共通科目 コンピューターリテラシー a 第4回 電子メール入門 担当: 遠藤 美純 [email protected] 1 今回学ぶこと 電子メールとは? 電子メールの受信と送信 電子メールの利用に関する設定 電子メール利用上のマナー 2 前回の授業より レポートボックスの利用 レポートの提出先は絶対に間違えないこと レポートボックスにレポートを提出すると [email protected] からレポートを受 取った旨のメールが届く 必ずそのメールを読み、レポートを正しく提出でき たか確認すること 3 1. 電子メールとは? E-mail とも言う。 コンピューターのネットワークを利用して配送 が行なわれるデジタル版の手紙。 極めて短い時間で相手に送付できる 既にコンピューターネットワークを利用しているな らば、コストはほとんどかからない 多数の人に同じものを送付するのも容易 保存や整理、再利用が容易 4 2. 電子メールアドレス 電子メールアドレスは、「宛先」となる電子メー ルにおける「名前+住所」を示す。 名前にあたる部分: ユーザ名 住所にあたる部分: 利用するコンピューターの名 前 (ドメイン名) 電子メールアドレス: ユーザ名@ドメイン名 5 創価大学の場合 創価大学の場合 ドメイン名は soka.ac.jp となり、 ユーザー名はログイン時に用いる 「e+学籍番 号」となる。 学籍番号 e0121499 の場合: [email protected] が電子メールアドレスと なる。 6 3. 電子メールソフトの起動 スタートメニューから “Netscape Mail” を選択 する 7 Netscape Mail の画面 8 各フォルダの構成 ローカルフォルダは利用しない 9 4. 電子メールの受信 受信ボタンをクリックする。 パスワード (ログオンするときと同じもの) を入 力する。 自動的にメールが受信される。 10 電子メールの閲覧 通常受信したメールは受信トレイに入れられ る 受信トレイをクリックすると、受信したメール一 覧が表示される そこから閲覧したいメールを選択する 11 5. 電子メールの新規送信 作成アイコンをクリックする 宛先を入力する 件名を入力する メール本文を入力する 送信アイコンをクリックする 新たにメールを書く場合は、返信として電子メー ルを作成しないこと 12 電子メールに返信する 返信するメールを選択する 返信アイコンをクリックする メール本文を入力する 送信アイコンをクリックする 特定のメールに返信する場合は、メールを新規 作成せずに、 かならず「返信」として作成すること 13 6. アドレス帳を開く メニュー「ウィンドウ」→「アドレス帳」を選択 14 新規にアドレスを登録 アイコン「新しいカード」を選択 15 カードの記入 新規カードの項目を埋 め、「OK」をクリック メールアドレスは必ず 「半角」で! 16 アドレス帳を利用して メールを送信する アドレス帳のアイコンをクリック 17 宛先を選び、 「宛先」ボタンをクリック 18 7.添付ファイル 文書ファイルや画像ファイルなどを電子メー ルに添付(同封)することができる。 ひとつの封筒に手紙のほかに写真や、テー プなどを同封するのと同じ 19 ファイルを添付する 20 添付ファイルを見る 画像の場合はメール本文の表示欄に自動的 に表示される その他の添付ファイルは、添付ファイルのア イコンのみが表示されるので、そのアイコンを ダブルクリックする。 21 添付ファイル利用上の注意 あまり大きなファイルを添付しない 相手が電話回線などを利用している場合などと ても迷惑 不必要な添付はしない 単なるテキストを送るのに、Word ファイルやテキ ストファイルを添付しない 22 8. 電子メールのマナー 電子メールを送受信する際には、いくつか 守っておくべきマナーがある。 23 一行 30~35 文字程度で改行する 大体で構わないが、全角 30~35 文字程度で 改行を入れると、 どんなメールソフトでも読み やすく引用もしやすくなる。 余分な空白は入れない 一行毎に空白行を入れたりはしない。 全行頭に空白を入れたりしない 24 半角カナや機種依存文字は使わない 文字化けをふせぐため 半角カナを使わない アイウエオ など。(「アイウエオ」と全角を使う) 丸数字やローマ数字などの機種依存文字 を 使わない ①②③ やⅠⅡⅢなど 25 引用は必要なだけ適宜行う 返信としてメールを作成すると、元のメールを 引用できる。 メール全文を丸ごと引用したりしない。 署名を引用することも避ける。 26 元のメール 27 悪い例 28 適切な引用例 29 HTML メールは送らない HTML メールとは? ウェブページのように画像を埋め込んだり、文字 の大きさを変えるなどしたメール なぜ送ってはいけないのか? 相手が受信できるとは限らない ウィルスなどセキュリティ上の問題から敬遠され ている 30 迷惑メールを出さない “spam” メール 見ず知らずの不特定多数の人に大量に 送りつ ける宣伝広告などのメール チェーンメール 「このメールを多くの人に回してください」 と依頼 するメール。メールがメールを呼び、連鎖すること から チェーンメールと呼ばれる。 31 メールは正確かつ簡潔に 正式な手紙で必要になる頭語や結語、時候 の挨拶などは、 省略するのが普通 送信前に、宛先、本文をもう一度確認 件名 (Subject) は適切なものを 32 9.電子メールのセキュリティ ウィルスメールに注意 一般的に、知らない人や団体からのメールは 開かない、返信しない。 ウィルス感染の最大の経路は電子メール とにかく無視するのが無難。 電子メールの暗号化は、残念ながらまだ一般 的なものではない。 電子メールでクレジットカードの番号などを送信 することは今のところは避けるべきである。 33 10. 個人情報の設定 「編集」→「メールとグループ・アカウント」 34 名前の設定 名前の設定 電子メールアドレスだけでは誰からのメールか分 かりにくい。 設定した名前が差出人 (From:) として相手に表 示される。 35 署名の設定 メールの最後に署名を つけることによって、 ちょっとした情報を自動 的に挿入することがで きる。 36 署名の作成 メモ帳であらかじめ署名ファイルをつくり、 マ イドキュメントに保存してから、個人情報のと ころでそのファイルを指定する。 以前の授業で作成した署名ファイルを利用す る。 37 電子メールアドレスの設定 電子メールアドレスはすでに設定してある これを変更したりしないこと! 38 HTML メールは作成しない HTML メールを送らないようにあらかじめ設 定を行う 39 個人情報の設定 「編集」→「設定」→「メールとグループ」→「個人情報」 40 パスワードマネージャ ブラウザ同様、メールでもパスワードを記憶し てくれる機能がある。 パスワードを入力する際に、おなじダイアログ ボックス内の「このパスワードをパスワードマ ネージャで記憶する」にチェックを入れる 41 実習 実習 1 実習 2 メールの受信、レポートボックスからのメールの確認 名前と署名、HTMLメールの設定 アドレス帳の利用 画像ファイルを添付して自分自身宛てにメールを送信 実習 3 遠藤宛てに自己紹介、授業の感想、要望などを書いた メールを送信する。その際前回の授業で保存した画像を 添付すること。 42 返信メールの件名について 返信メールには自動的に「Re: (返信元のメー ルの件名)」が件名として付けられる Re: はラテン語で「~について」の意味 返信メールの場合、通常はわざわざ件名を 付けたり変更したりしないで、この「Re: (返信 元のメールの件名)」という件名を利用すれば よい 43
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