大阪ミュージアム構想の事業推進フレーム 平成22年1月 都市魅力創造局 構想の経緯 基本的な考え方 大阪の新たな「まちの顔」「まちの空気感」づくりのために 「京都」=「古都」、神戸=「港町」、大阪=「?」いろんな 楽しいものがありすぎる。それを逆手にとって、「大阪」 =「ミュージアム」に見立てる。 構想推進のフロー 推進方針 大阪のまち全体をミュージアムに 府民と一緒に地域の魅力づくりを行う 大阪のまち全体を「ミュージアム」に見立て、地域資 源を発掘・再発見し、磨き・際立たせ、結び付けるこ とで、大阪のまちの魅力を高め、内外へ発信する。 大阪府は総合プロデューサーとなり、府民と一緒に 大阪のまちの魅力づくりを市町村や民間企業・団体 と連携しながら推進していく。 主な取組み(~21年度) 推進の視点 ①登録物(「展示品」「館内催し」) ①発掘・再発見 府内各地の魅力的な地域資源を発掘・ 再発見し、「展示品」、「館内催し」として 登録 ・御堂筋の魅力をより楽しんでいただく方向で展開 ②市町村補助金 ②御堂筋イルミネーション ・9事業に補助(下赤阪の棚田に来訪者用トイレの設置など) ・淀屋橋~北久宝寺町(約1.4㎞)で継続実施 ③おおさかカンヴァス ③御堂筋kappo2009 ・若手アーティスト、企業と連携し10箇所を目標に展開 ・大阪ミュージアムゾーンを展開 ④石畳と淡い街灯まちづくり事業 ④御堂筋イルミネーション ・光のルネサンスとも連携し淀屋橋~中央大通(約1.2㎞)で実施 ⑤MIDWAY OSAKA ②磨き・際立たせ 登録物を演出したり、新たな魅力を創 り出すなど、大阪ミュージアムを楽し める仕掛けづくり ・御堂筋イルミと連動し、御堂筋周辺の登録物の魅力をPR ・近代建築物のライトアップ ⑥水都大阪2009 ・交野七夕まつり(特別展)のオブジェを設置 ・水都大阪の魅力づくりのため、約500mの区間に11作品を制作 ・6地区で事業スタート ⑨大阪産(もん) ・水都などで展示即売やコラボ商品の開発(御堂筋イルミ弁当・ パン) ⑩特別展の開催 登録物どうしを“ストーリー性”をもたせ て結びつけ、それらの魅力を点から線 へ、線から面へ広げ、府の内外に発信 ・賑わい創出イベントなどの実施 ■登録物のさらな る活用による新 たな大阪の魅力 づくり ⑦木津川ウォールペインティング ⑧石畳と淡い街灯まちづくり事業 ③結び付け・発信 ■官民連携と府民 参画の一層の促 進による、事業 や地域の魅力づ くり ・河内地域で43件開催、うち9件に負担金 (下赤阪の棚田のライトアップの実施、太子聖燈会の拡充など) ⑪ホームページ等による情報発信 ・秋の水都まつり(仮称)等と特別展の連携 ⑥泳ぎたくなる川づくり ・都心の川で泳ぎ、水辺の楽しみづくりを実現 ⑦大阪マラソン(23年度) ・名所旧跡を駆け抜けるコース設定 B.地域の自主的な魅力づくりを支援 4,100万円(基金) ①特別展で泉州地域の登録物を活用した魅力づくりを実施 ②市町村補助金を活用して、歴史街道の道標などミニハード整 備を実施 ③大阪ミュージアムの推進関係者を集めた「大阪ミュージアム交 流会」の定期開催(企業連携) C.HPの府民参加型コンテンツの拡大 464万円(一財) D.登録物を活かした新たな魅力づくり ①ネット上で大阪ミュージアムショップを開設 ・そのため通販商品開発のための研修会「大阪道場」を開催。 ②地域情報誌で「大阪ミュージアムを巡る」というテーマで連載 ③大手小売業者の協力で大阪ミュージアム展と大阪産(もん)即 売会の検討 ④大阪検定と連携し魅力発見ツアーを検討 ⑤ロケ協と連携し登録物をロケ地として推奨 ・特別展、主要事業をプロモーションビデオにより魅力発信 ・市町村の魅力づくりを「ビフォー&アフター」として紹介 ・配信ネットワークを新たに創り、本年度、多数掲載実績あり。 