Webカメラを利用した 研究室の利用頻度調査

Webカメラを利用した
研究室の利用頻度調査
菅田 貴仁
目的
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フリーソフトを用いて、webカメラの使いやすさな
どを研究しながら、種田研究生が1週間にどのく
らい研究室を利用しているのかを調査する。
方法
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Webカメラを研究室のドアの前に固定し、カメラ
のモーション機能(動きを感知したら、自動的に
画像を撮る)を使い、自動的に画像を保存させ、
誰がどのくらい研究室を利用したかがわかる。
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対象時間は月・水・木・金の10:00~19:00と
する。(火曜日は授業の日、土・日は休みなので
対象時間外にした)
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対象時間外に研究室をのぞきたい場合は携帯
電話からの遠隔操作をもちいて、カメラの電源を
いれ、利用する事ができる。
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研究生全員がインターネットを通して、研究室の
状況を見る事も可能。
http://caddis1.cs.fit.ac.jp/~sugata/index.html
長所
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動体検出時に音を出すことも可能(研究室のパ
ソコンはスピーカーが付いていないので無理)な
ので、防犯になり、設定を変えれば録画もできる
ようになるので、監視カメラにもなる。
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Passwordを設けているので、動画配信をしてい
るが、特定の人しか動画を観る事ができない。
短所
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パソコンの電源は常にオンにしておく必要がある。
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1人が何度も部屋を出入りする事も考えられる。
その度にモーション機能は作動するので、写真
の量が多いときには、100枚を超え、平均では
1日50枚ほどになった。
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部屋を出た時間がわかりにくい。
メールによる遠隔操作
メールコマンドは、メールの題名に記述します。(本文は空でOK)
コマンドはすべて半角小文字で入力します
アドレスは[email protected]
start ・・・ キャプチャー開始
stop ・・・ キャプチャー停止
snap ・・・ スナップショット
rec ・・・ 録画開始
reconnect ・・・ カメラの再接続
[例]
・スナップショットを実行する場合
lc2 start
・カメラ2のキャプチャーを停止する場合
lc2 stop 2
例えば
調査結果
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簡単に一週間の研究室
の利用頻度をグラフにし
たもの。
7
6
5
18時~
16時~
14時~
12時~
10時~
4
3
2
1
0
月曜日
水曜日
木曜日
月曜日
水曜日
木曜日
金曜日
A
14:54
14:28
※
※
B
※
※
※
※
C
※
12:30
※
13:00
NOGU
14:17
※
13:14
12:49
E
11:00
14:52
14:43
※
F
11:35
14:19
12:31
※
G
※
13:04
※
※
H
※
※
※
13:53
I
14:14
※
※
16:00
J
※
※
※
※
AKA
17:36
※
※
※
金曜日
※は来た形跡なし
調査結果
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曜日では月曜日が1番人が多い。
時間帯は12時から14時の間が多い。
1日の平均は4.5人であった。
まとめ

このシステムを用いることで、種田研究室の関
係者以外の侵入を知ることができ、防犯にもな
る。そして今後は、ホームページの改良、カメラ
を複数にするという事に挑戦していきたい。