被災地でのボランティア活動について考えよう 写真提供:宮城県多賀城市 写真提供:宮城県多賀城市 写真提供:福島県南相馬市 ボランティア活動とは・・・ ・自分の意志で行う ・他の人や社会のために取り組む 写真提供:岩手県大槌町 ・さまざまなことが得られる 感動・喜び・充実感・達成感・人とのつながり など ・行政などの手の届かないところをカバー 地域や社会に役立つだけでなく,活 動する自分自身も豊かにしてくれる どんなものがあるの? ・高齢者,障害のある方の支援 ・子ども,青少年の支援 ・災害で被災した方の支援 ・国際交流,国際協力活動 ・自然や環境を守るための活動 ・安心安全な町づくり ・イベントなどの運営スタッフ ・その他 災害ボランティア 東日本大震災での災害ボランティア活動 福島 宮城 岩手 2011年3月11日 ~ 2012年2月11日 延べ人数で 926,200人 NPO,NGO関係者を除く 災害ボランティアの活動内容 被災地で行う活動 炊き出し 救援物資の受け入れ・仕分け・配布 避難行動要支援者の支援 被災家屋の片付け,復旧 安否確認 写真提供:岩手県山田町 見守り活動(子どもの世話,話し相手,心のケアなど) 被災地に来たボランティアの支援をする活動 被災地の外から支援する活動 災害義援金,救援物資の調達 写真提供:岩手県大槌町 災害ボランティア活動の基本1 ・被災地の情報収集 ボランティアを必要としているか。 安全面はだいじょうぶか。 ・災害救援ボランティアセンターに連絡 ・チームプレー ・ボランティア活動保険に入る 災害ボランティアは,チームで行動します。 リーダーの指示に従って行動しましょう。 万が一,けがをしたときのために保険に入ることに なっています。 ・食事,移動,宿泊は自分で ごみも持ち帰ります。 災害ボランティア活動の基本2 ・自分の健康状態をチェック・・・休憩も忘れずに ・安全第一・・・自分のできる活動を 無理な活動は思わぬ事故につながります。 休む勇気も大切です。 ・マナーのある行動と言葉遣いを心がける 「心のこもった言葉」をかけあうことを心がけましょう。 言葉は薬にも凶器にもなります。 話をじっくり聞くことも大切です。 ・被災者の気持ちやプライバシーを大切に 被災した家の片付けを手伝う際に,壊れた家具や 汚れた服などを勝手にごみだと判断しないようにし ましょう。どれも思い出の詰まった財産です。 災害ボランティア活動の基本3 持っていくものは・・・ 「多すぎず,少なすぎず」が原則。 雨具,電池,ごみ袋,飲料水,非常食,洗面具, 常備薬,うがい薬,健康保険証,携帯電話,地図など。 状況によっては,テント,寝袋も必要になります。 でも・・・最も大切なのは・・・・ こんな災害ボランティアはいらない! 観光ボランティア 短パン,スカート,ビーチサンダル・・・ 手ぶらボランティア 食事なし,着替えなし,お金もなし・・・ 自分勝手ボランティア せっかく来たんだから好きなことをさせてくれ・・・ 押しつけボランティア 「やってあげる」「助けてあげる」・・・ 言いなりボランティア できないことは引き受けない・・・安全確保 NPO NGO NPO による支援活動 非営利組織 お金をもうけるための活動をしない組織 NGO 非政府組織 政府ではない組織 東日本大震災では,多くのNPO,NGOが活躍 しました。行政の手の届かない部分への細や かな支援が大きな役割を果たしました。 (例)足の不自由な高齢者へ弁当を届ける 一人暮らしの人の安否確認をする 等
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