構想を支える財源 「ふるさと納税」制度の活用などにより、 寄附金を積みたて、「特別展」の開催 や「市町村補助金」を通じて、地域の 魅力づくりを支援。 ⑤水都にぎわい創出 ・継続的な魅力発信に加え、登録物をめぐる府民おすすめコース の募集など ⑫旅行代理店やフリーマガジン、TV番組などへの、 季節イベントの情報提供 大阪ミュージアム基金 今後の展開(案)(22年度~) A.大阪のまちの魅力アップの主要事業 ①御堂筋kappo ・府民等からの推薦により1,166件を登録 ・大阪検定と連携して登録物をめぐるバスツアー開催 ●個人からの寄附 (H20:298件3,709万円、H21:101件299万円) ・リピーターの確保(地域の特別展の案内等を送付など) ●企業等からの寄附 (H20:31件3,312万円、H21:22件180万円) ・企業コラボ商品の開発(トイレットペーパー、定期預金、飲食セッ トメニューの開発など) ■継続的な寄附獲 得に向けた、企業 連携の拡大 大阪ミュージアム構想とは、「都市魅力創造戦略」に掲げる事業のうちから、「大阪のまち全体をミュージアムに」を基本コンセプトに、 大阪のまちの魅力を高め、内外に発信する事業を総合的に推進するもの。 元気で 笑顔あふれる 大阪に! E.企業への基金の協力PRの強化 ・重点地域に関連ある企業に集中的に働きかけ、基金の協力 依頼やコラボ商品を開発依頼を行う。 ・そのために、企業連携事例や寄附金活用事業事例をHP上 に掲示し、情報を発信する ※B・CがミュージアムGとしての予算要求事業 ● 大 阪 へ の 愛 着 の 高 ま り ● 地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ の 活 性 化 ● 地地 域域 経の 済ま のち 活づ 性く 化り の 促 進 と ● 大 阪 の イ メ ー ジ ア ッ プ と 集 客 大阪ミュージアム構想(OMC:”Osaka, The Museum” Concept)推進委員会の役割と進め方 基本的な考え方 推進方針 大阪のまち全体をミュージアムに 府民と一緒に地域の魅力づくりを行う 大阪のまち全体を「ミュージアム」に見立て、地域資 源を発掘・再発見し、磨き・際立たせ、結び付けるこ とで、大阪のまちの魅力を高め、内外へ発信する。 大阪府は総合プロデューサーとなり、府民と一緒に 大阪のまちの魅力づくりを市町村や民間企業・団体 と連携しながら推進していく。 OMC推進体制 OMC推進委員会 ・大阪ミュージアム構想の総合プロデューサーとしての役割を担うヘッドクォーター OMC推進委員会の役割 ①大阪ミュージアム構想のトータル プロデュース ②大阪ミュージアムの各事業の企画立案 ③全庁的な大阪ミュージアム構想の 推進・管理と評価 委員長 都市魅力創造局長 副委員長 都市魅力課長 委 員 OMC推進ブレーン 大阪ミュージアム企画委員会(現) 会長 橋爪 紳也 (大阪府立大学特別教授) 委員 江 弘毅 (㈱140B 取締役編集責任者) 民間非常勤職員(参与・特任主査) 都市魅力課職員 高崎 邦子 ((㈱JTB西日本 広報室長) + 壺井 勘也 (大阪芸術大学 教授) 民間登用メンバー 宮本 倫明 ((有)landa Associates代表) 都市魅力課 事務局 中村 あつ子 (都市魅力課長) OMC推進庁内連絡会議 (構成:OMC推進委員会副委員長、同事務局、各主要事業担当責任者) 大阪ミュージアム 特別展 御堂筋イ ルミネーション 水都にぎわい 創出 府民 泳ぎたくなる川 づくり 大阪カンヴァス 民間企業・団体 御堂筋カッポ 市町村 大阪マラソン 石畳と淡い街灯
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