momono-net.jp

もも脳ネット
脳卒中連携パス結果報告
担当 岡山赤十字病院
岩永 健
対象
平成24年12月から25年2月末まで入院した脳卒中患者
急性期病院:10病院
岡山労災病院、岡山済生会病院、岡山中央病院、岡山市民病院、
川崎医科大学付属川崎病院、岡山旭東病院、東部脳神経外科東備クリ
ニック、岡山大学附属病院、岡山医療センター、岡山赤十字病院
慢性期病院:18病院
重井医学研究所附属病院、梶木病院、岡山リハビリテーションセンター
玉野市民病院、岡山光南病院、佐藤病院、済生会吉備病院、
中央奉還町病院、児島中央病院、岡山西大寺病院、津山第一病院、
しげい病院、高梁中央病院、藤田病院、さとう記念病院、近藤病院 、
岡山協立病院、草加病院
計28病院

急性期:10病院(昨年10病院:前回5か月)
脳卒中入院患者数(人)
平均年齢
男性(人)
脳梗塞(人)
入院患者数(人)
平均年齢
平均在院日数
くも膜下出血(人)
一過性脳虚血発作(人)退院時平均mRS
脳内出血(人)
平均在院日数
脳卒中連携情報提供書利用の退院時平均mRS
全入院患者
今回
昨年
688
1055
73.0
73.0
全入院患者
596
399
1期
2期
3期
417
1856 2160 648
2894
71.013673.0 216
71.9
23.0 45 26.0 6226.2
- 39 54 24.0
26.8
パス利用患者
今回
昨年
193(28%)
293(27%)
73.0
74.6
パス利用患者
148
98
1期
2期
3期
123
453
628 172773
53
72.6
73.6 99 74.2
40.0
38.6 23 45.1
17
3.8
3.7 0 3.4
0
34.1
3.6
41.1
3.6
転帰:急性期病院・診療所へ転院数
23
36
2
2
転帰:回復期病院へ転院数
198
283
184
264
転帰:維持期病院へ転院数
38
61
2
26
転帰:維持期診療所へ転所数
8
13
0
0
8
16
0
0
転帰:在宅復帰患者数
361
579
4
2
転帰:死亡数
42
52
1
0
転帰:維持期老健へ転所数
病院別在院日数の比較
70
60
50
40
全入院患者
30
パス患者
20
パス/全
10
在宅復帰率
労災
日赤
岡山CL
東備CL
川崎
済生会
岡大
岡中
市民
一心堂
医療センター
旭東
0
回復期:18病院(昨年17病院)
脳卒中入院患者数(人)
平均年齢
男性(人)
入院患者数(人)
脳梗塞(人)
脳内出血(人) 平均年齢
平均在院日数
くも膜下出血(人)
退院時平均mRS
一過性脳虚血発作(人)
平均在院日数
全入院患者
今回
昨年
353
425
74.0全入院患者
76.7
1期203 2期
3期
215
1020
693228 882
311
75.493 77.0
74.8
82
89.436 84.9
87.9
25
- 18
4 80.0
93.5
脳卒中連携情報提供書退院時平均mRS
転帰:急性期病院・診療所へ転院数
転帰:回復期病院へ転院数
転帰:維持期病院へ転院数
転帰:維持期診療所へ転所数
転帰:維持期老健へ転所数
転帰:在宅復帰患者数
転帰:死亡数
31
0
30
2
44
242 (65%)
20
53
6
32
5
49
258 (61%)
22
パス利用患者
今回
昨年
179
228
パス利用患者
72.0
75.9
1期
2期 124
3期
103
322
401 172
524
108
75.8
76.0 46
68.5
55
87.2
97.1 10
86.9
15
3.90
3.8
03.3
91.1
86.6
2.8
3.5
14
0
17
2
22
115 (66%)
3
36
5
17
4
19
143 (63%)
5
しげい
藤田
津山第一
奉還町
草加
西大寺
重井附属
児中
済生会吉備
佐藤
高梁中央
光南
近藤
玉野市民
協立
吉備リハ
梶木
岡リハ
さとう記念
180
160
慢性期病院の在院日数
140
120
100
80
60
40
20
0
160
岡リハ
児中
西大寺
済生会吉備
奉還町
さとう記念
しげい
光南
高梁中央
津山第一
協立
玉野市民
佐藤
藤田
吉備リハ
草加
重井附属
梶木
近藤
180
慢性期病院の在院日数と入院患者数
140
120
100
80
60
在院日数
40
入院患者数
20
0
近藤
草加
津山第一
玉野市民
光南
吉備リハ
児中
重井附属
岡リハ
奉還町
済生会吉備
藤田
しげい
協立
さとう記念
高梁中央
西大寺
梶木
佐藤
180
慢性期病院の在院日数と在宅復帰率
160
140
120
100
80
在院日数
60
入院患者数
40
20
在宅復帰率
0
急性期病院の疾患内訳
TIA 6%
くも膜下出血 7%
脳内出血 21%
脳梗塞 65%
N = 637
急性期病院の退院先内訳
死亡 7%
N = 640
急性期・診療所 4%
維持期・老健 3%
回復期 31%
在宅復帰 56%
急性期パス利用患者の退院先
在宅 1%
維持期・老健 1%
回復期 98%
N=188名
回復期の疾患内訳
TIA 5%
くも膜下出血 10%
脳内出血 25%
脳梗塞 61%
N=353名
回復期病院の転院先
死亡 6%
N=353名
老健 12%
維持期 9%
急性期・診療所 8%
在宅復帰 65%
回復期病院パス利用者の転院先
老健 12%
N=179名
維持期 11%
急性期・診療所 8%
在宅復帰 61%
まとめ
 パスの利用率に関してはこれまでと同様
である。また、疾患の内訳及び退院先も
おおむね変わっていない。
 急性期および慢性期において在院日数は
今回は縮小傾向であった。傾向を示す要
因は今のところ不明である。