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なぜヘッジファンド?
Masako Watanabe & Associates Limited
ヘッジファンドとは何か
•オルターナティブ資産
- 株式や債券との相関性が低い
- 高度な投資テクニック、20にも上る諸戦略を駆使
•絶対的リターン
- ヘッジファンド・マネジャー:市場の上昇時のみならず下落時も
絶対的リターンを目標とする
- 投信マネジャー:ベンチマークである関連指標との相対的比較で評
価される
•起業家
- ヘッジファンド・マネジャーは投資家の資金と自己資金を合わせて
運用する起業家である
ヘッジファンドの投資対象

商品及び商品先物

転換社債及び その他株式リンク債

為替及び為替デリバティブ

株式及び株式デリバティブ

債券
投資の三大原則
1)分散
地理的分散
従来の資産クラス間の分散(株式、債券、現金)
従来の資産に対するオルターナティブ金融資産の保有
通貨間の分散
2)ドルコスト平均法
投資及び解約のタイミングの分散
大半の資産のピーク時投資回避
3)中長期投資
意味のあるリターン確保には少なくとも投資期間4〜5年が必要
「ヘッジファンド」対「従来の資産クラス」
・・・リスクに対するリターンが高い
25%
20%
リターン
15%
株式銘柄選択
ヘッジファンド
の世界
単一国株式ファンド
地域株式ファンド
グローバル株式ファンド
10%
バランス・ポートフォリオ
債券ファンド
5%
現金
0%
8%
変動率(リスク)
16%
Jun-91
Dec-05
Jun-05
Dec-04
Jun-04
Dec-03
Jun-03
Dec-02
Jun-02
Dec-01
Jun-01
Dec-00
Jun-00
Dec-99
Jun-99
Dec-98
MSCIê¢äEäîéÆéwêî
Jun-98
Dec-97
Jun-97
Dec-96
Jun-96
Dec-95
Jun-95
Dec-94
Jun-94
Dec-93
Jun-93
Dec-92
Jun-92
Dec-91
450
Dec-90
Jun-90
Dec-89
ヘッジファンドの長期実績
伝統的資産に比較して低い変動率、高いリターン
1990年1月~2006年4月
500
HFRI ÉtÉ@ÉìÉhÅEÉIÉuÅEÉtÉ@ÉìÉYéwêî
É\ÉçÉÇÉìÅEÉOÉçÅ[ÉoÉãç¬åîéwêî
400
350
300
250
200
150
100
50
ヘッジファンドと経済サイクル
好景気
景気回復期
景気後退期
不景気
不景気
モーゲージ
担保商品
1987-90
株式
ロング/ショート
買収合併
アービトラージ
不良債権投資
1991-95
1996-99
2000-02
・・・ヘッジファンドの中でも戦略分散が必要
モーゲージ
担保商品
2003
-
株式
ロング/ショート
2005
ポートフォリオ運用
ヘッジファンドの投資家推移

1980年代後半〜1990年前半


アメリカ機関投資家、富裕個人
1990年後半
ヨーロッパ機関投資家、富裕個人
 アメリカ年金(カルパーズ、ハーバード基金等)
 日本の機関投資家の一部(住友生命、農林中金等)


2002年5月

香港SFCがヘッジファンドの一般投資家向け販売の認可体制を敷く
まとめ:なぜヘッジファンド?
ヘッジファンドは・・・




市場上昇時だけでなく下落時も限られたリスクで絶対的
リターンを達成することが可能
現金、債券、株式のような伝統的資産クラスとは相関性
が低い
伝統的資産クラスより資産保全能力に優れている
伝統的クラスより中長期的に安定的でより高いリターン
を達成することが可能