応用情報処理V

応用情報処理V
第1回 プログラミングとは何か
2004年9月27日
コンピュータの構成要素
CPU
 手順書きに従って処理が行われる
 手順書きは「機械語」で行われる
 できることはさほどたいしたことはない



データの移動、四則演算、条件分岐など
機械語で記述された一連の手順を「実行オブジェク
ト」「実行プログラム」と呼ばれる

Windowsでは一般にファイルに収められている
メモリとCPU
記憶装置のメモリが実行に必要
 実行プログラムを、メモリに記録する。それを、CPU
が逐一解釈して処理を行う
 オペレーティングシステムではさらに複雑な処理も
行うが、ともかく、メモリという記憶領域が必要にな
ることを知っておく

プログラミングの必要性
プログラムを作らないと何もできない
 プログラムはすでに作られている
 それでも作る必要はある
 プログラミングを体験することで、コンピュータの仕
組みを深く理解できる

プログラミングの歴史
機械語・アセンブラ
 プログラミング言語
 構造化プログラミング
 オブジェクト指向プログラミング

Java言語について
C言語の改良版
 オブジェクト指向的な考え方を導入
 ネットワーク対応などで話題に
 Windowsとの兼ね合いで、限定した利用範囲では
ある

Javaの特徴
学習しやすいオブジェクト指向言語
 広いプラットフォームで利用できる
 ポインタの管理は不要


難しいメモリ管理はほとんどしなくてもいい
セキュリティに対する配慮
 充実したライブラリ

学習の目的
エンジニアになるのではない
 プログラミングの世界を通じて、コンピュータの動作
や考え方を理解する
 開発用アプリケーションを使って、ある意味、お手軽
にプログラミングを体験する
 ただし、ワープロなどを使うのとは違って、コン
ピュータ寄りにものごとを考えないといけないので、
そうした思考になれること
