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クライオ バッフル
山元 一広
東京大学 宇宙線研究所 重力波推進室
2012/7/24 @東京大学宇宙線研究所、柏、千葉
1
はじめに
冷却鏡の大角度散乱を止めるために、
輻射シールド内にバッフルが必要。
考慮すべき点をまとめた(漏れがないことは
保証しない)。
2
場所:ほぼ決まっている。
形状:ほぼ決まっている。Mikeの図では鏡面がシールド
の中心にきているが、鏡の重心がシールドの中心。
大角度散乱をすべて受けとめるような形状。
(Mikeの計算のチェック)
低温懸架系と落下防止棚と干渉しないようにする。
材質:軽い方がよい。アルミ(2.7g/cc)か。RRRは
なるべく小さく。(ダンピングの温度依存性をさける)
厚さ: 0.5 cmとすると40 kgくらいか。
内部共鳴は90Hzくらいか
3
表面処理:Mikeの計算では何かくすんだ(反射した光は
一方向に行かない)を仮定。DLCはきちんと
光を反射する。DLCではだめ?
もしそうなら表面処理をどうするか?
真空も考慮。
4
インストール:シールドの構造上低温懸架より後の
イントールは難しい(ぎりぎり無理な感じ)。
最初置いてその後吊るのもおそらく難しい。
吊る場所:クライオスタットを収めた真空タンクのポート?
(この場合ヒートリンクをシールドにつなげる)
シールド?(荷重をかけない前提)
ワイヤはなにか?熱伝導が低いもの(特に
常温から吊る場合)。
防振:縦バネが必要。
ダンピング:TAMAの磁石の数と質量の比の積だけ必要。
どのように配置してどのように吊るか?
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ここ
6
温度計:必要。配線は何本か?
Photo detector:必要か?(初期アラインメント?)
配線は何本か?
位置調節機構
Feedthrough: Burndy 22pin * 3
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