循環型社会と木質資源 4班 班員 日下部さつき 久山貴暉 桑原隼 里見明俊 柴崎大樹 循環型社会とは? • 循環型社会とは、有限である資源を効率 的に利用するとともに再生産を行って、 持続可能な形で循環させながら利用して いく社会のこと。 木質資源の利用 バイオマスエネルギーとは • 廃棄物系バイオマス • 植物系バイオマス 廃棄物系バイオマスとは • • • • • • 廃棄される紙 家畜排せつ物 食品廃棄物 建設発生木材(木くず) 黒液(パルプ工場廃液) 下水汚泥 廃棄物系バイオマスの利用の例 廃棄物系バイオマスの問題点 地域におけるバイオマス資源の需給バランスを 壊してしまう 廃棄物として扱われるバイオマスの利用に当 たっては、法的な制約を受ける場合が多い。 バイオエネルギー 植物系バイオマス でんぷん系 セルロース系 トウモロコシ,サツマイモなど ササ,ポプラなど 陸栽系 炭化水素系 油脂系 植物系バイオマス 水栽系 ユーカリ,アオサンゴなど アブラヤシ,ナタネ, ヒマワリなど 淡水系 ホテイアオイ,カナダモなど 海洋系 マコンブ,ジャイアントケルプ など 微生物系 クロレラ,光合成細菌など 木炭の製造方法 簡単な加熱乾留設備を用いて、低カロリーのバイオマ スのエネルギーを高密度化させることができる 低発熱量のバイオマス起源のエネルギー輸送性・貯 蔵性を改善させる技術として、一応認知されている ( 2006/01/20 時点) 木質ペレットについて • 木質ペレットとは、木の粉を直 径6~9㎜、長さ10~25㎜の円筒 状に熱を加えて圧縮して固めた もの。 • 資源の有効利用になるほか、石 油やガスの代わりに使うことで 地球温暖化防止につながる。 • 薪などに比べて形や水分が均質 であるため、火力の調整もしや すく煙も少ない。 • 燃料としての利用のほかにも、 飼料や肥料としても用途が広 がっている。 木質ペレットの作成手順 破砕 • 原料となる木の枝や竹を粉の状 態まで砕く 乾燥 • 瞬時に原料を乾燥させる 作成手順 成型 • ローラーが原料を圧縮して孔か ら押し出し、カッターで切り揃 える 木質ペレットの課題 • まだまだ普及が進んでないため、価格が高い。 • 地域(樹種)により木質ペレットの種類が異なり、 ペレットストーブもこれに合わせた形で供給し なければならない。 ex)針葉樹、広葉樹 ペレットストーブ • 木質ペレットを燃料と するストーブ • スウェーデンなど北欧 に製造メーカーがあり 欧米各国で普及 • 日本国内でも近年、製 造を試みる中小メー カーが現れ普及しつつ ある • 地球温暖化対策に貢献 ペレットはカーボンニュートラル • カーボンニュートラルとは、 ペレットを燃やしても大気中 の二酸化炭素の量を増減させ ないことをいう。 • ペレットを燃やした時に排出 するCO2は、成長過程で吸収 したものなので、大気中の CO2の増減に影響を与えない。 • 石炭火力発電所ではCO2排出 量を抑制する目的で、石炭に 1~3%のペレットが混ぜら れている。 まとめ ・森林資源は再生可能である からこれらを使用した資源循 環型の社会を目指した地域づ くりが望まれる。
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