Slide 1

プライベートクラウドとパブリック
クラウドを連携する認証基盤の構築
とその応用
T3-205
日本マイクロソフト
クラウド&ソリューションビジネス統括本部
中村 仁吏
セッションの目的
Session Objectives
セッションの目的
クラウドサービスにおいての ID の位置づけの理解
既存の認証基盤との統合方法の紹介
クラウド対応として認証基盤に求められる要件の確認
アジェンダ
クラウド連携の課題と要件
認証基盤の課題を解決
AD FS によるシングルサインオンの実現と適正なアクセス制御
AD FS を利用した連携
ID 情報の統合管理
まとめ
クラウド連携による ID 情報の課題
ID が基盤となるクラウド
クラウドサービス
DLP
ウィルス/
スパム対策
データ管理
アプリケーション
ID 情報
監査
アクセス
制御
ID 情報の氾濫
ID の氾濫
ID 情報の共通化
ID 情報の連携
クラウドサービス
クラウドサービス
アプリケーション
クラウドサービス
アプリケーション
アプリケーション
ID 情報
ID 情報
ID 情報
インターネット
社内
利用者
アプリケーション利用者
認証基盤
クラウド連携で認証基盤に求められる要件
シングルサインオンによる認証
適正な権限管理
シンプルなユーザー管理
認証基盤の課題を解決
Active Directory Federation Services(AD FS) による
シングルサインオンの実現と適正なアクセス制御
クラウド連携で認証基盤に求められる要件
シングルサインオンによる認証
適正な権限管理
シンプルなユーザー管理
AD FS を利用した認証の流れ
組織間でトークンを利用したシングルサインオンによる
認証を実現
Active
Directory
AD FS
サーバー
フェデレーション信頼
③チケット(トークン)
発行を要求
⑤トークンの送信
利用者
アプリケーション利用者
①アプリケーションに
アクセス
AD FS
サーバー
アプリケー
ション
アプリケーション提供者
(クラウド サービス)
AD FS を利用したシングルサインオンによる認証
フェデレーション信頼の設定
送付されてくるトークンの正当性を検証
トークンに含まれる情報やキーを共有
自組織で利用している ID ストアからチケットを取得
Active Directory
Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス
SQL Server
クラウド連携で認証基盤に求められる要件
シングルサインオンによる認証
適正な権限管理
シンプルなユーザー管理
トークンによる権限情報の提供
トークンは複数のクレームから構成
クレーム は Active Directory などの属性情報
アプリケーションはクレームから ID 情報とそれ以外の情報の
取得が可能
アプリケーション側でクレームを利用した権限の設定
クレーム 1
クレーム 2
トークン
クレーム 3
...
クレーム n
デジタル署名
名前
グループ
役職
トークンの生成元を示し、
改ざんを防ぐ
認証基盤の課題を解決
AD FS を利用した連携
AD FS が連携するアプリケーション
Office SharePoint Server 2007 / 2010, WSS 3.0
外部ユーザーへのサイト公開
Exchange Server 2010
予定表, 連絡先の共有
Active Directory Rights Management Services(AD RMS)
外部ユーザーへの RMS ドキュメントの公開
Office 365
Windows Azure
Windows Identity Foundation で独自認証・認可ロジックを
実装したアプリケーション
AD FS が連携するフェデレーションサーバー
HP IceWall
Sun OpenSSO
Novell Access Manager
CA SiteMinder
CA Federation Manager
標準規格へのアライン
SAML 1.1 / 2.0
WS-Federation
WS-Trust
AD FS を利用したクラウドサービスとの連携
Office 365 との連携例
社内
認証基盤
AD FS 2.0
サーバー
フェデレーション信頼
Microsoft
Federation
Gateway
利用者
アプリケーション利用者
シングルサインオンによる
アクセス
認証基盤の課題を解決
ID 情報の統合管理
クラウド連携で認証基盤に求められる要件
シングルサインオンによる認証
適正な権限管理
シンプルなユーザー管理
社内の ID 情報の管理
ユーザーアカウントの適正な管理
サービスを利用するユーザーアカウントの作成
退社などに伴うユーザーアカウントの削除
ゴーストアカウントによる不正アクセスへの対応
迅速な人事情報の適用
人事情報をユーザー属性に反映
組織の情報をグループオブジェクトに適用
最新の情報を提供する事でユーザーの生産性を向上
Forefront Identity Manager 2010 の利用
Forefront Identity Manager 2010(FIM 2010) とは
社内に存在する様々な ID 情報を
一元化し統合的に管理
ID 情報のライフサイクル管理を
自動化
ルールに基づいた ID 管理
環境を提供
削除
退職
作成
入社
人事異動
更新
ロール変更
パスワードリセット
権限リクエスト/
承認
FIM 2010 を利用した ID 管理
社内に存在する様々な ID ストア の ID 情報を一元管理
社員情報
ID 情報に
加工
FIM ID
管理ポータル
Active
Directory
人事システム
様々な
ID ストア
FIM 2010 を利用した ID 管理
属性情報に基づいた自動的なグループのメンバ管理
ワークフローによるグループ参加申請
ポータル / Outlook からの申請および承認
Sales Group
承認
承認
依頼
ユーザー
承認者
承認
依頼
承認
1
FIM 2010
4
メンバ追加
2
3
Sales Group の
ファイルサーバー
Sales Group
アクセス可能
FIM 2010 を利用した ID 管理
パスワード忘却時のセルフリセット
秘密の質問を使用したセルフリセット
ログオン画面から直接リセット可能
出題数 / 必須回答数などは FIM ワークフローが制御
ID 管理を含めた クラウドサービスとの連携
Office 365 との連携例
社内
Active
Directory
AD FS
サーバー
人事システム
利用者
アプリケーション利用者
フェデレーション信頼
Microsoft
Federation
Gateway
シングルサインオンによる
アクセス
まとめ
セッションのまとめ
Session wrap up
セッションの目的
クラウドサービスにおいての ID の位置づけの理解
クラウドサービスにおいても ID は基盤となる情報
AD FS により ID 以外にもアクセス制御に利用できる情報の提供が可能
既存の認証基盤との統合方法の紹介
既存の認証基盤にはより適正な管理が求められる
クラウド対応として認証基盤に求められる要件の確認
シングルサインオンによる認証
適正なアクセス制御
シンプルなユーザー管理
リファレンス
機能概要 Active Directory
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/r2/technolo
gies/ad-main.mspx
Technet ライブラリ AD フェデレーションサービス
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc736690(WS.10).aspx
Forefront Identity Manager 2010 製品ホームページ
http://www.microsoft.com/japan/forefront/identitymanager/defa
ult.mspx
Microsoft Forefront TechCenter
http://technet.microsoft.com/ja-jp/forefront/default.aspx
ご清聴ありがとうございました
T3-205
アンケート
にご協力
ください