生活コンシェル(仮)

生活コンシェル(仮)
若年性アルツハイマー患者向け
自立支援マネージャー
Team Junko
2015.03.13. 中間発表用
ターゲット
• 若年性アルツハイマーの患者
– 比較的初期の段階
– 自分で病識がある
• その他に
– 加齢による物忘れを解決したい人?
解決したい課題
記憶障害・見当識障害
やるべきことがわからなくなる
日常生活の段取りがわからなくなる
人との約束を忘れる
行く場所、今いる場所がわからなくなる
病気に対する不安
アイデンティティ喪失
プライドの崩壊
家族の負担
生活の補助の負担
本人が何をしたいのかわからない
課題解決のためのアイディア
Goal
できる限り現在の日常生活を維持する
(できれば仕事も)
自立した生活支援
行動のための記憶を補助する
- やるべきことを教えてくれる
- 思い出すきっかけを与えてくれる
行動・記憶の補助
生活の記録
- 行動を記録する
- 周囲に伝えたいことを記録しておく?
記憶のトレーニング
日々の出来事をふりかえる
etc.
提案するアプリケーション
• TODOを思いついたその場で簡単入力機能
– △△スーパーで○○シャンプーをひとつ買う
• 生活の段取りをお知らせするアラーム機能
– 今日は良く晴れます。シーツを洗濯しましょう!
– ○時に病院の予約があります。そろそろ服を着替えましょ
う
• 予定通りに行動できた時のチェック機能
• 今日のふりかえり機能(トレーニング)
– 朝ごはんは何をたべた?
サービス開発の検討課題
• 機能の絞り込み
– 具体的にどのような機能を持たせるか?
– 広げすぎずに絞り込む
• 操作性
– そもそも患者本人が使えるものか?
– 音声での入力、アラームは必須
・・・ 家族の声を登録?
サービス開発の検討課題
• 実現方法
– 既存のサービスとの連携でできないか?
乗換案内、Googleマップ、お天気情報、
スケジュール管理・・・etc.
• ネーミング
– 利用者の心情を考慮した直接的でないもの
• 利用のモチベーションを高めるインセンティブが
必要?
– 生活を維持できること自体がモチベーション?
サービス開発の検討課題
ビジネスとして
• iコンシェルなど既存の類似サービスとの差別
化
– 病気の特性に合わせた操作性、優位な機能
• 費用負担
– 利用者(本人、家族)
– 関連企業
* 機能や履歴保存量で課金制にする?
サービス開発の検討課題
ビジネスとして
• 市場規模
– 若年性アルツハイマー患者(初期段階)・・・これだ
けでは少ない
– その他軽度の認知症患者?
– 加齢による物忘れに悩む人?
• コスト
– 開発コスト
– 運用コスト
サービス開発の検討課題
ビジネスとして
• サービスの拡張性
– 別の病気へのサービスにも応用可能か?