水の災害について学ぶ 国土交通省 北海道開発局 事業振興部 防災課 本日の紹介内容は ①自分たちの地域の洪水履歴 ②洪水をもたらす天気要因 ③洪水とはん濫の種類 ④日本の河川の特徴と北海道特有の事情 ⑤洪水・はん濫から街や住民を守る施設の紹介 ⑥洪水・はん濫の情報を確認する手段 ⑦洪水発生時の避難のポイント ⑧居住地域のハザードマップを見てみよう ⑨避難の際の心得 昭和50年(1975年)、昭和56年(1981年)洪水のはん濫状況① S50.8 S56.8 はんらん状況 S50.8 はんらん状況 S56.8 S56年8月 S50年8月 S50年8月 村のようす S50.8 しんすい状況 街のようす S56.8 S50.8 しんすい状況 S56年8月 -19- しんすい状況 参考 昭和50年8月(1975年)洪水のはん濫状況② 参考 昭和50年8月(1975年)洪水のはん濫状況③ 参考 次の紹介内容は ①自分たちの地域の洪水履歴 ②洪水をもたらす天気要因 ③洪水とはん濫の種類 ④日本の河川の特徴と北海道特有の事情 ⑤洪水・はん濫から街や住民を守る施設の紹介 ⑥洪水・はん濫の情報を確認する手段 ⑦洪水発生時の避難のポイント ⑧居住地域のハザードマップを見てみよう ⑨避難の際の心得 洪水をもたらす天気要因 1)大気と地上(陸・海)間の水の循環 2)雲が発生するしくみ 3)降水はどのようにしておこるのか 4)低気圧と前線のしくみ 5)台風について 雲と雨の話 水の循環 蒸発して空へ 上空の雲から雨 となって地上へ 地表水となって 川などを流れる 雲が発生するしくみ これまでわかったこと: 雲はこれらの水滴や氷滴の集まりです 水は循環している 上昇した空気は断熱冷却により冷やされます 全体として雲としてみえているんです 空気が上昇すると水蒸気が凝結して雲が このとき、空気の中の水蒸気が凝結して水滴 できる! や氷滴となり、粒が小さく軽いので上空を漂 います 雲は水滴や氷滴の集まり あたためられた空気は上昇する 雨はどのようにして降るのか 雲の中の氷滴や水滴同士が まとまって重たくなると 落ちてきて雨になります。 図では雨滴が涙形をしていますが、正確には 雨滴が小さければ円形●、大きければ下がつ ぶれた の形をしています 雨の原因:低気圧と前線 温暖前線 冷たい空気 寒冷前線 温かい空気 気象庁ホームページより 雨の原因:低気圧と前線 ・低気圧では、周囲から空気が流入し上昇気流を作る ・主な前線には寒冷前線と温暖前線がある ・寒冷前線:冷たい空気が温かい空気の下にもぐりこむ ・温暖前線:温かい空気が冷たい空気の上に乗り上げる 冷たい空気 寒冷前線 温かい空気 温暖前線 雨の原因:低気圧と前線 低気圧や前線では、空気が上昇するため雲ができる 気圧が低いため周りの空気が 流入して上昇する 冷たい空気の上に暖かい空気 が乗り上げる形で上昇する 低気圧 空気が 上昇す る 前 線 寒冷前線 暖かい空気 温暖前線 空気が 上昇す る 冷たい空気 冷たい空気 台風の基:熱帯低気圧 熱帯地方で発生する低気圧 上昇気流が強まると、渦を巻 いた積乱雲の群れが熱帯低 気圧になります。冷たい空気 と温かい空気の接触はない ため、前線は伴ないません。 発達すると台風となる 大雨を降らせる原因 台風 北海道は台 風の経験が 少ない!! 強い勢力の まま接近! 台 熱低 赤道の近くでできる「熱帯 性低気圧」で中心付近の 最大風速が17.2m/秒 以上のものを日本では台 風と呼んでいる。 台風は海水温28度以上 の海域では発達する。 最近では北海道に近づい ても発達していて強い台 風も多い
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