人生を経済学で考える

意思決定
経済原論Ⅱ(ミクロ経済学)
第11/12回
畑農鋭矢
演習問題:
米価支持政策における消費者余剰、生産者余剰、社会
的余剰、死荷重損失を図示しなさい。
価
格
D(消費者)
S(農家)
pS
p
pD
O
x
xS
xD
需要・供給
需要・供給曲線と意思決定
• 需要曲線の意味
価格⇒消費者⇒需要量
(意思決定)
• 供給曲線の意味
価格⇒生産者⇒供給量
(意思決定)
• 消費者・生産者はどのように需要・供給量を決
めるのか。
⇒消費者・生産者の意思決定メカニズムは?
合理的な意思決定
(例)アルバイトの労働時間に関する意思決定
費用
便益
収入
損失(=犠牲にした
余暇時間の価値) (=時給×労働時間)
純便益(利得)
(=便益-費用)
収入-損失
合理的な意思決定
⇒純便益が最大になるような意思決定
純便益が最大になる条件は?
費用・便益と純便益
費用(損失)
費
用
・
便
益
便益(収入)
純便益
O
労働時間
純便益最大の点
純
便
益
O
曲線の頂点で純便益が最大
接線の傾きが0
X
この時間がもっとも得!
労働時間
純便益最大の条件
純便益
労働時間
大きさ
<X
=X
>X
労働時間を 労働時間を
追加的に+1 追加的に-1
最大でない 純便益増加 純便益減少
最大
純便益不変 純便益不変
最大でない 純便益減少 純便益増加
意思決定と限界分析
• 労働時間を追加的に+1
⇒追加的な純便益の変化・・・限界純便益
• 限界純便益= 限界便益 - 限界費用
(追加的な便益の変化) (追加的な費用の変化)
• 純便益最大化の条件
⇒限界純便益=0
⇒限界便益=限界費用
• 最も望ましい意思決定の下では
限界便益=限界費用が成り立つ。
消費者と生産者の意思決定
費用(支払)
消費者
支出
(=価格×需要)
生産者
生産費用
便益(収入)
利得
効用(満足)
効用-支出
売上
売上-費用
(=価格×供給)
利得が最大になるような意思決定
⇒限界便益=限界費用
効
用
(
費
用
)
【数学の学習】関数の形状
限界効用(費用)逓増 限界効用(費用)一定
限界効用(費用)逓減
O
需要・供給
【数学の学習】関数と変化(=限界):逓減
Y
の
変
化
Y
需要・供給
変化は右下がり!
需要・供給
【数学の学習】関数と変化(=限界):逓増
Y
の
変
化
Y
需要・供給
変化は右上がり!
需要・供給
費用・便益と利得
費用
費
用
・
便
益
限界便益=限界費用
効用
限界効用逓減
利得
O
X
需要
費用・便益と利得
限界費用逓増
費用
費
用
・
便
益
収入
利得
限界便益=限界費用
O
X
供給
需要曲線の意味
• 消費者の限界費用=限界支出=価格
限界便益=限界効用
• 最適化の条件
⇒価格=限界効用
この条件が成り立つように需要を決定
需
要
限
界
効
用
比較
価
格
需要曲線の意味
価 =限
格
界
効
用
需要曲線⇒高さは限界効用
限界効用逓減⇒右下がり
O
需要
需要曲線の位置:再論
価
格
D2
D1
D3
(不人気)
限界効用が
小さい
O
(人気)
限界効用
が大きい
需要
供給曲線の意味
• 生産者の限界費用=限界(生産)費用
限界便益=限界売上=価格
• 最適化の条件
⇒価格=限界費用
この条件が成り立つように供給を決定
供
給
限
界
費
用
比較
価
格
供給曲線の意味
価
限
格= 界
費
用
供給曲線⇒高さは限界費用
限界費用逓増⇒右上がり
O
供給
供給曲線の位置:再論
価
格
S3
S2
S1
(希少)
限界費用
が高い
O
(豊富)
限界費用
が低い
需要・供給量
2つの動きとシフト:再論
価
格
D1
「価格=限界効用」になるように需要が変化
E1’ 価格の変化に伴う動き
D2
E2
E1
価格以外の要因変化に伴う動き(シフト)
限界効用のパターンが変化
O
需要