クロスドッキング方式 設計支援 流通情報工学課程 2003712 岡田健一 1 構成 研究背景 研究目的 シミュレーション シミュレーション結果 結論 今後の課題 2 研究背景 ウォルマート 物流コストの削減 納品の迅速化 近年の市場で抜群の成長率を遂げたことにより、世界で最大の ジャストインタイムによる配送 利益、しかも最高の利益率を生み出す小売業者に成長した クロスドッキング方式の積極的な活用! クロスドッキング方式が注目されている! 3 クロスドッキング方式について 配送基本機 能 入荷 保管 仕分け ピッキング 供給A メリット 顧客A 出荷 デメリット 顧客リードタイムが長くなる 省略! センター 物流コストの節約 在庫量の削減 供給B 仕分け 顧客B 商品の納入が遅い 4 クロスドッキング方式と設計 顧客リードタイム センター作業に着目 センター作業時間の短縮が必要である! 定められた時間内で作業を終了する必要がある! 設計 入荷バース数 運搬方式 作業員数 出荷コンベヤ数 トラック時間 センターレイアウト 5 研究目的 決められたスループットタイム 設計 選択 入荷バース数 作業員数 出荷コンベヤ数 概略設計 トラック時間 決められたスループットタイムを満たす 詳細設計 設計支援! 6 設計支援とシミュレーション 設計支援! 多種多様なケースを検 討することができる 実状を想定することが でき、シミュレーション の流れを把握すること ができる シミュレーション 7 シミュレーションモデル 1台目 入荷側 出荷側 トラック 荷物 ・・・ トラック時間 出荷側 10台目 1個 ・・・ 320個 荷物時間 スループットタイム 入荷側 8 検討項目 スループットタイム シミュレーション1 検討結果 設定 シミュレーション2 シミュレーション3 入荷側だけの検討! 入荷側から出荷側までの検討! 9 シミュレーション1検討目的・方法 シミュレーション1目的 入荷トラックの待ち時間を発生させないために必要となる入荷 バース数、作業員数の検討 入荷作業 トラック時間 2時間 3時間 4時間 トラック待ち時間 バース数 作業員数 10 解析①-バース、作業員とトラック待ち時間- 300 250 時 200 間 150 分 100 [ バースを使用していない ] 50 0 0 1 2 ・・・作業員1 人 ・・・作業員2人 ・・・作業員3人 × ・・・作業員4人 3 バース数 4 5 6 トラック待ち時間がない! 11 シミュレーション2検討目的・方法 シミュレーション2目的 コンベヤ数の影響を見るために荷物時間及びスループットタイム についての検討 スループットタイム 入荷側 バース数 作業員数 選択 出荷側 コンベヤ数 作業員数 バース4、作業員4人 12 解析②-出荷コンベヤとスループットタイム- 350 100 300 80 スループットタイムが短縮 250 稼 60 働 率 時 間 200 [ [ 分 150 ] 40 % 荷物時間が短縮 ] 100 20 50 スループットタイムの影響が少ない! 0コンベヤ滞留時間が短い ! 0 1 2 3 コンベヤ数 4 5 ・・・スループットタイム(分) ・・・荷物時間(分) ・・・稼働率(%) 13 シミュレーション3検討目的・方法 シミュレーション3目的 トラック時間がスループットタイムにあたえている影響を見るた めにトラック時間と出荷側のコンベヤ数、作業員数の検討 選択 スループットタイム 入荷側 出荷側 トラック時間 バース数 作業員数 コンベヤ数 作業員数 バース4、作業員4人 14 解析③-トラック時間とスループットタイム- 必要条件 コンベヤを3本以上 トラック時間を2時間 入荷バースを4本以上 350 [ ス 300 ル ー 250 プ ッ 200 ト タ イ 150 ム 100 分 満たすために は 出荷作業員を2人以上 設計支援! ] 入荷作業員を4人以上 50 0 1 2 3 コンベヤ数 4 5 ・・・トラック時間2時間のスループットタイム ・・・トラック時間3時間のスループットタイ ム 15 結論 スループットタイムによって、 「入荷バース数」、 「作業員数」、「出荷コンベヤ数」、「トラック時間」 の設定・設計を選択する必要がある 検討結果より、あたえられたスループットタイムを満 たすための「入荷バース数」、「作業員数」、「出荷コ ンベヤ数」、「トラック時間」から、どのような組合せが 選択可能となるかについて設計支援が可能となるこ とを示すことができた 16 今後の課題 作業員のバラつきによるスループットタイム の検討 今回は運搬作業をコンベヤで行ったがフォー クリフトにした場合の検討 センターレイアウトを変更しての検討 入荷トラック台数、出荷トラック積載の組合せ パターンを増やしての検討 17 ご清聴ありがとうございました 18
© Copyright 2024 ExpyDoc