運輸事業振興助成補助金 (府トラック協会 補助対象事業 ① ) ■内示額 411,912千円 ■知事復活要求額 ①+② 227,274千円 ■平成26年度要求総額 639,186千円 ◎府交付スキーム:運輸事業振興助成法の趣旨を踏まえつつ、交通安全や環境対策に資する事業で、府民・事業者に効果が 行き届くものに限定し補助金を交付。 中央団体出捐金 ■経過・現状 ○ 関係法令が整備され、中央出捐金については、補助金を充てるべき事業として政令第8号に規定されている。 ○ 21年度の見直し当時は、出捐金事業の内容が不透明であった。 23年度に第三者評価機関が設置され ・数値目標を取り入れた中期計画(24~26)の策定 ・年次評価の実施 ・事業内容及び評価結果 について積極的な情報公開が行われており、透明性が確保されている。 ○ 出捐金事業の効果は府内事業者・府民等に還元されている。 項 目 中央団体出捐金事業 決算額 上記の内、府内事業者等への還元額 23年度 47.93億円 2.62億円 24年度 42.96億円 2.65億円 ■26年度の対応 「交通安全や環境対策に資するもので府民・事業者に効果が行き届く」という府の補助金交付スキームに合致する 事業を実施していることが確認できたことから、中央団体出捐金を補助対象とする。 要求額:147,274千円 運輸事業振興助成補助金 (府トラック協会 補助対象事業 ②) トラックは事故が発生した際、他人の命を奪う重大事故に繋がる!(事業用自動車による死亡事故の約9割がトラック) 上位車両運転教育費助成 健康診断費助成 ■現状 ・事業用トラック(運輸事業)のドライバーの健康状態に起因 する事故が急激に増加。 区分 2 2 年度 2 3 年度 件 数 23件 42件 死者数 11人 19人 重傷者数 4人 15人 ・府内の運輸事業者の健康診断未実施率は16%と高い。 (全業種の状況) 労働者数 未実施率 1 0 ~2 9 人 10% 3 0 ~4 9 人 3% 5 0 ~9 9 人 2% 1 0 0 ~2 9 9 人 0 .5 % ■国の動き 健康状態に起因する事故の急激増加を踏まえ、25年度から 3年間に限って、補助金による助成をインセンティブに、健康 診断受診率の向上に計画的に取り組むことを了解(H25.4.1)。 ■26年度の対応 国の動きに準じ、26年度から3年間に限り、健康診断費助成を補助 対象とする。 要求額:60,000千円 ■現状 ・運輸事業者は業務運営上、中型自動車以上の車両を運行 させる必要があっても、中型・大型等の免許を有するド ライバーを確保できないため、事故の危険性の高まりを 危惧しながら、高齢者のドライバーの雇用を延長。 ・そのため、ドライバーの高齢化を懸念する事業者は9割 にのぼる。 ■26年度の対応 事故の危険性を低下させ、安全を確保するために、 上位車両運転教育費助成を補助対象とする。 *交通安全のためのドライバーの育成と位置づけられる 費用に限って補助対象経費とし、免許取得受験費用は 対象外とする。 要求額:20,000千円 トラック業界の現状について(全国) 事 業 者 数 売 上 高 総従業員数 車 両 数 6万3千者 12兆2千億円 115万人 107万両 国内貨物輸送量 トラック事業者の規模 営業用トラック輸送はわが国の国 内物流の基幹的輸送機関として国 内貨物輸送の約6割を占める(トン ベース)。 航空 0.0%, 1 鉄道 0.8%, 40 営業利益率の推移 従業員数別 (利益率) 0.4 31~50人 0.3 0.2 0.2 7.8% 内航海運 7.4%. 361 トラック運送業は、平成19年度 以降赤字傾向となっており、苦し い状況が続いている。 事業者の99.9%が中小企業(資 本金3億円以下又は従業員300人 以下)の脆弱な業界体質。 0.0 0.0 21~30人 貨物自動車 (営業用) 64.4%, 3,153 10.5% 10人以下 50.5% 11~20人 23.1% 0.1 -0.1 -0.2 貨物自動車 (自家用) 27.4%, 1,344 0.2 -0.4 -0.4 -0.4 -0.6 -0.7 -0.8 -1.0 -1.2 -1.0 -1.3 -1.4 13 14 平成23年度実績 (単位:百万トン) 平成23年度実績 15 16 17 18 19 20 21 22 23 (年度) 資料:全日本トラック協会「経営分析報告 書」
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