タイトル: 星のソムリエ資格制度の全国普及モデルの開発 研究者 教材開発 星空案内人 市民 科学者と市民との連携で10年間アウトリーチ活動 科学者と市民を結ぶサイエンスコミュニケーター の重要性がわかる。 サイエンスコミュニケーターとして星のソムリエ が不足養成山形で成功 「星空案内人資格認定制度」を全国的に利用でき る内容のものにし、宇宙に関するサイエンスコミュ ニケーターの数を飛躍的に増加させることを最終的 な目標にすえます。(自然科学の普及の基本モデル となる。) 科学館、プラネタリウム、児童館、、、 の職員が研修として、山岳ガイド、音 楽家などが宇宙との融合を求めて 大きな到達力、普及が期待できる。 ■タイミング: 山形での成功を受け、全国から6団体が 協力に名乗りをあげてくれた。今年は試験実施と調査 (1)やまがた天文台 (2)いいで天文台 (3)郡山ふれあい科学館 達成目標 研究の唯一の機会 平成19年度より: (4)三鷹市+国立天文台 (5)和歌山大学 (6) 西はりま天文台(兵庫県立) 山形での成功を受けて全国普及モデルを完成する。 各科学館、公開天文台の環境の違いの克服方法の開発。山 形ほど星が見えない都市部対策(eg.三鷹、NPO東京支部)。 既存の講座、教室をもつ施設との共存・調和。施設ごと望 遠鏡など設備の違い。プラネタリウム解説員、4次元デジタ ル宇宙シアター解説員ライセンスへの拡張。 E-ラーニン グの利用。それぞれの対策案を実験したい。 自己評価パラメータ: 本制度採用の機関が全国で何箇所になるか。星のソム リエ(サイエンスコミュニケーター)が何人誕生するか、が端的な自己評価基準 になる。 本事業で「改善されたモデル」の結果を、日本公開天文台協会やプラネラリウ ム協会、天文学会等において紹介し組織的な全国普及。星空案内人(星のソ ムリエ)がボランティア活動として全国各地の学校、科学館、公民館などで活躍 する状態をめざします 今年度の開発チーム構成 星空案内人(星のソムリエ)全国普及モデル開発組織 H18年度開発モデル 山形大学の宇宙物理研究者 柴田、郡司、滝沢 やまがた天文台 星空案内人資格認定制度 NPO法人 小さな天文学者の会 大野他、約20名 全国普及 新モデル 天文台:西はりま天文台(坂元) 科学館:郡山市ふれあい科学館(安藤) 大学:和歌山大学(尾久土) 複合モデル協力:山形県飯豊町(いいで天文 E-ラーニング による講座受 講システム (山形大学) 面接選考で確認させていただきたい点 1 原稿モデルの「癖」が強い部分とは? 同制度を利用した星空案内人(サイエンスコミュニケーター、科学ボランティア)養成を したいという希望が全国から寄せられていますが、同時に、現在のモデルをそのまま コピーして実施するのは「癖」が強い部分があって難しいこともわかっています。 正しくは、「各地域の癖」を吸収することが全国展開のキーとなる。 山形では「星空案内ガイドツアー」ができる人材養成としてモデルを作っ た。三鷹では「学校での星空教室に特化したい」 「三鷹では星が見えな い。」西はりまでは、日本の文化と星の関係を学ばせたい。郡山では従来 やっていたボランティア養成講座との調整が必要。 星空・宇宙を通したサイエンスコミュニケーターのスキルは実際はかな り普遍的幅広いニーズを吸収した指導要領の必要性 地方の特色も生かしたい(普及にはこの要素も必要)選択項目を含んだ 指導要領の作成 都市部の施設と田舎の施設の連携システムの構築 日中できる講座キットの開発 対応マニュアルを作成して、全国普及を成功させる。 e-ラーニングのコストもかからないとすれば、実質的にはキットの 製作が主要な経費となるがこれは受講者の負担でできないのか? 項目4.では遠隔地授業のコンテンツを作成し、講義科目の認定が受けられるよう にします。必要なサーバーなどのハードウエアと講義配信システムは、山形大学高 等教育センターが平成19年度より配信を始めたシステムを利用させていただくこ とが決まっており、新たに開発する必要はありません。 e-ラーニングシステム(サーバーやソフト)に必要な経費はモデル事業 予算の一桁上の経費であり、このコストがかからずに済んだという意味 です。 E-ラーニングの番組作成、教材準備はわれわれ自身の手で行わ なければならない。このコストは計上。 受講者の負担は昨年は一講座 200円、この春はそれではまかなえなかっ たので 500円(×8回)いただいている。これは最低のプリント代と通 信費、事務員時給の一部に当てられ、講師の謝金、交通費、事務員謝金 の残りなどは大学予算および協力してくれている NPO法人から提供して もらっている。受講者の負担で講座を開催するには2000円(×8 回)くらい必要だろう。 本予算は、全国で普及できる制度(教材整備、指導要領など制度の整備、 全国のパイロット事業の調査など)開発費である。もちろんこれらは、 受講者からの費用でまかなう性質のものではない。
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