生物情報科学実験2 プロテインチップ

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生物情報科学実験2
プロテインチップ
森下研究室
佐々木 伸
([email protected])
レポート提出先・データおよび配付資料

この実験のレポート提出先は、
http://mlab.cb.k.u-tokyo.ac.jp/~sesejun/upbsb/jikken/2005/report/protein/
となります。提出方法はこれまでの実験と同様です。


「レポート1」から提出してください。
実験1でとった質量波形データおよび、この実験の資料やソフトウェ
アなどは、
http://mlab.cb.k.u-tokyo.ac.jp/~ssksn/upbsb/

にありますので、適宜ダウンロードしてください。
ソースコードは、印刷物では配布しません。上記のホームページ上に
あるものをダウンロードしてください。

キーボードをタイプして入力するにはコード量が多いので、ダウンロード
したファイルからコピーするなどしてください
実装・仕様上の注意点
 PeptideComparator クラス
 Calibrator で書いた PointComparator と同じように、
Peptide オブジェクトと Double オブジェクトの比較を
出来るようにする
 Double はその値、Peptide は分子量で比較する
実装・仕様上の注意点
 searchPeaksメソッド
 与えられた(sort済み)Peptide の配列中から、入力
質量と許容誤差内があるか探し出す。
 また、1つ以上存在する場合にも、全てのペプチド
を探し出せるようにする。
 出来れば、Arrays.binarySearch メソッドを使用する
 入力質量より小さい方、大きい方の両方を許容誤差まで
検索する必要がある
実装・仕様上の注意点
 メソッドの実装順
 どのように実装を進めても自由だが、依存関係
(あるメソッドが別のメソッドを呼び出す)がある場合
は、依存されている方から実装していくとやりやすい場
合が多い
 computeMass(String) → Peptide クラス → …
 getSegmentedPeptideByTrypsin →
getSegmentedPeptideWithMissCut →
getSegmentedPeptideWithMaxMissCut → … など
ProteinChipGUI
 ProteinChipGUI.java
 ProFound の簡易版のような
GUIインターフェースプログラム
 策定した仕様に沿って、ProteinChip プロジェクトの
メソッドを呼び出して使用している
 自分の書いたプログラムで正しく動作するか?
レポート4
1. プログラムを完成させ、どのような結果が出力されるかレ
ポートせよ。データベースをsmall, middle, largeと変
えた場合、出力結果がどうなり、かかる実行時間はどうな
るか?
2. 以下のメソッドをホームページ上に掲示する実装と差し
替えて、出力結果、実行時間が変化するか調べなさい。



computeMass(String)
getSegmentedPeptideWithMissCut(Peptide[], int)
searchPeaks
 レポート提出期限
9月9日24時(10日0時)
レポート5
 この「レポート5」は全てオプション課題である
1. 検索結果の順位付けを行うResultComparator において、実験で
使った実装の他に、どのような要素・方法により順位付けを行う
べきか考察せよ。また可能ならばそれを実装し、実際にどのよう
に出力結果が変化するかレポートせよ。
2. 今回の実装方法では、データベースに登録されたタンパクの数
が増えると実行時間が非常にかかってしまう。これに対応するに
は、どのような方法が考えられるか述べよ。
 レポート提出期限

9月9日24時(10日0時)
注 「レポート4」は、必須課題