回検討会合概要報告(白"年 9月)から抜粋
O原子力計画の停滞又は縮小に関連した潜在的安全問題がいくつかの固で特定された。例えば、
)
一原子力発電所の設計・起動に貢献した多くの人々の引退や原子力分野に若者を引きつけるこ
との困難さのため、産業界に最小必要な能力を維持するために必要な特別な方法。
ー動機付けの減少や職員の減少に対抗する特別な方法が必要になるような、国のエネルギー政
策の変化。
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2
酬)から要約
0現在及び将来において安全確保と環境保護を達成しつつ原子力を利用するためには、原子力専
門家が必要。一方、阻A 加盟国の大学における原子力教育は縮小し、教官の高齢化や研究施
設の経年化、閉鎖の問題もある。
O放府が教育、人材、基盤等の戦略的計画に対して関与すること、大学が魅力ある教育プログラ
ムを提供すること、産業界が高いレベルの訓練を維持すること、研究所が刺激的な研究計画
を推進すること等が求められる。
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2
倒防)から要約
0多くの国で、原子力安全業務は同じ年代の人々に任されており、この人々が引退する時期 l
;
t
間
近。また、多くの大学等で原子力科学・技術の分野への新規登録者数は急速に減少。
0将来の安全確保のために真に必要な技術能力の明確化、教育・研究に関する国際協力の可能性
の検討、欧州原子力学会(聞S) 若年世代ネットワーク (YGN) との連携、技術知識の伝
承,普及方法(情報技術の活用等)の検討などが必要。
S
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2
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4回lAE
A総会決議 1
3号〉から要約
0放射線防護と原子力安全の適切な基盤を確立・維持するために教育・訓練の役割が重要である
ことを、強謂。
OIAEA事務局カ丈財源の範屈内でこの分野における現在の努力を強化すること、特にかかる教
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立地域の訓練センターを支援することを、要請。
育・訓練を実施可能な加盟国又l
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参考 4-2 各国の人材確保・育成関連施策の例
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O エネルギー省 (DUE) の原子力・科学技術局は、 2000年 7月に「米国の原子力
技術の将来:戦略計画 j を発表し、原子力技術への投資の維持と技術基盤を確
保するための方針を提示。人材育成・確保に関する呂標としては、大学の原子
力工学プログラムの支援、 DOEスタッフの維持等を提示。
0具体的施策としては、研究助成金・奨学金の支給、大学研究炉の支援(燃料提
供、使用済み燃料の引き取り)、研究炉の共同利用促進等を実施。
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O国内フランス語圏内で原子力工学の大学院を有する 4大学が、 1996年から共同
う
で学位を授与するプログラムを開始。学生は、異なる大学の様々な課程を選択
できるほか、ベルギー原子力研究所 (SCKl
CEN) や産業界の協力も受けて運営
されている上級課程に進むことも可能。現在、圏内フラマン語圏の同様のプロ
グラムとの統合、フランス原子力科学技術機構(町 STN) との協力強化、さら
には欧州他国の教育機関との連携が検討されている。
│スウェーデン│
0ストックホルム王立技術研究所の下に設置されたスウェーデン原子力技術セン
ターにおいて、原子力技術関係の博士課程学生に対する科学的アドバイスと経
済的支援を供与。同センターの理事会には、関連研究所や大学に加えて原子力
発電検査局 (SK
I)、原子力発電所、 ABBAtom社の幹部が参加。
)
欧州原子力学会若年世代ネットワーク│
01995 年、欧州原子力学会 (ENS) において、各国の若年世代ネットワーク設立
の促進、欧州全体の世代聞の知識交換の促進、公衆とのコミュニケーション等
を目的として、若年世代ネットワーク (YGN) が設立。
OYGN は ENS 加盟各国 1名の代表で構成され、年間 2回以上会合。現在の重点
事項は、ノウハウ伝承(原子力関連会合への参加)、教育・訓練(テムリン発電
所での VVER-I000訓練コース等)、公衆の認識・コミュニケーション (YGNポ
ジションペーパーの作成、メディアとの接触等)など。
匡三週
0 フランスの大学には原子力工学関係の学科はなく、 1
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6 年に原子力庁 (CEA)
の下に創設された原子力科学技術機構(刑 STN:I
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) が、原子力関係の高等教育・研修を実施。
0教官 l
ま、大学、 CEA研究所、電力公社 (EDF)、原子力企業(コジェマ、フラマ
トム等)から参加。 CEA 研究所の設備を活用し、大学院教育から技術者研修
(専門家の知識のアップデート、他分野の専門家に対する知識の導入)までを
実施。
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